JP3816673B2 - 立体画像の階調表示制御方法および装置 - Google Patents

立体画像の階調表示制御方法および装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラズマディスプレイパネル(PDP)や液晶ディスプレイ(LCD)等のように、装置の性能上の理由から表示可能な明るさの階調数を十分に確保しにくい画像表示装置を用いて立体表示を行う際に、効果的な階調表示を可能にする立体画像の階調表示制御方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
PDPや液晶ディスプレイなど、表示可能な明るさの階調数が少ない画像表示装置においては、自然な階調表示を得るために、より多数の階調を疑似的に表示させる疑似階調作成技術がすでに幾つか提案され、実用化されている。ディザ法、誤差拡散法、フレーム(フィールド)間変調法などがそれである。文献としては、例えば、小林ほか、「誤差拡散法で512色表示液晶を1670万色に、専用LSI開発」、日経エレクトロニクス、no. 615(1994.8.22)などがある。
【0003】
これらの技術では、表示可能な階調を時間的密度や空間的密度を変化させて表示することにより、疑似的に中間の階調を表示させている。しかし、上記文献にも記載されているように、時間的密度を変化させる方法はフリッカの原因になりやすいため、現在は空間的な密度を変化させる方法、もしくは時間と空間の両者を変化させる方法を混合的に用いる方法が主流である。空間的密度を変化させる方法の中でも誤差拡散法はとくに性能がよいとされ、近年多用されている。ただ、これらの方法を立体画像表示に利用した例は見当たらない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
表示すべき画像の明るさと、表示装置の表示可能な明るさとの誤差を、誤差拡散法により周辺画素に拡散するとき、その拡散された誤差は、ドット状のノイズとして見えることが知られている。
【0005】
サブフィールド法による中間調表示を行っているPDP等の画像表示装置で時分割2眼立体表示をさせようとすると、左眼用、右眼用の各画像に割り当てることのできるサブフィールド数は立体表示でない場合の1/2になり、表示可能な階調数も1/2になる。そのため、このノイズはさらに増加する。
【0006】
本発明者らの発明に係る、「立体画像表示方法および装置」(特願平10−205093号)を用いての実験においても、左眼用画像と右眼用画像に同じ誤差拡散パターンを用いると、ドット状のノイズが強調されて視覚的に目だち、画質妨害として感じられることが判明した。
【0007】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、本来表示できない階調を、表示する階調の空間的密度の変化により疑似的に表示させる場合にあっても、立体表示を行った場合に、ドットパターン状の画質妨害の発生が認識されにくい立体画像の階調表示制御方法および装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明立体画像の階調表示制御方法および装置においては、画像表示装置で本来表示できない階調を、表示する階調の空間的密度の変化により疑似的に表示させる場合に、左眼用画像と右眼用画像とで、異なる方式で空間的密度を変化させることを基本にしている。
【0009】
すなわち、本発明立体画像の階調表示制御方法は、左眼用の画像を左眼に対して、右眼用の画像を右眼に対してそれぞれ提示することにより立体画像を表示すると共に、入力信号に対応して本来表示されるべき画像の明るさと、前記立体画像を表示する表示装置で表示可能な明るさとの誤差に応じて表示装置の明るさの空間的密度を変化させて、表示する階調を疑似的に表示する立体画像の階調表示制御方法において、前記明るさの空間的密度の変化を誤差拡散法を用いて実現するにあたり、前記左眼用の画像の生成と前記右眼用の画像の生成系統とで、相互に逆方向の水平および/または垂直走査に基づいた誤差拡散法を用いることを特徴とするものである。
【0011】
また、本発明立体画像の階調表示制御装置は、左眼用の画像を左眼に対して、右眼用の画像を右眼に対してそれぞれ提示することにより立体画像を表示するとともに、入力信号に対応して本来表示されるべき画像の明るさと、前記立体画像を表示する表示装置で表示可能な明るさとの誤差に応じて表示装置の明るさの空間的密度を変化させて、表示する階調を疑似的に表示する立体画像の階調表示装置において、前記左眼用の画像と前記右眼用の画像に対して、表示する階調を表示装置の明るさの空間的密度の変化により疑似的に表示させる擬似階調作成回路が、前記左眼用の画像の生成と前記右眼用の画像の生成系統にラインメモリ、またはフレームまたはフィールドメモリを、誤差拡散回路に前置および後置してそれぞれ具え、それらメモリに画像信号を書き込み、そして書き込まれた画像信号をメモリから読み出すにあたって、前記左眼用の画像を生成する側と前記右眼用の画像を生成する側とで、一方の側では前記書き込みと前記読み出しとを同じ順序で、他方の側では逆の順序でそれぞれ書き込み、読み出すようにしたことを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照し、発明の実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明立体画像の階調表示制御装置の一実施形態をブロック図にて示している。
図1において、1−L,1−Rはそれぞれ左、右眼用のA−D変換器、2は同期検出回路、3−L,3−Rはそれぞれ左、右眼用の逆ガンマ補正回路、4は階調表示制御部、5−L,5−Rはそれぞれ左、右眼用の1ラインメモリ、6はメモリ5−L,5−R用の第1のR(読み出し)/W(書き込み)制御回路、7−L,7−Rはそれぞれ左、右眼用の誤差拡散回路、8−L,8−Rはそれぞれ左、右眼用の1ラインメモリ、9はメモリ8−L,8−R用の第2のR/W制御回路、10はサブフィールド変換回路、11はパネル駆動回路、12はPDPパネル、13は眼鏡制御回路、および14はシャッター眼鏡である。
【0014】
以下に、動作につき説明する。
図1に示される装置に供給される左、右眼用の各画像信号L,Rは、ともに同一の同期信号に基づいて発生している赤(R)、緑(G)および青(B)の3原色信号である。従って、図中、左眼用の系統、右眼用の系統はいずれも独立した3原色信号の信号処理系となっている。これら左、右眼用の各画像信号L,Rは、まず、それぞれA−D変換器1−L,1−Rに供給されてA−D変換される。また、信号L(3原色信号のうち、いずれか1つの色信号でよい)は同期検出回路2にも供給され、水平および垂直の同期信号が検出される。A−D変換器1−L,1−Rでデジタル信号にされた左眼用および右眼用の各画像信号は、それぞれ逆ガンマ補正回路3−L,3−Rに供給される。これら補正回路は、テレビジョン画像信号は陰極線管(CRT)を用いて画像表示することを基本としているため、送信側でガンマ補正がなされているが、PDP等のディスプレイで表示する場合はこの補正が不要であり、ガンマ補正された信号をリニアな信号(その値が表示すべき光の明るさに対してリニアな信号)に逆変換するためのものである。
【0015】
次に、逆ガンマ補正回路3−L,3−Rの出力信号は、図1中破線で囲んで示す階調表示制御部4に供給される。この階調表示制御部4は、左、右眼用のそれぞれの画像について、画像表示装置では本来表示できない階調を、表示装置の明るさの空間的密度の変化により疑似的に表示させるようにするための疑似階調作成回路部分である。なお、この階調表示制御部4は、左、右眼用の画像に対して、誤差の拡散を行うにあたって左、右眼同一に行うのでなく、本発明に従って、相互に異ならせて誤差の拡散を行うものとする。これにより、左、右の画像に見えるドット状のノイズが同一でなくなり、視覚的に目だたなくなる。
【0016】
階調表示制御部4内の動作を説明する。
逆ガンマ補正回路3−L,3−Rの出力信号は、まず、通常の走査(左から右へ走査)でそれぞれラインメモリ5−L,5−Rに書き込まれる。この書き込みは第1のR/W制御回路6によって制御される。次に、書き込まれた信号の読み出しもR/W制御回路6によって制御されるが、ラインメモリの読み出しのための走査をラインメモリ5−Lでは左から右へ、ラインメモリ5−Rでは右から左へというように相互に走査方向を逆にする。
これら走査方向を互いに逆にして読み出された画像信号は、それぞれ誤差拡散回路7−L,7−Rに供給される。
【0017】
なお、上述の同期検出回路2で検出された水平、垂直同期信号は、上記第1のR/W制御回路5−L,5−R、第2のR/W制御回路8−L,8−R、およびサブフィールド変換回路10にそれぞれ供給され、それら回路が動作するための基準のタイミングを与えている。
【0018】
ここで、誤差拡散回路につき説明する。
図2(a)は、誤差拡散回路7−L,7−Rの一例の構成を示している。なお、誤差拡散の技術自体は上記において紹介した文献にも記載されていて新しいことではない。
【0019】
ラインメモリ1−L(図1参照)から読み出された信号Pは、図2(a)中の、これに累積誤差信号eを加算するための加算器15に入力される(ラインメモリ1−Rから読み出された信号についても同じ)。なお、図中、16はビット分割器、D,H−Dで示される四角い枠はそれぞれ1クロックディレイ(符号17,19,20で示される)および1ライン−1クロックディレイ(符号18で示される)、およびk,---,kで示される丸い枠はそれぞれ指定の係数を乗算する係数器(符号21〜24で示される)である。
【0020】
加算器15に入力される入力信号Pは、小数点以上がNビット、小数点以下がMビットの2進符号で表されるものとする。以下の説明では、このような状態を精度がN+Mビットであると表す。また、出力信号P′はOビットの整数値の2進符号で表されるものとする。ただしO<Nである。入力信号Pに対し、加算器15において加算器25から出力された累積誤差信号eが加算される。累積誤差信号eについては後述する。加算器15の出力もまた入力信号Pと同じくN+Mビットの精度を持つものとする。加算器15の出力はビット分割器16に入力される。
【0021】
ビット分割器16においては、N+Mビットの入力信号のうち、上位Oビットを出力信号P′として、残りの下位{(N−O)+M}ビットを誤差信号e′として出力する。すなわち、ビット分割器16は、入力信号Pの下位ビットを切り捨てて出力信号P′として出力し、入力信号Pに対する出力信号P′の誤差を誤差信号e′として出力する機能を有するものである。誤差信号e′は1クロックディレイ17および1ライン−1クロックディレイ18に入力される。1ライン−1クロックディレイ18の出力は1クロックディレイ19に、そして1クロックディレイ19の出力は1クロックディレイ20にそれぞれ順次入力される。1クロックディレイ17の出力は係数k0 の係数器21に、1ライン−1クロックディレイ18の出力は係数k1 の係数器22に、1クロックディレイ19の出力は係数k2 の係数器23に、そして1クロックディレイ20の出力は係数k3 の係数器24にそれぞれ入力される。
【0022】
係数器21では係数k0 を、係数器22では係数k1 を、係数器23では係数k2 を、係数器24では係数k3 をそれぞれの係数器の入力信号に乗じて出力する。各係数器21〜24の出力信号は加算器25において加算され、累積誤差信号eとなる。上述したように、累積誤差信号eは加算器15において入力信号Pに加算される。
ここで、各係数k0 ,k1 ,k2 ,k3 は、ほぼ、
0 +k1 +k2 +k3 =1
となるように選ぶものとする。
【0023】
以上の信号処理により、誤差信号e′をある画素(P′で示す画素)についてみれば、割合k0 で右隣りの画素へ、割合k1 で左下の画素へ、割合k2 で真下の画素へ、割合k3 で右下の画素へそれぞれ拡散されることになる。この状況を図2(b)に示す。
【0024】
また、入力信号Pのある画素(Pで示す画素)についてみれば、左隣りの画素に生じた誤差が割合k0 で、左上の画素の誤差が割合k3 で、真上の画素の誤差が割合k2 で、右上の画素の誤差が割合k1 で累積されて累積誤差信号eとなり、この累積誤差信号eが入力信号Pに加算されることになる。この状況を図2(c)に示す。累積誤差信号eも、誤差信号e′と同様に{(N−O)+M}ビットの精度を有している。
【0025】
図2に示す誤差拡散回路を、通常の左から右にラスタ走査された入力信号Pに対して適用すると、図2(b)に示したように、注目画素P′における誤差信号はそれぞれの画素にk0 ,k1 ,k2 ,k3 の割合で分散される(これを、改めて図3(a)として示す)が、反対に、右から左に逆ラスタ走査されて入力された入力信号に対して適用し、さらに逆ラスタ走査で読み出すと画面上では図3(b)に示すように誤差信号は分散される。このように、左、右眼用の各画像信号で相互に誤差拡散パターンを変えることにより、左眼用画像と右眼用画像の誤差拡散によるノイズの相関が小さくなり、ノイズが見えにくくなる。
【0026】
左眼用画像と右眼用画像のノイズの相関が小さければ小さい程ノイズが見えにくいことは、湯山、「3次元テレビジョンと符号化」、電子情報通信学会論文誌D−II, Vol. J80-D-II, No.2, pp. 407−414 (1997.2)にも記載されていて、同文献によれば、立体視においては、左眼用画像と右眼用画像のノイズに相関がない場合、3〜5dB程度2次元画像よりノイズが見えにくくなると記されている。
【0027】
再び図1に戻って、動作説明を続ける。
以上に詳細に説明した誤差拡散回路7−L,7−R(それぞれ左眼用および右眼用)は、回路定数などを含め同一のものである。要は、それらに入力する画像信号の走査方向が異なっているだけである。これら回路7−L,7−Rにより誤差拡散された左眼用および右眼用画像信号は、それぞれR/W制御回路9によって信号の読み書きが制御されるラインメモリ8−L,8−Rにいったん蓄えられ、そしてラインメモリ8−Lについては通常の走査(左から右への走査)により、また、ラインメモリ8−Rについては逆の走査(右から左への走査)によりそれぞれ読み出され(階調表示制御部4の出力として)、サブフィールド変換回路10に送られる。
【0028】
サブフィールド変換回路10においては、その送られた左眼用および右眼用の誤差拡散された画像信号(左、右同時信号)を、前述の同期検出回路2から供給される水平、垂直同期信号をもとにいわゆるサブフィールド信号(左、右時分割信号)に分解して出力し、同時にシャッター眼鏡14のシャッターを駆動するためのタイミング信号も出力する。
【0029】
サブフィールド変換回路10の出力信号としてのサブフィールド信号は、パネル駆動回路11を介してPDPパネル12に供給され、同パネル12に画像表示を行う。また、サブフィールド変換回路10からのタイミング信号は眼鏡制御回路13に供給され、シャッター眼鏡14のL側、R側用シャッター開閉信号を生成して当該眼鏡に供給する。この際のシャッター開閉信号は導線を用いて供給したり、または赤外線を用いるなどしてワイヤレスでシャッター眼鏡14に供給することができる。
【0030】
以上において、階調表示制御部4中のラインメモリ5−L,5−Rおよびラインメモリ8−L,8−Rは、信号読み出し時の走査(水平走査)をLとRとで相互に反対方向にしているが、これは、信号書き込み時の走査方向を相互に反対にしてもよく、要は、誤差拡散回路−L,−Rに反対の走査方向の信号が入力されるようにすればよい。また、ラインメモリ8−L,8−Rは上記反対方向にした走査方向を通常の走査方向に戻すために必要である。
【0031】
また、ラインメモリ5−L,5−Rおよびラインメモリ8−L,8−Rは、これらをフレームまたはフィールドメモリに置き替えて、水平の走査方向に加え垂直の走査方向を相互に反対方向にしたり、垂直の走査方向のみを相互に反対方向にすることもできる。これにより、立体画像のノイズを一層目立たなくすることができる。
【0032】
以上説明した本発明の実施形態においては、表示装置の明るさの空間的密度を変化させるのに、左眼用画像の誤差拡散パターンと右眼用画像の誤差拡散パターンを特定していたが、これらは、左、右で別々のパターンを使用してもよく、例えば、左、右の一方に誤差拡散法を用い、他方に別の疑似階調表現法を用いてもよい。また、上述の実施形態では、時分割2眼立体表示における例として説明したが、レンチキュラーレンズ等を用いて空間的に左右の像を分離して提示する空間分割方式の2眼立体表示にも同様に適用することができる。さらに、表示パネルはPDPに限らずLCDであっても良い。
【0033】
【発明の効果】
本発明によれば、表示可能な明るさの階調数が比較的少ない画像表示装置を用いて立体表示を行うに際して、左眼用画像と右眼用画像とで別々の疑似的階調表示を行うことで、疑似的階調表示技術を用いた場合に生じるドット状の画質妨害が目立つことなく、表示階調数を増加させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明立体画像の階調表示制御装置の一実施形態をブロック図にて示している。
【図2】誤差拡散回路の一例の構成とこの回路によって誤差が拡散される様子を示している。
【図3】本発明によって得られる、左眼用画像の誤差拡散パターンと右眼用画像の誤差拡散パターンとを示している。
【符号の説明】
1−L,1−R A−D変換器
2 同期検出回路
3−L,3−R 逆ガンマ補正回路
4 階調表示制御部
5−L,5−R,8−L,8−R 1ラインメモリ
6,9 R/W制御回路
7−L,7−R 誤差拡散回路
10 サブフィールド変換回路
11 パネル駆動回路
12 PDPパネル
13 眼鏡制御回路
14 シャッター眼鏡
15,25 加算器
16 ビット分割器
17,19,20 1クロックディレイ
18 1ライン−1クロックディレイ
21,22,23,24 係数器

Claims (2)

  1. 左眼用の画像を左眼に対して、右眼用の画像を右眼に対してそれぞれ提示することにより立体画像を表示すると共に、入力信号に対応して本来表示されるべき画像の明るさと、前記立体画像を表示する表示装置で表示可能な明るさとの誤差に応じて表示装置の明るさの空間的密度を変化させて、表示する階調を疑似的に表示する立体画像の階調表示制御方法において、前記明るさの空間的密度の変化を誤差拡散法を用いて実現するにあたり、
    前記左眼用の画像の生成と前記右眼用の画像の生成系統とで、相互に逆方向の水平および/または垂直走査に基づいた誤差拡散法を用いることを特徴とする立体画像の階調表示制御方法。
  2. 左眼用の画像を左眼に対して、右眼用の画像を右眼に対してそれぞれ提示することにより立体画像を表示するとともに、入力信号に対応して本来表示されるべき画像の明るさと、前記立体画像を表示する表示装置で表示可能な明るさとの誤差に応じて表示装置の明るさの空間的密度を変化させて、表示する階調を疑似的に表示する立体画像の階調表示装置において、
    前記左眼用の画像と前記右眼用の画像に対して、表示する階調を表示装置の明るさの空間的密度の変化により疑似的に表示させる擬似階調作成回路が、
    前記左眼用の画像の生成と前記右眼用の画像の生成系統にラインメモリ、またはフレームまたはフィールドメモリを、誤差拡散回路に前置および後置してそれぞれ具え、それらメモリに画像信号を書き込み、そして書き込まれた画像信号をメモリから読み出すにあたって、前記左眼用の画像を生成する側と前記右眼用の画像を生成する側とで、一方の側では前記書き込みと前記読み出しとを同じ順序で、他方の側では逆の順序でそれぞれ書き込み、読み出すようにしたことを特徴とする立体画像の階調表示制御装置。
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