JP3811939B2 - 車両用電子機器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は車両用電子機器関し、例えば、カセットテープ、CD及びMD等を操作パネルで集中的に操作できるようにした車両用電子機器関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、代表的な車両である自動車の分野においては、ユーザが所望するシステム構成に応じて、ラジオチューナや、CD(コンパクトディスク)等の音響再生ユニット等のオーディオモジュールを適宜接続可能な、所謂モジュールオーディオシステムが、例えば、特開平2−190030、特開平10−272068、特開平11−102304等に提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来のモジュールオーディオシステムによれば、多種多様なユーザのニーズに、比較的少ないオーディオモジュールのラインナップにより対応することができるが、車両外部との通信機能を、見栄えを悪化することなく実現することは容易ではない。
【0004】
そこで本発明は、車両外部との通信機能を、容易に実現可能な車両用電子機器提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明に係る車両用電子機器は、以下の構成を特徴とする。
【0006】
即ち、ベースシャシーに固定され、客室側に面した前面を構成する操作パネルと、前記操作パネルの背後において前記ベースシャシーに固定された複数の制御ユニットと、を備えた車両用電子機器において、前記複数の制御ユニットが、携帯可能な記憶媒体に予め格納されたコンテンツ情報を再生する第1の制御ユニットと、前記第1の制御ユニットに代わる制御ユニットとして前記第1の制御ユニットと選択的に前記ベースシャシーに固定され、携帯可能な記憶媒体に予め格納されたコンテンツ情報を再生すると共に、前記車両用電子機器に外部通信装置を接続する通信インターフェースを有する第2の制御ユニットと、前記操作パネルに対する操作に応じて前記第1及び第2の制御ユニットを制御すると共にラジオチューナ機能を有する第3の制御ユニットと、を備え、前記操作パネルは、前記第1及び第2の制御ユニットの客室側に面した前面が客室へ露出するよう、前記第1及び第2の制御ユニットの前部が挿通される挿通部を有し、前記第1及び第2の制御ユニットの前記前面には前記記憶媒体を挿脱する挿脱口が設けられ、前記第2の制御ユニットの前記前面には前記通信インターフェースが設けられていることを特徴とする。
【0013】
【発明の効果】
上記の本発明によれば、車両外部との通信機能を、容易に実現可能な車両用電子機器提供が実現する。
【0014】
即ち、発明によれば、ユーザが通信機能を望む場合には、第の制御ユニットを装着することにより、車両外部との通信機能を、容易に実現することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る車両用電子機器の一実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。
【0019】
はじめに、本実施形態に係る車両用電子機器の基本的なシステム構成について、図1乃至図5を参照して説明する。
【0020】
図1は本実施形態の車両用電子機器の分解図である。図2は操作パネルの正面図である。
【0021】
図1及び図2に示すように、本実施形態の車両用電子機器は、カセットテープ或いはミニディスク(MD)等の音響記憶媒体に記憶された情報を読み出して再生する第1電子制御ユニット20と、コンパクトディスク(CD)等の音響記憶媒体に記憶された情報を読み出して再生する第2電子制御ユニット30と、これら第1及び第2電子制御ユニット20、30を統括して制御すると共に、ラジオチューナ機能を有する第3電子制御ユニット40と、第1乃至第3電子制御ユニット20乃至40を乗員により集中的に操作可能な操作パネル10とを備え、操作パネル10を車室内側に臨ませて第1乃至第3電子制御ユニット20乃至40が操作パネル10の裏側に配置されている。
【0022】
具体的には、第1電子制御ユニット20はカセットテーププレーヤ、MDプレーヤ、その他同サイズの記憶媒体に記憶された情報を読み出して再生し、第2電子制御ユニット30は第1電子制御ユニット20の記憶媒体より大きなサイズの記憶媒体に記憶された情報を読み出して再生するCDプレーヤや複数のCDを収納可能なCDチェンジャ機能付きCDプレーヤ等である。
【0023】
尚、第1及び第2電子制御ユニット20、30は、記憶媒体に情報を書き込む機能を有しても良い。
【0024】
操作パネル10の車室内側に臨む一側面には、ラジオ、CD、カセットテープ、MD等の各電子制御ユニットの操作を行うための操作スイッチ11と各電子制御ユニットの動作モードを表示するLCD等のパネル表示装置12と、第2電子制御ユニット30に記憶媒体を挿入又は排出するためのパネル連通孔14とが配設され、パネル表示装置12ではMDの文字データを除く各電子制御ユニットの表示データはセグメント及びキャラクタで表示される。
【0025】
操作パネル10には、車体に着脱可能に固定されるベースシャシー1が着脱自在に取り付けられ、第1乃至第3電子制御ユニット20乃至40は、ベースシャシー1に着脱自在に固定され、かつ操作パネル10の他側面に配設されている。
【0026】
また、ベースシャシー1は、図3に示すインストルメントパネルPの取付凹部P1に着脱自在に取り付けられている。
【0027】
第3電子制御ユニット40は、ベースシャシー1に着脱自在に固定され、かつ操作スイッチからのスイッチ信号を入力し、このスイッチ信号に対応した制御信号を第1及び第2電子制御ユニット20、30に選択して出力する。第3電子制御ユニット40は、操作パネル10と第1及び第2電子制御ユニット20、30との間で通信可能にコネクタで電気的に結線されて、操作パネル10の他側面において第1及び第2電子制御ユニット20、30の間に配置されている。
【0028】
第1電子制御ユニット20は、筐体部20Aと、この筐体部20Aから車室内側に突出する車室側面部20B(または後述する20C:図6及び図7参照)とから構成されている。
【0029】
操作パネル10には、パネルに一体的に一対の突出部15が形成され、この一対の突出部15は車室内側から見て第1電子制御ユニット20の車室側面部20Bの周縁部やテキスト表示装置22を取り囲むと共に車室内に臨ませるための凹部(挿通部)60を形成し、一対の突出部15の少なくとも一方には操作スイッチ11として音響機能における音量を調整するための音量スイッチが配設される。
【0030】
これにより、第1電子制御ユニット20の車室側面部20Bの両側に存在するデッドスペースに操作スイッチを配設して省スペース化が図れ、操作パネルとの一体感を醸し出して外観の見栄えが向上する。
【0031】
また、図2に示すように、第2電子制御ユニット30がCDチェンジャ機能付きCDプレーヤの場合には、操作パネル10における第2電子制御ユニット30に対応する位置にスイッチパネル50が装着される。スイッチパネル50には、CDを挿入及び排出するための開閉蓋付きの連通孔14とイジェクトスイッチ52と複数のCDを収納する際のロードスイッチ53が設けられている。また、第2電子制御ユニット30がCDチェンジャ機能を有しない場合には、ロードスイッチのスイッチ機能が省略されたスイッチパネルが装着され、第2電子制御ユニット30が搭載されない場合には連通孔14、イジェクトスイッチ52及びロードスイッチ53が全て省略された板状のスイッチパネルが装着される。
【0032】
これにより、外観見栄えを良くしている。
【0033】
図3は本実施形態の車両用電子機器の車室内への取付構造を示す図である。
【0034】
図3に示すように、ベースシャシー1により固定された操作パネル10、第1乃至第3電子制御ユニット20乃至40は、例えばスピードメータ等の計器類が配設される車室内前方のインストルメントパネルPにおける運転席と助手席の間の取付凹部P1に取り付けられ、操作パネル10の操作スイッチ11及びテキスト表示装置12は乗員により操作可能となっている。操作パネル10は通常音響機器毎に設けられている操作スイッチ類を廃止し、代わりに各音響機器を統括して操作可能となっている。
【0035】
図4は本実施形態の車両用電子機器の概略側面図である。
【0036】
図1及び図4に示すように、第3電子制御ユニット40の下端側縁部には、下方に突出する凸部41が形成され、この凸部41は、第1電子制御ユニット20を第3電子制御ユニット40の下部に収納するための下方に開放した凹状部を形成している。これにより、凹部内に配置された第1電子制御ユニット20は、どうしても放熱性に劣るものの、その第1電子制御ユニット20を第3電子制御ユニット40の下方に配置することで第3電子制御ユニット40にて発生する熱は上方に向かうので、第1電子制御ユニット20に第3電子制御ユニット40にて発生する熱は伝わりにくく、よって放熱性が向上する。
【0037】
また、第3電子制御ユニット40の構成部品を内部空間が確保できる凸部41内にレイアウトすることができ、第1乃至第3電子制御ユニットが並列に配置された状態での上下方向の厚みを極小化することができる。
【0038】
第3電子制御ユニット40と操作パネル10とは一体又は別体に構成され、別体の場合にはコネクタ13、43により着脱自在に電気的に結線され、物理的及び機械的に着脱自在に結合される。
【0039】
第3電子制御ユニット40と操作パネル10とが別体に形成され、コネクタ13、43により着脱自在に構成すると、操作パネル10は車種等に応じて第3電子制御ユニット40に対して異なる意匠のものを取り付けることができるので、ユニット単位で見たときの取り替え自由度が高くなる。
【0040】
第1電子制御ユニット20の車室側面部20Bは、第1電子制御ユニット20が第3電子制御ユニット40の下部に収納された状態で操作パネル面と略面一になるように形成され、第1電子制御ユニット20の記憶媒体から読み出された表示データを表示するテキスト表示装置22が一体的に設けられ、記憶媒体を挿入及び排出するための車室側面部挿入口23が形成されている。また、24は、乗員(操作者)が挿入口23からMD(音響記憶媒体)を取り出す際に操作するイジェクトスイッチ24である。
【0041】
これにより、オプション設定される第1電子制御ユニット20は同時に納入されるテキスト表示装置22と一体的に形成されるので、コストダウンが図れ部品管理が容易になるとともに、操作パネル10は車種等に応じて第3電子制御ユニット30に対して異なる意匠のものを取り付けることができるので、ユニット単位で見たときの取り替え自由度が高くなる。
【0042】
テキスト表示装置22や車室側面部挿入口23は、操作パネル10から車室内側に臨ませるのではなく操作パネル10に隣接して設けられている。よって、テキスト表示装置22や車室側面部挿入口23の車室内側面と操作パネル面とをできるだけ面一にしても、第1電子制御ユニット20を第3電子制御ユニット40に組み付ける際に、操作パネル10とテキスト表示装置22或いは車室側面部挿入口23とが干渉してしまうことなく、うまく組み付けることができる。
【0043】
凸部41には、第3電子制御ユニット40を不図示の車体側配線に電気的に結線するコネクタ42が配設され、コネクタ42は、凸部41、即ち第3電子制御ユニット40の下方に配設されている。一般的に車体からの配線は下方から延ばされるので、その配線の長さを少なくでき、コストダウンや重量ダウンが図れる。また、コネクタ42を内部空間が確保できる凸部41内にレイアウトすることができ、第1乃至第3電子制御ユニット20乃至40が並列に配置されたときの上下方向の厚みを極小化することができる。
【0044】
第3電子制御ユニット40の凸部41の上面には、第2電子制御ユニット30のコネクタ31aに電気的に結線させるためのコネクタ44が配設され、第3電子制御ユニット40の下面には、第1電子制御ユニット20のコネクタ21aに電気的に結線させるためのコネクタ45が配設されている。
【0045】
第3電子制御ユニット40の凸部41の上面に第2電子制御ユニット30に電気的に結線させるためのコネクタ44が配設されていることにより、コネクタ44の取付強度を高めて、破損などを防止できる。
【0046】
また、コネクタ44を内部空間が確保できる凸部41内にレイアウトすることができ、第1乃至第3電子制御ユニットが並列に配置されたときの上下方向の厚みを極小化することができる。
【0047】
更に、第1電子制御ユニット20に挿入される記憶媒体は、第2電子制御ユニット30に挿入される記憶媒体よりも小さいので、第3電子制御ユニット40の下方に挿入される記憶媒体の方が小さいことになる。よって、例えば車両用トランスミッションのシフトと干渉する懸念を極小化できる。また、第3電子制御ユニット40の凸部41が設けられている側に小さい記憶媒体をレイアウトしているので、車両用電子機器の車室内方向の寸法を小さくできる。
【0048】
コネクタ44は第3電子制御ユニット40に内蔵された回路基板B3の上面に、コネクタ45は回路基板B3の下面に夫々直接オンボード実装されている。
【0049】
これにより、第3電子制御ユニット40の厚みを低減できる。また、直接基板にオンボード実装しているのでコストダウンも図ることができる。
【0050】
また、第3電子制御ユニット40が、操作パネル10と第1及び第2電子制御ユニット20、30との間で制御信号や表示データを通信可能にコネクタにより電気的に結線されて、操作パネル10の反車室側面において第1及び第2電子制御ユニット20、30との間に配置されていることにより、第3電子制御ユニット40を挟むように上下に第1及び第2電子制御ユニット20、30が配置できて、レイアウト自由度が高められる。
【0051】
また、放熱性の向上、特に第3電子制御ユニット40と第1及び第2電子制御ユニット20、30間での電気的な結線を中心とした組み付け性の向上、更に車両用電子機器自体のダウンサイジング化を図ることができる。更に、第1或いは第2電子制御ユニット20、30のサイズが大きくなったときでも問題なく組み付け可能になる。
【0052】
尚、第1電子制御ユニット20の上面に第3電子制御ユニット40のコネクタ45に係合するコネクタ21aを設けると共に、第1電子制御ユニット20の下面に他の第4電子制御ユニットを電気的に結線するためのコネクタ21bを設けたことにより、機能拡張を容易に行なうことができる。同様に、第2電子制御ユニット30の下面に第3電子制御ユニット40のコネクタ44に係合するコネクタ31aを設けると共に、第2電子制御ユニット30の下面に他の第4電子制御ユニットを電気的に結線するためのコネクタ31bを設けたことにより、機能拡張を容易に行なうことができる。
【0053】
そして、コネクタ21aとコネクタ21b(或いはコネクタ31aとコネクタ31b)とは互いに対向する面の略同部位に設けられている。これにより、例えば、第1或いは第2電子制御ユニット20、30が取り付けられない場合であっても、第4電子制御ユニットと第3電子制御ユニット40とを直接コネクタ係合して双方を電気的に結合できるので、そのようなときにおける結線の自由度が向上できる。
【0054】
更に、本実施形態では、操作パネル10にはパネル表示装置12だけを配設し、第1電子制御ユニット20のテキスト表示装置22とは分離した構成としたが、操作パネル10にパネル表示装置12とテキスト表示装置22を共に配設してもよく、コストや電子制御ユニットの種類に応じていずれかの構成を選択すればよい。
【0055】
第1電子制御ユニット20には、MD等の記憶媒体を挿入及び排出するための第1挿入口29が設けられ、第2電子制御ユニット30には、CD等の記憶媒体を挿入及び排出するための第2挿入口32が設けられている。また、操作パネル10には第2挿入口32に対応した記憶媒体を挿通するためのパネル連通孔14が設けられている。尚、第1、第2挿入口29、32は第1及び第2電子制御ユニット20、30が記憶媒体を読み出す機能を有する場合に設けられるものである。
【0056】
これより、記憶媒体の挿入及び排出が容易にできる。また、第1或いは第2電子制御ユニット20、30のサイズ(特に厚み)が大きくなっても、パネル連通孔14の位置を合わせておけば、ベースシャシー1に収まらないという問題も極小化できる。尚、ベースシャシー1の内部空間を予め大きくしておく必要もなく、車両用電子機器のダウンサイジング化を達成することができる。
【0057】
更に、第1電子制御ユニット20の車室側面には、その記憶媒体を挿入及び排出するための第1挿入口29が設けられていることにより、第1電子制御ユニットがどのような記憶媒体を使用するものであっても、操作パネル10を変更する必要がなく、操作パネル10の共通化が図れる。
【0058】
また、第1電子制御ユニット20の車室側面部20Bの高さ寸法は、第1電子制御ユニット20の筐体部20Aの厚さより小さくなるように設定されている。
【0059】
これにより、テキスト表示装置22の車室側面部20Bに臨む厚みは、第1電子制御ユニット20よりも小さいため、操作パネル自体の面積を大きくすることができ、意匠性が向上する。
【0060】
[電気的構成]
図5は、図4に示す車両用電子機器の電気的構成を示すブロック図である。
【0061】
図5に示すように、操作パネル10と第3電子制御ユニット40とは、操作パネル10側のコネクタ13と第3電子制御ユニット40のコネクタ43とにより電気的に結線され、操作スイッチ11のスイッチ信号は第3電子制御ユニット40のCPU46に入力され、CPU46は操作パネル10のパネル表示装置12を表示制御すると共に、第1及び第2電子制御ユニット20、30を制御する。
【0062】
第3電子制御ユニット40と第2電子制御ユニット30とは、第3電子制御ユニット40側のコネクタ44と第2電子制御ユニット30側のコネクタ31aとにより電気的に結線され、操作スイッチ11のスイッチ信号に応じて第3電子制御ユニット40のCPU46は制御信号を第2電子制御ユニット30に出力し、CPU46は第2電子制御ユニット30の動作モードに応じて操作パネル10のパネル表示装置12を表示制御する。
【0063】
第3電子制御ユニット40と第1電子制御ユニット20とは、第3電子制御ユニット40側のコネクタ45と第1電子制御ユニット20側のコネクタ21aとにより電気的に結線され、操作スイッチ11のスイッチ信号に応じて第3電子制御ユニット40のCPU46は制御信号を第1電子制御ユニット20に出力し、CPU46は第1電子制御ユニット20の動作モードに応じて操作パネル10のパネル表示装置12を表示制御する。
【0064】
また、第3電子制御ユニット40のCPU46は、操作スイッチ11のスイッチ信号に応じてラジオチューナ47を制御する。また、本実施形態に係る車両用電子機器において、所望の目的地への経路誘導を行うナビゲーション機能を実現する場合には、その制御処理を、第3電子制御ユニット40にて行うと良い。この場合、地図画面や経路誘導路等を表示するディスプレイは、当該車両用電子機器とは別体として、センターコンソールの頂上部近傍の適当な場所に配置しても、或いは、操作パネル10を車両上方向に伸ばした構造とし、比較的大型の液晶ディスプレイ等を装着可能に構成しても良い。
【0065】
そして、第1電子制御ユニット20は、操作パネル10と直接的若しくは間接的に、電気的かつ物理的に着脱可能に構成され、第1電子制御ユニット20の離脱状態のときであっても、本実施形態の車両用電子機器は、少なくとも第2電子制御ユニット30の制御機能を達成し得るように構成されている。
【0066】
これにより、第1電子制御ユニット20がオプション設定されて取り付けられたときであっても、他の電子制御ユニットに関する表示データの表示エリアもしくは表示時間が必要以上に制限されることがなくなる。
【0067】
尚、第2電子制御ユニット30の記憶媒体に文字データが含まれる場合には、その文字データを第1電子制御ユニット20を介してテキスト表示装置22に表示させる。これにより、第2電子制御ユニット30の記憶媒体に文字データが含まれる場合でも表示を適切に行なえる。
【0068】
例えば、CDにも題名や曲名等の表示データが記憶されているため、第2電子制御ユニット30がCDユニットとすると、CDユニットがCDから題名や曲名等の表示データを読み出してその表示データを第1電子制御ユニット20に出力し、第1電子制御ユニット20がテキスト表示装置22によりCDユニットの表示データを表示することが可能となっている。
【0069】
また、第1電子制御ユニット20がMDユニットとすると、MDユニットがMDから題名や曲名等の表示データを読み出してテキスト表示装置22により表示する。
【0070】
第3電子制御ユニット40と第1及び第2電子制御ユニット20、30とは多重通信線で通信可能に結線されており、第1及び第2電子制御ユニット20、30には夫々固有のIDコードが付与されている。第3電子制御ユニット40は第1及び第2電子制御ユニット20、30に結線されると各電子制御ユニットと通信してIDコードを読み込み、このIDコードから各機器の種類を認識する。
【0071】
尚、IDコードの他にプロダクトIDや故障コードを設定して、故障等が発生した時に表示させることにより販売店やメーカでの対応が容易になる。また、プロダクトIDや故障コードは販売店やメーカでキーコードを入力した時のみ表示するようにしてもよい。
【0072】
[外部通信機能]
次に、上述したシステム構成を備える車両用電子機器において、外部との通信を行う場合のシステム構成について説明する。
【0073】
図6は、外部通信機能を実現する場合の操作パネルの正面図である。図7は、外部通信機能を実現する場合の車両用電子機器の概略側面図である。
【0074】
図6及び図7において、上述した図2及び図4の基本構成とは、外部通信機能を実現すべく、第1電子制御ユニット20の車室側面部20Bの代わりに、車室側面部20Cが配設されている点が異なる。
【0075】
車室側面部20Cには、上述した車室側面部20Bの構成に加え、通信インタフェース51、外部通信機能を操作可能な操作スイッチ52、ハンズフリー通話を実現するためのマイク53、並びにフックスイッチ54が設けられている。
【0076】
本実施形態において、通信インタフェース51は、例えばPCカードスロットであり、通信ケーブル62を介して携帯電話61との双方向通信が可能な、PCMCIA方式等の通信カード63が挿入される。或いは、携帯電話61が例えばBluetooth等の近距離無線通信機能を備えている場合には、通信ケーブル62は必要無く、通信カード63には、同方式の近距離無線通信機能を備えるカードを採用すれば良い。
【0077】
尚、通信カード63自体が携帯電話の外部通信機能を備えている場合は、携帯電話61及び通信ケーブル62は必要ない。また、通信インタフェース51自体が携帯電話の外部通信機能を備えている場合には、カード挿入用のスロットを設ける必要はない。
【0078】
図8は、本実施形態に係る車両用電子機器に接続可能な2種類の第1電子制御ユニット20の概略構成を示すブロック図であり、図8(a)は、上述した基本構成を示しており、図8(b)は、外部通信機能を実現する場合の構成を示している。
【0079】
即ち、図8(a)において、第1電子制御ユニット20は、コネクタ102を介して接続された筐体部20Aと、車室側面部20Bとからなる。車室側面部20Bには、イジェクトスイッチ24とディスプレイ22とが備えられ、筐体部20Aには、第3電子制御ユニット40との通信を行うインタフェース55、各種データを一時記憶可能なRAM(または不揮発性メモリ)56、そして、MD/カセットテープ等の再生動作を制御するドライバ、並びに、筐体部20A及び車室側面部20Bの全体を制御するCPU101が備えられている。
【0080】
一方、図8(b)において、第1電子制御ユニット20は、コネクタ102を介して接続された図8(a)と同様の筐体部20Aと、車室側面部20Cとからなる。車室側面部20Cには、車室側面部20Bと同様のイジェクトスイッチ24及びディスプレイ22に加え、携帯電話61の操作に使用する操作スイッチ52、通信インタフェース63、並びにマイク23を更に備えられている。
【0081】
上記の如く第1電子制御ユニット20をコネクタ102を介して分割構造とすれば、筐体部20Aを共通化することによる量産効果により、コストダウンを図ることができるが、この装置構造に限られるものではなく、コネクタ102を廃して、筐体部20Aと車室側面部20Bとを一体構造とし、且つ、筐体部20Aと車室側面部20Cとを一体構造とするシステム構成としても良い。
【0082】
また、車室側面部20C、または筐体部20Aと車室側面部20Cとが一体の第1電子制御ユニット20を採用することにより、外部より配信された所定のデータ形式(例えば、MP3形式等)の音楽情報(コンテンツ情報)を受信し、その音楽情報を再生する場合には、受信した音楽情報をRAM56に格納すると共に、その音楽情報に対応する再生用ドライバを、ハードウエアまたはソフトウエアとして備えるものとする。
【0083】
尚、第1電子制御ユニット20を一体構造とした場合であって、図8(a)に示す通信機能を有しない装置構成においては、上記の如く音楽情報を格納する必要は無いので、RAM56を、少ない記憶容量のメモリにしても良い。
【0084】
このように、本実施形態では、車室側面部20C、または筐体部20Aと車室側面部20Cとが一体の第1電子制御ユニット20を採用することにより、公衆電話回線との接続を行う外部通信機能実現する。従って、外部通信機能を必要とするものの、MD等の再生機能を必要としないユーザのために、図8(b)に示すMD/テープドライバを省略したモジュールをラインアップしても良い。
【0085】
次に、各電子制御ユニットにて実行される制御処理について説明する。
【0086】
<第3電子制御ユニット40の制御>
図9は、第3電子制御ユニット40の制御処理を示すフローチャートである。
【0087】
同図において、ステップS1:例えばイグニッションスイッチのオン操作に応じて電源が供給されるのに応じて、第3電子制御ユニット40に接続されている他のモジュール(電子制御ユニット等)の確認を行う。具体的には、第3電子制御ユニット40の上述した各コネクタに所定の信号を送信することにより、その信号に対するレスポンス信号として他のモジュールから送出されたIDコードを読み込み、このIDコードから各機器の種類を認識する。
【0088】
ステップS2:第3電子制御ユニット40の下側に接続された電子制御ユニット(第1電子制御ユニット20)として、MD/テープを再生可能なモジュール(図8(a))が接続されているか、或いは、少なくとも外部通信機能を有するモジュール(図8(b))が接続されているかを判断する。
【0089】
ステップS3:ステップS2にてMD/テープを再生可能なモジュールが接続されていると判断されたので、操作パネル10及び/または車室側面部20Cを介して操作者によって操作されたスイッチに応じて、第1電子制御ユニット20によるMD/テープの一般的な再生動作や、記憶媒体の挿入動作及び排出動作を制御する。
【0090】
ステップS4:ステップS2にて外部通信機能を有するモジュールが接続されていると判断されたので、通信インタフェース63を介して、マイク23を用いた携帯電話61によるハンズフリー通話を制御すると共に、操作パネル10または車室側面部20Cのスイッチ52の所定の操作により、公衆電話回線を経由したインターネット環境への接続すべく、第1電子制御ユニット20を制御する。このとき、第3電子制御ユニット40から第1電子制御ユニット20への制御信号、並びに、第1電子制御ユニット20から第3電子制御ユニット40に転送される情報は、コネクタ21a及びコネクタ45を介して伝達される。
【0091】
ステップS5:第3電子制御ユニット40の上側に接続された電子制御ユニット(第2電子制御ユニット30)として、CDユニットまたはCDチェンジャー機能付きのユニットが接続されているか否かを判断し、この判断で当該ユニットが接続されているときには、操作パネル10を介して操作者によって操作されたスイッチに応じて、第2電子制御ユニット30によるCD/CDチェンジャーの一般的な再生動作や、記憶媒体の挿入動作及び排出動作を制御する。一方、第2電子制御ユニット30が接続されていないときにはステップS7に進む。
【0092】
ステップS7:操作パネル10を介して操作者によって操作されたスイッチに応じて、第3電子制御ユニット40が備えるラジオチューナの機能、音声信号等の出力増幅機能、並びに地図情報やGPSセンサ(不図示)の検出結果に基づくナビゲーション機能を制御し、ステップS2に戻る。
【0093】
<第1電子制御ユニット20の制御>
次に、第1電子制御ユニット20の制御処理について、外部通信機能を有するモジュールと、有しないモジュールとに分けて説明する。
【0094】
図10は、外部通信機能を有する第1電子制御ユニット20の制御処理を示すフローチャートであり、上述した第3電子制御ユニット40による制御処理に応じて行われる。
【0095】
同図において、ステップS11:第3電子制御ユニット40から受信した制御信号を解釈すると共に、その受信信号に応じて、自ユニットにて行うべき動作等を決定する。
【0096】
ステップS12,ステップS13:上述した図9のステップS4に対応する処理として、ステップS11にて取得した制御信号に応じて、マイク23によるハンズフリー通話機能と、通信インタフェース63を介した携帯電話61による通信機能(または通話機能)とを実行する。
【0097】
ステップS14:ステップS11にて取得した制御信号が音楽情報等のコンテンツ情報のダウンロード要求信号であるときには、ステップS13にて確立されている通話ラインを介して、インターネット環境の所定のWebサイトより、対応するコンテンツ情報をダウンロードし、取得したコンテンツ情報を、データ記憶RAM56に格納する。
【0098】
ステップS15:第1電子制御ユニット20にMD/テープの再生機能を備える場合、ステップS11にて取得した制御信号に応じて、MD/テープの一般的な再生動作や、記憶媒体の挿入動作及び排出動作を制御し、リターンする。尚、この場合は、上述した図9の第3電子制御ユニット40による制御処理において、ステップS4が終了した時点で、ステップS3に進むものとする。
【0099】
図11は、外部通信機能を有しない第1電子制御ユニット20の制御処理を示すフローチャートであり、上述した第3電子制御ユニット40による制御処理に応じて行われる。
【0100】
同図において、ステップS21:第3電子制御ユニット40から受信した制御信号を解釈すると共に、その受信信号に応じて、自ユニットにて行うべき動作等を決定する。
【0101】
ステップS22:上述した図9のステップS3に対応する処理として、ステップS11にて取得した制御信号に応じて、MD/テープの一般的な再生動作や、記憶媒体の挿入動作及び排出動作を制御し、リターンする。
【0102】
<第2電子制御ユニット30の制御>
第2電子制御ユニット30におけるCDユニットの動作制御処理は、再生すべき記憶媒体が異なるものの、それ以外の処理手順は上述した外部通信機能を有しない第1電子制御ユニット20の制御処理を示すフローチャート(図11)と略同様であり、本願の特徴をなす部分ではないので、本実施形態における説明は省略する。
【0103】
上述した本実施形態に係る車載用電子機器によれば、車両外部との通信機能を、見栄えを損なうことなく、最小限の製品ラインアップ(オプション設定)にて容易に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の車両用電子機器の分解図である。
【図2】操作パネルの正面図である。
【図3】本実施形態の車両用電子機器の車室内への取付構造を示す図である。
【図4】本実施形態の車両用電子機器の概略側面図である。
【図5】図4に示す車両用電子機器の電気的構成を示すブロック図である。
【図6】外部通信機能を実現する場合の操作パネルの正面図である。
【図7】外部通信機能を実現する場合の車両用電子機器の概略側面図である。
【図8】本実施形態に係る車両用電子機器に接続可能な2種類の第1電子制御ユニット20の概略構成を示すブロック図である。
【図9】第3電子制御ユニット40の制御処理を示すフローチャートである。
【図10】外部通信機能を有する第1電子制御ユニット20の制御処理を示すフローチャートである。
【図11】外部通信機能を有しない第1電子制御ユニット20の制御処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1:ベースシャシー,
10:操作パネル,
11:操作スイッチ,
12:パネル表示装置,
20:第1電子制御ユニット,
20A:筐体部,
20B,20C:車室側面部,
22:テキスト表示装置,
30:第2電子制御ユニット,
40:第3電子制御ユニット,
50:スイッチパネル,

Claims (5)

  1. ベースシャシーに固定され、客室側に面した前面を構成する操作パネルと、
    前記操作パネルの背後において前記ベースシャシーに固定された複数の制御ユニットと、
    を備えた車両用電子機器において、
    前記複数の制御ユニットが、
    携帯可能な記憶媒体に予め格納されたコンテンツ情報を再生する第1の制御ユニットと、
    前記第1の制御ユニットに代わる制御ユニットとして前記第1の制御ユニットと選択的に前記ベースシャシーに固定され、携帯可能な記憶媒体に予め格納されたコンテンツ情報を再生すると共に、前記車両用電子機器に外部通信装置を接続する通信インターフェースを有する第2の制御ユニットと、
    前記操作パネルに対する操作に応じて前記第1及び第2の制御ユニットを制御すると共にラジオチューナ機能を有する第3の制御ユニットと、
    を備え、
    前記操作パネルは、
    前記第1及び第2の制御ユニットの客室側に面した前面が客室へ露出するよう、前記第1及び第2の制御ユニットの前部が挿通される挿通部を有し、
    前記第1及び第2の制御ユニットの前記前面には前記記憶媒体を挿脱する挿脱口が設けられ、
    前記第2の制御ユニットの前記前面には前記通信インターフェースが設けられていることを特徴とする車両用電子機器。
  2. 前記第1の制御ユニットの前面には、更に、少なくとも前記第1の制御ユニットの動作を指定可能な操作スイッチ及び前記第1の制御ユニットの制御に応じた表示を行う表示器の少なくとも何れかが配設されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用電子機器。
  3. 前記第の制御ユニットの前面には、更に、前記第の制御ユニットの動作を指示可能な操作スイッチ及び前記第の制御ユニットの制御に応じた表示を行う表示器設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の車両用電子機器。
  4. 前記第の制御ユニットは、前記外部通信装置によって受信したコンテンツ情報を再生する再生ユニットであることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の車両用電子機器。
  5. 前記第の制御ユニットと、前記外部通信装置とは、無線通信によって双方向通信を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の車両用電子機器。
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