JP3823171B2

JP3823171B2 - Endoscope washing device

Info

Publication number: JP3823171B2
Application number: JP2002178284A
Authority: JP
Inventors: 仁友岡; 剛人鈴木
Original assignee: Koken Co Ltd
Current assignee: Koken Co Ltd
Priority date: 2002-06-19
Filing date: 2002-06-19
Publication date: 2006-09-20
Anticipated expiration: 2022-06-19
Also published as: JP2004016638A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、内視鏡洗滌装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、内視鏡洗滌装置では、内視鏡の洗滌がその装置で予定通りに行われたか否かを確認することが内視鏡の再度の使用に先立って必要である。その必要に応えるべく、特開昭５８−１５７４４１号公報の装置では、内視鏡洗滌用の洗滌水を貯える水槽の水位を検出する。この水槽における水位が正常であれば、洗滌槽に入れた内視鏡は洗滌水に完全に浸漬されることが一応保証される。また、特開昭５８−１５７４３９号公報の装置では、内視鏡を入れる洗滌槽に水位検出手段が設けられている。この場合にも、水位が正常であれば、内視鏡は洗滌水に完全に浸漬されることが保証される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
前記特開昭５８−１５７４４１号公報に開示の装置における確認方法は、洗滌水を洗滌槽へ流入させるノズルが詰まっていると、予定しているような効果を奏することができない。また、食塩水等を電気分解して得られるアルカリ水や酸性水を洗滌水としてそれぞれの水槽へ連続的に供給する装置では、この方法を応用することが難しい。水槽から洗滌槽への洗滌水の流入中にも電気分解で生成する洗滌水が水槽へ供給されることがあり、水槽の水位を検出しただけでは、洗滌槽に供給される洗滌水の量を把握できないからである。
【０００４】
また、前記特開昭５８−１５７４３９号公報に開示の装置における確認方法は、洗滌槽に入れた内視鏡を洗滌水に浸漬する洗滌装置で採用することができても、その内視鏡に洗滌水をスプレーする洗滌装置では採用することができない。
【０００５】
この発明では、内視鏡を洗滌槽に入れて、その内視鏡を洗滌水に浸漬して洗滌する場合にも、その内視鏡に洗滌水をスプレーして洗滌する場合にも、また洗滌水を洗滌槽へ流入させるノズルが詰まっている場合にも内視鏡の洗滌が予定通り確実に行われたか否かを判断できるように、従来の内視鏡洗滌装置を改良することが課題である。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、この発明が対象とするのは、洗滌水供給口と洗滌水排出口とを有する洗滌槽の内部で内視鏡を洗滌可能な装置である。
【０００７】
かかる装置において、この発明が特徴とするところは、前記洗滌槽の外側に前記排出口につながる廃水用水槽と、前記水槽から前記廃水を排出可能なポンプと、前記ポンプによる排出量を検出する手段とが設けられ、前記手段による検出結果と前記装置が正常運転される場合の計算上の洗滌水使用量とが対比されて前記内視鏡の洗滌過程が正常であるか否かを通報可能であること、にある。
【０００８】
この発明には、次のような好ましい実施態様がある。
（１）前記廃水用水槽が上限貯水レベルに位置する上限スイッチと下限貯水レベルに位置する下限スイッチとを有し、前記上限スイッチによって前記ポンプを始動させ、前記下限スイッチによって前記ポンプを停止させ、これら両スイッチいずれかの作動回数を前記手段として前記排出量を検出する。
（２）前記手段が前記ポンプの稼働時間を積算するタイマーである。
（３）前記廃水用水槽が少なくとも２基設けられ、これらの水槽は、廃水が下限貯水レベルにあるときにのみ前記洗滌槽からの前記廃水の流入が始まる一方、前記廃水の流入が終了して満水状態にあるときにのみ前記ポンプによる排出が始まる。
【０００９】
【発明の実施の形態】
添付の図面を参照し、この発明に係る内視鏡洗滌装置の詳細を説明すると、以下のとおりである。
【００１０】
図１，２は、洗滌装置１の配管系統図と、図１に示された本体３の斜視図である。装置１は、使用後の内視鏡２を密閉状態で収容できる洗滌槽３ａを備えた洗滌機本体３と、アルカリ水の供給源となるアルカリ水貯水槽６と、酸性水の供給源となる酸性水貯水槽７と、実質的に中性の水である水道水の供給源となる水道水貯水槽８と、これら供給源のそれぞれから本体３にまで延びる送水管９と、本体３の手前で送水管９に組み込まれている送水用のマグネットポンプ１０とを有する。送水管９は、貯水槽６〜８のそれぞれからポンプ１０にまで延びる第１〜３分岐管１１〜１３を含み、これら第１〜３分岐管１１〜１３がポンプ１０を出ると、１本の送水管９となって本体３にまで延びている。
【００１１】
本体３は、公知ないし周知のもので、図２に示されるように、蓋３ｂによって密閉される洗滌槽３ａを有し、槽３ａには洗滌すべき内視鏡２を巻き付けるための環状の支持部材３ｄと、第１〜４ノズル４１〜４４とが設けられ、支持部材３ｄの中央部には排出口３９が設けられている。本体３にまで延びた送水管９は、第４〜７分岐管３４〜３７に分かれ、第４〜７電磁弁３４ａ〜３７ａを経て洗滌水供給口である第１〜４ノズル４１〜４４へと延びている。第１、２ノズル４１，４２は、アルカリ水や酸性水、水道水を洗滌水として洗滌槽３ａへ流入させるためおよび／または内視鏡２にスプレーするために使用される。内視鏡２は、これらの洗滌水に浸漬されたり、これらの洗滌水をスプレーされたりすることによってその外部が洗滌され、殺菌される。第３、４ノズル４３，４４は、内視鏡２に接続され、内視鏡２の送気送水チューブ、吸引チューブ、鉗子挿通チューブ（いずれも図示せず）に対してアルカリ水や酸性水、水道水を供給して、これらの内部を洗滌し、殺菌することができる。洗滌槽３ａや内視鏡２に供給されたアルカリ水等は廃水ｗとなって、排水口３９から洗滌槽３aの外へ出る。本体３の頂部には、蓋３ｂの近傍に装置１の運転条件を設定するのに必要な各種押しボタン（図示せず）を含む操作パネル５０が設けられている。
【００１２】
本体３は、排出口３９の下流側に廃水ｗを貯えるための廃水用水槽６３と排水ポンプ６４と、好ましくは第８電磁弁６２とを有し、図１に示されている水槽６３の内部にはフロートスイッチ６６が設置されている。フロートスイッチ６６は、上限貯水レベルに位置する上限スイッチ６７と下限貯水レベルに位置する下限スイッチ６８とを有する。排水ポンプ６４は、１本の内視鏡２を洗滌するのに要した稼働時間を積算可能なタイマーＴと電気的につながっている。本体３のパネル５０では、アルカリ水、酸性水および水道水による洗滌回数や洗滌順序等の洗滌条件を設定可能である。
【００１３】
図１の装置１は、アルカリ水貯水槽６と酸性水貯水槽７との上流側に公知ないし周知の食塩水電気分解槽２６を有する。電気分解槽２６では、所要濃度に調整された食塩水の電気分解が進み、好ましくはｐＨ１１以上、ＯＲＰ（酸化還元電位）−８００ｍＶ以上のアルカリ水と、好ましくはｐＨ２．２〜２．７、ＯＲＰ＋１１００ｍＶ以上、有効塩素濃度２０〜６０ｍｇ／ｋｇの酸性水とを等量ずつ生成させて、それぞれの貯水槽６，７へ供給する。電気分解槽２６は、貯水槽６，７の水位に対応して自動的に間欠運転することができるもので、その運転条件もまた本体３のパネル５０において設定可能である。
【００１４】
この装置１によれば、使用後の内視鏡２をアルカリ水で洗滌することによって、内視鏡２の内外に付着しているタンパク質を溶解したり、剥離したりすることができる。タンパク質による表面の汚れが取れた内視鏡２は、酸性水で洗滌することによって内外を細部に至るまで殺菌することができる。水道水は、アルカリ水や酸性水で洗滌した後の内視鏡をさらに洗滌することができる。
【００１５】
洗滌槽３ａで使用された洗滌水は廃水ｗとなり、排出口３９と装置１の設定条件に応じて適宜開放される第８電磁弁６２とを経て廃水用水槽６３へ流入する。水槽６３では、廃水ｗが上限貯水レベルに達すると上限スイッチ６７が作動し、そのスイッチ６７からの信号に基づいて排水ポンプ６４が始動して、廃水ｗを水槽６３の外へ棄てることができる。水槽６３において廃水ｗが下限貯水レベルに達すると、下限スイッチ６８が作動し、そのスイッチ６８からの信号に基づいて排水ポンプ６４が停止する。１本の内視鏡２についての洗滌開始から洗滌終了までのポンプ６４の稼働時間は、タイマーＴによって積算され、パネル５０に表示することができる。
【００１６】
装置１において、排水ポンプ６４の稼働時間は、ポンプ６４による実際の総排出量に比例し、その量は洗滌水の実際の総使用量Ｂに等しい。一方、装置１では、予め設定したアルカリ水、酸性水、水道水それぞれによる洗滌回数によって、洗滌水の計算上の総使用量Ａが決まる。そこで、この装置１は、実際の総使用量Ｂと計算上の総使用量Ａとを比較し、両水量ＡとＢとの差が所定の範囲内にあれば、洗滌水が予め設定されたとおりに流入して洗滌が正常に終了したと判断し、その旨をパネル５０において作業者に通報する。また、両水量ＡとＢとの差が所定量の範囲外にあれば、洗滌水が予め設定したとおりには流入しないで、洗滌に異常があると判断して、その旨をパネル５０において通報する。パネル５０による通報が後者の場合であれば、作業者は異常の原因を究明し、必要ならば内視鏡２を再度洗滌する。
【００１７】
実際の総使用量Ｂが計算上の総使用量Ａよりも多くなる原因はさまざまである。例えば、給水用の弁が閉じているべきであるのに、ごみが詰まって多少開いていると、そこから水が洗滌槽３ａへ流れ込むことによって不必要に実際の総使用量Ｂが多くなる。洗滌槽３ａにおいて内視鏡２を酸性水で殺菌・消毒中にそのような水が流入すると、酸性水は、希釈されて殺菌・消毒能力を低下させることがある。また、洗滌すべき内視鏡２に対する洗滌水供給用アタッチメントの取り付けが不完全で、これら両者の間から洗滌水が漏れる場合にも実際の総使用量Ｂは多くなることがある。この場合には、内視鏡２への洗滌水の供給圧力が低下して、内視鏡２の内部洗滌が不十分になることがある。
【００１８】
この装置１では、排水ポンプ６４の稼働積算時間に基づいて求める実際の総使用量Ｂに代えて、上限スイッチ６７および／または下限スイッチ６８の作動回数に基づいて総使用量Ｃを求め、この総使用量Ｃと計算上の総使用量Ａとの差に基づいて装置１の運転が正常であるか否かを作業者に通報することも可能である。これらスイッチ６７，６８の１回の作動は、水槽６３の貯水量に相当するからである。ただし、このようにして総使用量Ｃを求める場合には、廃水ｗが排出中の水槽６３に対して洗滌槽３ａから廃水ｗが流入しないように、排出が終了するまで第８電磁弁６２を閉じておくことが好ましい。
【００１９】
この発明のいずれの実施態様においても、使用するポンプ６４は、その単位時間当りにおける廃水ｗの排出量が洗滌槽３ａから水槽６３への単位時間当りにおける流入量よりも大きなものであって、ポンプ６４が稼働しているときに、例え洗滌槽３ａから水槽６３へ廃水ｗが流入しても、水槽６３の水位は上昇することがないようにしてあることが好ましい。
【００２０】
図３は、この発明の実施態様の一例を示す図１と同様な図面である。この装置１は、少なくとも２基の廃水用水槽、例えば第１，第２水槽６３ａ，６３ｂを有し、それぞれの水槽６３ａ，６３ｂの上流側と下流側とに図示の如く第９〜１２電磁弁６９〜７２が設けられ、第１、第２水槽６３ａ，６３ｂの内側には第１，第２フロートスイッチ６６ａ，６６ｂが設けられている。洗滌槽３ａからの廃水ｗは、第９，第１０電磁弁６９，７０を使い分けることによって、第１，第２水槽６３ａ，６３ｂの一方、例えば第１水槽６３ａへ流入する。第１水槽６３ａの水位が上限スイッチ６７ａに達すると、第９電磁弁６９が閉じる一方、第１０電磁弁７０が開いて、廃水ｗは第２水槽６３ｂへ流入する。ポンプ６４による排出は、廃水ｗの流入が終了して満水状態にある例えば第１水槽６３ａについてのみ行われる。また、ポンプ６４による排出が進行中の第１水槽６３ａへ廃水ｗが流入しないように、第１水槽６３ａの第９電磁弁６９は閉じている。かような装置１では、第１水槽６３ａが排出中であり、第２水槽６３ｂが満水であって、洗滌槽３ａからの廃水ｗがその流入先を失うことがないように、第１，第２水槽６３ａ，６３ｂに追加して第３水槽や第４水槽を設けることができる。このようにして、ポンプ６４による排出が進行中の水槽と洗滌槽３ａからの流入が進行中の水槽とを別々にすることができる装置１では、各水槽の上限スイッチ６７ａ，６７ｂまたは下限スイッチ６８ａ，６８ｂの１回の作動が水槽１基分の廃水量に対応するから、その作動回数に基づいてポンプ６４による廃水ｗの総排出量を求め、その総排出量を洗滌水の実際の総使用量Ｃとみなすことができる。その総使用量Ｃは、図１の例と同様に洗滌水の計算上の総使用量Ａと対比されて、パネル５０からの通報を可能にする。
【００２１】
【発明の効果】
この発明に係る内視鏡洗滌装置では、洗滌槽で使用した洗滌水を廃水用水槽へ流入させ、その水槽から排出する廃水の量に基づいて装置の運転状況が正常であるか否かを通報するから、内視鏡を洗滌水に浸漬して洗滌する場合でも、内視鏡に洗滌水をスプレーして洗滌する場合でもその運転状況についての通報が可能になる。また、この装置によれが、洗滌水の貯水槽における水位が正常であっても、洗滌水を洗滌槽へ流入させるノズルが詰まっていて実際には洗滌が正常に行われなければ、その洗滌を異常として通報することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】洗滌装置の配管系統図。
【図２】洗滌装置本体の斜視図。
【図３】実施態様の一例を示す図１と同様な図面。
【符号の説明】
１洗滌装置
３ａ洗滌槽
３９排出口
４１供給口（ノズル）
４２供給口（ノズル）
４３供給口（ノズル）
４４供給口（ノズル）
６３廃水用水槽
６３ａ，６３ｂ廃水用水槽
６４ポンプ
６７，６７ａ，６７ｂスイッチ
６８，６７ａ，６７ｂスイッチ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an endoscope cleaning apparatus.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in an endoscope cleaning apparatus, it is necessary to confirm whether or not the endoscope has been cleaned as planned by the apparatus prior to re-use of the endoscope. In order to meet this need, the apparatus disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 58-157441 detects the water level of a water tank that stores cleaning water for endoscope cleaning. If the water level in the water tank is normal, it is temporarily guaranteed that the endoscope placed in the washing tank is completely immersed in the washing water. Further, in the apparatus disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 58-157439, a water level detecting means is provided in a washing tub in which an endoscope is placed. Again, if the water level is normal, it is guaranteed that the endoscope will be completely immersed in the wash water.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
The confirmation method in the apparatus disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 58-157441 cannot provide the expected effect if the nozzle that allows the washing water to flow into the washing tank is clogged. Moreover, it is difficult to apply this method to an apparatus that continuously supplies alkaline water or acidic water obtained by electrolyzing salt water or the like as washing water to each tank. Wash water generated by electrolysis may be supplied to the water tank even during the inflow of the wash water from the water tank to the wash tank, and the amount of the wash water supplied to the wash tank is only detected by detecting the water level of the water tank. It is because it cannot be grasped.
[0004]
Further, the confirmation method in the apparatus disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 58-157439 can be adopted in a washing apparatus in which an endoscope placed in a washing tank is immersed in washing water. It cannot be employed in a washing apparatus that sprays washing water.
[0005]
In this invention, the endoscope is placed in a washing tub and the endoscope is immersed in washing water for washing, or when the endoscope is washed by spraying washing water, and the washing is performed. It is an issue to improve the conventional endoscope cleaning apparatus so that it can be determined whether or not the endoscope has been reliably cleaned as planned even when the nozzle for flowing water into the cleaning tank is clogged. is there.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, the present invention is directed to an apparatus capable of washing an endoscope inside a washing tank having a washing water supply port and a washing water discharge port.
[0007]
In this apparatus, the present invention is characterized in that a waste water tank connected to the discharge port on the outside of the washing tank, a pump capable of discharging the waste water from the water tank, and means for detecting a discharge amount by the pump It is possible to report whether or not the cleaning process of the endoscope is normal by comparing the result of detection by the means and the amount of cleaning water used when the apparatus is normally operated. There is to be.
[0008]
The present invention has the following preferred embodiments.
(1) The waste water tank has an upper limit switch located at an upper limit water storage level and a lower limit switch located at a lower limit water storage level, the pump is started by the upper limit switch, and the pump is stopped by the lower limit switch, The discharge amount is detected using the number of actuations of either of these switches as the means.
(2) The means is a timer for integrating the operating time of the pump.
(3) At least two waste water tanks are provided, and these water tanks start inflow of the waste water from the washing tank only when the waste water is at the lower limit storage level, while the inflow of the waste water is finished. The pump begins to discharge only when it is full.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The details of the endoscope cleaning apparatus according to the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
[0010]
1 and 2 are a piping system diagram of the washing apparatus 1 and a perspective view of the main body 3 shown in FIG. The apparatus 1 serves as a washing machine body 3 provided with a washing tank 3a capable of accommodating the used endoscope 2 in a sealed state, an alkaline water storage tank 6 serving as a supply source of alkaline water, and a supply source of acidic water. An acidic water reservoir 7, a tap water reservoir 8 serving as a supply source of tap water that is substantially neutral water, a water pipe 9 extending from each of these supply sources to the main body 3, and a front of the main body 3 And a water supply magnet pump 10 incorporated in the water supply pipe 9. The water supply pipe 9 includes first to third branch pipes 11 to 13 extending from each of the water storage tanks 6 to 8 to the pump 10, and when the first to third branch pipes 11 to 13 exit the pump 10, It becomes the water pipe 9 and extends to the main body 3.
[0011]
As shown in FIG. 2, the main body 3 has a washing tub 3a sealed by a lid 3b, and an annular support for winding the endoscope 2 to be washed around the tub 3a. A member 3d and first to fourth nozzles 41 to 44 are provided, and a discharge port 39 is provided at the center of the support member 3d. The water supply pipe 9 extending to the main body 3 is divided into fourth to seventh branch pipes 34 to 37, and passes through fourth to seventh electromagnetic valves 34a to 37a to first to fourth nozzles 41 to 44 which are washing water supply ports. It extends. The first and second nozzles 41 and 42 are used to allow alkaline water, acidic water, and tap water to flow into the washing tank 3a as washing water and / or to spray the endoscope 2. The endoscope 2 is cleaned and sterilized by being immersed in these cleaning waters or sprayed with these cleaning waters. The third and fourth nozzles 43 and 44 are connected to the endoscope 2 and are supplied with alkaline water or acidic water with respect to the air / water supply tube, suction tube, forceps insertion tube (both not shown) of the endoscope 2, Tap water can be supplied to clean and sterilize these interiors. Alkaline water or the like supplied to the washing tub 3a or the endoscope 2 becomes waste water w and goes out of the washing tub 3a through the drain port 39. On the top of the main body 3, an operation panel 50 including various push buttons (not shown) necessary for setting the operating conditions of the apparatus 1 is provided in the vicinity of the lid 3b.
[0012]
The main body 3 has a waste water tank 63 for storing the waste water w on the downstream side of the discharge port 39, a drain pump 64, and preferably an eighth electromagnetic valve 62, and the interior of the water tank 63 shown in FIG. Is provided with a float switch 66. The float switch 66 has an upper limit switch 67 located at the upper limit water storage level and a lower limit switch 68 located at the lower limit water storage level. The drainage pump 64 is electrically connected to a timer T that can accumulate the operation time required to wash one endoscope 2. In the panel 50 of the main body 3, it is possible to set cleaning conditions such as the number of times of cleaning with alkaline water, acidic water and tap water and the order of cleaning.
[0013]
The apparatus 1 in FIG. 1 has a known or well-known saline electrolysis tank 26 on the upstream side of the alkaline water reservoir 6 and the acidic water reservoir 7. In the electrolysis tank 26, electrolysis of the salt solution adjusted to the required concentration proceeds, preferably alkaline water having a pH of 11 or more and ORP (oxidation-reduction potential) -800 mV or more, preferably pH 2.2 to 2.7, ORP + 1100 mV. As described above, an equal amount of acidic water having an effective chlorine concentration of 20 to 60 mg / kg is generated and supplied to the respective water storage tanks 6 and 7. The electrolysis tank 26 can automatically be intermittently operated according to the water level of the water storage tanks 6 and 7, and the operating conditions can also be set on the panel 50 of the main body 3.
[0014]
According to this apparatus 1, the protein adhering to the inside and outside of the endoscope 2 can be dissolved or peeled off by washing the used endoscope 2 with alkaline water. The endoscope 2 from which the surface of the protein is soiled can be sterilized to the finest details by washing with acidic water. The tap water can further wash the endoscope after washing with alkaline water or acidic water.
[0015]
The washing water used in the washing tank 3a becomes the waste water w and flows into the waste water tank 63 through the discharge port 39 and the eighth electromagnetic valve 62 that is appropriately opened according to the set conditions of the apparatus 1. In the water tank 63, when the waste water w reaches the upper limit water storage level, the upper limit switch 67 is activated, and the drain pump 64 is started based on the signal from the switch 67, so that the waste water w can be discarded outside the water tank 63. When the waste water w reaches the lower limit water storage level in the water tank 63, the lower limit switch 68 is activated, and the drainage pump 64 is stopped based on a signal from the switch 68. The operating time of the pump 64 from the start of cleaning to the end of cleaning for one endoscope 2 is accumulated by the timer T and can be displayed on the panel 50.
[0016]
In the apparatus 1, the operating time of the drainage pump 64 is proportional to the actual total discharge amount by the pump 64, and the amount is equal to the actual total use amount B of the washing water. On the other hand, in the apparatus 1, the total usage amount A in the calculation of the washing water is determined by the number of times of washing with each of preset alkaline water, acidic water, and tap water. Therefore, this device 1 compares the actual total use amount B with the calculated total use amount A, and if the difference between the two water amounts A and B is within a predetermined range, the washing water is preset. It is determined that the cleaning has been completed normally and the operator is notified of the fact on the panel 50. Also, if the difference between the two water amounts A and B is outside the predetermined range, the wash water will not flow in as set in advance, and it will be judged that there is an abnormality in the wash, and that will be reported on the panel 50 To do. If the report by the panel 50 is the latter case, the operator investigates the cause of the abnormality and cleans the endoscope 2 again if necessary.
[0017]
There are various reasons why the actual total usage B is larger than the calculated total usage A. For example, if the valve for water supply should be closed but the garbage is clogged and opened to some extent, the actual total usage B is unnecessarily increased by flowing water from there into the washing tub 3a. If such water flows during sterilization / disinfection of the endoscope 2 with acidic water in the washing tank 3a, the acidic water may be diluted to reduce the sterilization / disinfection ability. Also, the actual total usage B may be increased even when the attachment of the cleaning water supply attachment to the endoscope 2 to be cleaned is incomplete and the cleaning water leaks between them. In this case, the supply pressure of the cleaning water to the endoscope 2 may decrease, and the internal cleaning of the endoscope 2 may be insufficient.
[0018]
In this apparatus 1, instead of the actual total usage B obtained based on the accumulated operation time of the drainage pump 64, the total usage C is obtained based on the number of operations of the upper limit switch 67 and / or the lower limit switch 68. It is also possible to notify the operator whether or not the operation of the apparatus 1 is normal based on the difference between the usage amount C and the calculated total usage amount A. This is because one operation of the switches 67 and 68 corresponds to the amount of water stored in the water tank 63. However, when the total amount of use C is obtained in this way, the eighth electromagnetic valve 62 is set until the discharge is completed so that the waste water w does not flow into the water tank 63 from which the waste water w is being discharged. It is preferable to keep it closed.
[0019]
In any embodiment of the present invention, the pump 64 to be used is such that the discharge amount of the waste water w per unit time is larger than the inflow amount per unit time from the washing tank 3a to the water tank 63. It is preferable that the water level of the water tank 63 does not rise even if the waste water w flows into the water tank 63 from the washing tank 3a when 64 is operating.
[0020]
FIG. 3 is a view similar to FIG. 1 showing an example of an embodiment of the present invention. This device 1 has at least two waste water tanks, for example, first and second water tanks 63a and 63b. As shown in the drawing, ninth to twelfth electromagnetic valves are provided on the upstream side and the downstream side of the respective water tanks 63a and 63b. 69 to 72, and first and second float switches 66a and 66b are provided inside the first and second water tanks 63a and 63b. The waste water w from the washing tank 3a flows into one of the first and second water tanks 63a and 63b, for example, the first water tank 63a by properly using the ninth and tenth electromagnetic valves 69 and 70. When the water level of the first water tank 63a reaches the upper limit switch 67a, the ninth electromagnetic valve 69 is closed while the tenth electromagnetic valve 70 is opened, and the waste water w flows into the second water tank 63b. The discharge by the pump 64 is performed only for, for example, the first water tank 63a in which the inflow of the waste water w is completed and the water is full. In addition, the ninth electromagnetic valve 69 of the first water tank 63a is closed so that the waste water w does not flow into the first water tank 63a, which is being discharged by the pump 64. In such an apparatus 1, the first water tank 63 a is being discharged, the second water tank 63 b is full, and the waste water w from the washing tank 3 a does not lose its inflow destination. In addition to the two water tanks 63a and 63b, a third water tank and a fourth water tank can be provided. In this way, in the apparatus 1 that can separate the water tank being discharged by the pump 64 and the water tank being inflow from the washing tank 3a, the upper limit switches 67a and 67b or the lower limit switch 68a of each water tank. , 68b corresponds to the amount of wastewater for one tank, so the total amount of wastewater w by the pump 64 is calculated based on the number of operations, and the total amount of wastewater is used as the actual total amount of washing water. It can be considered as quantity C. The total use amount C is compared with the total use amount A in the calculation of the washing water as in the example of FIG.
[0021]
【The invention's effect】
In the endoscope cleaning apparatus according to the present invention, the cleaning water used in the cleaning tank is allowed to flow into the wastewater tank, and notification is made as to whether or not the operation status of the apparatus is normal based on the amount of wastewater discharged from the tank. Therefore, even when the endoscope is immersed in the cleaning water for cleaning, even when the endoscope is cleaned by spraying the cleaning water, the operation status can be reported. Also, according to this device, even if the water level in the washing water storage tank is normal, the nozzle that allows the washing water to flow into the washing tank is clogged and the washing is not performed normally. Can be reported as abnormal.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a piping system diagram of a washing apparatus.
FIG. 2 is a perspective view of a washing apparatus main body.
FIG. 3 is a drawing similar to FIG. 1 showing an example of an embodiment.
[Explanation of symbols]
1 Washing device 3a Washing tank 39 Discharge port 41 Supply port (nozzle)
42 Supply port (nozzle)
43 Supply port (nozzle)
44 Supply port (nozzle)
63 Wastewater tank 63a, 63b Wastewater tank 64 Pump 67, 67a, 67b Switch 68, 67a, 67b Switch

Claims

洗滌水供給口と洗滌水排出口とを有する洗滌槽の内部で内視鏡を洗滌可能な装置であって、
前記洗滌槽の外側に前記排出口につながる廃水用水槽と、前記水槽から前記廃水を排出可能なポンプと、前記ポンプによる排出量を検出する手段とが設けられ、前記手段による検出結果と前記装置が正常運転される場合の計算上の洗滌水使用量とを対比して前記内視鏡の洗滌過程が正常であるか否かを通報可能であることを特徴とする前記装置。A device capable of washing an endoscope inside a washing tank having a washing water supply port and a washing water discharge port,
A waste water tank connected to the discharge port on the outside of the washing tank, a pump capable of discharging the waste water from the water tank, and means for detecting the discharge amount by the pump are provided, and the detection result by the means and the device The apparatus can report whether or not the cleaning process of the endoscope is normal by comparing with a calculated amount of cleaning water used when the endoscope is normally operated.

前記廃水用水槽が上限貯水レベルに位置する上限スイッチと下限貯水レベルに位置する下限スイッチとを有し、前記上限スイッチによって前記ポンプを始動させ、前記下限スイッチによって前記ポンプを停止させ、これら両スイッチいずれかの作動回数を前記手段として前記排出量を検出する請求項１記載の装置。The waste water tank has an upper limit switch positioned at an upper limit storage level and a lower limit switch positioned at a lower limit storage level, the pump is started by the upper limit switch, and the pump is stopped by the lower limit switch. The apparatus according to claim 1, wherein the discharge amount is detected using any number of operations as the means.

前記手段が前記ポンプの稼働動時間を積算するタイマーである請求項１記載の装置。The apparatus according to claim 1, wherein the means is a timer for accumulating the operation time of the pump.

前記廃水用水槽が少なくとも２基設けられ、これらの水槽は、廃水が下限貯水レベルにあるときにのみ前記洗滌槽からの前記廃水の流入が始まる一方、前記廃水の流入が終了して満水状態にあるときにのみ前記ポンプによる排出が始まる請求項１〜３のいずれかに記載の装置。At least two wastewater tanks are provided, and these tanks start to flow into the wastewater from the washing tank only when the wastewater is at the lower limit water storage level, and the inflow of the wastewater ends and becomes full. The apparatus according to any one of claims 1 to 3, wherein the pump starts discharging only at a certain time.