JP3398709B2 - バーストフレーム転送システム - Google Patents

バーストフレーム転送システム

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JP3398709B2
JP3398709B2 JP2000168617A JP2000168617A JP3398709B2 JP 3398709 B2 JP3398709 B2 JP 3398709B2 JP 2000168617 A JP2000168617 A JP 2000168617A JP 2000168617 A JP2000168617 A JP 2000168617A JP 3398709 B2 JP3398709 B2 JP 3398709B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はVDSLシステム等
に使用されるバーストフレームの転送システムに係わ
り、特に電話線などに使用されているペアケーブルを伝
送路として使用してバーストフレームを転送する場合に
近端漏話を防止するようにしたバーストフレーム転送シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットの普及に伴って、各種の
サーバからテキスト情報のみにとどまらず画像や音声あ
るいは映像といった大容量の情報の通信が盛んに行われ
るようになってきている。このような状況で、VDSL
(Very high-bit-rate DegitalSubscriber Line,Very
high-speed Degital Subscriber Line;超高速ディジタ
ル加入者線)システムといったような高速の通信環境の
整備が重要視されている。特に既存の通信事業者はいわ
ゆるツイスティッドペアという既存のメタリックケーブ
ルによるアクセスラインという膨大な資産を有してい
る。したがって、これを有効に利用して高度なサービス
を提供することが大きな課題となっている。
【0003】図9は、従来提案されたこのようなVDS
Lシステムを使用した通信システムの概要を表わしたも
のである。この通信システムで端末側に配置されたN台
ずつのVDSLモデム201は、それぞれが1対のメタ
リックケーブル202によって第1〜第Mのインタフェ
ース変換装置2031〜203Mのうちの対応するものに
接続されている。第1〜第Mのインタフェース変換装置
2031〜203Mは高速中継速度体系の国際規格として
のSDH(synchronous digital hierarchy)によるS
TM(synchronous transfer mode)−1信号とVDS
L信号とのインタフェース変換を行う装置である。この
第1〜第Mのインタフェース変換装置2031〜203M
に接続されたそれぞれのメタリックケーブル202は下
限が64Kbpsで、また上限が対称伝送の場合には2
6Mbps、非対称伝送の場合には下り52Mbps、
上り6Mbpsの範囲の転送レートでデータの転送を行
うことができる。これら第1〜第Mのインタフェース変
換装置2031〜203MにはそれぞれN本のメタリック
ケーブル202を接続できる(図では1本ずつを例示)
ので、これらN本のメタリックケーブル202の合計転
送レートは64Kbpsから156Mbpsの範囲とな
る。ここでは2KHzのピンポン伝送方式(TDD;Ti
me Division Duplexed)を採用している。
【0004】第1〜第Mのインタフェース変換装置20
1〜203MはN台のクロスコネクト装置204との間
で、光ケーブル205を用いてSDHによるSTM−1
フレームの転送を行うようになっている。それぞれの光
ケーブル205は156Mbpsの転送レートでデータ
の転送を行うことができる。クロスコネクト装置204
とSDH通信網207の間には、端局多重中継装置20
8と中継器209がL組配置されている。ここでクロス
コネクト装置204と端局多重中継装置208の間、端
局多重中継装置208と中継器209の間および中継器
209とSDH通信網207の間には光ケーブル21
1、212、213が配置されている。これらの光ケー
ブル211、212、213は、それぞれSDHによる
STM−1フレームを156Mbpsの転送レートで転
送するようになっている。第1〜第Mのインタフェース
変換装置2031〜203Mは、それぞれ光ケーブル20
5とは別の線221によって2KHzクロック源222
に接続されており、2KHzのクロック信号223が供
給されるようになっている。2KHzクロック源222
は、何らかの上位装置に配置されている。
【0005】この通信システムで第1〜第Mのインタフ
ェース変換装置2031〜203Mは、STM−1フレー
ムとVDSL信号の信号形式の変換を行う。そして、ク
ロック信号223を使用してバーストフレーム転送時の
メタリックケーブル同士の近端漏話を防止している。
【0006】図10は、この通信システムでVDSLシ
ステムの要部を表わしたものである。ここでは説明を簡
単にするために第1のインタフェース変換装置2031
に関連する部分を示している。第1のインタフェース変
換装置2031は実線路225を介して第1〜第NのV
DSLモデム2011〜201Nと接続されている。
【0007】図11は図10に示したVDSLシステム
で第1および第2のVDSLモデムから出力される送信
信号および受信信号としてのバーストフレームの位相が
合っていない場合を示したものであり、図12は図10
に示したVDSLシステムで第1および第2のVDSL
モデムから出力される送信信号および受信信号としての
バーストフレームの位相が合っている場合を示したもの
である。図11に示した例では図10に示した実線路2
25で第1のVDSLモデム2011から第1のインタ
フェース変換装置2031へ送信される送信信号2311
および第1のインタフェース変換装置2031から第1
のVDSLモデム2011へ送られる受信信号2321
伝送タイミングと、第2のVDSLモデム2012から
第1のインタフェース変換装置2031へ送信される送
信信号2312および第1のインタフェース変換装置2
031から第2のVDSLモデム2012へ送られる受信
信号2322の伝送タイミングがずれている。したがっ
て、送信信号2311、2312と受信信号2321、2
322が時間的に重複する時間帯235が発生すること
になる。この時間帯で近端漏話が発生することになる。
【0008】図12に示した例のタイミングでは、第1
のVDSLモデム2011から第1のインタフェース変
換装置2031へ送信される送信信号2311と、第1の
VDSLモデム2011から第2のインタフェース変換
装置2032へ送信される送信信号2312のタイミング
が一致しており、同様に第1のインタフェース変換装置
2031から第1のVDSLモデム2011へ送られる受
信信号2321の伝送タイミングと、第1のインタフェ
ース変換装置2031から第2のVDSLモデム2012
へ送られる受信信号2322の伝送タイミングとが一致
している。このように送信信号と送信信号および受信信
号と受信信号がそれぞれの時間帯236で完全に一致し
ているので、これらの時間帯では遠端漏話しか発生しな
くなる。
【0009】図11に示したような近端漏話が発生する
と回線品質が大きく劣化することが分かっている。図1
2に示した遠端漏話は近端漏話に比べると回線品質に与
える影響が少ない。このため、図9に示した第1〜第M
のインタフェース変換装置2031〜203Mは、2KH
zクロック源222から2KHzのクロック信号223
の供給を受けており、このクロック信号223を用いて
2KHzのバーストフレームタイミングを互いに一致さ
せるようにしている。
【0010】図13は、この従来のシステムにおけるイ
ンタフェース変換装置の構成を示したものである。図9
に示した第1〜第Mのインタフェース変換装置2031
〜203Mは、同一の回路構成となっているので、ここ
では第1のインタフェース変換装置2031を例にとっ
てその回路の説明を行う。第1のインタフェース変換装
置2031には、図9に示した第1〜第NのVDSLモ
デム2011〜201Nと1つずつ対応した第1〜第Nの
VDSLラインカード2411〜241Nが用意されてお
り、これらが1対1に接続されている。これら第1〜第
NのVDSLラインカード2411〜241Nは、SDH
STM−1インタフェースブロック242と2KHz
クロック受信部243に接続されている。2KHzクロ
ック受信部243は2KHzのクロック信号223を受
信してこれをクロック信号251として第1〜第NのV
DSLラインカード2411〜241Nに供給するように
なっている。
【0011】SDH STM−1インタフェースブロッ
ク242は、図9に示したクロスコネクト装置204と
接続されており、第1〜第NのVDSLラインカード2
41 1〜241Nからクロック信号251に同期して読み
出される送信信号231をSDH STM−1インタフ
ェースブロック242に入力してSDHによるSTM−
1フレーム261としてクロスコネクト装置204に送
出したり、反対にクロスコネクト装置204から送られ
てきたSTM−1フレーム261から受信データ232
を分離して第1〜第NのVDSLラインカード2411
〜241Nのうちの対応するものに出力するようになっ
ている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のバー
ストフレーム転送のための装置では、それぞれのインタ
フェース変換装置203がこれらに共通した2KHzの
クロック信号を外部の2KHzクロック源222から取
得している。このため、それぞれのインタフェース変換
装置203は共通の2KHzクロック源222との間に
クロック信号を受信するために光ケーブル205とは別
の線221を配置する必要があり、VDSLシステムを
使用した通信システムの構築に多額の費用を必要とする
といった問題があった。
【0013】そこで本発明の目的は、高速の通信環境で
メタリックケーブルを使用した際の近端漏話を防止する
ために使用するクロック信号の供給の簡略化を実現した
バーストフレーム転送システムを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)複数グループに分けられた通信端末と、
(ロ)クロスコネクト装置と、(ハ)通信端末とクロス
コネクト装置の間に配置され、通信端末のグループごと
にこれらの取り扱う信号とクロスコネクト装置の取り扱
う信号の形式を変換する、グループごとに設けられた信
号形式変換手段と、(ニ)各信号形式変換手段と対応す
るグループのそれぞれの通信端末とを個別に接続するケ
ーブルと、(ホ)信号形式変換手段単位で設けられ、ケ
ーブルに所定の周波数の基準クロック信号に同期させて
高速のデータを伝送するデータ伝送手段と、(へ)クロ
スコネクト装置に対して基準クロック信号を供給するク
ロック信号供給源と、(ト)このクロック信号供給源か
ら供給された基準クロック信号と同一周期となるタイミ
ングを表わした識別情報と、基準クロック信号に対する
そのフレームの位相差を表わした位相情報とを組み込ん
でそれぞれのグループの信号形式変換手段に基準クロッ
ク信号の周期よりも短い周期で送出するクロスコネクト
装置側クロック情報送出手段と、(チ)それぞれの信号
形式変換手段側に設けられクロスコネクト装置側クロッ
ク情報送出手段から送られてきた信号から識別情報を取
り出して基準クロック信号と同一周波数のクロック信号
を再生すると共に位相情報を抜き出してこの基準クロッ
ク信号と同一周波数のクロック信号の位相を補正する信
号形式変換手段側クロック信号生成手段とをバーストフ
レーム転送システムに具備させる。
【0015】すなわち請求項1記載の発明では、クロス
コネクト装置とグループごとの信号形式変換手段の間で
伝送される信号に、クロスコネクト装置側に対して供給
された基準クロック信号と同一周波数の信号を再生する
ための識別情報とその基準クロック信号に対する位相情
報を組み込んで各信号形式変換手段側に伝送するように
している。信号形式変換手段側では識別情報を抽出して
いくことで基準クロック信号と同一周波数の信号を得る
と共に、位相情報を用いて位相を合わせることができ
る。したがって、各信号形式変換手段側で再生されたク
ロック信号を用いてグループごとの通信端末と通信を行
えば各ケーブルを伝送される信号のフレームのタイミン
グを合わせることができ、近端漏話を防止することがで
きる。
【0016】請求項2記載の発明では、(イ)複数グル
ープに分けられた通信端末と、(ロ)クロスコネクト装
置と、(ハ)通信端末とクロスコネクト装置の間に配置
され、通信端末のグループごとにこれらの取り扱う信号
とクロスコネクト装置の取り扱う信号の形式を変換す
る、グループごとに設けられた信号形式変換手段と、
(ニ)各信号形式変換手段と対応するグループのそれぞ
れの通信端末とを個別に接続するケーブルと、(ホ)信
号形式変換手段単位で設けられ、ケーブルに所定の周波
数の基準クロック信号に同期させて高速のデータを伝送
するデータ伝送手段と、(へ)信号形式変換手段のいず
れかに用意された基準クロック信号供給用のクロック信
号供給源と、(ト)このクロック信号供給源から供給さ
れた基準クロック信号と同一周期となるタイミングを表
わした識別情報と、基準クロック信号に対するそのフレ
ームの位相差を表わした位相情報とを組み込んで基準ク
ロック信号の周期よりも短い周期でクロスコネクト装置
側に送出する信号形式変換手段側クロック情報送出手段
と、(チ)この信号形式変換手段側クロック情報送出手
段から送られてきた識別情報および位相情報を組み込ん
で、それぞれのグループの信号形式変換手段に基準クロ
ック信号の周期よりも短い周期で送出するクロスコネク
ト装置側クロック情報送出手段と、(リ)信号形式変換
手段側クロック情報送出手段を設けないそれぞれの信号
形式変換手段側に設けられクロスコネクト装置側クロッ
ク情報送出手段から送られてきた信号から識別情報を取
り出して基準クロック信号と同一周波数のクロック信号
を再生すると共に位相情報を抜き出してこの基準クロッ
ク信号と同一周波数のクロック信号の位相を補正する信
号形式変換手段側クロック信号生成手段とをバーストフ
レーム転送システムに具備させる。
【0017】すなわち請求項2記載の発明では、クロス
コネクト装置とグループごとの信号形式変換手段の間で
伝送される信号に、いずれかの信号形式変換手段側に用
意された基準クロック信号と同一周波数の信号を再生す
るための識別情報とその基準クロック信号に対する位相
情報を組み込んでその信号形式変換手段からクロスコネ
クト装置に伝送するようにしている。クロスコネクト装
置はそれぞれの信号形式変換手段と伝送する信号にこれ
を転送する。したがって、各信号形式変換手段は識別情
報を抽出していくことで基準クロック信号と同一周波数
の信号を得ると共に、位相情報を用いて位相を合わせる
ことができる。したがって、各信号形式変換手段側で再
生されたクロック信号を用いてグループごとの通信端末
と通信を行えば各ケーブルを伝送される信号のフレーム
のタイミングを合わせることができ、近端漏話を防止す
ることができる。
【0018】請求項3記載の発明では、請求項1または
請求項2記載のバーストフレーム転送システムで、ケー
ブルはメタリックケーブルであり、基準クロック信号は
2KHzの信号であり、データ伝送手段は2KHzのバ
ーストフレームをメタリックケーブルに伝送させること
を特徴としている。
【0019】すなわち請求項3記載の発明では、既存の
メタリックケーブルに2KHzのバーストフレームを伝
送するときに、近端漏話を防止するようにしている。
【0020】請求項4記載の発明では、請求項1記載の
バーストフレーム転送システムで、基準クロック信号を
供給するクロック信号供給源はクロスコネクト装置に内
蔵されていることを特徴としている。
【0021】すなわち請求項4記載の発明では、クロス
コネクト装置に対して外部から基準クロック信号が供給
されるだけでなく、内蔵されてもよいことを示してい
る。
【0022】請求項5記載の発明では、請求項1または
請求項2記載のバーストフレーム転送システムで、信号
形式変換手段とクロスコネクト装置は、SDHによるS
TM−1信号の伝送を行うことを特徴としている。
【0023】請求項6記載の発明では、請求項1または
請求項2記載のバーストフレーム転送システムで、信号
形式変換手段と通信端末はVDSL信号の伝送を行うこ
とを特徴としている。
【0024】
【発明の実施の形態】
【0025】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0026】図1は、本発明の一実施例におけるバース
トフレーム転送システムを使用した通信システムの一例
についてその概要を表わしたものである。この通信シス
テムで端末側に配置されたN台ずつのVDSLモデム1
01は、それぞれが1対のメタリックケーブル102に
よって第1〜第Mのインタフェース変換装置1031
103Mのうちの対応するものに接続されている。第1
〜第Mのインタフェース変換装置1031〜103MはS
DH(synchronous digital hierarchy)によるSTM
(synchronous transfer mode)−1信号とVDSL(V
ery high-bit-rate Degital Subscriber Line,Very hi
gh-speed Degital Subscriber Line)信号とのインタフ
ェース変換を行う装置である。第1〜第Mのインタフェ
ース変換装置1031〜103Mに接続されたメタリック
ケーブル102は下限が64Kbpsで、また上限が対
称伝送の場合には26Mbps、非対称伝送の場合には
下り52Mbps、上り6Mbpsの範囲の転送レート
でデータの転送を行うことができる。第1〜第Mのイン
タフェース変換装置1031〜103MにはそれぞれN本
のメタリックケーブル102を接続できる(図では1本
ずつを例示)ので、これらN本のメタリックケーブル1
02の合計転送レートは64Kbpsから156Mbp
sの範囲となる。ここでは2KHzのピンポン伝送方式
(TDD;Time Division Duplexed)を採用している。
【0027】第1〜第Mのインタフェース変換装置10
1〜103MはN台のクロスコネクト装置104との間
で、光ケーブル105を用いてSDHによるSTM−1
フレームの転送を行うようになっている。それぞれの光
ケーブル105は156Mbpsの転送レートでデータ
の転送を行うことができる。クロスコネクト装置104
とSDH通信網107の間には、端局多重中継装置10
8と中継器109がL組配置されている。端局多重中継
装置108は長距離かつ大容量のデータ伝送を行うため
に設けられている。クロスコネクト装置104と端局多
重中継装置108の間、端局多重中継装置108と中継
器109の間および中継器109とSDH通信網107
の間には光ケーブル111、112、113が配置され
ている。これらの光ケーブル111、112、113
は、それぞれSDHによるSTM−1フレームを156
Mbpsの転送レートで転送するようになっている。
【0028】なお、この通信システムでVDSLモデム
101はたとえばオフィスや各家庭に配置されており、
インタフェース変換装置1031〜103Mはたとえば柱
やビルの機械室に配置されている。クロスコネクト装置
104は電話会社内に配置されている。
【0029】図2は、本実施例のインタフェース変換装
置の構成を示したものである。図1に示した第1〜第M
のインタフェース変換装置1031〜103Mは、同一の
回路構成となっているので、ここでは第1のインタフェ
ース変換装置1031を例にとってその回路の説明を行
う。第1のインタフェース変換装置1031には、図1
に示した第1〜第NのVDSLモデム1011〜101N
と1つずつ対応した第1〜第NのVDSLラインカード
1411〜141Nが用意されており、これらが1対1に
接続されている。これら第1〜第NのVDSLラインカ
ード1411〜141Nは、SDH STM−1インタフ
ェースブロック142と2KHzクロック再生部143
に接続されている。2KHzクロック再生部143はS
DHSTM−1インタフェースブロック142から位相
データ144を受け取って2KHzクロック信号の再生
を行う。この再生された2KHzクロック信号146は
第1〜第NのVDSLラインカード1411〜141N
供給されるようになっている。
【0030】SDH STM−1インタフェースブロッ
ク142は、図1に示したクロスコネクト装置104と
接続されており、第1〜第NのVDSLラインカード1
41 1〜141Nからクロック信号146に同期して読み
出される送信信号151をSDH STM−1インタフ
ェースブロック142に入力してSDHによるSTM−
1フレーム152としてクロスコネクト装置104に送
出したり、反対にクロスコネクト装置104から送られ
てきたSTM−1フレーム152から得られた受信デー
タ154を第1〜第NのVDSLラインカード1411
〜141Nのうちの対応するものに出力するようになっ
ている。
【0031】図3および図4はSTM−1フレームの2
つのフレーム形式を表わしたものである。図3に示した
STM−1フレーム152Aは、図4に示したSTM−
1フレーム152Bと同様に156Mbpsの転送速度
で8KHzの周期で繰り返されるものであり、SDHス
ーパフレームとも呼ばれている。図3に示したSTM−
1フレーム152Aは、管理領域としてのSOH(Sect
ion Over Head)161Aと実際のデータを収容したペ
イロード162Aとによって構成されている。STM−
1フレーム152Aのペイロード162Aには図示した
ようにVC−3部163が3個収容されている。それぞ
れのVC−3部163のパスオーバヘッド(POH)1
64には、順に“0”から“3”の値を繰り返していく
“H4”バイト165が収容されている。この“H4”
バイト165は、TU(Tributary Unit)のマルチフレ
ーム番号としての“0”から“3”を示すために使用さ
れるポインタ(位置情報)であり、信号状態が“0
0”、“01”、“10”、および“11”と順に繰り
返し変化する。したがって、STM−1フレーム152
Aにおけるこの“H4”バイト165の特定の1つを順
に抽出していくようにし、これが同一の値(たとえば値
“0”)となる周期を求めると、2KHzとなる。
【0032】図4に示したSTM−1フレーム152B
の方は、管理領域としてのSOH161Bと実際のデー
タを収容したペイロード162Bとによって構成されて
いる。ペイロード162Bの部分には図示したようにV
C−3部163が1個収容されている。VC−3部16
3のパスオーバヘッド(POH)164には、順に
“0”から“3”の値を繰り返していく“H4”バイト
165が収容されている。したがって、STM−1フレ
ーム152Bにおけるこの“H4”バイト165を順に
抽出していくようにし、これが同一の値(たとえば値
“0”)となる周期を求めると、2KHzとなる。すな
わち、図3と図4のいずれに示したSTM−1フレーム
152A、152Bでも、図9で2KHzクロック源2
22から求めていた2KHzのクロック信号223と同
様のクロック信号を抽出できることになる。
【0033】図5は、クロスコネクト装置側に配置され
ている位相情報生成回路の構成を示したものである。位
相情報生成回路171は2KHz成分検出回路172
と、その後段に配置されたカウンタ173と、更にその
後段に配置された2KHz位相検出部174とで構成さ
れている。2KHz成分検出回路172は図3および図
4で説明した“H4”バイト165が入力される。2K
Hz成分検出回路172は入力される“H4”バイト1
65の信号状態が“00”、“01”、“10”、“1
1”のうちの“00”になったときフレーム零位相検出
信号175をカウンタ173に出力するようになってい
る。カウンタ173は、8.192MHzの図示しない
クロック信号により“0”から“4095”までの値を
カウントする。そして、SDHスーパフレーム(8KH
z)の先頭のタイミングで出力されるフレームタイミン
グ信号176によってそのカウント値を“0”にリセッ
トし、この時点からカウントを再開する。カウンタ17
3から出力されるカウント値を表わした12ビットのカ
ウント値情報177は2KHz位相検出部174に入力
される。
【0034】2KHz位相検出部174は、網側の図示
しないクロック供給装置から受信している2KHzのバ
ーストフレームタイミング信号178を入力するように
なっており、この入力タイミングで12ビットのカウン
ト値情報177を取り込み、これを同じく12ビットの
位相情報179として出力する。この位相情報179は
図3に示したSOH161Aあるいは図4に示したSO
H161Bにおける空いている特定の領域に組み込ん
で、データと共に第1〜第Mのインタフェース変換装置
1031〜103Mに送出することになる。
【0035】図6は、第1のインタフェース変換装置側
の2KHzクロック再生部の構成を表わしたものであ
る。第2〜第Mのインタフェース変換装置1032〜1
03Mも2KHzクロック再生部143について全く同
一の回路を備えているので、これらの図示および説明は
省略する。
【0036】図2に示した第1のインタフェース変換装
置1031内のSDH STM−1インタフェースブロ
ック142は、図5で説明した12ビットの位相情報1
79を抽出して、これを位相データ144として2KH
zクロック再生部143内の第1の2KHz位相検出部
181に供給する。2KHzクロック再生部143には
STM−1フレーム152を基にして得られた“H4”
バイト165から2KHz成分を検出するための2KH
z成分検出回路182も設けられている。これは図5に
おける2KHz成分検出回路172と同一構成の回路で
ある。2KHz成分検出回路182から出力される、
“H4”バイト165の信号状態が“00”であること
を示すフレーム零位相検出信号183はカウンタ184
に出力されるようになっている。カウンタ184は、図
5に示したカウンタ173と同様に、8.192MHz
の図示しないクロック信号により“0”から“409
5”までの値をカウントするようになっている。カウン
タ184にはSDHスーパフレーム(8KHz)の先頭
のタイミングで出力されるフレームタイミング信号18
5が入力されるようになっている。カウンタ184から
出力されるカウント値を表わした12ビットのカウント
値情報186は第2の2KHz位相検出部187に供給
される。これら第1および第2の2KHz位相検出部1
81、187の出力側には位相比較器188が設けられ
ており、その出力側には2KHzバーストフレーム信号
生成回路189が設けられている。第1および第2の2
KHz位相検出部181、187は、この2KHzバー
ストフレーム信号生成回路189の出力する2KHzク
ロック信号191をラッチ信号として入力するようにな
っている。
【0037】このような2KHzクロック再生部143
で、2KHz成分検出回路182は“H4”バイト16
5の信号状態が“00”となった時点でこれを示すフレ
ーム零位相検出信号183をカウンタ184に出力す
る。カウンタ184にはSDHスーパフレーム(8KH
z)の先頭のタイミングで出力されるフレームタイミン
グ信号185が入力される。このフレームタイミング信
号185の入力されたタイミングでカウンタ184はそ
のカウント値を“0”にリセットし、この時点からカウ
ントを再開する動作を繰り返す。そして、フレーム零位
相検出信号183が入力された時点でそのときのカウン
ト値を表わした12ビットのカウント値情報186を第
2の2KHz位相検出部187に供給する。この12ビ
ットのカウント値情報186は、2KHzバーストフレ
ーム信号生成回路189の生成した2KHzクロック信
号191の立ち上がりでラッチされ、その出力が12ビ
ットのカウント値データ193として位相比較器188
に供給される。第1の2KHz位相検出部181の方は
同様に2KHzクロック信号191によってクロスコネ
クト装置104側から送られてきたその時点の位相デー
タ144を取り込んで、これを同じく12ビットの位相
データ194として位相比較器188に供給する。
【0038】位相比較器188はこれら12ビットのカ
ウント値データ193と12ビットの位相データ194
の引き算を行う。たとえば第1のインタフェース変換装
置1031側のカウント値データ193が“00000
0001011”であったとし、クロスコネクト装置1
04側の位相データ194が“00000000100
0”であったとする。位相比較器188はこれらの引き
算を行って、その計算結果“0x03”を2KHzバー
ストフレーム信号生成回路189に計算結果データ19
5として供給する。2KHzバーストフレーム信号生成
回路189はこの計算結果データ195を基にして第1
のインタフェース変換装置1031側の2KHzバース
トフレーム信号の位相をクロスコネクト装置104側に
合わせ、位相の整合された2KHzクロック信号191
を出力することになる。
【0039】この例では第1のインタフェース変換装置
1031側の2KHzクロック再生部143を用いてク
ロスコネクト装置104と第1のインタフェース変換装
置1031との間での2KHzのクロック信号の位相を
調整する例を説明した。同様にして第2〜第Mのインタ
フェース変換装置1032〜103Mもクロスコネクト装
置104との間で2KHzのクロック信号の位相を調整
する。したがって、これらの装置104、1031〜1
03M間で共通の2KHzのクロック信号を使用してい
る場合と同様の効果を得ることができる。
【0040】図7はこれらクロスコネクト装置と第1〜
第Mのインタフェース変換装置の関係を示したものであ
る。ここでは共通のSDH通信網を使用してクロスコネ
クト装置104をマスタ局として第1〜第Mのインタフ
ェース変換装置1031〜103Mの間で共通の2KHz
のクロック信号を使用できるようにしたことになる。こ
れらクロスコネクト装置104をクロック信号のマスタ
局として第1〜第Mのインタフェース変換装置1031
〜103Mの間ではSTM−1フレームが伝送されてい
るので、クロック信号源を備えている装置であればどの
装置もマスタ局となることができる。その一例を次の変
形例で説明する。
【0041】変形例
【0042】図8は、クロック信号のマスタ局を第1の
インタフェース変換装置とした場合のバーストフレーム
転送システムの原理的な構成を表わしたものである。こ
の変形例のシステムは、たとえば網側に2KHzのクロ
ック信号源が存在しない場合に有益である。この例では
第1のインタフェース変換装置1031の有する2KH
zのクロック信号源を基準として2KHzのクロック信
号の位相を同期させる。
【0043】この例の場合には、第1のインタフェース
変換装置1031の送出するSTM−1フレームに2K
Hzバーストフレームの位相情報および実施例で示した
“H4”バイト165に相当する周波数に関する識別情
報を組み込んで、これをクロスコネクト装置104に送
出する。クロスコネクト装置104ではこの位相情報お
よび周波数の識別情報を第2〜第Mのインタフェース変
換装置1032〜103Mに対するSTM−1フレームの
送信時に、同様に組み込んで送出する。この結果、これ
らの装置104、1031〜103M間で共通の2KHz
のクロック信号を使用している場合と同様の効果を得る
ことができる。
【0044】なお、実施例では8KHzで繰り返される
STM−1フレーム152Aを使用して“H4”バイト
165の特別の信号状態を抽出することで2KHzの周
波数を再生することにしたが、一般に再生しようとする
周波数よりも高い周波数の信号に同様に“H4”バイト
165のような識別情報を組み込んで転送することで、
所望の周波数を再生することができる。したがって、本
発明は2KHzの周波数のクロック信号を再生したりそ
の位相を調整するものに限定されないことは当然であ
る。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように請求項1、請求項3
〜請求項6記載の発明によれば、クロスコネクト装置と
グループごとの信号形式変換手段の間で伝送される信号
に、クロスコネクト装置側に対して供給された基準クロ
ック信号と同一周波数の信号を再生するための識別情報
とその基準クロック信号に対する位相情報を組み込んで
各信号形式変換手段側に伝送するようにし、信号形式変
換手段側では識別情報を抽出していくことで基準クロッ
ク信号と同一周波数の信号を得ると共に、位相情報を用
いて位相を合わせるようにした。したがって、近端漏話
を防止することができるだけでなく、1つのクロック供
給源からそれぞれの信号形式変換手段にクロック信号を
伝送するための線路を設ける必要がなく、システムの構
築に掛かる費用および時間を節約することができる。し
かも既存の信号を使用してクロック信号を再生すること
にしているので、信号のトラヒックの増大にもつながら
ないという利点がある。
【0046】また請求項2、請求項3、請求項5および
請求項6記載の発明によれば、クロスコネクト装置とグ
ループごとの信号形式変換手段の間で伝送される信号
に、いずれかの信号形式変換手段側に用意された基準ク
ロック信号と同一周波数の信号を再生するための識別情
報とその基準クロック信号に対する位相情報を組み込ん
でその信号形式変換手段からクロスコネクト装置に伝送
するようにし、クロスコネクト装置はそれぞれの信号形
式変換手段と伝送する信号にこれを転送することで、各
信号形式変換手段が識別情報を抽出して基準クロック信
号と同一周波数の信号を得ると共に、位相情報を用いて
位相を合わせることができるようにした。したがって、
近端漏話を防止することができるだけでなく、1つのク
ロック供給源からそれぞれの信号形式変換手段にクロッ
ク信号を伝送するための線路を設ける必要がなく、シス
テムの構築に掛かる費用および時間を節約することがで
きる。しかも既存の信号を使用してクロック信号を再生
することにしているので、信号のトラヒックの増大にも
つながらないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるバーストフレーム転
送システムを使用した通信システムの一例についてその
概要を表わしたシステム構成図である。
【図2】本実施例のインタフェース変換装置の構成を示
したブロック図である。
【図3】STM−1フレームの第1のフレーム形式を表
わした説明図である。
【図4】STM−1フレームの第2のフレーム形式を表
わした説明図である。
【図5】本実施例でクロスコネクト装置側に配置されて
いる位相情報生成回路の構成を示したブロック図であ
る。
【図6】本実施例で第1のインタフェース変換装置側の
2KHzクロック再生部の構成を表わしたブロック図で
ある。
【図7】本実施例におけるクロスコネクト装置と第1〜
第Mのインタフェース変換装置の関係を示した説明図で
ある。
【図8】本発明の変形例としてクロック信号のマスタ局
を第1のインタフェース変換装置とした場合のバースト
フレーム転送システムの原理的な構成を表わしたシステ
ム構成図である。
【図9】従来提案されたVDSLシステムを使用した通
信システムの概要を表わしたシステム構成図である。
【図10】従来の通信システムにおけるVDSLシステ
ムの要部を表わした概略構成図である。
【図11】図10に示したVDSLシステムで第1およ
び第2のVDSLモデムから出力される送信信号および
受信信号としてのバーストフレームの位相が合っていな
い場合を示したタイミング図である。
【図12】図10に示したVDSLシステムで第1およ
び第2のVDSLモデムから出力される送信信号および
受信信号としてのバーストフレームの位相が合っている
場合を示したタイミング図である。
【図13】図9に示した従来のインタフェース変換装置
の構成を示したブロック図である。
【符号の説明】
101 VDSLモデム 102 メタリックケーブル 103 インタフェース変換装置 104 クロスコネクト装置 107 SDH通信網 108 端局多重中継装置 142 SDH STM−1インタフェースブロック 143 2KHzクロック再生部 144 位相データ 146、191 2KHzクロック信号 152 STM−1フレーム 161 SOH(Section Over Head) 162 ペイロード 165 “H4”バイト 171 位相情報生成回路 172、182 2KHz成分検出回路 173、184 カウンタ 174 2KHz位相検出部 179 位相情報 181 第1の2KHz位相検出部 187 第2の2KHz位相検出部 188 位相比較器
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04Q 11/04 304 H04L 11/20 B (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 3/00 H04J 3/06 H04L 7/04 H04L 12/66 H04Q 11/04 304

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数グループに分けられた通信端末と、 クロスコネクト装置と、 前記通信端末とクロスコネクト装置の間に配置され、通
    信端末のグループごとにこれらの取り扱う信号とクロス
    コネクト装置の取り扱う信号の形式を変換する、グルー
    プごとに設けられた信号形式変換手段と、 各信号形式変換手段と対応するグループのそれぞれの通
    信端末とを個別に接続するケーブルと、 前記信号形式変換手段単位で設けられ、ケーブルに所定
    の周波数の基準クロック信号に同期させて高速のデータ
    を伝送するデータ伝送手段と、 前記クロスコネクト装置に対して前記基準クロック信号
    を供給するクロック信号供給源と、 このクロック信号供給源から供給された基準クロック信
    号と同一周期となるタイミングを表わした識別情報と、
    基準クロック信号に対するそのフレームの位相差を表わ
    した位相情報とを組み込んでそれぞれのグループの前記
    信号形式変換手段に前記基準クロック信号の周期よりも
    短い周期で送出するクロスコネクト装置側クロック情報
    送出手段と、 それぞれの前記信号形式変換手段側に設けられクロスコ
    ネクト装置側クロック情報送出手段から送られてきた信
    号から前記識別情報を取り出して前記基準クロック信号
    と同一周波数のクロック信号を再生すると共に前記位相
    情報を抜き出してこの基準クロック信号と同一周波数の
    クロック信号の位相を補正する信号形式変換手段側クロ
    ック信号生成手段とを具備することを特徴とするバース
    トフレーム転送システム。
  2. 【請求項2】 複数グループに分けられた通信端末と、 クロスコネクト装置と、 前記通信端末とクロスコネクト装置の間に配置され、通
    信端末のグループごとにこれらの取り扱う信号とクロス
    コネクト装置の取り扱う信号の形式を変換する、グルー
    プごとに設けられた信号形式変換手段と、 各信号形式変換手段と対応するグループのそれぞれの通
    信端末とを個別に接続するケーブルと、 前記信号形式変換手段単位で設けられ、ケーブルに所定
    の周波数の基準クロック信号に同期させて高速のデータ
    を伝送するデータ伝送手段と、 前記信号形式変換手段のいずれかに用意された前記基準
    クロック信号供給用のクロック信号供給源と、 このクロック信号供給源から供給された基準クロック信
    号と同一周期となるタイミングを表わした識別情報と、
    基準クロック信号に対するそのフレームの位相差を表わ
    した位相情報とを組み込んで前記基準クロック信号の周
    期よりも短い周期でクロスコネクト装置側に送出する信
    号形式変換手段側クロック情報送出手段と、 この信号形式変換手段側クロック情報送出手段から送ら
    れてきた前記識別情報および位相情報を組み込んで、そ
    れぞれのグループの前記信号形式変換手段に前記基準ク
    ロック信号の周期よりも短い周期で送出するクロスコネ
    クト装置側クロック情報送出手段と、 前記信号形式変換手段側クロック情報送出手段を設けな
    いそれぞれの前記信号形式変換手段側に設けられクロス
    コネクト装置側クロック情報送出手段から送られてきた
    信号から前記識別情報を取り出して前記基準クロック信
    号と同一周波数のクロック信号を再生すると共に前記位
    相情報を抜き出してこの基準クロック信号と同一周波数
    のクロック信号の位相を補正する信号形式変換手段側ク
    ロック信号生成手段とを具備することを特徴とするバー
    ストフレーム転送システム。
  3. 【請求項3】 前記ケーブルはメタリックケーブルであ
    り、前記基準クロック信号は2KHzの信号であり、前
    記データ伝送手段は2KHzのバーストフレームをメタ
    リックケーブルに伝送させることを特徴とする請求項1
    または請求項2記載のバーストフレーム転送システム。
  4. 【請求項4】 前記基準クロック信号を供給するクロッ
    ク信号供給源は前記クロスコネクト装置に内蔵されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のバーストフレーム転
    送システム。
  5. 【請求項5】 前記信号形式変換手段とクロスコネクト
    装置は、SDHによるSTM−1信号の伝送を行うこと
    を特徴とする請求項1または請求項2記載のバーストフ
    レーム転送システム。
  6. 【請求項6】 前記信号形式変換手段と前記通信端末は
    VDSL信号の伝送を行うことを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載のバーストフレーム転送システム。
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