JP3807092B2 - かしめ固定方法及びその装置 - Google Patents
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Description
【技術分野】
本発明は,2つの部材をかしめ加工により固定する方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来技術】
2つの部材を固定する方法として,いわゆるかしめ加工を行う方法がある。
即ち,図14に示すごとく,一方の部材(第1部材)1に左右一対のかしめ爪11を設けると共にそのかしめ爪11の間に係合凹部10を設けておく。そして,この係合凹部10に他方の部材(第2部材)2の係合部20を配置し,次いで上記かしめ爪11を上記第2部材2の係合部20を掴むようにかしめ加工する。
【0003】
この場合のかしめ加工方法としては,同図に示すごとく,左右のかしめ爪11を第2部材2の外面に沿って曲げ加工する方法の他に,図15に示すごとく,平面状の押圧治具を用いて左右のかしめ爪11を押しつぶし,これを内方に据え込み加工する方法とがある。
【0004】
【解決しようとする課題】
しかしながら,上記従来のかしめ固定方法には次の問題がある。
即ち,上記かしめ爪の曲げ加工によるかしめ固定方法の場合には,図16に示すごとく,かしめ爪11の外表面に割れ99が生じる場合がある。この原因は,かしめ爪の曲げ加工時に生じる外表面側の引張応力に上記かしめ爪部分が耐えられないためである。
【0005】
また,上記据え込み加工による固定方法においては,上記のような割れ発生という不具合は生じない。しかしながら,図17に示すごとく,第2部材2の剛性が第1部材1よりも低い場合においては,上記据え込み加工によってかしめ爪11の中央部分が膨らむ場合がある。この場合には,図18,図19に示すごとく,第2部材2を梃子のようにして第1部材1から引き離すことにより,これらの係合が比較的容易に解かれるという問題がある。
【0006】
本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので,2つの部材を容易かつ強固に固定することができるかしめ固定方法及びその装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題の解決手段】
請求項1の発明は,左右一対のかしめ爪を有すると共に該かしめ爪間に係合凹部を有する第1部材と,上記係合凹部内に挿入可能な係合部を有する第2部材とを,上記係合部の周囲を掴むように上記かしめ爪をかしめ加工することにより固定する方法において,
上記かしめ爪のかしめ加工は,上記係合凹部内に上記係合部を配置した状態で上記第1部材における上記一対のかしめ爪を外方から挟持するように側面治具を用いて支持すると共に,
上記一対のかしめ爪の先端部に対面する一対の第1加工面と該第1加工面の間に変曲部を介して位置する第2加工面とよりなる略台形凹部を設けたかしめパンチを用いて,該かしめパンチの上記略台形凹部を上記かしめ爪の上記先端部外側端部に当接させて押圧することにより,上記かしめ爪先端部外側端部を上記変曲部に到達するまで上記第1加工面に沿って内方に押し曲げた後,上記かしめ爪先端部外側端部が上記変曲部に係合した状態で上記第2加工面によって上記かしめ爪を据え込み加工することを特徴とするかしめ固定方法にある。
【0008】
本発明において最も注目すべきことは,上記一対のかしめ爪を上記のごとく側面治具により外方から支持すると共に,上記かしめパンチにより上記かしめ爪を内方に押し曲げた後,上記かしめ爪先端部外側端部が上記変曲部に係合した状態で上記第2加工面によって据え込み加工をすることである。
【0009】
上記第1部材は,左右一対のかしめ爪を有すると共に該かしめ爪間に係合凹部を有する。例えば,第1部材の形状を断面U字状とすることにより,上記かしめ爪及び係合凹部を設けることができる。また,第1部材としては,塑性加工が可能な種々の金属材料を適用することができる。
【0010】
上記第2部材は,上記第1部材の係合凹部内に挿入可能な係合部を有する。この係合部は,上記係合凹部の内面形状に沿った外形状を有することが好ましい。これにより,かしめ加工後の固定状態を強固にすることができる。また,上記第2部材としては,金属,樹脂,その他の種々の材料を適用することができる。
【0011】
そして,上記第1部材と第2部材とをかしめ固定する際には,まず上記第1部材の係合凹部内に上記第2部材の係合部を配置する。
次いで,上記かしめ爪の外方を上記側面治具により支持すると共に,上記かしめパンチにより上記かしめ爪の先端部を押圧する。
【0012】
上記側面治具としては,例えば油圧シリンダ等のアクチュエータを用いて挟持するタイプのものや,後述するごとく,かしめパンチと一体的になった剛体のものなど,種々の構成のものを適用することができる。
【0013】
また,上記かしめパンチとしては,略台形凹部を有するものを用いる。この略台形凹部は,上記のごとく,一対のかしめ爪の先端部に対面する一対の第1加工面と該第1加工面の間に変曲部を介して位置する第2加工面とよりなる。そして,上記第1加工面に沿って上記第2加工面に向かって凹み,その凹み形状が略台形状をなしている。
【0014】
上記第1加工面及び第2加工面は,例えば,平面あるいは比較的大きな曲率半径の曲面により構成することができる。
また,上記第1加工面と第2加工面との境界部分は,上記のごとく変曲部により構成する。この変曲部は,「応力集中防止の観点から滑らかな曲面により形成される部分」,いわば上記第1加工面と第2加工面との傾斜方向を変換する部分である。
【0015】
そして,上記かしめパンチによるかしめ爪の押圧作業の初期段階においては,上記かしめ爪を押し曲げる曲げ加工が行われる。
即ち,かしめ爪の先端部の外側端部は,まず上記略台形凹部における上記第1加工面に当接する。そのため,かしめパンチを押圧することにより上記かしめ爪は第1加工面に沿って徐々に内方に押し曲げられていく。
また,このとき,上記かしめ爪はその外方から挟持されるように支持されている。そのため,上記かしめ爪は,外方に膨らむことなく内方にスムーズに押し曲げられる。
【0016】
次いで,さらにかしめパンチの押圧が進むと,上記かしめ爪の先端部の外側端部が上記略台形凹部における上記変曲部に到達し,かしめ爪先端部外側端部が変曲部に係合した状態で上記第2加工面によって据え込み加工が進行していく。
また,このとき,上記と同様にかしめ爪はその外方から挟持されるように支持されている。そのため,この据え込み加工時においてもかしめ爪が外方に無用な膨らみをおこすことはない。
そして,上記据え込み加工が進行して,上記かしめ爪が上記係合部の外形状に沿って押しつぶされてこれを掴むように加工されることにより,一連のかしめ加工が完了する。
【0017】
このように,本発明においては,上記略台形凹部を有するかしめパンチと上記側面治具とを用いている。そして,かしめ爪の曲げ加工と据え込み加工という2つの加工方法を組み合わせてこれを順次行う。
即ち,上記かしめ爪が第2部材の係合部に巻き付く方向に加工された状態で据え込み加工が開始される。そのため,据え込み加工は非常にスムーズに行われ,かしめ爪が係合部を包み込むような良好なかしめ加工が容易に行われる。
【0018】
またそのため,曲げ加工時においてかしめ爪の外面に引張応力が生じた場合においても,その後の据え込み加工によって生じる圧縮応力によって上記引張応力を確実に除去することができる。それ故,従来発生したようなかしめ爪の外面の割れを確実に防止することができる。
【0019】
また,上記のごとく,曲げ加工と据え込み加工との組み合わせにより,上記かしめ爪をスムーズに係合部の外面に巻き付けることができる。そのため,例えば上記第2部材の剛性が第1部材よりも低い場合であっても,第2部材の原形状を著しく損なわない状態でのかしめ加工が容易となる。
【0020】
したがって,本発明のかしめ固定方法によれば,2つの部材を容易かつ強固に固定することができるかしめ固定方法を提供することができる。
【0021】
次に,請求項2の発明のように,上記かしめパンチの上記略台形凹部は,上記一対のかしめ爪の先端部に対面する一対の平面状の傾斜部と該傾斜部の間に位置する平面状の水平部とよりなることが好ましい。即ち,上記第1加工面は曲面ではなく平面状の上記傾斜部とし,一方,上記第2加工面も曲面ではなく平面状の上記水平部とすることが好ましい。
この場合には,上記曲げ加工と据え込み加工を,上記傾斜部と水平部とに明確に分担させることができ,上記曲げ加工の後に据え込み加工を行う手法をさらに確実に実行することができる。また,この場合には,かしめパンチの作製が容易となる。
【0022】
次に,請求項3の発明のように,上記略台形凹部の上記傾斜部は上記水平部に対して30〜75度傾斜していることが好ましい。上記傾斜部の傾斜角度が30度未満の場合にはかしめ爪を内方へ押圧する分力が小さくなって曲げ加工がスムーズに行えないという問題がある。一方,上記傾斜角度が75度を超える場合には傾斜部がかしめ爪と干渉してかしめ爪を左右から押し潰すために第2部材を変形させてしまうという問題がある。
【0023】
また,請求項4の発明のように,上記傾斜部は,上記水平部と平行な方向に換算した長さが,上記かしめ爪の許容可能曲げ量を上記方向に換算した長さの範囲内であることが好ましい。即ち,上記傾斜部の長さは,かしめ爪の可能な曲げ量よりも小さく設定することが好ましい。これにより,かしめ爪への割れ等の発生を確実に防止することができる。
【0024】
また,請求項5の発明のように,上記かしめ加工時においては,上記かしめ爪の幅広がりを抑制するための幅広がり抑制治具を上記かしめ爪の幅方向両端部に当接させることが好ましい。この場合には,かしめ爪の据え込み加工時においてかしめ爪が幅方向に広がる変形を防止することができ,より強固なかしめ固定を実現することができる。
【0025】
次に,上記優れたかしめ固定方法を実施するための装置としては,次の発明がある。
即ち,請求項6の発明のように,左右一対のかしめ爪を有すると共に該かしめ爪間に係合凹部を有する第1部材と,上記係合凹部内に挿入可能な係合部を有する第2部材とを,上記係合部の周囲を掴むように上記かしめ爪をかしめ加工することにより固定する装置において,
上記第1部材をセットする基台と,上記第1部材における上記一対のかしめ爪を外方から挟持するように支持する側面治具と,上記かしめ爪の先端部を押圧して上記かしめ爪の押し曲げ及び据え込み加工を行うかしめパンチとよりなり,
かつ,該かしめパンチには,上記一対のかしめ爪の上記先端部に対面する一対の第1加工面と該第1加工面の間に変曲部を介して位置する第2加工面とよりなる略台形凹部を設けてあり,該略台形凹部を上記かしめ爪の上記先端部外側端部に当接させて押圧することにより,上記かしめ爪先端部外側端部を上記変曲部に到達するまで上記第1加工面に沿って内方に押し曲げた後,上記かしめ爪先端部外側端部が上記変曲部に係合した状態で上記第2加工面によって上記かしめ爪を据え込み加工するよう構成されていることを特徴とするかしめ固定装置がある。
【0026】
本発明において最も注目すべきことは,上記かしめ固定装置は上記基台,上記側面治具,上記かしめパンチとよりなり,かつ,該かしめパンチには,上記略台形凹部を設けてあることである。
上記側面治具,かしめパンチとしては,上述したごとき構成のものを用いることができる。
【0027】
本発明によれば,上記優れたかしめ固定方法を容易に実行することができ,2つの部材を容易かつ強固に固定することができる。
【0028】
次に,請求項7の発明のように,上記かしめパンチの上記略台形凹部は,上記一対のかしめ爪の先端部に対面する一対の平面状の傾斜部と該傾斜部の間に位置する平面状の水平部とよりなることが好ましい。この場合には,上記曲げ加工と据え込み加工を,上記傾斜部と水平部とに明確に分担させることができ,上記曲げ加工の後に据え込み加工を行う手法をさらに確実に実行することができる。また,この場合には,かしめパンチの作製が容易となる。
【0029】
次に,請求項8の発明のように,上記略台形凹部の上記傾斜部は上記水平部に対して30〜75度傾斜していることが好ましい。この限定理由は上記と同様である。
【0030】
また,請求項9の発明のように,上記傾斜部は,上記水平部と平行な方向に換算した長さが,上記かしめ爪の許容可能曲げ量を上記方向に換算した長さの範囲内であることが好ましい。この場合には,かしめ爪の割れ等の発生を確実に防止することができる。
【0031】
また,請求項10の発明のように,上記側面治具は,上記かしめパンチに一体的に設けてあることが好ましい。例えば,上記かしめパンチの上記略台形凹部の両端部に,上記一対のかしめ爪を挿入できる間隔をあけて一対の側面治具を延設することが好ましい。この場合には,側面治具の構造を極めて簡単にすることができる。
【0032】
【発明の実施の形態】
実施形態例1
本発明の実施形態例にかかるかしめ固定方法及びその装置につき,図1〜図5を用いて説明する。
本例のかしめ固定装置4は,図1,図2に示すごとく,左右一対のかしめ爪11を有すると共に該かしめ爪11間に円弧状の係合凹部10を有する第1部材1と,上記係合凹部10内に挿入可能な係合部20を有する第2部材2とを,上記係合部20の周囲を掴むように上記かしめ爪11をかしめ加工することにより固定する装置である。また,本例の第2部材2は,図1に示すごとく,内部に中空部25を有する円筒部材である。
【0033】
また,かしめ固定装置4は,図2に示すごとく,上記第1部材1をセットする基台40と,上記第1部材1における上記一対のかしめ爪11を外方から挟持するように支持する側面治具5と,上記かしめ爪11の先端部111を押圧して上記かしめ爪11の押し曲げ及び据え込み加工を行うかしめパンチ3とよりなる。かつ,該かしめパンチ3には,上記一対のかしめ爪11の上記先端部111に対面する一対の第1加工面としての傾斜部31と,該傾斜部の間に変曲部33を介して位置する第2加工面としての水平部32とよりなる略台形凹部30を設けてある。
【0034】
以下,これをさらに詳説する。
本例における基台40は,図2に示すごとく,平面状の台であって,第1部材1を単に載置する構成にしてある。
また,同図に示すごとく,かしめパンチ3と側面治具5とは,一体的に設けてある。即ち,全体をコ字状にして,その対面する一対の辺部分を側面治具5として設け,内部の底部には上記略台形凹部30を設けてある。
【0035】
略台形凹部30は,同図に示すごとく,一対の傾斜部31と該傾斜31部の間に位置する水平部32とよりなると共に,傾斜部31の傾斜角度αを水平部32に対して45度としてある。この傾斜角度αは,傾斜部31に当接したかしめ爪11を据え込み加工することなくスムーズに曲げ加工させることができる角度である。
【0036】
また,図3に示すごとく,傾斜部31の長さBは,水平部32と平行な方向の距離に換算して3mmとしてある。この長さBは,かしめ爪11の許容可能曲げ量を上記方向に換算した長さよりも小さい値である。また水平部32との境界部分における変曲部33(図2)は,応力集中を避けるために,曲面により構成してある。
【0037】
また,側面治具5は,第1部材1の一対のかしめ爪11の外側面115間の距離Lに対応する間隙をもって設けてある。そして,両側の側面治具5は,その内面が両側のかしめ爪11の外側面115に対して潤滑油を介してスムーズに摺動できるよう構成してある。
【0038】
次に,上記かしめ固定装置4を用いて実際にかしめ加工を行うに当たっては,まず,図1に示すごとく,上記第1部材1の係合凹部10内に上記第2部材2の係合部20を配置する。
次いで,図2に示すごとく,側面治具5を備えたかしめパンチ3を第1部材1のかしめ爪11の開口部側を覆うように装着すると共にこれを押圧する。このかしめパンチ3の装着時には,一対のかしめ爪11の先端部111に対面して,一対の傾斜部31が位置する。
【0039】
これにより,まず図3に示すごとく,かしめ爪11の先端部111が略台形凹部30の傾斜部31の傾斜に沿って徐々に内方に曲げられる。そして,かしめ爪11の先端部111における外側端部112が傾斜部31と水平部32との間の変曲部33に到達するまでの間は,かしめ爪11の根本Aの近傍を支点とした曲げ加工がスムーズに進められる。
【0040】
次いで,さらにかしめパンチ3を押圧前進させることにより,かしめ爪11の外側端部112は,概略インボリュート状の軌跡を描いて内方向へ移動するところを水平部32によりその移動を阻止され,さらに水平部32との滑りにより外方向へ移動するところを傾斜部31によりその移動を阻止されるため,上記変曲部33に係合したままの状態で据え込み加工が開始される。
【0041】
このように,かしめ爪11が傾斜したまま据え込み加工が進行するため,図4,図5に示すごとく,かしめ爪11が第2部材2を掴むように変形したことによりかしめ加工が終了し,第1部材1と第2部材2とがかしめ固定される。
【0042】
上記のごとく,本例においては,略台形凹部30を有するかしめパンチ3と上記側面治具5とを用いて,かしめ爪11の曲げ加工と据え込み加工という2つの加工方法を組み合わせてこれを順次行う。これにより,上記かしめ加工は非常にスムーズに行われる。特に,本例においては,上記傾斜部31の傾斜角度α及び傾斜部の長さBを上記のごとく適正に設定してある。そのため,上記曲げ加工時の曲げ量と据え込み加工開始のタイミングが適正となり,かしめ爪11の割れを確実に防止することができる。
【0043】
したがって,本例によれば,上記2つの部材4,5を容易かつ強固に固定することができるかしめ固定方法及びその装置を提供することができる。
なお,本例においては,上記第1加工面として平面状の傾斜部31を用い,第2加工面として平面状の水平部32を用いた場合を例にとったが,これに代えて比較的大きな曲率半径の曲面状の加工面を用いることも勿論可能である。
【0044】
実施形態例2
本例は,図6に示すごとく,実施形態例1における第2部材2を中実状の棒状金属部材に替えたものである。その他は実施形態例1と同様である。
この場合においても,実施形態例1と同様の作用効果が得られる。
【0045】
実施形態例3
本例は,図7に示すごとく,実施形態例1における第2部材2を,長方形の断面形状を有する中実状の角状金属部材に替えたものである。その他は実施形態例1と同様である。
この場合においても,実施形態例1と同様の作用効果が得られる。
【0046】
実施形態例4
本例は,図8に示すごとく,実施形態例1における第2部材2を,ゴムよりなる弾性部材に替えたものである。その他は実施形態例1と同様である。
この場合には,同図に示すごとく,第2部材2の断面形状が若干変形するものの,かしめ爪11が十分に第2部材2を掴むようにかしめ加工を行うことができる。それ故,本例によれば,第2部材2が弾性部材であって第1部材1よりも剛性が低い場合であっても,強固なかしめ固定を実現することができる。その他は実施形態例1と同様の作用効果が得られる。
【0047】
実施形態例5
本例は,図9に示すごとく,実施形態例1におけるかしめ固定装置4の仕様を変更した例である。
即ち,同図に示すごとく,基台40に第1部材1と同幅の突出置台部45を設けると共に,かしめパンチ3に設けた側面治具5の長さを実施形態例1の場合よりも延長した。その他は実施形態例1と同様である。
【0048】
この場合には,加工中において第1部材1を非常に強固に固定することができ,かしめ加工,即ち曲げ加工及び据え込み加工をさらにスムーズに進めることができると共に,第1部材1の変形防止の強化を図ることができる。その他は実施形態例1と同様の作用効果が得られる。
【0049】
実施形態例6
本例は,図10に示すごとく,実施形態例1におけるかしめ固定装置4の仕様を変更した別の例である。
即ち,同図に示すごとく,かしめパンチ3と側面治具5とをそれぞれ分離して構成した。
【0050】
上記かしめパンチ3は,図10に示すごとく,板状体の下面中央部に実施形態例1と同様の略台形凹部30を設けたものである。
また,側面治具5は,左右一対の板状体よりなると共に,第1部材1を挟持した状態で基台40上に固定されるように構成されている。
その他は実施形態例1と同様である。
【0051】
この場合には,側面治具5と第1部材1におけるかしめ爪11との間の摺動が必要ないため,かしめ加工時に必要なかしめパンチへの押圧力を小さくすることができる。それ故,かしめ固定装置のコンパクト化を図ることができる。
【0052】
実施形態例7
本例は,図11〜図13に示すごとく,第1部材としてダイカスト製のコネクタ6を,第2部材としてエアコン用のパイプ7をそれぞれ適用し,これらの固定を実施形態例1のかしめ固定方法を用いて行った具体例である。
【0053】
コネクタ6は,図11に示すごとく,その一端に一対のかしめ爪61及び係合凹部60を有していると共に,上下方向に貫通する第1貫通孔61及び第2貫通孔62を有している。
かしめ爪61は,図13の破線により示されるごとく,実施形態例1と同様のU字状を呈しており,また,かしめ爪61間の係合凹部60は円弧状に設けてある。
【0054】
また,上記第1貫通孔63はコネクタ6を相手部品(図示略)に固定するためのボルトを通すための孔である。
また,上記第2貫通孔62は,パイプ7を挿入するためのものであり,その上方に大径のフランジ孔67を有している。また第2貫通孔62の軸芯方向は,上記かしめ爪間の係合凹部60の軸芯方向と90度の角度をもっている。
【0055】
パイプ7は,予め90度に曲げたものを第2貫通孔62及び係合凹部60内に挿入した後,第2貫通孔から突出した頭部77をバルジ加工等により加工する。これにより,図11に示すごとく,パイプ7の頭部77にフランジ部78を設け,これを上記フランジ孔67に配置させる。
【0056】
この状態において,実施形態例1と同様のかしめ固定装置4を用い,上記かしめ固定方法を実施する。
これにより,図11〜図13に示すごとく,パイプ7の係合部70がコネクタ6のかしめ爪61によって強固にかしめ固定される。
その他は実施形態例1と同様の作用効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1における,第1部材と第2部材とを係合させた状態を示す説明図。
【図2】実施形態例1における,かしめ加工開始時の状態を示す説明図。
【図3】実施形態例1における,曲げ加工完了時の状態を示す説明図。
【図4】実施形態例1における,据え込み加工完了時の状態を示す説明図。
【図5】実施形態例1における,かしめ固定された第1部材と第2部材を示す斜視図。
【図6】実施形態例2における,かしめ固定された第1部材と第2部材を示す説明図。
【図7】実施形態例3における,かしめ固定された第1部材と第2部材を示す説明図。
【図8】実施形態例4における,かしめ固定された第1部材と第2部材を示す説明図。
【図9】実施形態例5における,据え込み加工完了時の状態を示す説明図。
【図10】実施形態例6における,据え込み加工完了時の状態を示す説明図。
【図11】実施形態例7における,かしめ固定された第1部材と第2部材を示す縦断面図。
【図12】図11のC−C線矢視断面図。
【図13】図12のD−D線矢視断面図。
【図14】従来例における,かしめ固定された第1部材と第2部材を示す説明図。
【図15】従来例における,かしめ固定された第1部材と第2部材の別例を示す説明図。
【図16】従来例における,不具合を示す説明図。
【図17】従来例における,不具合を示す説明図。
【図18】従来例における,不具合を示す説明図。
【図19】従来例における,不具合を示す説明図。
【符号の説明】
1...第1部材,
10,60...係合凹部,
11,61...かしめ爪,
2...第2部材,
20,70...係合部,
3...かしめパンチ,
4...かしめ固定装置
5...側面治具,
6...コネクタ(第1部材),
7...ホース(第2部材),
Claims (10)
- 左右一対のかしめ爪を有すると共に該かしめ爪間に係合凹部を有する第1部材と,上記係合凹部内に挿入可能な係合部を有する第2部材とを,上記係合部の周囲を掴むように上記かしめ爪をかしめ加工することにより固定する方法において,
上記かしめ爪のかしめ加工は,上記係合凹部内に上記係合部を配置した状態で上記第1部材における上記一対のかしめ爪を外方から挟持するように側面治具を用いて支持すると共に,
上記一対のかしめ爪の先端部に対面する一対の第1加工面と該第1加工面の間に変曲部を介して位置する第2加工面とよりなる略台形凹部を設けたかしめパンチを用いて,該かしめパンチの上記略台形凹部を上記かしめ爪の上記先端部外側端部に当接させて押圧することにより,上記かしめ爪先端部外側端部を上記変曲部に到達するまで上記第1加工面に沿って内方に押し曲げた後,上記かしめ爪先端部外側端部が上記変曲部に係合した状態で上記第2加工面によって上記かしめ爪を据え込み加工することを特徴とするかしめ固定方法。 - 請求項1において,上記かしめパンチの上記略台形凹部は,上記一対のかしめ爪の先端部に対面する一対の平面状の傾斜部と該傾斜部の間に位置する平面状の水平部とよりなることを特徴とするかしめ固定方法。
- 請求項2において,上記略台形凹部の上記傾斜部は上記水平部に対して30〜75度傾斜していることを特徴とするかしめ固定方法。
- 請求項2又は3において,上記傾斜部は,上記水平部と平行な方向に換算した長さが,上記かしめ爪の許容可能曲げ量を上記方向に換算した長さの範囲内であることを特徴とするかしめ固定方法。
- 請求項1〜4のいずれか1項において,上記かしめ加工時においては,上記かしめ爪の幅広がりを抑制するための幅広がり抑制治具を上記かしめ爪の幅方向両端部に当接させることを特徴とするかしめ固定方法。
- 左右一対のかしめ爪を有すると共に該かしめ爪間に係合凹部を有する第1部材と,上記係合凹部内に挿入可能な係合部を有する第2部材とを,上記係合部の周囲を掴むように上記かしめ爪をかしめ加工することにより固定する装置において,
上記第1部材をセットする基台と,上記第1部材における上記一対のかしめ爪を外方から挟持するように支持する側面治具と,上記かしめ爪の先端部を押圧して上記かしめ爪の押し曲げ及び据え込み加工を行うかしめパンチとよりなり,
かつ,該かしめパンチには,上記一対のかしめ爪の上記先端部に対面する一対の第1加工面と該第1加工面の間に変曲部を介して位置する第2加工面とよりなる略台形凹部を設けてあり,該略台形凹部を上記かしめ爪の上記先端部外側端部に当接させて押圧することにより,上記かしめ爪先端部外側端部を上記変曲部に到達するまで上記第1加工面に沿って内方に押し曲げた後,上記かしめ爪先端部外側端部が上記変曲部に係合した状態で上記第2加工面によって上記かしめ爪を据え込み加工するよう構成されていることを特徴とするかしめ固定装置。 - 請求項6において,上記かしめパンチの上記略台形凹部は,上記一対のかしめ爪の先端部に対面する一対の平面状の傾斜部と該傾斜部の間に位置する平面状の水平部とよりなることを特徴とするかしめ固定装置。
- 請求項7において,上記略台形凹部の上記傾斜部は上記水平部に対して30〜75度傾斜していることを特徴とするかしめ固定装置。
- 請求項7又は8において,上記傾斜部は,上記水平部と平行な方向に換算した長さが,上記かしめ爪の許容可能曲げ量を上記方向に換算した長さの範囲内であることを特徴とするかしめ固定装置。
- 請求項6〜9のいずれか1項において,上記側面治具は,上記かしめパンチに一体的に設けてあることを特徴とするかしめ固定装置。
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