JP3815026B2 - 限流器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、正の温度係数の抵抗値を持つ導電性のポリマー(以下PTCポリマーと称する)を用いて、例えば短絡電流や過電流を限流するために用いられる限流器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6は、例えば特願平8−223945号に示された従来の限流器を示す側面図である。図6において、1はPTC(正の温度抵抗係数)特性を有する板状のPTCポリマー、2と3は一対の板状の電極で、PTCポリマー1と電極2、3とは電気的に接触されている。PTCポリマー1の抵抗率は図7に示すように遷移開始温度T1までは低く、遷移開始温度T1を越えると急激に増加する。遷移終了温度T2を越えると緩やかに増加するが、緩やかに減少するPTCポリマーもある。PTCポリマーの一例では、T1は125℃、T2は135℃であり、T2における抵抗率はT1における抵抗率の1000倍である。
【0003】
図6における電極2、3の平面図を図8に示す。また、図8のA−A線に沿った断面を図9に示す。電極2とPTCポリマー1の斜視図を図10に示す。
【0004】
電極2、3の外側に一対の端子板6、7が設けられており、端子板6、7がそれぞれ外部電線13、14と接続される。端子板6、7は電極2、3と一体化されてもよいし、端子板6、7は電極2、3を兼ねてもよい。8は弾性体で、例えば板バネ、皿バネなどが用いられる。弾性体8は端子板6、7と、電極2、3と、PTCポリマー1を押圧している。9と10は一対の絶縁板で、絶縁板9、10にはそれぞれ穴9a、10aが設けられ、穴9a、10aにはネジ11が貫通して設けられ、ネジ11はナット12で締め付けられ、弾性体8が圧縮される。PTCポリマー1と電極2、3は、弾性体8により加圧されることによって、導電性接着材や熱融着の手段を用いることなく電気的に接触している。
【0005】
電流は一方の電線13、一方の端子板6、一方の電極2、PTCポリマー1、他方の電極3、他方の端子板7、他方の電線14を経由して流れる。
【0006】
次に動作について説明する。負荷電流は電極2、3を介してPTCポリマー1に流れる。負荷電流が流れると、ジュール加熱によりPTCポリマー1の温度が上昇するが、通電電流が小さいのでPTCポリマー1の温度は遷移開始温度T1より低い。短絡電流または過電流が流れると、PTCポリマー1と電極2、3間の接触抵抗による発熱の影響を強く受けるPTCポリマー1の電極近傍部の温度上昇が大きくなり、PTCポリマー1の温度が遷移開始温度T1より高くなり、PTCポリマー1の抵抗率が急増する。従って、短絡電流または過電流が抑制される。抑制された電流は図示しない開閉器で遮断される。電流が遮断され、限流器への熱入力がなくなり、PTCポリマー1の温度が遷移開始温度T1以下になると、負荷電流の再通電が可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
PTCポリマー1と電極2、3の表面には、小さな凹凸が形成されているので、PTCポリマー1と電極2、3とは全面で接触しているのではなく、部分的に接触している。PTCポリマー1と電極2、3の接触面積が小さいので、接触抵抗が高くなり連続して通電できる電流が小さい。このように従来の限流器では、大きな電流を連続して通電ができないという問題点があった。
【0008】
連続通電電流を大きくするため、PTCポリマーの面積を大きくする方法があるが、限流器の容積が大きくなるという問題点がある。また、弾性体8による加圧力を強くして、PTCポリマー1と電極2、3の接触抵抗を低減する方法もあるが、PTCポリマー1が受ける応力が大きくなり、PTCポリマー1が破損しやすくなると共に、弾性体8の外形寸法が大きくなるという問題点がある。また、PTCポリマー1の表面を鏡面研磨するのは量産性が無くコストが高くなる。
【0009】
さらに、PTCポリマー1と電極2、3の間の接触抵抗を低減して連続通電電流を大きくするため、PTCポリマー1と電極2、3を熱融着する方法もあるが、接触抵抗が低下し過ぎるため、限流波高値が大きくなると共に、限流波高値が大きくなることにより、限流動作時のPTCポリマー1へのエネルギー入力が大きくなり、PTCポリマー1が破損しやすくなるという問題点がある。
【0010】
本発明の目的は、限流器の容積を大きくすることなく、限流波高値の増大を抑制しつつ、PTCポリマーが破損しにくい状態を保ちつつ、PTCポリマーと電極の接触抵抗を低くして限流器の連続通電電流を大きくすることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この発明にかかる限流器は、PTCポリマーと、このPTCポリマーに接触する1対の電極と、電極とPTCポリマーを加圧する手段とを有する限流器において、電極の面積よりも大きい面積の金属箔を電極とPTCポリマーの間に挟んだものである。
【0013】
この発明にかかる限流器は、金属箔の材質を耐腐食性が高いものとしたものでも良い。
【0014】
この発明にかかる限流器は、金属箔の材質を銅とし、その表面に耐腐食性が高い金属でメッキしたものでも良い。
【0015】
この発明にかかる限流器は、金属箔に軟化処理を施したものでも良い。
【0016】
この発明にかかる限流器は、金属箔として、多数の孔が設けられたものを用いても良い。
【0017】
この発明にかかる限流器は、PTCポリマーに網状の金属が熱融着された限流器において、抵抗率がPTCポリマーの抵抗率より低い金属箔を電極とPTCポリマーの間に挟んだものであっても良い。
【0018】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
この発明の限流器の一実施の形態を図について説明する。図1において、1はPTC特性を有する板状のPTCポリマー、2と3は一対の板状の電極で、PTCポリマー1と電極2、3の間に金属箔4A、4Bが挟まれている。金属箔4A、4Bはその抵抗率がPTCポリマーの常温抵抗率より低いものが一般的に用いられる。PTCポリマー1の抵抗率は図7に示すように遷移開始温度T1までは低く、遷移開始温度T1を越えると急激に増加する。遷移終了温度T2を越えると緩やかに増加するが、緩やかに減少するPTCポリマーもある。PTCポリマーの一例では、T1は125℃、T2は135℃であり、T2における抵抗率はT1における抵抗率の1000倍である。
【0019】
PTCポリマー1は、金属箔4A,4Bを介して電極2、3に圧接されている。電極2、3の外側に一対の端子板6、7が設けられており、端子板6、7がそれぞれ外部電線13、14と接続される。端子板6、7は電極2、3と一体化されてもよいし、端子板6、7は電極2、3を兼ねてもよい。8は弾性体で、例えば板バネ、皿バネなどが用いられる。弾性体8は端子板6、7、電極2、3、PTCポリマー1を押圧している。9と10は一対の絶縁板で、絶縁板9、10にはそれぞれ穴9a、10aが設けられ、穴9a、10aにはネジ11が貫通して設けられ、ネジ11はナット12で締め付けられ、弾性体8が圧縮される。
【0020】
電流は一方の電線13、一方の端子板6、一方の電極2、PTCポリマー1、他方の電極3、他方の端子板7、他方の電線14を経由して流れる。
【0021】
次に動作について説明する。負荷電流は電極2、3を介してPTCポリマー1に流れる。負荷電流が流れると、ジュール加熱によりPTCポリマー1の温度が上昇するが、通電電流が小さいのでPTCポリマー1の温度は遷移開始温度T1より低い。短絡電流または過電流が流れると、PTCポリマー1と電極2、3の間の接触抵抗の発熱の影響を強く受けるPTCポリマー1の電極2、3の近傍部の温度上昇が大きくなり、PTCポリマー1の電極2、3の近傍部の温度が遷移開始温度T1より高くなり、PTCポリマー1の電極2、3の近傍部の抵抗率が急増する。従って、短絡電流または過電流が抑制される。
【0022】
抑制された電流は図示しない開閉器で遮断される。電流が遮断され、限流器への熱入力がなくなり、PTCポリマー1の温度が遷移開始温度T1以下になると、負荷電流の再通電が可能となる。
【0023】
なお、PTCポリマー1の外周は、図2に示すように沿面閃絡防止用の絶縁物1aが設けられていてもよい。
【0024】
PTCポリマー1と電極2、3の表面には、小さな凹凸が形成されているが、この実施の形態では、PTCポリマー1と電極2、3の間に変形しやすい金属箔4A、4Bが挟まれているので、金属箔が変形して凹凸を埋めることにより、PTCポリマー1と電極2、3の接触面積が大きくなる。その結果、接触抵抗が低くなるので、連続して通電できる電流を大きくすることができる。
【0025】
この実施の形態は、金属箔4をPTCポリマー1と電極2、3との間に挟んだので、PTCポリマーの面積を大きくすることなく、弾性体8による加圧力を極端に強くすることなく、PTCポリマー1と電極2、3を熱融着することなく、PTCポリマーと電極との接触抵抗を低下させ、限流器の連続通電電流を大きくできる。従って、限流器の容積を大きくすることなく、限流波高値の増大を抑制しつつ、PTCポリマーが破損しにくい状態を保ちつつ、限流器の連続通電電流を大きくすることができる。
【0026】
実施の形態2.
この実施の形態では、図3に示すように、金属箔4A、4Bの面積が電極2、3の面積より大きいので、実施の形態1の場合と比べ、電極間抵抗を低減できる。従って、連続して通電できる電流をいっそう大きくすることができる。
また、電極2、3のエッジの鋭利な部分がPTCポリマー1に直接的に当接せず、金属箔がクッションの役割を果すので組立時にPTCポリマー1を破損しにくくできる。短絡時に電極2、3間に働く電磁力がPTCポリマー1に作用してPTCポリマー1が破損し易い問題も、金属箔4が設けられクッションの役割を果すことで破損しにくくできる。
【0027】
実施の形態3.
限流器は、負荷電流を連続して通電すると、通常、数十℃の高温状態になる。その結果、金属箔4A、4Bが変質劣化して、接触抵抗が増大する。
この実施の形態では、金属箔4A、4Bの材質を例えばニッケルや金のような耐腐食性が高く導電性が高いものとすることにより、PTCポリマー1と電極2、3の間の接触抵抗が低減する。従って、連続して通電できる電流をいっそう大きくすることができる。また、腐食による接触抵抗増加を防止できるので、長期間に渡り連続して通電できる電流を大きく保つことができる。
【0028】
実施の形態4.
この実施の形態では、金属箔4A、4Bの材質を導電性が高い例えば銅とし、その表面に例えばニッケルや金のような腐食性が高く導電性が高い金属でメッキしたことにより、PTCポリマー1と電極2、3の間の接触抵抗が低減する。従って、連続して通電できる電流をいっそう大きくすることができる。また、腐食による接触抵抗増加を防止できるので、長期間に渡り連続して通電できる電流を大きく保つことができる。
【0029】
実施の形態5.
この実施の形態では、金属箔4A、4Bに焼鈍などの軟化処理を施したことにより金属箔が柔らかくなり、PTCポリマー1と電極2、3の接触面積が増大するので、PTCポリマー1と電極2、3の間の接触抵抗がいっそう低減する。従って、連続して通電できる電流をいっそう大きくすることができる。
【0030】
実施の形態6.
過負荷電流が流れた場合、PTCポリマー1のPTC特性が発現するまでの時間は、負荷の過負荷耐量に応じて設計される。
この実施の形態では、図4(a)に示すように金属箔4A、4Bに孔4Cが多数設けられている。金属箔4A、4Bを用いたことにより、PTCポリマー1と電極2、3の間の接触抵抗が低減するので、連続通電電流を大きくすることができる。
【0031】
金属箔4A、4Bに多数の孔4Cを設けて全面積に対する孔の面積の割合を変化させることにより、PTCポリマーと電極との間の接触抵抗を変化させてPTCポリマーの電流密度を変化させ、過負荷電流が流れた場合におけるPTCポリマー1の動作時間が異なる限流器を得ることができる。そのため、PTCポリマー1の面積が異なるものを多数用意することなく、用途に応じた限流器を提供できる。従って、PTCポリマー成形用の金型を多数用意する必要がないという利点がある。
【0032】
図4(b)は、金属箔に多数の孔4Cを設けた場合にPTCポリマー1に流れる電流の分布を示す断面図である。PTCポリマー表面の孔4Cに近い部分1Cには電流は流れないが、PTCポリマーの内部では電流が横方向に拡がるので孔4Cに対応する部分にも電流が流れる。
従って、PTCポリマーの内部抵抗は孔4Cによって高くはならず、定格通電電流が低下することはない。孔4Cによって接触抵抗は変るがPTCポリマーの内部抵抗は変らないからである。
【0033】
実施の形態7.
PTCポリマー1と電極2、3の間の接触抵抗を下げるため、網状金属などの開口性金属がPTCポリマー1に熱融着されることがある。この場合も、開口性金属が熱融着されたPTCポリマー1と電極2、3間に接触抵抗が発生する。
この実施の形態では、PTCポリマー1の片側に開口を有する金属1bが熱融着され、図5に示すように開口性金属1bがPTCポリマー1に埋め込まれている。
【0034】
抵抗率がPTCポリマーの抵抗率より低い金属箔4A、4Bを電極2、3とPTCポリマー1の間に挟んだことに加えて、PTCポリマーに網状金属や孔を設けた金属のような開口状金属1bを熱融着したことにより、PTCポリマー1と電極2、3の間の接触抵抗が更に低減する。従って、連続して通電できる電流をいっそう大きくすることができる。
PTCポリマーに熱融着する金属を隙間や孔の無いものとすると、接触抵抗が低下し過ぎて限流波高値が高くなり、PTCポリマー素子が破壊し易くなるので好ましくない。
【0035】
前記の各実施の形態では、金属箔4はPTCポリマーの両面に設けられているが、片面だけに設けても良く、その場合でも、片面の接触抵抗は低減されるので、限流器の通電性能を高めることができる。
【0037】
【発明の効果】
この発明にかかる限流器は、PTCポリマーと、このPTCポリマーに接触する電極と、電極とPTCポリマーを加圧する手段を有する限流器において、電極の面積よりも大きい面積の金属箔を電極とPTCポリマーの間に挟んだことにより、PTCポリマーと電極の間の接触抵抗が低減するので、連続通電電流を大きくすることができる。また、金属箔がクッションの役割を果すことでPTCポリマーを破損しにくくできる。
【0038】
また、この発明にかかる限流器は、金属箔の材質を腐食性が高いものとしたことにより、金属箔の変質劣化による接触抵抗の増加を防止できるので、長期間にわたり連続通電電流を大きくすることができ、信頼性が高い限流器を得ることができる。
【0039】
また、この発明にかかる限流器は、前記金属箔の材質を銅箔とし、その表面に腐食性が高い金属をメッキしたことにより、PTCポリマーと電極の間の接触抵抗が低減するので、連続通電電流を大きくすることができる。また腐食による接触抵抗の増加を防止して長期間に渡り連続通電電流を大きく保つことができ、信頼性が高い限流器を得ることができる。
【0040】
また、この発明にかかる限流器は、前記金属箔に軟化処理を施したことにより、PTCポリマーと電極の間の接触抵抗が低減するので、連続通電電流を大きくすることができる。
【0041】
また、この発明にかかる限流器は、前記金属箔として、多数の孔が設けられたものを用いたことにより、PTCポリマーと電極の間の接触抵抗が低減するので、連続通電電流を大きくすることができる。また孔の面積を変えることにより、限流波高値を変えることができる。
【0042】
また、この発明にかかる限流器は、抵抗率がPTCポリマーの抵抗率より低い金属箔を電極とPTCポリマーの間に挟み、更にPTCポリマーに開口を有する金属を熱融着したので、PTCポリマーと電極の間の接触抵抗が更に低減するので、連続通電電流を大きくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る限流器の一実施の形態の要部を示す断面図である。
【図2】 この発明に係る限流器の他の実施の形態の要部を示す断面図である。
【図3】 この発明に係る限流器の他の実施の形態の要部を示す断面図である。
【図4】 この発明に係る限流器の他の実施の形態で使用する金属箔およびPTCポリマーの電流を示す図である。
【図5】 この発明に係る限流器の他の実施の形態の要部を示す断面図である。
【図6】 従来の限流器の断面図である。
【図7】 PTCポリマーのPTC特性を示す図である。
【図8】 従来の限流器の電極を示す平面図である。
【図9】 従来の限流器の電極の断面図である。
【図10】 従来の限流器のPTCポリマーと電極の斜視図である。
【符号の説明】
1 PTCポリマー、2 電極、3 電極、4A 金属箔、4B 金属箔、6端子板、7 端子板、8 弾性体、9 絶縁板、10 絶縁板、11 ネジ、12 ナット

Claims (6)

  1. PTCポリマーと、このPTCポリマーに接触する1対の電極と、電極とPTCポリマーを加圧する手段とを有する限流器において、電極の面積よりも大きい面積の金属箔を電極とPTCポリマーの間に挟んだことを特徴とする限流器。
  2. 金属箔が耐腐食性が高い材料で構成されていることを特徴とする請求項1記載の限流器。
  3. 金属箔の材質を銅とし、その表面に耐腐食性が高い金属をメッキしたことを特徴とする請求項2記載の限流器。
  4. PTCポリマーと、このPTCポリマーに接触する1対の電極と、電極とPTCポリマーを加圧する手段とを有する限流器において、軟化処理が施されている金属箔を電極とPTCポリマーの間に挟んだことを特徴とする限流器。
  5. PTCポリマーと、このPTCポリマーに接触する1対の電極と、電極とPTCポリマーを加圧する手段とを有する限流器において、多数の孔が設けられている金属箔を電極とPTCポリマーの間に挟んだことを特徴とする限流器。
  6. PTCポリマーに開口を有する金属が熱融着されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項記載の限流器。
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