JP3812695B2 - 燃料噴射ポンプ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関用の燃料噴射ポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、特開平6−33799号公報および実開昭57−184230号公報に開示されるような分配型燃料噴射ポンプにおいて、燃料フィードポンプから吐出され燃料加圧手段に供給される燃料の圧力を所定圧に調圧するため、燃料フィードポンプから燃料加圧手段に至る燃料供給経路中に図6に示すような燃料調圧弁100を配設することが一般的である。
【0003】
ピストン101は燃料フィードポンプの吐出側の燃料圧力を入口ポート103から受け、スプリング102は燃料フィードポンプの吐出圧に抗する方向にピストン101を付勢している。ピストン101は入口ポート103から受ける吐出圧に応じて往復移動し、リリーフポート104の開口面積を調整して燃料供給経路の燃料圧力を所定圧に調圧する。リリーフポート104は大気側や燃料フィードポンプの吸入側と連通している。息抜き孔105はリリーフポート104と同様に大気側や燃料フィードポンプの吸入側と連通しており、ピストン101の往復移動を妨げないように設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、燃料噴射装置としてのインジェクタへの圧送燃料の高圧化、または燃料噴射ポンプの小型化等に伴い、燃料フィードポンプから燃料加圧手段に供給する燃料に変動の大きな脈動が発生しやすくなっている。燃料フィードポンプの吐出燃料に変動の大きな脈動が発生すると、図6に示すような燃料調圧弁100では、ピストン101の移動量が大きくなりスプリング102が大きく圧縮されることによりスプリング102が破損することがある。
【0005】
本発明の目的は、簡単な構成でスプリングの破損を防止し、燃料加圧手段に所定圧の燃料を供給する燃料噴射ポンプを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載の燃料噴射ポンプによると、ピストンが燃料フィードポンプの吐出圧を受ける方向に、燃料フィードポンプの吐出側と収容孔とを連通する入口ポート、大気側または燃料フィードポンプの吸入側と収容孔とを連通するリリーフポート、およびリリーフポートよりもポート径の小さいダンパポートをこの順でシリンダに配置している。ピストンの移動に伴いダンパポートが閉塞されるとスプリング側の収容孔が密封される。燃料フィードポンプの吐出圧によりピストンがスプリング側に移動する場合、早くともリリーフポートが開き始めるときダンパポートは閉じ始め、遅くともリリーフポートがほぼ全開するときダンパポートは閉じ始める。つまり、リリーフポートの開口面積を調整し燃料フィードポンプの吐出圧を調圧可能な範囲でリリーフポートとダンパポートとの距離ができるだけ接近している。したがって、燃料フィードポンプの吐出側から変動の大きな圧力脈動を受けてピストンがスプリング側に移動しようとしてもダンパポートが直ぐに閉塞されスプリング側の収容孔がダンパ室となるので、ピストンがスプリングを過度に圧縮することを防止し、スプリングの破損を防止することができる。
【0007】
本発明の請求項2記載の燃料噴射ポンプによると、ピストンを係止する係止手段をスプリング側に有することにより、大きな圧力脈動をピストンが受けてもピストン側へのピストンの移動を確実に止めることができる。
ここで、燃料フィードポンプから加圧手段に低圧燃料を供給する燃料供給経路の容量が小さいインナカムリング式の分配型燃料噴射ポンプでは、燃料供給経路中に発生する圧力脈動の変動が大きくなりやすい。そこで本発明の請求項3に記載したようにインナカムリング式の分配型燃料噴射ポンプに本発明の請求項1または2記載の燃料噴射ポンプを用いることにより、圧力脈動の変動が大きくなっても燃料調圧弁の破損を防止することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
(第1実施例)
本発明の第1実施例によるディーゼル機関のインナカムリング式分配型燃料噴射ポンプを図1、図2および図3に示す。
【0009】
図2に示すように、図示しないエンジンにより駆動される燃料噴射ポンプ10の駆動軸1はベアリング2等を介してポンプハウジング11に回転可能に支持されている。ベーン式の燃料フィードポンプ3は駆動軸1とともに回転し、燃料タンク4から図3に示す燃料入口5を介して吸入ポート3aに燃料を吸入し、吐出ポート3bから加圧した燃料を吐出し、図2に示す燃料配管6を通ってシリンダ12の周囲に環状に設けられた燃料ギャラリ15に加圧した燃料を送出している。
【0010】
燃料調圧弁30は燃料フィードポンプ3の燃料吐出側と燃料吸入側とにそれぞれ接続して配設され、燃料フィードポンプ3から吐出された燃料の圧力を駆動軸1の回転速度に比例した所定圧に調圧している。
図1の(A)に示すように、燃料調圧弁30のピストン32はシリンダ31が形成する収容孔39に往復移動自在に収容されている。スプリング33はピストン32とストッパ34との間に形成されたスプリング室39aに収容され、ピストン32を図1の(A)の右方向に付勢している。ストッパ34、35はシリンダ31の両端部内壁に取り付けられており、シリンダ31の一部を構成している。円筒状に形成されたストッパ35はピストン32の図1の(A)の右方向への移動を規制している。ストッパ35内に形成された入口ポート36からピストン33が受ける燃料フィードポンプ3の吐出圧はスプリング33の付勢力と反対方向にピストン32に加わる。
【0011】
シリンダ31にはピストン32が燃料フィードポンプ3の吐出圧を受ける方向に、入口ポート36、リリーフポート37、ダンパポート38がこの順に配置されている。入口ポート36は燃料フィードポンプ3の燃料吐出側と収容孔39とを連通し、リリーフポート37およびダンパポート38は燃料フィードポンプ3の燃料吸入側と収容孔39とを連通可能である。リリーフポート37およびダンパポート38は大気開放されていてもよい。ダンパポート38の径はリリーフポート37の径よりも小さく、リリーフポート37とダンパポート38との互いの対向端間の距離はピストン32の軸長とほぼ等しい。つまり、図1の(B)および(C)に示すように、リリーフポート37がほぼ全開すると、ダンパポート38が閉じ始める。ピストン32の移動によりダンパポート38が閉塞されるとスプリング室39aが密封されダンパ室になる。
【0012】
図2に示すように、燃料噴射ポンプ10のハウジングとしての分配ヘッド14の内壁にシリンダ12が固定され、このシリンダ12の内壁に分配ロータ13が回転可能に支持されている。分配ロータ13は駆動軸1と軸方向に連結され、駆動軸1とともに回転する。
分配ロータ13には分配ロータ13を径方向に貫通する一つまたは二つの摺動孔が形成され、各摺動孔を形成する分配ロータ13の内壁に互いに対向するプランジャ20が油密状態で摺動可能に支持されている。各プランジャ20の内端面と各摺動孔を形成する分配ロータ13の内壁とにより燃料加圧室21が画成されている。プランジャ20および燃料加圧室21は燃料加圧手段を構成している。
【0013】
各プランジャ20の外側端部にはシュー22に回転自在に保持されたローラ23が配設されている。ローラ23の外側には内周面にエンジン気筒数に応じた複数のカム山を有するカム面の形成されたインナカムリング24が配置されており、分配ロータ13の回転に基づいてローラ23がインナカムリング24内周面のカム面に摺動することにより、ローラ23はカム面に沿ってインナカムリング24の径方向に往復移動し、この往復移動がシュー22を介してプランジャ20に伝達される。そしてプランジャ20が分配ロータ13の径方向外側に移動することにより燃料加圧室21の容積が増加し、プランジャ室21に燃料が吸入される。プランジャ20が分配ロータ13の径方向内側に移動することによりプランジャ室21の容積が減少し、燃料が加圧される。
【0014】
分配ロータ13には、燃料加圧室21に連通する吸入通路16が形成されるとともに、吸入通路16の燃料加圧室21と反対側から分岐する分配通路17が形成されている。吸入通路16と分配通路17との連通部を通って分配ロータ13の外周壁に環状通路18が形成されている。分配通路17の反環状通路側は分配ポートを形成しており、分配ロータ13の回転に伴いシリンダ12にエンジンの気筒数分だけ設けられた分配通路25と連通可能である。分配通路25は分配ヘッド14に設けられた分配通路26と常に連通しており、分配通路26から図示しないデリバリバルブを通って高圧燃料が図示しない燃料噴射装置としてのインジェクタに供給される。
【0015】
シリンダ12および分配ヘッド14とに渡って形成された高圧燃料通路27は環状通路18と連通している。電磁弁40が開弁しているとき、燃料ギャラリ15は高圧燃料通路27を介して環状通路18と連通する。
電磁弁40は、ソレノイド44への通電オフ時、スプリング42の付勢力により弁部材41が弁座43から離座し、燃料ギャラリ15と高圧燃料通路27とが連通する。ソレノイド44への通電をオンすると、ソレノイド44に発生する磁力によりアーマチャ45が吸引され、弁部材41が弁座43に着座する。すると、燃料ギャラリ15と高圧燃料通路27との連通が遮断される。
【0016】
以下、燃料噴射ポンプ10の作動について説明する。
(1) 吸入行程
電磁弁40のソレノイド44への通電がオフされている場合、スプリング42の付勢力により弁部材41が弁座43から離座している。すなわち、電磁弁40は開弁状態にあり、燃料ギャラリ15と高圧燃料通路27とは連通している。このとき、分配ロータ13の回転に伴いプランジャ20が分配ロータ13の径方向外側に移動することにより燃料加圧室21の容積が増大する。すると、燃料ギャラリ15に充填されていた燃料が弁部材41と弁座43との間隙を通り、さらに高圧燃料通路27を経て、環状通路18、吸入通路16から燃料加圧室21に吸入される。このとき、分配通路25は分配ロータ13の外周壁により閉塞されている。
【0017】
(2) 圧送行程
分配ロータ13がさらに回転し、所定のタイミングで電磁弁40のソレノイド44への通電がオンされると、ソレノイド44で発生する磁力により、弁部材41はスプリング42の付勢力に抗して弁座43に着座する。すると、燃料ギャラリ15と高圧燃料通路27との連通が遮断されるので、燃料ギャラリ15から燃料加圧室21に燃料が吸入されない。分配ロータ13がさらに回転し、ローラ23がインナカムリング24のカム山に乗り上げ、プランジャ20が径方向内側に移動し始めると、燃料加圧室21内の燃料が加圧される。燃料加圧室21で加圧された燃料が一定圧以上になり分配通路17と分配通路25とが連通すると、燃料加圧室21内の高圧燃料が吸入通路16、分配通路17、分配通路25、分配通路26を経てデリバリバルブからインジェクタに供給される。
【0018】
(3) 溢流行程
圧送行程中に電磁弁40のソレノイド44への通電がオフされると、スプリング42の付勢力により弁部材41が弁座43から離座し、燃料ギャラリ15と高圧燃料通路27とが連通する。すると、燃料加圧室21内の高圧燃料が、吸入通路16、環状通路18、高圧燃料通路27、弁部材41と弁座43との間隙から燃料ギャラリ15に溢流される。つまり燃料の溢流経路は、吸入行程で述べた吸入経路を兼用していることになる。
【0019】
燃料が燃料ギャラリ15に溢流されると、燃料加圧室21および分配通路26の燃料圧力が低下してデリバリバルブが閉弁し、それによりインジェクタへの燃料供給が終了する。すなわち、燃料噴射が終了する。
前記、(1) 吸入行程、(2) 圧送行程、(3) 溢流行程を繰り返すことにより、燃料噴射量および燃料噴射時期を精度良く制御することができる。
【0020】
前述した各行程を繰り返す燃料噴射ポンプ10の稼働中において、燃料フィードポンプ3から吐出され燃料ギャラリ15に供給される燃料に脈動が発生する。ピストン32が入口ポート36からこのような圧力脈動を受けると、圧力脈動から受ける力とスプリング33の付勢力とのバランスによりピストン32は収容孔39内を往復移動する。そして、ピストン32が圧力脈動の大きさに応じてリリーフポート37の開口面積を調整することにより、燃料フィードポンプ3の吐出側の燃料圧力を所定圧に調圧する。
【0021】
第1実施例では、ダンパポート38の径はリリーフポート37の径よりも小さいので、ダンパポート38が閉塞される前の状態において燃料フィードポンプ3の吐出圧によりピストン32がスプリング側に移動するとき、ダンパポート38が絞りとなりピストン32のスプリング側への移動速度を緩めている。したがって、スプリング側へ移動するピストン32の慣性力が小さいので、ピストン32がスプリング側に移動する際にダンパポート38を大きく通りすぎることが抑制される。
【0022】
燃料フィードポンプ3の吐出圧によりスプリング側にピストン33が移動し、リリーフポート37がほぼ全開するとダンパポート38が閉じ始め、スプリング室39aが密封されダンパ室となる。したがって、変動の大きな圧力脈動が発生しダンパポート38が閉塞された状態でさらにピストン32をスプリング側に押し込もうとすると、図4の(B)に示すようにスプリング室39aの圧力PS が上昇し、図4の(A)に示すようにピストン32のスプリング側への移動を規制する。さらに、ダンパポート38が閉塞されスプリング室39aがダンパ室になった状態でも吐出圧に応じてピストン32は移動できるので、図4の(B)に示すように燃料フィードポンプ3の吐出側の燃料圧力PF0のピークが低くなっている。
【0023】
一方、ダンパポートを設けず、ピストンの往復移動を妨げないようにスプリング側に息抜き孔を設けた従来の燃料調圧弁では、変動の大きな圧力脈動が発生しピストンがスプリング側に大きく移動しても図4の(B)に示すようにスプリング室の圧力PS が殆ど変化しない。したがって、ピストンはスプリングの圧縮限界位置まで移動することがある。ピストンがスプリングの圧縮限界位置まで移動すると、スプリングが破損する恐れがある。
【0024】
また、ピストンがスプリングの圧縮限界位置まで移動した状態でさらに脈動圧力が上昇すると、ピストンはスプリングに押しつけられた状態で移動できず調圧機能を失っているので、燃料フィードポンプの吐出側の燃料圧力PF0のピークが図4の(A)に示すように上昇する。
このようなダンパポートを設けない従来の燃料調圧弁に対し第1実施例では、ダンパポート38が閉塞されスプリング室39aが密封されることにより、スプリング側へのピストン32の移動を規制している。したがって、燃料フィードポンプ3の吐出側に変動の大きな圧力脈動が発生しても、スプリング33の破損を防止するとともに、燃料圧力を所定圧に調圧できる。
【0025】
(第2実施例)
本発明の第2実施例を図5に示す。第1実施例と実質的に同一構成部分には同一符号を付す。
第2実施例では、ピストン32のスプリング側への動きを規制するストッパ50が設けられている。ストッパ50は、ピストン32がダンパポート38を閉塞した後僅かにピストン側に移動した位置でピストン32を係止する。したがって、ダンパポート38を閉塞することによるダンパ作用でもピストン32のスプリング側への移動を規制しきれない大きな変動を有する圧力脈動が発生しても、ピストン32のスプリング側への動きを確実に止め、スプリング33の破損を防止することができる。
【0026】
以上説明した本発明の実施の形態を示す上記複数の実施例では、従来ピストンの往復移動を円滑にするために設けられた息抜き孔の形成位置をリリーフポートに近づけ、息抜き孔をダンパポートとして用いている。これにより、ピストン32がスプリング側に押し込まれると直ぐにダンパポート38が閉塞され、ピストン32のスプリング側への移動を規制している。これにより、本実施例のインナカムリング式分配型燃料噴射ポンプのように、燃料ギャラリ15を含む燃料供給経路の容量が小さいポンプにおいて大きな変動を伴う圧力脈動が発生してもスプリング33が過度に圧縮されることを防止できるので、スプリング33の破損を防止できる。
【0027】
上記複数の本実施例では、ピストン32のスプリング側への移動に伴い、リリーフポート37が開き始めるときダンパポート38が閉じ始めるように構成したが、早くともリリーフポート37が開き始めるときダンパポート38が閉じ始め、遅くともリリーフポート37がほぼ全開するときダンパポート38が閉じ始める範囲内でダンパポート38を形成することにより、ピストン32のスプリング側への移動を規制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の第1実施例による分配型燃料噴射ポンプの燃料調圧弁を示す断面図であり、(B)および(C)はピストンとリリーフポートおよびダンパポートとの位置関係を示す説明図である。
【図2】第1実施例による分配型燃料噴射ポンプを示す部分断面図である。
【図3】第1実施例による燃料調圧弁の周囲を示す横断面図である。
【図4】(A)は第1実施例および従来例のピストン変位の時間変化を示す特性図であり、(B)は第1実施例および従来例のスプリング室圧PS および吐出圧PF0の時間変化を示す特性図である。
【図5】本発明の第2実施例による分配型燃料噴射ポンプの燃料調圧弁を示す断面図である。
【図6】従来例による燃料調圧弁を示す断面図である。
【符号の説明】
3 燃料フィードポンプ
10 分配型燃料噴射ポンプ(燃料噴射ポンプ)
12 シリンダ
13 分配ロータ
15 燃料ギャラリ
16 吸入通路
17 分配通路
20 プランジャ(燃料加圧手段)
21 燃料加圧室(燃料加圧手段)
30 燃料調圧弁
31 シリンダ
32 ピストン
33 スプリング
36 入口ポート
37 リリーフポート
38 ダンパポート
39 収容孔
39a スプリング室
50 ストッパ(係止手段)

Claims (3)

  1. 燃料加圧手段で加圧した高圧燃料を内燃機関の燃料噴射装置に供給する燃料噴射ポンプであって、
    燃料フィードポンプから吐出され前記燃料加圧手段に供給される燃料の圧力を調圧する燃料調圧弁を備え、
    前記燃料調圧弁は、シリンダ、このシリンダの収容孔に往復移動自在に収容されるピストン、ならびに前記ピストンを一方向に付勢するスプリングを有し、前記ピストンは前記スプリングの付勢方向と反対方向に前記燃料フィードポンプの吐出圧を受け、この吐出圧を受ける方向に、前記燃料フィードポンプの吐出側と前記収容孔とを連通する入口ポート、大気側または前記燃料フィードポンプの吸入側と前記収容孔とを連通するリリーフポート、および前記リリーフポートよりもポート径の小さいダンパポートをこの順で前記シリンダに配置し、
    前記ピストンの前記スプリング側への移動に伴い、早くとも前記リリーフポートが開き始めるとき前記ダンパポートは閉じ始め、遅くとも前記リリーフポートがほぼ全開するとき前記ダンパポートは閉じ始め、前記ダンパポートが閉塞されると前記ピストンの前記スプリング側の前記収容孔は密封されることを特徴とする燃料噴射ポンプ。
  2. 前記ピストンを係止する係止手段を前記スプリング側に有することを特徴とする請求項1記載の燃料噴射ポンプ。
  3. インナカムリング式の分配型燃料噴射ポンプに用いることを特徴とする請求項1または2記載の燃料噴射ポンプ。
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