JP3816388B2

JP3816388B2 - Prepaid card ticketing system

Info

Publication number: JP3816388B2
Application number: JP2001398498A
Authority: JP
Inventors: 賢司岡部
Original assignee: Heiwa Corp
Current assignee: Heiwa Corp
Priority date: 2001-12-27
Filing date: 2001-12-27
Publication date: 2006-08-30
Anticipated expiration: 2021-12-27
Also published as: JP2003196712A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリペイドカード発券システムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、遊技店において遊技者は最初に券売機でプリペイドカードを購入してから遊技し、必要に応じて何回もプリペイドカードを購入して遊技を続行している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、遊技者が既にどれだけの金額を使用したかを直ちに知ろうとしてもその確認が困難であるという問題があった。すなわち、遊技者は複数回にわたってプリペイドカードを購入するが、遊技に集中している遊技者にとって使用した金額をすべて記録したり記憶しておくことは煩雑であった。また、多数枚たまる使用済みのプリペイドカードを遊技終了まで全部所持して保管して、使用した金額を確認できるようにしておくことも遊技者にとって煩わしかった。更に、使用金額の記録、記憶、又は所持する使用済みのプリペイドカードの額面価格を足し合わせて全使用金額を確認する作業も遊技者にとって煩わしかった。また、遊技前に所持金額を確認しておくとともに遊技中に所持金額を確認して、その差額から全使用金額を計算することも遊技者にとっては煩わしい作業であった。
【０００４】
また、かかる全使用金額を直ちに確認することの困難さにより、遊技者が遊技に夢中になって次々とプリペイドカードを購入し、遊技前に遊技者が予定した金額を越えて所持金を遊技に使用してしまうという問題もあった。
更に、遊技に夢中になった遊技者が使用済みのプリペイドカードを廃棄することを忘れて島台カウンターに放置することが多く、遊技店にとって使用済みのプリペイドカードの回収作業の負担が大きいという問題もあった。
【０００５】
本発明は、上記した従来の技術の問題点を除くためになされたものであり、その目的とするところは、プリペイドカードの利用者が使用した金額を容易に知ることができるようにすることにあり、また、使用済みプリペイドカードを回収する労力を減少させることにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明は、その課題を解決するために以下のような構成をとる。請求項１の発明は、新規にプリペイドカードを発券する際に、使用済みのプリペイドカードを回収するとともに、その使用済みのプリペイドカードの額面価格を含む情報を、その新規に発券するプリペイドカードに印字するプリペイドカード発券システムであることを特徴とする。
【０００７】
新規に発券するプリペイドカードには、回収された使用済みのプリペイドカードの額面価格を含む情報が印字記録されるので、利用者はこの印字記録を見て回収されたプリペイドカードの購入に使用した金額を知ることができる。また、使用済みのプリペイドカードを効率的に回収することもできる。
なお、新規に発券されるプリペイドカードに印字される情報の内容は、回収された使用済みのプリペイドカードの額面価格についての情報のみであってもよく、また、新規に発券されるプリペイドカードの額面価格についての情報を加えたものであってもよい。回収された使用済みのプリペイドカードの額面価格についての情報のみが印字されている場合には、利用者は印字内容を見て回収されたプリペイドカードの額面価格を知り、これに新規に発券されたプリペイドカードの額面価格を加算して使用した金額の合計を知ることができる。新規に発券されるプリペイドカードの額面価格についての情報も加えて印字されている場合には、利用者はこの印字内容を見るだけで使用した金額の合計を知ることができる。
【０００８】
更に、具体的な印字内容としては、回収されたプリペイドカードの額面価格及び新規に発券されたプリペイドカードの額面価格を合計した金額を利用者が直接又は間接に知ることができる内容であればよく、回収したプリペイドカードの額面価格の情報を印字することが可能であり、回収されたプリペイドカードの額面価格と新規に発券されたプリペイドカードの額面価格との情報を列挙して印字することも可能であり、回収されたプリペイドカードの額面価格と新規に発券されたプリペイドカードの額面価格の合計金額の情報を印字することも可能である。また、販売されているプリペイドカードの額面価格が１種類しかない場合には、額面価格の代わりに購入したプリペイドカードの枚数の情報を印字することも可能である。
【０００９】
そして、印字される額面価格、額面価格の合計、購入枚数の情報を数字、文字又は記号を用いて表示することができ、利用者がこれらの数字、文字又は記号を見て使用した金額を直接知り、又は算出することができる。
請求項２の発明は、前記使用済みのプリペイドカードに、その使用済みのプリペイドカードを発券する際に回収された別の使用済みプリペイドカードの額面価格を含む情報が印字されている場合には、その印字されている情報をも、前記新規に発券するプリペイドカードに印字する請求項１に記載のプリペイドカード発券システムであることを特徴とする。
【００１０】
回収された使用済みプリペイドカードに、その使用済みのプリペイドカードを発券する際に回収した別の使用済みプリペイドカードの額面価格を含む情報が印字されている場合がある。このときは、新規に発券されるプリペイドカードに、この回収された使用済みプリペイドカード自体の額面価格を含む情報と共に、この回収された使用済みプリペイドカードを発券したときに回収された別の使用済みプリペイドカードの額面価格を含む情報も加えて印字される。したがって、回収された全ての使用済みプリペイドカードの額面価格に関する情報が新規に発券されるプリペイドカードに累積して印字されることとなり、利用者は回収された全てのプリペイドカードに使用した全金額を直接知り又は算出できる。
【００１１】
印字される内容としては、全ての回収されたプリペイドカードの額面価格の情報を列挙して印字することが可能であり、全ての回収されたプリペイドカードの額面価格の種類毎に額面価格と枚数の情報を列挙して印字することも可能であり、全ての回収されたプリペイドカードの額面価格の合計金額の情報を印字することも可能である。また、プリペイドカードの額面価格が１種類しかない場合には、額面価格を省略して購入枚数の情報のみ印字することも可能である。
【００１２】
請求項３の発明は、前記プリペイドカードは前記額面価格を含む情報を読み取り可能に記録できる磁気記録部を備えた請求項１又は請求項２に記載のプリペイドカード発券システムであることを特徴とする。
プリペイドカードの情報を磁気記録部に記録するので、情報の書き込みや読み取りを機械により迅速かつ正確に行うことができ、利用者は使用した金額に関して正確な情報を得ることができる。
【００１３】
請求項４の発明は、前記額面価格を含む情報を、前記使用済みのプリペイドカードの額面価格と、前記使用済みのプリペイドカードの数量と、前記使用済みのプリペイドカードの額面価格の合計金額と、とした請求項１ないし請求項３のいずれか１の請求項に記載のプリペイドカード発券システムであることを特徴とする。
使用済みのプリペイドカードの額面価格を含む情報が、プリペイドカードの額面価格と、使用済みのプリペイドカードの数量と、使用済みのプリペイドカードの額面価格の合計金額とからなり、これらの情報が新規に発券されるプリペイドカードに印字されるので、利用者は使用した金額の明細を知ることができる。
【００１４】
請求項５の発明は、使用済みのプリペイドカードを回収する回収手段と、回収された使用済みのプリペイドカードの額面価格を含む情報を認識する第１の認識手段と、認識した使用済みのプリペイドカードの額面価格を含む情報を新規に発券するプリペイドカードに印字する印字手段と、前記印字された新規に発券するプリペイドカードを利用者に対して発券する発券手段とを備えたプリペイドカード発券システムであることを特徴とする。
【００１５】
新規に発券するプリペイドカードに印字された情報より、利用者は回収されたプリペイドカードに使用した金額を知ることができるとともに、使用済みのプリペイドカードを効率的に回収できる。
請求項６の発明は、前記回収された使用済みのプリペイドカードに、その使用済みのプリペイドカードを発券する際に回収された別の使用済みプリペイドカードの額面価格を含む情報が印字されている場合には、その印字されている情報を認識する第２の認識手段を備え、前記印字手段は前記第２の認識手段が認識した前記情報をも新規に発券するプリペイドカードに印字する請求項５に記載のプリペイドカード発券システムであることを特徴とする。
【００１６】
新規に発券されるプリペイドカードには、回収された全ての使用済みプリペイドカードの額面価格を含む情報が累積して印字されるので、利用者は回収された全てのプリペイドカードに使用した全金額を直接知り又は算出することができる。
請求項７の発明は、前記第１の認識手段及び前記第２の認識手段を、前記回収された使用済みのプリペイドカードの読み取り可能に記録できる磁気記録部から、その回収された使用済みのプリペイドカードの額面価格を含む情報及びその使用済みのプリペイドカードを発券する際に回収された別の使用済みプリペイドカードの額面価格を含む情報を読み込む読込手段とし、前記新規に発券するプリペイドカードの磁気記録部に前記第１の認識手段及び前記第２の認識手段が読み込んだ前記情報を読み取り可能に書き込む書込手段を備えた請求項５又は請求項６に記載のプリペイドカード発券システムであることを特徴とする。
【００１７】
プリペイドカードの額面価格を含む情報を磁気記録部に記録するので、情報の書き込みや読み取りを機械により迅速かつ正確に行うことができる。
請求項８の発明は、前記額面価格を含む情報を前記使用済みのプリペイドカードの額面価格と、前記使用済みのプリペイドカードの数量と、前記使用済みのプリペイドカードの額面価格の合計金額と、とした請求項５ないし請求項７のいずれか１の請求項に記載のプリペイドカード発券システムであることを特徴とする。
【００１８】
使用済みのプリペイドカードの額面価格に関する詳細な情報が新規に発券されるプリペイドカードに印字されるので、利用者は使用した金額の明細を知ることができる。
【００１９】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず、図１ないし図５を参照して本発明の構成を説明する。
図１に示すように、遊技店には、新規プリペイドカード５０Ｎを発券するための券売機１０、従来のものと同様のプリペイドカードユニット６０及び従来のものと同様の遊技機６４が設置されている。遊技者は最初に券売機１０で希望する額面価格の新規プリペイドカード５０Ｎを購入し、この新規プリペイドカード５０Ｎをプリペイドカードユニット６０に投入して必要量の遊技球６２を借り出し、借り出した遊技球６２を使って遊技機６４で遊技し、必要に応じて新規プリペイドカード５０Ｎを追加購入する構成となっている。
【００２０】
そして、図２に示すように、券売機１０はその正面に遊技者が購入するプリペイドカード５０の券種を特定する券種選択ボタン１２、プリペイドカード５０の代金を投入するための硬貨挿入口１４と紙幣挿入口１６、投入代金を返却したり釣銭を排出する硬貨返却口１８と紙幣返却口２０、新たに発券される新規プリペイドカード５０Ｎを排出する発券口２６が配設されている。また、発券口２６は、遊技者が先に購入して使用を終えた他のプリペイドカード（以下、「遊技者が先に購入して使用を終えた他のプリペイドカード」を「使用済カード」という。）５０Ｕを券売機１０に投入するための挿入口としても機能するように構成されている。
【００２１】
また、使用済カード無ボタン２２が券売機１０の正面に配設されており、遊技者はこの使用済カード無ボタン２２によって、新規プリペイドカード５０Ｎに印字記録する使用済みカード５０Ｕの有無を券売機１０に指示する。使用済みカード５０Ｕがない場合には遊技者は使用済カード無ボタン２２よりその旨の信号を発し、使用済カード５０Ｕがある場合には遊技者は使用済カード無ボタン２２を押さずに使用済みカード５０Ｕを連続して発券口２６から投入し、後述する読取部３２が使用済カード５０Ｕの情報を読み取る構成となっている。全ての使用済カード５０Ｕの投入を終えると遊技者は使用済カード無ボタン２２を押して、これ以上投入する使用済カード５０Ｕは無い旨の信号を発する。
【００２２】
次に、券売機１０の内部に構成されている内部回路２８の構成について、図３を参照して説明する。
内部回路２８は制御部３０、読取部３２、書込部３４、印字部３６、入出金処理部３８、発券部４０及び図示しないＲＯＭとＲＡＭから構成されている。制御部３０は各部の制御を行うとともに、受信する信号に基づいて演算処理を行い処理結果を各部へ返す。読取部３２は従来のものと同様の図示しない第１の磁気ヘッドを読取手段として有し、遊技者が券売機１０に投入する使用済カード５０Ｕの後述する磁気記録部５２に記録された情報を読み取る。書込部３４は従来のものと同様の図示しない第２の磁気ヘッドを書込手段として有し、新規プリペイドカード５０Ｎの磁気記録部５２に制御部３０が得た所定の演算処理結果の情報を書き込む。印字部３６は従来のものと同様の図示しない印字装置を有し、新規プリペイドカード５０Ｎの後述する使用金額表示欄５４へ制御部３０が得た所定の演算処理結果の情報を印字記録する。入出金処理部３８は券売機１０に投入された金銭の判別と処理を行い、従来のものと同様の図示しない紙幣・硬貨判別装置を有する。発券部４０は磁気記録部５２に所定の情報を磁気記録され使用金額表示欄５４に所定の情報を印字記録された新規プリペイドカード５０Ｎを、発券口２６から排出して遊技者に発券する。ＲＯＭは演算プログラム等が格納されている従来のものと同様のリードオンリメモリであり、ＲＡＭはプログラムが処理される過程で各種データが一時的に格納される従来のものと同様のランダムアクセスメモリである。
【００２３】
更に、券売機１０の内部には図示しない保管場所と廃棄場所が設けられており、この保管場所には未使用のプリペイドカード５０及び入金されたり釣銭として払い出される紙幣及び貨幣が管理保管されており、廃棄場所には回収した使用済カード５０Ｕが保管されている。また、従来のものと同様の図示しない紙幣・貨幣搬送装置が券売機１０の内部に設けられており、硬貨挿入口１４、紙幣挿入口１６、前記紙幣・硬貨判別装置、前記保管場所、硬貨返却口１８及び紙幣返却口２０の間で紙幣や硬貨を搬送する。更に、従来のものと同様の図示しないカード搬送装置が券売機１０の内部に設けられており、前記保管場所、前記第２の磁気ヘッド、前記印字装置及び発券口２６の間で新規プリペイドカード５０Ｎを搬送するとともに、発券口２６、前記第１の磁気ヘッド及び前記廃棄場所の間で使用済カード５０Ｕを搬送する。
【００２４】
また、プリペイドカード５０は紙もしくはプラスチックなどで構成されており、図５に示すように、カードの裏面の一部に磁性体を塗布した磁気記録部５２が形成されている。この磁気記録部５２には、遊技球６２の貸し出しに伴って順次更新される残額が磁気記録されるとともに、このプリペイドカード５０自身と使用済カード５０Ｕを合わせた券種別の購入枚数に関する情報が磁気記録される。また、プリペイドカード５０の裏面の一部には使用金額表示欄５４が形成されており、使用金額表示欄５４にはプリペイドカード５０の券種毎の購入枚数及び合計使用金額が印字記録される。
【００２５】
本発明は上記のように構成されており、次にその作用について説明する。
遊技店に来店した遊技者は、新規プリペイドカード５０Ｎを券売機１０より１枚購入する。このときの券売機１０における処理の流れを図２ないし図４を参照して説明する。最初に、遊技者は新規プリペイドカード５０Ｎを購入するための紙幣又は硬貨を硬貨挿入口１４と紙幣挿入口１６から投入する（Ｓ１）。投入された硬貨と紙幣は、前記紙幣・硬貨搬送装置によって入金処理部３８の前記紙幣・硬貨判別装置へ搬送される。前記紙幣・硬貨判別装置が投入された金額を判別し、入出金処理部３８から投入金額の情報が制御部３０へ送信される。制御部３０は投入金額の合計を計算し、投入金額の合計がＲＡＭに記憶される。投入金額の判別を終了した硬貨と紙幣は前記紙幣・硬貨搬送装置によって前記保管部へ搬送される。
【００２６】
次いで、遊技者は投入金額の範囲内で、購入を希望する新規プリペイドカード５０Ｎの券種を選択して券種選択ボタン１２を押す（Ｓ２）。選択された券種の情報は制御部３０へ送信されＲＡＭに記憶される。
次いで、遊技者は使用済カード５０Ｕをまだ所持していないので、使用済カード無ボタン２２を押してその旨を制御部３０へ送信する（Ｓ３）。制御部３０は使用済カード５０Ｕが無い旨の信号に基づいて、プリペイドカード５０の券種毎の購入枚数として新規プリペイドカード５０Ｎの券種の購入枚数に「１」の数字を与え、全使用金額としてこの新規プリペイドカード５０Ｎの額面価格の数字を与えてＲＡＭに記憶する（Ｓ７）。
【００２７】
そして、制御部３０はプリペイドカード５０の券種毎の購入枚数の情報を書込部３４へ送信する。同時に、前記保管場所から遊技者が選択した券種の未使用のプリペイドカードが、新規プリペイドカード５０Ｎとして書込部３４の前記第２の磁気ヘッドへ前記カード搬送装置により搬送される。書込部３４は券種毎の購入枚数の情報を新規プリペイドカード５０Ｎの磁気記録部５２に第２の磁気ヘッドを用いて磁気記録する（Ｓ８）。
【００２８】
次いで、第２の磁気ヘッドによって磁気記録された新規プリペイドカード５０Ｎは、印字部３６の前記印字装置へ前記カード搬送装置により搬送される。同時に、制御部３０は券種毎の購入枚数及び全使用金額の情報を印字部３６へ送信する。印字部３６は券種毎の購入枚数と全使用金額を、新規プリペイドカード５０Ｎの使用金額表示欄５４に前記印字装置を用いて印字記録する（Ｓ９）。
そして、制御部３０は印字記録終了後に新規プリペイドカード５０Ｎを排出する旨の信号を発券部４０へ送信し、発券部４０は新規プリペイドカード５０Ｎを発券口２６へ前記カード搬送装置により搬送して排出する（Ｓ１０）。また、制御部３０は投入金額と新規プリペイドカード５０Ｎの額面価格の差額を計算し、その差額を入出金処理部３８へ送信し、入出金処理部３８は差額に相当する紙幣及び貨幣を前記保管部から前記紙幣・硬貨搬送装置により硬貨返却口１８及び紙幣返却口２０へ搬送して釣銭として排出する。
【００２９】
新規プリペイドカード５０Ｎを購入した遊技者は、図１に示すように、新規プリペイドカード５０をプリペイドカードユニット６０に投入して遊技球６２を借り受け、借り受けた遊技球６２を用いて遊技機６４で遊技する。遊技者が遊技を続けてプリペイドカード５０の残額が無くなると、遊技者の手元には使用済カード５０Ｕが残る。遊技を続行する場合、遊技者は再び券売機１０より新規プリペイドカード５０Ｎを１枚購入することとなる。
【００３０】
次に、遊技者が再び新規プリペイドカード５０Ｎを購入する場合の券売機１０における処理の流れを図２ないし図４を参照して説明する。遊技者が紙幣又は硬貨を硬貨挿入口１４と紙幣挿入口１６から投入し（Ｓ１）、券種選択ボタン１２を押して券種を選択する（Ｓ２）のは最初に新規プリペイドカード５０Ｎを購入する場合と同様である。
そして、遊技者は使用済カード無ボタン２２押さずに、使用済カード５０Ｕを発券口２６から投入する。制御部３０は使用済カード無ボタン２２からの信号を受信しておらず、使用済カード５０Ｕが発券口２６へ投入されるので、使用済カード５０Ｕがあると判断する（Ｓ３）。投入された使用済みカード５０Ｕは前記カード搬送装置によって前記第１の磁気ヘッドに搬送される。
【００３１】
そして、読取部３２が使用済カード５０Ｕの磁気記録部５２に記録されている券種毎の購入枚数の情報を前記第１の磁気ヘッドによって読み取って（Ｓ４）、その読み取った情報を制御部３０へ送信する。遊技者が使用済カード５０Ｕを複数枚所持している場合は、これらの使用済カード５０Ｕを発券口２６から連続して投入する。読取部３２は使用済カード５０Ｕから情報の読み取りを連続して行い、制御部３０へ読み取った情報を送信することを繰り返す。遊技者は所持する全ての使用済カード５０Ｕを投入し終わると使用済カード無ボタン２２を押し、読取部３２が読み取るべき情報はこれ以上無い旨を制御部３０に送信する。
【００３２】
次いで、制御部３０は読取部３２から送信された情報に基づいて券種毎の購入枚数と全使用金額についての計算を行う（Ｓ５）。具体的には、全ての券種毎に購入枚数を加算し、今回購入する券種の枚数には更に１を加え、今回の購入を含めた全ての券種毎の購入枚数の合計を得てＲＡＭに記憶する。また、制御部３０は各購入枚数に各券種の額面価格を掛け合わせたうえで合算して全使用金額を得て同じくＲＡＭに記憶する。
【００３３】
また、情報の読み取りが終わった使用済カード５０Ｕは前記カード搬送装置によって前記廃棄場所へ搬送され廃棄物として保管される（Ｓ６）。
次いで、制御部３０は券種毎の購入枚数の情報を書込部３４へ送信する。書込部３４の前記第２の磁気ヘッドへは、新規プリペイドカード５０Ｎが前記保管場所から前記カード搬送装置によって搬送されている。書込部３４は新規プリペイドカード５０Ｎの磁気記録部５２に券種毎の購入枚数の情報を前記第２の磁気ヘッドを用いて磁気記録する（Ｓ８）。
【００３４】
次いで、第２の磁気ヘッドによって磁気記録された新規プリペイドカード５０Ｎは印字部３６の前記印字装置へ前記カード搬送装置により搬送される。同時に、制御部３０はプリペイドカード５０の券種毎の購入枚数の情報及び全使用金額の情報を印字部３６へ送信する。印字部３６はこれらの情報を新規プリペイドカード５０Ｎの使用金額表示欄５４に前記印字装置を用いて印字記録する（Ｓ９）。
【００３５】
次いで、制御部３０は印字記録終了後に印字記録を終えた新規プリペイドカード５０Ｎを排出する旨の信号を発券部４０へ送信し、発券口２６へ新規プリペイドカード５０Ｎが前記カード搬送装置により搬送され排出される（Ｓ１０）。また、制御部３０は投入金額と新規プリペイドカード５０Ｎの額面価格の差額を計算し、その差額を入出金処理部３８へ送信し、入出金処理部３８は差額に相当する紙幣及び貨幣を前記保管部から前記紙幣・硬貨搬送装置により硬貨返却口１８及び紙幣返却口２０へ搬送し釣銭として排出する。
【００３６】
したがって、遊技者は新規プリペイドカード５０Ｎの裏面上の使用金額表示欄５４に既に購入したプリペイドカード５０の券種毎の枚数及び合計使用金額を見て正確に知り、遊技者が予定以上に所持金を使用することを防止でき、遊技者が使用済カード５０Ｕを最後まで全部所持して保管しておく必要はなく、また遊技者が使用済カード５０Ｕの額面価格を記録したり記憶する必要もなく、遊技店は使用済カード５０Ｕを労力をかけずに回収することができる。
【００３７】
なお、本実施の形態において新規プリペイドカード５０Ｎの使用金額表示欄５４に券種毎の購入枚数の情報及び全使用金額の情報を印字記録するとして図５にその印字例を示したが、使用金額表示欄５４への印字記録する形式はこれに限定されるものでないことは勿論であり、遊技者が直接又は間接に全使用金額を知ることができる印字内容であれば足りる。たとえば、全使用金額の数字だけを印字記録することも可能であり、券種、購入枚数、金額を記号化して印字記録することも可能である。
【００３８】
また、新規プリペイドカード５０Ｎの購入に際して、その購入日付の情報をも磁気記録部５２へ記録する（Ｓ８）こととし、更に、券種毎の購入枚数の情報は使用済カード５０Ｕの購入日付毎に計算し（Ｓ５、Ｓ７）、購入日付毎の計算した結果を磁気記録部５２へ記録し（Ｓ８）、券種毎の購入枚数の情報及び全使用金額の情報を購入日付毎に分けて新規プリペイドカード５０Ｎの使用金額表示欄５４に印字する（Ｓ９）ことも可能である。これにより、遊技日当日とは別の日に購入した使用済カード５０Ｕを遊技者が持っていても、遊技日当日の全使用金額を知ることができる。
【００３９】
更に、磁気記録部５２を磁性体を塗布して形成することとしたが、代わりにＩＣチップをプリペイドカード５０に埋め込んで形成することも可能である。
また、第１の磁気ヘッドと第２の磁気ヘッドを別々に形成せずに１つの磁気ヘッドとすることも可能である。
また、必要に応じて使用金額表示欄５４へその他の遊技者への情報を適宜印字することも可能である。
【００４０】
【発明の効果】
本発明は、上記のようなプリペイドカード発券装置であるので、使用済みのプリペイドカードを効率よく回収することができ、利用者はプリペイドカード購入に使用した金額を容易に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】遊技店に設置されたプリペイドカード発券システムの概略説明図である。
【図２】本発明の実施の形態に係る券売機の斜視図である。
【図３】本発明の実施の形態に係る券売機の構成を示すブロック図である。
【図４】本発明の実施の形態に係る券売機における処理を示す流れ図である。
【図５】本発明の実施の形態に係るプリペイドカードの裏面印字例の説明図である。
【符号の説明】
１０券売機
１２券種選択ボタン
１４硬貨挿入口
１６紙幣挿入口
１８硬貨返却口
２０紙幣返却口
２２使用済カード無ボタン
２６発券口
２８内部回路
３０制御部
３２読取部
３４書込部
３６印字部
３８入出金処理部
４０発券部
５０プリペイドカード
５２磁気記録部
５４使用金額表示欄
６０プリペイドカードユニット
６２遊技球
６４遊技機[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a prepaid card ticketing system.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in a game store, a player first purchases a prepaid card at a ticket machine and then plays a game, and purchases a prepaid card as many times as necessary to continue the game.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, there is a problem that it is difficult to confirm the amount of money that the player has already used even if he immediately tries to know it. In other words, a player purchases a prepaid card a plurality of times, but it is troublesome for a player who is concentrating on the game to record and store all the money used. Also, it is troublesome for the player to keep all the used prepaid cards that have been accumulated until the end of the game so that the amount used can be confirmed. Furthermore, it is troublesome for the player to check the total used amount by adding the face value of the used prepaid card to be recorded, stored, or possessed. In addition, it is troublesome for the player to check the amount of money held before the game, check the amount of money held during the game, and calculate the total amount of money used from the difference.
[0004]
In addition, due to the difficulty of confirming the total amount of money used immediately, the player is crazy about the game and purchases prepaid cards one after another. There was also a problem of using it.
Furthermore, players who are addicted to the game often forget to discard the used prepaid card and leave it at the island stand counter, which causes a heavy burden on the used store to collect the used prepaid card. There was also.
[0005]
The present invention has been made in order to eliminate the above-described problems of the prior art, and an object of the present invention is to make it possible to easily know the amount of money used by the user of the prepaid card. It is also to reduce the labor of collecting used prepaid cards.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present invention adopts the following configuration in order to solve the problem. In the invention of claim 1, when a new prepaid card is issued, the used prepaid card is collected and information including a face value of the used prepaid card is printed on the newly issued prepaid card. It is a prepaid card ticketing system.
[0007]
Since the information including the face value of the collected used prepaid card is printed and recorded on a newly issued prepaid card, the amount of money used to purchase the collected prepaid card by looking at this printed record Can know. In addition, used prepaid cards can be efficiently collected.
The information printed on the prepaid card that is newly issued may be only information on the face value of the collected used prepaid card, and the face value of the prepaid card that is newly issued You may add the information about the price. When only the information about the face value of the collected used prepaid card is printed, the user knows the face value of the collected prepaid card by looking at the printed contents, and a new ticket is issued to this. You can know the total amount used by adding the face value of the prepaid card. When information about the face value of a prepaid card to be newly issued is also printed, the user can know the total amount of money used only by looking at the printed content.
[0008]
Furthermore, the specific print contents may be contents that allow the user to know directly or indirectly the total amount of the face value of the collected prepaid card and the face value of the newly issued prepaid card. , It is possible to print the information of the face value of the collected prepaid card, it is also possible to list and print the information of the face value of the collected prepaid card and the face value of the newly issued prepaid card It is also possible to print information on the total amount of the face value of the collected prepaid card and the face value of the newly issued prepaid card. In addition, when there is only one kind of face value of a prepaid card sold, it is also possible to print information on the number of prepaid cards purchased instead of the face value.
[0009]
The printed face value, total face value, and purchase quantity information can be displayed using numbers, letters or symbols, and the amount of money used by the user by looking at these numbers, letters or symbols can be directly displayed. Know or calculate.
In the invention of claim 2, when information including a face value of another used prepaid card collected when issuing the used prepaid card is printed on the used prepaid card, The prepaid card issuing system according to claim 1, wherein the printed information is also printed on the prepaid card to be newly issued.
[0010]
The collected used prepaid card may be printed with information including the face value of another used prepaid card collected when issuing the used prepaid card. In this case, another pre-paid card that was collected when the collected used pre-paid card was issued together with information including the face value of the collected used pre-paid card itself, on the newly issued pre-paid card Information including the face value of the prepaid card is also printed. Therefore, information about the face value of all collected prepaid cards collected will be accumulated and printed on newly issued prepaid cards, and the user will be able to record the total amount used for all collected prepaid cards. Can know or calculate directly.
[0011]
As the contents to be printed, it is possible to enumerate and print the information on the face value of all the collected prepaid cards, and the face value and number of sheets for each kind of face value of all the collected prepaid cards can be printed. It is also possible to list and print information, and it is also possible to print information on the total amount of face value of all collected prepaid cards. When there is only one kind of face value of the prepaid card, it is possible to omit the face value and print only the information on the number of purchases.
[0012]
The invention of claim 3 is the prepaid card issuance system according to claim 1 or 2, wherein the prepaid card comprises a magnetic recording unit capable of recording information including the face value in a readable manner. .
Since the information of the prepaid card is recorded in the magnetic recording unit, the information can be written and read quickly and accurately by the machine, and the user can obtain accurate information on the amount used.
[0013]
The invention of claim 4 includes the information including the face value, the face value of the used prepaid card, the amount of the used prepaid card, and the total amount of the face value of the used prepaid card, The prepaid card issuing system according to any one of claims 1 to 3, wherein the prepaid card issuance system is characterized in that
The information including the face value of the used prepaid card is composed of the face value of the prepaid card, the quantity of the prepaid card used, and the total amount of the face value of the used prepaid card. Since it is printed on the prepaid card to be issued, the user can know the details of the amount used.
[0014]
The invention of claim 5 is a collection means for collecting a used prepaid card, a first recognition means for recognizing information including a face value of the collected used prepaid card, and a recognized used prepaid card. A prepaid card ticketing system comprising printing means for printing information including a face value of a card on a prepaid card for newly issuing a ticket and ticket issuing means for issuing the printed prepaid card for newly issuing a ticket to a user It is characterized by that.
[0015]
From the information printed on the newly issued prepaid card, the user can know the amount used for the collected prepaid card and can efficiently collect the used prepaid card.
The invention according to claim 6 is a case where information including a face value of another used prepaid card collected when the used prepaid card is issued is printed on the collected used prepaid card. 6. The apparatus according to claim 5, further comprising a second recognizing unit for recognizing the printed information, wherein the printing unit prints the information recognized by the second recognizing unit on a prepaid card to be newly issued. The prepaid card issuance system described above.
[0016]
The information including the face value of all collected prepaid cards collected is printed and printed on newly issued prepaid cards, so the user must pay the total amount used for all collected prepaid cards. Can know or calculate directly.
According to a seventh aspect of the present invention, the collected used prepaid is recovered from a magnetic recording section capable of recording the first recognized means and the second recognized means in a readable manner on the collected used prepaid card. Magnetic information of the prepaid card to be newly issued as reading means for reading information including the face value of the card and information including the face value of another used prepaid card collected when issuing the used prepaid card The prepaid card ticketing system according to claim 5 or 6, further comprising: a writing unit that readablely writes the information read by the first recognition unit and the second recognition unit. And
[0017]
Since the information including the face value of the prepaid card is recorded in the magnetic recording unit, the information can be written and read by the machine quickly and accurately.
The invention of claim 8 includes the information including the face value, the face value of the used prepaid card, the amount of the used prepaid card, and the total amount of the face value of the used prepaid card, The prepaid card issuance system according to any one of claims 5 to 7.
[0018]
Detailed information regarding the face value of a used prepaid card is printed on a prepaid card that is newly issued, so that the user can know the details of the amount used.
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
First, the configuration of the present invention will be described with reference to FIGS.
As shown in FIG. 1, a ticket machine 10 for issuing a new prepaid card 50N, a prepaid card unit 60 similar to the conventional one, and a gaming machine 64 similar to the conventional one are installed in the game store. . The player first purchases a new prepaid card 50N having a desired face value at the ticket vending machine 10, inserts the new prepaid card 50N into the prepaid card unit 60, borrows a required amount of game balls 62, and borrows the game balls 62 borrowed. Is used in the gaming machine 64, and a new prepaid card 50N is additionally purchased as necessary.
[0020]
As shown in FIG. 2, the ticket vending machine 10 has a ticket type selection button 12 for specifying the type of the prepaid card 50 purchased by the player on the front, and a coin insertion slot 14 for inserting the price of the prepaid card 50. , A bill insertion port 16, a coin return port 18 for returning input money or discharging change, a bill return port 20, and a ticket issuing port 26 for discharging a new prepaid card 50 N to be newly issued. In addition, the ticketing slot 26 refers to other prepaid cards that the player has purchased and finished using (hereinafter referred to as “other prepaid cards that the player has purchased and finished using”) as “used cards”. It is configured to function also as an insertion slot for inserting 50U into the ticket vending machine 10.
[0021]
Further, a used card no button 22 is arranged in front of the ticket vending machine 10, and the player uses the used card no button 22 to check whether or not there is a used card 50U printed and recorded on the new prepaid card 50N. 10 is instructed. When there is no used card 50U, the player issues a signal to that effect from the used card no button 22, and when there is a used card 50U, the player has used the card without using the used card no button 22. The card 50U is continuously inserted from the ticketing slot 26, and the reading unit 32 described later reads information on the used card 50U. When all the used cards 50U have been inserted, the player presses the used card no button 22 and issues a signal that there is no used card 50U to be inserted any more.
[0022]
Next, the configuration of the internal circuit 28 configured in the ticket vending machine 10 will be described with reference to FIG.
The internal circuit 28 includes a control unit 30, a reading unit 32, a writing unit 34, a printing unit 36, a deposit / withdrawal processing unit 38, a ticket issuing unit 40, and a ROM and a RAM (not shown). The control unit 30 controls each unit, performs arithmetic processing based on the received signal, and returns the processing result to each unit. The reading unit 32 has a first magnetic head (not shown) similar to the conventional one as reading means, and information recorded in a later-described magnetic recording unit 52 of a used card 50U to be inserted into the ticket vending machine 10 by a player. read. The writing unit 34 has a second magnetic head (not shown) similar to the conventional one as writing means, and stores information on a predetermined arithmetic processing result obtained by the control unit 30 in the magnetic recording unit 52 of the new prepaid card 50N. Write. The printing unit 36 has a printing device (not shown) similar to the conventional one, and prints and records information on a predetermined calculation processing result obtained by the control unit 30 in a later-described usage amount display column 54 of the new prepaid card 50N. The deposit / withdrawal processing unit 38 performs discrimination and processing of money inserted into the ticket vending machine 10 and has a bill / coin discrimination device (not shown) similar to the conventional one. The ticket issuing unit 40 discharges the new prepaid card 50N, in which predetermined information is magnetically recorded in the magnetic recording unit 52 and the predetermined information is printed and recorded in the usage amount display column 54, from the ticketing slot 26 and issues a ticket to the player. The ROM is a read-only memory similar to the conventional one in which the arithmetic program is stored, and the RAM is a random access memory similar to the conventional one in which various data are temporarily stored in the course of processing the program. is there.
[0023]
Further, a storage place and a disposal place (not shown) are provided inside the ticket vending machine 10, and unused prepaid cards 50 and banknotes and money that are deposited and paid out as change are managed and stored in this storage place. The collected used card 50U is stored in the disposal place. Also, a bill / money transport device (not shown) similar to the conventional one is provided inside the ticket vending machine 10, and includes a coin insertion slot 14, a bill insertion slot 16, the bill / coin discrimination device, the storage location, and a coin return. Bills and coins are conveyed between the mouth 18 and the bill return port 20. Further, a card conveying device (not shown) similar to the conventional one is provided inside the ticket vending machine 10, and a new prepaid card 50N is provided between the storage location, the second magnetic head, the printing device, and the ticket opening 26. And the used card 50U is transported between the ticketing slot 26, the first magnetic head, and the disposal place.
[0024]
The prepaid card 50 is made of paper or plastic, and as shown in FIG. 5, a magnetic recording portion 52 is formed by applying a magnetic material to a part of the back surface of the card. The magnetic recording unit 52 magnetically records the remaining amount that is sequentially updated as the game ball 62 is lent out, and information on the number of purchased ticket types including the prepaid card 50 itself and the used card 50U is magnetic. To be recorded. Further, a used amount display field 54 is formed on a part of the back surface of the prepaid card 50, and the used amount display field 54 prints and records the number of purchased prepaid cards 50 and the total used amount.
[0025]
The present invention is configured as described above, and the operation thereof will be described next.
A player who visits the game store purchases one new prepaid card 50N from the ticket vending machine 10. The flow of processing in the ticket vending machine 10 at this time will be described with reference to FIGS. First, the player inserts bills or coins for purchasing a new prepaid card 50N from the coin insertion slot 14 and the bill insertion slot 16 (S1). The inserted coins and bills are conveyed to the bill / coin discriminating device of the deposit processing unit 38 by the bill / coin transport device. The amount of money inserted by the bill / coin discriminating device is determined, and information on the amount of money inserted is transmitted from the deposit / withdrawal processing unit 38 to the control unit 30. The control unit 30 calculates the total amount of input money, and the total amount of input money is stored in the RAM. The coins and bills whose input amount has been determined are transported to the storage unit by the bill / coin transport device.
[0026]
Next, the player selects the ticket type of the new prepaid card 50N desired to be purchased within the range of the inserted amount and presses the ticket type selection button 12 (S2). Information on the selected ticket type is transmitted to the control unit 30 and stored in the RAM.
Next, since the player does not have the used card 50U yet, the player pushes the used card no button 22 and transmits the fact to the control unit 30 (S3). Based on the signal that there is no used card 50U, the control unit 30 gives a number of “1” to the number of purchases of the new prepaid card 50N as the number of purchases for each type of prepaid card 50, and the total amount used Then, the face value number of the new prepaid card 50N is given and stored in the RAM (S7).
[0027]
Then, the control unit 30 transmits information on the number of purchases for each ticket type of the prepaid card 50 to the writing unit 34. At the same time, an unused prepaid card of the ticket type selected by the player from the storage location is transported by the card transport device to the second magnetic head of the writing unit 34 as a new prepaid card 50N. The writing unit 34 magnetically records information on the number of purchased tickets for each ticket type in the magnetic recording unit 52 of the new prepaid card 50N using the second magnetic head (S8).
[0028]
Next, the new prepaid card 50N magnetically recorded by the second magnetic head is conveyed to the printing device of the printing unit 36 by the card conveying device. At the same time, the control unit 30 transmits information on the number of purchased tickets and the total amount of money used for each ticket type to the printing unit 36. The printing unit 36 prints and records the number of purchases and the total usage amount for each ticket type in the usage amount display field 54 of the new prepaid card 50N using the printing device (S9).
Then, the control unit 30 transmits a signal to the effect that the new prepaid card 50N is to be discharged after the print recording is completed, and the ticket issuing unit 40 conveys and discharges the new prepaid card 50N to the ticket opening 26 by the card conveying device. (S10). Further, the control unit 30 calculates the difference between the input amount and the face value of the new prepaid card 50N, and transmits the difference to the deposit / withdrawal processing unit 38. The deposit / withdrawal processing unit 38 stores the banknotes and money corresponding to the difference. The paper is conveyed to the coin return port 18 and the bill return port 20 by the bill / coin transport device and discharged as change.
[0029]
As shown in FIG. 1, a player who has purchased a new prepaid card 50N inserts the new prepaid card 50 into the prepaid card unit 60, borrows a game ball 62, and uses the borrowed game ball 62 to play a game on the gaming machine 64. To do. When the player continues the game and the remaining amount of the prepaid card 50 runs out, the used card 50U remains at the player's hand. When continuing the game, the player purchases one new prepaid card 50N from the ticket vending machine 10 again.
[0030]
Next, the processing flow in the ticket vending machine 10 when the player purchases a new prepaid card 50N again will be described with reference to FIGS. The player inserts banknotes or coins from the coin insertion slot 14 and the banknote insertion slot 16 (S1) and presses the ticket type selection button 12 to select the ticket type (S2) when purchasing a new prepaid card 50N first. It is the same.
Then, the player inserts the used card 50U from the ticket issuing slot 26 without pressing the used card no button 22. The control unit 30 does not receive the signal from the used card no button 22 and the used card 50U is inserted into the ticket issuing slot 26, so that it is determined that there is a used card 50U (S3). The inserted used card 50U is transported to the first magnetic head by the card transport device.
[0031]
Then, the reading unit 32 reads information on the number of purchased tickets for each ticket type recorded in the magnetic recording unit 52 of the used card 50U by the first magnetic head (S4), and the read information is read by the control unit 30. Send to. When the player has a plurality of used cards 50U, these used cards 50U are continuously inserted from the ticketing slot 26. The reading unit 32 continuously reads information from the used card 50U and repeats transmitting the read information to the control unit 30. When the player finishes inserting all the used cards 50U possessed, the player presses the used card no button 22 and transmits to the control unit 30 that the reading unit 32 has no more information to be read.
[0032]
Next, the control unit 30 calculates the number of purchases for each ticket type and the total usage amount based on the information transmitted from the reading unit 32 (S5). Specifically, add the number of tickets purchased for every ticket type, add 1 to the number of ticket types purchased this time, and obtain the total number of tickets purchased for all ticket types including the current purchase. Store in RAM. Further, the control unit 30 multiplies each purchased number by the face value of each ticket type and adds them together to obtain the total used amount, which is also stored in the RAM.
[0033]
The used card 50U whose information has been read is transported to the disposal place by the card transport device and stored as waste (S6).
Next, the control unit 30 transmits information on the number of purchased tickets for each ticket type to the writing unit 34. A new prepaid card 50N is transported from the storage location to the second magnetic head of the writing unit 34 by the card transport device. The writing unit 34 magnetically records information on the number of purchased tickets for each ticket type in the magnetic recording unit 52 of the new prepaid card 50N using the second magnetic head (S8).
[0034]
Next, the new prepaid card 50N magnetically recorded by the second magnetic head is conveyed to the printing device of the printing unit 36 by the card conveying device. At the same time, the control unit 30 transmits information on the number of purchases for each type of prepaid card 50 and information on the total amount used to the printing unit 36. The printing unit 36 prints and records these pieces of information in the used amount display column 54 of the new prepaid card 50N using the printing device (S9).
[0035]
Next, the control unit 30 sends a signal to the ticket issuing unit 40 to discharge the new prepaid card 50N that has finished printing after completion of the printing and recording, and the new prepaid card 50N is conveyed to the ticketing slot 26 by the card conveying device and discharged. (S10). Further, the control unit 30 calculates the difference between the input amount and the face value of the new prepaid card 50N, and transmits the difference to the deposit / withdrawal processing unit 38. The deposit / withdrawal processing unit 38 stores the banknotes and money corresponding to the difference. The paper is transported from the unit to the coin return port 18 and the bill return port 20 by the bill / coin transport device and discharged as change.
[0036]
Therefore, the player knows exactly the number of prepaid cards 50 that have already been purchased and the total amount used by checking the used amount display field 54 on the back of the new prepaid card 50N, and the player has more money than planned. Can be prevented, the player does not have to keep all the used cards 50U until the end, and the player does not need to record or store the face value of the used cards 50U The amusement store can collect the used card 50U without any effort.
[0037]
In the present embodiment, FIG. 5 shows an example of printing in which the information on the number of purchases for each ticket type and the information on the total used amount are printed and recorded in the used amount display column 54 of the new prepaid card 50N. It goes without saying that the format of printing and recording in the display field 54 is not limited to this, and any print content that allows the player to know the total amount of money used directly or indirectly is sufficient. For example, it is possible to print and record only the numbers of all used amounts, and it is also possible to print and record the ticket type, the number of purchased sheets, and the amount of money as symbols.
[0038]
In addition, when purchasing a new prepaid card 50N, information on the purchase date is also recorded in the magnetic recording unit 52 (S8). Further, information on the number of tickets purchased for each ticket type is stored for each purchase date of the used card 50U. Calculate (S5, S7), record the calculated result for each purchase date in the magnetic recording unit 52 (S8), and divide the information on the number of purchases for each ticket type and the information on the total amount of money for each purchase date into a new prepaid It is also possible to print on the used amount display column 54 of the card 50N (S9). Thereby, even if the player has a used card 50U purchased on a different day from the game day, the total amount of money used on the game day can be known.
[0039]
Furthermore, although the magnetic recording portion 52 is formed by applying a magnetic material, it may be formed by embedding an IC chip in the prepaid card 50 instead.
Further, it is possible to form one magnetic head without separately forming the first magnetic head and the second magnetic head.
Further, it is possible to appropriately print information for other players in the usage amount display column 54 as necessary.
[0040]
【The invention's effect】
Since the present invention is a prepaid card issuing device as described above, the used prepaid card can be collected efficiently, and the user can easily know the amount of money used for the purchase of the prepaid card.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic explanatory diagram of a prepaid card ticketing system installed in an amusement shop.
FIG. 2 is a perspective view of a ticket vending machine according to an embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a block diagram showing a configuration of a ticket vending machine according to the embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a flowchart showing processing in the ticket vending machine according to the embodiment of the present invention.
FIG. 5 is an explanatory diagram of a back surface printing example of the prepaid card according to the embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
10 ticket machines
12 Ticket type selection button
14 Coin insertion slot
16 bill insertion slot
18 Coin return slot
20 bill return slot
22 Used card no button
26 Ticketing outlet
28 Internal circuit
30 Control unit
32 Reading unit
34 Writing section
36 Printing section
38 Deposit and withdrawal processing department
40 ticketing department
50 prepaid cards
52 Magnetic recording part
54 Usage amount display column
60 prepaid card unit
62 game balls
64 gaming machines

Claims

新規にプリペイドカードを発券する際に、使用済みのプリペイドカードを回収するとともに、その使用済みのプリペイドカードの額面価格を含む情報を、その新規に発券するプリペイドカードに印字することを特徴とするプリペイドカード発券システム。When a new prepaid card is issued, the used prepaid card is collected and information including the face value of the used prepaid card is printed on the newly issued prepaid card. Card ticketing system.

前記使用済みのプリペイドカードに、その使用済みのプリペイドカードを発券する際に回収された別の使用済みプリペイドカードの額面価格を含む情報が印字されている場合には、その印字されている情報をも、前記新規に発券するプリペイドカードに印字することを特徴とする請求項１に記載のプリペイドカード発券システム。When information including the face value of another used prepaid card collected when the used prepaid card is issued is printed on the used prepaid card, the printed information is The prepaid card issuance system according to claim 1, wherein the prepaid card is printed on the prepaid card to be newly issued.

前記プリペイドカードは前記額面価格を含む情報を読み取り可能に記録できる磁気記録部を備えたことを特徴とする請求項１又は請求項２に記載のプリペイドカード発券システム。The prepaid card issuance system according to claim 1 or 2, wherein the prepaid card includes a magnetic recording unit capable of readable recording of information including the face value.

前記額面価格を含む情報を、前記使用済みのプリペイドカードの額面価格と、前記使用済みのプリペイドカードの数量と、前記使用済みのプリペイドカードの額面価格の合計金額と、としたことを特徴とする請求項１ないし請求項３のいずれか１の請求項に記載のプリペイドカード発券システム。The information including the face value is a face value of the used prepaid card, a quantity of the used prepaid card, and a total amount of the face value of the used prepaid card. The prepaid card issuance system according to any one of claims 1 to 3.

使用済みのプリペイドカードを回収する回収手段と、回収された使用済みのプリペイドカードの額面価格を含む情報を認識する第１の認識手段と、認識した使用済みのプリペイドカードの額面価格を含む情報を新規に発券するプリペイドカードに印字する印字手段と、前記印字された新規に発券するプリペイドカードを利用者に対して発券する発券手段とを備えたことを特徴とするプリペイドカード発券システム。Collecting means for collecting the used prepaid card, first recognition means for recognizing information including the face value of the collected used prepaid card, and information including the face value of the recognized used prepaid card A prepaid card issuing system comprising printing means for printing on a prepaid card to be newly issued, and ticket issuing means for issuing the printed prepaid card to be newly issued to a user.

前記回収された使用済みのプリペイドカードに、その使用済みのプリペイドカードを発券する際に回収された別の使用済みプリペイドカードの額面価格を含む情報が印字されている場合には、その印字されている情報を認識する第２の認識手段を備え、前記印字手段は前記第２の認識手段が認識した前記情報をも新規に発券するプリペイドカードに印字することを特徴とする請求項５に記載のプリペイドカード発券システム。If the collected used prepaid card is printed with information including the face value of another used prepaid card collected when issuing the used prepaid card, the printed information is printed. 6. The apparatus according to claim 5, further comprising: a second recognizing unit for recognizing information stored on the prepaid card for newly issuing the information recognized by the second recognizing unit. Prepaid card ticketing system.

前記第１の認識手段及び前記第２の認識手段を、前記回収された使用済みのプリペイドカードの読み取り可能に記録できる磁気記録部から、その回収された使用済みのプリペイドカードの額面価格を含む情報及びその使用済みのプリペイドカードを発券する際に回収された別の使用済みプリペイドカードの額面価格を含む情報を読み込む読込手段とし、前記新規に発券するプリペイドカードの磁気記録部に前記第１の認識手段及び前記第２の認識手段が読み込んだ前記情報を読み取り可能に書き込む書込手段を備えたことを特徴とする請求項５又は請求項６に記載のプリペイドカード発券システム。Information including a face value of the collected used prepaid card collected from the magnetic recording unit capable of recording the collected used prepaid card in a readable manner by the first recognizing means and the second recognizing means. And a reading means for reading information including a face value of another used prepaid card collected when issuing the used prepaid card, and the first recognition to the magnetic recording unit of the prepaid card to be newly issued 7. A prepaid card ticketing system according to claim 5, further comprising: writing means for readablely writing the information read by said means and said second recognition means.

前記額面価格を含む情報を前記使用済みのプリペイドカードの額面価格と、前記使用済みのプリペイドカードの数量と、前記使用済みのプリペイドカードの額面価格の合計金額と、としたことを特徴とする請求項５ないし請求項７のいずれか１の請求項に記載のプリペイドカード発券システム。The information including the face value is a face value of the used prepaid card, a quantity of the used prepaid card, and a total amount of face values of the used prepaid card. The prepaid card issuance system according to any one of claims 5 to 7.