JP3814734B2 - 魚群探知機 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、1周波数の超音波を水中に発射することにより、深度に応じて水中の魚や湖底等をそれぞれ2つに分けて表示するようにした魚群探知機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、スポーツフィッシングとして盛んになっているブラックバス釣りにおいては、ブラックバスが硬質の湖底に生息していることが多いので、湖底の硬軟等の判別が重要な情報となるが、従来の単周波魚群探知機や2周波並画式魚群探知機では、水中情報、すなわち水面から湖底までの情報の表示に重きが置かれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、超音波を湖底に向けて発射した場合、軟質の湖底では、超音波の反射が小さいので、余程感度を良くしても、超音波の第2及び第3反射波を表示することは難しいが、硬質の湖底に向けて超音波を発射した場合には、超音波の反射波が大きいので、第2及び第3反射波を表示することができる。
【0004】
しかしながら、従来の2周波並画式魚群探知機で超音波の第2及び第3反射波を表示して湖底の状況を詳しく知りたい場合があったとしても、湖底からの第2反射及び第3反射波まで見るために深度レンジを深くすると、水面から湖底までの画像が圧縮され、水中の状態や魚の映像が見にくくなり、又、画面をシフトして第2及び第3反射波を中心にして表示すると、水中や魚の映像が画面からはみだしてしまい、従って、水中の状態及び湖底の状態を同時に見ることができないという欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、1つの送信回路から1つの超音波振動子に発振信号を印加して、前記超音波振動子から超音波を水中に照射し、水中からの反射波を受信して表示装置で表示するようにした魚群探知機において、前記超音波振動子で受信した水中からの反射波信号を深度範囲をあらかじめ設定できる第1の深度設定回路を設けた第1の受信回路と深度を自動設定される第2の深度設定回路を設けた第2の受信回路で受信し、前記第1、第2の受信回路でそれぞれ増幅した反射エコー信号を第1、第2のA/D変換器でそれぞれデシタルエコー信号に変換し、該デジタルエコー信号をそれぞれ第1、第2のメモリで記憶し、制御装置で前記第1、第2のメモリのいずれかに記憶されているデジタルエコー信号から湖底検出回路で第1反射波の湖底デジタルエコー信号を検出し、2次(3次)演算回路で前記湖底デジタルエコー信号から2次(3次)反射波信号を検出できる倍数信号を演算して前記第2の深度設定回路に入力することにより、前記第2の深度設定回路によって前記第2の受信回路で受信される深度を自動的に設定して前記超音波振動子からの反射波信号から設定された深度範囲のデジタルエコー信号を前記第2のメモリに記憶し、前記制御装置で前記第1、第2のメモリに記憶されたデジタル信号をそれぞれ読み出して表示装置の1つの画面を2つに分割し、それぞれの深度範囲で表示するものである。
【0006】
【作用】
本発明では、1つの周波数の超音波を水中に発射し、その反射エコーを1つの超音波振動子で受信し、この超音波振動子からの反射エコー信号を深度範囲をあらかじめ設定できる第1の深度設定回路によって通常の深度範囲を設定し、第2の深度設定回路では適宜深度をあらかじめ設定して、それぞれ第1、第2の受信回路で設定された深度範囲で反射エコー信号を受信してそれぞれ増幅し、第1、第2の受信回路でそれぞれ増幅された反射エコー信号を第1、第2のA/D変換器でそれぞれデジタルエコー信号に変換して、第1、第2のメモリにそれぞれ記憶させ、制御装置で第1、第2のメモリのいずれかに記憶された信号を読み出して、湖底検出回路で湖底デジタルエコー信号を検出し、この湖底デジタルエコー信号によって2次(3次)演算回路で2次(3次)反射波信号を検出できる倍数信号を演算して前記第2の深度設定回路に入力して深度を設定することにより、第2の深度設定回路で設定された深度範囲のデジタルエコー信号を前記第2のメモリに記憶し、制御装置で第1、第2のメモリに記憶された信号を読み出して、1つの表示装置の表示画面を分割して並画することにより、一方の画面では水面から湖底までの範囲を表示し、他方の画面では、超音波の2次又は3次反射波までを表示することにより、水中におけるブラックバスの生息と判断する湖底の硬質及び軟質の状態を同時に表示できる。
【0007】
【実施例】
図1は、本発明の1実施例の魚群探知機のブロック図で、送信回路1は超音波振動子2が接続されるとともに、第1、第2の受信回路3、4の入力端子に接続され、第1受信回路3にはあらかじめ通常の水中の深度が設定でき、適宜感度が設定される感度設定回路を内蔵した第1の深度設定回路5が接続され、第2の受信回路4には適宜深度範囲が設定でき、適宜感度が設定される感度設定回路を内蔵した第2の深度設定回路6が接続され、又、第1、第2の受信回路3、4の出力端子には、第1、第2のA/D変換器7、8の入力端子が接続され、さらに、第1、第2のA/D変換器7、8の出力端子には、第1、第2のメモリ9、10が接続され、又、第1、第2のメモリ9、10に制御装置11が接続され、さらに、制御装置11に表示装置12が接続され、又、制御装置11には、第1、第2のメモリ9、10のいずれかから読み出されたデジタルエコー信号から湖底デジタルエコー信号を検出できる湖底検出回路13が接続され、この湖底検出回路13に2次(3次)反射波信号を検出できる倍数信号を演算する2次(3次)演算回路14が接続され、さらに、2次(3次)演算回路14で演算された信号は第2の深度設定回路6に入力されて深度が自動的に設定される。
【0008】
このように構成された本実施例の魚群探知機では、送信回路1からの1つの周波数の信号が超音波振動子2に印加されると、水中及び湖底の反射エコーが超音波振動子2で受信され、この超音波振動子2からの反射エコー信号は第1、第2の受信回路3、4に入力される。
【0009】
ここで、第1の深度設定回路5は通常の水中深度をあらかじめ設定するように構成されているので、第1の受信回路3には、超音波振動子2から水面から湖底までの反射エコー信号が入力され、第1の受信回路3で受信されて増幅された反射エコー信号は、A/D変換器7でデジタルエコー信号に変換されて第1のメモリ9に記憶される。
【0010】
そこで、第1のメモリ9に記憶されたデジタルエコー信号がCPUからなる制御装置11で読み出されることにより、このデジタルエコー信号から湖底検出回路13で湖底デジタルエコー信号が検出され、この湖底デジタル信号が2次(3次)演算回路14に入力されて2次(3次)反射信号を検出できる倍数信号を演算し、この倍数信号を第2の深度設定回路6に入力することにより、第2の深度設定回路6は、第2の受信回路4で超音波振動子2から入力される反射エコー信号の湖底反射信号から後の2次又は3次反までの射信号を受信できる深度に自動的に設定し、第2の受信回路4で受信されて増幅された反射エコー信号は第2のA/D変換器8でデジタルエコー信号に変換され、第2のメモリ10に記憶される。
【0011】
そして、制御装置11で第1、第2のメモリ9、10から順次読み出されたデジタルエコー信号は、図2に示すように、表示装置12の画面15が2つの画面15aと15bに分割されて表示され、この分割された画面15aには、第1の深度設定回路5で設定されるように、水面16aから湖底16bまでの水中の状態が表示され、又、分割された画面15bには、第2の深度設定回路6で設定されるように、水面17aと1次反射波の湖底17bの外に、第2反射波による湖底17c及び第3反射波による湖底17dが表示され、従って、この湖底17c及び湖底17dが表示される所は硬質の湖底で、2次まで3次反射波が表示されない部分は軟質の湖底であると見なすことができる。
【0012】
このように、本発明では、第1のメモリ9に記憶されたデジタルエコー信号を制御装置11で読み出し、湖底検出回路13で湖底デジタルエコー信号を検出し、2次(3次)演算回路14で2次(3次)反射信号を検出できる倍数信号を演算し、この倍数信号を第2の深度設定回路6に入力することにより、第2の受信回路4で自動的に深度を設定することができ、さらに、1つの表示装置12の画面15を表示画面15a及び15bに分割して表示するようにしたので、表示画面15aには通常画像で水中情報を確認することができ、表示画面15bには湖底の第2、第3反射エコー信号まで表示することによって第2、第3反射エコー信号が表示された部分が硬質の湖底であることから常に湖底の硬軟の状態を判別することができる。
【0013】
なお、上記実施例の説明では、第1の深度設定回路5により水面から湖底までの深度を設定することによって第1の受信回路3により増幅され、第1のメモリ9に記憶されたデジタルエコー信号から湖底検出回路13で湖底デジタルエコー信号を検出するようにしたが、第2の深度設定回路6で通常の水中の深度を設定し、第2の受信回路4より超音波振動子2から入力された超音波エコー信号を増幅して、A/D変換器8でデジタルエコー信号に変換して第2のメモリ10に記憶し、第2のメモリ10から制御装置11でデジタルエコー信号を読み出して湖底検出回路13で湖底デジタルエコー信号を検出し、この湖底デジタルエコー信号を2次(3次)演算回路14に入力して2次(3次)反射エコー信号を検出できる倍数信号を演算し、この倍数信号を深度設定回路5に入力することにより、深度設定回路5で自動的に2次(3次)反射エコー信号を検出できる深度を設定し、第1の受信回路3で2次(3次)反射エコー信号を検出してA/D変換器7でデジタルエコー信号に変換して第1のメモリ9に記憶し、制御装置11で第1、第2のメモリ9、10からデジタルエコー信号を順次読み出すようにしても良い。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の魚群探知機では、1つの超音波による反射エコー信号の深度が設定された第1又は第2の深度設定回路で水面から湖底までの通常の深度を設定し、この設定した深度によって検出されたデジタルエコー信号より湖底検出回路で湖底デジタルエコー信号を検出し、この湖底デジタルエコー信号から2次(3次)演算回路で2次(3次)反射エコー信号が検出できる倍数信号を演算することによって、演算された倍数信号で第2の深度設定回路の深度を自動的に設定することにより、第1、第2の深度設定回路によって設定されたそれぞれの深度に応じて検出されたデジタルエコー信号を1つの表示装置の表示画面を2つに分割して表示し、一方の分割画面には通常画像を表示して水中情報を確認することができるとともに、他方の分割画面では、湖底の第2、第3反射エコー信号までを表示することによって、第2、第3反射エコー信号が表示された部分が硬質の湖底であることから常に湖底の硬軟の状態を判別することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の魚群探知機のブロック図である。
【図2】図1の表示装置の表示画面を示した図である。
【符号の説明】
1 送信回路
2 超音波振動子
3 第1の受信回路
4 第2の受信回路
5 第1の深度設定回路
6 第2の深度設定回路
7 第1のA/D変換器
8 第2のA/D変換器
9 第1のメモリ
10 第2のメモリ
11 制御装置
12 表示装置
13 湖底検出回路
14 2次(3次)演算回路

Claims (2)

  1. 1つの送信回路から1つの超音波振動子に発振信号を印加して、前記超音波振動子から超音波を水中に照射し、水中からの反射波を受信して表示装置で表示するようにした魚群探知機において、前記超音波振動子で受信した水中からの反射波信号を深度範囲をあらかじめ設定できる第1の深度設定回路を設けた第1の受信回路と深度を自動設定される第2の深度設定回路を設けた第2の受信回路で受信し、前記第1、第2の受信回路でそれぞれ増幅した反射エコー信号を第1、第2のA/D変換器でそれぞれデシタルエコー信号に変換し、該デジタルエコー信号をそれぞれ第1、第2のメモリで記憶し、制御装置で前記第1、第2のメモリのいずれかに記憶されているデジタルエコー信号から湖底検出回路で第1反射波の湖底デジタルエコー信号を検出し、2次(3次)演算回路で前記湖底デジタルエコー信号から2次(3次)反射波信号を検出できる倍数信号を演算して前記第2の深度設定回路に入力することにより、前記第2の深度設定回路によって前記第2の受信回路で受信される深度を自動的に設定して前記超音波振動子からの反射波信号から設定された深度範囲のデジタルエコー信号を前記第2のメモリに記憶し、前記制御装置で前記第1、第2のメモリに記憶されたデジタル信号をそれぞれ読み出して表示装置の1つの画面を2つに分割し、それぞれの深度範囲で表示することを特徴とする魚群探知機。
  2. 前記第1、第2の深度設定回路は感度設定回路を内蔵していることを特徴とする請求項1記載の魚群探知機。
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