JP3808754B2 - 放送受信処理システム、受信装置、受信装置に適用されるicカード、及びコンテンツ利用条件ファイルの格納方法 - Google Patents

放送受信処理システム、受信装置、受信装置に適用されるicカード、及びコンテンツ利用条件ファイルの格納方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、放送局から放送される放送波を受信し処理する放送受信処理システム及び受信装置に関する。また、この発明は、放送局から放送される放送波を受信し処理する受信装置に適用されるICカードに関する。さらに、この発明は、放送局から放送される放送波に含まれるコンテンツ利用条件ファイルの格納方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
放送局が放送する放送波には、コンテンツ、及びこのコンテンツの利用条件を規定したコンテンツ利用条件ファイルが含まれる。コンテンツ利用条件ファイルにより、コンテンツの利用、例えば再生回数や再生期限が制限されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
放送局が放送する放送波は、受信装置により受信される。放送波に含まれるコンテンツ利用条件ファイルは、この受信装置に保存される。従って、このコンテンツ利用条件ファイルが改ざんされるおそれがあった。コンテンツ利用条件ファイルが改ざんされると、無制限にコンテンツが再生されるなど、コンテンツを提供する有料放送事業者にとっては深刻な問題である。
【0004】
この発明の目的は、上記したような事情に鑑み成されたものであって、コンテンツ利用条件ファイルの不正を防止することが可能な放送受信処理システム、受信装置、受信装置に適用されるICカード、及びコンテンツ利用条件ファイルの格納方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決し目的を達成するために、この発明の放送受信処理システム、受信装置に適用されるICカード、放送受信処理装置、及びコンテンツ利用条件ファイルの格納方法は、以下のように構成されている。
【0006】
(1)この発明の放送受信処理システムは、ICカード、及びこのICカードを受け付けて放送波を受信する受信装置を含む放送受信処理システムであって、
前記受信装置は、コンテンツ、このコンテンツの利用条件を規定したコンテンツ利用条件ファイル、及びこのコンテンツ利用条件ファイルの格納先を指定する指定情報を含む放送波を受信する放送受信手段と、前記放送受信手段により受信された前記コンテンツ利用条件ファイル及び前記指定情報を前記ICカードに送信する第1の送信手段と、前記ICカードから送信される前記コンテンツ利用条件ファイルを受信する第1の受信手段と、前記第1の受信手段により受信された前記コンテンツ利用条件ファイルを記憶する第1の記憶手段と、を備え、
前記ICカードは、前記受信装置から送信される前記コンテンツ利用条件ファイル及び前記指定情報を受信する第2の受信手段と、前記第2の受信手段により受信された前記指定情報に基づき、前記コンテンツ利用条件ファイルの格納先が前記受信装置であることが判明すると、前記コンテンツ利用条件ファイルの格納を前記受信装置に指示し、前記コンテンツ利用条件ファイルの格納先がこのICカードであることが判明すると、前記コンテンツ利用条件ファイルの格納をこのICカードに指示する格納先指示手段と、前記格納先指示手段により前記受信装置での格納が指示されたとき、前記第2の受信手段により受信された前記コンテンツ利用条件ファイルを前記受信装置に送信する第2の送信手段と、前記格納先指示手段によりこのICカードでの格納が指示されたとき、前記第2の受信手段により受信された前記コンテンツ利用条件ファイルを記憶する第2の記憶手段と、を備えている。
【0007】
(2)この発明の受信装置に適用されるICカードは、放送波を受信する受信装置に適用されるICカードであって、前記受信装置から送信されるコンテンツ利用条件ファイル及び指定情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された前記指定情報に基づき、前記コンテンツ利用条件ファイルの格納先が前記受信装置であることが判明すると、前記コンテンツ利用条件ファイルの格納を前記受信装置に指示し、前記コンテンツ利用条件ファイルの格納先がこのICカードであることが判明すると、前記コンテンツ利用条件ファイルの格納をこのICカードに指示する格納先指示手段と、前記格納先指示手段により前記受信装置での格納が指示されたとき、前記受信手段により受信された前記コンテンツ利用条件ファイルを前記受信装置に送信する送信手段と、前記格納先指示手段によりこのICカードでの格納が指示されたとき、前記受信手段により受信された前記コンテンツ利用条件ファイルを記憶する記憶手段と、を備えている。
【0008】
(3)この発明のコンテンツ利用条件ファイルの格納方法は、受信装置がコンテンツ、このコンテンツの利用条件を規定したコンテンツ利用条件ファイル、及びこのコンテンツ利用条件ファイルの格納先を指定する指定情報を含む放送波を受信し、前記受信装置が受信した前記コンテンツ利用条件ファイル及び前記指定情報をICカードに送信し、前記ICカードが前記受信装置から送信される前記コンテンツ利用条件ファイル及び前記指定情報を受信し、前記ICカードが受信した前記指定情報に基づき、前記コンテンツ利用条件ファイルの格納先が前記受信装置であることを認識すると、前記ICカードが受信した前記コンテンツ利用条件ファイルを前記受信装置に送信し、前記受信装置が前記ICカードから送信される前記コンテンツ利用条件ファイルを受信し記憶し、前記ICカードが受信した前記指定情報に基づき、前記コンテンツ利用条件ファイルの格納先がこのICカードであることを認識すると、前記ICカードが受信した前記コンテンツ利用条件ファイルを記憶する。
【0009】
(4)この発明の受信装置は、放送局側から提供される、コンテンツ、及びこのコンテンツの利用条件を規定したコンテンツ利用条件ファイルを含む放送波を受信する放送受信手段と、前記放送受信手段により受信された前記コンテンツ利用条件ファイルを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記コンテンツ利用条件ファイルを前記放送局側に送信する送信手段とを備えている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0011】
図1は、この発明の放送受信処理システムの基本構成を示す図である。図1に示すように、放送受信処理システムは、放送局1、受信機2、及び衛星3を備えている。図1に示す受信機2に適用されるICカード26は、スマートカードとも呼ばれ、1チップマイコン(CPU、ROM、RAM、不揮発メモリ、シリアルI/O等)を内蔵したカードである。
【0012】
放送局1は、契約したものだけが視聴できるように有料放送番組の信号をスクランブラ14にてスクランブル(暗号化)して放送する。番組をスクランブル(暗号化)する際に使用したスクランブル鍵Ksや番組の視聴条件に関する情報を含む番組情報(以下ECM)をECM生成と暗号化部15にて生成し、多重処理部17にて番組に多重しアンテナ18から放送する。ECMは不正ができないように暗号化されており、暗号化に使用する鍵をワーク鍵Kwと呼ぶ。一方、個々の視聴者に対しては視聴可能な期限や視聴可能なチャンネル、番組のタイプなど契約条件の情報、暗号化されたECMを復号するために使用するワーク鍵Kwを含む個別情報(以下EMM)をEMM生成と暗号化部16にて生成し、多重処理部17にて放送信号に多重しアンテナ18から放送する。このEMMも不正ができないようにマスター鍵Kmiにて暗号化する。暗号化に使用するマスター鍵KmiはICカード26のKmiメモリ263に記憶されている鍵であり、ICカード製造時もしくは発行時に書き込まれる情報である。
【0013】
放送局1のアンテナ18から放送される放送波は、衛星3を介して、受信機2のアンテナ21で受信される。受信機2は、放送局1から送られてくる暗号化されたEMMを分離部23にて分離する。分離されたEMMは、受信機2の通信部33を介して、ICカード26内の通信部270に送信される。通信部270で受信されたEMMは、ICカード26内のEMM復号部262に送られる。EMM復号部262は、kmiメモリ263に記憶されているマスター鍵kmiを用いて暗号化されたEMMを復号し、EMMメモリ264に記憶する。復号化されたEMMに含まれるワーク鍵Kwは、ECM復号部261に提供される。一方、受信機2は、放送局1から送られてくる暗号化されたECMも分離部23にて分離する。分離されたECMは、受信機2の通信部33を介して、ICカード26内の通信部270に送信される。通信部270で受信されたECMは、ICカード26内のECM復号部261に送られる。ECM復号部261は、ワーク鍵Kwを用いて暗号化されたECMを復号し、ECMメモリ268に一時記憶する。視聴可否判定部265は、ECM及びEMMを使用して視聴可否判定を下し、契約している番組(もしくはチャンネル)が視聴できる場合には、ECMから番組をデスクランブル(復号化)するためのスクランブル鍵Ksを取り出して、デスクランブラ27を制御し視聴する。なお、ECMで伝達されるスクランブル鍵の更新は、数秒ごとであり、更新されるごとに以上の処理を行う。
【0014】
ICカード26と受信機2とは、共有のデバイス鍵を有する。ICカード26は受信機2に対して、デバイス鍵メモリ267に格納されている共有のデバイス鍵を使用してスクランブル鍵を暗号化して出力する。受信機2は、デバイス鍵メモリ24に格納されている共有のデバイス鍵を使用して暗号化されたスクランブル鍵を暗号通信部25にて復号化する。これにより、ICカード26と受信機2のインターフェース上に生データのスクランブル鍵を露出しない様にする
ICカード26では、ペイパービュー(以下PPV)と呼ばれる番組ごとに購入、非購入を選択できる放送方式に対応するため、視聴情報メモリ266を持っている。視聴者がペイパービュー番組を選択し、購入を決めた場合には、ICカード26は当該ペイパービュー番組のECM内にある番組を特定するための情報(視聴情報)をICカード内の視聴情報メモリ266に記憶すると共に、デスクランブラを制御し視聴できるようにする。この視聴情報は、電話回線(モデム28及びモデム13)を通じて放送局1に回収され、視聴料の精算を行うようになっている。回収された視聴情報は、視聴者管理部12を介して視聴者情報メモリ11に格納される。
【0015】
さらに、受信機2は、ハードディスクドライブ(HDD)31などのデータ蓄積装置を備えている。HDD31には、スクランブルされたままの状態の有料放送番組が蓄積される。受信機2は、蓄積された有料放送番組が再生されるときに課金処理を実行する。すなわち、受信機2は、PPV番組などの再生時に、視聴者が購入の可否を選択できる放送サービスに対応している。さらに、受信機2は、HDD31から読み出される再生信号と選局部22から提供されるリアルタイム再生信号とを切り替える切り替え装置32を備えている。
【0016】
さらに、ICカード26は、復号部2601、時計およびカレンダ2602、利用条件判定部2603、利用条件生成部2604、暗号部2605、利用条件メモリ2606を備えている。
【0017】
ここで、利用条件付きの放送サービスについて説明する。ここで言う利用条件とは、放送に含まれるコンテンツの利用回数(視聴回数)の制限、コンテンツの利用期限(再生期限)、コンテンツのコピー制限、及びコンテンツの移動制限などである。利用回数(視聴回数)の制限とは、HDD31に蓄積されたコンテンツの再生可能な回数のことであり、このような制限を示す情報は例えばECMに含まれているものとし、視聴可否判定部265から利用条件生成部2604に与えられる。利用期限(再生期限)とは、HDD31に蓄積されたコンテンツの再生可能な期限のことであり、このような制限を示す情報は例えばECMに含まれているものとし、視聴可否判定部265から利用条件生成部2604に与えられる。コンテンツのコピー制限とは、HDD31に蓄積されたコンテンツのコピー可能な回数(コピー不可、一度限りコピー可、無制限にコピー可など)のことであり、このような制限を示す情報は例えばECMに含まれているものとし、視聴可否判定部265から利用条件生成部2604に与えられる。コンテンツの移動制限とは、HDD31に蓄積されたコンテンツの移動可否のことであり、このような制限を示す情報は例えばECMに含まれているものとし、視聴可否判定部265から利用条件生成部2604に与えられる。
【0018】
例えば番組(コンテンツ)がPPV番組であり、再生回数情報が視聴回数=5を示す場合には、再生初回時に当該番組を購入する際に、視聴者に購入にあたっての条件として提示される。なお、リアルタイム放送と同様に、視聴者に購入条件として提示する前に、購入できるか否かを視聴可否判定部265にて判定し、購入可の判定が得られたときに限り、上記した条件が提示される。視聴者が視聴回数=5という条件を了承して購入した場合には、視聴情報メモリ266に視聴情報が記憶される。さらに、利用条件生成部2604は、当番組が視聴回数=5の番組であり現在視聴回数=1回目である旨の利用条件ファイルを生成する。また同時に視聴可否判定部265は、通信部270を介してスクランブル鍵をデスクランブラ27に対し出力させる。続いて、利用条件生成部2604で生成された利用条件ファイルが暗号部2605により暗号化した後、ICカード26からHDD31に出力される。この暗号化された利用条件ファイルは、既に蓄積済みである番組(コンテンツ)と関連つけられてHDD31に蓄積される。
【0019】
次に当番組を再度再生する場合には、番組(コンテンツ)と関連つけられて暗号化された利用条件ファイルが存在する。その場合には、受信機2は利用条件ファイルをHDD31より取り出してICカード26へ渡す。次に、ICカード26において、復号部2601が利用条件ファイルを復号し、利用条件判定部2603が再生回数について判定する。ここでは、利用条件ファイルの視聴回数=1回目となっているので、当該番組の視聴制限である5回以下であり視聴可能となる。視聴可能な場合には利用条件判定部2603が視聴可否判定部265にスクランブル鍵の出力を促し、視聴可否判定部265が通信部270を介してスクランブル鍵をデスクランブラ27に出力する。なお、当該番組の視聴制限5回という情報は、前述のように初回の利用条件ファイル生成時にファイル内に記述しておいても良いし、もしくはECM内に記述されている視聴回数情報を視聴可否判定部265から利用条件判定部2603に与える構成であってもよい。
【0020】
利用条件判定部2603から再度視聴されたという情報が、利用条件生成部2604に与えられ利用条件ファイルが更新される。つまり、視聴回数=2回目である旨の利用条件ファイルに修正される。続いて、利用条件生成部2604で生成された利用条件ファイルが暗号部2605により暗号化され、HDD31に出力される。この暗号化された利用条件ファイルは、既に蓄積済みである番組(コンテンツ)と関連つけられてHDD31に蓄積される。
【0021】
以上の説明は、再生回数を制限した場合の例であるが、再生期限を制限する場合もある。例えば、再生期限が受信時期より未来の2010年2月5日となっている場合を考える。この再生期限情報は、再生回数情報と同じく例えばECMに配置されており、当該番組を購入する際に視聴者に購入にあたっての条件として提示される。なお、再生回数制限と同じく、視聴者に購入条件として提示する前に、購入できるか否かを視聴可否判定部265にて判定し、購入可の判定が得られたときに限り、上記した条件が提示される。視聴者が条件を了承して購入した場合には、視聴情報メモリ266に視聴情報が記憶される。さらに、利用条件生成部2604は、当番組の再生期限が2010年2月5日である旨の利用条件ファイルを生成する。また同時に視聴可否判定部265は、通信部270を介してスクランブル鍵がデスクランブラ27に対し出力される。続いて、利用条件生成部2604で生成された利用条件ファイルが暗号部2605により暗号化され、HDD31に出力される。この暗号化された利用条件ファイルは、既に蓄積済みである番組(コンテンツ)と関連つけられてHDD31に蓄積される。
【0022】
次に当番組を再度再生する場合には、番組(コンテンツ)と関連つけられて暗号化された利用条件ファイルが存在する。その場合には、受信機2は利用条件ファイルをHDD31より取り出してICカード26へ渡す。次に、ICカード26は復号部2601が利用条件ファイルを復号し、利用条件判定部2603が再生期限について判定する。ここでは、利用条件ファイルの再生期限が2010年2月5日となっているので、時計およびカレンダ2602で示される日時と比較し、期限内であれば視聴可能となる。視聴可能な場合には利用条件判定部2603から視聴可否判定部2603が視聴可否判定部265にスクランブル鍵の出力を促し、視聴可否判定部265が通信部270を介してスクランブル鍵をデスクランブラ27に出力する。なお、再生回数の場合とは異なり、視聴に伴い利用条件ファイル(このケースでは再生期限情報)が更新されることはない。また、この例では、時計およびカレンダ2602がICカード26内にある例を示したが、この発明はこれに限定されるものではない。例えば、受信機2が時計およびカレンダの機能を有しており、受信機2からICカード26に対して時刻情報を提供する構成であってもよい。但し、受信機2に設置された時計およびカレンダの機能は、不正されてないように安全に管理されているものとする。
【0023】
上記説明したように、利用条件ファイルは、ICカード26の外の受信機2(HDD31)に蓄積される。このため、ICカード26は、利用条件ファイルのコピー又は移動等を管理しきれない。従って、受信機本体側が不正に改造されると、視聴回数や視聴期限がごまかされる可能性があった。つまり、利用条件ファイルに対するセキュリティーが弱いという問題があった。
【0024】
そこで、この発明の放送受信処理システムは、上記した問題を解決するために、放送局が利用条件ファイルの管理先を指定し、指定された管理先に利用条件ファイルを格納するようにする。これにより、利用条件ファイルに対するセキュリティーの向上を図ることができる。以下、第1の実施形態につい説明する。
【0025】
利用条件の管理先として、例えば、ICカード26及び受信機2がある。ICカード26が利用条件ファイルの管理先に指定された場合には、利用条件ファイルはICカード26の中の利用条件メモリ2606に格納される。受信機2が利用条件ファイルの管理先に指定された場合には、利用条件ファイルは受信機2の中のHDD31に格納される。
【0026】
ECMにて伝送される利用条件は、利用回数及び利用期限であった(どちらか一方又は両方)。この発明では、ECMに利用条件ファイルの管理先を指定する管理先指定情報が追加される。利用条件ファイルの管理先指定情報により、利用条件ファイルの管理先がICカード26(利用条件メモリ2606)、又は受信機2(HDD31)に指定される。なお、受信機2が管理先となる場合、利用条件ファイルは暗号化された上でHDD31に格納される。
【0027】
厳密に言うと、放送局により管理先が指定されないケース、ICカード26が管理先として指定されるケース、受信機2が管理先として指定されるケースがある。例えば、不正を厳重に取り締まる必要のある番組の利用条件ファイルの管理先は、ICカードに設定される。不定を取り締まる必要のある番組の利用条件ファイルの管理先は、受信機に設定される。不正を取り締まる必要のない番組の利用条件ファイルの管理先は、特に指定されない。
【0028】
図2及び図3は、ICカード内の処理を説明するフローチャートである。
【0029】
まず、図2を先に説明する。この図2に示すフローチャートは、受信している番組がPPV番組であり、利用条件ファイルがICカードで管理されるケースを中心にまとめたものである。ICカード26が通信部270を介して暗号化されたECMを受信し(ST101)、ECM復号部261により暗号化されたECMを復号し、ECMメモリ268に格納する。このとき、視聴可否判定部265により、ECMに含まれる利用条件ファイルの管理先情報に基づき、利用条件ファイルの管理先が判定される。
【0030】
利用条件ファイルの管理先が、受信機に指定されている場合には(ST102、NO)、受信機に対する格納処理が実行される(ST200)。受信機に対する格納処理については、後に、図3に示すフローチャートを参照して説明する。利用条件ファイルの管理先が、ICカードに指定されている場合には(ST102、YES)、ICカードに対する格納処理が実行される(ST103以降)。
【0031】
まず、利用条件判定部2603により、利用条件メモリ2606内に当該番組の利用条件ファイルが格納されているかどうかチェックされる。例えば、当該番組(PPV番組)が購入済みであり、利用条件ファイルが格納されている場合には(ST103、YES)、利用条件判定部2603により利用条件が判定される(ST104)。利用条件として利用回数が制限されている場合には、制限された回数以下の利用であれば利用可(視聴可)の判定結果が得られ(ST104、YES)、利用条件生成部2604により利用条件ファイルが更新される(ST105)。利用条件として利用期限が制限されている場合には、制限された期限以内の利用であれば利用可(視聴可)の判定結果が得られ(ST104、YES)、利用条件生成部2604により利用条件ファイルが更新される(ST105)。利用条件判定部2603が、更新された利用条件ファイルを利用条件メモリ2606に格納する(ST106)。続いて、通信部270を介してスクランブル鍵が出力される(ST107)。
【0032】
一方、当該番組(PPV番組)が購入されておらず、利用条件ファイルが格納されていない場合には(ST103、NO)、ECMとEMMに基づき、視聴可否判定部265が視聴可否判定を行う(ST108)。視聴不可の場合には(ST108、NO)、視聴不可などが表示される(ST111)。視聴可の場合には(ST108、YES)、視聴制限などの利用条件のほかPPV視聴料金等の購入条件が提示され(ST109)、視聴者からの購入の意志が受け付けられる。視聴者により購入が指示されると(ST110、YES)、利用条件生成部2604により利用条件ファイルが生成されるとともに(ST105)、視聴情報ファイルが生成され視聴情報メモリ266に格納される。利用条件判定部2603が、生成された利用条件ファイルを利用条件メモリ2606に格納する(ST106)。続いて、通信部270を介してスクランブル鍵が出力される(ST107)。
【0033】
ここでは、番組がPPVであることと仮定して説明したが、番組が例えば月極放送であるティア番組であっても、処理はほぼ同様である。すなわち、視聴可否判定(ST108)においてティア契約があるかどうかが判定され、利用条件が提示される(ST109)。ここでは、ST110の購入手続きをパスするようにしてもよいし、利用条件の同意を求める処理に置き換えてもよい。
【0034】
続いて、図3を説明する。この図3に示すフローチャートは、利用条件ファイルが受信機で管理されるケースを中心にまとめたものである。具体的に言うと、図2のST200の詳細(受信機本体及びICカードの動作)を示すフローチャートである。
【0035】
まず、受信機2は、HDD31内に当該番組の利用条件ファイル(ICカードから提供された暗号化された利用条件ファイル)が格納されているかどうをチェックする。例えば、当該番組(PPV番組)が購入済みであり、利用条件ファイルが格納されている場合には(ST201、YES)、利用条件ファイルがHDD31から取り出されてICカードに渡され、ICカードで復号化され(ST202)、利用条件判定部2603により利用条件が判定される(ST203)。利用条件として利用回数が制限されている場合には、制限された回数以下の利用であれば利用可(視聴可)の判定結果が得られ(ST203、YES)、利用条件生成部2604により利用条件ファイルが更新される(ST204)。利用条件として利用期限が制限されている場合には、制限された期限以内の利用であれば利用可(視聴可)の判定結果が得られる(ST203、YES)。この場合、更新の必要はない。
【0036】
更新された利用条件ファイルは、暗号部2605により暗号化され(ST205)、ICカード26から受信機2に出力され、受信機2のHDD31に格納される。続いて、通信部270を介してスクランブル鍵が出力される(ST206)。
【0037】
一方、当該番組(PPV番組)が購入されておらず、利用条件ファイルが格納されていない場合には(ST201、NO)、ECMとEMMに基づき、視聴可否判定部265が視聴可否判定を行う(ST207)。視聴不可の場合には(ST207、NO)、視聴不可などが表示される(ST210)。視聴可の場合には(ST207、YES)、視聴制限などの利用条件のほかPPV視聴料金等の購入条件が提示され(ST208)、視聴者からの購入の意志が受け付けられる。視聴者により購入が指示されると(ST209、YES)、利用条件生成部2604により利用条件ファイルが生成されるとともに(ST204)、視聴情報ファイルが生成され視聴情報メモリ266に格納される。生成された利用条件ファイルは、暗号部2605により暗号化され(ST205)、ICカード26から受信機2に出力され、受信機2のHDD31に格納される。続いて、通信部270を介してスクランブル鍵が出力される(ST206)。
【0038】
ここでは、番組がPPVであることと仮定して説明したが、番組が例えば月極放送であるティア番組であっても、処理はほぼ同様である。すなわち、視聴可否判定(ST207)においてティア契約があるかどうかが判定され、利用条件が提示される(ST208)。ここでは、ST209の購入手続きをパスするようにしてもよいし、利用条件の同意を求める処理に置き換えてもよい。
【0039】
上記第1の実施形態で説明したように、不正を厳重に取り締まる必要のある番組の利用条件ファイルの管理先をICカードに指定することにより、利用条件ファイルのセキュリティの向上を図ることができる。
【0040】
次に、第2の実施形態として、放送局1(センター)側が、受信機の利用条件ファイルの管理状態をチェックして、不正を防止する方法について説明する。
【0041】
放送局1は、モデム28を介して受信機2と通信する。放送局1は、受信機2からICカード26の視聴情報メモリ266に蓄積された視聴情報(PPVの購入実績データ)を受信する。この視聴情報は、PPV視聴における料金精算のために、例えば月に一度というような頻度で、受信機2から放送局1に送信されるものである。場合によっては、放送局1側からEMMを受けることもある。
【0042】
この視聴情報の収集と同様に、受信機2から放送局1へ、受信機2で管理される利用条件ファイルの一部もしくは全部が送信される。放送局1において、送信される利用条件ファイルを検証することにより、不正を防止することができる。すなわち利用条件ファイルのデータが、放送された際の利用条件と異なる状態に改ざんされていないか、あるいは購入実績、視聴契約実績のないコンテンツの利用条件ファイルが存在していないか、過去に検証したデータと矛盾がないか等を検証する。例えば、あるコンテンツ提供時(番組放送時)に、視聴回数を5回に制限するためのコンテンツ利用条件ファイルも提供されていたとする。放送局側が、このコンテンツ利用条件ファイルの一部もしくは全部を受信機から回収し、このコンテンツ利用条件ファイルを検証する。このとき、視聴回数が5回以外に改ざんされていれば(視聴回数10回、20回など)、不正と判断する。また、例えば、過去に検証されたあるコンテンツの利用実績回数が3回であったものが、今回の検査で2回に減少していれば、不正と判断する。
【0043】
なお、受信機2から放送局1へ、利用条件ファイルの一部もしくは全部を送信するタイミングについては、視聴情報の収集の際にあわせて送付する場合と、放送局1が視聴情報の収集とは関係なく通信のタイミングを指定する場合がある。さらには、放送局1が利用条件ファイルの一部もしくは全部の送信を要求しているにもかかわらず、受信機2から利用条件ファイルの一部もしくは全部が送信されなければ、この通信の指定時期以後に受信機2にて蓄積されている利用条件ファイルの一部もしくは全部を使用不可とする。もしくは使用不可とすることを放送局1が指定できる。これにより、不正に対し強いシステムを構築することが可能となる。
【0044】
また、この第2の実施形態と既に説明した第1の実施形態を組み合わせることにより、より不正に対し強いシステムを構築することが可能となる。
【0045】
以上説明したように、本発明では、利用条件ファイルの管理先を放送局が指定できる。これにより、不正を厳重に取り締まる必要のある番組の利用条件ファイルの管理先をICカードに指定することにより、利用条件ファイルのセキュリティの向上を図ることができる。なお、ICカードで利用条件ファイルを管理する場合、利用条件ファイルは利用条件メモリ2606(不揮発メモリ)に記憶される。利用条件メモリ2606の容量不足解消のために、メモリ容量の大きいPCMCIAタイプのカードやSDタイプのカードを使用すれことも可能である。これにより、実用上十分な利用条件ファイルの管理用のメモリを確保することが可能となる。
【0046】
また、上記実施形態では、利用条件として番組の視聴に関する、利用回数(再生回数)と利用期限(再生期限)について説明したが、この発明はこれに限定されるものではない。例えば、HDD31に蓄積した番組をコピーしたり、移動したりする管理においても適用可能である。つまり、コピーや移動の可否や回数やコピー先のメディアの選別に関して、よりセキュリティーを向上させた管理が必要な場合には、放送局1はICカード26を利用条件管理手段として指定することができ、この指定を受けた受信機2およびICカード26では、ICカード26にてコピー、移動の管理を行うことが可能となる。すなわち、ICカード26を利用条件管理手段として指定された番組に関しては、コピー、移動に際しては、受信機2単独で動作できず、ICカード26がコピー、移動の可否判断を行うものである。
【0047】
以下、上記説明したこの発明の作用効果についてまとめる。
【0048】
(1)利用条件ファイルの管理先を放送局が指定できる。これにより、記録再生装置を内蔵した有料放送受信機において、セキュリティーを向上させたコンテンツ利用条件管理が可能となる。
【0049】
(2)利用条件ファイルの管理先を指定する指定情報がECM内に配置され、且つ暗号化されて送信される。これにより、放送局からICカードに対して、指定情報を安全に送付できる。
【0050】
(3)受信機から放送局に対して、利用条件ファイルの一部もしくは全部を送信する。これにより、放送局側で利用条件を把握することができ、放送局側で記録再生装置を内蔵した有料放送受信機の不正を監視することが可能となる。
【0051】
なお、本願発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0052】
【発明の効果】
この発明によれば、コンテンツ利用条件ファイルの不正を防止することが可能な放送受信処理システム、受信装置、受信装置に適用されるICカード、及びコンテンツ利用条件ファイルの格納方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の放送受信処理システムの基本構成を示す図である。
【図2】ICカード内の処理を説明するフローチャートその1である。
【図3】ICカード内の処理を説明するフローチャートその2である。
【符号の説明】
1…放送局
2…受信装置
3…衛星
11…視聴者情報メモリ
12…視聴者管理部
13…モデム
14…スクランブラ
15…ECM生成と暗号化部
16…EMM生成と暗号化部
17…多重処理部
18…アンテナ
21…アンテナ
22…選局部
23…分離部
24…デバイス鍵メモリ
25…暗号通信部
26…ICカード
27…デスクランブラ
28…モデム
29…MPEGデコーダ
31…HDD
32…切り替え装置
261…ECM復号部
262…EMM復号部
263…Kmiメモリ
264…EMMメモリ
265…視聴可否判定部
266…視聴情報メモリ
267…デバイス鍵メモリ
268…ECMメモリ
2601…復号部
2602…時計およびカレンダ
2603…利用条件判定部
2604…利用条件生成部
2605…暗号部
2606…利用条件メモリ

Claims (6)

  1. ICカード、及びこのICカードを受け付けて放送波を受信する受信装置を含む放送受信処理システムであって、
    前記受信装置は、
    コンテンツ、このコンテンツの利用条件を規定したコンテンツ利用条件ファイル、及びこのコンテンツ利用条件ファイルの格納先を指定する指定情報を含む放送波を受信する放送受信手段と、
    前記放送受信手段により受信された前記コンテンツ利用条件ファイル及び前記指定情報を前記ICカードに送信する第1の送信手段と、
    前記ICカードから送信される前記コンテンツ利用条件ファイルを受信する第1の受信手段と、
    前記第1の受信手段により受信された前記コンテンツ利用条件ファイルを記憶する第1の記憶手段と、
    を備え、
    前記ICカードは、
    前記受信装置から送信される前記コンテンツ利用条件ファイル及び前記指定情報を受信する第2の受信手段と、
    前記第2の受信手段により受信された前記指定情報に基づき、前記コンテンツ利用条件ファイルの格納先が前記受信装置であることが判明すると、前記コンテンツ利用条件ファイルの格納を前記受信装置に指示し、前記コンテンツ利用条件ファイルの格納先がこのICカードであることが判明すると、前記コンテンツ利用条件ファイルの格納をこのICカードに指示する格納先指示手段と、
    前記格納先指示手段により前記受信装置での格納が指示されたとき、前記第2の受信手段により受信された前記コンテンツ利用条件ファイルを前記受信装置に送信する第2の送信手段と、
    前記格納先指示手段によりこのICカードでの格納が指示されたとき、前記第2の受信手段により受信された前記コンテンツ利用条件ファイルを記憶する第2の記憶手段と、
    を備えたことを特徴とする放送受信処理システム。
  2. 前記コンテンツ利用条件ファイルは、前記コンテンツの利用回数を示す情報、前記コンテンツの利用期限を示す情報、前記コンテンツのコピー制限を示す情報、及び前記コンテンツの移動制限を示す情報のうち少なくとも一つの情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の放送受信処理システム。
  3. 前記放送波は、暗号化された番組情報を含み、
    前記番組情報は、前記指定情報を含む、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の放送受信処理システム。
  4. 放送波を受信する受信装置に適用されるICカードであって、
    前記受信装置から送信されるコンテンツ利用条件ファイル及び指定情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記指定情報に基づき、前記コンテンツ利用条件ファイルの格納先が前記受信装置であることが判明すると、前記コンテンツ利用条件ファイルの格納を前記受信装置に指示し、前記コンテンツ利用条件ファイルの格納先がこのICカードであることが判明すると、前記コンテンツ利用条件ファイルの格納をこのICカードに指示する格納先指示手段と、
    前記格納先指示手段により前記受信装置での格納が指示されたとき、前記受信手段により受信された前記コンテンツ利用条件ファイルを前記受信装置に送信する送信手段と、
    前記格納先指示手段によりこのICカードでの格納が指示されたとき、前記受信手段により受信された前記コンテンツ利用条件ファイルを記憶する記憶手段と、
    を備えたことを特徴とするICカード。
  5. 受信装置は、コンテンツ、このコンテンツの利用条件を規定したコンテンツ利用条件ファイル、及びこのコンテンツ利用条件ファイルの格納先を指定する指定情報を含む放送波を受信し、
    前記受信装置は、前記受信した前記コンテンツ利用条件ファイル及び前記指定情報をICカードに送信し、
    前記ICカードは、前記受信装置から送信される前記コンテンツ利用条件ファイル及び前記指定情報を受信し、
    前記ICカードは、前記受信装置から受信した前記指定情報に基づき、前記コンテンツ利用条件ファイルの格納先が前記受信装置であることを認識すると、前記受信装置から受信した前記コンテンツ利用条件ファイルを前記受信装置に送信し、前記受信装置が前記ICカードから送信される前記コンテンツ利用条件ファイルを受信し記憶し、
    前記ICカードは、前記受信装置から受信した前記指定情報に基づき、前記コンテンツ利用条件ファイルの格納先がこのICカードであることを認識すると、前記受信装置から受信した前記コンテンツ利用条件ファイルを記憶する、
    ことを特徴とするコンテンツ利用条件ファイルの格納方法。
  6. ICカードは、受信装置から送信されるコンテンツの利用条件を規定したコンテンツ利用条件ファイル、及びこのコンテンツ利用条件ファイルの格納先を指定する指定情報を受信し、
    前記ICカードは、前記受信装置から受信した前記指定情報に基づき、前記コンテンツ利用条件ファイルの格納先が前記受信装置であることを認識すると、前記受信装置から受信した前記コンテンツ利用条件ファイルを前記受信装置に送信し、前記受信装置から受信した前記指定情報に基づき、前記コンテンツ利用条件ファイルの格納先がこのICカードであることを認識すると、前記受信装置から受信した前記コンテンツ利用条件ファイルを記憶する、
    ことを特徴とするコンテンツ利用条件ファイルの格納方法。
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