JP3820345B2 - 移動機 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、携帯電話機の機能と自動改札機、劇場や映画館、ホテルの部屋のドア等のゲートを通過する機能及び料金精算処理の機能を有する移動機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
移動体通信技術の進展にともない、携帯電話機は、ますます軽量小型化するとともに、音声通話だけでなくデータの送受信ができるようになり、多くの人が所持し大幅に普及している。
【0003】
一方、首都圏各駅等の改札口にはほとんど自動改札機が設置されており、磁気カードからなる乗車券や定期券に記憶されている磁気データを読み取って、通過する条件を満たしているか否かを判断してドアを開閉制御し、乗降客の入出を規制している。また、磁気カードには、現金に換わって支払いするプリペードカード、クレジットカードが普及し、これらの磁気カードで乗車券や定期券等を購入したり、そのカードを直接使用して自動改札機を通過することができるものもある。さらに、近年では、非接触式ICカードによる自動改札機が提案されている。また、ICカードには、磁気カードに換わって、残額の積み増しのできるものも使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の携帯電話機は、音声通話またはデータの送受信の機能のみとして使用されることが一般的であり、改札のための定期券やプリペードカード等とは別に所持している。また、非接触式ICカードを自動改札あるいは磁気カードに換わるプリペードカードの機能を持つように利用した場合には、ICカード自体に表示部を備えていないため、定期券内容、乗降履歴あるいはプリペードカードの残額を簡単に表示させて知ることができない。また、非接触式ICカードのプリペードカードとしての積み増しは、駅等に備え付けた機器を使用しなければならない。多くの人が所持する携帯電話機に非接触式ICカードによる自動改札あるいはプリペードカードの機能を併せ持たせれば、それぞれを別々に所持する必要がなく、また携帯電話機の表示部においてカードに記憶されているデータを表示することができ、かつ携帯電話機のデータ通信機能を利用して、定期券の更新、指定券等の発券、あるいはプリペードカードの充当や残高の積み増しが可能になる。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、音声通話及びデータの送受信ができるだけでなく、改札口等のゲートを非接触による処理で通過できるとともにプリペードカードの機能を有し、定期券内容、ゲート通過の履歴、残高等を表示でき、定期券の更新、指定券等の発券、あるいはプリペードカードの充当や残高の積み増しができる移動機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1記載の発明にあっては、音声通話機能、通信ネットワークを介し鉄道事業者のサーバとの間でデータの送受信を行うデータ通信機能及びキー操作部で入力した文字や選択のためのメニューあるいは受信したデータを表示するデータ表示機能を有する携帯電話部と、ゲート制御のためのゲート用処理装置に用いる定期券内容記憶領域、乗車履歴記憶領域及びプリペード残高記憶領域を有するメモリを備える非接触式カードとの間で非接触でデータ送受信するカード通信部とが一体的に設けられた移動機であって、前記携帯電話部は、通信ネットワークを介して前記鉄道事業者のサーバにアクセスし、定期券の更新、指定券の発券、プリペードカードの充当、料金の積み増しのデータ通信を行ない、そのデータを前記カード通信部を介して前記非接触式カードに書きこむようにし、前記ゲート用処理装置は、自動改札機または精算処理に際して前記携帯電話部側において切り替えて使用される自動精算機であり、前記非接触式カードのデータを読み取ったり書き込みの制御を行うとともに、ゲート部の制御を行うものであることを特徴とするものである。
【0007】
請求項2記載の発明にあっては、音声通話機能、通信ネットワークを介し鉄道事業者のサーバとの間でデータの送受信を行うデータ通信機能及びキー操作部で入力した文字や選択のためのメニューあるいは受信したデータを表示するデータ表示機能を有するととに、ゲート制御のためのゲート処理装置との間で非接触でデータの読み書きをするためのアンテナが一体的に設けられた携帯電話部と、前記アンテナを介してゲート用処理装置とデータの読み書きをするとともに、前記携帯電話部との間でデータの送受信を行なう定期券内容記憶領域、乗車履歴記憶領域及びプリペード残高記憶領域を有するメモリを備える小型カード型に形成されたゲート制御部が該携帯電話部にコネクタを介して装着自在に組み込まれてなる移動機であって、前記携帯電話部は、通信ネットワークを介して前記鉄道事業者のサーバにアクセスし、定期券の更新、指定券の発券、プリペードカードの充当、料金の積み増しのデータ通信を行ない、そのデータを前記ゲート制御部のメモリに書きこむようにし、前記ゲート用処理装置は、自動改札機または精算処理に際して前記携帯電話部側において切り替えて使用される自動精算機であり、前記ゲート制御部のデータを読み取ったり書き込みの制御を行うとともに、ゲート部の制御を行うものであることを特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の一実施形態により具体的に説明する。図1〜図3は本発明第1実施形態を説明する図であり、図1は移動機と非接触式カードとゲート用処理装置の構成を説明するブロック図、図2はネットワーク構成を説明する図、図3は非接触式カードのメモリ領域を説明する図である。
【0017】
これらの図において、本実施形態においては、移動機10と、非接触でデータの読み取りと書き込みができるICカードからなる非接触式カード30と、この非接触式カード30に書き込まれているデータを読み取って通過する条件を満たしているか否かを判断してドアの開閉制御を行なうとともに必要なデータを書き込むゲート用処理装置40とを有し、また、移動機10を含む移動体通信ネットワーク1は、基地局2と、交換機3と、情報転送システム4と、ゲートウェイ5等とからなり、この移動体通信ネットワーク1に、ゲート用処理装置40に使用される非接触式カード30における定期券の発行や更新、指定券の発券、プリペードカードの充当や料金の積み増し、及びプリペードカードに関するデータの管理を行なうための鉄道事業者等のサーバ7及びデータベース8が接続された通信ネットワーク6に接続されている。
【0018】
移動機10は、通常の音声通話が可能な機能、移動体通信ネットワーク1及び通信ネットワーク6を介してサーバ7との間でデータの送受信を行なう機能、及びデータの表示機能を備える携帯電話部11と、非接触式カード30のデータを読み出したり、また接触式カード30へデータの書き込みを行なうとともに、携帯電話部11との間でデータの送受信を行なうカード通信部25とが一体的に設けられている。
【0019】
携帯電話部11は、アンテナ12、無線送受信部13、音声変換回路14、スピーカ15、マイク16、メッセージ通信部17、キー操作部18、表示部19、メモリ20及び制御部21等を備えている。無線送受信部13は、音声変換回路14またはメッセージ通信部17から入力される送信データを基地局2に無線送信するための所定の無線周波数の送信信号に周波数変換してアンテナ12から送信したり、アンテナ12により基地局2から受信した受信信号を周波数変換して、音声変換回路14またはメッセージ通信部17へ出力する。音声変換回路14は、図示しない音声変換のためのコーディック部及び時分割接続処理部等を備え、受信した音声信号をスピーカ15へ出力し、マイク16から入力した音声を送信信号として無線送受信部13へ出力する。メッセージ通信部17は、移動体通信ネットワーク1あるいはサーバ7等に対する情報のリクエストを送信信号に編成して無線送受信部13へ送信し、またリクエストに対する回答を無線送受信部13から受信して表示部19等へ出力するための処理を行なう部分である。キー操作部18は、各種操作のためのキー、文字や英数字を入力するためのキー等を備える部分である。表示部19は、白黒またはカラー表示の液晶表示器を備え、キー操作部18で入力した文字や選択のためのメニューあるいは受信したデータを表示する部分である。メモリ20は、非接触式カード30から読み出したりデータベース8に照会したデータ、あるいは非接触式カード30へ書き込むためのデータを一時的に記憶する部分である。制御部21は、上記の各部を制御するとともに送受信データや制御データ等を転送制御する部分である。
【0020】
カード通信部25は、インターフェース回路26、カード通信制御部27及びアンテナ28等を備えている。カード通信制御部27は、アンテナ28と非接触式カード30のアンテナ31との無線結合により、非接触式カード30のデータを読み取ったり、また非接触式カード30にデータを書き込むための通信制御を行なう部分である。インターフェース回路26は、携帯電話部11の制御部21とカード通信制御部24との間にあって書き込むデータや読み出したデータを送受信するための回路である。
【0021】
非接触式カード30は、例えば、薄板カード状のケースに収納した図示しない基板に回路を設けて密閉された構造を有する、規格化された寸法のICカードであり、アンテナ31、通信制御部32、カード制御部33、メモリ34等を備え、ゲート用処理装置40または移動機10からの無線による非接触での送信(呼び掛け)に呼応して、処理を開始してデータを記憶し、ゲート用処理装置40または移動機10に対して必要なデータを送信するものである。アンテナ31は、ゲート用処理装置40のアンテナ41及びカード通信部25のアンテナ28との無線結合に適したコイルである。通信制御部32は、アンテナ31を介してゲート用処理装置40及び移動機10との間でデータの送受信を制御する部分である。メモリ34は、ゲート用処理装置40及び移動機10の呼び掛けに対する処理を行なうルーチンが記憶されるとともに、図3に示すように、定期券内容記憶領域、乗降履歴記憶領域、プリペード残高記憶領域を有する。定期券内容記憶領域には、利用区間、有効期間、定期券料金等のデータが記憶され、乗降履歴記憶領域には、乗降履歴として利用日、乗降駅名等のデータが記憶され、プリペード残高記憶領域には、入金日と入金金額、利用日毎の残高と最終残高等のデータが記憶されている。カード制御部33は、メモリ34に記憶されているルーチンによりデータの読み出しあるいは書き込み等の処理を実行する部分である。
【0022】
ゲート用処理装置40は、例えば、駅の改札口を制御する自動改札機であり、アンテナ41、カードリーダ/ライタ42、インターフェース回路43、制御部44、メモリ45及びゲート部46等を備えている。カードリーダ/ライタ42は、アンテナ41と非接触式カード30のアンテナ31との無線結合により、非接触式カード30のデータを読み取ったり、また非接触式カード30にデータを書き込むための制御を行なう部分である。インターフェース回路43は、カードリーダ/ライタ42と制御部44との間にあって書き込むデータや読み出したデータを送受信するための回路である。メモリ45は、ゲート部46を制御するためのルーチン、料金を演算するルーチン、及び一時的な演算結果等を記憶する部分である。ゲート部46は、制御部44により開閉が制御されるドア、案内表示部、表示灯、スピーカ等である。制御部44は、メモリ45に記憶されているルーチンにより通過の可否を判断してゲート部46を制御し、料金を演算する等のデータ処理を行なう部分である。
【0023】
次に、上記構成の移動機10及び非接触式カード30の使用例を説明する。まず、非接触式カード30は、鉄道事業者等の購入窓口において、定期券またはプリペードカード、あるいは両者を備えるものとして購入する。従って、最初に購入した場合には、定期券では利用区間や有効期間が予め設定され、プリペードカードでは利用金額が予め設定されている。そして、移動機10は、非接触式カード30が定期券またはプリペードカードのいずれで使用できるかを設定できるようになっている。
【0024】
次に、この非接触式カード30を利用して改札口を通過する場合には、非接触式カード30をゲート用処理装置40のアンテナ41が設けられた通信エリア内にかざすと、ゲート用処理装置40のアンテナ41と非接触式カード30のアンテナ31との無線結合により通信が開始され、カードリーダ/ライタ42が非接触式カード30のデータを読み出し、インターフェース回路43を介して制御部44に取り込む。制御部44は、取り込んだデータにより、正しいカードであることを判断し、定期券の場合には利用区間、有効期間を判断し、プリペードカードの場合には、乗車区間、残高を判断し、通過可能条件を満足しているか否かに基づいてゲート部46を制御するとともに、料金計算等を行なう。通過条件を満足しているときには、ゲート部46のドアが開くとともに案内表示部に所定の表示が行なわれて通過することができる。続いて、制御部44は、書き込みデータをインターフェース回路43を介してカードリーダ/ライタ42へ送信し、このカードリーダ/ライタ42がアンテナ41を介して非接触式カード30へ送信する。この書き込みデータは、非接触式カード30のアンテナ31を介して通信制御部32に受信されるとともにカード制御部33へ取り込まれ、メモリ34の所定の領域に書き込まれる。すなわち、定期券の場合には、乗降駅名が日付とともに乗降履歴記憶領域に記憶され、プリペードカードの場合には、同様に乗降駅名が日付とともに乗降履歴記憶領域に記憶され、かつ精算した残高がプリペードカード残高記憶領域に記憶される。なお、乗降履歴は、非接触式カード30においては、例えば、最も新しい20件等の一定の限られた件数のみ記憶し、それ以上の乗降履歴はゲート処理装置40が非接触式カード30から読み出す度に一日の終了時等にまとめてネットワークを介してサーバ7へ送信しデータベース8へ記憶する。したがって、後に説明する移動機10におけるプリペードカードにおける乗降履歴の表示においては、移動機10がネットワークを介して鉄道事業者のデータベース8に照会するようになっている。
【0025】
次に、表示等のために移動機10が非接触式カード30のデータを読み出す場合には、非接触式カード30をカード通信部25のアンテナ28が設けられた通信エリア内にかざすと、カード通信部25のアンテナ28と非接触式カード30のアンテナ31との無線結合により通信が開始される。そして、非接触式カード30のカード制御部33がメモリ34から読み出したデータを通信制御部32からアンテナ31を介して送信し、この送信されてきたデータがカード通信部25のアンテナ28を介してカード通信制御部27で受信され、インターフェース回路26を介して携帯電話部11の制御部21に取り込まれ、メモリ20に記憶される。また、定期券の更新、プリペードカードの積み増しあるいは指定券の発券等のように予め鉄道事業者のサーバ7にアクセスしてメモリ20に記憶されているデータを非接触式カード30へ書き込む場合には、同様にして非接触式カード30をカード通信部25のアンテナ28が設けられ通信エリア内にかざすと通信が開始され、制御部21がメモリ20から読み出したデータをインターフェース回路26を介してカード通信制御部27へ送信し、このデータをカード通信制御部27からアンテナ28を介して送信し、この送信されてきたデータが非接触式カード30のアンテナ31を介して通信制御部32で受信され、制御部21に取り込まれ、メモリ34に記憶される。
【0026】
次に、本発明第1実施形態の非接触式カード30における定期券更新のデータ送受信例及び表示例について説明する。図4は定期券更新のデータ送受信例を説明する図、図6は定期券更新の移動機における表示例を説明する図である。
【0027】
まず、図4に示すように、移動機10側において電源を投入すると、所定の手順に従って、移動体通信ネットワーク1との間で認証が行われる。次に、移動機10の表示部19に階層状に形成されたメニューを表示させて、キー操作部18の操作により、定期券更新のためのメニューを選択すると、移動機10側から移動体通信ネットワーク1へ階層メニューの絞込みデータが送信される。すなわち、図6に示すように、初期メニューの「自局電話番号」、「音関連機能」、「定期券」の選択画面において「定期券」を選択すると、次の「定期券の更新」と「定期券の表示」の選択メニューに移行し、ここで「定期券の更新」を選択することで、定期券の更新のためのメニューに移行し、更新開始日を入力するための画面に移行する。
【0028】
次に、図4に示すように、移動機10側で更新開始日を入力すると、そのデータが移動体通信ネットワーク1へ送信され、続いて更新期間の入力を促す更新期間のプロンプト状態に移行する。次に、移動機10において更新期間を入力すると、そのデータが移動体通信ネットワーク1側に送信され、さらに通信ネットワーク6の鉄道事業者等のサーバ7へ送信され、このサーバ7からは請求金額のデータが移動体通信ネットワーク1に返送されてくる。続いて、移動体通信ネットワーク1が移動機10側に支払方法の確認要求を送信し、移動機10側が支払方法を確認の回答を送信すると、移動体通信ネットワーク1は、暗証番号の請求を移動機10側へ送信する。すなわち、図6に示すように、更新開始日の入力の画面において、開始日として、例えば、平成12年7月15日を示す[120715]を入力すると、次の更新期間を入力する「1ヶ月」、「3ヶ月」、「6ヶ月」の内のいずれかを選択する画面に移行する。そして、この更新期間として、例えば、6ヶ月を選択すると、図示しない支払方法の確認を行なった後に、暗証番号を入力する画面に移行する。なお、支払方法は、例えば、予め登録しておいた銀行引落し、あるいは電話料金に含めての支払い等を選択する。
【0029】
次に、図4に示すように、移動機10側において、暗証番号を入力しそのデータを送信すると、移動体通信ネットワーク1は、暗証番号が正しいことを判断して、サーバ7へ認証確認を転送する。認証確認を受信したサーバ7は、更新定期券の発行の処理を行ないそのデータを移動体通信ネットワーク1へ送信する。定期券発行を受信した移動体通信ネットワーク1は、移動機10へ更新定期券の発行通知を行なう。すなわち、図6に示すように、暗証番号を入力して送信した後に、移動体通信ネットワーク1から更新定期券の発行通知が送信され、例えば、「平成12年7月15日から平成13年1月14日まで更新しました。」が表示される。この発行通知を受信した移動機10は、携帯電話部11の制御部21の制御の元に、更新定期券の発行に関わるデータ一旦メモリ20に記憶させた後、上記の手順に従って非接触式カード30のメモリ34へ書き込み定期券の更新処理を行なう。
【0030】
次に、移動機10における定期券内容とプリペードカードの残高の表示例を説明する。図7は定期券内容の表示例を説明する図、図8はプリペードカードの残高の表示例を説明する図である。
【0031】
定期券内容を表示するためには、移動機10が上記の手順に従って予め非接触式カード30から定期券内容を読み出してメモリ20に記憶させておく。次に、表示部19に表示させた初期メニュで「定期券」を選択し、次のメニューで「定期券の表示」を選択すると、携帯電話部11の制御部21がメモリ20から定期券内容を読み出し、表示部19に、例えば、「通勤6ヶ月 国分寺←→新宿 3月13日から12.9.12まで 54440円 12.3.13」が表示される。これにより、6ヶ月の国分寺と新宿間の通勤定期で、有効期間が平成12年3月13日から平成12年9月12日で、定期券代金が54440円で、平成12年3月13日に購入したことを知ることができる。
【0032】
プリペードカードの残高を表示するためには、上記の通り移動機10が予め非接触式カード30からプリペード残高を読み出してメモリ20に記憶させておく。次に、表示部19に表示させた初期メニュで「プリペードカード」を選択し、次のメニューで「残高情報」を選択すると、携帯電話部11の制御部21がメモリ20からプリペードカードの残高を読み出し、表示部19に、例えば、「プリペードカード残高 ¥3080」が表示される。これにより、プリペードカードの残高が3080円であることを知ることができる。
【0033】
次に、本発明第1実施形態の非接触式カード30におけるプリペードカードを使用した乗降履歴のデータ送受信例及び表示例について説明する。図5はプリペードカードの乗降履歴のデータ送受信例を説明する図、図9は乗降履歴の移動機の表示例を説明する図である。
【0034】
非接触式カード30のメモリ34の乗降履歴領域には、上記の通り最も新しい20件等の一定の限られた件数のみ記憶したいるため、その表示のためにはサーバ7へ照会する。まず、図5に示すように、移動機10側において電源を投入すると、所定の手順に従って移動体通信ネットワーク1との間で認証が行われる。次に、移動機10の表示部19に階層メニューを表示させて、キー操作部18の操作により、プリペードカードの乗降履歴のためのメニューを選択すると、移動機10から移動体通信ネットワーク1へ階層メニューの絞込みデータが送信され、続いて移動体通信ネットワーク1から鉄道事業者のサーバ7にアクセスし、そのデータベース8へ乗降履歴を照会する。サーバ7は、要求された乗降履歴の情報をデータベース8から読み出し、移動体通信ネットワーク1へ送信する。サーバ7から乗降履歴の情報を受信した移動体通信ネットワーク1は、移動機10で表示するに適したデータに要求情報を加工して転送する。要求情報を受信した移動機10は、携帯電話部21の制御の元に乗降履歴に関するデータ一旦メモリ20に記憶させた後、表示部19において表示させる。すなわち、図9に示すように、表示部19に表示される初期メニューにおいて、「プリペードカード」を選択し、次に表示されるメニューで、「乗降履歴」を選択すると、上記の通りサーバ7からデータベース8の対応する乗降履歴に関するデータがメモリ20に記憶され、そのデータを制御部21が読み出し、表示部19に表示される。この乗降履歴の表示は、例えば、利用日の月日、乗車駅名、前引の金額、降車駅名、残高が順番に表示され、また、プリペードカードの料金の積み増しをしたときには、入金の月日、入金金額、残高が表示される。表示例では、例えば、「月日」、「乗車駅」、「前引」、「降車駅」、「残高」に対応した部分に、それぞれ利用月日が4月20日を示す「4/20」、乗車駅名が「新宿」、前引き金額が13円を示す「13」、降車駅名が「東京」、残高が481円を示す「 481」等が表示され、また、4月25日に500円入金して残高が619円になったことを示す、「4/25 入金 500 619」表示される。これにより、プリペードカードによる乗降履歴と残高を知ることができる。
【0035】
上記構成によれば、移動機10は、通常の音声通話が可能な機能、データの送受信を行なう機能、及びデータの表示機能を有する携帯電話部11を備えるだけでなく、ゲート用処理装置40に定期券あるいはプリペードカードとして使用できる非接触式カード30を、同様の非接触で読み書きできるカード通信部25を一体的に備えているため、移動機10と非接触式カード30を一緒に携帯し改札口等を通過するときには、非接触式カード30を使用してゲート用処理装置40のドアを開いて通過することができる。また、非接触式カード30の定期券内容あるいはプリペード残高を知りたいときには、移動機10のカード通信部25のアンテナ28が設けられた通信エリア内に非接触式カード30をかざすことで、通信が開始し、非接触式カード30のメモリ34に記憶されたデータが読み出され、携帯電話部11のメモリ20に一旦記憶され、制御部21がそのメモリ20からデータを読み出し表示部19で表示できるため、定期券内容あるいはプリペード残高を簡単にいつでも知ることができる。さらに、携帯電話部11のデータ送受信機能を利用することで乗降履歴のデータをプリペードカード毎に管理しているデータベース8に、移動体通信ネットワーク1及び通信ネットワーク6からサーバ8を介して照会し、移動機10のメモリ20に乗降履歴のデータを記憶し、このデータを制御部21が読み出し表示部19に表示することができるため、プリペードカードの乗降履歴をそのときの残高とともに簡単に知ることができる。また、定期券の更新や指定券の発券あるいはプリペードカードの充当や積み増しを行なう場合には、移動機10から移動体通信ネットワーク1及び通信ネットワーク6を介してサーバ8にアクセスし、更新や発券または充当や積み増しができ、そのデータを移動機10のメモリ20に一旦記憶し、そのデータを非接触式データ30のメモリ34に書きこむため、駅や鉄道事業者の窓口に設置されている機器を利用しなくても定期券の更新、指定券の発券あるいはプリペードカードの充当や積み増しが簡単に手元でできる。したがって、本実施形態の移動機10では、音声通話及びデータの送受信ができるだけでなく、改札口等のゲートを非接触で通過するための定期券やプリペードカードの機能を有する非接触式カード30のデータの読み書きができるカード通信部25を一体的に備えることで、定期券内容、ゲート通過の履歴、残高等を表示でき、定期券の更新、指定券等の発券、あるいはプリペードカードの充当や残高の積み増しも簡単になる。
【0036】
図10及び図11は本発明第2実施形態を説明する図であり、図10は移動機とゲート用処理装置の構成を説明するブロック図、図11はネットワーク構成を説明する図である。なお、第1実施形態に対応する部分は同一の符号を記し詳細の説明を省略する。
【0037】
これらの図において、本実施形態においては、移動機50と、第1実施形態と同様のゲート用処理装置40とを有し、また移動機50を含む移動体通信ネットワーク1は、同様に鉄道事業者等のサーバ7及びデータベース8が接続された通信ネットワーク6に接続されている。
【0038】
移動機50は、第1実施形態と同様の機能にアンテナ52を一体的に設けた携帯電話部51と、この携帯電話部51にコネクタ等により装着自在に接続されて組み込まれるゲート制御部53とを備えている。
【0039】
携帯電話部51は、第1実施形態と同様の部分を有する他にゲート用処理装置40との間で無線結合によりデータの送受信をするためのアンテナ52が一体的に設けられている。ゲート制御部53は、例えば、寸法が20mm×25mm程度の集積回路を設けた小型カードであり、インターフェース回路54、カード制御部55、通信制御部56、メモリ57等を備えており、携帯電話部51に組み込まれたときには、インターフェース回路54が携帯電話部51の制御部21にコネクタ58を介して接続され、通信制御部56が携帯電話部51に設けたアンテナ52を介してコネクタ59で接続されるようになっている。通信制御部56は、アンテナ52とゲート用処理装置40のアンテナ41との無線結合により、ゲート用処理装置40からの無線による非接触での送信(呼び掛け)に呼応して、処理を開始しデータの送受信を制御する部分である。アンテナ52は、第1実施形態における非接触式カード30と同様のゲート用処理装置40のアンテナ41との無線結合に適したコイルである。メモリ57は、ゲート用処理装置40呼び掛けに対する処理を行なうルーチンが記憶されるとともに、第1実施形態と同様の定期券内容記憶領域、乗降履歴記憶領域、プリペード残高記憶領域を有する。インターフェース回路58は、携帯電話部51の制御部21とカード制御部55との間にあって書き込むデータや読み出したデータを送受信するための回路である。なお、ゲード用処理装置40、移動体通信ネットワーク1、サーバ7及びデータベース8を接続した通信ネットワーク6は、第1実施形態と同様である。
【0040】
上記構成によれば、移動機50は、通常の音声通話が可能な機能、データの送受信を行なう機能、及びデータの表示機能を有する携帯電話部51を備えるだけでなく、ゲート用処理装置40に定期券あるいはプリペードカードとして非接触で使用できる小型カードからなるゲート制御部53が、コネクタ58,59を介して携帯電話部51に装着自在に接続されて組み込まれるため、移動機50を使用してゲート用処理装置40のドアを開いて通過することができる。また、ゲート制御部53の定期券内容あるいはプリペード残高を知りたいときには、携帯電話部51のキー操作部18の操作により、ゲート制御部53と通信を開始し、カード制御部55がメモリ57から読み出したデータをインターフェース回路54を介して制御部21へ取り込みんでメモリ20に一旦記憶し、制御部21がそのメモリ20からデータを読み出し表示部19で表示できるため、定期券内容あるいはプリペード残高を簡単にいつでも知ることができる。さらに、第1実施形態と同様に、携帯電話部51のデータ送受信機能を利用することでデータベース8に、移動体通信ネットワーク1及び通信ネットワーク6からサーバ8を介して照会し、表示部19に表示することができるため、プリペードカードの乗降履歴をそのときの残高とともに簡単に知ることができる。また、定期券の更新や指定券の発券あるいはプリペードカードの充当や積み増しを行なう場合には、移動機50から移動体通信ネットワーク1及び通信ネットワーク6を介してサーバ8にアクセスし、更新や発券または充当や積み増しができ、そのデータを移動機50のメモリ20に一旦記憶し、そのデータをゲート制御部53のメモリ57に書きこむため、駅や鉄道事業者の窓口に設置されている機器を利用しなくても定期券の更新、指定券の発券あるいはプリペードカードの充当や積み増しが簡単に手元でできる。この第2実施形態においては、第1実施形態と異なり、非接触式カード30に相当する機能の内のアンテナ52部分が移動機50の携帯電話部51に一体的に設けられ、その他の機能がゲート制御部53として小型カードがコネクタ58,59を介して携帯電話部51に装着自在に接続されて組み込まれるため、移動機50のみを所持することで第1実施形態と同様のことが可能になる。このような小型カードからなるゲート制御部53は、鉄道事業者等の購入窓口において、定期券またはプリペードカード、あるいは両者を備えるものとして購入する。従って、最初に購入した場合には、第1実施形態の非接触式カード30と同様に、定期券では利用区間や有効期間が予め設定され、プリペードカードでは利用金額が予め設定されている。そして、移動機50は、定期券またはプリペードカードのいずれで使用できるかを設定できるようになっている。
【0041】
図12及び図13は本発明第3実施形態を説明する図であり、図12は移動機とゲート用処理装置の構成を説明するブロック図、図13は移動機によりゲート用処理装置を使用する状態を説明する斜視図である。なお、第1実施形態に対応する部分は同一の符号を記し詳細の説明を省略する。また、通信ネットワークは第1及び第2実施形態と同様であり図面による記載を省略する。
【0042】
これらの図において、本実施形態においては、移動機60と、第1実施形態と同様のゲート用処理装置40とを有し、また移動機60を含む移動体通信ネットワーク1は、同様に鉄道事業者等のサーバ7及びデータベース8が接続された通信ネットワーク6に接続されている。
【0043】
移動機60は、第1実施形態と同様の携帯電話部61と、この携帯電話部61に一体的に集積回路として組み込まれたゲート制御部62とを備えている。
【0044】
ゲート制御部62は、第2実施形態と同様の機能を有するインターフェース回路63、制御部64、通信制御部65、メモリ66に加えて、アンテナ67を備えている。第2実施形態においては、移動機50の携帯電話部51にアンテナ52を設け、ゲート制御部53を小型カードとして装着自在にしているが、本実施形態の移動機60においては、アンテナ67を含むゲート制御部62の全ての構成を集積回路として組み込んでいる。従って、各部の機能は第2実施形態と同様である。すなわち、通信制御部65は、アンテナ67とゲート用処理装置40のアンテナ41との無線結合により、ゲート用処理装置40からの無線による非接触での送信(呼び掛け)に呼応して、処理を開始しデータの送受信を制御する部分である。アンテナ67は、第2実施形態と同様のゲート用処理装置40のアンテナ41との無線結合に適したコイルである。メモリ66は、第2実施形態と同様のルーチンが記憶されるとともに、定期券内容記憶領域、乗降履歴記憶領域、プリペード残高記憶領域を有する。インターフェース回路63は、携帯電話部61の制御部21と制御部64との間にあって書き込むデータや読み出したデータを送受信するための回路である。なお、ゲード用処理装置40、移動体通信ネットワーク1、サーバ7及びデータベース8を接続した通信ネットワーク6は、第1実施形態と同様である。
【0045】
ゲート用処理装置40は、図13に示すように、装置本体71にアーム72が設けられ、その装置本体71の前後部にはゲート部46を構成する乗降客の入出を規制するためのドア73が設けられ、正面側には進行方向案内表示部74が設けられ、入り口側の上面にはアンテナ41を設けた移動機60を通信領域内にかざすためのかざし部77が設けられ、出口側の上面にはゲート部46を構成する案内表示部75が設けられ、側面側には同様にゲート部46を構成するスピーカ76が設けられて、かつ内部にはインターフェース回路43、制御部43、メモリ45等からなる制御装置78が設けられている。
【0046】
上記構成によれば、移動機60は、通常の音声通話が可能な機能、データの送受信を行なう機能、及びデータの表示機能を有する携帯電話部61を備えるだけでなく、ゲート用処理装置40に定期券あるいはプリペードカードとして非接触で使用できるゲート制御部62が、集積回路として一体的に組み込まれているため、第2実施形態と同様に、移動機60のみを使用してゲート用処理装置40のドアを開いて通過することができる。すなわち、図13に示すように、ゲート用処理装置40の装置本体71の入り口側の上面にアンテナ41を設けられたかざし部77の通信領域内に移動機60をかざすことで通信が開始され、ゲート通過の条件を満たしていることで、出口側のドア73が開き、案内表示部75に通過できることが表示される。また、ゲート制御部62の定期券内容あるいはプリペード残高を知りたいときには、携帯電話部61のキー操作部18の操作により、ゲート制御部63と通信を開始し、制御部64がメモリ66から読み出したデータをインターフェース回路63を介して制御部21へ取り込みんでメモリ20に一旦記憶し、制御部21がそのメモリ20からデータを読み出し表示部19で表示できるため、定期券内容あるいはプリペード残高を簡単にいつでも知ることができる。さらに、第1及び第2実施形態と同様に、携帯電話部61のデータ送受信機能を利用することでデータベース8に、移動体通信ネットワーク1及び通信ネットワーク6からサーバ8を介して照会し、表示部19に表示することができるため、プリペードカードの乗降履歴をそのときの残高とともに簡単に知ることができる。また、定期券の更新や指定券の発券あるいはプリペードカードの充当や積み増しを行なう場合には、移動機60から移動体通信ネットワーク1及び通信ネットワーク6を介してサーバ8にアクセスし、更新や発券または充当や積み増しができ、そのデータを移動機60のメモリ20に一旦記憶し、そのデータをゲート制御部63のメモリ66に書きこむため、駅や鉄道事業者の窓口に設置されている機器を利用しなくても定期券の更新、指定券の発券あるいはプリペードカードの充当や積み増しが簡単に手元でできる。この第3実施形態においては、第2実施形態の小型カードからなるゲート制御部53と異なり、ゲート制御部62が集積回路として一体的に組み込まれている。従って、定期券またはプリペードカード、あるいは両者を備えるものとして購入するためには、最初に鉄道事業者等の購入窓口に移動機60を持参し、メモリ66に定期券では利用区間や有効期間を予め設定し、プリペードカードでは利用金額を予め設定しておく。その後は、携帯電話部61のデータ通信機能を利用して通信ネットワークを介して定期券の更新、指定券等の発券、あるいはプリペードカードの充当や残高の積み増し行なう。
【0047】
なお、上記各実施形態において、ゲート用処理装置40は、自動改札機を例に説明したが、自動精算機であってもよく、例えば、定期券の利用区間を超えて使用したときに、プリペードカードとして使用するように切り替えて、非接触式の自動精算機により精算処理を行ない、その精算結果を非接触式カード30やゲート制御部53,62に記録したり、あるいは精算切符を受け取るようにしてもよい。また、非接触式カード30またはゲート制御部53,62を定期券あるいはプリペードカードとして利用できるようにした例を説明したが、クレジットカードとして使用できるためのデータを記録しておき、定期券や指定券を現金を持たなくても銀行引き落とし等により購入できるようにしたり、さらには駅構内等で提供される清涼飲料水、たばこ、傘等の自動販売機に使用できるようにしてもよい。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、移動機に、携帯電話部と、ゲート制御のためのゲート用処理に使用する非接触式カードとデータ通信するカード通信部、あるいは直接にゲート用処理装置に使用するゲート制御部とを備えることで、。音声通話及びデータの送受信ができるだけでなく、改札口等のゲートを非接触で通過できるとともにプリペードカードの機能を有し、定期券内容、ゲート通過の履歴、残高等を表示でき、定期券の更新、指定券等の発券、あるいはプリペードカードの充当や残高の積み増しができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施形態による移動機と非接触式カードとゲート用処理装置の構成を説明するブロック図である。
【図2】本発明第1実施形態によるネットワーク構成を説明する図である。
【図3】本発明第1実施形態による非接触式カードのメモリ領域を説明する図である。
【図4】本発明第1実施形態による定期券更新のデータ送受信例を説明する図である。
【図5】本発明第1実施形態によるプリペードカードの乗降履歴のデータ送受信例を説明する図である。
【図6】本発明第1実施形態による定期券更新の移動機の表示例を説明する図である。
【図7】本発明第1実施形態による定期券内容の表示例を説明する図である。
【図8】本発明第1実施形態によるプリペードカードの残高の表示例を説明する図である。
【図9】本発明第1実施形態による乗降履歴の移動機の表示例を説明する図である。
【図10】本発明第2実施形態による移動機とゲート用処理装置の構成を説明するブロック図である。
【図11】本発明第2実施形態によるネットワーク構成を説明する図である。
【図12】本発明第3実施形態による移動機とゲート用処理装置の構成を説明するブロック図である。
【図13】本発明第3実施形態による移動機によりゲート用処理装置を使用する状態を説明する斜視図である。
【符号の説明】
1 移動体通信ネットワーク
2 基地局
3 交換機
4 情報転送システム
5 ゲートウェイ
6通信ネットワーク
7 サーバ
8 データベース
10 移動機
11 携帯電話部
12 アンテナ
13 無線送受信部
14 音声変換回路
15 スピーカ
16 マイク
17 メッセージ通信部
18 キー操作部
19 表示部
20 メモリ
21 制御部
24 カード通信制御部
25 カード通信部
26 インターフェース回路
27 カード通信制御部
28 アンテナ
30 非接触式カード
31 アンテナ
32 通信制御部
33 カード制御部
34 メモリ
40 ゲート用処理装置
41 アンテナ
42 カードリーダ/ライタ
43 インターフェース回路
44 制御部
45 メモリ
46 ゲート部
50 移動機
51 携帯電話部
52 アンテナ
53 ゲート制御部
54 インターフェース回路
55 カード制御部
56 通信制御部
57 メモリ
58,59 コネクタ
60 移動機
61 携帯電話部
62 ゲート制御部
63 インターフェース回路
64 制御部
65 通信制御部
66 メモリ
67 アンテナ
71 装置本体
72 アーム
73 ドア
74 進行方向案内表示部
75 案内表示部
76 スピーカ
77 かざし部
78 制御装置

Claims (2)

  1. 音声通話機能、通信ネットワークを介し鉄道事業者のサーバとの間でデータの送受信を行うデータ通信機能及びキー操作部で入力した文字や選択のためのメニューあるいは受信したデータを表示するデータ表示機能を有する携帯電話部と、ゲート制御のためのゲート用処理装置に用いる定期券内容記憶領域、乗車履歴記憶領域及びプリペード残高記憶領域を有するメモリを備える非接触式カードとの間で非接触でデータ送受信するカード通信部とが一体的に設けられた移動機であって、
    前記携帯電話部は、通信ネットワークを介して前記鉄道事業者のサーバにアクセスし、定期券の更新、指定券の発券、プリペードカードの充当、料金の積み増しのデータ通信を行ない、そのデータを前記カード通信部を介して前記非接触式カードに書きこむようにし、前記ゲート用処理装置は、自動改札機または精算処理に際して前記携帯電話部側において切り替えて使用される自動精算機であり、前記非接触式カードのデータを読み取ったり書き込みの制御を行うとともに、ゲート部の制御を行うものであることを特徴とする移動機。
  2. 音声通話機能、通信ネットワークを介し鉄道事業者のサーバとの間でデータの送受信を行うデータ通信機能及びキー操作部で入力した文字や選択のためのメニューあるいは受信したデータを表示するデータ表示機能を有するとともに、ゲート制御のためのゲート処理装置との間で非接触でデータの読み書きをするためのアンテナが一体的に設けられた携帯電話部と、前記アンテナを介してゲート用処理装置とデータの読み書きをするとともに、前記携帯電話部との間でデータの送受信を行なう定期券内容記憶領域、乗車履歴記憶領域及びプリペード残高記憶領域を有するメモリを備える小型カード型に形成されたゲート制御部が該携帯電話部にコネクタを介して装着自在に組み込まれてなる移動機であって、
    前記携帯電話部は、通信ネットワークを介して前記鉄道事業者のサーバにアクセスし、定期券の更新、指定券の発券、プリペードカードの充当、料金の積み増しのデータ通信を行ない、そのデータを前記ゲート制御部のメモリに書きこむようにし、前記ゲート用処理装置は、自動改札機または精算処理に際して前記携帯電話部側において切り替えて使用される自動精算機であり、前記ゲート制御部のデータを読み取ったり書き込みの制御を行うとともに、ゲート部の制御を行うものであることを特徴とする移動機。
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