JP3821156B2 - 電源装置 - Google Patents

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Description

本発明は各種電子機器に使用される電源装置に関するものであり、特に小型携帯機器、例えばコードレス電話、携帯電話、PHS、カメラ一体型ビデオ、パーソナルコンピュータ等に使用される非接触型の電源装置として有用な電源装置に関するものである。
スイッチングトランスの1次側コイルとその両端に接続されたコンデンサの電圧を共振させて2次側に出力を得る電源装置は一般的に知られている。
そして、2次側に安定化出力を得る手段として、1次側を制御する回路構成や2次側を制御する回路構成等が種々用いられている。
まず、1次側を制御するものとして、1次側に制御回路を設け、安定化発振させる手段の一つとして、スイッチング素子のゲート信号を抵抗とダイオードの直列回路からなるインピーダンス回路により上記スイッチング素子の出力に帰還し、スイッチングのオン、オフ期間を制御し安定化する従来の電源装置について、図15の回路図により説明する。同図によると、入力電源1は商用電源から整流平滑された直流電圧であり、この入力電源1の両端に抵抗2からなる起動回路とコンデンサ3の直列回路を接続するとともに、スイッチングトランスの1次側コイル4とスイッチング素子5の直列回路を接続し、スイッチングトランスの1次側コイル4の両端にはコンデンサ6を接続する。
また、抵抗2とコンデンサ3の接続点から抵抗7とダイオード8の直列回路を介しスイッチング素子5のドレインに接続するとともに、スイッチングトランスの制御巻線9を介しスイッチング素子5のゲートに接続する。
また、スイッチングトランスの2次側コイル10の両端にコンデンサ11を接続するとともにダイオード12を介しコンデンサ13を接続し、コンデンサ13の両端にて出力を得る構成としている。また、スイッチングトランスの2次側コイル10以降の負荷側は分離可能で、必要に応じ出力を得ることもできるものである。
次に上記従来の電源装置の動作について説明する。まず、入力電源1が印加されると、抵抗2を介しコンデンサ3に電圧が充電され始める。このコンデンサ3の電圧は、スイッチングトランスの制御巻線9を介しスイッチング素子5のゲートに入力され、ゲートのしきい値電圧に達するとスイッチング素子5は導通を開始する。これによりスイッチングトランスの制御巻線9とスイッチングトランスの2次側コイル10に電圧が誘起され、スイッチングトランスの制御巻線9の電圧上昇により、スイッチング素子5のゲート電圧がさらに増加し、スイッチング素子5は正帰還作用により瞬時に完全なオン状態になる。
このため、スイッチングトランスの1次側コイル4の電流、すなわちスイッチング素子5のドレイン電流は直線的に増加し、スイッチングトランスの1次側コイル4にエネルギーが蓄えられる。スイッチング素子5が完全なオン状態になると、抵抗7とダイオード8のインピーダンス回路14(またはこのインピーダンス回路14に代えて図15に図示したインピーダンス回路15でも良い)によりコンデンサ3の電圧、すなわちスイッチング素子5のゲート電圧を放電し始める。このような帰還作用により、スイッチング素子5のゲート電圧がしきい値電圧を割り込むとスイッチング素子5は急速にオフとなる。
スイッチング素子5がオフすると、スイッチングトランスの1次側コイル4に誘起されていた電圧が反転し、同時にコンデンサ6との共振を起こす。この共振電圧が再び反転するとスイッチングトランスの制御巻線9を通じてスイッチング素子5が再びオンになるよう駆動される。また、このとき同時に、2次側においてもスイッチングトランスの2次側コイル10とコンデンサ11との共振が生じ、ダイオード12とコンデンサ13の整流平滑回路により2次側の負荷16に直流出力を供給するものであった。
次に、2次側の出力を制御する従来技術を図16の回路図により説明する。同図によると、20は1次側電源部であり、DC入力電源21と、これに接続された高周波電流発生回路22と、1次側共振コンデンサ23と、1次側コイル24とで構成され、25は2次側電源部であり、1次側電源部20とは別筐体に設けられるとともに、2次側コイル26とこの2次側コイル26の両端に接続された2次側共振コンデンサ27と、2次側整流器28と、一端が2次側整流器28と接続され、他端が2次側コイル26に接続された出力コンデンサ29とで構成され、更に出力安定化回路30と上記出力コンデンサ29とを接続するとともに、この出力安定化回路に2次側負荷(図示せず)を接続するものであった。
以上のように、上述の従来技術は、1次側、2次側のいずれかを制御するものであるため、一般的な電子機器の電源装置として用いられるとともに1次側と2次側が異なる筐体に設けられた非接触型の電源装置にも用いられているものである。
しかしながら、図15の回路構成のものは、以上のような従来の構成の中で、帰還用として用いるダイオード8については、スイッチング素子5のオフ時に、スイッチングトランスの1次側コイル4の共振による逆方向の高電圧が印加されるため高耐圧のものが必要とされる。また、制御回路のインピーダンスが非常に高いため、ダイオード8の逆漏れ電流によりスイッチング素子5のターンオン、ターンオフのスイッチング動作に大きな影響を与えることになり、ダイオード8は逆漏れ電流が極めて少ないものが必要となる。しかも数百kHzの高周波動作をさせるため高周波スイッチングが可能なものが必要とされる。しかし、このような特性を満足するダイオードは、製造的に非常に困難でしかもコスト的に高価なものとなっていた。
また、図16の回路構成のものは精度の良い出力を得るためには、出力安定化回路30で大きな電力損失が発生するという課題を有するものとなっていた。
本発明は以上のような課題を解決して効率的に安定した2次出力を得ることのできる電源装置を提供するものである。
上記課題を解決するために本発明の電源装置は、入力電源と、前記入力電源の両端に接続されたスイッチングトランスの1次側コイルとスイッチング素子との直列回路と、前記1次側コイルの両端に接続された1次側共振コンデンサと、前記1次側コイルに対向させた前記スイッチングトランスの2次側コイルと、この2次側コイルの両端に接続された2次側共振コンデンサとインピーダンス可変回路との直列回路と、前記2次側コイルによる出力を検出する出力検出手段とを備え、前記インピーダンス可変回路を、前記出力検出手段の出力により制御する電源装置。としたものであり、上記構成によって、インピーダンス可変回路のインピーダンスを制御することによって、2次側共振コンデンサに蓄積される電力が調節され、出力を精度良く制御できるものである。
また、2次側を制御するものにあっては、2次側コイルの両端にコンデンサとインピーダンス可変回路との直列回路を接続し、さらに、2次側コイルの出力を検出する出力検出回路を設け、この出力検出回路の出力で上記インピーダンス可変回路を制御する構成としたものである。
上記構成によって2次側出力を入力電圧や出力状態の変動に対し極めて安定に保つことのできる電源装置を実現できるものである。
(実施の形態1)
以下、本発明の電源装置の一実施例を図1を用いて説明する。
同図は、1次側に制御回路を設けたものであり、同図によると、入力電源31は商用電源から整流平滑された直流電圧であり、この入力電源31の両端に抵抗32とコンデンサ33の直列回路を接続するとともに、スイッチングトランスの1次側コイル34とスイッチング素子35の直列回路を接続し、スイッチングトランスの1次側コイル34の両端にはコンデンサ36を接続する。
また、抵抗32とコンデンサ33の接続点をスイッチングトランスの制御巻線37の一端に接続するとともに、他端をスイッチング素子35のゲートに接続する。
また、制御トランジスタ38と抵抗39a,39bからなる放電回路40をスイッチングトランスの制御巻線37の信号で駆動し、コンデンサ33の電荷を放電させる。スイッチングトランスの2次側コイル41の両端にコンデンサ42を接続するとともにダイオード43を介しコンデンサ44を接続し、コンデンサ44の両端にて出力を得る構成としている。また、スイッチングトランスの2次側コイル41以降の負荷側は分離可能で必要に応じ出力を得ることもできる構成である。
次に動作について説明すると、入力電源31が印加されると抵抗32を介しコンデンサ33に電圧が充電され始める。このコンデンサ33の電圧はスイッチングトランスの制御巻線37を介しスイッチング素子35のゲートに入力され、この電圧がゲートのしきい値電圧に達するとスイッチング素子35は導通を開始する。これによりスイッチングトランスの制御巻線37とスイッチングトランスの2次側コイル41に電圧が誘起され、このスイッチングトランスの制御巻線37の電圧上昇によりスイッチング素子35のゲート電圧がさらに増加し、スイッチング素子35は正帰還作用により瞬時に完全なオン状態になる。
このため、スイッチングトランスの1次側コイル34の電流、すなわちスイッチング素子35のドレイン電流は直線的に増加し、スイッチングトランスの1次側コイル34にエネルギーが蓄えられる。このとき、スイッチングトランスの制御巻線37の電圧が制御トランジスタ38のしきい値電圧に達すると、制御トランジスタ38は瞬時にオンし、抵抗39bを介しコンデンサ33を放電し始める。
このような帰還作用により、スイッチング素子35のゲート電圧がしきい値電圧を割り込むとスイッチング素子35は急速にオフとなる(なお、本実施例においては、スイッチング素子35に電界効果トランジスタ(FET)を用いているのでしきい値電圧はゲート遮断電圧となり、このスイッチング素子としてトランジスタを用いた場合はトランジスタのベース電圧がしきい値電圧となる)。
スイッチング素子35がオフすると、スイッチングトランスの1次側コイル34に誘起されていた電圧が反転し、同時にコンデンサ36との共振を起こす。この共振電圧が再び反転するとスイッチングトランスの制御巻線37を通じてスイッチング素子35が再びオンになるよう駆動される。また、図15の従来例と同様にこのとき2次側においても、スイッチングトランスの2次側コイル41とコンデンサ42との共振が生じ、ダイオード43とコンデンサ42の整流平滑回路により直流出力を負荷45に供給する。
(実施の形態2)
図2は他の実施例の回路構成図で図1の実施例との相違点は抵抗46とダイオード47からなるクランプ回路48を付加した点である。スイッチングトランスの制御巻線37に発生する不要なスパイク電圧は、スイッチング素子35のゲートに加わり、スイッチングのターンオン、ターンオフ動作に悪影響を及ぼすことがある。このため上記クランプ回路48によって、ゲートに加わる電圧をダイオード47の順電圧降下(VF)によりクランプさせ、不要なスパイク電圧を除去するものである。
ここでスイッチング素子35のゲート電圧のしきい値の温度変化を補正するためにクランプ回路48に使用する素子は、1個のダイオードでなくとも複数のダイオード又は、ツェナーダイオードやこれらの組み合せ回路を使用しても良い。
また、上記各実施例において、出力はスイッチング動作のオン、オフ期間により決定される。前述のように、オン期間はスイッチング素子35がオンしてから抵抗39bを介しコンデンサ33の電圧が放電され、スイッチング素子35のしきい値電圧を割り込むまでの時間である。また、オフ期間はスイッチング素子35がオフしてから入力電源31から抵抗32を介し、コンデンサ33の電圧が充電され、スイッチング素子35のしきい値電圧に達するまでの時間である。
したがって、出力はコンデンサ33の充放電時間により決定されることがわかる。これらのことより、コンデンサ33を充放電する抵抗32、あるいは抵抗39bを可変抵抗とし、任意に出力設定することも可能である。
以上のように、上記各実施例においては、入力電源間に接続された抵抗とコンデンサの直列回路の接続点にスイッチングトランスの制御巻線の一端を接続し、上記制御巻線の他端をスイッチング素子の制御端子に接続し、上記制御巻線の上記一端に上記スイッチングトランスの制御巻線の信号により駆動する放電回路を接続したので、1次側に発振回路および制御回路を構成するとき、高耐圧ダイオードを使うことなく、また、逆漏れ電流の影響がなく、動作を安定にできるとともに、理想に近いスイッチング動作をさせることができ、安価な部品で、信頼性に富んだ電源装置を実現することができるものである。
(実施の形態3)
図3は本発明の他の実施例の回路構成図であり、同図によると、入力電源51は商用電源から整流平滑された直流電圧もしくはカーバッテリー等の直流電源であり、この入力電源51の両端に抵抗52とコンデンサ53を直列に接続し、コンデンサ53と並列に抵抗54を接続する。さらに、入力電源の両端にはスイッチングトランスの1次側コイル55とスイッチング素子56の直列回路を接続し、スイッチングトランスの1次側コイル55の両端にはコンデンサ57を接続する。
また、抵抗52とコンデンサ53の接続点をスイッチングトランスの制御巻線58の一端に接続するとともに、制御巻線58の他端をスイッチング素子56のゲートに接続する。
また、スイッチング素子56のドレイン、ソース間に抵抗59と抵抗60の直列回路を接続し、抵抗59と抵抗60の接続点から定電圧ダイオード61を介してトランジスタ62と抵抗63を接続したピーク電圧制御回路64を構成し、トランジスタ62のコレクタを抵抗52とコンデンサ53の接続点に接続する。
また、スイッチングトランスの2次側コイル65の両端にコンデンサ66を接続するとともにダイオード67を介しコンデンサ68を接続し、コンデンサ68の両端にて出力を得る構成としている。また、スイッチングトランスの2次側コイル65以降の負荷側は分離可能で、必要に応じ出力を得ることもできるものである。
次に動作について説明すると、まず、入力電源51が印加されると、抵抗52を介しコンデンサ53に電圧が充電され始める。このコンデンサ53の電圧は、スイッチングトランスの制御巻線58を介しスイッチング素子56のゲートに入力され、ゲートのしきい値電圧に達するとスイッチング素子56は導通を開始する。
これによりスイッチングトランスの制御巻線58とスイッチングトランスの2次側コイル65に電圧が誘起され、スイッチングトランスの制御巻線58の電圧上昇により、スイッチング素子56のゲート電圧がさらに増加し、スイッチング素子56は正帰還作用により瞬時に完全なオン状態になる。
このため、スイッチングトランスの1次側コイル55の電流、すなわちスイッチング素子56のドレイン電流は直線的に増加し、スイッチングトランスの1次側コイル55にエネルギーが蓄えられる。このとき、コンデンサ53の電圧は抵抗52と抵抗54の分圧によりある電圧で固定されるため、スイッチング素子56のゲート電圧もこの電圧で制限される。したがって、FETの特性からゲート電圧の制限によりドレイン電流も制限され、この結果ドレイン−ソース間電圧は上昇する。
これによりスイッチングトランスの1次側コイル55の電圧は減少し、同時にスイッチングトランスの制御巻線58の電圧も減少するため、スイッチング素子56のゲート電圧が減少し、しきい値電圧を割り込むとスイッチング素子56は急速にオフとなる。なお、本実施例においては、スイッチング素子に電界効果トランジスタ(FET)を用いているのでしきい値電圧はゲート遮断電圧となり、このスイッチング素子としてバイポーラトランジスタを用いた場合は、ベース電圧がしきい値電圧となる。
スイッチング素子56がオフすると、スイッチングトランスの1次側コイル55に誘起されていた電圧が反転し、同時にコンデンサ57との共振を起こす。このときスイッチング素子56のドレイン−ソース間電圧は共振現象により正弦波状に上昇する。このスイッチング素子56のドレイン−ソース間電圧のピーク値をVpとすると、
Figure 0003821156
となったとき、ピーク電圧制御回路64が動作し、コンデンサ53の電圧を下げるよう負帰還制御を行い、スイッチングの各パルスごとにVpが一定となるよう制御される。やがてこの共振電圧が再び反転すると、スイッチングトランスの制御巻線58を通じてスイッチング素子56が再びオンになるよう駆動される。このとき、2次側においても、スイッチングトランスの2次側コイル65とコンデンサ66との共振が生じ、ダイオード67とコンデンサ66の整流平滑回路により2次側の負荷に直流出力が供給される。
以上のことより、入力電源51の変動に対しても共振電圧のピーク値Vpはスイッチングの各パルスごとに常に一定となるように制御される。このため、スイッチングトランスの2次側コイル65に発生する出力電圧も図4に示すように常に一定となり、2次側出力に極めて安定した電圧を供給することができるものである。
図5は入力電圧と出力電力の関係を示す特性図であり、ピーク電圧制御回路64によって制御することにより出力電力は一定に保たれる状態となることを示している。
(実施の形態4)
図6は本発明の一実施例の回路構成図で図3の実施例の展開例であり、図3の実施例との相違点のみ説明すると、ピーク電圧制御回路64の出力、すなわちトランジスタ62のコレクタをスイッチング素子56のゲートに直接接続した構成としたもので、図3の実施例と同様の効果を有するものである。
(実施の形態5)
図7は本発明の一実施例の要部であるピーク電圧制御回路の回路構成図であり、他の回路部分の構成は図3の回路構成と同じである。図3のトランジスタ62と定電圧ダイオード61の代わりにコンパレータ(またはオペアンプ)69と基準電圧70を用いてピーク電圧制御回路64aを構成したものであり、図3の実施例と同様の効果を有するものである。
以上1次側に制御回路を設けたものについて説明したが、次に2次側に制御回路を設けた一実施例について説明する。
(実施の形態6)
図8(a)は2次側に制御回路を設けた電源装置の一実施例の回路構成図であり、71は1次側電源部で、DC入力電源72、高周波電流発生回路73と、1次側コイル74と、1次側共振コンデンサ75から構成され、76は2次側電源部で、2次側コイル77と、2次側共振コンデンサ78と、インピーダンス可変回路79と、2次側整流器80と、出力コンデンサ81と、出力検出回路82とで構成するとともに、上記インピーダンス可変回路79は2次側共振コンデンサ78と2次側コイル77間に挿入されるとともに、出力コンデンサ81の両端に接続された出力検出回路82によって制御されるようになっている。
以上のように構成した非接触型の直流電源装置について、その動作を説明する。
1次側コイル74には高周波電流発生回路73によって発生した高周波電流が流れるが、この電流により1次側コイル74には高周波電圧が発生する。この高周波電圧は、1次側共振コンデンサ75と1次側コイル74のインダクタンスとの共振現象のために正弦波となる。
2次側コイル77にはこの正弦波と相似な電圧波形が発生するが、2次側整流器80によりその半波長に相当する部分は阻止されてしまう。阻止された半波長分の電力は、2次側共振コンデンサ78に一旦蓄積され、次の発振周期の時に出力に伝達される。この時の出力電圧と電流の特性を図9(a)に示す。
上記の2次側共振コンデンサ78に直列にインピーダンスを挿入するとそのインピーダンスによって出力電圧と電流の特性は図9(b)のように変化する。従って、出力検出回路82で出力電圧または電流を検出し、それが一定になるようにインピーダンス可変回路79のインピーダンスを制御すると、2次側共振コンデンサ78に蓄積される電力が調節され、出力を精度良く制御できる。
図8(b),(c)はインピーダンス可変回路79の具体例を示すものであり、(b)はトランジスタ83とダイオード84の並列回路としたもの、(c)は電界効果トランジスタ85を用いたものを示しており、図8(d),(e),(f)は出力検出回路82の具体例を示すものである。
図8(d)はトランジスタ86とこのベースに出力電圧の分圧を供給する抵抗87,88とで構成されるものであり、(e)は誤差増幅器89を用いたものであり、(f)はトランジスタ90の出力電流を検知する出力電流検知回路を用いたものである。
なお、図中(A)はインピーダンス可変回路79への出力電圧(電流)検出回路からの制御のための出力を受ける端子部であり、(B)はインピーダンス可変回路79への入力電圧(電流)検出回路の出力端子部を示している。
また、91,92,93は抵抗であり、89aは基準電圧を発生する基準電池である。
以上のように本実施例においては2次側共振コンデンサ78にインピーダンス可変回路79と、出力検出回路82を設けることにより、従来安定化が非常に困難だった出力を安定化して高精度の出力が得られる電源装置を実現できるものである。
(実施の形態7)
図10は本発明の一実施例の回路図であり、同図によると、1次側は、交流電源94に整流回路95とコンデンサ96の整流平滑回路と1次スイッチング素子97を介してスイッチングトランスの1次側コイル98を接続し、1次スイッチング素子97に制御回路99を接続して1次側に安定化された定電力発振回路を構成する。
さらに、スイッチングトランスの2次側は、2次側コイル100にコンデンサC1を介しトランジスタ(FET)101を接続するとともに、スイッチングトランスの2次側コイル100にダイオード102を介しコンデンサ103、抵抗104、出力端子105を接続する。さらに、抵抗104を介しトランジスタ106、トランジスタ(FET)101に接続し、トランジスタ106はベースから抵抗107を介し検出抵抗108、トランジスタ109を介し、出力端子110に接続して構成し、上記コンデンサC1と直列にトランジスタ(FET)101を接続することにより、トランジスタ(FET)101のインピーダンスを変化させることで、負荷側に伝達されるエネルギーを変化させ、定電圧定電流制御を行うものである。
この構成において、スイッチングトランスの2次側コイル100とコンデンサC1により得られた電圧をダイオード102とコンデンサ103で整流平滑し、この出力は検出抵抗108を介し出力端子105,110に接続され、電流は常に安定化されている。外部負荷111は電池等が接続され、出力電流切替回路112により外部負荷(電池等)111の状態を監視するとともに、図11に示すようにトランジスタ109を駆動し、外部負荷111に供給される充電電流を急速充電あるいはトリクル充電に切り替え、外部負荷111への最適な充電を行うものである。
(実施の形態8)
図12は本発明の他の実施例であり、図10の実施例を改善したものである。
図10の実施例においては、トランジスタ(FET)101のインピーダンスを変化させることで定電圧電流制御を行うものであるが、急速充電時においてはトランジスタ(FET)101は完全にオン状態になり最大出力が得られ、外部負荷111には最大電力が供給される。図11の出力特性図におけるf線とg線に相当し、i線(急速充電領域)にて充填される。このとき、トランジスタ101は、オン状態のためドレイン−ソース間のインピーダンスは非常に小さく、発熱は低くおさえられている。
しかしながらトリクル充電において、外部負荷111が満充電になると出力電流切替回路112によりトランジスタ109をオフし、検出抵抗108に電流が流れ、その両端電圧がトランジスタ106のしきい値電圧に達すると、トランジスタ106がオンし、トランジスタ(FET)101をオフさせるように動作し、出力電流を制限するため出力は定電流垂下特性となる。図11の出力特性図におけるh線(トリクル充電領域)にて充電される。このとき、トランジスタ(FET)101は能動領域で動作するため、ドレイン−ソース間のインピーダンスは大きくなり、トランジスタ(FET)101の発熱は非常に大きく、消費電力も増加することになるが、これに対応したのが本実施例である。
本実施例と図10の相違点のみ説明すると、コンデンサC1に換えて2次側コイル100の両端間に第1のコンデンサC2とこれに並列にトランジスタ(FET)101と第2のコンデンサC3の直列回路を設けるとともに、この第1および第2のコンデンサの容量の和を図10のコンデンサC1の容量と略同じとしたことである。
上記構成によっても、スイッチングトランスの2次側コイル100と第1のコンデンサC2、第2のコンデンサC3により得られた電圧をダイオード102とコンデンサ103で整流平滑し、この出力は検出抵抗108を介し出力端子105,110に接続され、電流は常に安定化されるとともに、図10の実施例と同様急速充電時には、トランジスタ(FET)101は完全にオン状態になり最大出力が得られ、外部負荷111には最大電力が供給される。図13の出力特性図におけるa線とb線に相当し、e線(急速充電領域)にて充電される。このとき、トランジスタ(FET)101は、オン状態のためドレイン−ソース間のインピーダンスは非常に小さく、発熱は低くおさえられている。
さらに、トリクル充電においては、外部負荷111の電池が満充電になると出力電流切替回路112により、トランジスタ109をオフし、検出抵抗108に電流が流れ、その両端電圧がトランジスタ106のしきい値電圧に達すると、トランジスタ106がオンし、トランジスタ(FET)101をオフさせるように動作し、出力電流を制限するため出力は定電流垂下特性となる、図13の出力特性図におけるc線(トリクル充電領域)にて充電される。このとき、トランジスタ(FET)101は能動領域で動作するため、ドレイン−ソース間のインピーダンスは大きくなり、トランジスタ(FET)101の発熱は非常に大きくなることになるが、コンデンサC2とC3は並列に設けられているので、従来技術の容量C1=C2+C3となり、各コンデンサに流れる電流をi2,i3に分担させ、各コンデンサに流れる電流は高周波電流のため、スイッチング周波数とコンデンサの容量で決まり、スイッチング周波数が高く、またコンデンサの容量が大きいほど電流は大きくなるが、トランジスタ(FET)101のドレイン−ソース間のインピーダンスが一定とすれば、図10のコンデンサC1に流れる電流i1と実施例の第2のコンデンサC3に流れる電流i3の関係はi1>i3であるため、本回路においては、トランジスタ(FET)101の発熱は低くおさえられるものである。
また、ここで、出力のダイナミックレンジが小さくなるため、第1のコンデンサC2による負荷線(図13のd線)を考慮し、トリクル充電領域(図13のc線)が確保できるようにコンデンサC2,C3の設定は適宜行われるものである。
(実施の形態9)
図14は本発明の他の実施例の回路構成図であり、同図によると、入力電源113は商用電源から整流平滑された直流電圧であり、スイッチング部114を介し1次側コイル115とコンデンサ116との並列回路が接続され、1次側電源装置117を構成している。
また、2次側電源装置118は、2次側コイル119の両端にコンデンサ120aとスイッチング素子120を直列に接続するとともに、ダイオード121とコンデンサ122との直列回路を接続し、パルス幅制御部123、定電圧制御部124および定電流制御部125を介し負荷に出力を供給するものである。
次に動作とともに、回路構成の詳細について説明すると、1次側電源装置117においては、入力電源113が印加されると、スイッチング部114が動作し、1次側コイル115に高周波電流を供給する。同時に1次側コイル115はコンデンサ116と共振を起こし、高周波電圧を誘起する。
さらに、1次側コイル115に誘起された電圧は、対向する2次側コイル119に誘導され、スイッチング素子120のオフ時においては、2次側コイル119とコンデンサ120aは共振せず1次側コイル115から誘導された電圧のみが得られ、また、スイッチング素子120のオン時においては、2次側コイル119とコンデンサ120aとの共振が起こり、高出力が得られる。
さらに、これらの共振された電圧と共振されない出力は、オン期間、オフ期間の時比率により平均化され、ダイオード121とコンデンサ122により整流平滑されコンデンサ122の両端に出力が得られる。
また、コンデンサ122に得られた電圧が常に一定となるように定電圧制御部124からパルス幅制御部123へ信号が伝達される。ここで、パルス幅制御部123は一定周波数により制御され、出力電圧が低下したとき出力パルスのオン期間を長くし、スイッチング素子120のオン期間、すなわちコンデンサ120aのオン期間を長くするように制御され、2次側コイル119とコンデンサ120aとの共振期間が長くなり電圧を上げるように作用する。
また、逆に出力電圧が上昇したときは出力パルスのオン期間を短くするよう制御され、2次側コイル119とコンデンサ120aとの共振期間が短くなり電圧を下げるよう作用する。
また、負荷に供給される電流は常に一定となるように定電流制御部125からパルス幅制御部123へ信号が伝達され、出力電流が減少したとき出力パルスのオン期間を長くし、スイッチング素子120のオン期間、すなわちコンデンサ120aのオン期間を長くするように制御され、2次側コイル119とコンデンサ120aとの共振期間が長くなり電流を増やすように作用する。
また、逆に出力電流が増加したときはオン期間を短くするよう制御され、2次側コイル119とコンデンサ120aとの共振期間が短くなり電流を減らすよう作用する。
このように、パルス幅制御部123によりスイッチングパルスのオン、オフ期間を制御することにより、コンデンサ120aのオン、オフ期間を制御し、出力電圧、出力電流を制御し、負荷に定電圧定電流出力を供給するものである。
なお、定電圧制御部124、定電流制御部125は、定電圧あるいは定電流を必要とする負荷に応じ、それぞれどちらか一つを用いる構成としてもさしつかえない。
以上のように本発明は、2次側においてコイルの両端に第1のコンデンサとスイッチング素子を直列に接続し、さらに上記コイルと上記第1のコンデンサとの接続点からダイオードを介し第2のコンデンサを接続し、定電圧制御部あるいは定電流制御部を備え、上記定電圧制御部あるいは定電流制御部からの信号により上記スイッチング素子をオン・オフ制御するパルス幅制御部を備えた構成として、2次側コイル119とコンデンサ120aとの共振をオン・オフ制御して出力を得るものであるため、図12に記載のトランジスタ(FET)101のようにアナログ制御されるものでないので、発熱も更に少なく、装置の小型化に寄与できるものである。
以上のように本発明の電源装置は、1次側を制御または2次側を制御して安定な出力を得られる電源装置を得られるものである。
特に、(1)入力電源間に接続された抵抗とコンデンサの直列回路の接続点にスイッチングトランスの制御巻線の一端を接続し、上記制御巻線の他端をスイッチング素子の制御端子に接続し、上記制御巻線の上記一端に上記スイッチングトランスの制御巻線の信号により駆動する放電回路を接続したものにあっては、1次側に発振回路および制御回路を構成するとき、高耐圧ダイオードを使うことなく、また、逆漏れ電流の影響がなく、動作を安定にできるとともに、理想に近いスイッチング動作をさせることができ、安価な部品で、信頼性に富んだ電源装置を実現することができるものである。
(2)さらに、クランプ回路を設けたものにあっては、スイッチング素子のゲートに加わる電圧をクランプして不必要なスパイク電圧を除去することもできるものである。
(3)また、入力電源の両端にスイッチングトランスの1次側コイルとスイッチング素子を直列に接続し、さらに上記入力電源間に第1の抵抗とコンデンサを直列に接続し、上記コンデンサと並列に第2の抵抗を接続し、上記第1の抵抗と上記コンデンサの接続点を上記スイッチングトランスの制御巻線の一端に接続し、上記スイッチングトランスの制御巻線の他端を上記スイッチング素子の制御端子に接続し、上記コンデンサを放電する手段として上記スイッチング素子のドレインから抵抗分圧しピーク電圧を検出する電圧検出部と、上記抵抗分圧された接続点から定電圧ダイオードを介しトランジスタと抵抗により構成された制御部からなるピーク電圧制御回路を備えたものにあっては、1次側に発振回路および制御回路を構成するとき、スイッチングの各パルスごとに制御をすることができるため、精度の良い安定化動作ができるとともに、理想に近いスイッチング特性および出力特性を得ることができるものである。
(4)また、高周波電流を供給される1次側コイルと、上記1次側コイルとは異なる筐体の中に実装された2次側コイルとを対向させ、上記1次側コイルから上記2次側コイルに電力を伝達する電源装置において上記2次側コイルの両端に接続されたコンデンサとインピーダンス可変回路の直列回路と、上記2次側コイルによる出力を検出する出力検出手段とを設け、上記インピーダンス可変回路を上記出力検出手段の出力により制御するものにあっては、インピーダンス可変回路のインピーダンスを制御することによって、2次側共振コンデンサに蓄積される電力が調節され、出力を精度良く制御できるものである。
(5)さらに、出力検出手段に接続される出力電流切替回路を設け上記出力検出手段を制御する構成としたものにあっては、充電電流を急速充電あるいはトリクル充電(普通充電)の切り替えを行えるものである。
(6)さらに、2次側コイルの両端に接続されたコンデンサとインピーダンス可変回路であるトランジスタとの直列回路に並列に他のコンデンサを接続したものにあっては、トリクル充電時の発熱を抑制でき、放熱板を不要としたり、トランジスタを小形にできて電源装置の小形化に寄与するものである。
(7)また、2次側においてコイルの両端に第1のコンデンサとスイッチング素子を直列に接続し、さらに上記コイルと上記第1のコンデンサとの接続点からダイオードを介し第2のコンデンサを接続し、定電圧制御部あるいは定電流制御部を備え、上記定電圧制御部あるいは定電流制御部からの信号により上記スイッチング素子をオン・オフ制御するパルス幅制御部を備えた構成としたものにあっては、2次側コイルとコンデンサとの共振をオン・オフ制御して、出力を得るものであるため、アナログ制御されるものでないので、発熱も少なく、装置の小形化に寄与できるものである。
(8)また、1次側コイルと2次側コイルを異なる筐体に設けたものにあっては、非接触型の電源装置として、コードレス電話機等の携帯用電子機器に有用なものである。
本発明の電源装置の一実施例の回路構成図 同他の実施例の回路構成図 同他の実施例の回路構成図 同出力特性図 同入力電圧−出力電力特性図 同他の実施例の回路構成図 同他の実施例の要部の回路構成図 (a)は同他の実施例の回路構成図、(b)は同要部であるインピーダンス可変回路の具体的な回路構成図、(c)は同要部であるインピーダンス可変回路の具体的な回路構成図、(d)は同要部である出力検出回路の具体的な回路構成図、(e)は同要部である出力検出回路の具体的な回路構成図、(f)は同要部である出力検出回路の具体的な回路構成図 (a)は図8(a)の電源装置の出力電圧−電流特性図、(b)は同出力電圧−電流特性図 同他の実施例の回路構成図 同出力特性図 同他の実施例の回路構成図 同出力特性図 同他の実施例の回路構成図 従来の電源装置の回路構成図 同従来の他の電源装置の回路構成図
符号の説明
1 入力電源
2 抵抗
3 コンデンサ
4 1次側コイル
5 スイッチング素子
6 コンデンサ
7 抵抗
8 ダイオード
9 制御巻線
10 2次側コイル
11 コンデンサ
12 ダイオード
13 コンデンサ
14 インピーダンス回路
15 インピーダンス回路
16 負荷
20 1次側電源部
21 DC入力電源
22 高周波電流発生回路
23 1次側共振コンデンサ
24 1次側コイル
25 2次側電源部
26 2次側コイル
27 2次側共振コンデンサ
28 2次側整流器
29 出力コンデンサ
30 出力安定化回路
31 入力電源
32 抵抗
33 コンデンサ
34 1次側コイル
35 スイッチング素子
36 コンデンサ
37 制御巻線
38 制御トランジスタ
39a 抵抗
39b 抵抗
40 放電回路
41 2次側コイル
42 コンデンサ
43 ダイオード
44 コンデンサ
45 負荷
46 抵抗
47 ダイオード
48 クランプ回路
51 入力電源
52 抵抗
53 コンデンサ
54 抵抗
55 1次側コイル
56 スイッチング素子
57 コンデンサ
58 制御巻線
59 抵抗
60 抵抗
61 定電圧ダイオード
62 トランジスタ
63 抵抗
64 ピーク電圧制御回路
64a ピーク電圧制御回路
65 2次側コイル
66 コンデンサ
67 ダイオード
68 コンデンサ
69 コンパレータ
70 基準電圧
71 1次側電源部
72 DC入力電源
73 高周波電流発生回路
74 1次側コイル
75 1次側共振コンデンサ
76 2次側電源部
77 2次側コイル
78 2次側共振コンデンサ
79 インピーダンス可変回路
80 2次側整流器
81 出力コンデンサ
82 出力検出回路
83 トランジスタ
84 ダイオード
85 電界効果トランジスタ
86 トランジスタ
87 抵抗
88 抵抗
89 誤差増幅器
89a 基準電池
90 トランジスタ
91 抵抗
92 抵抗
93 抵抗
94 交流電源
95 整流回路
96 コンデンサ
97 1次スイッチング素子
98 1次側コイル
99 制御回路
100 2次側コイル
101 トランジスタ(FET)
102 ダイオード
103 コンデンサ
104 抵抗
105 出力端子
106 トランジスタ
107 抵抗
108 検出抵抗
109 トランジスタ
110 出力端子
111 外部負荷
112 出力電流切替回路
113 入力電源
114 スイッチング部
115 1次側コイル
116 コンデンサ
117 1次側電源装置
118 2次側電源装置
119 2次側コイル
120 スイッチング素子
120a コンデンサ
121 ダイオード
122 コンデンサ
123 パルス幅制御部
124 定電圧制御部
125 定電流制御部
C1 コンデンサ
C2 第1のコンデンサ
C3 第2のコンデンサ

Claims (3)

  1. 入力電源と、前記入力電源の両端に接続されたスイッチングトランスの1次側コイルとスイッチング素子との直列回路と、前記1次側コイルの両端に接続された1次側共振コンデンサと、前記1次側コイルに対向させた前記スイッチングトランスの2次側コイルと、この2次側コイルの両端に接続された2次側共振コンデンサとインピーダンス可変回路との直列回路と、前記2次側コイルによる出力を検出する出力検出手段とを備え、前記インピーダンス可変回路を、前記出力検出手段の出力により制御する電源装置。
  2. 出力検出手段に接続される出力電流切替回路を設け、この出力電流切替回路が前記出力検出手段を制御する請求項1に記載の電源装置。
  3. 2次側コイルの両端に接続されたコンデンサとインピーダンス可変回路との直列回路に並列に他のコンデンサを接続した請求項2に記載の電源装置。
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