JP3825156B2 - 入来するクロック信号をネットワークセグメントを通って透過的に伝送する方法およびそれに関連した送信機および受信機 - Google Patents

入来するクロック信号をネットワークセグメントを通って透過的に伝送する方法およびそれに関連した送信機および受信機 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、入力に入来クロック信号が与えられ、クロック入力に送信機クロックによって送信クロック信号が与えられる送信装置と、伝送媒体と、クロック入力に受信機クロックによって前記送信機クロックと同期された受信クロック信号が与えられる受信装置とで構成されたネットワークセグメントを通って既知の周波数で入来クロック信号を透過的に伝送する方法、およびこの方法を実行するために提供された送信装置および受信装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】
技術においてよく知られているように、上述のような方法は、例えばネットワークタイミング基準信号がネットワークを通じて伝送され、データがこのネットワークのセグメントの内部でタイミング基準信号に同期されたネットワークセグメントを通じて伝送されるような通信ネットワークにおいて使用される。ネットワークタイミング基準信号はこのネットワークセグメントを通じて送信されなければならないが、それはそこでは使用されない。ATM(非同期伝送モード)ネットワークのセグメント内では、データは例えばADSL(非対称デジタル加入者回線)規格に従った電話回線によって送信される。ADSLフレーム中に詰められたデータを送信モデムと受信モデムの間の電話回線によって送る送信は、モデムクロックに同期される。それにも拘らず、ネットワーク層規格では、ATMネットワークタイミング基準信号がこのADSLネットワークセグメントを通じて透過的に伝送されることが要求される。ネットワークセグメントの見地から、ATMネットワークタイミング基準信号は、影響を受けずにADSLネットワークセグメントの出口、すなわち、受信モデムの出力に現れなければならない入来クロック信号である。これは、別個の送信手段あるいは電話回線によってネットワークタイミング基準信号を送信し、それによってこの回線の送信容量の一部分を使用することによって行われることができる。さらに、ネットワークタイミング基準信号を送信するためのこの方法によって、送信機および受信機の複雑さが相当増加してしまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
それ故に、本発明の目的は、効率的な方法、すなわちクロック信号が伝送されるネットワークセグメント中の送信機および受信機の複雑さを大幅に増加させずにタイミング基準信号の伝送を実現することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この目的は請求項1に記載された本発明の伝送方法によって達成される。本発明は送信装置の入力部に供給された既知の一定周波数を有するネットワークタイミング基準信号を受信装置の出力部へ透過的に伝送する方法において、
送信クロック信号が送信装置において利用可能であり、受信クロック信号が受信装置において利用可能であり、送信クロック信号と受信クロック信号とは同期されており、
a)前記ネットワークタイミング基準信号と、周波数分割により前記送信クロック信号から得られた第1のローカル基準信号との間の位相差の値を測定し、
b)前記位相差の値を送信装置から受信装置ヘ送信し、
c)前記既知の周波数と等しい周波数を有し、周波数分割により前記受信クロック信号から得られた第2のローカル基準信号との間の位相差の値が前記送信された位相差の値に等しい位相差を有する出力クロック信号を受信装置において発生するステップを含んでいることを特徴とする。
【0005】
この伝送方法に使用されるデジタル加入者回線送信装置は、請求項9に記載されているように、データが供給される第1の入力部と、ネットワークタイミング基準信号が供給される第2の入力部と、送信クロック信号が供給される第3の入力部とを有し、
a)デジタル加入者回線送信装置の第1の入力部と出力部との間に結合され、データフレーム中の前記データを埋込み、ローカルタイミング基準信号によりトリガーされたときに前記出力部からデータフレームを出力するように構成された埋込み手段を備え、ローカルタイミング基準信号は周波数分割によって送信クロック信号から導出され、
b)ネットワークタイミング基準信号が供給される第1の入力部と、ローカルタイミング基準信号が供給される第2の入力部とを備え、ネットワークタイミング基準信号とローカルタイミング基準信号との間の位相差の値を測定してこの位相差の値を埋込み手段へ出力させるように構成されている位相測定手段を具備し、
c)埋込み手段はデータフレーム中に前記位相差の値を埋込むように構成されていることを特徴とする。
【0006】
この伝送方法に使用されるデジタル加入者回線受信装置は、請求項11に記載されているように、データフレームが供給される受信装置入力部と、受信クロック信号が供給されるクロック入力部と、受信装置出力部と、クロック出力部とを備え、
a)データフレームからデータを検索してそれを受信装置出力部に出力し、データフレーム内の確保された領域から位相差の値を再生するように構成された再生手段と、
b)周波数分割により前記受信クロック信号からローカルタイミング基準信号を生成するように構成されているローカルタイミング基準信号手段と、
c)前記位相差の値が供給される第1の入力部と、ローカルタイミング基準信号が供給される第2の入力部と、受信クロック信号が供給される第3の入力部とを備え、ネットワークタイミング基準信号の既知の周波数に等しい周波数を有し、前記ローカルタイミング基準信号と前記位相差の値に等しい位相差を有するクロック信号を生成するように構成されているクロック信号発生手段とを具備していることを特徴とする。
【0007】
実際に、ネットワークセグメント上の伝送はクロック信号を送信するために同期され、両方のクロック信号、すなわち送信クロック信号および受信クロック信号は同期されるので、受信装置が受信されたクロック信号と同期する基準信号を有していると仮定すると、受信装置は、入来クロック信号のコピーを生成することができるように、入来クロック信号と送信クロック信号に同期している基準信号との間の位相差を認識していればよい。基準信号は、送信クロック信号を周波数分割することによって得られる。その後、明らかに、受信クロック信号を周波数分割することによって得られた類似した基準信号は、出力するクロック信号を生成するために測定された位相差と組合わせて受信機側において使用されなければならない。位相差を決定し、それを受信機において使用し、基準信号を発生すると、明らかに既知の方法において必要とされたよりも送信機および受信機において付加的な複雑さが必要とされなくなる。
【0008】
付加的に要求された複雑さが一層減少された本発明の特定の実施形態において、基準信号は請求項2において記載されているようにデータフレームクロック信号と等しい。
【0009】
この方法において、位相差の値は、データフレームが送信される毎に入来クロック信号とデータフレーム境界との間の時間間隔を測定することによって決定される。位相差の値は、1データフレーム毎に一度、測定および送信される。データフレームが十分に大きい場合(例えば、68×250μsの長さのADSLスーパーフレーム等)、送信装置から受信装置への位相差の値の伝送が原因の付加的なオーバーヘッドは無視できる程度である。後述されるように、位相差はこの特定の構成のカウンタ手段によって容易に測定されることができる。
【0010】
この特定の実施形態の有効な特徴は、請求項3に記載されている。
【0011】
実際に、本明細書において後に詳細に説明されるように、カウンタを有する前述の構成は、位相差の値が送信クロックパルスの整数量として測定されるように実現されることができる。送信クロックおよび受信クロックは同期しているので、受信装置において得られる位相差もまた受信クロックパルスの整数量である。
【0012】
さらに、本発明の特定の特徴は、請求項4において記載されたように、データフレームの領域に位相差の値が埋込まれることである。
【0013】
この方法において、位相差情報を伝送するために付加的なオーバーヘッドがデータフレームに加えられることはない。この技術は、ネットワークセグメントにおいて、幾つかの領域が特別な使用のために確保されているデータフレームにデータが詰め込まれて送信される場合に特に推奨される。
【0014】
データが非対称デジタル加入者回線(ADSL)規格に従ってネットワークセグメントにおいて送信される場合、位相差の値は、請求項6に記載されているようにいわゆる高速バイトのために確保された領域を占める。
【0015】
実際に、ADSLスーパーフレームは幾つかの高速バイト領域を含むが、その一部だけが動作チャンネル関連情報の伝送に使用される。その結果、残りの高速バイト領域は位相差の値を伝送するために使用されることができる。
【0016】
本発明の伝送方法の別の付加的な特徴は請求項5に記載されている。
【0017】
すなわち、位相差の値によるオーバーヘッドの占有は、位相差の値が先に送信された値とは異なる場合にのみ位相差の値を送信することによってさらに減少される。受信機はこの先に送信された値を認識しているため、所定の時間中に新しい位相差の値を受信しない場合には、正確さを減少せずに出力クロック信号を発生し続けることができる。
【0018】
別の実施形態において、位相差それ自体ではなく、先の位相差との偏差が送信される。この場合にもまた、オーバーヘッドの占有は、位相差が先に送信された値とは異なる場合にその偏差値を送信することによってさらに減少されることができる。この技術は、基準信号に関連した入来クロック信号の固定されたクロックオフセットが送信クロックと同期している場合に特に有効である。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の上述およびその他の目的ならびに特徴は、本発明による方法を実行する送信装置TXおよび受信装置RXを有するネットワークセグメントを示す添付図面と関連して一実施形態の以下の説明を参照することによってより明らかとなり、発明自体が最良に理解される。
【0020】
図示されたネットワークセグメントは、送信機TX、電話回線TLおよび受信機RXの縦続接続で構成されている。送信機TXは3個の入力端子を設けられており、それらは、データ入力DATA、ネットワーククロック入力CLK2 、および送信クロック入力CLK1 である。送信機TXはさらに1個の出力端子を有しており、データ埋込み装置(embedder)EMBEDおよび位相測定装置PHASEを設けられている。他方、受信機RXは、電話回線TLに結合された入力端子、受信クロック入力CLK1'、データ出力DATA' およびネットワーククロック出力CLK2'を有している。受信機RXはさらに、データ取外し装置(de-embedder)D−EMBEDおよびネットワーククロック発生装置GENを含んでいる。
【0021】
送信機TXにおいて、データ埋込み装置EMBEDは、送信機TXのデータ入力DATAと出力端子との間に結合されている。ネットワーククロック入力CLK2 は、位相測定装置PHASEのための入力として作用し、また、送信クロック入力CLK1 は位相測定装置PHASEの入力に接続されている。位相測定装置PHASEの出力はデータ埋込み装置EMBEDの入力に接続されている。図示された送信機TXはさらに、符号の付けられていない星形の装置を含んでおり、それは送信クロック信号CLK1 を基準信号Rに変換する任意の種類の手段を示している。従って、基準信号Rは、変換されたクロック信号CLK1 以外の何ものでもなく、このクロック信号CLK1 と同期しており、データ埋込み装置EMBEDおよび位相測定手段PHASEのそれぞれの入力に与えられる。
【0022】
受信機RXにおいて、データ取外し装置は、電話回線TLに結合された入力とデータ出力DATA' との間に結合される。取外し装置の位相出力Pはネットワーククロック発生装置GENの第1の入力に接続され、そのネットワーククロック発生装置GENは、受信クロック入力CLK1'と接続された第2の入力と、受信機RXのネットワーククロック出力CLK2'に接続された出力とを有している。類似した星形の符号のない装置が受信機RX中に図示されており、それは送信機TXにおける変換に類似して受信クロック信号CLK1'を基準信号R' に変換する例えば一連の周波数分割器等の任意の種類の手段を表している。基準信号R' は、データ取外し装置D−EMBEDの入力およびネットワーククロック発生装置GENの入力にそれぞれ与えられる。
【0023】
図面における2つのクロックC1 およびC1'は送信クロックおよび受信クロックをそれぞれ表し、それらは送信クロック信号および受信クロック信号をそれぞれ発生する。明らかな理由のために、それらの出力は送信機TXの送信クロック入力CLK1 および受信機RXの受信機クロック入力CLK1'にそれぞれ結合されている。
【0024】
本発明による図示されたネットワークセグメントの動作を説明するために、以下の文節において、ATMセルが電話回線TLによって伝送されるように送信機TXのデータ入力DATAに与えられると仮定される。これらのATMセルは、ネットワーククロック入力CLK2 を介して送信機TXに与えられるネットワーククロック信号を伴っている。ネットワーククロック信号は、典型的に8kHzの信号であり、すなわち、125μs毎のパルスを有する信号である。送信機TXおよび受信機RXは、ADSL規格に従っているので互いに通信することができる。換言すると、送信機はADSLモデムであり、それは入来データDATAをDMT(ディスクリート・マルチトーン)シンボルにグループ化し、いわゆるADSLスーパーフレームFRAMEと呼ばれる68個の連続フレームで構成するためにこれらのDMTシンボルを連続フレームに埋込む。ADSLモデム等の機能ブロックならびにADSLのDMTシンボル、フレームおよびスーパーフレームは当業者によって熟知されている。その説明は本発明の見地において関係がないものである。この技術についてのより詳細な説明のために、ADSLに関するANSI(米国規格協会)規格認定のバージョンが参照され、それは参照文献“Network and Customer Installation Interfaces, Asymmetric Digital Subscriber Line (ADSL) Metallic Interface”(ANSI T1.413) に記載されている。入来データDATAのDMTシンボルおよびADSLスーパーフレームへの埋込みは、埋込み装置EMBEDによって実現される。基準信号Rが1つのパルスを示す毎に、埋込み装置EMBEDはその出力を介してADSLスーパーフレームを電話回線TLに与える。逆の動作が受信機RXにおける取外し装置D−EMBEDによって行われ、それは受信クロック信号CLK1'から類似した周波数分割器を介して得られた第2の基準信号R' によってトリガされる。基準信号Rは、周波数分割によって送信クロック信号CLK1 から得られる。この場合においてはADSLモデムクロックである送信クロック信号CLK1 は、2,208MHzの周波数を有している。
【0025】
ATMネットワーク層規格の場合、8kHzのATMネットワーククロック信号CLK2 がネットワーク全体を通って伝送されることが要求される。従って、送信機TX、電話回線TLおよび受信機RXを具備しているADSLネットワークセグメントは、送信機TXから受信機RXにATMネットワーククロック信号を伝送しなくてはならない。ATMネットワークの場合、TXとRXの間でネットワーククロック信号がどのようにして伝送されるかは重要でないので、その結果としてADSLネットワークセグメントはブラックボックスである。次の文節において、受信機RXがATMネットワーククロック信号を再構成できるようにするために必要な情報がどのようにして送信機TXにおいて決定されるかが詳細に説明される。それに続く文節において、受信機に転送されるようにするためにこの情報をどのようにしてADSLスーパーフレームに埋込むことができるかが詳細に説明され、その次の文節において、受信機情報からネットワーククロック信号を発生するための受信機RXにおける処理について説明される。
【0026】
ATMネットワーククロック信号の周波数はよく知られているため(8kHz)、TXとRXの間にそれに関する情報が送信されることはない。2,208MHzのモデムクロック信号(TXにおける送信クロック信号CLK1 およびRXにおける受信クロック信号CLK1')を276個に分割すると、結果的に8kHzの周波数の新しい信号、すなわちATMネットワーククロック周波数となる。従って、受信機RXは、そのネットワーククロック出力CLK2'においてその完全なコピーを生成できるようにするために入来ATMクロック信号CLK2 の位相情報を与えられるだけでよい。それに加えて、位相測定装置PHASEは、入来するATMネットワークのクロック信号CLK2 とADSLスーパーフレームの送信をトリガする基準信号Rとの間の位相差を決定する。位相測定手段PHASEにおいて、基準信号Rが1つのパルスを示したときにカウンタ値はゼロにリセットされる。そのときに埋込み装置EMBEDはADSLスーパーフレームを送信する。カウンタ値は、送信クロック信号CLK1 が1つのパルスを示す毎に1ずつ増加し、ATMネットワーククロックCLK2 が1つのパルスを示したときに、カウンタ値Pが位相測定手段PHASEの出力から埋込み装置EMBEDに与えられる。要約すると、位相測定装置PHASEは、ADSLスーパーフレームの境界とネットワーククロックパルスとの間の送信クロックパルスの数をカウントする。この数は、CLK2 とRとの間の位相差Pを測定したものであり、受信機RXに送信される。
【0027】
埋込み装置EMBEDは、ADSLスーパーフレーム中に位相差Pを組入れる役割を有している。このスーパーフレームは、時間的に68個分のDMTシンボルの長さ、すなわち、68×250μsを有している。各DMTシンボルは、いわゆる高速バイト領域を含んでいる。この領域は、動作チャンネル情報、STM同期情報等の伝送のような特別な目的のために使用される。既に上述されたADSL基準の規格は、ADSLスーパーフレームにおける最初の2つのDMTシンボルの高速バイト領域がどのように使用されなければならないかについて特定する。他の高速バイトの内容、すなわちDMTシンボル3乃至68の内容は、規格には定められていない。従って、これらのバイトの1つは、送信機TXから受信機RXに位相差Pを伝送するために使用されてもよい。1個のDMTシンボルは250μsの長さを有し、位相測定手段PHASEはCLK2 において125μs毎にパルスを1つ受取るので、値PはADSLスーパフレームの第1のDMTシンボルの終端部において確実に決定される。結果的に、埋込み装置EMBEDが3番目乃至68番目のDMTシンボル中の高速バイトの1つを値Pで満たすことは問題ない。
【0028】
優れた埋込み装置は、測定された位相差Pが先に測定された値と異なっているか否かを最初に調べる。位相差の値を送信するための帯域幅の使用を最小にするために、優れた埋込み装置は差が存在するときだけ高速バイト領域に値Pを書込む。
【0029】
受信機側において、取外し装置は、ADSLスーパーフレームが到着する度に、すなわち基準信号R' の各パルスに対して、高速バイト領域から値Pを検索する。その後、位相差の値Pは、出力するネットワーククロック信号CLK2'を構成する発生装置GENに与えられる。再び276に周波数分割することによって、2,208MHzの周波数を有する受信クロック信号CLK1'から8kHzのクロック信号が生成される。この8kHzのクロック信号は、入来するATMネットワーククロック信号CLK1 の完全なコピーとなるように、基準信号R' とPの受信クロックパルスの位相差を有する必要がある。従って、発生装置GENは、基準信号R' がパルスを示した後に第1のパルスが受信クロックC1'のPクロック周期に生じるように、例えばパルスを遅延させる等のCLK1'の周波数分割によって得られた8kHzの信号を操作する。
【0030】
上述の実施形態が機能ブロックに関して説明されていることは注意される。機能ブロックは、それらの動作の説明から明らかであるように、未知の部品を含んでいない。結果的に、上述の機能が異なるブロックEMBED、PHASE、D−EMBEDおよびGENによって実行される場合、これらのブロックをどのように構成するかという電子回路の設計の技術は当業者に明らかである。
【0031】
さらに、本発明によるクロック伝送方法を使用するときには位相差の値Pを高速バイト位置に埋込むことが必ずしも必要という訳でないことは注意されるべきである。例えば位相差の値の伝送のためにADSLスーパーフレームにおける同期バイト領域を使用する等の多数の別の解決方法は、発明力なしに考え出されることができる。
【0032】
本発明は、位相差の値Pがフレーム中に埋込まれて送信されるシステムに限定されておらず、それは、受信機がネットワーククロック信号CLK2 を再構成できるようにするために、測定された位相差の値が例えばフレームを使用して時間多重化あるいは周波数多重化される方法等でフレームから分離されて送信されることもできることが当業者には明らかだからである。
【0033】
また、フレームが送信機から受信機に送信される毎に位相測定が実行される必要はないことが注意される。位相の測定の周波数は完全に自由である。出力するネットワーククロックの正確度とリンク上で使用される帯域幅のリソースの量との間に妥協があることは明らかである。位相測定が送信機において一層頻繁に行われると、位相情報を伝送するために送信機と受信機との間のリンク上にさらに帯域幅が必要とされるが、入来するネットワーククロックCLK2 のより正確なコピーが受信機において生成されることができる。
【0034】
生成された出力ネットワーククロックの正確度に影響を与える別のパラメータは使用された位相測定技術である。この見地において、位相差Pを送信クロック周期の量として決定するカウンタが使用される構成は、単に位相差を測定する多数の種々の技術の1つに過ぎないことは注意されるべきである。
【0035】
さらに、上述のネットワークセグメントはそのデータ入力においてATMセルを受信するADSLセグメントであり、それに付随するATMクロック信号は8kHzであるが、本発明はそれに限定されないことに注目すべきである。上述の方法を多少変更すると、例えばVDSL(超高速デジタル加入者回線)セグメントおよびHFC(ハイブリッドファイバ同軸ケーブル)セグメント等の非ADSLネットワークセグメントによってデータおよびネットワーククロックが伝送されなければならない例えばSDH(同期デジタル階層)ネットワーク等の別のネットワークにおいて実行することができることは当業者には明らかである。
【0036】
最後に、上述のネットワークセグメントにおけるデータシンボルは電話回線TLによって伝送されるが、本発明はデータが伝送される送信媒体によって限定されない。特に、例えばケーブル接続、光学接続、衛星接続、空中を通る無線リンク等の、2つの通信装置TXおよびRXの間の任意の接続において本発明は実現されることができる。
【0037】
以上、本発明の原理が特定の装置に関して説明されてきたが、この説明は単なる一例であり、本発明の技術的範囲を限定するものでないことは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による方法を実行する送信装置TXおよび受信装置RXを有するネットワークセグメントの概略図。

Claims (11)

  1. 送信装置(TX)の入力部に供給された既知の一定周波数を有するネットワークタイミング基準信号(CLK 2 )を受信装置(RX)の出力部へ透過的に伝送する方法において、
    送信クロック信号(CLK 1 )が前記送信装置(TX)において利用可能であり、受信クロック信号(CLK 1' )が受信装置(RX)において利用可能であり、前記送信クロック信号(CLK 1 )と前記受信クロック信号(CLK 1' )とは同期されており、
    a)前記ネットワークタイミング基準信号(CLK2 )と、周波数分割により前記送信クロック信号(CLK1 )から得られた第1のローカル基準信号(R)との間の位相差の値(p)を測定し、
    b)前記位相差の値(P)を前記送信装置(TX)から前記受信装置(RX)送信し、
    c)前記既知の周波数と等しい周波数を有し、周波数分割により前記受信クロック信号(CLK 1' )から得られた第2のローカル基準信号(R´)との間の位相差の値が前記送信された位相差の値(p)に等しい位相差を有する出力クロック信号(CLK2')を前記受信装置(RX)において発生するステップを含んでいることを特徴とする伝送方法。
  2. 前記送信装置(TX)はデータフレーム(FRAME)を前記受信装置(RX)に送信し、それにおいて前記データフレーム(FRAME)のそれぞれの送信は前記第1のローカル基準信号(R)によってトリガーされる請求項1記載の方法。
  3. 前記位相差の値(P)は前記送信クロック信号(CLK1 )のサイクルのインクリメントで測定される請求項記載の方法。
  4. 前記測定された位相差の値(P)は前記データフレーム(FRAME)中に埋込まれる請求項記載の方法。
  5. 前記位相差の値(P)は、先に測定されて送信された最初の位相差の値と同一である場合には送信されない請求項1記載の方法。
  6. 前記位相差の値(P)を送信する代わりに、先に測定された位相差の値(P)からの位相差の値の偏差のみが送信される請求項1記載の方法。
  7. 前記送信装置(TX)および前記受信装置(RX)はそれぞれ非対称デジタル加入者回線(ADSL)の送信機および受信機であり、前記データフレーム(FRAME)は非対称デジタル加入者回線スーパーフレームであ請求項記載の方法。
  8. 前記位相差の値(P)は非対称デジタル加入者回線スーパーフレームのディスクリート・マルチトーン(DMT)シンボルの高速バイトフィールド中に埋込まれる請求項記載の方法。
  9. データ(DATA)が供給される第1の入力部ネットワークタイミング基準信号(CLK 2 )が供給される第2の入力部と、送信クロック信号が供給される第3の入力部とを有するデジタル加入者回線送信装置(TX)において、
    a)前記デジタル加入者回線送信装置(TX)の前記第1の入力と出力との間に結合され、データフレーム(FRAME)中に前記データを埋込み、ローカルタイミング基準信号(R)によりトリガーされたときに前記デジタル加入者回線送信装置(TX)の前記出力部から前記データフレーム(FRAME)を出力するように構成された埋込み手段(EMBED)を具備し、前記ローカルタイミング基準信号(R)は周波数分割によって前記送信クロック信号(CLK 1 )から導出され、
    b)前記ネットワークタイミング基準信号(CLK 2 )が供給される第1の入力部と、ローカルタイミング基準信号(R)が供給される第2の入力部とを備え、前記ネットワークタイミング基準信号(CLK2 )と前記ローカルタイミング基準信号(R)との間の位相差の値(P)を測定し前記位相差の値(P)を前記埋込み手段(EMBED)へ出力させるように構成されている位相測定手段(PHASE)を具備し、
    c)前記埋込み手段(EMBED)は前記データフレーム(FRAME)中に前記位相差の値(P)を埋込むように構成されていることを特徴とするデジタル加入者回線送信装置。
  10. 前記位相測定手段(PHASE)は、前記送信クロック信号(CLK 1 )が供給される第1のカウンタ入力部と、前記ローカルタイミング基準信号(R)が供給される第2のカウンタ入力部と、前記入力されたクロック信号(CLK 2 )が供給される第3のカウンタ入力部とを備えたカウンタを具備し、前記第1のカウンタ入力部の付勢においてカウンタ値を増加し、前記第2のカウンタ入力部の付勢においてカウンタ値をリセットし、前記第3のカウンタ入力部の付勢において前記埋込み手段(EMBED)に前記カウンタ値を出力するように構成されている請求項9記載のデジタル加入者回線送信装置。
  11. ータフレーム(FRAME)が供給される受信装置入力部と、受信クロック信号が供給されるクロック入力部と、受信装置出力部と、クロック出力部とを有するデジタル加入者回線受信装置(RX)において、
    a)前記データフレーム(FRAME)からデータ(DATA' )を検索し、そのデータを前記受信装置出力部に出力し、前記データフレーム(FRAME)内の確保された領域から位相差の値(P)を再生するように構成された再生手段(D−EMBED)と、
    b)周波数分割により前記受信クロック信号(CLK 1' )からローカルタイミング基準信号(R ' )を生成するように構成されているローカルタイミング基準信号手段と、
    c)前記位相差の値(P)が供給される第1の入力と、ローカルタイミング基準信号(R' )が供給される第2の入力部と、受信クロック信号(CLK 1' )が供給される第3の入力部とを備え、ネットワークタイミング基準信号の既知の周波数に等しい周波数を有し、前記ローカルタイミング基準信号(R' )前記位相差の値(P)に等しい位相差を有するクロック信号(CLK2')を生成するように構成されているクロック信号発生手段(GEN)とを具備していることを特徴とするデジタル加入者回線受信装置。
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