JP3814745B2 - 活性酸素を用いたコンタクトレンズの消毒方法及びその消毒器 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、液体中の溶存酸素に電子を与えることにより、活性酸素(一重項酸素、スーパーオキシドアニオンラジカル(・O2 -)、ヒドロキシラジカル(・OH)、スーパーヒドロキシラジカル(・OOH))を生成させ、この活性酸素を用いてコンタクトレンズを消毒する消毒方法とその消毒器に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に日常的に行うコンタクトレンズの消毒には、煮沸による消毒が用いられており、保存液の入ったレンズケースにレンズを入れ、このケースごと煮沸消毒器に載せて煮沸する。或いは、消毒液を用いた消毒が行われており、薬剤の混合/希釈などにより消毒薬を準備をし、これに一晩つけて消毒する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
消毒液は過酸化水素水あるいは塩素系のものが多用されるが、その都度薬剤の混合/希釈し、あるいは予め調整されたものを用いる。混合/希釈など行う薬剤にあっては素人処理の為、できた消毒液の混合比/濃度にバラツキが生じやすい。また、予め調整された薬剤にあってはその濃度が低く、保存の状態によっては薬効を著しく失う場合がある。また大部分の薬剤にあっては消毒の後に中和を行う必要がある。しかし中和、洗滌がうまく行えない場合も多々あり、その結果、薬剤に過敏な体質であれば目に痛みや炎症を起こすことがある。
【0004】
この様な目の痛みや炎症の点で煮沸は安全であるが、煮沸の為の高温加熱を原因としてレンズの破損、煮沸消毒器の破損、その他の事故の可能性を内在している。またコンセント電源を必要とするため煮沸消毒器を用いる場所に制約があり、更に外国旅行時には各国の電源電圧の違いにより、消毒器との電圧相性の問題がある。
【0005】
本願はこの様な問題を鑑み成されたものであり、煮沸消毒器を用いた際に見られる加熱に伴う問題、或いはコンセント電源を必要とする制約などがなく、更には従来の消毒液を用いることなく消毒する事のできるコンタクトレンズの消毒方法及びその消毒器の提供をその目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的のため、本発明では活性酸素を連続的に発生させ、この活性酸素の殺菌効果により消毒することとした。
即ち、負電極にポリアニリンを含有する活性酸素発生剤を担持させ、他方、電解用電極には例えばカーボン、フェライト、白金、白金メッキされたチタン、或いは白金蒸着されたチタンによる電極など用い、これらによる一対の電極を、酸素が溶存する液体内に設けて両電極間に直流電圧を印加し、その際の前記負電極側に発生する活性酸素により、前記液体に浸けたコンタクトレンズを消毒することとした。
【0007】
活性酸素発生剤は、ポリアニリンの導電性向上のためカーボン粉末を混練させたもの、更には電極への塗布性向上のためにエポキシを混練したものであってもよい。また、ポリアニリンのみで成る活性酸素発生剤であってもよく、これを担持させる電極側に塗布の容易な材質を選択すればよい。なおその他の担持方法としては、硫酸溶液にアニリンを溶かし、その中に、正電極としてのポリアニリンを担持させる部材と、負電極としてのフェライト、白金などを入れ、これに直流電圧を印加して電解重合させる方法がある。
液体には、一般の水でも良く、或いは、コンタクトレンズに付着した蛋白質や脂肪の溶解を促進するものが好適例であるが、これに限らず酸素の溶存した液体であればよい。
【0008】
上記手段によれば、液体中の溶存酸素の活性化が連続的に成され、連続的に発生する活性酸素の溶液に長時間コンタクトレンズを浸すことができるので、コンタクトレンズへの殺菌が十分成される。
【0009】
また、この消毒方法を用いた消毒器として、一対の電極の設けられた容器を準備し、ここに保存液などを入れて直流電圧を印加できるようにした。電極に印加される電圧は微小なものでよく、よって日常的に用いられる乾電池を内蔵させたものでよい。
【0010】
その際、負電極にカーボンファイバを用いると電極の実効的表面積を大きく稼ぐことができ、活性酸素の発生を向上させることができる。またカーボンファイバ電極の裏面側に一般的な電極材料を裏打ちするする事により、負電極端子とカーボンファイバとの間の電気的抵抗が下がり電極としてより効果的になって、電流の流れが良くなり活性酸素の発生が向上する。この際、裏打ちされた電極はカーボンファイバなどと一緒にポリアニリンを担持させてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に本発明のコンタクトレンズ消毒器の実施例を説明する。
図1にはコンタクトレンズ消毒器100の概要が示されており、保存液Aを入れて、この保存液Aにコンタクトレンズ(以下、レンズ)B、Bを入れるための円筒状の容器1と、その底部に設けられた電極10a、10bを有している。容器1には上蓋2がフタされる様になっており、図2に示す様にこの上蓋2の下面から垂下状に設けられたホルダー板3にレンズB、Bをセットし、レンズを容器1の保存液Aに入れる様になっている。即ち、ホルダー板3には、その板面にレンズBを1枚載せて、この上からフタされるヒンジの粗網板4、4が表裏に1つづつ設けられており、この粗網板4、4でホルダー板3の表裏にレンズB、Bを1枚づつセットできる様になっている。
【0012】
容器1の底部に設けられた電極10a、10bはそれぞれ面板状を成しており、これらが上下に離間して敷設状態に設けられ、電極10a、10bの間にはセパレーター11を介在させて、これら電極10a、10bの接触を絶っている。負電極10aにはカーボンファイバにポリアニリンを電解重合したものを用いている。なお、この負電極10aには、エポキシに混練させたポリアニリンをカーボンファイバに塗布したものなどを用いてもよい。また正電極10bには白金を用いてあり、これら電極10a、10bに例えば、電池12による1Vから数V程度の直流電圧を印加するようになっている。また電極10a、10bは印可電圧が制御基板13上の図示しないマイクロコンピュータに制御され、保存液Aの水質、温度に拘わらず一定の電流値が保たれるようになっているので、活性酸素の発生に濃淡が無い。つまり活性酸素の発生量は均一に維持され、よって均一な殺菌効果が得られる。
この様にして成るコンタクトレンズ消毒器100は、スタートボタン14により作動を開始し、表示器15の点灯でこれを知らせる。その後、マイクロコンピュータによるタイマー監視で所定時間に亘り活性酸素の発生が連続的に成されて、これによりコンタクトレンズB、Bが消毒される。又、定められた時間通電したら通電を止め、活性酸素の消滅する一定時間(数分)をおいた後に、終了したことを表示器15の点滅で知らせ、その後、消灯してコンタクトレンズ消毒器100は完全に停止する。
また、一対の電極は上を負電極10aとし、下を正電極10bにすると発生した活性酸素が容易に拡散し、電極10a、10bの上に位置するレンズB、Bに対して活性酸素の供給が十分成されるようになる。
【0013】
尚、本願発明は上記実施例に限るものではなく、本願発明の趣旨の範囲でどの様に実施してもよい。例えば、負電極はカーボンファイバに限らず、導電性であれば他の金属でも或いは金属以外でもよい。
【0014】
【発明の効果】
以上、本願発明によれば、コンタクトレンズが連続的に発生される活性酸素の殺菌効果により消毒される。しかもその為には、酸素の溶存した液体を容器に準備し、これに負電極にポリアニリンを担持させた電極と一般的な電解用電極を入れて直流電圧を印可するだけでよく、従来の煮沸消毒が内在していた加熱を原因とする事故や障害の可能性を回避できる。
またこの様にして発生した活性酸素は非常に強い殺菌効果を持つが、その寿命は一般的に数秒間と云われ速やかに消滅するため、従来の薬剤消毒の様な消毒後の中和を行う必要がない。よって、中和がうまく行えなかったレンズによる目に痛みなどの不都合を回避できる。また当然に、薬剤の混合/希釈等の準備が不用となり、混合比/濃度のバラついた消毒液を用いる不都合が回避できる。
【0015】
更に、電極への印加電圧が数V程度でよいため電池で作動させることができ、よってコンセント電源が不要となり、更に煮沸器に較べて構造が簡単なため小型化でき、よって携帯性に優れる。
【0016】
また、負電極にカーボンファイバを用いれば電極表面積の拡大により活性酸素の発生が促進され、消毒能力が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この図は、本願発明の消毒器の主要部を示す図である。
【図2】この図は、容器に入れるホルダー板の図である。
【符号の説明】
100 コンタクトレンズ消毒器
1 容器
2 上蓋
10a 負電極
10b 正電極
11 セパレータ
12 電池
13 制御基板
14 スタートボタン
15 表示器
A 保存液
B コンタクトレンズ
【発明の属する技術分野】
この発明は、液体中の溶存酸素に電子を与えることにより、活性酸素(一重項酸素、スーパーオキシドアニオンラジカル(・O2 -)、ヒドロキシラジカル(・OH)、スーパーヒドロキシラジカル(・OOH))を生成させ、この活性酸素を用いてコンタクトレンズを消毒する消毒方法とその消毒器に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に日常的に行うコンタクトレンズの消毒には、煮沸による消毒が用いられており、保存液の入ったレンズケースにレンズを入れ、このケースごと煮沸消毒器に載せて煮沸する。或いは、消毒液を用いた消毒が行われており、薬剤の混合/希釈などにより消毒薬を準備をし、これに一晩つけて消毒する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
消毒液は過酸化水素水あるいは塩素系のものが多用されるが、その都度薬剤の混合/希釈し、あるいは予め調整されたものを用いる。混合/希釈など行う薬剤にあっては素人処理の為、できた消毒液の混合比/濃度にバラツキが生じやすい。また、予め調整された薬剤にあってはその濃度が低く、保存の状態によっては薬効を著しく失う場合がある。また大部分の薬剤にあっては消毒の後に中和を行う必要がある。しかし中和、洗滌がうまく行えない場合も多々あり、その結果、薬剤に過敏な体質であれば目に痛みや炎症を起こすことがある。
【0004】
この様な目の痛みや炎症の点で煮沸は安全であるが、煮沸の為の高温加熱を原因としてレンズの破損、煮沸消毒器の破損、その他の事故の可能性を内在している。またコンセント電源を必要とするため煮沸消毒器を用いる場所に制約があり、更に外国旅行時には各国の電源電圧の違いにより、消毒器との電圧相性の問題がある。
【0005】
本願はこの様な問題を鑑み成されたものであり、煮沸消毒器を用いた際に見られる加熱に伴う問題、或いはコンセント電源を必要とする制約などがなく、更には従来の消毒液を用いることなく消毒する事のできるコンタクトレンズの消毒方法及びその消毒器の提供をその目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的のため、本発明では活性酸素を連続的に発生させ、この活性酸素の殺菌効果により消毒することとした。
即ち、負電極にポリアニリンを含有する活性酸素発生剤を担持させ、他方、電解用電極には例えばカーボン、フェライト、白金、白金メッキされたチタン、或いは白金蒸着されたチタンによる電極など用い、これらによる一対の電極を、酸素が溶存する液体内に設けて両電極間に直流電圧を印加し、その際の前記負電極側に発生する活性酸素により、前記液体に浸けたコンタクトレンズを消毒することとした。
【0007】
活性酸素発生剤は、ポリアニリンの導電性向上のためカーボン粉末を混練させたもの、更には電極への塗布性向上のためにエポキシを混練したものであってもよい。また、ポリアニリンのみで成る活性酸素発生剤であってもよく、これを担持させる電極側に塗布の容易な材質を選択すればよい。なおその他の担持方法としては、硫酸溶液にアニリンを溶かし、その中に、正電極としてのポリアニリンを担持させる部材と、負電極としてのフェライト、白金などを入れ、これに直流電圧を印加して電解重合させる方法がある。
液体には、一般の水でも良く、或いは、コンタクトレンズに付着した蛋白質や脂肪の溶解を促進するものが好適例であるが、これに限らず酸素の溶存した液体であればよい。
【0008】
上記手段によれば、液体中の溶存酸素の活性化が連続的に成され、連続的に発生する活性酸素の溶液に長時間コンタクトレンズを浸すことができるので、コンタクトレンズへの殺菌が十分成される。
【0009】
また、この消毒方法を用いた消毒器として、一対の電極の設けられた容器を準備し、ここに保存液などを入れて直流電圧を印加できるようにした。電極に印加される電圧は微小なものでよく、よって日常的に用いられる乾電池を内蔵させたものでよい。
【0010】
その際、負電極にカーボンファイバを用いると電極の実効的表面積を大きく稼ぐことができ、活性酸素の発生を向上させることができる。またカーボンファイバ電極の裏面側に一般的な電極材料を裏打ちするする事により、負電極端子とカーボンファイバとの間の電気的抵抗が下がり電極としてより効果的になって、電流の流れが良くなり活性酸素の発生が向上する。この際、裏打ちされた電極はカーボンファイバなどと一緒にポリアニリンを担持させてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に本発明のコンタクトレンズ消毒器の実施例を説明する。
図1にはコンタクトレンズ消毒器100の概要が示されており、保存液Aを入れて、この保存液Aにコンタクトレンズ(以下、レンズ)B、Bを入れるための円筒状の容器1と、その底部に設けられた電極10a、10bを有している。容器1には上蓋2がフタされる様になっており、図2に示す様にこの上蓋2の下面から垂下状に設けられたホルダー板3にレンズB、Bをセットし、レンズを容器1の保存液Aに入れる様になっている。即ち、ホルダー板3には、その板面にレンズBを1枚載せて、この上からフタされるヒンジの粗網板4、4が表裏に1つづつ設けられており、この粗網板4、4でホルダー板3の表裏にレンズB、Bを1枚づつセットできる様になっている。
【0012】
容器1の底部に設けられた電極10a、10bはそれぞれ面板状を成しており、これらが上下に離間して敷設状態に設けられ、電極10a、10bの間にはセパレーター11を介在させて、これら電極10a、10bの接触を絶っている。負電極10aにはカーボンファイバにポリアニリンを電解重合したものを用いている。なお、この負電極10aには、エポキシに混練させたポリアニリンをカーボンファイバに塗布したものなどを用いてもよい。また正電極10bには白金を用いてあり、これら電極10a、10bに例えば、電池12による1Vから数V程度の直流電圧を印加するようになっている。また電極10a、10bは印可電圧が制御基板13上の図示しないマイクロコンピュータに制御され、保存液Aの水質、温度に拘わらず一定の電流値が保たれるようになっているので、活性酸素の発生に濃淡が無い。つまり活性酸素の発生量は均一に維持され、よって均一な殺菌効果が得られる。
この様にして成るコンタクトレンズ消毒器100は、スタートボタン14により作動を開始し、表示器15の点灯でこれを知らせる。その後、マイクロコンピュータによるタイマー監視で所定時間に亘り活性酸素の発生が連続的に成されて、これによりコンタクトレンズB、Bが消毒される。又、定められた時間通電したら通電を止め、活性酸素の消滅する一定時間(数分)をおいた後に、終了したことを表示器15の点滅で知らせ、その後、消灯してコンタクトレンズ消毒器100は完全に停止する。
また、一対の電極は上を負電極10aとし、下を正電極10bにすると発生した活性酸素が容易に拡散し、電極10a、10bの上に位置するレンズB、Bに対して活性酸素の供給が十分成されるようになる。
【0013】
尚、本願発明は上記実施例に限るものではなく、本願発明の趣旨の範囲でどの様に実施してもよい。例えば、負電極はカーボンファイバに限らず、導電性であれば他の金属でも或いは金属以外でもよい。
【0014】
【発明の効果】
以上、本願発明によれば、コンタクトレンズが連続的に発生される活性酸素の殺菌効果により消毒される。しかもその為には、酸素の溶存した液体を容器に準備し、これに負電極にポリアニリンを担持させた電極と一般的な電解用電極を入れて直流電圧を印可するだけでよく、従来の煮沸消毒が内在していた加熱を原因とする事故や障害の可能性を回避できる。
またこの様にして発生した活性酸素は非常に強い殺菌効果を持つが、その寿命は一般的に数秒間と云われ速やかに消滅するため、従来の薬剤消毒の様な消毒後の中和を行う必要がない。よって、中和がうまく行えなかったレンズによる目に痛みなどの不都合を回避できる。また当然に、薬剤の混合/希釈等の準備が不用となり、混合比/濃度のバラついた消毒液を用いる不都合が回避できる。
【0015】
更に、電極への印加電圧が数V程度でよいため電池で作動させることができ、よってコンセント電源が不要となり、更に煮沸器に較べて構造が簡単なため小型化でき、よって携帯性に優れる。
【0016】
また、負電極にカーボンファイバを用いれば電極表面積の拡大により活性酸素の発生が促進され、消毒能力が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この図は、本願発明の消毒器の主要部を示す図である。
【図2】この図は、容器に入れるホルダー板の図である。
【符号の説明】
100 コンタクトレンズ消毒器
1 容器
2 上蓋
10a 負電極
10b 正電極
11 セパレータ
12 電池
13 制御基板
14 スタートボタン
15 表示器
A 保存液
B コンタクトレンズ
Claims (3)
- 負電極にポリアニリンを含有する活性酸素発生剤を担持させた一対の電極を、酸素が溶存する液体内に設けて印加し、その際の前記負電極側に発生する活性酸素により、前記液体に浸けたコンタクトレンズの消毒が成されることを特徴としたコンタクトレンズの消毒方法。
- 酸素が溶存する液体を入れこの液にコンタクトレンズを浸ける為の容器と、この容器内に設けられ負電極にポリアニリンを含有する活性酸素発生剤が担持された一対の電極とを有し、この一対の電極に直流電圧を印加して前記負電極側に活性酸素を発生させることを特徴とするコンタクトレンズの消毒器。
- 前記負電極がカーボンファイバで成ることを特徴とする請求項2記載のコンタクトレンズの消毒器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28391697A JP3814745B2 (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | 活性酸素を用いたコンタクトレンズの消毒方法及びその消毒器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP28391697A JP3814745B2 (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | 活性酸素を用いたコンタクトレンズの消毒方法及びその消毒器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11114036A JPH11114036A (ja) | 1999-04-27 |
JP3814745B2 true JP3814745B2 (ja) | 2006-08-30 |
Family
ID=17671866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP28391697A Expired - Fee Related JP3814745B2 (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | 活性酸素を用いたコンタクトレンズの消毒方法及びその消毒器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3814745B2 (ja) |
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KR102462436B1 (ko) * | 2020-07-06 | 2022-11-01 | 김철 | 세척 및 살균장치 |
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JPH10316403A (ja) * | 1997-03-17 | 1998-12-02 | Kenichi Morita | 活性酸素発生方法 |
JPH10249357A (ja) * | 1997-03-18 | 1998-09-22 | Kenichi Morita | 防汚方法 |
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JP3419656B2 (ja) * | 1997-09-02 | 2003-06-23 | 学校法人桐蔭学園 | 活性酸素発生装置 |
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1997
- 1997-10-16 JP JP28391697A patent/JP3814745B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH11114036A (ja) | 1999-04-27 |
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