JP3807728B2

JP3807728B2 - Crack width measurement aid

Info

Publication number: JP3807728B2
Application number: JP2002040072A
Authority: JP
Inventors: 匠茨田; 哲雄濱▲崎▼
Original assignee: Sankyo Engineering Co Ltd
Current assignee: Sankyo Engineering Co Ltd
Priority date: 2002-02-18
Filing date: 2002-02-18
Publication date: 2006-08-09
Anticipated expiration: 2022-02-18
Also published as: JP2003240513A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンクリート壁等の構造物に生じたクラックの幅を、クラック幅測定装置を用いて測定する際に使用されるクラック幅測定用補助具の技術分野に属するものである。
【０００２】
【従来の技術】
コンクリート表面から内部にかけて発生するクラックは、コンクリート自体の強度低下と密接に関係しており、クラックの発生状況を定期的に調査することは、コンクリート構造物の維持管理において非常に重要である。そして、クラックの発生状況を調査する場合には、先ず、コンクリート表面に発生したクラック幅を測定し、これを評価する必要がある。
【０００３】
従来、コンクリートの表面に生じたクラックの幅を測定する場合は、透明樹脂板に、幅寸法が相違する複数の直線と、各直線の幅を示す数値とを付したクラックスケールを用い、該クラックスケールをコンクリート表面に押し当ててクラック幅を測定していた。しかしながら、この測定方法は、実際のクラック幅と複数の直線幅とを比較すると共に、最も近いと思われる直線を選択し、その直線に付された数値を読み取るという目視測定であるため、どうしても作業者の曖昧な判断が介在し、その結果、大きな測定誤差が生じる可能性がある許りでなく、測定する作業者によって測定結果にバラツキが生じる不都合があった。
【０００４】
そこで、特開昭５８−５８４０３号公報に示される如く、イメージセンサ等を用いてクラック部の像を取り込むと共に、取り込んだイメージデータに基づいてクラック幅を自動的に測定するクラック幅測定装置が提案されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記クラック幅測定装置を用いてクラック幅測定を行う場合には、下記に示すような問題がある。
（１）クラックの測定対象位置に対するクラック幅測定装置の位置合せ（Ｘ、Ｙ、θ）が難しいため、クラック幅測定における作業性が低下する許りでなく、位置合せ不良によって大きな検出誤差が生じる可能性がある。
（２）クラックの同一箇所を定期的に測定する場合、クラック幅測定装置を前回と同じ位置に正確に位置合わせできず、クラック幅の経時変化を正確に把握できない。
（３）クラック幅測定装置を安定保持することが難しいため、測定中にクラック幅測定装置が動いて検出精度が低下する可能性がある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項１の発明は、構造物に生じたクラックの幅を、握り部から前方に延出する測定部の前端面を測定対象位置に押し当てた状態で測定するように構成したクラック幅測定装置を用いて測定する際に使用されるクラック幅測定用補助具であって、該クラック幅測定用補助具は、前記クラックの測定対象位置に位置合わせされる測定位置特定窓部と、前記クラック幅測定装置の測定部を測定位置特定窓部に対して位置決めする測定装置位置決め部とを備えることを特徴とするクラック幅測定用補助具である。つまり、クラック幅測定用補助具の測定位置特定窓部をクラックの測定対象位置に位置合わせした後、クラック幅測定用補助具の測定装置位置決め部にクラック幅測定装置の測定部をセットするだけで、クラック幅測定装置の測定部をクラックの測定対象位置に対して正確に位置合せすることができ、その結果、クラック幅測定装置の位置合せ作業が容易になる許りでなく、クラック幅測定装置と測定対象位置との位置ずれに起因する測定誤差を可及的に小さくし、クラック幅測定の精度を向上させることができる。
請求項２の発明は、請求項１において、前記クラックの測定対象位置に測定位置特定窓部を位置合わせした状態におけるクラック幅測定用補助具の位置を、前記構造物にマーキングするためのマーキング部を更に備えることを特徴とするクラック幅測定用補助具である。この場合においては、構造物に付したマークを基準としてクラック幅測定用補助具を位置合せすることにより、クラック幅測定装置をクラックの同一箇所に精度良く位置合せすることができ、その結果、クラックの同一箇所を定期的に測定する場合に、その精度を向上させてクラックの経時変化を正確に把握することができる。
請求項３の発明は、請求項２において、前記マーキング部は、直線状に形成される複数の長孔であり、前記測定位置特定窓部を中心として放射状に配置されることを特徴とするクラック幅測定用補助具である。この場合においては、構造物に付したマークによってクラック幅測定用補助具のＸ、Ｙおよびθ位置が規定されるため、クラック幅測定用補助具の位置決め精度を向上させることができる。
請求項４の発明は、請求項１乃至３の何れか一つにおいて、前記測定装置位置決め部は、クラック幅測定用補助具に一体形成されたリブであり、該リブによって、前記クラック幅測定装置が位置決めガイドされることを特徴とするクラック幅測定用補助具である。この場合においては、リブによってクラック幅測定装置を安定保持できるため、測定中にクラック幅測定装置が動いてしまう不都合を防止でき、しかも、リブを利用してクラック幅測定用補助具の強度アップを図ることができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態の一つを図面に基づいて説明する。図面において、１はコンクリート壁２等の構造物に生じたクラック３の幅を自動的に測定する携帯型のクラック幅測定装置であって、該クラック幅測定装置１は、その外部に、手によって把持される握り部１ａと、該握り部１ａを握った状態で押し操作可能な測定スイッチ４と、上記握り部１ａから前方に延出する測定部１ｂとを備える。クラック幅を測定する際には、測定部１ｂの前端面１ｃをコンクリート壁２の測定対象位置に押し当てた状態で測定スイッチ４が操作される。測定部１ｂの前端面１ｃには、長方形の測定窓５が形成されており、その周囲には、クラック幅測定装置１のガタツキを防止し、且つ、測定窓５への外乱光の入射を防止する弾性緩衝材６が貼着されている。更に、弾性緩衝材６の周囲には、測定部１ｂの前端面１ｃをコンクリート壁２の測定対象位置に押し当てた際に、コンクリート壁２に接当してクラック幅測定装置１とコンクリート壁２との距離を規定する複数の凸部７が形成されている。
【０００８】
クラック幅測定装置１の内部には、上記測定窓５を介してクラック３の特定対象位置を照らす左右一対の発光素子８と、上記測定窓５の対向位置に配置されるイメージセンサ９と、上記測定窓５から取り込まれるクラック３の像をイメージセンサ９上に結像するレンズ１０と、上記イメージセンサ９の出力信号に基づいてクラック幅を測定する制御基板１１と、測定結果を外部装置に送信するコネクタ１２と、電源供給を行う電池１３とが設けられる。尚、クラック幅測定装置１におけるクラック幅測定の基本原理は、特開２００２−２２４１９号公報に示されるクラック幅測定装置のものと同一であるため、詳細な説明は省略する。
【０００９】
一方、１４は上記クラック幅測定装置１を用いてクラック幅測定を行う際に使用されるクラック幅測定用補助具であって、該クラック幅測定用補助具１４は、透明樹脂によって形成された略正方形の薄板であり、例えばポリエチレンテレフタレート（ＰＥＴ）を用いて形成される。クラック幅測定用補助具１４の中心部には、上記測定窓５の形状に対応する測定位置特定窓（測定位置特定窓部）１４ａが形成されており、クラック幅測定時には、クラック３の測定対象位置に測定位置特定窓１４ａが位置合わせされる。測定位置特定窓１４ａの外方には、複数のマーキング孔（マーキング部）１４ｂが形成される。このマーキング孔１４ｂは、クラック３の測定対象位置に測定位置特定窓１４ａを位置合わせした状態におけるクラック幅測定用補助具１４の位置を、コンクリート壁２にマーキングするためのもので、本実施形態では、直線状の長孔として形成される。マーキング孔１４ｂに沿ってコンクリート壁２にマーキングすると、それ以降は、コンクリート壁２に付したマークに対し、マーキング孔１４ｂを位置合せすることにより、クラック幅測定用補助具１４を同一位置に正確に位置合せすることが可能になる。本実施形態のマーキング孔１４ｂは、上記測定位置特定窓１４ａを中心として放射状（本実施形態では十字状）に配置される。これにより、クラック幅測定用補助具１４のＸ、Ｙおよびθ位置が規定され、クラック幅測定用補助具１４を精度良く位置合わせすることが可能になる。
【００１０】
更に、上記測定位置特定窓１４ａの周囲には、複数に分割された測定装置位置決めリブ（測定装置位置決め部）１４ｃが形成される。測定装置位置決めリブ１４ｃは、クラック幅測定装置１を測定位置特定窓１４ａに対して位置決めガイドするものであり、クラック幅測定装置１の測定部１ｂを嵌合保持し得る形成を有する。つまり、クラック幅測定用補助具１４の測定位置特定窓１４ａをクラック３の測定対象位置に位置合わせした後、クラック幅測定用補助具１４の測定装置位置決めリブ１４ｃにクラック幅測定装置１をセットすることにより、クラック幅測定装置１をクラック３の測定対象位置に対して正確に位置合せすることが可能になる。
【００１１】
また、上記測定位置特定窓１４ａの周囲には、複数の貫通孔１４ｄが形成される。貫通孔１４ｄの位置は、クラック幅測定装置１に形成される前記凸部７の位置に対応しており、クラック幅測定装置１の測定部１ｂを測定装置位置決めリブ１４ｃにセットした際は、上記凸部７が貫通孔１４ｄを介してコンクリート壁２に直接接当される。これにより、クラック幅測定用補助具１４が介在しても、クラック幅測定装置１とコンクリート壁２との距離を適正に保つことが可能になる。尚、図面において、１４ｅは目視測定用に設けられたクラックスケール、１４ｆはクラック幅測定装置１の動作を確認するためのテストパターンである。
【００１２】
叙述の如く構成されたものにおいて、コンクリート壁２に生じたクラック３の幅を、クラック幅測定装置１を用いて測定する際に使用されるクラック幅測定用補助具１４であって、該クラック幅測定用補助具１４は、上記クラック３の測定対象位置に位置合わせされる測定位置特定窓１４ａと、上記クラック幅測定装置１を測定位置特定窓１４ａに対して位置決めする測定装置位置決めリブ１４ｃとを備えるため、クラック幅測定用補助具１４の測定位置特定窓１４ａをクラック３の測定対象位置に位置合わせした後、クラック幅測定用補助具１４の測定装置位置決めリブ１４ｃにクラック幅測定装置１をセットするだけで、クラック幅測定装置１をクラック３の測定対象位置に対して正確に位置合せすることができ、その結果、クラック幅測定装置１の位置合せ作業が容易になる許りでなく、クラック幅測定装置１と測定対象位置との位置ずれに起因する測定誤差を可及的に小さくし、クラック幅測定の精度を向上させることができる。
【００１３】
また、クラック幅測定用補助具１４は、上記クラック３の測定対象位置に測定位置特定窓１４ａを位置合わせした状態におけるクラック幅測定用補助具１４の位置を、コンクリート壁２にマーキングするためのマーキング孔１４ｂを備えるため、コンクリート壁２に付したマークを基準としてクラック幅測定用補助具１４を位置合せすることにより、クラック幅測定装置１をクラック３の同一箇所に精度良く位置合せすることができ、その結果、クラック３の同一箇所を定期的に測定する場合に、その精度を向上させてクラック３の経時変化を正確に把握することができる。
【００１４】
また、上記マーキング孔１４ｂは、直線状に形成される長孔であり、上記測定位置特定窓１４ａを中心として放射状に配置されるため、コンクリート壁２に付したマークによってクラック幅測定用補助具１４のＸ、Ｙおよびθ位置を規定し、クラック幅測定用補助具１４の位置決め精度を向上させることができる。
【００１５】
また、上記測定装置位置決めリブ１４ｃは、クラック幅測定用補助具１４に一体形成されたリブであり、該リブによって、クラック幅測定装置１が位置決めガイドされるため、測定中にクラック幅測定装置１が動いてしまう不都合を防止できる許りでなく、測定装置位置決めリブ１４ｃを利用してクラック幅測定用補助具１４の強度アップを図ることができる。
【００１６】
尚、本発明は、前記実施形態に限定されないことは勿論であって、マーキング孔は、本発明の必須の構成ではなく、例えば、クラック幅測定用補助具のコーナー部を利用してマーキングを行うようにしても良い。また、測定位置特定窓部は、必ずしも孔である必要はなく、例えば、クラック幅測定用補助具の透明部を介してクラック幅測定を行うようにしても良い。また、測定装置位置決め部は、必ずしもリブである必要はなく、例えば、クラック幅測定装置のセット位置を示すマークであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図１】クラック幅測定装置の平面図である。
【図２】同上側面図である。
【図３】同上正面図である。
【図４】同上背面図である。
【図５】クラック幅測定装置の内部を示す平面図である。
【図６】クラック幅測定用補助具の平面図である。
【図７】同上Ｘ−Ｘ断面図である。
【図８】使用例を示す斜視図である。
【符号の説明】
１クラック幅測定装置
１ｂ測定部
２コンクリート壁
３クラック
４測定スイッチ
５測定窓
６弾性緩衝材
８発光素子
９イメージセンサ
１１制御基板
１４クラック幅測定用補助具
１４ａ測定位置特定窓
１４ｂマーキング孔
１４ｃ測定装置位置決めリブ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention belongs to the technical field of a crack width measuring aid used when measuring the width of a crack generated in a structure such as a concrete wall using a crack width measuring device.
[0002]
[Prior art]
Cracks that occur from the surface of the concrete to the inside are closely related to a decrease in the strength of the concrete itself, and it is very important in the maintenance management of concrete structures to regularly investigate the occurrence of cracks. And when investigating the generation | occurrence | production condition of a crack, it is necessary to measure the crack width which generate | occur | produced on the concrete surface first, and to evaluate this.
[0003]
Conventionally, when measuring the width of a crack generated on the surface of concrete, a crack scale with a plurality of straight lines having different width dimensions and a numerical value indicating the width of each straight line is used for the transparent resin plate. The scale was pressed against the concrete surface to measure the crack width. However, this measurement method is a visual measurement that compares the actual crack width with a plurality of straight line widths, selects the straight line that seems to be the closest, and reads the numerical value attached to the straight line. As a result, there is an inconvenience that the measurement result varies depending on the operator who performs the measurement.
[0004]
Therefore, as disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 58-58403, a crack width measuring device is proposed that captures an image of a crack portion using an image sensor or the like and automatically measures the crack width based on the captured image data. Has been.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, when performing crack width measurement using the crack width measuring apparatus, there are the following problems.
(1) Since the alignment (X, Y, θ) of the crack width measuring device with respect to the crack measurement target position is difficult, not only is the workability in crack width measurement reduced, but a large detection error is caused by the misalignment. there is a possibility.
(2) When regularly measuring the same location of a crack, the crack width measuring device cannot be accurately aligned at the same position as the previous time, and the change over time of the crack width cannot be accurately grasped.
(3) Since it is difficult to stably hold the crack width measuring device, the crack width measuring device may move during the measurement and the detection accuracy may be lowered.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present invention was created in order to solve these problems in view of the above circumstances, and the invention of claim 1 is directed to the width of the crack generated in the structure forward from the grip portion. a crack width measuring aid to be used when measured using the crack width measuring device configured to measure the front end surface of the measuring section extending in a state pressed against the measurement target position, the cracks The width measurement auxiliary tool includes a measurement position specifying window portion that is aligned with a measurement target position of the crack, and a measurement device positioning portion that positions the measurement portion of the crack width measurement apparatus with respect to the measurement position specifying window portion. It is the auxiliary tool for crack width measurement characterized by providing. In other words, after aligning the measurement position specific window of the crack width measuring auxiliary tool to the position to be measured for cracks, simply setting the measuring section of the crack width measuring apparatus in the measuring device positioning section of the auxiliary tool for measuring crack width The crack width measuring device can accurately align the measuring part of the crack width measuring device with respect to the crack measurement target position, and as a result, the crack width measuring device can be easily aligned. The measurement error caused by the positional deviation between the measurement target position and the measurement target position can be made as small as possible, and the accuracy of crack width measurement can be improved.
The invention of claim 2 is the marking portion for marking the structure of the position of the auxiliary tool for measuring the crack width in the state in which the measurement position specifying window portion is aligned with the measurement target position of the crack in claim 1. Is a crack width measuring aid. In this case, the crack width measuring device can be accurately aligned at the same position of the crack by aligning the auxiliary tool for measuring the crack width with reference to the mark attached to the structure. In the case where the same part is regularly measured, the accuracy can be improved and the change with time of the crack can be accurately grasped.
A third aspect of the present invention is the crack according to the second aspect, wherein the marking portion is a plurality of elongated holes formed in a straight line, and is arranged radially with the measurement position specifying window portion as a center. This is a width measuring aid. In this case, since the X, Y, and θ positions of the crack width measuring auxiliary tool are defined by the marks attached to the structure, the positioning accuracy of the crack width measuring auxiliary tool can be improved.
According to a fourth aspect of the present invention, in any one of the first to third aspects, the measuring device positioning portion is a rib formed integrally with an auxiliary tool for measuring a crack width, and the crack width measuring device is formed by the rib. Is an auxiliary tool for measuring crack width, characterized in that positioning guide is provided. In this case, since the crack width measuring device can be stably held by the rib, the problem that the crack width measuring device moves during the measurement can be prevented, and the strength of the crack width measuring aid can be increased by using the rib. Can be planned.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, one embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. In the drawings, reference numeral 1 denotes a portable crack width measuring device that automatically measures the width of a crack 3 generated in a structure such as a concrete wall 2, and the crack width measuring device 1 is placed outside by hand. A grip portion 1a to be gripped, a measurement switch 4 that can be pushed while gripping the grip portion 1a, and a measurement portion 1b extending forward from the grip portion 1a are provided. When measuring the crack width, the measurement switch 4 is operated in a state where the front end face 1c of the measurement portion 1b is pressed against the measurement target position of the concrete wall 2. A rectangular measurement window 5 is formed on the front end face 1c of the measurement unit 1b. Around the periphery of the measurement window 1b, the crack width measuring apparatus 1 is prevented from rattling and disturbance light is prevented from entering the measurement window 5. An elastic cushioning material 6 is attached. Furthermore, when the front end face 1c of the measuring portion 1b is pressed against the measurement target position of the concrete wall 2 around the elastic cushioning material 6, the crack width measuring device 1 and the concrete wall 2 come into contact with the concrete wall 2. A plurality of convex portions 7 that define the distance between the first and second protrusions 7 are formed.
[0008]
Inside the crack width measuring device 1, a pair of left and right light emitting elements 8 that illuminate a specific target position of the crack 3 through the measurement window 5, an image sensor 9 disposed at a position facing the measurement window 5, and the above A lens 10 that forms an image of the crack 3 taken in from the measurement window 5 on the image sensor 9, a control board 11 that measures the crack width based on the output signal of the image sensor 9, and a measurement result is transmitted to an external device. A connector 12 for performing power supply and a battery 13 for supplying power are provided. The basic principle of crack width measurement in the crack width measuring apparatus 1 is the same as that of the crack width measuring apparatus disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2002-22419, and detailed description thereof is omitted.
[0009]
On the other hand, 14 is a crack width measuring auxiliary tool used when performing crack width measurement using the crack width measuring apparatus 1, and the crack width measuring auxiliary tool 14 is formed of a transparent resin. It is a square thin plate and is formed using, for example, polyethylene terephthalate (PET). A measurement position specifying window (measurement position specifying window portion) 14a corresponding to the shape of the measurement window 5 is formed at the center of the crack width measuring auxiliary tool 14, and when measuring the crack width, the measurement object of the crack 3 is measured. The measurement position specifying window 14a is aligned with the position. A plurality of marking holes (marking portions) 14b are formed outside the measurement position specifying window 14a. The marking hole 14b is for marking the position of the crack width measuring auxiliary tool 14 on the concrete wall 2 in a state where the measurement position specifying window 14a is aligned with the measurement target position of the crack 3, and in the present embodiment, It is formed as a straight elongated hole. After marking the concrete wall 2 along the marking hole 14b, the crack width measuring aid 14 is accurately positioned at the same position by aligning the marking hole 14b with the mark attached to the concrete wall 2 thereafter. It becomes possible to align. The marking holes 14b of the present embodiment are arranged radially (in the form of a cross in the present embodiment) centering on the measurement position specifying window 14a. Thereby, the X, Y, and θ positions of the crack width measuring auxiliary tool 14 are defined, and the crack width measuring auxiliary tool 14 can be accurately aligned.
[0010]
Further, a plurality of divided measuring device positioning ribs (measuring device positioning portions) 14c are formed around the measurement position specifying window 14a. The measuring device positioning ribs 14c guide the positioning of the crack width measuring device 1 with respect to the measurement position specifying window 14a, and have a configuration capable of fitting and holding the measuring portion 1b of the crack width measuring device 1. That is, after the measurement position specifying window 14a of the crack width measuring auxiliary tool 14 is aligned with the measurement target position of the crack 3, the crack width measuring apparatus 1 is set on the measuring device positioning rib 14c of the crack width measuring auxiliary tool 14. Thus, the crack width measuring apparatus 1 can be accurately aligned with the measurement target position of the crack 3.
[0011]
A plurality of through holes 14d are formed around the measurement position specifying window 14a. The position of the through hole 14d corresponds to the position of the convex portion 7 formed in the crack width measuring device 1, and when the measuring portion 1b of the crack width measuring device 1 is set on the measuring device positioning rib 14c, The convex portion 7 is in direct contact with the concrete wall 2 through the through hole 14d. Thereby, even if the crack width measuring auxiliary tool 14 is interposed, the distance between the crack width measuring apparatus 1 and the concrete wall 2 can be appropriately maintained. In the drawings, 14e is a crack scale provided for visual measurement, and 14f is a test pattern for confirming the operation of the crack width measuring apparatus 1.
[0012]
What is configured as described above is a crack width measuring auxiliary tool 14 used when measuring the width of a crack 3 generated in a concrete wall 2 using the crack width measuring device 1, the crack width being The measurement auxiliary tool 14 includes a measurement position specifying window 14a that is aligned with the measurement target position of the crack 3, and a measuring device positioning rib 14c that positions the crack width measuring device 1 with respect to the measurement position specifying window 14a. In order to prepare, after positioning the measurement position specifying window 14a of the crack width measuring auxiliary tool 14 to the measurement target position of the crack 3, the crack width measuring apparatus 1 is set on the measuring device positioning rib 14c of the crack width measuring auxiliary tool 14. It is possible to accurately align the crack width measuring apparatus 1 with respect to the measurement target position of the crack 3, and as a result, the crack width The positioning of the fixing device 1 is not allowed to be easily performed, and the measurement error caused by the positional deviation between the crack width measuring device 1 and the position to be measured is made as small as possible to improve the accuracy of crack width measurement. be able to.
[0013]
The crack width measuring auxiliary tool 14 is a marking for marking the position of the crack width measuring auxiliary tool 14 on the concrete wall 2 in a state where the measurement position specifying window 14a is aligned with the measurement target position of the crack 3. Since the hole 14b is provided, the crack width measuring device 1 can be accurately aligned with the same portion of the crack 3 by aligning the auxiliary tool 14 for measuring the crack width with reference to the mark attached to the concrete wall 2. As a result, when the same portion of the crack 3 is regularly measured, the accuracy of the crack 3 can be improved and the temporal change of the crack 3 can be accurately grasped.
[0014]
Further, the marking hole 14b is a long hole formed in a straight line, and is arranged radially around the measurement position specifying window 14a. Therefore, the crack width measuring auxiliary tool 14 is formed by a mark attached to the concrete wall 2. The X, Y, and θ positions can be defined, and the positioning accuracy of the crack width measuring auxiliary tool 14 can be improved.
[0015]
The measuring device positioning rib 14c is a rib integrally formed with the crack width measuring auxiliary tool 14, and the crack width measuring device 1 is positioned and guided by the rib. In addition to allowing the inconvenience of moving, the measuring device positioning rib 14c can be used to increase the strength of the crack width measuring auxiliary tool 14.
[0016]
Of course, the present invention is not limited to the above-described embodiment, and the marking hole is not an essential configuration of the present invention. For example, marking is performed using a corner portion of a crack width measuring aid. You may do it. In addition, the measurement position specifying window portion does not necessarily have to be a hole, and for example, the crack width measurement may be performed via the transparent portion of the crack width measurement aid. In addition, the measuring device positioning portion is not necessarily a rib, and may be a mark indicating the set position of the crack width measuring device, for example.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of a crack width measuring apparatus.
FIG. 2 is a side view of the same.
FIG. 3 is a front view of the same.
FIG. 4 is a rear view of the same.
FIG. 5 is a plan view showing the inside of the crack width measuring apparatus.
FIG. 6 is a plan view of a crack width measuring aid.
FIG. 7 is a sectional view taken along the line XX of the above.
FIG. 8 is a perspective view showing an example of use.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Crack width measuring device 1b Measuring part 2 Concrete wall 3 Crack 4 Measuring switch 5 Measuring window 6 Elastic buffer material 8 Light emitting element 9 Image sensor 11 Control board 14 Auxiliary tool 14a for measuring crack width Measurement position specifying window 14b Marking hole 14c Measuring device Locating rib

Claims

構造物に生じたクラックの幅を、握り部から前方に延出する測定部の前端面を測定対象位置に押し当てた状態で測定するように構成したクラック幅測定装置を用いて測定する際に使用されるクラック幅測定用補助具であって、該クラック幅測定用補助具は、前記クラックの測定対象位置に位置合わせされる測定位置特定窓部と、前記クラック幅測定装置の測定部を測定位置特定窓部に対して位置決めする測定装置位置決め部とを備えることを特徴とするクラック幅測定用補助具。When measuring the width of a crack generated in a structure using a crack width measuring device configured to measure the front end surface of the measuring portion extending forward from the grip portion against the position to be measured a crack width measuring aid to be used, the crack width measuring aid, measurement and measurement positions specified window, the measurement portion of the crack width measuring device is aligned with the measuring points of the crack An auxiliary tool for measuring crack width, comprising: a measuring device positioning part for positioning with respect to the position specifying window part.

請求項１において、前記クラックの測定対象位置に測定位置特定窓部を位置合わせした状態におけるクラック幅測定用補助具の位置を、前記構造物にマーキングするためのマーキング部を更に備えることを特徴とするクラック幅測定用補助具。 2. The method according to claim 1, further comprising a marking portion for marking the structure of the position of the crack width measurement auxiliary tool in a state where the measurement position specifying window portion is aligned with the measurement target position of the crack. A tool for measuring crack width.

請求項２において、前記マーキング部は、直線状に形成される複数の長孔であり、前記測定位置特定窓部を中心として放射状に配置されることを特徴とするクラック幅測定用補助具。 The crack width measuring auxiliary tool according to claim 2, wherein the marking portion is a plurality of long holes formed in a straight line, and is arranged radially with the measurement position specifying window portion as a center.

請求項１乃至３の何れか一つにおいて、前記測定装置位置決め部は、クラック幅測定用補助具に一体形成されたリブであり、該リブによって、前記クラック幅測定装置が位置決めガイドされることを特徴とするクラック幅測定用補助具。4. The measuring device positioning part according to claim 1 , wherein the measuring device positioning portion is a rib formed integrally with a crack width measuring aid, and the crack width measuring device is positioned and guided by the rib. An auxiliary tool for measuring crack width.