JP3811768B2 - 接着クリップ - Google Patents

Description

技術分野
着脱自在な感圧接着剤が塗布された対向する主面を有し、このうち一方の主面が垂直面に接着される接着剤を塗布するのに適し、他方の主面が接着剤に接着されるシートまたは軽量の物品を垂直面に沿って支持するのに適したシートに関する。
背景技術
ポリマー裏材と両面とも着脱可能な感圧接着剤が塗布された対向する主面とを有するシートが周知であり、これらのシートは、このうち一方の主面が垂直面に接着される接着剤を塗布するのに適し、他方の主面が接着剤に接着されるシートまたは軽量の物品を垂直面に沿って支持するのに適している。Ｍｉｎｎｅｓｏｔａ Ｍｉｎｉｎｇ ａｎｄ Ｍａｎｕｆａｃｔｕｒｉｎｇ Ｃｏｍｐａｎｙ（ミネソタ州Ｓｔ．Ｐａｕｌ）より入手可能なウォールセーバ（商標）着脱可能ポスターテープ（Wallsaver（t.m.）Removable poster tape）が一例として挙げられる。しかし、このようなテープのストリップを垂直面に接着し、次いで複数のシートを一度に１枚ずつ順に支持するためにその垂直面に沿って使用すると、接着剤は、これに接着されたシートに触れて汚れる場合があるので、その結果、効果は低くなる。
発明の開示
本発明は、着脱可能な感圧接着剤が塗布された対向する主面を有し、このうち一方の主面が垂直面に接着される接着剤を塗布するのに適し、他方の主面が接着剤に接着されるシートまたは軽量な物品垂直面に沿って支持するのに適した裏側シートを備える接着クリップを提供する。この接着クリップは、接着を目的として、クリップの一連の使用の間に接着剤を保護し、またクリップの上縁に対して、被支持シートを位置決めする。
一般に、本発明による接着クリップは、前主面上に第１の着脱可能な感圧接着剤層及び後面上に着脱可能な第２の感圧接着剤層を有する裏側シートと、裏側シート上の着脱可能な第１の感圧接着剤層を少なくとも覆うサイズを有するポリマー材料でできた表側シート（表側シートは好ましくは可視的に透明であるが必ずしもそうでなくてよい）と、表側シートが前面上の着脱可能な第１の感圧接着剤層を覆った状態で、表側シートの第１縁を裏側シートに取り付ける手段とからなる。裏側シートが第２の感圧接着剤層により平らな支持体に接着されるとき、表側シートと第１の感圧接着剤層との間で被支持シートの縁部を位置決めでき、表側シートは裏側シートから離れる方向に回動できる。被支持シートのその部分を押圧して、第１の感圧接着剤層に係合し、シートを支持体に沿って支持することができる。次に、表側シートは被支持シートから離すことができ、次いでこれを第１の感圧接着剤層から剥離してクリップから取り外すことができる。その後、表側シートは別のシートまたは他の軽量の物体が接着されるまで裏側シートの表側の接着剤を保護する。
１枚のシートのみを支持するのに適した実施様態において、接着クリップは裏側シートの前面上に第１の感圧接着剤層を１つしか有せず、１枚の表側シートがそれを覆う。
こけら板状に重ねられた複数のシートを支持するのに適した他の実施様態において、接着クリップの裏側シートは細長く、複数の表側シートは裏側シートに沿って間隔を置いて取り付けられ、表側シートの第１縁は裏側シートの第１端に隣接し、表側シートは各々、裏側シートの前面に沿って間隔を置いてある着脱可能な感圧接着剤の複数の層のそれぞれを覆う。この実施様態の裏側シートが第２の感圧接着剤層により平らな支持体に接着される場合、上述の被支持シートを支持する、または取り外すために、表側シートのいずれかが裏側シートから離れる方向に回動し、この実施様態は、支持体に沿ってこけら板状に重ねられた複数のシートを着脱可能に支持できる。
また、接着クリップの実施様態のいずれかにおいて、１枚または複数の表側シートは各々、裏側シートに隣接する面上の着脱可能な第２の感圧接着剤層を有し得る。この着脱可能な第２の感圧接着剤層は、１つの縁に沿って綴じられる複数のシートを備えるカレンダーなどの文書を支持するために接着クリップを使用する際に特に有用である。接着クリップは、綴じた端が略水平になり、少なくとも２枚のシートが上に突出して接着クリップ内にある状態で、上記のような文書を支持することができる。裏側シートの前面上及び裏側シートに隣接する表側シートの面上の接着剤は、接着クリップ内に上向きに突出する最も外側の２枚のシートの外側の面に接着され、これらの最も外側の２枚のシート（及びそれらの間に挟まれた他の全てのシート）をクリップ内に保持する。
好ましくは、第２の感圧接着剤層は、可撓性が高く接着された面に適合する裏側シートの後面の全体に渡って広がり、第１の着脱可能な感圧接着剤層は、第２の感圧接着剤層より面積が小さく、各表側シートは可撓性を有し、裏側シートよりも堅い材料で、その第１縁に対向する着脱可能な第１の感圧接着剤層の側面を越えて突出する端部を有し、この端部は手作業で表側シートを裏側シートから離れる方向に回動できるようになっている。
【図面の簡単な説明】
添付の図面を参照して本発明を更に説明する。図中、同様の参照符号は同様の構成要素を指す。
図１は、本発明による接着クリップの第１の実施様態の正面図である。
図２は、接着クリップの表側シートが持ち上げられ、接着クリップの後シート上の着脱可能な感圧接着剤の層が露出した状態の図１の接着クリップの正面図である。
図３は、図１の線３−３に大凡沿って切った断面図であり、細部を示すために様々なシート及び層の厚さを拡大した図である。
図４は、垂直な支持体に沿ってシートを支持する、図１の接着クリップの斜視図である。
図５は、剥離ライナーに接着された６個の図１の接着クリップの正面図である。
図６は、本発明による接着クリップの第２の実施様態の正面図である。
図７は、接着クリップの表側シートが持ち上げられ、接着クリップの後シート上の着脱可能な感圧接着剤の層と、表側シートの後面上の着脱可能な感圧接着剤の層の両方が露出した状態の図６の接着クリップの正面図である。
図８は、図６の線８−８に大凡沿って切った断面図であり、細部を示すために様々なシート及び層の厚さを拡大した図である。
図９は、複数のシートまたは他の軽量の物体を支持するのに適した、本発明による接着クリップの第３の実施様態の斜視図である。
好ましい実施例の詳細な説明
図１〜図４を参照すると、全体が参照符号１０で示される本発明による接着クリップの第１の実施様態が示されている。
一般に、接着クリップ１０は、対向する前主面１３及び後主面１４を有する裏側シート１２と、前主面１３上の第１の着脱可能な感圧接着剤層１６と、裏側シート１２の後面上の第２の着脱可能な感圧接着剤層１８と、対向する第１縁２１及び第２縁２２を有し、前面１３上の第１の着脱可能な感圧接着剤層１６を少なくとも覆うサイズを有する、可視的に透明なポリマー材料でできた表側シート２０と、裏側シート１２上の第１の着脱可能な感圧接着剤層１６を覆う表側シート２０によって表側シート２０の第１縁２１を裏側シート１２に取り付ける手段（後述）と、からなる。次いで裏側シート１２が、図４に示される垂直壁２４などの平らな支持体に第２の感圧接着剤層１８により接着されると、表側シート２０と第１の感圧接着剤層１６との間で被支持シート２６の縁部を位置決めでき、それにより被支持シート２６のその部分を押圧して（表側シート２０を介して可能である）、第１の感圧接着剤層１６に係合させて支持させることができる距離だけ表側シート２０を裏側シート１２から回動させることができ（図２参照）、これにより透明な表側シート２０を介して容易に読み取る（read）ことができる一方で、被支持シート２６は接着クリップ１０に接着される。表シート２０を被支持シート２６から離れる方向に移動させ、そのシート２６を手で剥離して第１の感圧接着剤層１６および接着クリップ１０から取り除くことができる。
図示のように、表側シート２０の第１縁を裏側シート１２に取り付ける手段は、細長いヒンジテープストリップ２８を備える。細長いヒンジテープストリップ２８は、対向する主面を有する裏材と、その主面上の感圧接着剤の層と、長手方向に延びる対向する縁３０と、を有する。一方の主面上の感圧接着剤の層は、表側シート２０の第１縁２１に沿って長手方向に延びる縁３０により表側シート２０に接着され、細長いストリップ２８の他方の主面上の感圧接着剤の層は、裏側シート１２の前面１３に接着される。第１の着脱可能な感圧接着剤層１６に隣接する細長いストリップ２８の縁３０は、クリップ１０に挿入されると、接着クリップによって、被支持シートの上縁と一直線に並ぶ真っ直ぐな縁として機能することができる。
裏側シート１２及び表側シート２０は両方とも可撓性を有するが、表シート２０の方が裏シート１２よりも剛性がある。例えば、裏側シート１２は、デラウェア州ウィルミントンのＥ．Ｉ．Ｄｕｐｏｎｔ ｄｅ Ｎｅｍｏｕｒｓ Ｃｏ．より入手可能な柔軟かつ整合性がある「Ｓｕｒｌｙｎ」ブランドのフィルムからなる厚さ０．００２５インチの層であってよい。このフィルムは米国特許第５，１９８，３０１号で、壁装飾に使用されるものとして記載されている。裏側シート１２の後面上の第２の着脱可能な感圧接着剤層１８は、米国特許第５，１９８，３０１号に記載されている接着剤と同じものであってよい。表側シート２０は厚さ０．００３８インチの透明、半透明、または不透明なポリエステルであってもよく、必要に応じて、その上に文字が書かれていてもよい。裏側シート１２の柔軟性及び整合性により、第２の着脱可能な感圧接着剤層１８は、接着クリップ１０が接着される支持体の面に適合し、ぴったりと接触することができる。表側シート２０は相対的により堅いので、裏側シート１２と同じくらい柔軟である場合よりも、第１の着脱可能な感圧接着剤層１６から、より剥離しやすい。第１の着脱可能な感圧接着剤層１６は、米国特許第３，８５７，７３１号または同第４，１６６，１５２号のいずれかに記載されている接着剤などの接着構造（adhesive construction）における米国特許第３，６９１，１４０号に記載されているミクロスフェアを含む接着剤などの接着剤の周知のいかなるタイプのものであってもよい。第１の着脱可能な感圧接着剤層１６は裏側シート１２の前面１３上に直接被覆されても、フィルム裏材層の一方の主面に沿って、裏側シート１２の前面に接着された永久感圧接着剤で被覆されている他方の主面まで被覆されることなどにより、そこに接着されてもよい（例えば、ミネソタ州Ｓｔ．ＰａｕｌのＭｉｎｎｅｓｏｔａ Ｍｉｎｉｎｇ ａｎｄ Ｍａｎｕｆａｃｔｕｒｉｎｇ Ｃｏｍｐａｎｙより「Ｙ９４１５」として市販されている二重被覆テープを使用）。
表側シート２０は、第１縁２１に対向する第１の着脱可能な感圧接着剤層１６の側面を越えて突出し（例えば、少なくとも０．５インチ突出する）、第２縁２２に隣接する端部を有する。この端部は、手作業で表側シート２０を裏側シート１２から離れる方向に回動させるようになっている。また、図３に示されるように、感圧接着による第１の層１６上に延びる表シート２０部分よりも端部が約１５°上に突出するように表シート２０をわずかに曲げ、接着クリップ１０を支持体に接着した時に把持しやすくすることができる。
第２の感圧接着剤層１８は裏側シート１２の後面全体に渡って広がり、第１の着脱可能な感圧接着剤層１６は第２の感圧接着剤層１８の面積よりも小さい面積を有し、表側シート２０の第１縁２１に平行に延びる細長いストリップである。表側シート２０の第１縁２１に対向する第１の着脱可能な感圧接着剤層１６の縁は、第１縁２１に対向する第２の感圧接着剤層１８の縁よりも第１縁２１に近く、表側シート２０を第１の感圧接着剤層１６から剥離する際に第２の感圧接着剤層１８が支持体から剥離する可能性を最小限に抑える。
接着クリップ１０は図に示されるように角が丸くなった略矩形または正方形であってよく、幅及び高さは約１〜２インチ（例えば、それぞれ１．５インチ）の範囲の寸法であってよい。所望により、接着クリップ１０をかなり幅広（例えば６インチ）に作製し、支持対象となるシートの幅の広い部分と係合できるようにしてもよい。これは機械または建築の図面などの非常に大きなシートには望ましい場合がる。
図５には、第２の着脱可能な感圧接着剤層１８により共通の剥離ライナー３２に接着された６個の接着クリップ１０が示されている。剥離ライナー３２の上の接着クリップ１０は、当業者には明らかであろう従来の接着被覆、貼合せ、及び打抜き手法によって形成され得る。
図６〜図８には全体を参照符号５０で示した接着クリップの第２の実施様態が示されている。この接着クリップ５０は、上述の接着クリップ１０と同様の構成要素を備え、したがって接着クリップ５０における同様の構成要素は、上述の接着クリップ１０で使用した参照符号に添字「ａ」を加えたもので示してある。一般に、接着クリップ５０は対向する前主面１３ａ及び後主面１４ａに有する裏側シート１２ａと、前主面１３ａ上の第１の着脱可能な感圧接着剤層１６ａと、裏側シート１２ａの後面１４ａ上の第２の着脱可能な感圧接着剤層１８ａと、可視的に透明なポリマー材料でできていて、対向する第１縁２１ａ及び第２縁２２ａと、前面１３ａ上の第１の着脱可能な感圧接着剤層１６ａを少なくとも覆うのに適したサイズとを有する表側シート２０ａと、表側シート２０ａが裏側シート１２ａの上の第１の着脱可能な感圧接着剤層１６ａを被覆し、表側シート２０ａが裏側シート２１ａ上の第１の着脱可能な感圧接着剤層１６ａを覆い、表側シート２０ａの第１縁２１ａを裏側シート１２ａに取り付けるための細長い接着ストリップ２８ａの形式の手段とからなる。接着クリップ５０は、第１の着脱可能な感圧接着剤層が表側シート２０ａの第１縁２１ａの近くに移動され、接着クリップ５０は更に裏側シート１２ａに隣接する表側シート２０ａの面の上に第３の着脱可能な感圧接着剤層５２を有する点においてのみ、接着クリップ１０と異なる。第１の着脱可能な感圧接着剤層１６ａ及び第３の層５２は、互いに間隔をおいて設けられているため、接着クリップ５０がシートを支持していない場合でも互いに接着されることはない。
接着クリップ５０表面の第３の着脱可能な感圧接着剤層５２を設けることによって、接着クリップ５０を用いて１枚のシートを支持する場合にはさらに接着性が高められ、また、一端で製本された複数のシートを備えるカレンダーなどの文書を接着クリップ５０に支持することができる。このような文書は綴じられた縁が略水平で、文書の少なくとも２枚のシートが、接着クリップ５０の表側シート２０ａと裏側シート１２ａとの間から上向きに突出して、支持され得る。裏側シート１２ａの前面１３ａの接着剤と裏側シート１２ａに隣接する表側シート２０ａの面の上の層１６ａ及び５２は、上向きに突出しているシートの最も外側の２枚の外面に接着し、これらの最も外側の２枚のシート（及びこれらの間に挟まれたその他のシート）をクリップ５０内に保持する。）
図９には全体が参照符号６０で示される接着クリップの第３の実施様態が示されている。この接着クリップ６０は上述の接着クリップ１０と同様の構成要素を備え、したがってこのクリップにおける同様の構成要素は、同様の参照符号に添字「ｂ」を加えたもので示してある。
接着クリップ６０は、こけら板状に重ねられた複数のシートを支持するのに適している。接着クリップ６０の裏側シート６２は細長く、複数の表側シート２０ｂは、裏側シート６２の前面６４に沿って間隔を置いて取り付けられ、表側シート２０ｂの第１縁２１ｂは裏側シート６２の第１端６３に隣接し、表側シート２０ｂの各々は、裏側シート６２の前面６４に沿って間隔を置いた着脱可能な感圧接着剤の複数の第１の細長い横の層１６ｂのうちそれぞれ異なる１つの層を覆っている。接着クリップ６０の裏側シート６２が、後面６６全体に渡って広がる第２の感圧接着剤層１８ｂにより平らな支持体に接着されるとき、表側シート２０ｂのいずれか１枚が、上述のように被支持シートを支持するか取り外すために裏側シート６３から離れる方向に回動し得る。図示のように、接着クリップ６０は着脱可能に５枚のシートを支持することができるが、このクリップは、様々な枚数の被支持シートに対応するため、表側シート２０ｂを若干重なり合わせて様々な長さのクリップを作製することができる。
必要があれば、接着クリップ５０について図面を参照して説明したような方法で第１及び第３の着脱可能な感圧接着剤層を各表側シート２０ｂに対して配置した状態で、接着クリップ６０に裏側シート６２に隣接する各表側シート２０ｂの面上の第３の着脱可能な感圧接着剤層（図示せず）をさらに備えてもよい。
以上、接着クリップのいくつかの実施様態を参照して本発明を説明した。本発明の範囲を逸脱することなく上述した実施例に多くの変更を施し得ることは当業者であれば明らかであろう。例えば、表側シートが前面上の第１の着脱可能な感圧接着剤層を覆った状態で表側シートの第１縁を裏側シートに取り付ける手段は、熱溶融または両シートに接着されたシングルコートのテープの層により提供されてもよい。したがって、本発明の範囲は、本願に記載の構造及び方法によって限定されるものではなく、請求の範囲及びこれと等価なものに記載された構造及び方法によってのみ限定される。

Claims (3)

1. 接着クリップであって、
   両側の前面及び後面を有する裏側シートと、
   該裏側シートの該前面上の第１の着脱可能な感圧接着剤層と、
   該裏側シートの該後面上の第２の着脱可能な感圧接着剤層と、
   両側の第１縁及び第２縁を有するとともに、該前面上の該第１の着脱可能な感圧接着剤層を少なくとも覆うサイズを有して、被支持シートを支持する表側シートと、
   該表側シートが該前面上の該第１の着脱可能な感圧接着剤層と重なった状態で、該表側シートの該第１縁を該裏側シートに取り付ける手段であって、該裏側シートが該第２の感圧接着剤層によって平らな支持体に接着されたときに、該表側シートと該第１の感圧接着剤層との間で被支持シートの縁部を位置決めでき、それにより該被支持シートの一部を押圧して、該第１の感圧接着剤層に係合させて支持させることができる距離だけ、該表側シートを該裏側シートから離れる方向に回動させることができるとともに、それに続いて該表側シートを該被支持シートから離れる方向に移動でき、それにより該被支持シートを該第１の感圧接着剤層から離れる方向に剥離して、該被支持シートを該接着クリップから取り外すことができるようにする手段と、
   を備える接着クリップ。
2. 前記裏側シートが細長くかつ第１端を有してなる、請求項１に記載の接着クリップであって、前記裏側シートに沿って長手方向に間隔を置いて前記前面上にある複数の第１の着脱可能な感圧接着剤層と、両側の第１縁及び第２縁を有し、前記前面上の該第１の着脱可能な感圧接着剤層の１つを少なくとも覆うのに適したサイズを有する複数の表側シートと、それら表側シートの前記第１縁が前記裏側シートの前記第１端に隣接し、かつそれら表側シートの各々が前記前面上の前記着脱可能な感圧接着剤層のうちの異なる１つの層を覆う状態で、それら表側シートの第１縁を離間配置で前記裏側シートに取り付ける手段であって、前記裏側シートが前記第２の感圧接着剤層によって平らな支持体に接着されたときに、いずれか１つの該表側シートと前記第１の感圧接着剤層との間で被支持シートの縁部を位置決めでき、それにより該被支持シートの縁部を押圧して、該第１の感圧接着剤層に係合させて該被支持シートを支持できる距離だけ、該表側シートを前記裏側シートから離れる方向に回動させることができるとともに、それに続いて前記表側シートを前記被支持シートから離れる方向に移動でき、それにより該被支持シートを前記第１の感圧接着剤層から離れる方向に剥離して、該被支持シートを該接着クリップから取り外すことができるようにする手段とを具備し、複数の被支持シートをこけら板状に重ねて保持するようになっている、請求項１に記載の接着クリップ。
3. 前記裏側シートに隣接する前記表側シートの面上に第３の着脱可能な感圧接着剤層を更に備える、請求項１に記載の接着クリップ。

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