JP3828530B2 - 半導体メモリ - Google Patents

半導体メモリ Download PDF

Info

Publication number
JP3828530B2
JP3828530B2 JP2003339877A JP2003339877A JP3828530B2 JP 3828530 B2 JP3828530 B2 JP 3828530B2 JP 2003339877 A JP2003339877 A JP 2003339877A JP 2003339877 A JP2003339877 A JP 2003339877A JP 3828530 B2 JP3828530 B2 JP 3828530B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
address
decoder
circuit
memory cell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003339877A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004006057A (ja
Inventor
賢一 今宮
信治 宮野
勝彦 佐藤
友章 矢部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2003339877A priority Critical patent/JP3828530B2/ja
Publication of JP2004006057A publication Critical patent/JP2004006057A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3828530B2 publication Critical patent/JP3828530B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)

Description

この発明は時分割動作する半導体メモリに関し、特に動作周波数を向上させるデコード系周辺回路に関する。
半導体メモリにおいてデータの出し入れを高速化する一手段としてパイプライン方式がある。パイプライン方式はメモリアクセスを時分割動作させる手法で、メモリアクセスを2から3段のパイプラインステージに分割して、高い周波数でのデータ転送を実現する。
図16は外部クロックを用いた従来のアドレス信号カウントアップのタイミングチャートである。外部からクロックを取り込み内部でアドレス信号を生成するタイプであり、外部クロックをここではリードイネーブル信号/RE(信号REの反転信号あるいは立下がりの信号)と呼ぶ。図は例として3ビットのアドレス信号を示している。
図17は図16の信号が与えられる必要構成部分を抜き出して示すカラム系デコード手段の回路図である。カラムゲート105 はアドレスバッファ内に構成されるアドレスレジスタ101 〜103 の出力に応じて動作されるデコーダ104 を介して制御される。カラムゲート105 の電流通路の一端はメモリセルのデータを保持しておくデータレジスタ106 に、他端はデータの入出力端I/Oに繋がる。
図16、図17を参照しながら以下説明する。アドレスレジスタ101 〜103 の保持するアドレス信号(A2 ,A1 ,A0 )は、信号/REの周期T1 中において、(A2 ,A1 ,A0 )を(0,0,0)から(0,0,1)へとインクリメントする。(A2 ,A1 ,A0 )はアドレスバッファが保持しているアドレス信号であり、(A2d,A1d,A0d)はデコーダの受けるアドレス信号である。
すなわち、アドレスレジスタが保持するアドレス信号の変化に対し、デコーダ104 は信号/REの立下がりでそのアドレス信号を受ける。つまり、実際のアドレス信号出力は周期T2 に入ってからであり、この周期T2 でアドレス信号(0,0,1)のセルの選択、選択されたセルのデータをデータレジスタへラッチする動作が行われ、周期T3 で図示しない出力バッファからデータ出力される。このように、アドレス信号のカウントアップを1周期先取りしてこれに要する時間を節約した構成となっている。これにより、アドレス信号に応じたメモリの読み出し動作が短い周期で可能になる。
上述したように、アドレス信号は実際に周期T2 になってからデコーダへ向かって出力される。よって、アドレスバッファ(アドレスレジスタ)からデコーダに至るまでの遅延時間DTが周期T2 のサイクルに加わることになる。すなわち、周期T2 では、指定されたアドレス信号に対応したデコード動作を経てからデータレジスタ106 を介して対応するメモリセル内のアドレスにアクセスするといった実質的なメモリアクセス動作が行われるのが現状である。
よって、周期T2 はビット線やデータ線に電位が伝達される等のアナログ動作領域を含む回路を動作させ、メモリアクセス動作の中で最も時間のかかるクリティカルパスを有する。従って周期T2 で実質的にメモリデバイスの動作周波数が律速される。このような周期T2 に遅延時間DTが含まれていることは、今後クロックの周期を極力短くする等のさらなる動作高速化が極めて困難になる。
また、メモリデバイスには、不良メモリセル救済用のリダンダンシ回路を備えたデバイスがよく知られている。リダンダンシ回路は不良メモリセルに対応するアドレス信号が入力されたことを検知して該当の不良メモリセルへのアクセスを中止し、これに代わるリダンダンシセル(予備のメモリセル)の選択を行う回路である。このリダンダンシ回路が上記のような同期型のメモリデバイスに設けられるとすれば、クリティカルパスを持つ周期T2 のパイプラインステージで動作させることになる。リダンダンシ回路は不良メモリセルを指定するアドレス信号であるか否かの判定動作を含むから、クリティカルパスはさらに長くなり、最大動作周波数を向上させる妨げになる。
従来では読み出し動作の周期になってからデコーダに向かってアドレス信号を出力している。このような構成ではアドレスバッファからデコーダに至るまでの遅延時間が、読み出し動作一連のサイクル(クリティカルパス)に加わることになり、動作マージンが損われる。さらに、リダンダンシ回路を付加する場合もクリティカルパスに加わることになり、メモリの最大周波数の向上を妨げ、メモリのさらなる動作高速化ができない。
この発明は上記のような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、上記のような動作マージンを損う遅延時間やリダンダンシ回路の動作時間がクリティカルパスに影響しないようにカラム系デコード周辺の回路を構成する半導体メモリを提供することにある。
本発明の半導体メモリの第1の態様は、データを記憶する複数のメモリセルが行列状に配列されたメモリセルアレイと、データを記憶する複数のメモリセルが行列状に配列された予備のメモリセルアレイと、前記メモリセルアレイを選択する第1のデコーダと、前記予備のメモリセルアレイを選択する第2のデコーダと、動作周期を規定するクロック信号の第1の周期に同期して前記メモリセルにアクセスするためのアドレス信号を保持する第1のラッチ手段と、前記第1のラッチ手段に接続され、前記アドレス信号が不良のメモリセルを指定するリダンダンシアドレスであるか否かを判定し、リダンダンシアドレスが検出されたとき、前記第2のデコーダを選択するための第1の信号を出力するリダンダンシアドレス検知手段と、前記リダンダンシアドレス検知手段と前記第2のデコーダとの相互間に接続され、前記クロック信号の第2の周期に同期して前記第1の信号を保持し出力する第2のラッチ手段と、前記リダンダンシアドレス検知手段に接続され、前記第1の信号に応じて前記第1のデコーダを非選択とする第2の信号を生成する生成回路と、前記生成回路と前記第1のデコーダとの相互間に接続され、前記クロック信号の第2の周期に応じて前記第2の信号を保持し出力する第3のラッチ手段とを具備している。
本発明の半導体メモリの第2の態様は、データを記憶する複数のメモリセルがマトリクス状に配列されたメモリセルアレイと、データを記憶する複数のメモリセルがマトリクス状に配列された予備のメモリセルアレイと、前記メモリセルアレイ中の選択された前記メモリセルに対応するデータを保持する第1の保持手段と、前記予備のメモリセルアレイ中の選択された前記メモリセルに対応するデータを保持する第2の保持手段と、前記第1の保持手段を選択する第1のデコーダと、前記第2の保持手段を選択する第2のデコーダと、動作周期を規定するクロック信号の第1の周期に同期して前記メモリセルにアクセスするためのアドレス信号を保持する第1のラッチ手段と、前記第1のラッチ手段に接続され、前記アドレス信号が不良のメモリセルを指定するリダンダンシアドレスであるか否かを判定し、リダンダンシアドレスが検出されたとき、前記第2のデコーダを選択するための第1の信号を出力するリダンダンシアドレス検知手段と、前記リダンダンシアドレス検知手段と前記第2のデコーダとの相互間に接続され、前記クロック信号の第2の周期に同期して前記第1の信号を保持し出力する第2のラッチ手段と、前記リダンダンシアドレス検知手段に接続され、前記第1の信号に応じて前記第1のデコーダを非選択とする第2の信号を生成する生成回路と、前記生成回路と前記第1のデコーダとの相互間に接続され、前記クロック信号の第2の周期に応じて前記第2の信号を保持し出力する第3のラッチ手段とを具備している。
本発明によれば、動作マージンを損う遅延時間が読み出し動作の周期に加わらないカラム系デコード周辺の回路を構成したことにより、メモリの動作周期をさらに短くでき、さらに、リダンダンシ回路を変更することにより、リダンダンシ回路の動作時間に影響を受けず高速動作が可能な半導体メモリを提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1はこの発明の第1の実施形態における半導体メモリに係るカラム系デコード手段の要部の回路図である。3ビットのアドレス信号出力手段は、前記読み出し信号/REの反転信号PULにより制御されるアドレスレジスタ101 ,102 ,103 により構成されている。すなわち、アドレスレジスタ101 は前記信号PULの入力によりアドレス信号A0 を出力する。アドレスレジスタ102 はアドレス信号A0 と信号PULとの2入力ANDゲート95の出力が供給されることによりアドレス信号A1 を出力する。アドレスレジスタ103 はアドレス信号A1 及びA2 と信号PULとの3入力ANDゲート96の出力が供給されることにより、アドレス信号A2 を出力する。
アドレスレジスタ101 ,102 ,103 はそれぞれ同様構成であり次のように構成される。入力される信号INとインバータ81を介した反転信号/INでゲート制御されるCMOS型のトランスファーゲート83,84,85,86が直列接続されている。トランスファーゲート83,86においては、PチャネルMOSトランジスタが信号/INによりゲート制御され、NチャネルMOSトランジスタが信号INによりゲート制御されるように構成されている。トランスファーゲート84,85においては、NチャネルMOSトランジスタが信号/INによりゲート制御され、PチャネルMOSトランジスタが信号INによりゲート制御されるように構成されている。トランスファーゲート86はインバータ87に入力され、インバータ87の出力はトランスファーゲート83に入力される。
また、トランスファーゲート84の電流通路に並列してインバータ88,89が直列接続されラッチ回路を構成するようにし、トランスファーゲート86の電流通路に並列してインバータ90,91が直列接続されラッチ回路を構成するようにしている。インバータ88,90それぞれの入力ノードにはリセット用のトランジスタ92,93が接続されトランジスタ92,93の両ゲートはリセット信号RSETにより制御される。インバータ87の出力はインバータ94に入力されインバータ94の出力OUTがアドレス信号出力となる。このような構成によれば、入力INがハイレベル(“H”)になった後、ロウレベル(“L”)に下がると、出力OUTは反転する。すなわち、アドレスレジスタ101 〜103 は信号PULによりアドレス信号A0 ,A1 ,A2 が切換わるバイナリカウンタとなる。
図2にこの発明の図1の構成によるアドレスカウントアップのタイミングチャートを示す。これは従来例の図16に対応している。信号PULは上述のように読み出し信号/REに同期させている。これにより、信号/REが“L”の間にアドレスレジスタ内のアドレス(A0 ,A1 ,A2 )のカウントアップが済み、信号/REが“H”になったところで次のアドレス,すなわち、上記カウントアップしたアドレス(A0 ,A1 ,A2 )に相当する(A0d,A1d,A2d)が出力され、デコーダ104 (図1に示す)に伝達される。
さらに、デコーダ104 においてもアドレスレジスタ101 〜103 を動作させるのと同じ信号PULが入力される。これにより、信号/REが“L”になった時点でメモリセルアレイ107 内で選択されたセルのデータを保持しているデータレジスタ106 からカラムゲート105 を介してデータがチップ内のI/Oバスに転送される。
上記構成によれば、データを読出す信号(/RE)とアドレス信号を動かす信号(PUL)を同期させているために、常に正しいアドレスが選択される。また、図2を参照してわかるように、アドレスバッファからデコーダに至るまでの遅延時間DTを読み出し動作に入る前のサイクル(周期T1 )内でとるため、読み出し動作の周期においてマージンが増えることになる。これにより、メモリの動作周期をさらに短くでき、半導体メモリの動作高速化に寄与する。
図3はこの発明の第2の実施形態であり、リダンダンシ回路を備えたこの発明を適用するカラム系デコード手段の回路図である。図1と同様の箇所には同一符号を付している。メモリデバイスには、不良メモリセル救済用のリダンダンシ回路を備えたデバイスがよく知られている。リダンダンシ回路はリダンダンシアドレス判定回路111 と、この判定回路を動作制御する信号/PRを、正しいアドレス信号がこの判定回路に到達するまで所定時間遅延させるための遅延回路112 と、判定回路の判定信号で制御される予備のデコーダ104Rと、予備のデコーダにより選択される予備のメモリセル(リダンダンシセル)及びそのリダンダンシセルのデータを保持するデータレジスタが配置されているリダンダンシメモリセルエリア107Rより構成される。
上記リダンダンシアドレス判定回路111 はアドレス信号を検知し、リダンダンシ回路を選択するか否か決定する回路である。この発明のカラム系デコード手段を適用する場合、このリダンダンシアドレス判定回路111 は従来の構成では正常に動作しないので変更する必要がある。これについて、以下説明する。
図4はこの発明の前提となるリダンダンシアドレス判定回路の構成を示す回路図である。プリチャージ信号/PRによりノードN1 をハイレベルにするPチャネルトランジスタ21、ノードN1 のレベルを出力OUTに導く直列接続のインバータ22,23、インバータ22,23の直列接続点にゲートが接続され、ノードN1 のレベルをフィードバックするPチャネルトランジスタ24、ゲートに所定のアドレス(ここでは、A0 ,/A0 ,A1 ,/A1 )が供給される並列接続のN型トランスファーゲート25〜28、このトランスファーゲート25〜28の各ソースに一端が接続されたフューズ素子29〜32、フューズ素子29〜32の他端と接地との間に信号/PRによりゲート制御されるNチャネルMOSトランジスタ33から構成されている。
図5はアドレス信号入力に対する図4各部の波形である。図4において、例えばアドレス(A0 ,A1 )=(0,1)に不良があった場合はフューズ30と31が切断される。いま、アドレス信号(A0 ,A1 )=(0,1)が入力されることを考える。ノードN1は信号/PRによるトランジスタ21のオンによりハイレベルにプリチャージされる。アドレス信号(A0 ,A1 )=(0,1)が入力されると、オンできるトランジスタ26,27はフューズ(30,31)が切断されているため、信号/PRが“H”に戻ってもノードN1 はハイレベルのままである。これによりトランジスタ24のオンを伴い、出力OUTはハイレベル(“H”)となる。この“H”信号を用い、通常のデコーダを非選択にし、予備のデコーダを選択する。これにより、不良セルに換え、正常に動作するリダンダンシセルを選ぶことができる。
上記以外のアドレス信号が入力されるときは、信号/PRの“L”(プリチャージ)から“H”の変化で、トランスファーゲート(25〜28)とフューズ素子(29〜32)の接地への直流パスが構成される。よって、ノードN1 は放電し、出力OUTはロウレベル(“L”)となる。この“L”信号により、予備のデコーダを非選択にし、通常のデコーダを選択するようにしている。因みに不良セルが全くないときはフューズ素子を切らずにおけばよく、この場合、いずれのアドレス信号が入力されても出力OUTは“L”となる。
図4の構成は前記図16の読み出し信号/REの立下がりから立ち上がりまでの期間をプリチャージ信号/PRに同期させて用いる。つまり、前記図16のようにメモリの1動作周期(T2 )中にアドレス信号選択、セル選択を行うメモリ動作サイクルの場合は何等動作の障害とはならない。
しかし、この発明では図2に示されるように、高速化のためメモリの2動作周期にまたがり、周期Tn でアドレス信号nのアドレス信号出力を行い、周期Tn+1 でアドレス信号nに対応するのセルのデータ選択を行うタイミングである。さらに、図6のタイミングチャートに詳述するように、リダンダンシアドレス判定回路におけるアドレス信号nのプリチャージのタイミングとアドレス信号n−1のセル選択のタイミングを同時に行おうとする場合、図4の構成ではプリチャージのタイミングでリダンダンシ回路の選択、非選択の判断が不可能となる。
図7はこの発明の半導体メモリに係る図3中のリダンダンシアドレス判定回路111 の具体的な回路図である。プリチャージ信号/PRによりノードN1 をハイレベルにするPチャネルトランジスタ21、リダンダンシアドレス信号を決めるトランスファーゲート25〜28、フューズ素子29〜32、フューズ素子29〜32と接地間に設けられ、信号/PRによりゲート制御されるNチャネルMOSトランジスタ33は前記図4と同様構成とする。ノードN1 が信号/PR及びインバータ35による/PRの反転信号PRでゲート制御されるCMOS型のトランスファーゲート36,37を直列に介し出力OUTに接続されると共に、トランスファーゲート36と37の接続点と出力OUTとの間には直列接続のインバータ38,39が接続されラッチ回路を構成するようになっている。トランスファーゲート36においては、NチャネルMOSトランジスタが信号/PRによりゲート制御され、PチャネルMOSトランジスタが信号PRによりゲート制御されるように構成され、トランスファーゲート37においては、PチャネルMOSトランジスタが信号/PRによりゲート制御され、NチャネルMOSトランジスタが信号PRによりゲート制御されるように構成されている。
図7の回路動作を説明する。信号/PRがロウレベルになると、ノードN1 は電源電位までプリチャージされる。このとき出力OUTはトランスファーゲート36のオフによりノードN1 と切り離される。一方、トランスファーゲート37のオンによりラッチ回路が作用し、前のサイクルで得たリダンダンシアドレス信号判定のデータが出力OUTに保たれる。その後、信号/PRがハイレベルになると、ノードN1 は電源と切り離され、図4の構成と同様に予備のデコーダ非選択の場合、ノードN1 は接地レベルに放電され、予備のデコーダ選択の場合、ノードN1 はハイレベルを維持し、このレベルが出力OUTに伝達される。
上記構成のリダンダンシアドレス判定回路111 の出力と、デコーダ104 及び予備のデコーダ104Rとの接続は図示しないが、例えば次のような構成が考えられる。通常及び予備の各デコーダを構成するANDゲートに制御入力を追加する。例えば、図1のデコーダ104 に示されるような4入力のANDゲートを5入力にする。この新たな制御入力をここではS5とする。そして、信号PULを一方入力とするANDゲートを設ける。このANDゲートの他方入力はリダンダンシアドレス判定回路111 の出力OUTとする。このANDゲートの出力を予備のデコーダ104Rの制御入力S5とし、このANDゲートの出力を反転させた出力をデコーダ104 の制御入力S5とする。
上記構成によれば、リダンダンシアドレス判定回路のプリチャージ中にもセルの選択動作が進行する。よって、セル選択の前の周期でリダンダンシアドレス信号判定の信号を出力することができるので、この発明を適用するカラム系デコード手段の回路に組み込むことができ、もってメモリ動作を高速化することができる。
図7のリダンダンシアドレス判定回路は信号/PRにより駆動制御されるが、信号/PRの到達時以前に正しいアドレス信号が確定していないと誤動作する恐れがある。そのために図3に示されるように遅延回路112 が設けられているが、遅延時間が長すぎると、その後のデコーダによるセルの選択動作においてマージンが減り、メモリ動作周期の高速化を妨げる。従って、図3における遅延回路は最適な遅延時間を持たせる必要がある。
図8はこの発明の半導体メモリに係る図3中の遅延回路112 の具体的な回路図である。例えばアドレス信号レジスタ102 と同様の素子構成であり、アドレス信号レジスタと同等の遅延時間を得るようにしている。すなわち、信号PULとハイレベルの2入力NANDゲート61、インバータ62を直列に介したノードの信号S1 及びインバータ63によるS1 の反転信号/S1 でゲート制御されるCMOS型のトランスファーゲート64,65,66,67を直列に介してインバータ68の入力に接続されている。トランスファーゲート64,65においては、PチャネルMOSトランジスタが信号S1 によりゲート制御され、NチャネルMOSトランジスタが信号/S1 によりゲート制御されるように構成されている。トランスファーゲート66,67においては、NチャネルMOSトランジスタが信号S1 によりゲート制御され、PチャネルMOSトランジスタが信号/S1 によりゲート制御されるように構成されている。トランスファーゲート64の電流通路に並列してインバータ69,70が直列接続されている。インバータ69の入力と接地との間にはゲート,ソース間が接続されたNチャネルMOSトランジスタ71の電流通路が接続されている。トランスファーゲート65と66の接続点と、トランスファーゲート67とインバータ68の接続点との間にはインバータ72,73が直列接続されている。インバータ72の入力と接地との間にはゲート,ソース間が接続されたNチャネルMOSトランジスタ74の電流通路が接続されている。また、インバータ68の出力にはインバータ75の入力が接続されている。インバータ68と75の接続点には動作不能のトランジスタ接続部76が設けられている。インバータ75の出力は遅延回路の出力OUTとなるが、その途中にデコーダの容量と同等の容量77が付加される。
上記構成によれば、入力信号PULがロウレベルに下がると、出力OUTはアドレス信号の伝達速度と同等の遅延時間で立ち上がる。すなわち、アドレス信号と同等の寄生負荷を経る信号でリダンダンシアドレス判定回路を駆動することができる。さらに、この遅延回路のチップ内レイアウトに注意すると、例えば図9のようにすればよい。すなわち、遅延回路112 のブロック112Bはチップ115 中でアドレス信号レジスタ(101 〜103 )のブロック100Bの隣で、リダンダンシアドレス判定回路111 のブロック111Bから最も距離をおいて配置する。これにより、アドレス信号が配線を通ることによって与えられる信号遅延を遅延回路の持つ遅延時間に含ませることができる。
従って、遅延回路112 からリダンダンシアドレス判定回路111 へ駆動信号(プリチャージ信号/PR)が供給されたときは必ずアドレス信号は確定している。また、この遅延回路112 は温度、トランジスタのしきい値電圧、電源電圧等が変動してもアドレス信号の遅延と同じだけの遅延を得ることになるので、遅延時間設定に余分なマージンを取る必要がなく、この発明の半導体メモリの高速動作実現に寄与する。
リダンダンシアドレス判定回路111 への駆動信号(プリチャージ信号)について、さらに配慮する点をあげる。図7において、リダンダンシ選択用のアドレス信号が与えられても、プリチャージ信号/PRのハイレベル期間(放電期間)が必要以上に長いと、トランジスタ25〜28のジャンクションリーク等により、放電しないはずのノードN1 の電位が下がってしまう。これはプリチャージ信号/PRの周期、すなわち図2の読み出し信号/REの周期が必要以上に長く設定された場合に起こり、リダンダンシ回路選択、非選択の正しい判断ができなくなる。
このような危惧を解消するために図10の信号制御回路を提供する。入力INと入力INより直列5段のインバータ41〜45を介した信号とを2入力とするNANDゲート46の出力をインバータ47に入力しインバータ47の出力をOUTとする。信号遅延用として、インバータ42と43の接続点と接地との間にはキャパシタ48、インバータ43と44の接続点と接地との間にはキャパシタ49が設けられている。さらに、ノードリセット用として、インバータ42と43の接続点と接地との間にNチャネルMOSトランジスタ51、インバータ44と45の接続点と接地との間にNチャネルMOSトランジスタ52、インバータ43と44の接続点と電源との間にPチャネルMOSトランジスタ53、インバータ45とNANDゲート46の接続点と電源との間にPチャネルMOSトランジスタ54が設けられている。上記トランジスタ51,52は入力INからインバータ55を介してゲート制御される。上記トランジスタ53,54は入力INからインバータ55,56を直列に介してゲート制御される。
図11は図10の回路動作を示すタイミングチャートである。同図(a)に示すように、信号INの立ち上がり時はNANDゲート46の2入力は共に“H”になり、出力OUTは“H”。信号INの周期が短い場合、直列5段のインバータ41〜45の出力ノード57は、入力の変化が伝わらず、信号INの“L”時のトランジスタ51〜54の作用によって“H”に固定される。
一方、同図(b)に示すように信号INの周期が長い場合、信号INの“H”の期間が長くなるので、直列5段のインバータ41〜45の出力ノード57に“L”が伝達される。このとき、出力OUTは“L”になる。やがてNANDゲート46の2入力は共に“L”、このときも出力OUTは“L”が続く。
図12はこの発明の第3の実施形態であり、上記図10の回路を図3の構成に追加した回路図である。遅延回路からリダンダンシアドレス判定回路に至る経路に図10のような信号制御回路を設けることによって、信号周期に関係なく一定時間内のディスチャージ期間をリダンダンシアドレス判定回路に与えることができる。これにより、リダンダンシアドレス判定回路においてアドレス信号判定が正しく行える。なお、図10のような信号制御回路をリダンダンシアドレス判定回路内に組み込んでもよい。図7、図8や図10の構成はパイプライン方式のメモリ動作の適用に限らず、別のメモリ動作にも適用でき、動作マージンを損なわない回路構成を提供することができる。
図13はこの発明の第4の実施形態における半導体メモリに係るカラム系デコード手段の要部の回路ブロック図であり、クロック信号に同期して外部からアドレス信号を取り込むタイプのメモリデバイスにこの発明の図6の特徴的メモリアクセス構成を適用したものである。リダンダンシ回路におけるリダンダンシアドレスの判定回路211 の動作は、メモリセルMC(図示しないがリダンダンシセルも含む)へのアクセスのためにデコーダが動作するパイプラインステージ以前のパイプラインステージで行われるように、デコーダ204 (204R)とリダンダンシアドレス判定回路211 の間にラッチ(F/F)212 が設けられている。
図14は図13内のリダンダンシアドレス判定回路とラッチ(F/F)の構成を示す回路例である。リダンダンシアドレス判定の回路動作は上記図7と同様である。すなわち、プログラムフューズはリダンダンシアドレスに対応するアドレス信号(X0 〜X5 及びこれらの反転信号/X0 〜/X5 )が入力されると、信号/CEによるPチャネルMOSトランジスタ121 のオンで供給されるプリチャージ電位を保つように設定されている。これにより、リダンダンシアドレスに対応するアドレス信号が入力された場合は信号SPHITは“H”レベル、リダンダンシアドレス以外は信号SPHITは“L”レベルとなる。
信号SPHITはクロックCKの立上りに同期してラッチ(F/F)212 に取り込まれる。このラッチ動作はトランスファーゲート126 の導通による。このラッチ動作と共に、このラッチ(F/F)ではトランスファーゲート131 の導通により、ひとつ前の周期のクロックCKでラッチされていた信号SPHITを信号CSLSPとして出力維持する。次のクロックCKの立下がりに同期してラッチ(F/F)のトランスファーゲート127 ,130 が導通し、今回の周期で取り込んでいた信号SPHITが信号CSLSPとして新しく更新され出力される。
図13の回路中に示されているラッチ(F/F)213 〜217 は図14に示したラッチ(F/F)212 の回路構成と同様である。すなわち、ラッチ(F/F)はクロックCKの立上りに同期して信号を取り込みラッチすると共に、ひとつ前の周期のクロックCKでラッチされていた信号を出力維持し、次のクロックCKの立下がりに同期して今回の周期で取り込んでいた信号を新しく更新出力する。
図13の回路動作を図15の波形図を参照して説明する。ここで、読み出したいセルデータに対応するカラムアドレスが入力される以前に、ロウデコーダ201 によりロウ線RLが決定され、センスアンプ/ラッチ回路208 内の各センスアンプ(S/A)でセルデータがセンス増幅されているものとする。
周期T1 において、クロックCKの立上りでカラムのアドレス信号ACの(C)がF/F 213により取り込まれ、クロックCKの立下がりでF/F 213の出力はアドレス信号(B)から(C)に更新される。ここでは、このアドレス信号(C)は不良のメモリセルが存在するカラムのアドレスである。
一方、カラム活性化信号/CEのF/F 214によるラッチ出力は常に“H”レベルとなる。周期T1 において、この他のF/F 212,215 ,216 ではそれぞれアドレス信号ACの(A)に関する信号から(B)に関する信号へと更新される。また、F/F 217はクロックCKの立下がりでアドレス信号ACの(A)に対応するメモリセルのアドレスデータが出力される。
さらに、この周期T1 において、クロックCKの立下がりでアドレス信号ACの(C)がリダンダンシアドレス判定回路211 に供給される。リダンダンシアドレス判定回路211 では信号/CEによりプリチャージ電位が供給されているが、前のアドレス信号(B)の入力によって信号SPHITは“L”になっている。クロックCKの立下がりでリダンダンシアドレス判定回路211 にアドレス信号ACの(C)が供給されることにより、信号SPHITは“H”になる。このとき、信号CSLSPは前のアドレス信号(B)の判定結果である“L”がラッチ出力されている。信号SPHITの“H”レベルによってインバータ218 の出力は “L”レベルとなり、ANDゲート219 の一方入力は“L”レベルとなる。これにより、ANDゲート218 の出力CE1 は“L”レベルになる。
続く周期T2 において、クロックCKの立上りで、アドレス信号の(C)がプレデコーダ203 を通ってF/F 215に取り込まれる。F/F 215は次のクロックCKの立下りまでは、ひとつ前のアドレス信号の(B)が出力されている。クロックCKの立下がりでF/F 215の出力はアドレス信号(B)から(C)に更新される。
この周期T2 において、F/F 212ではクロックCKの立上りで、信号SPHITの“H”レベルが取り込まれる。F/F 212は次のクロックCKの立下りまでは、ひとつ前のアドレス信号(B)の判定結果である信号SPHITの“L”レベルに対応した信号CSLSPの“L”レベルが出力されている。クロックCKの立下がりでF/F 212はアドレス信号(C)に関する信号CSLSPの“H”レベルを出力する。
この周期T2 において、F/F 216ではクロックCKの立上りで、信号CE1 の“L”レベルが取り込まれる。F/F 216は次のクロックCKの立下りまでは、ひとつ前のアドレス信号(B)に関する信号CE2 の“H”レベルが出力されている。クロックCKの立下がりでF/F 216はアドレス信号(C)に関する信号CE1 の“L”レベルを信号CE2 として出力する。
この周期T2 のクロックの立下りで、アドレス信号(C)に関するデコーダの選択動作が始まる。信号CE2 の“L”レベルにより、正規のデコーダ204 は活性化されない。その代りに信号CSLSPの“H”レベルが予備のデコーダ204Rを活性化させ、正規のメモリセルアレイのアドレスに代ってリダンダンシセルエリア207Rからのアドレスデータが、対応するデータレジスタ206Rからデータ線DQ、/DQ、センスアンプ220 を通ってF/F 217に伝達され、周期T3 のクロックCKの立上りでF/F 217に取り込まれる(Dout )。F/F 217はクロックCKの立下がりでDout を出力し、図示しないバッファを介して外部にアドレス信号(C)に関するアドレスデータが出力される。
周期T2 において、この他のF/Fの動きについて説明すると、F/F 213はカラムアドレス信号ACの(D)を取り込み、クロックCKの立下りでラッチ出力する。リダンダンシアドレス判定回路にて信号SPHITの“L”を得る。これにより、信号CE1 は“H”レベルになる。また、F/F 217はクロックCKの立下がりでアドレス信号ACの(B)に対応するメモリセルのアドレスデータが出力される。
また、周期T3 において、F/F 217以外のF/Fの動きについて説明すると、F/F 213はCKの立上りで、カラムアドレス信号ACの(E)を取り込む。F/F 215,212 ,216 は、CKの立上りで、それぞれカラムアドレス信号ACの(D)、このアドレス信号(D)に関するSPHITの“L”レベル、信号CE1 の“H”レベルを取り込む。これらF/FそれぞれはCKの立下がりで上記論理レベルをラッチ出力し、これによりアドレス信号(D)に関するデコーダの選択動作が始まる。デコーダ204 が活性化され、対応するメモリセルアレイ内のデータレジスタ206 を選択し、周期T3 の次の周期のクロックCKの立上りまでに、アドレスデータがデータ線DQ、/DQ、センスアンプ220 を通ってF/F 217までアドレスデータが伝達されている。
上記構成によれば、メモリ動作のクリティカルパスとなっている、アナログ動作領域を含む、カラム線をアクセスしアドレスデータを伝達するパイプラインステージステージにおいて、その動作マージンを減らすようなリダンダンシ回路のアドレス判定に関する一連の動作を設けないようにするために、ひとつ前のパイプラインステージにおいてリダンダンシ回路のアドレス判定に関する一連の動作を完了させる。つまり、メモリセルアレイとリダンダンシアドレス判定回路との間にステージを分けるためのラッチ回路(F/F)を設ける。
この結果、リダンダンシ回路を配備してもなお、メモリの動作周期の短縮化が可能であり、メモリデバイスの動作高速化に寄与する。
尚、本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において種々変形実施可能なことは勿論である。
この発明の第1実施形態における半導体メモリに係るカラム系デコード手段の要部の回路図。 図1の構成によるアドレス信号カウントアップのタイミングチャート。 この発明の第2実施形態であり、リダンダンシ回路を備えてこの発明を適用するカラム系デコード手段の回路図。 この発明の前提となるリダンダンシアドレス判定回路の構成を示す回路図。 アドレス信号入力に対する図4各部の波形図。 この発明の半導体メモリの特徴である、2動作周期の読み出し制御のタイミングチャート。 この発明の半導体メモリに係る図3中のリダンダンシアドレス判定回路の具体的な回路図。 この発明の半導体メモリに係る図3中の遅延回路の具体的な回路図。 この発明の半導体メモリに係る各回路ブロックのチップ内のレイアウト平面図。 この発明の半導体メモリに係る信号制御回路の構成を示す回路図。 図10の回路動作を示すタイミングチャート。 この発明の第3実施形態であり、図10の回路を図3の構成に追加した回路図。 この発明の第4実施形態における半導体メモリに係るカラム系デコード手段の要部の回路図。 図13の一部の要部の構成を示す回路図。 図13の回路動作を示す波形図。 外部クロックを用いた従来のアドレス信号カウントアップのタイミングチャート。 図16の信号が与えられる必要構成部分を抜き出して示す従来のカラム系デコード手段の回路図。
符号の説明
101 ,102 ,103 …アドレス信号レジスタ、104 …デコーダ、105 …カラムゲート、 106…データレジスタ、107 …メモリセルアレイ、111 …リダンダンシアドレス判定回路、112 …遅延回路

Claims (8)

  1. データを記憶する複数のメモリセルが行列状に配列されたメモリセルアレイと、
    データを記憶する複数のメモリセルが行列状に配列された予備のメモリセルアレイと、
    前記メモリセルアレイを選択する第1のデコーダと、
    前記予備のメモリセルアレイを選択する第2のデコーダと、
    動作周期を規定するクロック信号の第1の周期に同期して前記メモリセルにアクセスするためのアドレス信号を保持する第1のラッチ手段と、
    前記第1のラッチ手段に接続され、前記アドレス信号が不良のメモリセルを指定するリダンダンシアドレスであるか否かを判定し、リダンダンシアドレスが検出されたとき、前記第2のデコーダを選択するための第1の信号を出力するリダンダンシアドレス検知手段と、
    前記リダンダンシアドレス検知手段と前記第2のデコーダとの相互間に接続され、前記クロック信号の第2の周期に同期して前記第1の信号を保持し出力する第2のラッチ手段と、
    前記リダンダンシアドレス検知手段に接続され、前記第1の信号に応じて前記第1のデコーダを非選択とする第2の信号を生成する生成回路と、
    前記生成回路と前記第1のデコーダとの相互間に接続され、前記クロック信号の第2の周期に応じて前記第2の信号を保持し出力する第3のラッチ手段と
    を具備したことを特徴とする半導体メモリ。
  2. 前記生成回路は、前記クロック信号の第1の周期に同期して制御信号を保持する第4のラッチ手段と、
    前記第4のラッチ手段から出力される前記制御信号と、前記リダンダンシアドレス検知手段から出力される前記第1の信号とが供給され前記第2の信号を生成する論理回路と
    を具備することを特徴とする請求項1記載の半導体メモリ。
  3. 前記リダンダンシアドレス検知手段は、検出ノードを充電するプリチャージ回路と、充電期間中に前記リダンダンシアドレスか否かによって前記検出ノードを放電するか否か制御し前記検出ノードから判定結果の信号を出力する判定回路とを含むことを特徴とする請求項1記載の半導体メモリ。
  4. 前記判定回路は、前記クロック信号に同期して前記検出ノードの判定結果の信号を取り込むと共に一つ前のクロック信号の周期で得た前記第1ノードの判定結果の信号をラッチ出力する第1の状態、及び、前記取り込んだ判定結果の信号を出力ノードに伝達し出力する第2の状態を具備した第1のフリップフロップと、
    前記第1の状態、第2の状態を同様に持ち、前記第1のフリップフロップと相補な関係にある信号を出力する第2のフリップフロップと、
    前記クロック信号に同期して前記第1のラッチ手段からのアドレス信号を取り込むと共に一つ前のクロック信号の周期で得たアドレス信号をラッチ出力する第1の状態、及び、前記取り込んだアドレス信号を出力ノードに伝達し出力する第2の状態を具備した第3のフリップフロップとを具備し、
    前記第1、第2のフリップフロップの出力を前記第2のデコーダの活性化制御信号として用い、第3のフリップフロップの出力を前記第1の信号として用いることを特徴とすることを特徴とする請求項3記載の半導体メモリ。
  5. データを記憶する複数のメモリセルがマトリクス状に配列されたメモリセルアレイと、
    データを記憶する複数のメモリセルがマトリクス状に配列された予備のメモリセルアレイと、
    前記メモリセルアレイ中の選択された前記メモリセルに対応するデータを保持する第1の保持手段と、
    前記予備のメモリセルアレイ中の選択された前記メモリセルに対応するデータを保持する第2の保持手段と、
    前記第1の保持手段を選択する第1のデコーダと、
    前記第2の保持手段を選択する第2のデコーダと、
    動作周期を規定するクロック信号の第1の周期に同期して前記メモリセルにアクセスするためのアドレス信号を保持する第1のラッチ手段と、
    前記第1のラッチ手段に接続され、前記アドレス信号が不良のメモリセルを指定するリダンダンシアドレスであるか否かを判定し、リダンダンシアドレスが検出されたとき、前記第2のデコーダを選択するための第1の信号を出力するリダンダンシアドレス検知手段と、
    前記リダンダンシアドレス検知手段と前記第2のデコーダとの相互間に接続され、前記クロック信号の第2の周期に同期して前記第1の信号を保持し出力する第2のラッチ手段と、
    前記リダンダンシアドレス検知手段に接続され、前記第1の信号に応じて前記第1のデコーダを非選択とする第2の信号を生成する生成回路と、
    前記生成回路と前記第1のデコーダとの相互間に接続され、前記クロック信号の第2の周期に応じて前記第2の信号を保持し出力する第3のラッチ手段と
    を具備したことを特徴とする半導体メモリ。
  6. 前記生成回路は、前記クロック信号の第1の周期に同期して制御信号を保持する第4のラッチ手段と、
    前記第4のラッチ手段から出力される前記制御信号と、前記リダンダンシアドレス検知手段から出力される前記第1の信号とが供給され前記第2の信号を生成する論理回路と
    を具備することを特徴とする請求項5記載の半導体メモリ。
  7. 前記リダンダンシアドレス検知手段は、検出ノードを充電するプリチャージ回路と、充電期間中に前記リダンダンシアドレスか否かによって前記検出ノードを放電するか否か制御し前記検出ノードから判定結果の信号を出力する判定回路を含むことを特徴とする請求項5記載の半導体メモリ。
  8. 前記判定回路は、前記クロック信号に同期して前記検出ノードの判定結果の信号を取り込むと共に一つ前のクロック信号の周期で得た前記第1ノードの判定結果の信号をラッチ出力する第1の状態、及び、前記取り込んだ判定結果の信号を出力ノードに伝達し出力する第2の状態を具備した第1のフリップフロップと、
    前記第1の状態、第2の状態を同様に持ち、前記第1のフリップフロップと相補な関係にある信号を出力する第2のフリップフロップと、
    前記クロック信号に同期して前記第1のラッチ手段からのアドレス信号を取り込むと共に一つ前のクロック信号の周期で得たアドレス信号をラッチ出力する第1の状態、及び、前記取り込んだアドレス信号を出力ノードに伝達し出力する第2の状態を具備した第3のフリップフロップとを具備し、
    前記第1、第2のフリップフロップの出力を前記第2のデコーダの活性化制御信号として用い、第3のフリップフロップの出力を前記第1の信号として用いることを特徴とする請求項7記載の半導体メモリ。
JP2003339877A 1994-09-09 2003-09-30 半導体メモリ Expired - Fee Related JP3828530B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003339877A JP3828530B2 (ja) 1994-09-09 2003-09-30 半導体メモリ

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21630894 1994-09-09
JP2003339877A JP3828530B2 (ja) 1994-09-09 2003-09-30 半導体メモリ

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22306195A Division JP3495152B2 (ja) 1994-09-09 1995-08-31 半導体メモリ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004006057A JP2004006057A (ja) 2004-01-08
JP3828530B2 true JP3828530B2 (ja) 2006-10-04

Family

ID=30445449

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003339877A Expired - Fee Related JP3828530B2 (ja) 1994-09-09 2003-09-30 半導体メモリ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3828530B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004006057A (ja) 2004-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6243320B1 (en) Synchronous semiconductor memory device capable of selecting column at high speed
JP3652812B2 (ja) 不揮発性メモリ装置及びその読出方法
KR100306857B1 (ko) 독출 및 기록을 고속으로 행하는 동기형 반도체 기억 장치
JP3348432B2 (ja) 半導体装置および半導体記憶装置
KR100311042B1 (ko) 기입 주기의 프로그래밍이 가능한 동기식 메모리 장치 및 이를 이용한 데이터 기입 방법
JPH05258575A (ja) 電圧、温度および処理の変動に対する補償を備えたメモリ
JPH09128977A (ja) スタティック型ランダムアクセスメモリ
US5640365A (en) Semiconductor memory device with a decoding peripheral circuit for improving the operation frequency
US6552960B2 (en) Semiconductor integrated circuit device
JP3800463B2 (ja) 同期型半導体メモリ装置
WO2005091934A2 (en) Sense amplifier systems and methods
US6400611B1 (en) Independent asynchronous boot block for synchronous non-volatile memory devices
US4815036A (en) Programmable logic array having an on/off sense function
KR0157289B1 (ko) 컬럼 선택 신호 제어회로
JP3828530B2 (ja) 半導体メモリ
JPH10255472A (ja) 同期atd信号を発生する方法及び対応する回路
JPH08293198A (ja) 半導体記憶装置
US7032083B1 (en) Glitch-free memory address decoding circuits and methods and memory subsystems using the same
US6058068A (en) Write driver with locally generated reset pulse
JP3495152B2 (ja) 半導体メモリ
KR0142405B1 (ko) 최소 라스 액티브구간을 보장하는 자동 프리차아지기능을 가진 동기식 반도체메모리장치
KR100209541B1 (ko) 반도체 메모리
US11302415B2 (en) Row address comparator for a row redundancy control circuit in a memory
US6586970B1 (en) Address decoder with pseudo and or pseudo nand gate
KR100197555B1 (ko) 반도체 메모리 장치 및 그 리던던시 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060626

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060704

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060706

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090714

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100714

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110714

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120714

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130714

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees