JP3813219B2 - 光ファイバ接続器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、被覆材によって複数の光ファイバを同一平面上に並列に一体化してなる多心光ファイバに他の光ファイバを突き合わせ接続する光ファイバ接続器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、光ファイバ接続器においては、突き合わせた2本の光ファイバを同―のハウジング内に固定する構造となっている。前記光ファイバ接続器の位置決め調心構造としては、(1)精密細管(以下、「マイクロキャピラリー」)内にその両端から光ファイバを挿入して突き合わせる構造、(2)位置決め溝において光ファイバ同士を突き合わせる構造、(3)3本の精密ロッドあるいは3個の精密ボールの中心に光ファイバを担持して位置決めする構造などがある。この光ファイバ接続器は、前記調心機構において一対の光ファイバを調心、突き合わせして調心機構に接着または機械的に挟持固定するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記のような光ファイバ接続器の場合、接続した光ファイバの再使用が不可能となるため光ファイバの着脱ができず、接続切り替え等には有効に利用できないといった問題があった。
すなわち、光ファイバを調心機構に接着した場合には、調心機構からの取り外しが大変な上、突き合わせ端部が接着剤で汚れて再使用が困難になる。また、光ファイバを機械的に挟持した場合には、光ファイバの突き合わせ端部に挟持力を均等に作用させることが困難であるため、挟持力が偏在して作用した結果、突き合わせ状態を解除した際に突き合わせ端部の屈折率が変動して再使用が困難になるといった問題が生じる。
特に、例えばテープ心線等の多心光ファイバ同士の突き合わせ接続では、適切な光ファイバ接続器が無く、前記問題が顕著になっていた。
【0004】
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、多心の光ファイバを他の光ファイバと突き合わせ接続および接続切り替え可能な光ファイバ接続器を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の光ファイバ接続器では、前記課題を解決するため、ベースと、該ベース上面上に装着されることにより突き合わせ接続した光ファイバ同士をベースとの間にクランプして突き合わせ状態を保持する押さえ蓋と、ベースと押さえ蓋とにクランプ力を付与するクランプ手段と、ベースと押さえ蓋との間において調心機構によって複数対の光ファイバを突き合わせ接続可能に調心位置決めする調心部とを具備し、ベース上面に、ベースの端部に開口する開口端部から挿入された複数本の光ファイバを調心部に導くテーパ状の内装溝を形成してあり、光ファイバがベースの端部に開口する開口端部から挿入される導入溝を内装溝の底部に複数並列に形成し、各導入溝の調心機構近傍に該導入溝に挿入した光ファイバを調心機構に導くテーパ部を形成し、導入溝に挿入した光ファイバをテーパ部を介して調心機構に押し込むことにより、それぞれ他の光ファイバと突き合わせ接続可能に調心位置決めすると同時に、該光ファイバの被覆材を内装溝に内装するように構成したことを特徴とする光ファイバ接続器を前記課題の解決手段とした。
【0007】
請求項2記載の光ファイバ接続器では、請求項1記載の光ファイバ接続器において、手動操作されることによってクランプ力を付与、解除する操作手段をクランプ手段に設けたことを前記課題の解決手段とした。
請求項3記載の光ファイバ接続器では、請求項1又は2記載の光ファイバ接続器において、前記内装溝には、多心光ファイバであるテープ心線を被覆材ごと内装可能であり、前記導入溝には、前記テープ心線の端末から導出した光ファイバである裸ファイバを収納できることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下本発明の光ファイバ接続器の実施の形態を図1から図7を参照して説明する。
図中符号1は、本実施の形態の光ファイバ接続器である。光ファイバ接続器1は、図1および図2に示すように、ベース2と、該ベース2の上面3上に装着されることにより突き合わせ接続した多心光ファイバとしてのテープ心線4をベース2との間にクランプして突き合わせ状態を保持する押さえ蓋5と、ベース2と押さえ蓋5とを内装してこれらにクランプ力を付与するクランプ手段としてのC型バネ6と、ベース2と押さえ蓋5との間においてテープ心線4を突き合わせ接続可能に調心位置決めする調心機構としての位置決め溝7を具備している。
【0009】
ベース2と押さえ蓋5とは、一体化することにより断面ほぼ円形のロッドを形成する断面半円状のロッド状の部材であり、一体化された状態でC型バネ6内に内装されている。ベース2と押さえ蓋5とには、C型バネ6の弾性力によって、双方の間にテープ心線4をクランプするクランプ力が常時作用するようになっている。一体化したベース2と押さえ蓋5のそれぞれの外面には、ベース2と押さえ蓋5とを離間する操作手段としての楔状の開口部材6aが圧入される開口溝8が、ベース2と押さえ蓋5との境界線に臨む部分に形成されている。
【0010】
図3は、ベース2の半体を示す斜視図であって、図中符号9は調心台部(調心部)である。調心台部9は、ベース上面3の長手方向中央部に形成されている調心台部9には、図3から図5に示すように、同じサイズの位置決め溝7が複数並列に形成されている。各位置決め溝7は、V溝であって、調心台部9をベース2の長手方向に沿って貫通されている。なお、位置決め溝7としては、V溝以外、例えばU溝等を適用することも可能である。
【0011】
ベース上面3の長手方向両端部には、図2および図3に示すように、位置決め溝7よりベース上面3から窪んで形成され、テープ心線4を被覆材4aごと内装可能な内装溝10が設けられている。内装溝10は、一端がベース2の長手方向両端面11(端部)に開口し、他端が調心台部9に臨んでいる。内装溝10の底部には、テープ心線4の端末から導出した裸ファイバ(光ファイバ)12が内装溝10の開口端部13から挿入される導入溝14が複数並列に形成されている。導入溝14は、裸ファイバ12のみならず該裸ファイバ12の基端部に形成される被覆部分(図示せず)を収納可能になっている。内装溝13の開口端部13には、導入溝14の開口端部14aが開口されている。導入溝14は、図6に示すように、後述の連通溝17より開口幅が広い角溝である。
【0012】
各導入溝14の調心台部9に臨む端部には、図2および図3に示すように、該導入溝14に開口端部14a側から挿入した裸ファイバ12を位置決め溝7に導くテーパ部15が形成されている。テーパ部15は、図2および図3、図7に示すように、導入溝14から位置決め溝7に連続する傾斜底部16と、内装溝10内を仕切って導入穴14と該導入溝14に対応する位置決め穴7とに連通する連通溝17を形成する仕切壁18とを有している。連通溝17は、導入穴14側から位置決め穴7側に行くにしたがって開口幅が徐々に縮小する角溝であって、最小開口幅が裸ファイバ12の径より僅かに大きくなっている。テーパ部15の開口端部14a側の入り口は、裸ファイバ12の被覆部分が挿入を規制し、裸ファイバ12のみ挿通を可能とする大きさに形成されている。
【0013】
内装溝10の開口端部13は、ベース2の長手方向端部に行くほど各位置決め溝7の調心軸線の延長線から離間する方向に拡がるように拡張されている。したがって、開口端部13に開口する導入溝14の開口端部14aは、位置決め溝7の調心軸線に対して傾斜しているので、光ファイバ接続器1の長手方向端部から裸ファイバ12を挿入することが容易になっている。
【0014】
ベース上面3の開口溝8と対向する側部には、図3および図4に示すように、ベース2に対して押さえ蓋5を位置決めするための位置決め突起19が突設されている。位置決め突起19は、ベース上面3の長手方向に沿って延在する突条であって、開口溝8を開口部材6aを挿入して開口した際にベース2と押さえ蓋5とを相対回動自在に支持するヒンジの役割を果たす。
【0015】
押さえ蓋5は、図2に示すように、調心台部9との間に裸ファイバ12をクランプする中央部材20と、該中央部材20の両端に直列に配置されてそれぞれベース2との間に内装溝10内に配置したテープ心線4をクランプする端部部材21とで概略構成されている。中央部材20と端部部材21とは、中央部材20の両端部に突設した載置突起22を端部部材21の一端部に突設した受け突起23上に載せて係合することにより一体化されるようになっている。
【0016】
各端部部材21の光ファイバ接続器1の長手方向端面に露出する端面には、図1に示すように、導入溝14の開口端部14aを露出し、かつ奥側に行くにしたがって導入溝14に接近するテーパ面24が形成されている。端部部材21の内面側には、図6に示すように、ベース2の内装溝10とともにテープ心線4の被覆材4aを内装する内装部25を構成する内装溝26が形成されている。受け突起23の内面側には、図7に示すように、導入溝14の開口端部14a側からテーパ部15に挿入された裸ファイバ12を位置決め溝7に導くテーパ溝27が形成されている。テーパ溝27は、前記内装溝26より浅く形成されている。
【0017】
中央部材20の内面側には、図5に示すように、位置決め溝7に挿入した各裸ファイバ12に対応して裸ファイバ12の上部を内装するファイバ溝28が位置決め溝7に対応して形成されている。ファイバ溝28は、断面半円状に形成され、位置決め溝7に沿って延在している。
なお、内装溝26、テーパ溝27、ファイバ溝28は、テープ心線4のサイズに対応して適宜形成するものであって、省略することも可能である。
【0018】
C型バネ6は、ベリリウム銅等の材料で形成されている。ベリリウム銅の場合、目的形状に成形後時効硬化処理を行ったものや、熱処理後フッ素樹脂等でコーティングしたもの等であってもよい。C型バネ6には、ベース2と押さえ蓋5の外面に突設された係止突起29と係合して、ベース2および押さえ蓋5に対して位置決めするための係止穴30が形成されている。係止穴30は、C型バネ6を周方向にほぼ一周するスリット状の開口部であって、C型バネ6の長手方向両端部に形成されている。C型バネ6は、一体化したベース2と押さえ蓋5の境界に開口部31を一致させて、これらベース2および押さえ蓋5の外側に装着されている。開口部31の長手方向複数箇所には、該開口部31を拡張してなる拡張穴31aが開口溝8と一致する位置で形成されている。拡張穴31aは、開口部材6aを開口溝8に挿入し多時に十分な開口量を得ることが可能な形状に形成されている。
【0019】
以下、本実施の形態の作用および効果を説明する。
前記光ファイバ接続器1は、テープ心線4の端末から導出した各裸ファイバ12を導入溝14の開口端部14aからテーパ部15を介して位置決め溝7に押し込むことにより、裸ファイバ12同士を突き合わせ接続可能に調心位置決めすると同時に、該テープ心線4の被覆材4aを内装溝10に内装するようになっている。
【0020】
光ファイバ接続器1内でテープ心線4同士を突き合わせ接続するには、開口部材6aを挿入して開口溝8の開口状態を維持しておき、ベース2の長手方向両端の導入溝14の開口端部14aから裸ファイバ12を位置決め溝7に向けて押し込んでいく。この時、導入溝14の開口端部14aは、光ファイバ接続器1の長手方向端面11から奥側に行くほど位置決め溝7の調心軸線に接近するようになっているので、裸ファイバ12の導入溝14への挿入は容易になされる。また、開口端部14aから押し込まれた各裸ファイバ12は、テーパ部15を経由して位置決め溝7に導かれ、各裸ファイバ12の長さが揃えられていれば全ての裸ファイバ12がほぼ同時に位置決め溝7において反対側から挿入されたテープ心線4の裸ファイバ12と突き合わせられる。裸ファイバ12の被覆部分はテーパ部15の入り口で位置決め溝7側への挿入が規制されるので、裸ファイバ12の形成長は、両テーパ部15の入り口間の距離の半分より長く形成しておく。
【0021】
裸ファイバ12同士の突き合わせと同時に、図2および図6に示すように、テープ心線4の被覆材4aが内装部25に内装される。この時、テープ心線4の被覆材4aは導入溝14の上縁部14b(内装溝の底部)上に支持されて、位置決め溝7に挿入された裸ファイバ12と内装部25内のテープ心線4の被覆材4aとが位置決め溝7における裸ファイバ12の調心軸線上となるので、裸ファイバ12は曲げ等の応力が作用することなく、安定に保持される。
【0022】
裸ファイバ12同士の突き合わせが完了したら開口溝8から開口部材6aを引き抜いて開口溝8を閉塞し、テープ心線4をクランプすることにより突き合わせ状態を保持する。この時、テープ心線4の被覆材4aは、ベース2と押さえ蓋5の両内装溝10、26の間でやや押しつぶされてクランプされるので、裸ファイバ12に引張力の影響が作用しないようになっている。開口溝8は開口部材6aを挿抜することにより開閉され、テープ心線4のクランプおよびクランプ解除を自在に切り替えることができるので、突き合わせ接続状態でクランプしたテープ心線4の接続切り替え等も自在に行うことができる。
【0023】
したがって、本実施の形態の光ファイバ接続器1によれば、テープ心線4端末から導出した裸ファイバ12を導入溝14から位置決め溝7方向に押し込むだけで、裸ファイバ12を位置決め溝7に調心可能に支持すると同時に、位置決め溝7の調心軸線方向に形成した内装部25にテープ心線4の被覆材4aを内装して、裸ファイバ12を内装部25に内装された被覆材4a内の部分も含めて調心軸線上で支持することができるので、テープ心線4同士を安定かつ容易に突き合わせ接続できる。また、開口溝8を開閉するだけでテープ心線4のクランプ、クランプ解除を何度でも繰り返しできるので、テープ心線4の接続切り替え等の作業を容易に行うことができる。
【0024】
なお、多心光ファイバとしては、テープ心線以外であってもよい。
前記実施の形態の光ファイバ接続器1は、テープ心線4と複数本の単心光ファイバとを光接続すれば、テープ心線4の単心分岐器としても利用することができる。この場合、単心光ファイバに対応して、単心光ファイバの挿入側を単心光ファイバの位置決めに有利な構造に変更することも可能である。
調心機構としては、マイクロキャピラリーが設置されたV溝またはV溝以外の位置決め溝や、精密ロッド、精密ボールを用いた調心構造の適用も可能である。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る光ファイバ接続器によれば、ベースと、該ベース上面上に装着されることにより突き合わせ接続した光ファイバ同士をベースとの間にクランプして突き合わせ状態を保持する押さえ蓋と、ベースと押さえ蓋とにクランプ力を付与するクランプ手段と、ベースと押さえ蓋との間において調心機構によって複数対の光ファイバを突き合わせ接続可能に調心位置決めする調心部とを具備し、ベース上面に、ベースの端部に開口する開口端部から挿入された複数本の光ファイバを調心部に導くテーパ状の内装溝を形成したので、内装溝に挿入した複数本の光ファイバを調心部に向けて押し込むだけで、各光ファイバを調心機構によって突き合わせ接続可能に位置決め調心することができるので、複数対の光ファイバを効率良く突き合わせ接続することができる。
きることを特徴とする。
【0026】
また、本発明に係る光ファイバ接続器によれば、光ファイバがベースの端部に開口する開口端部から挿入される導入溝を内装溝の底部に複数並列に形成し、各導入溝の調心機構近傍に該導入溝に挿入した光ファイバを調心機構に導くテーパ部を形成し、導入溝に挿入した光ファイバをテーパ部を介して調心機構に押し込むことにより、それぞれ他の光ファイバと突き合わせ接続可能に調心位置決めすると同時に、該光ファイバの被覆材を内装溝に内装するように構成したことにより、光ファイバを突き合わせ接続可能に支持すると同時に光ファイバの被覆材を内装溝に内装して、被覆材内の部分も含めて光ファイバを安定に支持することができるので、複数対の光ファイバ同士の突き合わせ接続を安定かつ容易に行うことができるといった優れた効果を奏する。
【0027】
請求項2記載の光ファイバ接続器によれば、請求項1記載の光ファイバ接続器において、手動操作されることによってクランプ力を付与、解除する操作手段をクランプ手段に設け、操作手段を操作するだけで多心光ファイバと他の光ファイバのクランプ、クランプ解除を何度でも繰り返しできるようにしたので、光ファイバ同士の接続切り替え等の作業を容易に行うことができるといった優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の光ファイバ接続器の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】 本発明の光ファイバ接続器の実施の形態を示す斜視図であって、図1のA−A線断面矢視図である。
【図3】 本発明の光ファイバ接続器の実施の形態を示す図であって、ベースを示す斜視図である。
【図4】 本発明の光ファイバ接続器の実施の形態を示す図であって、ベースを示す平面図である。
【図5】 本発明の光ファイバ接続器の実施の形態を示す図であって、図2のB−B線断面矢視図である。
【図6】 本発明の光ファイバ接続器の実施の形態を示す図であって、図2のC−C線断面矢視図である。
【図7】 本発明の光ファイバ接続器の実施の形態を示す図であって、図2のD−D線断面矢視図である。
【符号の説明】
1…光ファイバ接続器、2…ベース、3…上面、4…多心光ファイバ(テープ心線)、4a…被覆材、5…押さえ蓋、6…クランプ手段(C型バネ)、6a…操作部材(開口部材)、7…調心手段(位置決め溝)、9…調心部(調心台部)、10…内装溝、11…端面、12…光ファイバ(裸ファイバ)、14…導入溝、14a…開口端部、14b…内装溝の底部(上縁部)、15…テーパ部。
Claims (3)
- 光ファイバ(4)に他の光ファイバ(4)を突き合わせ接続する光ファイバ接続器(1)であって、
ベース(2)と、該ベース上面(3)上に装着されることにより突き合わせ接続した光ファイバ同士をベースとの間にクランプして突き合わせ状態を保持する押さえ蓋(5)と、ベースと押さえ蓋とにクランプ力を付与するクランプ手段(6)と、ベースと押さえ蓋との間において調心機構(7)によって複数対の光ファイバを突き合わせ接続可能に調心位置決めする調心部(9)とを具備し、
ベース上面に、ベースの端部(11)に開口する開口端部(14a)から挿入された複数本の光ファイバを調心部に導くテーパ状の内装溝(10)を形成してあり、
光ファイバがベースの端部に開口する開口端部から挿入される導入溝(14)を内装溝の底部(14b)に複数並列に形成し、各導入溝の調心機構近傍に該導入溝に挿入した光ファイバを調心機構に導くテーパ部(15)を形成し、導入溝に挿入した光ファイバをテーパ部を介して調心機構に押し込むことにより、それぞれ他の光ファイバと突き合わせ接続可能に調心位置決めすると同時に、該光ファイバの被覆材を内装溝に内装するように構成したことを特徴とする光ファイバ接続器。 - 請求項1記載の光ファイバ接続器において、手動操作されることによってクランプ力を付与、解除する操作手段(6a)をクランプ手段に設けたことを特徴とする光ファイバ接続器。
- 前記内装溝には、多心光ファイバであるテープ心線を被覆材(4a)ごと内装可能であり、前記導入溝には、前記テープ心線の端末から導出した光ファイバである裸ファイバ(12)を収納できることを特徴とする請求項1又は2記載の光ファイバ接続器。
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Cited By (2)
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1995
- 1995-11-30 JP JP31324795A patent/JP3813219B2/ja not_active Expired - Lifetime
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