JP3829785B2 - 電話装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、親機と、それに接続可能な子機とを備える電話装置に関し、特に新たな子機を増設するときの制御に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、公衆電話回線に接続された、いわゆるコードレス電話機には、携帯可能な子機が付属されている。このような電話機においては、新たに子機が増設される場合、親機および増設される子機に対して所定の入力操作を行うことによって、増設される子機を登録することができる(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平1−218223号公報
【0004】
増設される子機を登録する場合、たとえば親機および増設される子機では、ともに増設操作モードといった特殊操作モードに切り替えられる。特殊操作モードに切り替えられると、親機は、子機に対して子機の登録を行うための登録コマンドを送信する。この登録コマンドは、制御チャネルによって送信されるが、親機と子機とでは、2つある制御チャネルのうち、互いに共通する、一方の制御チャネルによって接続を行う。このように、使用可能な制御チャネルを2つ有する通信制御方法をマルチチャネル制御と呼ぶ。このマルチチャネル制御の場合、親機と増設される子機とにおいて、同じチャネルを設定しておく必要がある。その後、子機は、登録コマンドを受信すると、その応答として応答コマンドを返送する。親機は、この応答コマンドが返送されるまで、登録コマンドをたとえば4秒間連続して送信する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、親機と増設される子機とで制御チャネルが一致していない場合、子機では、登録コマンドを受信することができず、一方、親機では、子機からの応答コマンドが4秒間経過しても返信されないので、互いの接続が不可となり、登録ミスを生じることがあった。登録ミスが生じた場合、ユーザは、制御チャネルが一致していないと判断し、たとえば親機側において手動で制御チャネルを変更するのであるが、この判断に余計な時間を費すことがあった。あるいは、制御チャネルの手動による変更操作自体が手間であるといった問題点があった。
【0006】
本発明は、上記の点に鑑みて提案されたものであって、マルチチャネル制御において新たに増設される子機の登録を容易に行うことのできる電話装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載した発明の電話装置は、回線を通じて相手先と通信可能な親機と、この親機に接続可能な子機とを備える電話装置であって、前記親機は、新たに登録される子機を登録するとき、予め設定された複数のチャネルのうちいずれかのチャネルを用いて子機を登録する旨の登録コマンドを前記新たに登録される子機に対して送信し、その後、前記子機からの応答コマンドがない場合、前記チャネルを切り替えて前記登録コマンドを再度送信する第1送信手段を有し、前記新たに登録される子機は、前記親機からのキャリアの有無を検出し前記キャリアがあり、かつ前記親機からの登録コマンドを受信した場合、登録に関する情報としてダイヤルキーによる番号入力を促す指示を表示する第1表示手段を有することを特徴としている。
【0008】
このような電話装置によれば、新たに増設される子機を登録する際、親機から増設される子機に対して子機を登録するための登録コマンドが送られ、子機からその登録コマンドに対する応答コマンドがない場合、親機は、子機に設定されているチャネル(たとえば制御チャネル)が親機に設定されている制御チャネルと異なっていると認識し、その制御チャネルを切り替えて再度登録コマンドを送信する。親機と子機とを接続するときには制御チャネルを一致させる必要があるが、上記のように、親機は、子機からの応答コマンドがない場合、制御チャネルが異なっていることを判別して制御チャネルの切り替えを自動で行い得る。そのため、ユーザは、制御チャネルがいずれに設定されているかといったことを意識する必要がなく、つまり従来のように手動で制御チャネルを切り換える必要がなく、利便性の高い電話装置とすることができる。また、新たに登録される子機においては、親機からのキャリアの有無を検出しこのキャリアがあり、かつ親機からの登録コマンドを受信した場合、登録に関する情報としてダイヤルキーによる番号入力を促す指示(たとえば所定の操作入力を促す指示)を表示するので、登録を行っているユーザは、適切なタイミングで容易にその旨を認識することができる。
【0009】
また、請求項2に記載した発明の電話装置は、請求項1に記載の電話装置であって、前記第1送信手段は、前記子機からの応答コマンドがない場合、前記チャネルの切り替えを所定回数繰り返して前記登録コマンドを送信する。
【0010】
このような電話装置によれば、請求項1に記載の電話装置による効果に加え、制御チャネルの切り替えをより確実に行うことができる。
【0011】
【0012】
【0013】
また、請求項3に記載した発明の電話装置は、請求項1または2に記載の電話装置であって、前記新たに登録される子機は、前記親機からのキャリアの有無を検出し前記キャリアがない場合、前記チャネルを切り替える切替手段をさらに有する。
【0014】
このような電話装置によれば、請求項1または2に記載の電話装置による効果に加え、増設される子機では、親機からのキャリアがない場合、制御チャネルが異なっていると認識し、その制御チャネルを切り替えて登録コマンドの受信状態となる。このように、子機は、親機からのキャリアがない場合、制御チャネルが異なっていることを判別して制御チャネルの切り替えを自動で行うことができる。
【0015】
また、請求項4に記載した発明の電話装置は、請求項1ないし3のいずれかに記載の電話装置であって、前記新たに登録される子機は、前記第1表示手段によって前記情報が表示された後、登録に関する操作入力がされた場合、前記親機に対して応答コマンドを送信する第2送信手段をさらに有する。
【0016】
このような電話装置によれば、請求項1ないし3のいずれかに記載の電話装置による効果に加え、子機から返信される応答コマンドによって、親機では、子機において増設登録に関する操作入力がされたことを認識することができる。
【0017】
また、請求項5に記載した発明の電話装置は、請求項4に記載の電話装置であって、前記親機は、前記子機からの応答コマンドを受信した際、前記子機に対して確認コマンドを送るとともに、新たに子機が登録された旨を記憶手段に記憶する制御手段をさらに有する。
【0018】
このような電話装置によれば、請求項4に記載の電話装置による効果に加え、親機において子機が増設したことを確実に認識することができる。
【0019】
また、請求項6に記載した発明の電話装置は、請求項5に記載の電話装置であって、前記親機は、前記制御手段によって前記子機に対して確認コマンドを送信した後、新たに子機が登録された旨を表示する第2表示手段をさらに有する。
【0020】
このような電話装置によれば、請求項5に記載の電話装置による効果に加え、親機において、ユーザは、増設される子機の登録が完了したことを認識することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態について添付図面を参照して説明する。
【0022】
図1は、本発明に係る電話装置の一例を示す概略ブロック構成図である。この電話装置は、ファクシミリ装置からなる親機1と、この親機1に無線によって通信可能な子機2とを備えて構成されている。
【0023】
親機1は、図示されていないが、たとえばインクジェット方式の印刷機能、画像読取機能(スキャナ機能)、および画像の通信機能等の各機能を複合的に備えたものである。親機1は、たとえばファクシミリデータを送信するときには、画像読取機能を用いて原稿を読み取り、読み取った原稿データを通信機能によって送り先に送信する。また、通信機能によってファクシミリデータを受信したときには、印刷機能を用いてファクシミリデータの内容を所定の記録用紙に印字する。なお、この親機1は、たとえばパーソナルコンピュータに接続された状態で独立した形で印刷装置やスキャナとして利用することもできる。また、印刷機能と画像読取機能とを連動させることで、コピー機として利用することもできる。
【0024】
親機1は、CPU10、NCU11、RAM12、モデム13、ROM14、NVRAM(不揮発性RAM:Non−Volatile RAM)15、ゲートアレイ16、コーデック17およびDMAC18を備え、それらは、バス19により相互に接続されている。バス19には、アドレスバス、データバスおよび制御信号線が含まれる。また、この親機1では、ゲートアレイ16に、読取部21、印刷部22、操作部23、表示部24、コードレス制御部25、コンパンダ26、および無線モジュール27が接続されて具備されている。NCU11には、公衆電話回線28が接続されている。コードレス制御部25には、EEPROM29およびコンパンダ26が接続されている。無線モジュール27は、コンパンダ26およびコードレス制御部25に接続されている。また、親機1には、図示しないマイクロフォンやスピーカを内蔵したハンドセットが接続されている。
【0025】
CPU10は、親機1全体の動作を制御するものである。NCU11は、公衆電話回線28に接続されることにより網制御を行うものである。RAM12は、CPU10の作業領域等を提供するものである。モデム13は、音声データやファクシミリデータの変調や復調等を行うものである。ROM14は、CPU10が実行すべきプログラム等を記憶するものである。NVRAM15は、データや各種の情報を記憶するものである。
【0026】
ゲートアレイ16は、CPU10と各部21〜27とのインターフェイスとして機能するものである。コーデック17は、音声信号やファクシミリデータ等の符号化や復号化を行うものである。DMAC18は、主にRAM12へのデータの書き込みや読み出しを行うものである。
【0027】
読取部21は、たとえばイメージセンサ、LED光源、および原稿送りモータ(いずれも図示せず)等を備え、CPU10の制御に応じてファクシミリ原稿等からイメージ画像を読み取るものである。
【0028】
印刷部22は、感熱方式またはインクジェット方式等により文字や図形等の画像をモノクロまたはカラーで印刷するものである。
【0029】
操作部23は、図2に示すように、ダイヤルキー23A、ジョグダイヤルキー23B、その他の操作キー等を備え、ユーザのキー操作による入力信号をCPU10に伝えるものである。
【0030】
表示部24は、同じく図2に示すように、たとえば液晶ディスプレイパネル24Aを備え、この液晶ディスプレイパネル24Aに動作状態や操作ガイダンス等を表示するものである。
【0031】
無線モジュール27は、図示しないアンテナを備え、制御チャネルや通話チャネルを用いて各子機2との間で音声信号や各種のデータのやり取りを行う。
【0032】
コンパンダ26は、子機2から無線モジュール27を介して送られる音声信号およびデータ信号を切り分けて、音声信号をCPU10側に、データ信号をコードレス制御部25側に送るものである。また、逆にCPU10側からの音声信号やデータ信号を無線モジュール27に送るものである。
【0033】
コードレス制御部25は、子機2との通信に関する制御を行うものであり、EEPROM29は、コードレス制御部25によって制御され、たとえば子機2の台数や増設された子機2のID番号等を記憶するためのものである。
【0034】
子機2は、たとえば住宅内において親機1が設置された部屋とは異なる部屋等に仮設置される。子機2は、図1に示すように、制御部41、ROM42、RAM43、およびEEPROM44等が備えられ、これらは互いにバス45によって接続されている。制御部41には、無線モジュール46、コンパンダ47、操作部48および表示部49が接続されている。無線モジュール46は、コンパンダ47が接続されている。また、コンパンダ47には、スピーカ51およびマイクロフォン52が接続されている。
【0035】
制御部41は、子機2の全体動作を制御するものである。ROM42は、制御部41が実行すべきプログラム等を記憶するものである。RAM43は、制御部41の作業領域等を提供するものである。EEPROM44は、データや各種の情報を記憶するものであり、特に、親機1のID番号や自己のID番号を記憶する。
【0036】
操作部48は、図3に示すように、ダイヤルキー48A、セレクトキー48B、およびその他の操作キー等を備え、ユーザの操作に応じた入力信号を制御部41に伝えるものである。
【0037】
表示部49は、同じく図3に示すように、たとえば液晶ディスプレイパネル49Aを備え、この液晶ディスプレイパネル49Aに動作状態や操作ガイダンス等を表示するものである。
【0038】
無線モジュール46は、図示しないアンテナを備え、制御チャネルや通話チャネルを用いて親機1や他の子機2との間で音声信号や各種のデータのやり取りを行う。
【0039】
コンパンダ47は、親機1から無線モジュール46を介して送られる音声信号およびデータ信号を切り分けて、音声信号をスピーカ51に、データ信号を制御部41に送るものである。また、マイクロフォン52からの音声信号や制御部41からのデータ信号を無線モジュール46を介して親機1に送るものである。
【0040】
スピーカ51およびマイクロフォン52は、これらによって、親機1や他の子機2との間で通話が可能なようにされるものである。
【0041】
次に、この構成における上記電話装置の制御動作を、図4および図5に示すフローチャートを参照して説明する。なお、この電話装置では、親機1および増設される子機2がそれぞれ、通常の動作モードとは異なる、子機増設操作モードに切り替えられて、新たに増設される子機2の登録が行われる。
【0042】
まず、親機1のコードレス制御部25は、図4に示すように、子機増設操作モードに設定すべく操作がされたか否かを判別する(S1)。ユーザによって、操作部23から子機増設操作モードに設定すべく操作がされた場合(S1:YES)、番号入力の設定操作がされたか否かを判別する(S2)。ここで、番号入力における番号とは、新たに登録される子機2の一桁のID番号をいう。番号入力の設定操作がされた場合(S2:YES)、コードレス制御部25は、子機2に対して子機を登録するための登録コマンドを無線モジュール27を介して送信する(S3)。
【0043】
次いで、コードレス制御部25は、登録コマンドに対する、子機2からの応答コマンドが受信されたか否かを判別する(S4)。応答コマンドが受信されない場合(S4:NO)、所定時間(たとえば4秒)経過したか否かが判別され(S5)、所定時間経過していない場合(S5:NO)、ステップS3の登録コマンドを送信する処理に戻る。すなわち、親機1では、登録コマンドを送信してその応答コマンドが受信されない場合、所定時間経過するまで登録コマンドを送信し続ける。
【0044】
ステップS5において、所定時間経過した場合(S5:YES)、ステップS3〜S5に至る一連の動作(登録コマンドの送信後、応答コマンドを受信せずに所定時間経過するまでの動作)の繰り返し回数が所定回数(たとえば2、3回)未満であるか否かが判別される(S6)。繰り返し回数が所定回数(たとえば2、3回)未満である場合(S6:YES)、親機1側で設定されている制御チャネルを切り替える(S7)。
【0045】
すなわち、コードレス制御部25では、制御チャネル(たとえば「46」チャネル)を登録コマンドに含めて送信している場合、子機2から応答コマンドの返答が所定時間ないとき、制御チャネルをたとえば「89」チャネルに変更する。そして、再度、登録コマンドにそれを含めて子機2に対して送信する(S4)。
【0046】
また、ステップS6において、繰り返し回数が所定回数を超えた場合(S6:NO)、子機2との間で何らかの通信に関する異常があったとみなして処理を終了する。
【0047】
このように、新たに増設される子機2が登録される際、親機1から子機2に対してそれを登録するための登録コマンドが送られ、子機2からその登録コマンドに対する応答コマンドがない場合、親機1は、子機2に設定されている制御チャネルが親機1に設定されている制御チャネルと異なっていると認識し、その制御チャネルを切り替えて再度登録コマンドを送信する。親機1と子機2とを接続するときには制御チャネルを一致させる必要があるが、親機1は、子機2からの応答コマンドがない場合、制御チャネルが異なっていることを判別して制御チャネルの切り替えを自動で行い得る。そのため、ユーザは、制御チャネルがいずれに設定されているかといったことを意識する必要がなく、つまり従来のように手動で制御チャネルを切り換える必要がなく、利便性の高い電話装置とすることができる。
【0048】
ステップS4において、コードレス制御部25は、子機2から応答コマンドを受信したとき(S4:YES)、その応答コマンドの確認として確認コマンドを子機2に対して送信する(S8)。そして、増設完了処理として、EEPROM29に、その時点で認識している子機2の台数や新たに登録した子機2のID番号等を記憶させる(S9)。その後、表示部24の液晶ディスプレイパネル24Aに増設完了した旨を表示する(S10)。これにより、ユーザは、新たな子機2の増設登録が完了したことを認識することができる。
【0049】
次に、子機2における制御動作について、図5に示すフローチャートを参照して説明する。
【0050】
まず、子機2の制御部41は、子機増設操作モードに設定すべく操作がされたか否かを判別する(T1)。ユーザによって、子機増設操作モードに設定すべく操作がされた場合(T1:YES)、親機1からのキャリアがあるか否かを検出し(T2)、親機1からのキャリアがある場合(T2:YES)、制御部41は、親機1からの登録コマンドが受信されたか否かを判別する(T4)。
【0051】
また、親機1からのキャリアがない場合(T2:NO)、制御チャネルを切り換える(T3)。すなわち、子機2では、制御チャネルをたとえば「46」チャネルに設定している場合、何らかの原因で親機1からのキャリアが届かないとき、制御チャネルをたとえば「89」チャネルに変更する。
【0052】
すなわち、親機1と子機2とを接続するときには制御チャネルを一致させる必要があるが、親機1からのキャリアがない場合、子機2では、制御チャネルが異なっていると認識し、その制御チャネルを切り替えて登録コマンドの受信状態となる。このように、子機2においても、親機1からのキャリアがない場合、制御チャネルが異なっていることを判別して制御チャネルの切り替えを自動で行うことができる。
【0053】
制御部41は、ステップT4において、登録コマンドが受信されないと判別した場合(T4:NO)、所定時間(たとえば20秒)経過したか否かを判別し(T5)、所定時間経過していない場合(T5:NO)、ステップT2のキャリアを検出する処理に戻る。
【0054】
ステップT4において、親機1からの登録コマンドを受信したとき(T4:YES)、図6に示すように、表示部49の液晶ディスプレイパネル49Aに番号入力の設定入力を促す旨を表示する(T6)。これにより、登録を行っているユーザは、子機2において、設定入力すべきタイミングおよび設定入力すべき旨を容易に認識することができる。
【0055】
次いで、制御部41は、番号入力の設定がされたか否かを判別する(T7)。番号入力の設定がされない場合(T7:NO)、登録コマンドが受信中であるか否かを判別する(T8)。登録コマンドが受信中である場合(T8:YES)、ステップT6に戻り、番号入力の設定入力を促す旨の表示を継続する。登録コマンドが受信中でない場合(T8:NO)、その表示を消す(T9)。
【0056】
ステップT7において、番号入力の設定がされた場合(T7:YES)、番号入力の設定入力を促す旨の表示を消灯する(T10)。そして、制御部41は、親機1に対して応答コマンドを送信し(T11)、その後、親機1からの確認コマンドが受信したか否かを判別する(T12)。確認コマンドが受信されない場合(T12:NO)、所定時間(たとえば4秒)経過したか否かが判別され(T13)、所定時間経過していない場合(T13:NO)、ステップT11の応答コマンドを送信する処理に戻る。
【0057】
確認コマンドが受信された場合(T12:YES)、増設完了処理(T14)として、表示部49の液晶ディスプレイパネル49Aに増設完了した旨を表示したり、鳴動音を出力したりする。これにより、ユーザは、子機2の増設登録が完了したことを認識することができる。
【0058】
なお、本願発明は、上記実施形態に限定されるものではない。たとえば、親機1および子機2の内部構成は、図1に示した構成に限らない。また、子機2の表示部49に、表示されるメッセージの内容は、図6に示したものに限定されるものではない。また、上記実施形態では、電話装置は、公衆電話回線28に接続されて適用されたが、これに代えて、IP電話等によるインターネット網が適用されてもよい。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載した発明の電話装置によれば、新たに増設される子機を登録する際、親機から子機に対して増設子機を登録するための登録コマンドが送られ、子機からその登録コマンドに対する応答コマンドがない場合、親機は、子機に設定されているチャネル(たとえば制御チャネル)が親機に設定されている制御チャネルと異なっていると認識し、その制御チャネルを切り替えて再度登録コマンドを送信する。親機と子機とを接続するときには制御チャネルを一致させる必要があるが、上記のように、親機は、子機からの応答コマンドがない場合、制御チャネルが異なっていることを判別して制御チャネルの切り替えを自動で行い得る。そのため、ユーザは、制御チャネルがいずれに設定されているかといったことを意識する必要がなく、つまり従来のように手動で制御チャネルを切り換える必要がなく、利便性の高い電話装置とすることができる。また、新たに登録される子機においては、親機からのキャリアの有無を検出しこのキャリアがあり、かつ親機からの登録コマンドを受信した場合、登録に関する情報としてダイヤルキーによる番号入力を促す指示(たとえば所定の操作入力を促す指示)を表示するので、登録を行っているユーザは、適切なタイミングで容易にその旨を認識することができる。
【0060】
また、請求項2に記載した発明の電話装置によれば、請求項1に記載の電話装置による効果に加え、制御チャネルの切り替えをより確実に行うことができる。
【0061】
【0062】
さらに、請求項3に記載した発明の電話装置によれば、請求項1または2に記載の電話装置による効果に加え、増設される子機では、親機からのキャリアがない場合、制御チャネルが異なっていると認識し、その制御チャネルを切り替えて登録コマンドの受信状態となる。このように、子機は、親機からのキャリアがない場合、制御チャネルが異なっていることを判別して制御チャネルの切り替えを自動で行うことができる。
【0063】
さらに、請求項4に記載した発明の電話装置によれば、請求項1ないし3のいずれかに記載の電話装置による効果に加え、子機から返信される応答コマンドによって、親機では、子機において増設登録に関する操作入力がされたことを認識することができる。
【0064】
さらに、請求項5に記載した発明の電話装置によれば、請求項4に記載の電話装置による効果に加え、親機において子機が増設したことを確実に認識することができる。
【0065】
さらに、請求項6に記載した発明の電話装置によれば、請求項5に記載の電話装置による効果に加え、親機において、ユーザは、増設される子機の登録が完了したことを認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電話装置の概略ブロック構成図である。
【図2】親機のパネル面を示す図である。
【図3】子機の外観図である。
【図4】親機の制御動作を示すフローチャートである。
【図5】子機の制御動作を示すフローチャートである。
【図6】子機の表示部における表示画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置(親機)
2 子機
25 コードレス制御部
28 公衆電話回線
41 制御部
49 表示部(子機の)
49A 液晶ディスプレイパネル(子機の)

Claims (6)

  1. 回線を通じて相手先と通信可能な親機と、この親機に接続可能な子機とを備える電話装置であって、
    前記親機は、
    新たに登録される子機を登録するとき、予め設定された複数のチャネルのうちいずれかのチャネルを用いて子機を登録する旨の登録コマンドを前記新たに登録される子機に対して送信し、その後、前記子機からの応答コマンドがない場合、前記チャネルを切り替えて前記登録コマンドを再度送信する第1送信手段を有し、
    前記新たに登録される子機は、
    前記親機からのキャリアの有無を検出し、前記キャリアがあり、かつ、前記親機からの前記登録コマンドを受信した場合、登録に関する情報としてダイヤルキーによる番号入力を促す指示を表示する第1表示手段を有することを特徴とする電話装置。
  2. 前記第1送信手段は、前記子機からの応答コマンドがない場合、前記チャネルの切り替えを所定回数繰り返して前記登録コマンドを送信する、請求項1に記載の電話装置。
  3. 前記新たに登録される子機は、前記親機からのキャリアの有無を検出し前記キャリアがない場合、前記チャネルを切り替える切替手段をさらに有する、請求項1または2に記載の電話装置。
  4. 前記新たに登録される子機は、前記第1表示手段によって前記情報が表示された後、登録に関する操作入力がされた場合、前記親機に対して応答コマンドを送信する第2送信手段をさらに有する、請求項1ないし3のいずれかに記載の電話装置。
  5. 前記親機は、前記子機からの応答コマンドを受信した際、前記子機に対して確認コマンドを送るとともに、新たに子機が登録された旨を記憶手段に記憶する制御手段をさらに有する、請求項4に記載の電話装置。
  6. 前記親機は、前記制御手段によって前記子機に対して確認コマンドを送信した後、新たに子機が登録された旨を表示する第2表示手段をさらに有する、請求項5に記載の電話装置。
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