JP3821657B2 - 増毛用ユニット - Google Patents

増毛用ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP3821657B2
JP3821657B2 JP2001104972A JP2001104972A JP3821657B2 JP 3821657 B2 JP3821657 B2 JP 3821657B2 JP 2001104972 A JP2001104972 A JP 2001104972A JP 2001104972 A JP2001104972 A JP 2001104972A JP 3821657 B2 JP3821657 B2 JP 3821657B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
thickening
unit
adhesive
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001104972A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002302820A (ja
Inventor
孝雄 岡島
進 藤波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2001104972A priority Critical patent/JP3821657B2/ja
Publication of JP2002302820A publication Critical patent/JP2002302820A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3821657B2 publication Critical patent/JP3821657B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Prostheses (AREA)
  • Cosmetics (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、増毛用ユニットに関し、特に基板に複数本の毛髪が取り付けられた増毛用ピースを頭皮に接着する際に用いる増毛用ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
増毛技術としては、かつらを用いる方法や、自毛の根本に人工毛髪を結着させる方法等が一般的に知られている。かつらを使用する方法は、広い面積を一度に覆うことができる反面、むれやすく、また一気に外観がかわるため不自然で、初期コスト及び維持費も高価である。人工毛髪を結着させる方法は、自毛に負担をかけることになるため、かえって脱毛を促進させることになり、また自毛は一月に約1センチ程度伸びるため、外観が不自然になりやすい。
【0003】
これに対し、接着剤を介して頭皮に人工毛髪を直接接着させるようにした増毛技術が例えば特開平8−41718号公報に記載されている。特開平8−41718号公報によれば、線状物を基材として人工毛髪を複数本結びつけた増毛用ピースを、図8に示す増毛用具を用いて増毛用接着剤により頭皮に接着してゆく。図8に示す増毛用具50は、透明又は半透明の樹脂フィルム51を棒状スティック52の先部に被せて当該棒状スティック52の先端面53に増毛用ピース54を仮固定した状態で、この棒状スティック52を透明又は半透明のパイプ55に差し込んでなるもので、増毛時に棒状スティック52の先端面53に増毛用接着剤を適量つけ、増毛しようとする頭皮に押し付けて増毛用ピース54の基材56を頭皮に接着させた後、パイプ55及び棒状スティック52を頭皮から引き上げることにより、増毛用ピース54を頭皮に植毛する。
【0004】
しかしながら、上記従来の増毛用具50によれば、増毛用ピースは人工毛髪を棒状スティック52と透明又は半透明のパイプ55との間に挟み込んで保持するものであるため、基材56を頭皮に接着させた後、パイプ55及び棒状スティック52を引き上げる際に、人工毛髪を棒状スティック52からスムースに抜き出すことができない場合がある。また、棒状スティック52の先端面53の広さが大きいため、増毛用ピース54を頭皮に接着させる際に、周囲の毛髪が邪魔になって増毛用ピース54の基材56を頭皮に直接届かせることが困難になり、増毛作業をスムースに行うことができない場合がある。さらに、増毛時に別途用意した増毛用接着剤を先端面53につける必要があり、増毛作業が煩雑になる。
【0005】
本発明は、基板を頭皮に粘着させた後、人工毛髪をスムースに抜き出すことを可能にして増毛作業を容易にする増毛用ユニットの提供を目的とする。また、増毛用ピースの基板を頭皮に直接届かせることを容易にしてスムースな増毛作業を可能にする増毛用ユニットの提供を目的とする。また、増毛用接着剤を別途必要とすることなく簡単に増毛作業を行うことの出来る増毛用ユニットの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、基板に複数本の毛髪が取り付けられた増毛用ピースをユニット本体に装着して、該増毛用ピースを頭皮に粘着させる際に用いる増毛用ユニットであって、前記ユニット本体は、前記毛髪が収容される筒状部と、該筒状部の先端面に設けられた細管部とからなり、前記増毛用ピースは、前記毛髪が前記細管部の先端開口から筒状部に向けて挿入されている状態で前記基板を前記先端開口に仮止めすることにより、前記ユニット本体に装着される増毛用ユニットを提供することにより、上記目的を達成したものである。
【0007】
上記記載における細管部は、筒状部の先端面或いはこれの前方に開口すると共に筒状部の内部と連通し、数本〜数十本の毛髪を挿通可能な中空部を備える細い管状部分を意味し、筒状部の先端面に細管を埋設したり、筒状部の先端面から突出して細管を設ける他、単に筒状部の先端面に貫通孔を形成して細管部とすることもできる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施形態に係る増毛用ユニット10は、毛髪の薄い部分の頭皮に増毛用ピース11を直接粘着して毛髪を増毛する際に用いられる増毛用具である(図6(a),(b)参照)。そして、本実施形態の増毛用ユニット10は、図1に示すように、基板12に複数本の毛髪13が取り付けられた増毛用ピース11をユニット本体14に装着して構成される。
【0009】
また、ユニット本体14は、増毛用ピース11の毛髪13が収容される筒状部15と、この筒状部15の先端面から突出して設けられた細管部としての突出細管16とからなり、増毛用ピース11(図3参照)は、毛髪13が突出細管16の先端開口から筒状部15に向けて挿入されている状態で、基板(基材)12を先端開口に仮止めすることにより、ユニット本体14に装着されている(図1参照)。
【0010】
ユニット本体14の筒状部15は、図2(a)〜(d)にも示すように、一端部が半球状に湾曲して閉塞され、他端が円形に開口する外径10mm程度,長さ60mm程度の大きさのシリンダー部17((b)参照)と、シリンダー部17の他端開口を閉塞するように取り付けられるヘッド部18((a),(c),(d)参照)とからなり、ヘッド部18の先端面には突出細管16が5箇所から突出して設けられている。また本実施形態によれば、ヘッド部18の背面側には、その中央部分から立設して、断面を半円状に湾曲させた毛髪保持プレート19が毛髪保持手段として設けられている。毛髪保持プレート19は、その半円状断面の内側に中央の突出細管16と連通する挿通孔20を配置させて、ヘッド部18の中央部分に設けれられ、これによって各挿通孔20から延設される増毛用ピース11の毛髪13を、当該毛髪保持プレート19の先端でU字形状に曲折させた状態で筒状部15の内部に保持できるようになっている。
【0011】
突出細管16は、外径2.2mm程度、内径0.8mm程度の円筒管であって、ユニット本体14の先端面を構成するヘッド部18の先端面から3mm程度の長さで突出配置される。また突出細管16は、ヘッド部18の先端面の中央に1カ所、及びその周囲に90度の等角度間隔で4カ所の合計5カ所に、略均等に分散して設けられている。各突出細管16は、その基端部分においてヘッド部18を貫通して形成された挿通孔20と連通し、増毛用ピース11の毛髪13を筒状部15の内部に向けて挿通させる。なお、突出細管16の外径は、2〜3mm程度とすることが好ましい。突出細管16の外径を2〜3mmとすることにより、細管16の肉厚が細くなりすぎて破損することがなく、また自毛をかきわかることを効果的に行うことができる。また、突出細管16の突出長さは、10mm以下が好ましく、0.5〜2mmが特に好ましい。突出長さを0.5〜10mmとすることにより、自毛を効果的にかきわかることができ、またコンパクトさを保持してねらった所に植毛しやすくすることができる。
【0012】
本実施形態によれば、増毛用ピース11は、図3に概念図として示すように、裏面に粘着剤21が塗着された基板12と、この基板12の表面に植設された複数の毛髪13とからなる。また粘着剤21の接着面には、微粉体としてのマイクロビーズ22が撒かれていることにより、当該増毛用ピース11を使用する前に、指やその他の物が粘着剤21に接触しないように当該粘着剤21を保護している。
【0013】
基板12は、直径3mm程度の円形の平面形状を有し、ウレタン又はポリエステルからなる5〜100μm程度の厚さのものである。基板12は、200g/m2 24h程度の透湿度(JIS規格Z0208カップ法B法による透湿度、測定条件40℃、90%RHにて測定)と、2〜7MPa程度の機械強度(JIS規格K6301による引っ張り試験機械強度100%モジュラス40℃)を備え、これによって頭皮の動きに追随する適度の可撓性と、複数の毛髪13を一定期間安定して支持すると共に頭皮に負荷される物理的な荷重を受けても破損しない程度の物性を備える。また、その透湿性によって頭皮からの発汗作用に極端な影響を与えることがない。
【0014】
粘着剤21は、200g/m2 24h程度の透湿度(JIS規格Z0208カップ法B法による透湿度、測定条件40℃、90%RHにて測定)を備える例えばN−アルキル置換アクリルアミドや(メタ)アクリレート、好ましくはアクリル酸ブチルアミド、アクリル酸2−エチルヘキシル、酢酸ビニル共重合体等からなり、5〜100μm程度の厚さで、基板12の裏面の全体に塗着される。これによって、裏面に粘着剤21が塗着された基板12は、その全体の厚さが10〜200μm程度に留まるので、増毛用ピース10を頭皮に接着させた際に、指で触ってもほとんど感知することができず、取り付け後の違和感から開放されることになる。また、その透湿性によって頭皮からの発汗作用に極端な影響を与えることがない。
【0015】
基板12の表面に植設される毛髪13は、人工毛髪或いは天然毛髪のいずれも使用することができるが、本実施形態によれば、例えば超音波溶融によって、10cm程度の長さの6本の人工毛髪が植設されている。なお、植設される毛髪13の本数や長さは、自毛の頭皮における密度や長さ等を鑑みて適宜設定することができる。
【0016】
マイクロビーズ22は、シリカ等からなる粒径0.5〜10μm程度の大きさの粘着剤21よりも硬い硬度の微粉体であって、乾式液晶スペーサ散布法(特開平6−160790号公報に記載の方法)により、粘着剤21の接着面の全体にわたって略2〜5%の領域を覆うように付着している。なお、マイクロビーズ22によって粘着剤21の接着面を覆う領域が広すぎると、基板12が頭皮に充分に接着しないおそれがあり、接着面を覆う領域が狭すぎると、当該増毛用ピース11を使用する前に、指やその他の物が粘着剤21に接触しやすくなる。
【0017】
マイクロビーズ22は、増毛用ピース11の未使用時に粘着剤21の接着面に付着した状態から、増毛用ピース11の使用時において基板12を頭皮に押し付ける押圧力を受けると、この押圧力の作用によって、図4に示すように、粘着剤21の内部に沈み込んでゆき、粘着剤21を接着面に表出させることにより、当該粘着剤21を介して基板12を頭皮に接着させる。
【0018】
そして、上記構成の増毛用ピース11は、毛髪13が突出細管16の先端開口から筒状部15に向けて挿入されている状態で基板12を突出細管16の各先端開口に仮止めすることにより、ユニット本体14に各々装着される(図1参照)。即ち、図5に示すように、5カ所の突出細管16の各先端開口から増毛用ピース11の毛髪13を挿入し、毛髪13の植毛部位の周囲に位置する基板12の表面を各突出細管16の開口縁部23に当接させ、仮止用粘着剤24を介して接着することにより、粘着剤21が塗着された基板12の裏面を先端側に向けた状態で、5つの増毛用ピース11を増毛用ユニット10に各々取り付ける。なお、仮止用粘着剤24に代えて仮止用接着剤を用いることもできる。
【0019】
本実施形態によれば、仮止用粘着剤(又は接着剤)24は、粘着剤21の粘着力よりも弱い粘着力を有する粘着剤(又は接着剤)からなり、各突出細管16の開口縁部23に予め塗着される。そして、基板12の表面を開口縁部23に当接させた際に、当該表面を接着して、増毛用ユニット10の未使用時に各増毛用ピース11を突出細管16から抜け落ちないように安定した状態で仮止めする。また増毛用ユニット10の使用時には、粘着力の強い粘着剤21により頭皮に粘着した基板12を、各突出細管16の開口縁部23から引き剥がして、毛髪13を円筒部16からスムースに抜き出しつつ増毛用ピース11による植毛ができるようになっている。なお、仮止用粘着剤(又は接着剤)24は非水溶性、水溶性いずれでもよいが、水溶性のものを用いることが好ましい。水溶性の粘着剤(又は接着剤)を用いることにより、増毛用ピース11を頭皮に接着した後に、基板12の表面側に付着したまま残った仮止用接着剤(又は接着剤)24を洗い落として、当該仮止用粘着剤(又は接着剤)24に汚れ等が付着するのを回避することができる。ここで、粘着剤としてはN−アルキル置換アクリルアミドや(メタ)アクリレート等を用いることができ、接着剤としては、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸、ポリビニルピロリドン等を用いることができる。
【0020】
また、本実施形態の増毛用ユニット10によれば、ユニット本体14の先端面は10mm程度の直径の円形形状を有し、これによって1cm2 程度の広さの領域の頭皮に増毛することを目的としているのに対して、先端面に略均等に分散して突出する5カ所の突出細管16には、6本の毛髪13を有する増毛用ピース10が各々取り付けられいることから、かかる増毛用ユニット10によって、1cm2 の頭皮に対して5×6=30本の毛髪13を一度に植毛できることになる。一般に天然の自髪の数は、1cm2 の頭皮に対して100〜200本とされているが、30本/cm2 で植毛すると隠蔽効果がある。本実施形態によれば、増毛用ユニット10を用いて増毛用ピース10を粘着させることにより、自毛に近い自然さでバランス良くスムースに増毛することが可能になる。
【0021】
さらに、本実施形態の増毛用ユニット10によれば、10cm程度の長さの毛髪13は、60mm程度の長さの筒状部15の内部において、毛髪保持プレート19によりU字形状に曲折させた状態に保持されて、互いに絡みつくことなくまとまった状態で収容されるので、長い毛髪13を増毛する場合でも、当該増毛用ユニット10をコンパクトな形状にすることができると共に、筒状部15からのスムースな抜き出しを可能にする。
【0022】
本実施形態の増毛用ユニット10を用いて、増毛用ピース11を頭皮に接着させて増毛するには、図6(a)に示すように、残った天然の自毛25を突出細管16によりかき分けつつ、基板12が仮止めされた突出細管16の先端を頭皮に直接押し付ける。かかる押付けるまでの作業において、基板12の裏面に塗着された粘着剤21はマイクロビーズ22によって覆われているので、周囲の自毛25を付着させることがない。突出細管16の先端を頭皮に押し付けた状態をしばらくの間保持すれば、この押圧力の作用によってマイクロビーズ22は粘着剤21の中に沈み込み、粘着剤21が接着面に表出するので、基板12が頭皮に強固に粘着することになる。しかる後に、図6(b)に示すように、増毛用ユニット10を引き上げれば、基板12の仮止め状態が外れて、毛髪13が円筒部16からスムースに抜き出され、自毛25の薄くなった頭皮に速やかに増毛されることになる。
【0023】
そして、本実施形態の増毛用ユニット10によれば、ユニット本体14の筒状部15の先端面から突出して突出細管16が設けられ、この突出細管16に、粘着剤21が塗着された基板12の裏面を先端側に向けた状態で増毛用ピース11が取り付けらているので、突出細管16を介して周囲の毛髪をかき分けつつ増毛用ピース11の基板12を頭皮に容易に届かせることができ、これによってスムースに増毛作業を行うことができる。
【0024】
また、基板12の裏面には粘着剤21が予め塗着されているので、増毛用接着剤を別途用いることなく、簡単に増毛作業を行うことができる。
【0025】
即ち、本実施形態の増毛用ユニット10によれば、基板12が仮止めされた突出細管16の先端を頭皮に直接押し付けた後、増毛用ユニット10を引き上げる作業によって、自毛に近い密度でバランス良く迅速に増毛することができる。
【0026】
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、細管部は突出細管である必要は必ずしもなく、図7(a)に示すように、筒状部15の先端面に貫通孔30を形成して細管部としても良い。また細管部は筒状部の先端面から5カ所突出させる必要は必ずしもなく、1カ所のみであっても良い。また、増毛用ピースは、基板の裏面に粘着剤が予め塗着されたものである必要は必ずしもなく、別途用意した増毛用接着剤を基材に付着させて用いるものであっても良い。さらに、筒状部は必ずしも円筒状である必要はなく、その長さも適宜設定することができる。さらに、増毛用ピースの毛髪は、U字形状に曲折した状態で筒状部に収容する必要は必ずしもなく、図7(b)に示すように、相当の長さを有する筒状部の内部に曲折することなく収容することもでき、また図7(c)に示すように、毛髪の後方部分を筒状部からはみ出させてフリーにした状態で収容することもできる。このように毛髪を収容することにより、毛髪にくせがつくのを回避することができる。
【0027】
【発明の効果】
本発明の増毛用ユニットによれば、基板を頭皮に接着させた後、人工毛髪をスムースに抜き出すことを可能にして増毛作業を容易にすることができる。また、細管部を突出細管とすれば、増毛用ピースの基板を頭皮に直接届かせることを容易にしてさらにスムースな増毛作業を行うことが可能になる。また、増毛用ピースの基板の裏面に粘着剤を塗着しておくことにより、増毛用接着剤を別途必要とすることなく簡単に増毛作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る増毛用ユニットの斜視図である。
【図2】(a)は、本発明の一実施形態に係る増毛用ユニットのユニット本体を構成するヘッド部の側面図、(b)はシリンダー部の断面図、(c)は(a)を上方から見た平面図、(d)は(a)を下方から見た平面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る増毛用ユニットを構成する増毛用ピースを説明する概念図である。
【図4】増毛用ピースを頭皮に取り付けた状態を説明する概念図である。
【図5】増毛用ピースを突出細管の開口縁部に仮止めする状況の説明図である。
【図6】(a)及び(b)は、増毛用ユニットを用いて増毛用ピースを頭皮に取り付ける状態の説明図である。
【図7】(a)〜(c)は、増毛用ユニットの他の形態を示す斜視図である。
【図8】従来の増毛用具を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 増毛用ユニット
11 増毛用ピース
12 基板
13 毛髪
14 ユニット本体
15 筒状部
16 突出細管(細管部)
17 シリンダー部
18 ヘッド部
19 毛髪保持プレート
20 挿通孔
21 粘着剤
22 マイクロビーズ
23 開口縁部
24 仮止め用接着剤
25 自毛

Claims (6)

  1. 基板に複数本の毛髪が取り付けられた増毛用ピースをユニット本体に装着して、該増毛用ピースを頭皮に粘着させる際に用いる増毛用ユニットであって、
    前記ユニット本体は、前記毛髪が収容される筒状部と、該筒状部の先端面に設けられた細管部とからなり、
    前記増毛用ピースは、前記毛髪が前記細管部の先端開口から筒状部に向けて挿入されている状態で前記基板を前記先端開口に仮止めすることにより、前記ユニット本体に装着される増毛用ユニット。
  2. 前記細管部は、前記筒状部の先端面から突出して設けられた突出細管である請求項1記載の増毛用ユニット。
  3. 前記増毛用ピースは、裏面に粘着剤が塗着された基板と、該基板の表面に植設された毛髪とからなり、前記粘着剤よりも接着力の弱い仮止用粘着剤又は仮止用接着剤を介して前記基板の裏面を先端側に向けて前記細管部の先端開口に仮止めされている請求項1又は2に記載の増毛用ユニット。
  4. 前記仮止用粘着剤又は仮止用接着剤が水溶性の粘着剤又は接着剤である請求項3記載の増毛用ユニット。
  5. 前記筒状部の先端面に複数の前記細管部が設けられ、該複数の細管部は前記筒状部の先端面に分散して配設される請求項1〜4のいずれかに記載の増毛用ユニット。
  6. 前記筒状部には、毛髪をU字形状に曲折した状態で収容する毛髪保持手段が設けられている請求項1〜5のいずれかに記載の増毛用ユニット。
JP2001104972A 2001-04-03 2001-04-03 増毛用ユニット Expired - Fee Related JP3821657B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001104972A JP3821657B2 (ja) 2001-04-03 2001-04-03 増毛用ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001104972A JP3821657B2 (ja) 2001-04-03 2001-04-03 増毛用ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002302820A JP2002302820A (ja) 2002-10-18
JP3821657B2 true JP3821657B2 (ja) 2006-09-13

Family

ID=18957750

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001104972A Expired - Fee Related JP3821657B2 (ja) 2001-04-03 2001-04-03 増毛用ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3821657B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3039368B1 (fr) * 2015-07-31 2017-09-08 Oreal Procede de traitement cosmetique
FR3039369B1 (fr) * 2015-07-31 2017-09-08 Oreal Procede de traitement cosmetique

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002302820A (ja) 2002-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5951797B2 (ja) 付けまつ毛を掴持して付けまつ毛の貼付けを容易にするためのアプリケータとトレイとの組合せ
JP7198802B2 (ja) 皮膚装着型デバイス及び取り付け方法
US8171943B2 (en) System and method for applying and removing cosmetic hair using biomimetic microstructure adhesive layer
KR100845180B1 (ko) 모발용 고착 도구, 이것을 구비한 가발 및 그 장착 방법
JP3134280U (ja) かつら用装着具
CN106793843A (zh) 人造睫毛辅助器
JP2007516781A (ja) 医療用具および該医療用具を含むキット
CA2575092A1 (en) Compact drain-cleaning device with hair-snagging pad
WO2012026315A1 (ja) つけまつ毛、つけまつ毛用取付けテープ及びつけまつ毛の装着方法
JP3821657B2 (ja) 増毛用ユニット
AU744943B2 (en) Wig fixing member and method of using the same
JP4744726B2 (ja) 増毛用具
JP6369949B2 (ja) 増毛用材料の保持具
JP4576634B2 (ja) 毛髪用止着具、この止着具を用いたかつら及びその装着方法
JP5636257B2 (ja) 角層細胞の物性測定方法
JP3877533B2 (ja) 増毛用ピース
JP4744728B2 (ja) 増毛装置
MX2011001220A (es) Uñas artificiales flexibles que incluyen lengüetas de aplicacion.
KR101145207B1 (ko) 일회용 인조모발
JP3148962U (ja) 付け爪接着用テープ及びそのセット
JP6650160B1 (ja) ヘアエクステンション、その装着方法、及びヘアエクステンション装着用テープ。
JP2010024566A (ja) 付けまつ毛
JPH02269804A (ja) 鬘と鬘固定方法
CN217430055U (zh) 除痘装置贴片及包含除痘装置贴片的除痘装置
US20100015569A1 (en) Placement tool

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060620

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060620

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100630

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100630

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110630

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110630

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120630

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120630

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130630

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees