JP3828564B1 - 埋設管及びその敷設方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】セグメントの管軸方向の接続を安価にかつ容易に行う。
【解決手段】下セグメント2を管軸方向に配列して隣接端部同士を接続し、この下セグメント2の上に上セグメント3を管軸方向に配列して隣接端部同士を接続するとともに前記下セグメント2と割面で固定した埋設管であって、上下セグメント3,2の管軸方向の接続を雌雄結合により行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、排水管や電設管として用いられる埋設管及びその敷設方法に関するものである。
特許文献1には、下セグメントを管軸方向に配列して隣接端部同士を接続し、この下セグメントの上に上セグメントを管軸方向に配列して隣接端部同士を接続しており、前記上下各セグメントの管軸方向の接続がフランジ接続によるものが開示されている。
実開昭57−22582号公報
セグメントの隣接端部を管軸方向にフランジ接続すると、フランジ間のシールとボルト締結とを必要としコスト高になると共に接続作業が面倒である。
本発明は、このような問題点を解決し得る埋設管及びその敷設方法を提供することを目的とする。
本発明は、セグメントをその隣接端部同士を雌雄結合することにより、安価にかつ容易に管軸方向の接続ができるようにした埋設管を提供すること目的とする。
また、本発明は、セグメントをその隣接端部同士を雌雄結合することにより、安価にかつ容易に管軸方向の接続ができる埋設管の敷設方法を提供すること目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、埋設管に次の手段を講じた。
即ち、下セグメント2を管軸方向に配列して隣接端部同士を接続し、この下セグメント2の上に上セグメント3を管軸方向に配列して隣接端部同士を接続するとともに前記下セグメント2と割面で固定した埋設管において、
前記下セグメント2は隣接端部の一方に下外周突条部5Dを有する下雄部6Dを形成し、隣接端部の他方に他の下セグメント2の下雄部6Dの下外周突条部5Dに嵌合する溝8Dを有する下雌部9Dを形成しており、
前記上セグメント3は、隣接両端部に上外周突条部5Uを有する上雄部6Uを形成した上雄セグメント7と、隣接両端部に前記上外周突条部5Uに嵌合する溝8Uを有する上雌部9Uを形成した上雌セグメント10とを備えており、前記上雄セグメント7と上雌セグメント10とを交互に接続している。
これによって、上セグメント3は上雄セグメント7と上雌セグメント10との雌雄結合により、また下セグメント2も雌雄結合により、安価にかつ容易に管軸方向に接続することができる。しかも、上雄セグメント7を動かすことなく上雌セグメント10を着脱でき、詰まり補修等のメンテナンス作業が容易となる。
前記上セグメント3の接続位置が下セグメント2の接続位置と管軸方向にずらしている。
これによって、上セグメント3の着脱時に、下セグメント2の接続位置に与える負荷を小さくできる。
前記上雄セグメント7を下セグメント2の接続位置を管軸方向に跨いで設け、前記上雌セグメント10が下セグメント2の接続位置を管軸方向に跨いでいるか、又は下セグメント2の接続位置間の中途部上に設けている。
これによって、上セグメント3の着脱時に、下セグメント2の接続位置に与える負荷を小さくできる。
前記上下セグメント3,2の少なくとも下セグメント2の外周面に管軸方向に一定の間隔をあけて周方向に長い補強用リブ15を設けており、下セグメント2の下補強用リブ15Dの底面側にころがり防止部16を形成している。
これによって、ころがり防止部16が下セグメント2の下当接面4Dを常時水平位置に保つので、管軸方向の接続時に水平出しの微調整が不要となり、埋設管1の簡便かつ効率的な敷設が可能となる。また、埋設管1を高強度な構造にできる。
前記上セグメント3の上当接面4U及び下セグメント2の下当接面4Dの縁に上下固定用のフランジ部18を形成し、上下各フランジ部18U、18Dに締結具19を挿通する挿通孔20を管軸方向に沿って複数形成し、前記上フランジ部18Uの挿通孔20Uを下フランジ部18Dの挿通孔20Dより多く又は長く形成している。
これによって、上下セグメント3,2の寸法精度を吸収して管軸方向に接続することができ、上下セグメント3,2の確実な接続を可能とする。
前記上雄セグメント7又は上雌セグメント10のいずれか一方に、地表側に延びる垂直管21を一体成形している。
これによって、垂直管21の継合作業が不要となり、敷設作業の効率化が図れる。
前記目的を達成するため、本発明は、埋設管の敷設方法に次の手段を講じた。即ち、
前記埋設管1を使用して、水平調整された敷設面22に複数の下セグメント2を載置し、この下セグメントの下雌部9Dに隣接する下セグメント2の下雄部6Dを雌雄結合して、管軸方向に複数の下セグメント2を接続しながら敷設し、
前記隣接された複数の下セグメント2上に、上雄セグメント7を管軸方向に上雌セグメント10の管軸方向長さに相当する間隔をあけて、上下当接面4U、4Dを対面しながら載置し、前記上雄セグメント7の間に上雌セグメント10を、上雄セグメント7の上雄部6Uに上雌セグメント10の溝8Uを嵌合させて載置し、管軸方向に複数の上雄セグメント7と上雌セグメント10とを交互に接続し、
前記上下セグメント3,2の割面を締結具19で固定する。
これによれば、埋設管1の敷設作業が容易になる。
本発明の埋設管によれば、セグメントをその隣接端部同士を雌雄結合することにより、安価にかつ容易に管軸方向の接続ができる。
本発明の埋設管の敷設方法によれば、セグメントをその隣接端部同士を雌雄結合することにより、安価にかつ容易に管軸方向の接続ができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。なお、Uを付加した符号で示される部位あるいは構成部材はいずれも上側、Dを付加した符号で示される部位あるいは構成部材はいずれも下側を示している。
図1〜3において、本発明の第1実施形態の埋設管1は、管軸方向に配列しそれぞれの隣接端部同士が雌雄結合して接続している上セグメント3と下セグメント2とを上下に組み合わして成っている。
前記下セグメント2は、埋設管1を管軸方向に沿って上下に二分割した下半分側であって、一端側に下外周突条部5Dを有する下雄部6Dが形成され、他端側に他の下セグメント2の下外周突条部5Dに嵌合する溝8Dを有する下雌部9Dが形成されている。
前記下外周突条部5Dは、断面視略コの字状に外周面から径外側に突出しており、周方向に亘って連続して一体形成されている。また、前記溝8Dは前記下外周突条部5Dより径大な内径を有する下雌部9D内周面に、前記下外周突条部5Dと同様に断面視がコの字状に陥没形成されると共に、周方向に亘って連続して形成されており、下外周突条部5Dに他の下セグメント2の溝8Dが嵌合して下セグメント2の管軸方向の移動を規制すると共に水密にシールする雌雄結合が構成されている。
また、前記溝8Dに管軸方向に隣接している内周面の内、他端側に形成される内周面は、一端側に形成される内周面より、下セグメント2の管壁厚さの分だけ内径が大きく形成され、下セグメント2の他端側の溝8Dに他の下セグメント2の一端側の下外周突条部5Dを上方から嵌合させると、隣接する下セグメント2が径方向にずれることなく管軸方向に直線的に接続できるようになっている。
前記下セグメント2の管軸方向中途部の外周面には、下補強用リブ15Dが管軸方向に複数条形成されており、埋設管1の強度を向上させている。前記下外周突条部5Dに溝8Dが嵌合した下セグメント2の接続部は前記下補強用リブ15Dより周方向に径大で管軸方向に幅広な補強用のリブとしても機能し、埋設管1の強度をさらに向上させることを可能としている。この下補強用リブ15Dは、下セグメント2の外周面の周方向に亘って上端側を当接して一体成形されており、底面側には水平状のころがり防止部16が設けられ、敷設作業において下セグメント2の敷設面22でのころがりが防止できるようになっている。
前記下セグメント2は管壁上端側に管軸方向に亘って径内側が陥没した段付形状の下当接面4Dを形成しており、この下当接面4Dの径外側に隣接して、下雌部9Dを有する他端側及び前記下補強用リブ15Dと管軸方向に対応した位置に、板状の下フランジ部18Dが径外側に庇状に張り出すと共に前記ころがり防止部16と平行に形成されており、敷設面22を水平調整すれば下セグメント2を水平調整しなくても敷設できるように構成されている。
前記上セグメント3は、埋設管1を管軸方向に沿って上下に二分割した上半分側であって、前記下セグメント2はほぼ同じ管軸方向長さを有する1組の上雄セグメント7と上雌セグメント10とで構成され、各上雄セグメント7及び上雌セグメント10は下セグメント2の約半分の管軸方向長さを有しており、これらの上雄セグメント7と上雌セグメント10とが管軸方向に交互に接続されている。
前記上雄セグメント7は、管軸方向両端側に上雄部6Uを形成しており、この上雄部6Uにより隣接する前記上雌セグメント10と嵌合結合するようになっている。前記上雄部6Uは、断面視略コの字状に外周面から径外側に突出した上外周突条部5Uを有しており、この上外周突条部5Uは上雄セグメント7の両端側の外周面に周方向に亘って一体形成されている。
前記上雌セグメント10は管軸方向両端部に上雌部9Uを形成しており、この上雌部9Uは管軸方向の中途部より径大に形成されると共に、その内周面には断面視略コの字状に内周面から径外側に陥没形成される溝8Uが、上雌部9Uの内周面に周方向に亘って連続して陥没形成されており、前記上雄セグメント7の上外周突条部5Uに径外方向から嵌合して、管軸方向に上雄セグメント7と上雌セグメント10とが移動するのを規制すると共に、水密に管軸方向にシールできるようになっている。
前記上雌セグメント10の内周面の内、前記溝8Uより管軸方向の開口端側に形成される内周面は、前記溝8Uより管軸方向の中途側に形成される内周面より、上雄セグメント7の管壁厚さの分だけ径大に形成され、上雄セグメント7の端部側の上外周突条部5Uに上雌セグメント10の一端側の溝8Uを上方から嵌合させると、上雄セグメント7と上雌セグメント10とが径方向にずれることなく管軸方向に直線的に接続できるようになっている。
前記上雄セグメント7及び上雌セグメント10の管軸方向の中途部には、上補強用リブ15Uが形成されている。前記上補強用リブ15Uは、断面視略コの字状に外周面から径外側に突出して、上雄セグメント7及び上雌セグメント10の外周面に周方向に亘って一体形成されており、埋設管1の強度を向上させている。また、前記上雄セグメント7の一端側に形成された上外周突条部5Uに、管軸方向に隣接する上雌セグメント10の一端側の溝8Uが嵌合している、下セグメント2の接続箇所は、前記下補強用リブ15Dより周方向に径大で管軸方向に幅広な補強用のリブとして機能し、埋設管1の強度をさらに向上させることを可能としている。
前記上雄セグメント7及び上雌セグメント10は管壁下端側に管軸方向に亘って径内側が下方に突出した段付形状の上当接面4Uを形成しており、前記下セグメント2の下当接面4Dと上下に嵌合して上セグメント3の水平方向の移動を規制すると共に、上下セグメント3,2を水密にシールできるようになっている。
前記上当接面4Uの径外側に隣接して、かつ上補強用リブ15U及び前記上雌セグメント10の上雌部9Uと管軸方向に対応する位置に、板状の上フランジ部18Uが外周面から径外側に庇状に張り出して形成されており、前記上下フランジ部18U、18Dを締結具19を介して締結することで上雄セグメント7及び上雌セグメント10を下セグメント2に接続できるようになっている。
図3において、本発明の埋設管1の敷設方法は、以下の(A)から(C)の順に行われる。
図3(A)において、掘削され、予め水平調整された敷設面22上に、下セグメント2をころがり防止部16を面接させて載置しており、前記ころがり防止部16は下フランジ部18Dと平行に形成されているので、予め水平調整された敷設面22上に前記下セグメント2を水平調整作業を行わずに敷設することができる。
また、下セグメント2の管軸方向一端側の下雄部6Dの下外周突条部5Dに、隣接する他の下セグメント2の管軸方向他端側の下雌部9Dの溝8Dを上方から嵌合して管軸方向に2つの下セグメント2を接続しており、前記下雄部6Dと下雌部9Dとが嵌合して下セグメント2の管軸方向の移動を規制され、下セグメント2は管軸方向に水密にシールされている。
図3(B)において、管軸方向に接続された前記下セグメント2の接続位置上方から、即ち下セグメント2の接続位置の上方に上雄セグメント7の管軸方向中途部の上補強用リブ15Uが位置し、かつ前記接続位置を挟んで隣接する2つの下セグメント2のそれぞれの管軸方向中途部上に上雄セグメント7の管軸方向両端部が位置するように、上雄セグメント7を下セグメント2の接続位置を跨いで設けており、上雄セグメント7を固定すれば下セグメント2も管軸方向に固定できる。
前記上雄セグメント7は、下セグメント2の管軸方向長さの約半分に形成され、下セグメント2の接続位置を跨いで、管軸方向に上雌セグメント10の管軸方向長さに相当する間隔をあけて設置され、上雄セグメント7の間に前記上雌セグメント10を嵌め込んでいる。
前記上雄セグメント7は、その上フランジ部18Uが下セグメント2の下フランジ部18Dと管軸方向に対応する位置にあり、上フランジ部18Uの複数の挿通孔20Uのいずれかと、下セグメント2の下フランジ部18Dの挿通孔20Dとを連通して締結具19で締結しており、前記上雄セグメント7が隣接する下セグメント2の上下方向の移動を規制して、前記上雄セグメント7の固定によって下セグメント2を管軸方向に接続固定する。
図3(C)において、前記上雌セグメント10は、管軸方向に間隔をあけて固定されている2つの上雄セグメント7間に、下当接面4Dに上当接面4Uが面接するように、上方から載置固定する。
前記上雌セグメント10は、両端側の上雌部9Uの溝8Uが、前記上雄セグメント7のそれぞれ相対する上雄部6Uの上外周突条部5Uに、上方から嵌合しており、前記上雄セグメント7の管軸方向の移動を規制すると共に、上雌セグメント10と上雄セグメント7とを水密にシールする。
前記上雌セグメント10の上フランジ部18Uは、前記下フランジ部18Dの上方に面接し、かつ上フランジ部18Uの挿通孔20Uは下フランジ部18Dの挿通孔20Dと連通状態になるように、締結具19で上下フランジ部18U,18Dが固定されており、締結具19の着脱に応じて係脱自在な上雌セグメント10が、上雄セグメント7の管軸方向及び上下方向の移動を規制するので、上雌セグメント10をメンテナンス作業時に係脱可能となっている。
図4において、本発明の第2実施形態の埋設管1は、上雄セグメント7及び上雌セグメント10の双方が下セグメント2の接続位置を跨いで設けられており、詰まりの発生しやすい下セグメント2の管軸方向の接続箇所のメンテナンス作業を可能としている。
前記上雄セグメント7及び上雌セグメント10がいずれも下セグメント2とほぼ同じ管軸方向長さを有しており、セグメントの点数を減らしてコストダウンさせることができるようになっている。特に、下セグメント2を上雄セグメント7と上雌セグメント10と同様な隣接両端部に雄部6または雌部6のいずれかを有する2種類のセグメントを管軸方向に交互に備える構成とすることで、射出成形の金型を共通化して製造コストを低減することができるようになる。
また、上下フランジ部18U,18Dは管軸方向に連続的に設けられ、締結具19と挿通孔20とが管軸方向に間隔をあけて設けられていると共に、挿通孔20Uは挿通孔20Dより管軸方向に長い長孔形状に形成されており、上セグメント3の取り付けにおいて管軸方向の位置がずれることがあっても、そのずれを吸収して上セグメント3が確実に固定できようにされている。
図5において、本発明の第3実施形態の埋設管1は、前記上雌セグメント10の管軸方向中途部に一端を接続して、管軸方向と垂直に延びる垂直管21を一体形成しており、垂直管21の継合に別途作業を要することなく、前記上雌セグメント10を用いるだけで済むので、垂直管21の敷設が容易となる。
なお、前記垂直管21を一体に設けるのは、前記上雄セグメント7と上雌セグメント10とのいずれかでも良いが、本実施形態では上雌セグメント10に設けたものを示す。
本発明は前記実施形態における各部材の形状およびそれぞれの前後・左右・上下の位置関係は、図1〜5に示すように構成することが最良である。しかし、前記実施形態に限定されるものではなく、部材、構成を種々変形したり、組み合わせを変更したりすることもできる。
前記埋設管1の材質は、鋼鉄等の金属製、コンクリートや繊維強化コンクリートなどの無機材料製、またはこれらの混合物を用いて成形されるが、環境負荷軽減と製造コストの低減の観点からフライアッシュと廃プラスチックとの混合物を射出成形しても良い。また、成型方法は射出成形に限定されず、接合、ボルト係止等の既知の成型方法で構成しても良い。
前記下セグメント2を上セグメント3と同様に、上雄セグメント7及び上雌セグメント10と同一形状のものとしても良い。これによって、射出成形の金型を上下セグメント3,2で共通化することができ、製造コストの低減が可能となる。
前記上下セグメント3,2の締結具19に限らず公知の係止手段、例えば溶接や蝋付けなどでも良く、前記上下セグメント3,2の形状は、円筒形状に限定されず、断面視多角形状であっても良い。
第1実施形態の埋設管の分解斜視図である。 第1実施形態の埋設管の一部断面正面図である。 第1実施形態の埋設管の敷設方法を示す説明図である。 第2実施形態の埋設管の一部断面正面図である。 第3実施形態の上雌セグメントの断面図である。
符号の説明
1 埋設管
2 下セグメント
3 上セグメント
4 当接面
5 外周突条部
6 雄部
7 上雄セグメント
8 溝
9 雌部
10 上雌セグメント
15 補強用リブ
16 ころがり防止部
18 フランジ部
19 締結具
20 挿通孔
21 垂直管
22 敷設面

Claims (7)

  1. 下セグメント(2)を管軸方向に配列して隣接端部同士を接続し、この下セグメント(2)の上に上セグメント(3)を管軸方向に配列して隣接端部同士を接続するとともに前記下セグメント(2)と割面で固定した埋設管において、
    前記下セグメント(2)は隣接端部の一方に下外周突条部(5D)を有する下雄部(6D)を形成し、隣接端部の他方に他の下セグメント(2)の下雄部(6D)の下外周突条部(5D)に嵌合する溝(8D)を有する下雌部(9D)を形成しており、
    前記上セグメント(3)は、隣接両端部に上外周突条部(5U)を有する上雄部(6U)を形成した上雄セグメント(7)と、隣接両端部に前記上外周突条部(5U)に嵌合する溝(8U)を有する上雌部(9U)を形成した上雌セグメント(10)とを備えており、前記上雄セグメント(7)と上雌セグメント(10)とを管軸方向に交互に接続していることを特徴とする埋設管。
  2. 前記上セグメント(3)の接続位置が下セグメント(2)の接続位置と管軸方向にずらしていることを特徴とする請求項1に記載の埋設管。
  3. 前記上雄セグメント(7)を下セグメント(2)の接続位置を管軸方向に跨いで設け、前記上雌セグメント(10)が下セグメント(2)の接続位置を管軸方向に跨いでいるか、又は下セグメント(2)の接続位置間の中途部上に設けていることを特徴とする請求項1又は2に記載の埋設管。
  4. 前記上下セグメント(3,2)の少なくとも下セグメント(2)の外周面に管軸方向に一定の間隔をあけて周方向に長い補強用リブ(15)を設けており、下セグメント(2)の下補強用リブ(15D)の底面側にころがり防止部(16)を形成していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の埋設管。
  5. 前記上セグメント(3)の上当接面(4U)及び下セグメント(2)の下当接面(4D)の縁に上下固定用のフランジ部(18)を形成し、上下各フランジ部(18U、18D)に締結具(19)を挿通する挿通孔(20)を管軸方向に沿って複数形成し、前記上フランジ部(18U)の挿通孔(20U)を下フランジ部(18D)の挿通孔(20D)より多く又は長く形成していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の埋設管。
  6. 前記上雄セグメント(7)又は上雌セグメント(10)のいずれか一方に、地表側に延びる垂直管(21)を一体成形していることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の埋設管。
  7. 前記請求項1〜6のいずれか1項に記載の埋設管(1)を使用して、水平調整された敷設面(22)に下セグメント(2)を載置し、この下セグメント(2)の下雌部(9D)に隣接する下セグメント(2)の下雄部(6D)を雌雄結合して、管軸方向に複数の下セグメント(2)を接続しながら敷設し、
    前記接続された複数の下セグメント(2)上に、上雄セグメント(7)を管軸方向に上雌セグメント(10)の管軸方向長さに相当する間隔をあけて、上下当接面(4U、4D)を対面しながら載置し、前記上雄セグメント(7)の間に上雌セグメント(10)を、上雄セグメント(7)の上雄部(6U)に上雌セグメント(10)の溝(8U)を嵌合させて載置し、管軸方向に複数の上雄セグメント(7)と上雌セグメント(10)とを交互に接続し、
    前記上下セグメント(3,2)の割面を締結具(19)で固定することを特徴とする埋設管の敷設方法
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