JP3813793B2 - 搬送用ステッピングモータの駆動方法 - Google Patents
搬送用ステッピングモータの駆動方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3813793B2 JP3813793B2 JP2000187623A JP2000187623A JP3813793B2 JP 3813793 B2 JP3813793 B2 JP 3813793B2 JP 2000187623 A JP2000187623 A JP 2000187623A JP 2000187623 A JP2000187623 A JP 2000187623A JP 3813793 B2 JP3813793 B2 JP 3813793B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- stepping motor
- line
- current
- divisions
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
- Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、搬送用ステッピングモータの駆動方法に係り、特に、所望の画像を記録するにあたり各ラインごとに分けて記録を行う場合に、各行で通電する発熱素子の数が所定数以下となるように分割通電して記録を行う、いわゆる動的分割記録を行う場合における搬送用ステッピングモータの駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ステッピングモータは、モータの回転角や回転速度が入力パルス数や入力パルス速度に比例して定められるとともに、起動・停止特性が極めてよく、また応答性および出力が高いなどの特性を有することから、プリンタのキャリッジを駆動するキャリッジモータや記録紙を搬送する搬送用モータとして使用されている。
【0003】
そのようなステッピングモータを記録紙の搬送用ステッピングモータとして用いる一例としてラインプリンタについて説明すると、ラインプリンタには、1対のサイドフレーム間に長尺状のプラテンローラが回転自在に支持されており、このプラテンローラに対して接離自在にラインサーマルヘッドが支持レバーによってプリンタ本体に支持されている。前記ラインサーマルヘッドには、背面側に圧接用のヘッド圧接ばねが取り付けられている。また、前記ラインサーマルヘッドには、長手方向に発熱素子が整列配置されており、各発熱素子には記録データに基づいて各発熱素子への通電を選択的に制御するための通電制御部が電気的に接続されている。
【0004】
一方、プリンタ本体には、搬送用ステッピングモータが搭載されており、この搬送用ステッピングモータの駆動軸には、伝達歯車群を介して搬送ローラが連結されており、載置トレーから記録紙を取り出し、前記プラテンローラとラインサーマルヘッドとの間に供給するようになっている。また、前記搬送用ステッピングモータには、モータドライバを介して搬送制御部が接続されている。
【0005】
さらに、前記プラテンローラの記録紙搬送方向上流側にはインクリボンを供給する供給ロールが配設されているとともに、記録紙搬送方向下流側には巻取ロールが配設されている。そして、巻取ロールを回転させる巻取ボビンの駆動により、インクリボンをプラテンローラおよびラインサーマルヘッドの間に供給するようになっている。
【0006】
このような構成を有するラインプリンタにより記録を行う場合には、まず、搬送用ステッピングモータを駆動させて搬送ローラを回転させることにより載置トレーから記録紙を1枚ずつ搬送し、プラテンローラとラインサーマルヘッドとの間に供給する。記録紙が記録開始位置まで搬送されると、その記録紙およびインクリボンを介してラインサーマルヘッドがプラテンローラに圧接し、記録データに基づき通電制御部が各発熱素子を選択的に通電し、インクリボンを記録紙に溶融転写する。そして、第1ラインの記録が終了すると、前記搬送用ステッピングモータを駆動し、次の第2ラインの記録を記録データに基づいて開始する。このように最終ラインまでの記録が終了すると、カラー画像の場合には、搬送ローラを逆回転させて記録紙を一旦記録開始位置まで戻し、次の第2色目の記録を行い、最終的にイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色について記録が行われると、フルカラー画像の記録が完成する。
【0007】
ここで、前記通電制御部によるラインサーマルヘッドの各発熱素子への通電制御について説明すると、従来から、各発熱素子へ通電する場合には、図7に示すように、消費電力を抑えるという目的で、1ラインで通電させる発熱素子の数を所定数以下になるように任意に分割して通電させるように制御する、いわゆる動的分割記録が行われていた。
【0008】
このような動的分割記録によれば、1度に供給すべき電力量を抑制でき、さらに、定分割数に分割するのではなく、各ラインごとに記録に必要な通電される発熱素子の数を求めて、それぞれ最適な分割数に分割するようになっていたため、記録速度も遅くなり過ぎることはなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の搬送用ステッピングモータの駆動方法においては、図8に示すように、動的分割記録を行う場合に各記録ライン毎に分割数が変化されて頻繁にモータ速度が変化したとしても、搬送用ステッピングモータに流す電流値の大きさは同じままで変化させることはなかった。そのため、現記録ラインと1つ前の記録ラインとの分割数の差がない場合や小さい場合には、本来必要な電流値よりも過剰な電流値を与えてしまっており、搬送用ステッピングモータの消費電流が無駄に大きかった。
【0010】
例えば、直前の記録ラインの分割数が6に対して現記録ラインの分割数が1へと変化する場合には、搬送用ステッピングモータの速度を大きくするために電流値も大きくしなければならないが、現記録ラインと直前の記録ラインとの分割数が同じ場合には、搬送用ステッピングモータの駆動速度を変える必要がないため、付与する電流値を大きくする必要はない。しかし、従来の搬送用ステッピングモータの駆動方法では、現記録ラインと直前記録ラインとの差分にかかわらず、常に大きい値に合わせた一定の電流値を付与するようになっていたため、特に差分値が小さい場合に消費電流に無駄が生じていた。
【0011】
このように無駄にエネルギーを付与すると、モータの騒音や振動が発生してしまうという問題があった。
【0012】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、動的分割印刷時における搬送用ステッピングモータの付与する電流値を無駄なく制御することができ、モータの騒音の低下および省エネを実現することができる搬送用ステッピングモータの駆動方法を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る搬送用ステッピングモータの駆動方法の特徴は、現記録ラインと直前の記録ラインとの分割数の差分絶対値を求めて、その差分絶対値が「0」のときには、搬送用ステッピングモータに付与する電流値を低減させるとともに差分絶対値が大きいほど搬送用ステッピングモータへ付与する電流値を大きくするように制御する点にある。そして、このような方法を採用したことにより、現記録ラインと直前の記録ラインとの分割数の差分絶対値に変化がない場合には、搬送用ステッピングモータの慣性力を利用してモータを駆動するようにすることで、より効率的に搬送用ステッピングモータへ電流を付与することができ、更に分割数の差分絶対値の大きさに応じて実際に付与する電流値が決定されるため、搬送用ステッピングモータに過剰に電流を付与してしまうこともなく、無駄なエネルギー付与を抑制することで騒音や振動の発生を防止できる。
【0015】
また、請求項2に係る搬送用ステッピングモータの駆動方法の特徴は、請求項1において、現記録ラインと直前の記録ラインとの分割数の差分絶対値に基づいて付与すべき電流値を、所定のデューティ比を求めてこれに従って付与するようにした点にある。そして、このような方法を採用したことにより、例えば、分割数の差分絶対値が大きかった場合には、デューティ比を大きくすることにより、所望の電流値を適切に付与することができる。
【0016】
また、請求項3に係る搬送用ステッピングモータの駆動方法の特徴は、請求項2において、デューティー比に従って所定の電流値を付与する場合に、あらかじめ分割数の差分絶対値ごとに通電オン時間と通電オフ時間とを設定している点にある。そして、このような方法を採用したことにより、定型的に分割数の差分絶対値に応じた電流値を迅速かつ適切に搬送用ステッピングモータに付与することができるものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る搬送用ステッピングモータの駆動方法の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0018】
本発明の搬送用ステッピングモータの駆動方法は、現記録ラインと直前の記録ラインとの分割数の差分絶対値を求めて、その差分絶対値に比例させて搬送用ステッピングモータへ流す電流値の大きさを変化させるように制御することに特徴を有している。ここで、動的分割記録とは、各色の1ライン分の記録に必要な通電する発熱素子の数を求め、一度に通電される発熱素子の数が所定数以下となるように分割通電を行って記録することをいう。通電する発熱素子の数は、例えば、画像記録データに基づいて求めるようになっている。
【0019】
図1は、本発明の搬送用ステッピングモータの駆動方法を実行するラインプリンタ1の一例を示したものである。このラインプリンタ1には、プリンタ本体2の側面位置に1対のサイドフレーム3,3が取り付けられており、これらのサイドフレーム3,3間には長尺状のプラテンローラ4が回転自在に支持されている。前記プリンタ本体2には、発熱素子が整列配置されたラインサーマルヘッド5が前記プラテンローラ4に対して接離自在に支持されている。前記ラインサーマルヘッド5には、背面側に圧接力を付与するための複数のヘッド圧接ばね6が取り付けられている。
【0020】
また、プリンタ本体2には、搬送用ステッピングモータ7が搭載されており、この搬送用ステッピングモータ7の駆動軸7aには、伝達歯車群8を介して図示しない搬送ローラが連結されており、載置トレーから記録紙(いずれも図示せず)を取り出し、前記プラテンローラ4とラインサーマルヘッド5との間に供給するようになっている。
【0021】
さらに、前記プラテンローラ4の記録紙搬送方向上流側にはインクリボンを供給する供給ロール(いずれも図示せず)が配設されているとともに、記録紙搬送方向下流側には図示しない巻取ロールが配設されている。そして、巻取ロールを回転させる図示しない巻取ボビンの駆動により、インクリボンをプラテンローラ4およびラインサーマルヘッド5の間に供給するようになっている。
【0022】
また、本実施形態で用いられる搬送用ステッピングモータ7は、一例としてバイポーラ4相モータを使用しており、図2に示すように、90度間隔で配置された第1(A)、第2(B)、第3(C)および第4(D)の磁極(相)を有する固定子10と、N極とS極とを180度間隔で有する回転自在な永久磁石からなる回転子とを備えており、この回転子に図示しない出力軸が連結されている。また、第1(A)および第3(C)の磁極には第1のコイル12が巻回され、第2(B)および第4(D)の磁極には第2のコイル13が巻回されている。
【0023】
このようなステッピングモータ1を回転駆動するために、固定子10の各相のコイル12,13に駆動信号たる励磁電流(相電流)を流すと、この電流により磁界が発生し、固定子10と回転子11との間に吸引または反発する電磁力が発生する。この相電流を順次切り換えることにより、固定子10と回転子11との間の電磁力が切り換わり、回転子11を動かすトルクとなる。
【0024】
また、本実施形態における記録紙の搬送制御およびラインサーマルヘッド5の記録制御は、図3のブロック図に示すように、CPU14がRAM15あるいはROM16に記憶されている画像記録データ15aおよび記録制御プログラム16aに基づいて行われる。すなわち、前記RAM15には、コンピュータ本体から送信された画像記録データ15aが記憶されている。また、前記ROM16には、画像記録データ15aに基づいて動的分割数を算出するなどの記録制御プログラム16aが記憶されているとともに、この記録制御プログラム16aに従って算出された動的分割数と1つ前の記録ラインのときの動的分割数との差分の絶対値を算出する差分値算出プログラム16bが記憶されている。
【0025】
さらに、前記ROM16には、差分値算出プログラム16bに従って算出される差分絶対値ごとにあらかじめ付与すべき所望の大きさの電流値が設定されているテーブル16cが記憶されている。本実施形態では、所望の電流値の付与をデューティ比による制御で実現するようになっており、実際には、分割数の差分絶対値を基準とする搬送用ステッピングモータ7への通電のオン・オフタイミングテーブル16cが記憶されている。ここで、デューティー比とは、ハイとローの通電パルスサイクル、いわゆるデューティーサイクルにおいて、ハイの通電時間の割合のことを意味する。
【0026】
そして、その通電するオン時間Tonとオフ時間Toff とを任意に設定して連続的に通電制御することにより、所望の電流値を付与するようになっている。
【0027】
また、前記オン・オフタイミングテーブル16cは、図4に示すように、例えば、分割数の差分絶対値が0から6であった場合に所望の電流値×よりもわずかに大きい電流値○を付与するようにあらかじめ設定されている。もちろん所望の電流値×と実際に付与する電流値○とが一致するように設定してもよいし、あるいは、差分絶対値が「0」の場合には、電流値を減少させるようにしてもよい。もし、差分絶対値が「0」のときは、搬送用ステッピングモータの速度を変化させる必要がないため、直前の記録ラインを記録したときの搬送用ステッピングモータに残存する駆動慣性力を利用すれば、電流値を減少させてもモータの回転速度を等速に保持することができて効率的である。
【0028】
つぎに、本実施形態の搬送用ステッピングモータ7の駆動方法について、図5および図6のフローチャートを参照しつつ説明する。
【0029】
図5には、本実施形態の画像記録データ15aの展開手順が示されており、ステップST1において、RAM15に記憶されている画像記録データ15aに基づき1ラインの通電する発熱素子数を数えてXに代入する。続いてステップST2に進行し、あらかじめ定められている最大同時発熱素子数Yにより前記Xを割った値をZとし、割り切れない余りをpとする。そして、ステップST3において、Z+pを分割数としてNと設定し、ステップST4に進行し、1ライン分の画像記録データ15aをN個に分割し、この分割数Nとともに記録バッファ17に保存し、画像記録データ15aの展開を終了する。
【0030】
続いて、図6に示すように、記録制御手順では、ステップST11において、記録バッファ17に保存されている分割数Nを取り出すとともに、ステップST12に進行して、1つ前、つまり直前の記録ラインの分割数を取り出してMとする。そして、ステップST13に進行して、前記現記録ラインの分割数Nと直前記録ラインの分割数Mとの差分を算出し、その絶対値を求めてJとする。
【0031】
続いてステップST14に進行し、ROM16に記憶されている、前記ROM16に記憶されている、分割数の差分絶対値Jをキーとする搬送用ステッピングモータ7への通電のオン・オフタイミングテーブル16cに差分絶対値Jを照会し、当該差分絶対値Jのときのアクティブパルスにおけるオン時間Tonとオフ時間Toff とを取得する。
【0032】
その後、ステップST15に進行して、画像記録データ15aをラインサーマルヘッド5に転送し、通電を開始する。このとき、ステップST16において、CPU14がTon時間オンするとともにToff 時間オフするサイクルを前記搬送用ステッピングモータ7が1ステップ回転するまで連続的に行う。これにより、分割数の差分絶対値Jに応じた所望の大きさの電流値を付与することができる。
【0033】
このようにして記録ライン1行分の記録を順次進められる。もし、カラー記録を行う場合には、各記録ライン毎に次の色における発熱素子数を求めて、前述のように現記録ラインと直前記録ラインとの分割数の差分絶対値に応じたデューティ比の通電を繰り返すようになる。
【0034】
このような本実施形態の搬送用ステッピングモータ7の駆動方法によれば、現記録ラインと直前の記録ラインとの分割数の差分絶対値の大きさに応じて電流値が決定され、この電流値を付与すべくデューティ比を求めて通電制御するようになっているため、搬送用ステッピングモータに過剰に電流を付与してしまうこともなく、無駄なエネルギー付与を抑制することで騒音や振動の発生を防止できる。
【0035】
さらに、前記分割数の差分絶対値が「0」のときには、搬送用ステッピングモータ7の速度を変化させる必要がないため、直前記録ラインの記録の際のモータ駆動慣性力を利用して搬送用ステッピングモータ7に付与する電流値を減少させるようにすれば、一層消費電流値を節約できることとなる。
【0036】
また、本実施形態では、分割数の差分絶対値に応じたデューティ比を求める際に、オン・オフタイミングテーブル16cを用いて定型的に求めるようにして迅速に処理するようにしているが、演算式などにより求めるようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に係る発明によれば、現記録ラインと直前の記録ラインとの分割数の差分絶対値の大きさに応じて実際に付与する電流値が決定されるとともに分割数の差分絶対値に変化がない場合には、搬送用ステッピングモータの慣性力を利用してモータを駆動するようにするため、搬送用ステッピングモータに過剰に電流を付与してしまうこともなく、無駄なエネルギー付与を抑制することで騒音や振動の発生を防止でき、更により効率的に搬送用ステッピングモータへ電流を付与することができる。
【0039】
また、請求項2に係る、発明によれば、請求項1に係る発明の効果に加えて、分割数の差分絶対値に応じて求められる電流値を、任意にデューティ比を求めて実行することにより、所望の電流値を適切に付与することができる。
【0040】
また、請求項3に係る発明によれば、請求項2に係る発明の効果に加えて、定型的に分割数の差分絶対値に応じた電流値を迅速かつ適切に搬送用ステッピングモータに付与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の搬送用ステッピングモータの駆動方法を実行するラインプリンタの一実施例を示す平面図
【図2】 搬送用ステッピングモータの構造を説明するための原理図
【図3】 図1に示すラインプリンタにおける印刷制御および記録紙の搬送制御に関するブロック図
【図4】 現記録ラインと直前記録ラインとの分割数の差分絶対値に対する適切な電流値および実行電流値の関係を示すグラフ
【図5】 本実施形態における記録データの展開手順を示すフローチャート
【図6】 本実施形態における記録制御の手順を示すフローチャート
【図7】 従来の搬送用ステッピングモータの駆動方法においてアクティブパルスを動的分割した場合を示すパルス波形
【図8】 従来の搬送用ステッピングモータの駆動方法における現記録ラインと直前記録ラインとの分割数の差分絶対値に対する適切な電流値および実行電流値の関係を示すグラフ
【符号の説明】
1 ラインプリンタ
2 プリンタ本体
4 プラテンローラ
5 ラインサーマルヘッド
7 搬送用ステッピングモータ
9 第1(A)、第2(B)、第3(C)および第4(D)の磁極(相)
10 固定子
11 回転子
14 CPU
15 RAM
16 ROM
15a 画像記録データ
16a 記録制御プログラム
16b 差分値算出プログラム
16c オン・オフタイミングテーブル
Claims (3)
- 各色の1ライン分の記録に必要な通電する発熱素子の数を求め、一度に通電される発熱素子の数が所定数以下となるように分割通電を行う場合における記録紙の搬送用ステッピングモータの駆動方法であって、現記録ラインと直前の記録ラインとの分割数の差分絶対値を求めて、その差分絶対値が「0」のときには、搬送用ステッピングモータに付与する電流値を低減させるとともに差分絶対値が大きいほど搬送用ステッピングモータへ付与する電流値を大きくするように制御することを特徴とする搬送用ステッピングモータの駆動方法。
- 現記録ラインと直前の記録ラインとの分割数の差分絶対値に基づいて付与すべき電流値を、所定のデューティ比を求めてこれに従って付与するように制御することを特徴とする請求項1に記載の搬送用ステッピングモータの駆動方法。
- 前記デューティー比に従って所定の電流値を付与する場合に、あらかじめ分割数の差分絶対値ごとに通電オン時間と通電オフ時間とを設定していることを特徴とする請求項2に記載の搬送用ステッピングモータの駆動方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000187623A JP3813793B2 (ja) | 2000-06-22 | 2000-06-22 | 搬送用ステッピングモータの駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000187623A JP3813793B2 (ja) | 2000-06-22 | 2000-06-22 | 搬送用ステッピングモータの駆動方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002002049A JP2002002049A (ja) | 2002-01-08 |
JP3813793B2 true JP3813793B2 (ja) | 2006-08-23 |
Family
ID=18687574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000187623A Expired - Fee Related JP3813793B2 (ja) | 2000-06-22 | 2000-06-22 | 搬送用ステッピングモータの駆動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3813793B2 (ja) |
-
2000
- 2000-06-22 JP JP2000187623A patent/JP3813793B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002002049A (ja) | 2002-01-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0765759A2 (en) | Printer device control device | |
JP3909194B2 (ja) | 搬送用ステッピングモータの駆動方法 | |
JP3715850B2 (ja) | モータ制御装置及び該装置を用いたプリンタ | |
JP3813793B2 (ja) | 搬送用ステッピングモータの駆動方法 | |
JPS60257271A (ja) | シリアルプリンタ | |
JP4215481B2 (ja) | サーマルプリンタ | |
JP3963681B2 (ja) | ラインサーマルプリンタの記録方法およびそれに用いるラインサーマルプリンタ | |
JP3624372B2 (ja) | ロール紙プリンタ | |
JP4667475B2 (ja) | サーマルプリンタ | |
JPH0566266B2 (ja) | ||
JP3260832B2 (ja) | 記録装置 | |
JP2003092897A (ja) | ステッピングモータの駆動制御方法およびこれを用いたラインサーマルプリンタの記録方法ならびにラインサーマルプリンタ | |
JPH0614597A (ja) | プリンタの紙送り駆動回路及び駆動方法 | |
JP2007118536A (ja) | 熱転写式プリンタ及び熱転写式プリンタのモータ制御方法 | |
JP3427390B2 (ja) | ラインプリンタ | |
JPH0542743A (ja) | プリンタのスペーシング機構の制御方法 | |
JP3362686B2 (ja) | モータ制御装置 | |
JP3060178B2 (ja) | シリアルプリンタ | |
JP3295966B2 (ja) | 紙送りモータの制御方法 | |
JP2002059605A (ja) | 印刷装置のシャトル制御方法 | |
JP2569843B2 (ja) | 紙送り制御方法 | |
JPH04312868A (ja) | プリンタのキャリア駆動方法 | |
JPH07329339A (ja) | ライン型サーマルプリンタおよびその用紙フィードモー タ駆動方法 | |
JPS63234897A (ja) | ステツプモ−タの駆動装置 | |
JP2002273955A (ja) | ドットプリンタの紙送り制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050427 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050510 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050711 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060516 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060601 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 3 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090609 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 4 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100609 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |