JP3810494B2

JP3810494B2 - Bearing structure of vehicle sun visor

Info

Publication number: JP3810494B2
Application number: JP30822896A
Authority: JP
Inventors: 崇司浅井
Original assignee: 株式会社ネオックスラボ
Priority date: 1996-11-19
Filing date: 1996-11-19
Publication date: 2006-08-16
Anticipated expiration: 2016-11-19
Also published as: JPH10147148A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は車両用サンバイザの軸受構造に関し、特に、支軸の横軸部が回動可能に嵌挿される軸受ケースを内設したサンバイザ本体が、前記横軸部を中心として回動操作されることで、車室の天井面に沿う格納位置とフロントガラスに沿う遮光位置とに配置されるように構成され、前記軸受ケースには、前記サンバイザ本体が格納位置に配置されたときに前記横軸部の係止面に係脱可能に係合して前記サンバイザ本体を格納位置に保持するための係止バネが組み付けられた車両用サンバイザの軸受構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、この種の車両用サンバイザの軸受構造において、図７〜図９に示すような構造となっているものがある。
これにおいては、サンバイザ本体１１１に内設される軸受ケース１１４の軸受筒部１１５にはその略中央部に切欠状開口部１１６が形成され、その切欠状開口部１１６には係止バネ１３１がクリップ１４１を介して組み付けられる。
前記係止バネ１３１は、支軸１０１の横軸部１０３が嵌挿されかつ弾性的に拡開可能に下端が開口されたバネ筒部１３２と、そのバネ筒部１３２の両開口端から軸受ケース１１４の外側面に沿ってそれぞれ延出された一対の脚部１３３とを備え、その両脚部１３３がクリップ１４１によって拘束されることで、前記バネ筒部１３２に所要とするばね力が付与されるとともに、軸受ケース１１４に対し係止バネ１３１が組み付けられる。
前記バネ筒部１３２には、横軸部１０３の係止面１０４に係脱可能に係合する係合面１３５が形成され、サンバイザ本体１１１が格納位置に配置されたときには、バネ筒部１３２のバネ力に基づく前記係止面１０４と係合面１３５との係合力によってサンバイザ本体１１１が格納位置に保持されるようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記従来の車両用サンバイザの軸受構造において、サンバイザ本体１１１に対し、係止バネ１３１が組み付けられた軸受ケース１１４が内設されると、そのサンバイザ本体１１１の構成材料が係止バネ１３１のバネ筒部１３２の外周面に全面的に接触し、バネ筒部１３２の弾性的な拡開を阻害する。
特に、発泡ポリウレタン等の材料によって、サンバイザ本体１１１を発泡成形する際、そのサンバイザ本体１１１に対し、係止バネ１３１を有する軸受ケース１１４が内設されると、バネ筒部１３２の弾性的な拡開が著しく阻害されるため、図９の（Ａ）及び（Ｂ）に示すように、軟質ウレタンのような伸縮性に富むスポンジゴムシート１５０によって係止バネ１３１及び軸受ケース１１４を被い、これを成形型内にセットして、サンバイザ本体１１１を成形しなければならず、その作業に多くの手間を必要としていた。
この発明の目的は、前記従来の問題点に鑑み、サンバイザ本体の構成材料に接触することなく軸受ケースに対し係止バネを組み付けることで、係止バネを安定よく弾性変形させ、サンバイザ本体の回動操作性の向上を図ることができる車両用サンバイザの軸受構造を提供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項１の発明に係る車両用サンバイザの軸受構造は、支軸の横軸部が回動可能に嵌挿される軸受ケースを内設したサンバイザ本体が、前記横軸部を中心として回動操作されることで、車室の天井面に沿う格納位置とフロントガラスに沿う遮光位置とに配置されるように構成され、前記軸受ケースには、前記サンバイザ本体が格納位置に配置されたときに前記横軸部の係止面に係脱可能に係合して前記サンバイザ本体を格納位置に保持するための係合面を有する係止バネが組み付けられた車両用サンバイザの軸受構造であって、
前記軸受ケースには、前記横軸部が回動可能に嵌挿される軸受筒部が形成され、
前記軸受筒部の略中央部には、切欠状開口部が形成されるとともに、その切欠状開口部の下方に位置して前記サンバイザ本体の構成材料に接触することなく前記係止バネを組み付けるためのバネ格納凹部が形成され、
前記切欠状開口部と前記バネ格納凹部にわたって剛性を有する軸受カバーが組み付けられ、
前記軸受カバーを介して前記バネ格納凹部に前記係止バネが組み付けられ、
しかも、前記係止バネは、前記バネ格納凹部の底面に対面する基板部と、その基板部から延出され先端側に係合面を有するバネ部とを一体に備えたバネ板材より形成され、
さらに、前記軸受カバーは、前記バネ格納凹部の両側壁面に差し込まれる両脚片を有し、これら両脚片には組付孔が形成される一方、前記係止バネの基板部には前記組付孔に差し込まれることで前記軸受カバーに前記係止バネを組み付ける組付片が形成されていることを特徴とする。
したがって、サンバイザ本体の構成材料に接触することなく、軸受ケースのバネ格納凹部に対し、係止バネが組み付けられることで、従来のものと異なり、伸縮性に富むスポンジゴムシートによって係止バネ及び軸受ケースを被う必要性を解消することができる。
さらに、サンバイザ本体が回動操作される際、バネ格納凹部の係止バネは、サンバイザ本体の構成材料に接触することなく、そのバネ部の係合面において横軸部の外周面に押圧されながら安定よく弾性変形するため、サンバイザ本体は、係止バネの弾発力の作用を受けて所要とするトルクにおいて操作性良く回動操作される。
サンバイザ本体が格納位置に配置されたときには、横軸部の係止面に対し、係止バネのバネ部の係合面が係合し、その係合力に基づいてサンバイザ本体が格納位置に確実に係止保持される。
また、軸受ケースのバネ格納凹部に対し、剛性を有する軸受カバーによって係止バネが組み付けられるため、係止バネが安定良く弾性変形され、サンバイザ本体の回動操作性がより一層高められる。
【０００５】
請求項２の発明に係る車両用サンバイザの軸受構造は、請求項１に記載の車両用サンバイザの軸受構造であって、
係止バネは、その基板部の両端から上方に向けて略Ｓ字状をなしてそれぞれ延出されたＳ字状バネ部を一体に備え、
前記両Ｓ字状バネ部の上面には、サンバイザ本体が格納位置に配置されたときに、横軸部の係止面に係脱可能に係合してサンバイザ本体を格納位置に係止保持するための平坦な係合面が形成されていることを特徴とする。
【０００６】
【発明の実施の形態】
（実施の形態１）
この発明の実施の形態１を図１〜図４にしたがって説明する。
図１と図２において、縦軸部２と横軸部３とを備えて略Ｌ字状に形成された支軸１は、その縦軸部２において、ブラケット５によって車室の天井面の前端部よりに装着される。
前記支軸１の横軸部３が回動可能に嵌挿される軸受ケース１４を内設したサンバイザ本体１１は、支軸１の横軸部３を中心として回動操作されることで車室の天井面に沿う格納位置とフロントガラスに沿う遮光位置とに配置されるようになっている。
【０００７】
前記サンバイザ本体１１は、発泡ポリウレタン等の材料によって発泡成形された後、外表皮１２によって被覆される。
前記サンバイザ本体１１には、その周縁部に沿って略環状をなす金属製ワイヤーよりなる骨枠体１３と、その骨枠体１３の所定位置に固定された軸受ケース１４とが内設されている。
前記軸受ケース１４は、合成樹脂の射出成形によって一体成形され、その上部には、支軸１の横軸部３が回動可能に嵌挿される軸受け孔を有する軸受筒部１５が形成され、軸受筒部１５の下部には脚部１４ａが一体に形成されている。そして、軸受ケース１４は、その脚部１４ａにおいて骨枠体１３の所定位置に固定されている。
【０００８】
前記軸受ケース１４の軸受筒部１５の略中央部には切欠状開口部１６が形成されるとともに、その切欠状開口部１６の下方に位置してバネ格納凹部１７が形成されている。軸受ケース１４のバネ格納凹部１７は、上方が開口された有底の箱形状に形成されており、その両側壁面１９には、左右各一対をなす抜止孔２０がそれぞれ形成されている。さらに、軸受ケース１４には、その切欠状開口部１６からバネ格納凹部１７にわたって、鋼板製の軸受カバー２１が差し込まれるとともに、バネ格納凹部１７には、前記軸受カバー２１を介して係止バネ３１が組み付けられている。
【０００９】
前記軸受カバー２１は、図３と図４に示すように、軸受ケース１４の切欠状開口部１６の全体を塞ぐようにして形成されると共に、下方が開口された半円弧状の軸受部２２と、その軸受部２２の両開口端から下方に延出された両脚片２３とを備えて略逆Ｕ字状に形成されている。
すなわち、軸受カバー２１は、その軸受部２２が切欠状開口部１６を塞ぐようにして差し込まれるとともに、両脚片２３がバネ格納凹部１７の両側壁面１９に接して差し込まれる。
また、軸受カバー２１の両脚片２３には、バネ格納凹部１７の抜止孔２０に係合して軸受カバー２１の抜け止めをなす係止爪２４がそれぞれ形成されている。さらに、軸受カバー２１の両脚片２３には、係止バネ３１に対する左右各一対の組付孔２５が形成されている。
【００１０】
前記軸受ケース１４のバネ格納凹部１７に対し、軸受カバー２１を介して組み付けられる係止バネ３１は、図１、図３及び図４に示すように、平帯状のバネ鋼板が折り曲げ加工されて形成される。この係止バネ３１は、バネ格納凹部１７の底面１８に対面する基板部３２と、その基板部３２の両端から上方に向けて略Ｓ字状をなしてそれぞれ延出されたＳ字状バネ部３４とを一体に備えている。
係止バネ３１の基板部３２には、軸受カバー２１の組付孔２５に差し込まれて軸受カバー２１に対し係止バネ３１を組み付け保持する組付片３３が形成されている。さらに、係止バネ３１の両Ｓ字状バネ部３４の上面には、サンバイザ本体１１が格納位置に配置されたときに、横軸部３の係止面４に係脱可能に係合してサンバイザ本体１１を格納位置に係止保持するための平坦な係合面３５が形成されている。
【００１１】
この実施の形態１は上述したように構成される。したがって、サンバイザ本体１１を発泡ウレタン等の材料によって発泡成形する際、予め、軸受カバー２１の両脚片２３の組付孔２５に係止バネ３１の組付片３３が差し込まれて、軸受カバー２１に係止バネ３１が組み付けられる一方、骨枠体１３に固定された軸受ケース１４の切欠状開口部１６からバネ格納凹部１７にわたって、前記係止バネ３１を有する軸受カバー２１が差し込まれ、その軸受カバー２１の係止爪２４がバネ格納凹部１７の抜止孔２０に係合することで、バネ格納凹部１７に軸受カバー２１を介して係止バネ３１が組み付けられる。
そして、前記したように係止バネ３１、軸受カバー２１及び軸受ケース１４を備えた骨枠体１３が成形型内にセットされた状態のもとで、サンバイザ本体１１が発泡ウレタン等の材料によって発泡成形されることで、サンバイザ本体１１に対し、係止バネ３１、軸受カバー２１及び軸受ケース１４を備えた骨枠体１３が内接される。
【００１２】
前記サンバイザ本体１１の発泡成形時において、軸受ケース１４の切欠状開口部１６及びバネ格納凹部１７は、軸受カバー２１によって塞がれ、そのサンバイザ本体１１の成形材料の一部がバネ格納凹部１７に流入することが防止される。これによって、サンバイザ本体１１の構成材料（成形材料）に接触することなく、軸受ケース１４のバネ格納凹部１７に対し、軸受カバー２１を介して係止バネ３１が組み付けられるため、図９に示す従来のものと異なり、伸縮性に富むスポンジゴムシート１５０によって係止バネ１３１及び軸受ケース１１４を被う必要性を解消することができる。
【００１３】
前記したように発泡成形されたサンバイザ本体１１は、外表皮１２によって被覆され、そのサンバイザ本体１１の軸受ケース１４の軸受筒部１５及び軸受カバー２１の軸受部２２に支軸１の横軸部３が挿通されることで、車室の天井面の前端部寄り部分に装着される。そして、サンバイザ本体１１は、横軸部３を中心として回動操作されることで、車室の天井面に沿う格納位置と、フロントガラスに沿う遮光位置とに配置切り替えされる。
【００１４】
前記サンバイザ本体１１が回動操作される際、バネ格納凹部１７に対し軸受カバー２１を介して組み付けられた係止バネ３１は、サンバイザ本体１１の構成材料に接触することなく、その両Ｓ字状バネ部３４の係合面３５において横軸部３の外周面に押圧されながら、これら両Ｓ字状バネ部３４がサンバイザ本体１１に係わることなく弾性変形するため、サンバイザ本体１１は、前記係止バネ３１の弾発力の作用を受けて所要とするトルクにおいて操作性良く回動操作される。
サンバイザ本体１１が格納位置に配置されたときには、横軸部３の係止面４に対し、係止バネ３１の両Ｓ字状バネ部３４の係合面３５がそれぞれ面当たりして係合し、その係止面４に対する両Ｓ字状バネ部３４の係合面３５の係合力に基づいてサンバイザ本体１１が格納位置に確実に係止保持される。
また、この実施の形態１において、軸受ケース１４のバネ格納凹部１７に対し、鋼板製で剛性の高い軸受カバー２１によって基板部３２が強固に固定されて係止バネ３１が組み付けられるため、係止バネ３１が安定良く弾性変形される。この結果、サンバイザ本体１１の回動操作性がより一層高められる。
【００１５】
（参考例）
次に、この発明の参考例を図５と図６にしたがって説明すると、この参考例において、骨枠体１３の所定位置に固定される軸受ケース４４は、上端部が薄肉状ヒンジ部４５によって連結された軸受筒部４６と、その軸受筒部４６の両下端からそれぞれ一体に延出されて脚部４８を構成する一対の脚片４８ａ，４８ｂとを主体として展開状態で成形されている。また、一方の脚片４８ａには、他方の脚片４８ｂの下端部に弾性的に係合する閉止爪４９が形成されている。さらに、軸受筒部４６には、支軸１の横軸部３が回動可能に嵌挿される軸受孔とバネ格納凹部４７とがそれぞれ展開状態で形成され、バネ格納凹部４７に対し、実施の形態１と同様な係止バネ３１が組み付けられた後、骨枠体１３を間に挟んで一対の脚片４８ａ，４８ｂが閉じられ、一方の脚片４８ａの閉止爪４９が他方の脚片４８ｂの下端部に係合して閉じ状態に保持されることで、骨枠体１３の所定位置に軸受ケース４４が固定されるようになっている。
【００１６】
その他の構成は実施の形態１と同様に構成される。したがって、この参考例においては、サンバイザ本体１１の構成材料に接触することなく、その軸受ケース４４のバネ格納凹部４７に係止バネ３１を組み付けることができるばかりでなく、軸受カバー２１を用いる必要性もなく、部品点数や組み付け工数を軽減してコスト低減を図ることができる。
また、サンバイザ本体１１が回動操作される際は、実施の形態１と略同様にして、係止バネ３１がサンバイザ本体１１の構成材料に接触することなく、その両Ｓ字状バネ部３４の係合面３５において横軸部３の外周面に押圧されながら、これら両Ｓ字状バネ部３４が安定よく弾性圧縮されて変形するため、サンバイザ本体１１は、前記係止バネ３１の弾発力の作用を受けて所要とするトルクにおいて操作性良く回動操作される。
サンバイザ本体１１が格納位置に配置されたときには、横軸部３の係止面４に対し、係止バネ３１の両Ｓ字状バネ部３４の係合面３５がそれぞれ面当たりして係合し、その係止面４に対する両Ｓ字状バネ部３４の係合面３５の係合力に基づいてサンバイザ本体１１が格納位置に確実に係止保持される。
【００１７】
なお、前記実施の形態１において、係止バネ３１は、基板部３２と、その基板部３２の両端から上方に向けて略Ｓ字状をなしてそれぞれ延出されたＳ字状バネ部３４とを一体に備えている場合を例示したが、これに限定するものではない。例えば、軸受ケース１４のバネ格納凹部１７の底面１８に対面する基板部３２と、その基板部３２から延出され先端側に横軸部３の係止面４と係合する係合面３５を備えて略Ｓ字状，Ｚ字状等に形成されてもよい。
【００１８】
【発明の効果】
以上述べたように、請求項１に記載の発明によれば、サンバイザ本体の構成材料に接触することなく、軸受ケースのバネ格納凹部に対し、係止バネを組み付けることができるため、従来のものと異なり、伸縮性に富むスポンジゴムシートによって係止バネ及び軸受ケースを被う必要性を解消することができるとともに、サンバイザ本体が回動操作される際、バネ格納凹部の係止バネは、サンバイザ本体の構成材料に接触することなく弾性変形するため、サンバイザ本体を所要とするトルクにおいて操作性良く回動操作することができる。
また、係止バネが安定良く弾性変形するため、サンバイザ本体の回動操作性をより一層高めることができる。
また、サンバイザ本体が格納位置に配置されたときには、横軸部の係止面に対し、係止バネのバネ部の係合面が係合し、その係合力に基づいてサンバイザ本体を格納位置に確実に係止保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の実施の形態１の車両用サンバイザの軸受構造を分解して示す斜視図である。
【図２】同じく軸受構造を内設したサンバイザ本体を一部破断して示す斜視図である。
【図３】同じく図２のIII-III線に基づく断面図である。
【図４】同じく図３のIＶ-IＶ線に基づく断面図である。
【図５】この発明の参考例の車両用サンバイザの軸受構造を示す斜視図である。
【図６】同じく図５のＶＩ−ＶＩ線に基づく断面図である。
【図７】従来の車両用サンバイザの軸受構造を分解して示す斜視図である。
【図８】同じく軸受構造を内設したサンバイザ本体を一部破断して示す斜視図である。
【図９】同じく図８のIＸ-IＸ線にそれぞれ基づく断面図である。
【符号の説明】
１支軸
３横軸部
４係止面
１１サンバイザ本体
１４軸受ケース
１５軸受筒部
１６切欠状開口部
１７バネ格納凹部
２１軸受カバー
２２軸受部
３１係止バネ
３２基板部
３４Ｓ字状バネ部
３５係合面[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a bearing structure for a sun visor for a vehicle, and in particular, a sun visor body having a bearing case into which a horizontal shaft portion of a support shaft is rotatably inserted is rotated about the horizontal shaft portion. The horizontal axis portion of the bearing case when the sun visor body is disposed at the retracted position is configured to be disposed at the retracted position along the ceiling surface of the passenger compartment and the light shielding position along the windshield. The present invention relates to a bearing structure for a vehicle sun visor in which a locking spring is assembled to releasably engage with a locking surface to hold the sun visor body in a retracted position.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, some types of vehicle sun visor bearing structures have structures as shown in FIGS.
In this case, a notch-shaped opening 116 is formed in a substantially central portion of the bearing tube portion 115 of the bearing case 114 provided in the sun visor main body 111, and a locking spring 131 is clipped in the notch-shaped opening 116. 141 is assembled.
The locking spring 131 includes a spring cylinder portion 132 in which the horizontal shaft portion 103 of the support shaft 101 is fitted and a lower end is opened so as to be elastically expandable, and a bearing case from both open ends of the spring cylinder portion 132. 114 and a pair of legs 133 that extend along the outer surface of each of the legs 114. When both legs 133 are restrained by the clip 141, a required spring force is applied to the spring cylinder 132. At the same time, a locking spring 131 is assembled to the bearing case 114.
The spring cylinder portion 132 is formed with an engagement surface 135 that is detachably engaged with the engagement surface 104 of the horizontal shaft portion 103. When the sun visor body 111 is disposed at the retracted position, the spring cylinder portion 132 The sun visor body 111 is held in the retracted position by the engaging force between the locking surface 104 and the engaging surface 135 based on the spring force.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the conventional vehicle sun visor bearing structure, when the bearing case 114 with the locking spring 131 assembled to the sun visor main body 111 is installed, the constituent material of the sun visor main body 111 is the locking spring 131. The entire contact with the outer peripheral surface of the spring tube portion 132 prevents the elastic expansion of the spring tube portion 132.
In particular, when the sun visor body 111 is foam-molded with a material such as polyurethane foam, if the bearing case 114 having the locking spring 131 is installed in the sun visor body 111, the elastic expansion of the spring cylinder portion 132 is performed. Since the opening is remarkably hindered, as shown in FIGS. 9A and 9B, the locking spring 131 and the bearing case 114 are covered with a sponge rubber sheet 150 rich in elasticity such as soft urethane. The sun visor main body 111 has to be molded by setting it in a mold, which requires a lot of work.
In view of the above-described conventional problems, the object of the present invention is to assemble the locking spring to the bearing case without contacting the constituent material of the sun visor body, thereby stably elastically deforming the locking spring and to rotate the sun visor body. It is an object to provide a bearing structure for a vehicle sun visor capable of improving dynamic operability.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a vehicle sun visor bearing structure according to claim 1 is characterized in that a sun visor body having a bearing case into which a horizontal shaft portion of a support shaft is rotatably inserted is provided on the horizontal shaft. It is configured to be disposed at a storage position along the ceiling surface of the passenger compartment and a light-shielding position along the windshield by being rotated around the center, and the sun visor body is stored at the storage position in the bearing case. A sun visor for a vehicle in which a locking spring having an engaging surface for releasably engaging with a locking surface of the horizontal shaft portion and holding the sun visor body in a retracted position is assembled. A bearing structure,
The bearing case is formed with a bearing tube portion into which the horizontal shaft portion is rotatably inserted.
A notch-shaped opening is formed in a substantially central portion of the bearing tube portion, and the locking spring is assembled without contacting the constituent material of the sun visor body located below the notch-shaped opening. Spring storage recess is formed,
A bearing cover having rigidity is assembled over the notch-shaped opening and the spring housing recess,
Said locking spring is assembled et al is in the spring storage recess through the bearing cover,
Moreover, the locking spring is formed of a spring plate material integrally provided with a substrate portion facing the bottom surface of the spring storage recess and a spring portion extending from the substrate portion and having an engagement surface on the tip end side,
Further, the bearing cover has both leg pieces to be inserted into both side wall surfaces of the spring housing recess, and the assembly holes are formed in both the leg pieces, while the assembly hole is formed in the base part of the locking spring. An assembly piece for assembling the locking spring to the bearing cover is formed by being inserted into the bearing cover .
Therefore, unlike the conventional one, the locking spring and the bearing are made of a sponge rubber sheet that is rich in elasticity, because the locking spring is assembled to the spring housing recess of the bearing case without contacting the constituent material of the sun visor body. The need to cover the case can be eliminated.
Furthermore, when the sun visor body is rotated, the locking spring of the spring storage recess is pressed against the outer peripheral surface of the horizontal shaft portion on the engagement surface of the spring portion without contacting the constituent material of the sun visor body. In order to be stably elastically deformed, the sun visor body is rotated with good operability at the required torque under the action of the elastic force of the locking spring.
When the sun visor body is disposed at the retracted position, the engaging surface of the spring portion of the locking spring is engaged with the locking surface of the horizontal shaft portion, and the sun visor body is securely at the retracted position based on the engagement force. Locked and held.
Further, with respect to the spring storage recess of bearings case, since the engaging spring is assembled by a bearing cover having a rigid, locking spring is stable well elastically deformed, the rotational operation of the sun visor body is further improved.
[0005]
The bearing structure of the vehicle sun visor according to the invention of claim 2 is the bearing structure of the vehicle sun visor of claim 1,
The locking spring is integrally provided with S-shaped spring portions each extending substantially in an S shape from both ends of the substrate portion upward,
When the sun visor body is disposed at the retracted position on the upper surfaces of the two S-shaped spring portions, the sun visor body is latched and retained at the retracted position by releasably engaging with the retaining surface of the horizontal shaft portion. For this purpose, a flat engagement surface is formed .
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
(Embodiment 1)
A first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
1 and 2, a support shaft 1 having a vertical axis portion 2 and a horizontal axis portion 3 and formed in a substantially L shape has a front end of a ceiling surface of a passenger compartment by a bracket 5 in the vertical axis portion 2. It is attached from the part.
The sun visor body 11 having a bearing case 14 in which the horizontal shaft portion 3 of the support shaft 1 is rotatably inserted is rotated about the horizontal shaft portion 3 of the support shaft 1 so that the vehicle compartment is It is arranged at a storage position along the ceiling surface and a light shielding position along the windshield.
[0007]
The sun visor body 11 is foam-molded with a material such as foamed polyurethane, and then covered with an outer skin 12.
The sun visor body 11 is internally provided with a bone frame 13 made of a metal wire having a substantially annular shape along a peripheral edge thereof, and a bearing case 14 fixed to a predetermined position of the bone frame 13. .
The bearing case 14 is integrally formed by injection molding of synthetic resin, and a bearing cylinder portion 15 having a bearing hole into which the horizontal shaft portion 3 of the support shaft 1 is rotatably inserted is formed at an upper portion thereof. A leg portion 14 a is formed integrally with the lower portion of the cylindrical portion 15. And the bearing case 14 is being fixed to the predetermined position of the bone frame 13 in the leg part 14a.
[0008]
A notch-shaped opening 16 is formed at a substantially central portion of the bearing tube portion 15 of the bearing case 14, and a spring housing recess 17 is formed below the notch-shaped opening 16. The spring housing concave portion 17 of the bearing case 14 is formed in a box shape with a bottom that opens upward, and a pair of left and right retaining holes 20 are formed on both side wall surfaces 19 thereof. Further, a steel plate bearing cover 21 is inserted into the bearing case 14 from the notch-shaped opening 16 to the spring housing recess 17, and the spring 31 is inserted into the spring housing recess 17 via the bearing cover 21. Is assembled.
[0009]
As shown in FIGS. 3 and 4, the bearing cover 21 is formed so as to block the entire notch-shaped opening 16 of the bearing case 14, and a semicircular arc-shaped bearing 22 having an opening at the bottom. And both leg pieces 23 extending downward from both opening ends of the bearing portion 22 and having a substantially inverted U shape.
That is, the bearing cover 21 is inserted so that the bearing portion 22 closes the notch-shaped opening 16, and both the leg pieces 23 are inserted in contact with both side wall surfaces 19 of the spring storage recess 17.
The both leg pieces 23 of the bearing cover 21 are formed with locking claws 24 that engage with the retaining holes 20 of the spring storage recesses 17 and prevent the bearing cover 21 from coming off. Furthermore, a pair of left and right assembly holes 25 for the locking spring 31 is formed in both leg pieces 23 of the bearing cover 21.
[0010]
As shown in FIGS. 1, 3, and 4, the locking spring 31 assembled to the spring housing recess 17 of the bearing case 14 via the bearing cover 21 is formed by bending a flat strip-shaped spring steel plate. Is done. The locking spring 31 includes a substrate portion 32 facing the bottom surface 18 of the spring storage recess 17 and S-shaped spring portions extending substantially in an S shape from both ends of the substrate portion 32 upward. 34 are integrally provided.
An assembly piece 33 that is inserted into the assembly hole 25 of the bearing cover 21 and holds the engagement spring 31 with respect to the bearing cover 21 is formed on the substrate portion 32 of the engagement spring 31. Furthermore, when the sun visor body 11 is disposed at the retracted position, the upper surfaces of both S-shaped spring portions 34 of the locking spring 31 are detachably engaged with the locking surface 4 of the horizontal shaft portion 3. A flat engagement surface 35 for locking and holding the sun visor body 11 in the retracted position is formed.
[0011]
The first embodiment is configured as described above. Therefore, when the sun visor body 11 is foam-molded with a material such as urethane foam, the assembly pieces 33 of the locking springs 31 are inserted into the assembly holes 25 of the both leg pieces 23 of the bearing cover 21 in advance. While the locking spring 31 is assembled, the bearing cover 21 having the locking spring 31 is inserted from the notch-shaped opening 16 of the bearing case 14 fixed to the bone frame 13 to the spring storage recess 17, and the bearing cover is inserted. The engaging claw 24 of 21 is engaged with the retaining hole 20 of the spring storage recess 17, whereby the locking spring 31 is assembled to the spring storage recess 17 via the bearing cover 21.
As described above, the sun visor body 11 is foamed with a material such as urethane foam under the condition that the bone frame 13 including the locking spring 31, the bearing cover 21, and the bearing case 14 is set in the mold. By molding, the bone frame 13 including the locking spring 31, the bearing cover 21, and the bearing case 14 is inscribed in the sun visor body 11.
[0012]
During foam molding of the sun visor body 11, the notch-shaped opening 16 and the spring storage recess 17 of the bearing case 14 are closed by the bearing cover 21, and a part of the molding material of the sun visor body 11 becomes the spring storage recess 17. Inflow is prevented. As a result, the locking spring 31 is assembled to the spring housing recess 17 of the bearing case 14 via the bearing cover 21 without contacting the constituent material (molding material) of the sun visor main body 11, so that the conventional technique shown in FIG. Unlike the above, it is possible to eliminate the necessity of covering the locking spring 131 and the bearing case 114 with the sponge rubber sheet 150 rich in elasticity.
[0013]
The sun visor body 11 formed by foaming as described above is covered with the outer skin 12, and the horizontal shaft portion 3 of the support shaft 1 is connected to the bearing tube portion 15 of the bearing case 14 of the sun visor body 11 and the bearing portion 22 of the bearing cover 21. Is inserted into a portion near the front end portion of the ceiling surface of the passenger compartment. And the sun visor main body 11 is switched about the storage position along the ceiling surface of a vehicle interior, and the light-shielding position along a windshield by rotating about the horizontal axis | shaft part 3. FIG.
[0014]
When the sun visor body 11 is rotated, the locking spring 31 assembled to the spring housing recess 17 via the bearing cover 21 does not come into contact with the constituent material of the sun visor body 11 and both of them are S-shaped. Since both the S-shaped spring portions 34 are elastically deformed without being related to the sun visor body 11 while being pressed against the outer peripheral surface of the horizontal shaft portion 3 on the engagement surface 35 of the spring portion 34, the sun visor body 11 is Under the action of the elastic force of the spring 31, it is rotated with good operability at the required torque.
When the sun visor body 11 is disposed at the retracted position, the engaging surfaces 35 of the S-shaped spring portions 34 of the locking spring 31 are brought into contact with and engaged with the locking surface 4 of the horizontal shaft portion 3. The sun visor body 11 is securely locked and held in the retracted position based on the engaging force of the engaging surfaces 35 of the S-shaped spring portions 34 with respect to the locking surface 4.
Further, in the first embodiment, since the base plate portion 32 is firmly fixed to the spring housing recess 17 of the bearing case 14 by the bearing cover 21 made of a steel plate and has high rigidity, the locking spring 31 is assembled. The spring 31 is elastically deformed with good stability. As a result, the rotational operability of the sun visor body 11 is further enhanced.
[0015]
(Reference example)
Next, a reference example of the present invention will be described with reference to FIGS. 5 and 6. In this reference example, the bearing case 44 fixed at a predetermined position of the bone frame 13 is connected at its upper end by a thin hinge 45. The bearing tube portion 46 and the pair of leg pieces 48 a and 48 b that extend integrally from both lower ends of the bearing tube portion 46 and constitute the leg portion 48 are formed in a deployed state. Further, a closing claw 49 that is elastically engaged with the lower end portion of the other leg piece 48b is formed on one leg piece 48a. Further, a bearing hole into which the horizontal shaft portion 3 of the support shaft 1 is rotatably inserted and a spring storage recess 47 are formed in the bearing tube portion 46 in an unfolded state. After the locking spring 31 similar to that in the first mode is assembled, the pair of leg pieces 48a and 48b are closed with the bone frame 13 interposed therebetween, and the closing claw 49 of one leg piece 48a is closed by the other leg piece 48b. The bearing case 44 is fixed to a predetermined position of the bone frame 13 by being engaged with the lower end of the frame and being held in a closed state.
[0016]
Other configurations are the same as those in the first embodiment. Therefore, in this reference example, not only can the locking spring 31 be assembled to the spring housing recess 47 of the bearing case 44 without contacting the constituent material of the sun visor main body 11, but also the necessity of using the bearing cover 21. In addition, the number of parts and the number of assembling steps can be reduced to reduce the cost.
Further, when the sun visor main body 11 is operated to rotate, the locking spring 31 does not come into contact with the constituent material of the sun visor main body 11 in substantially the same manner as in the first embodiment. Since both the S-shaped spring portions 34 are stably elastically compressed and deformed while being pressed against the outer peripheral surface of the horizontal shaft portion 3 at the engagement surface 35, the sun visor body 11 is provided with the elastic force of the locking spring 31. Rotation is performed with good operability at the required torque.
When the sun visor body 11 is disposed at the retracted position, the engaging surfaces 35 of the S-shaped spring portions 34 of the locking spring 31 are brought into contact with and engaged with the locking surface 4 of the horizontal shaft portion 3. The sun visor body 11 is securely locked and held in the retracted position based on the engaging force of the engaging surfaces 35 of the S-shaped spring portions 34 with respect to the locking surface 4.
[0017]
In the first embodiment, the locking spring 31 includes the base plate portion 32 and the S-shaped spring portion 34 extending in a substantially S shape from both ends of the base plate portion 32 upward. However, the present invention is not limited to this. For example, a base plate portion 32 that faces the bottom surface 18 of the spring housing recess 17 of the bearing case 14 and an engagement surface 35 that extends from the base plate portion 32 and engages with the locking surface 4 of the horizontal shaft portion 3 on the tip side. It may be provided and may be formed in a substantially S shape, a Z shape, or the like.
[0018]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, the locking spring can be assembled to the spring housing recess of the bearing case without contacting the constituent material of the sun visor body. Unlike the case, it is possible to eliminate the necessity of covering the locking spring and the bearing case with a sponge rubber sheet rich in elasticity, and when the sun visor body is rotated, the locking spring in the spring storage recess is the sun visor. Since it elastically deforms without contacting the constituent material of the main body, the sun visor main body can be rotated with good operability at the required torque.
Further, since the locking spring is elastically deformed stably, the operability of the sun visor body can be further enhanced.
Further, when the sub Nbaiza body is disposed in the storage position, compared locking surface of the horizontal rod portion engages the engaging surface of the spring portion of the locking spring, the storage position of the sun visor body on the basis of the engagement force Can be securely locked and held.
[Brief description of the drawings]
1 is an exploded perspective view showing a bearing structure of a vehicle sun visor according to Embodiment 1 of the present invention;
FIG. 2 is a perspective view showing a sun visor main body in which a bearing structure is also provided, partially broken away.
3 is a cross-sectional view based on the line III-III in FIG.
4 is a cross-sectional view based on the line IV-IV in FIG.
FIG. 5 is a perspective view showing a bearing structure of a vehicle sun visor according to a reference example of the present invention.
6 is a cross-sectional view based on the VI-VI line of FIG.
FIG. 7 is an exploded perspective view showing a bearing structure of a conventional vehicle sun visor.
FIG. 8 is a perspective view showing a sun visor main body in which a bearing structure is also provided, partially broken away.
FIG. 9 is a cross-sectional view based on the IX-IX line of FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Support shaft 3 Horizontal shaft part 4 Locking surface 11 Sun visor main body 14 Bearing case 15 Bearing cylinder part 16 Notch-shaped opening part 17 Spring storage recessed part 21 Bearing cover 22 Bearing part 31 Locking spring 32 Substrate part 34 S-shaped spring part 35 Engagement surface

Claims

支軸の横軸部が回動可能に嵌挿される軸受ケースを内設したサンバイザ本体が、前記横軸部を中心として回動操作されることで、車室の天井面に沿う格納位置とフロントガラスに沿う遮光位置とに配置されるように構成され、前記軸受ケースには、前記サンバイザ本体が格納位置に配置されたときに前記横軸部の係止面に係脱可能に係合して前記サンバイザ本体を格納位置に保持するための係合面を有する係止バネが組み付けられた車両用サンバイザの軸受構造であって、
前記軸受ケースには、前記横軸部が回動可能に嵌挿される軸受筒部が形成され、
前記軸受筒部の略中央部には、切欠状開口部が形成されるとともに、その切欠状開口部の下方に位置して前記サンバイザ本体の構成材料に接触することなく前記係止バネを組み付けるためのバネ格納凹部が形成され、
前記切欠状開口部と前記バネ格納凹部にわたって剛性を有する軸受カバーが組み付けられ、
前記軸受カバーを介して前記バネ格納凹部に前記係止バネが組み付けられ、
しかも、前記係止バネは、前記バネ格納凹部の底面に対面する基板部と、その基板部から延出され先端側に係合面を有するバネ部とを一体に備えたバネ板材より形成され、
さらに、前記軸受カバーは、前記バネ格納凹部の両側壁面に差し込まれる両脚片を有し、これら両脚片には組付孔が形成される一方、前記係止バネの基板部には前記組付孔に差し込まれることで前記軸受カバーに前記係止バネを組み付ける組付片が形成されていることを特徴とする車両用サンバイザの軸受構造。The sun visor body having a bearing case in which the horizontal shaft portion of the support shaft is rotatably inserted is rotated around the horizontal shaft portion, so that the storage position along the ceiling surface of the vehicle compartment and the front The bearing case is detachably engaged with the locking surface of the horizontal shaft portion when the sun visor body is disposed at the retracted position. A vehicle sun visor bearing structure in which a locking spring having an engagement surface for holding the sun visor body in a retracted position is assembled,
The bearing case is formed with a bearing tube portion into which the horizontal shaft portion is rotatably inserted.
A notch-shaped opening is formed in a substantially central portion of the bearing tube portion, and the locking spring is assembled without contacting the constituent material of the sun visor body located below the notch-shaped opening. Spring storage recess is formed,
A bearing cover having rigidity is assembled over the notch-shaped opening and the spring housing recess,
Said locking spring is assembled et al is in the spring storage recess through the bearing cover,
Moreover, the locking spring is formed of a spring plate material integrally provided with a substrate portion facing the bottom surface of the spring storage recess and a spring portion extending from the substrate portion and having an engagement surface on the tip end side,
Further, the bearing cover has both leg pieces to be inserted into both side wall surfaces of the spring housing recess, and the assembly holes are formed in both the leg pieces, while the assembly hole is formed in the base part of the locking spring. An assembly piece for assembling the locking spring to the bearing cover is formed by being inserted into the bearing cover .

請求項１に記載の車両用サンバイザの軸受構造であって、
係止バネは、その基板部の両端から上方に向けて略Ｓ字状をなしてそれぞれ延出されたＳ字状バネ部を一体に備え、
前記両Ｓ字状バネ部の上面には、サンバイザ本体が格納位置に配置されたときに、横軸部の係止面に係脱可能に係合してサンバイザ本体を格納位置に係止保持するための平坦な係合面が形成されていることを特徴とする車両用サンバイザの軸受構造。The vehicle sun visor bearing structure according to claim 1,
The locking spring is integrally provided with S-shaped spring portions each extending substantially in an S shape from both ends of the substrate portion upward,
When the sun visor body is disposed at the retracted position on the upper surfaces of the two S-shaped spring portions, the sun visor body is latched and retained at the retracted position by releasably engaging with the retaining surface of the horizontal shaft portion. A bearing structure for a vehicle sun visor, wherein a flat engagement surface is formed .