JP3829245B2 - ディスペンサー洗浄用アダプター - Google Patents

ディスペンサー洗浄用アダプター Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ディスペンサー洗浄用アダプターに関するもので、更に詳細には、例えば、生ビールディスペンサーの配管経路の洗浄時に用いるディスペンサー洗浄用アダプターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、生ビールディスペンサーの配管経路を洗浄する場合、ディスペンスヘッドをビール樽から取外し、洗浄液(水)を収容した洗浄用容器のアダプターに装着し、その後洗浄用容器内に炭酸ガスを注入して、洗浄液をディスペンサーの配管経路に流して洗浄している。
【0003】
この種のディスペンサー洗浄用アダプターとしては、例えば特願平11−156318号公報に開示されているものがある。このディスペンサー洗浄用アダプターは、ディスペンサー洗浄用容器の口部に取り付けられる連結部と、締結手段を介してディスペンスヘッドを着脱可能に装着する装着部と、この装着部の底部中央に設けられる液流通路と、この液流通路の外周近傍に設けられる圧送ガス流通路とを一体形成した構造である。このように構成されるディスペンサー洗浄用アダプターを用いてディスペンサーを定期的に洗浄することができ、ディスペンサーの衛生面の管理及びビールの品質の維持を図ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のディスペンサー洗浄用アダプターにおいては、液流通路及び圧送ガス流通路は洗浄用容器の口部に比べてかなり小さく形成されているため、洗浄用容器の内部の確認(点検)がしづらく、洗浄用容器内の洗浄液の量から洗浄状態を確認することが難しいという問題があった。また、液流通路には洗浄用容器下部付近まで延びるサイホンチューブが取り付けられるため、ディスペンスヘッドを外した後に洗浄用容器内に残った洗浄液を排出するとき、洗浄用容器を逆さにしても洗浄液は圧送ガス流通路からしか排出できないので、洗浄液の排出に多くの時間を要していた。更に、炭酸ガスが漏れないようにアダプターは洗浄用容器に一定のトルクで締付け固定されているため、ディスペンスヘッドは容易に外せなく、外せたとしても一定トルクで締付け直さなければならないという問題があった。
【0005】
この発明は上記事情に鑑みなされたもので、洗浄用容器内の確認(点検)を容易にすると共に、洗浄を容易にし、かつ、洗浄用容器内に残った洗浄液の排出を容易に行えるようにするディスペンサー洗浄用アダプターを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、ディスペンサー洗浄用容器の口部に取り付けられてディスペンスヘッドを装着するアダプター本体と、液流通路と圧送ガス流通路を有する流体案内部材とを具備し、 上記流体案内部材は、上記液流通路を構成する筒状基部と、この筒状基部の上端に形成される外向きフランジ部とを具備し、外向きフランジ部は、上記アダプター本体の内周径より小径であって、上記圧送ガス流通路を有し、かつ上記内向きフランジ部に対して着脱可能に形成されると共に、この外向きフランジ部の外周下面に、上記内向きフランジ部の内周縁部に密着する第2のシール部材を装着してなることを特徴とする。
【0007】
このように構成することにより、ディスペンサーを洗浄するときには、洗浄用容器に取り付けられたアダプター本体に、流体案内用部材を装着すると共に、ディスペンスヘッドを装着した状態で、圧送ガスを洗浄用容器内に供給することで、洗浄用容器内の洗浄液をディスペンサー側へ流して洗浄を行うことができる。また、洗浄用容器内を確認(点検)する場合には、アダプター本体から流体案内部材を取り外して、洗浄用容器内を確認(点検)することができる。また、流体案内部材を取り外した状態で、洗浄用容器を逆さにして容器内に残留する洗浄液を排出することができる。
【0008】
また、アダプター本体の内周径より小径である外向きフランジ部の外周下面に、内向きフランジ部の外周縁部に密接する第2のリング状シール部材を装着するので、アダプター本体に対する流体案内部材の取り付け、取り外しを容易にすることができると共に、両者間の気水密性を維持することができる。
【0009】
請求項記載の発明は、請求項記載のディスペンサー洗浄用アダプターにおいて、 上記アダプター本体の内向きフランジ部の外周縁部に、上方に向かって拡径するテーパ面を形成し、 上記流体案内部材の外向きフランジ部の外周下面及び外周側面に、下方に向かって縮径するテーパ面を形成すると共に、このテーパ面部に周溝を形成し、かつ、この周溝に第2のシール部材を嵌合装着してなることを特徴とする。
【0010】
このように構成することにより、アダプター本体の内向きフランジ部と流体案内部材の外向きフランジ部の外周下面及び外周側面にテーパ面を形成することにより、流体案内部材をアダプター本体に装着し易くすると共に、アダプター本体と流体案内部材の気水密性を更に向上することができる。
【0011】
請求項記載の発明は、請求項記載のディスペンサー洗浄用アダプターにおいて、 上記流体案内部材の外向きフランジ部の下面の対向する両側部に、第2のシール部材の抜け止め用突片を突設してなることを特徴とする。
【0012】
このように構成することにより、抜け止め用突片によって第2のシール部材が押さえられるので、第2のシール部材が不用意に脱落するのを防止することができる。また、抜け止め用突片のない部分から、シール部材の取り外しを容易にすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明のディスペンサー洗浄用アダプターの実施形態について、添付図面に基づいて詳細に説明する。
【0014】
◎第一実施形態
図1は、この発明のディスペンサー洗浄用アダプターの使用状態を示す概略構成図、図2は、ディスペンサー洗浄用アダプターの装着状態を示す半部断面図、図3は、ディスペンサー洗浄用アダプターの平面図(a)、半部断面図(b)及び(b)のI−I線に沿う要部断面図(c)、図4は、ディスペンサー洗浄用アダプターの分解斜視図である。
【0015】
上記ディスペンサー洗浄用アダプターP(以下にアダプターPという)は、図1及び図2に示すように、ディスペンサー洗浄用容器2(以下に洗浄用容器2という)の口部20に取り付けられて、ディスペンスヘッド1を装着するアダプター本体3と、洗浄用容器2内の洗浄液例えば水を排出する液流通路40と、洗浄用容器2内へ圧送ガス例えば炭酸ガスを流入する圧送ガス流通路41とを有する流体案内部材4とで主に構成されている。この場合、流体案内部材4はアダプター本体3に対して着脱可能に装着されている。
【0016】
上記アダプター本体3は、例えばプラスチィック製部材にて形成されている。このアダプター本体3は、図2、図3及び図4に示すように、略円筒状に形成されており、下端開口部30aの内周面に洗浄用容器2の口部20に設けられた雄ねじ部21にねじ結合する雌ねじ部31が形成されている。
【0017】
また、アダプター本体3の中間部には、先端から下方へ垂下する垂下片32aを有する内向きフランジ部32が形成されている。この場合、内向きフランジ部32と垂下片32a及び側壁32bによって凹溝33が形成され、この凹溝33に洗浄用容器2の口部20上面に密接し得る第1のシール部材である第1のOリング5が装着されている。
【0018】
また、アダプター本体3の上端開口部30bには、ディスペンスヘッド1の取付鍔部10が着脱可能に係合する凹状の装着部34が形成されている。この場合、装着部34には、ディスペンスヘッド1の取付鍔部10を締結すべく対向する2箇所に内方に向かって突出する係合突起35が突設されている。なお、係合突起35の下面35aの角部には、テーパ面35bが形成されている(図3(c)参照)。なお、この場合、取付鍔部10は、少なくとも係合突起35より大きな切欠(図示せず)が形成されている。
【0019】
このように形成される装着部34の係合突起35にディスペンスヘッド1の取付鍔部10に設けられた図示しない切欠を合致させて、取付鍔部10を装着部34内に挿入して、そして、水平方向に回転させることで、取付鍔部10が係合突起35のテーパ面35bに案内されて係合突起35の下面に係合する。これによって、ディスペンスヘッド1がアダプター本体3に装着される。なお、アダプター本体3を取り外す場合は、上記操作と逆の操作によって取付鍔部10の切欠を係合突起35に合致させて取り外すことができる。
【0020】
また、上記装着部34の下部には、装着部34内周より縮径し内向きフランジ部32まで延在する段付き部36が形成されている。この段付き部36の周壁36aの適宜位置(この場合4箇所)には、この段付き部36の段部頂面36bから下部に向かって洗浄用容器2のガス抜きを行う切欠溝36cが穿設されており、また、この切欠溝36cから排出される炭酸ガスを外部に排出するために、アダプター本体3の上端開口部30bの縁部上面の対向する例えば2箇所に、炭酸ガス排出用の排出溝37が穿設されている(図3参照)。
【0021】
なお、アダプター本体3の外側部には、上部から垂下されるリブ片38が適宜位置(この場合4箇所)に突設されており、このリブ片38をもってアダプター本体3を回転させることにより、洗浄用容器2の口部20に容易に取り付けることができるようになっている。また、アダプター本体3の外側部の下部付近の例えば一箇所に、外側部から内側部へ貫通しねじ部を設けるねじ孔39が穿設されており、このねじ孔39に止めねじ39aを螺合することによって、アダプター本体3と洗浄用容器2の取付けを強固にすることができるようになっている。
【0022】
上記流体案内部材4は、アダプター本体3と同様に、例えばプラスチック製部材にて形成されている。この流体案内部材4は、図3及び図4に示すように、液流通路40を構成する筒状基部42と、この筒状基部42の上端に形成される外向きフランジ部43とで形成されている。この場合、外向きフランジ部43は、上記アダプター本体3の内周径より小径に形成され、液流通路40の外周の同心円上に適宜間隔をおいて複数(図面では4個の場合を示す)の円弧溝状の圧送ガス流通路41が穿設されている。また、筒状基部42の下端には、筒状基部42より小径のパイプ取付部44が形成されており、このパイプ取付部44に、洗浄用容器2内に挿入されるサイホンチューブ45が取り付けられている(図1〜図3参照)。
【0023】
また、上記外向きフランジ部43の外周下面43aには、アダプター本体3に形成される内向きフランジ部32の外周縁部32cに密接する第2のシール部材である第2のOリング6が装着されている。この場合、第2のOリング6は、外向きフランジ部43の外周側面43bに形成された周溝43cに、嵌合装着されている。
【0024】
上記のように構成されるアダプターPを使用する場合は、まず、洗浄用容器2の口部20にアダプター本体3に形成される内向きフランジ部32を第1のOリング5を介在して装着する。通常は、予め洗浄用容器2の口部20にアダプター本体3を装着しておく。この装着されたアダプター本体3の上端開口部30bから流体案内部材4を挿入して、アダプター本体3の内向きフランジ部32の外周縁部上面に、流体案内部材4の外向きフランジ部43に装着された第2のOリング6を密接して装着する。そして、ディスペンスヘッド1の取付鍔部10の切欠(図示せず)をアダプター本体3の係合突起35に合致させて装着部34内に挿入した後、ディスペンスヘッド1を回転して取付鍔部10を係合突起35とを係合させる。これにより、ディスペンスヘッド1の取付鍔部10が流体案内部材4の外向きフランジ部43を押圧した状態に締結されるので、第2のOリング6がアダプター本体3の内向きフランジ部32の外周縁部に密着される。したがって、アダプターPの気水密性が維持される。
【0025】
ディスペンサー7を洗浄するには、図1に示すように、ディスペンスヘッド1にガスホース80及び減圧弁81を介して圧送ガス供給源である炭酸ガスボンベ8を接続する一方、ディスペンスヘッド1の上部に形成された排出口11にビールホース70を介してディスペンサー7を接続する。このように接続されたディスペンスヘッド1は、バルブ(図示せず)の操作レバー12が設けられており、操作レバー12をもってバルブを開放することによって、炭酸ガスボンベ8から供給される炭酸ガス流通路41を介して洗浄用容器2内に充填された洗浄液すなわち水を加圧し、この水をサイホンチューブ45を介して液流通路40を通り、ビールホース70を介してディスペンサー7に入り、タップ71から排出して洗浄作業を行うことができる。
【0026】
このように構成されるアダプターPによれば、アダプター本体3と流体案内部材4が着脱可能に形成されているので、ディスペンスヘッド1を取り外した後に、アダプター本体3に装着された流体案内部材4を取り外すことができる。したがって、流体案内部材4を取り外した状態で、洗浄用容器2内を確認(点検)することができるので、洗浄用容器2内の水の量を確認して確認状況を知ることができる。また、洗浄作業が終了した後、洗浄用容器2を逆さにして、洗浄用容器2内に残った水を排出することができる。
【0027】
◎第二実施形態
図5は、この発明のディスペンサー洗浄用アダプターPの第二実施形態を示す半部断面図(a)、(a)のA部拡大図(b)及び(a)のII−II線に沿う断面図(c)である。
【0028】
第二実施形態は、アダプター本体3と流体案内部材4との気水密性を更に向上させるようにした場合である。すなわち、アダプター本体3の内向きフランジ部32の外周縁部32cに、上方に拡径するテーパ面32dを形成し、流体案内部材4の外向きフランジ部43の外周下面43a及び外周側面43bに、下方に向かって縮径するテーパ面43dを形成すると共に、このテーパ面43d部に周溝43cを形成し、かつ、この周溝43cに第2のOリング6を嵌合装着した場合である。
【0029】
なお、第二実施形態において、その他の部分は上記第一実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
【0030】
このように、アダプター本体3の内向きフランジ部32の外周縁部32cに、上方に拡径するテーパ面32dを形成する一方、流体案内部材4の外向きフランジ部43の外周下面43a及び外周側面43bに、下方に向かって縮径するテーパ面43dを形成することにより、アダプター本体3に対する流体案内部材4の装着及び取外しをスムーズに行うことができる。また、第2のOリング6がアダプター本体3の内向きフランジ部32に設けられたテーパ面32dに密接するので、接触面積が増大し、気水密性を向上させることができる。
【0031】
◎第三実施形態
図6は、この発明のディスペンサー洗浄用アダプターPの第三実施形態を示す拡大断面図である。
【0032】
第三実施形態は、第2のOリング6が流体案内部材4から不用意に脱落するのを防止し、また、第2のOリング6が摩耗等によって交換する場合には、流体案内部材4から取り外せるようにした場合である。すなわち、アダプター本体3の内向きフランジ部32の外周縁部32cに、上方に拡径するテーパ面32dを形成し、流体案内部材4の外向きフランジ部43の外周下面43a及び外周側面43bに、下方に向かって縮径するテーパ面43dを形成すると共に、このテーパ面43d部に周溝43cを形成し、かつ、この周溝43cに第2のOリング6を嵌合装着し、更に、外向きフランジ部43の下面の対向する両側部に、第2のOリング6の抜け止め用突片43eを突設した場合である。
【0033】
なお、第三実施形態において、その他の部分は上記第一及び第二実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
【0034】
このように、外向きフランジ部43の下面の対向する両側部に、第2のOリング6の抜け止め用突片43eを突設することにより、第2のOリング6が抜け止め用突片43eで固定されるので、流体案内部材4から不用意に脱落するのを防止することができる。また、第2のOリング6が摩耗等によって劣化した場合、両抜け止め用突片43e以外に露出した部分を摘んで第2のOリング6を流体案内部材4の周溝43cから取り外すことができる。なお、新しい第2のOリング6を取り付ける場合は、まず、新しい第2のOリング6の両端を、両抜け止め用突片43eに係合させた後、残りの部分を周溝43c内に嵌合させればよい。
【0035】
【発明の効果】
以上に詳述したように、この発明のディスペンサー洗浄用アダプターは、上記のように構成されているので、以下のような優れた効果が得られる
【0036】
(1)請求項1記載の発明によれば、ディスペンサーを洗浄するときには、洗浄用容器に取り付けられたアダプター本体に、流体案内用部材を装着すると共に、ディスペンスヘッドを装着した状態で、圧送ガスを洗浄用容器内に供給し、洗浄用容器内の洗浄液をディスペンサー側へ流して洗浄を行うことができるので、ディスペンサーの洗浄を容易に行うことができる。また、容器に取り付けられたアダプター本体から流体案内部材を取り外すことができるので、ディスペンサー洗浄用容器内の確認(点検)を容易に行うことができる。これにより、洗浄用容器内の洗浄液の状況を知ることができるので洗浄作業を容易にすることができる。また、流体案内部材を取り外した状態で、洗浄用容器を逆さにして洗浄用容器内に残留する洗浄液を排出することができるので、残留した洗浄水の排水作業が容易に行うことができる。
【0037】
(2)また、アダプター本体の内周径より小径である外向きフランジ部の外周下面に、内向きフランジ部の外周縁部に密接する第2のシール部材を装着することによって、アダプター本体に対する流体案内部材の着脱を容易にすると共に、両者間の気水密性を維持することができる。
【0038】
(3)請求項記載の発明によれば、アダプター本体の内向きフランジ部の外周縁部と流体案内部材の外向きフランジ部の外周下面及び外周側面にテーパ面を形成することにより、上記(1)、(2)に加えて、更に流体案内部材をアダプター本体に装着し易くすると共に、更にアダプター本体と流体案内部材の気水密性を向上することができる。
【0039】
(4)請求項記載の発明によれば、流体案内部材の外向きフランジ部の下面の対向する両側部に突設された抜け止め用突片によって第2のシール部材が係止されるので、上記(3)に加えて、第2のシール部材が不用意に脱落するのを防止することができる。また、抜け止め用突片のない部分から、シール部材の取り外しを容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のディスペンサー洗浄用アダプターの使用状態を示す概略構成図である。
【図2】 この発明のディスペンサー洗浄用アダプターの装着状態を示す半部断面図である。
【図3】 この発明のディスペンサー洗浄用アダプターの平面図(a)、半部断面図(b)及び(b)のI−I線に沿う要部断面図(c)である。
【図4】 この発明のディスペンサー洗浄用アダプターの分解斜視図である。
【図5】 この発明のディスペンサー洗浄用アダプターの第二実施形態を示す半部断面図(a)、(a)のA部拡大図(b)及び(a)のII−II線に沿う断面図(c)である。
【図6】 この発明のディスペンサー洗浄用アダプターの第三実施形態を示す半部断面図である。
【符号の説明】
P ディスペンサー洗浄用アダプター
1 ディスペンスヘッド
2 ディスペンサー洗浄用容器
3 アダプター本体
4 流体案内部材
5 第1のOリング(第1のシール部材)
6 第2のOリング(第2のシール部材)
20 口部
32 内向きフランジ部
35 係合突起
35b テーパ面
40 液流通路
41 炭酸ガス通路(圧送ガス通路)
42 筒状基部
43 外向きフランジ部
43d テーパ面
43e 抜け止め用突片

Claims (3)

  1. ディスペンサー洗浄用容器の口部に取り付けられてディスペンスヘッドを装着するアダプター本体と、液流通路と圧送ガス流通路を有する流体案内部材とを具備し、
    上記アダプター本体は、第1のシール部材を介してディスペンサー洗浄用容器の口部に当接する内向きフランジ部を有する略円筒状に形成されると共に、上端開口の内周縁に、ディスペンスヘッドの締結用係合突起を具備し、
    上記流体案内部材は、上記液流通路を構成する筒状基部と、この筒状基部の上端に形成される外向きフランジ部とを具備し、外向きフランジ部は、上記アダプター本体の内周径より小径であって、上記圧送ガス流通路を有し、かつ上記内向きフランジ部に対して着脱可能に形成されると共に、この外向きフランジ部の外周下面に、上記内向きフランジ部の内周縁部に密着する第2のシール部材を装着してなることを特徴とするディスペンサー洗浄用アダプター。
  2. 請求項記載のディスペンサー洗浄用アダプターにおいて、
    上記アダプター本体の内向きフランジ部の外周縁部に、上方に向かって拡径するテーパ面を形成し、
    上記流体案内部材の外向きフランジ部の外周下面及び外周側面に、下方に向かって縮径するテーパ面を形成すると共に、このテーパ面部に周溝を形成し、かつ、この周溝に第2のシール部材を嵌合装着してなることを特徴とするディスペンサー洗浄用アダプター。
  3. 請求項記載のディスペンサー洗浄用アダプターにおいて、
    上記流体案内部材の外向きフランジ部の下面の対向する両側部に、第2のシール部材の抜け止め用突片を突設してなることを特徴とするディスペンサー洗浄用アダプター。
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