JP3804708B2 - パチンコ機の梱包方法 - Google Patents
パチンコ機の梱包方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3804708B2 JP3804708B2 JP20184497A JP20184497A JP3804708B2 JP 3804708 B2 JP3804708 B2 JP 3804708B2 JP 20184497 A JP20184497 A JP 20184497A JP 20184497 A JP20184497 A JP 20184497A JP 3804708 B2 JP3804708 B2 JP 3804708B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive tape
- cardboard box
- tape
- pachinko machine
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
- Cartons (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機の梱包方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
メーカーで製造されたパチンコ機は、規格に適合しているか否かの検査を受けるために、梱包された状態で、検査機関(財団法人保安電子通信技術協会)に出荷される(なお、検査機関における検査をパスした型式のパチンコ機のみが販売可能となる)。かかる検査機関への出荷の際の梱包方法としては、従来、パチンコ機を段ボール箱で覆い、その段ボール箱の開口部を粘着テープによって封印する方法が採用されている。検査機関に出荷されたパチンコ機は、一旦、段ボール箱から取り出されて、検査を受けた後に、再度梱包し直され、メーカーに送り返される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の梱包方法では、検査機関においてパチンコ機を段ボール箱から取り出す際に、粘着テープを段ボール箱から剥がすと、粘着テープの粘着面に剥離した段ボール箱の切れ端が付着するため、粘着テープの粘着力が低下し、そのままその粘着テープを利用して段ボール箱の開口部を封印することができない。このため、検査機関では、新たな粘着テープを用いて、段ボール箱の開口部を封印し直さなければならなかった。
【0004】
本発明の目的は、調査機関等において非常に容易に再梱包することができるパチンコ機の梱包方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる本発明の構成は、パチンコ機を段ボール箱で覆い、その開口部を予め上下に2枚のテープを重ねた状態で一定幅のロール状に巻き付けた粘着テープによって封印する一方、該粘着テープを剥がして前記段ボール箱を開封した後には、前記粘着テープにおいて上側のテープを下側のテープから剥離し、該上側のテープにて前記段ボール箱の開口部を再封印することを特徴とするパチンコ機の梱包方法にある。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のパチンコ機の梱包方法について、図面にしたがって詳細に説明する。
【0007】
図1は、本発明の方法によってパチンコ機を梱包した状態を示したものであり、パチンコ機Pは、縦長な直方体形状の段ボール箱1によって覆われており、その段ボール箱1の開口部は、布製のガムテープ2bによって封印されている。そして、その粘着テープ2bの上側には、下側の粘着テープ2bと略同一幅で略同一長さの布製のガムテープ2aが貼着されている。
【0008】
上記の如く梱包されたパチンコ機Pは、検査機関に搬送されると、下側の粘着テープ2bが剥がされ、段ボール箱1が開封されて、中から取り出され、検査に供される(図2参照)。そして、検査された後には、同じ段ボール箱1に収納し、段ボール箱1を開封する際に剥がされた下側の粘着テープ2bの上から、上側の貼着テープ2aを剥離し、その上側の粘着テープ2aによって、段ボール箱1の開口部を再度封印することができる。このため、検査機関において、わざわざ新たな粘着テープを用意する必要がないため、非常に便利である。なお、上側の粘着テープ2aは、下側の粘着テープ2bと略同一長さであるため、段ボール箱1の開口部を再度封印する際に、長さの調節等を行う必要がないし、下側の粘着テープ2bと略同一幅であるため、段ボール箱1を、下側の粘着テープ2bと同様の十分な強度で封印することができる。
【0009】
なお、本発明に係るパチンコ機の梱包方法は、上記実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、段ボール箱の形状、粘着テープの種類等の構成を本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で適宜変更することができる。
【0010】
たとえば、粘着テープは、布製のガムテープに限定されるものではなく、紙製のガムテープ等を使用することができる。しかしながら、下側の粘着テープに布製のガムテープを用いると、上側の粘着テープを適度な粘着力で貼着状態に保持することができる(すなわち、上側の粘着テープが不必要に剥がれてしまったり、剥がれにくかったりしない)、というメリットがある。また、上下の粘着テープは、図3の如く、予め2枚重ねられた状態で一定幅のロール状に巻き付けられているものを使用することができる。かかる構成を採用した場合には、段ボール箱を封印した下側の粘着テープの上に上側の粘着テープをずれないように貼着する、という煩わしさが払拭される。
【0011】
加えて、上側の粘着テープは、必ずしも下側の粘着テープと同一形状である必要はなく、下側の粘着テープより若干幅狭なものや、若干短尺のものとすることができる。かかる構成を採用した場合には、最初の梱包の際に、下側の粘着テープから上側の粘着テープがはみ出した状態になりにくく、検査機関等で段ボール箱から粘着テープを剥がし易い、というメリットがある。
【0012】
さらに、各粘着テープの端縁際を、粘着面側にわずかに折り曲げることも可能である。かかる構成を採用した場合には、段ボール箱から下側の粘着テープを剥がし易い、上側の粘着テープを下側の粘着テープから剥がし易い、等のメリットがある。
【0013】
なお、本発明の梱包方法は、梱包後に検査機関に搬送された後に出荷されるパチンコ機の梱包方法として最適であるばかりでなく、その他のものの梱包にも広く応用することができる。
【0014】
【発明の効果】
本発明のパチンコ機の梱包方法は、パチンコ機を覆った段ボール箱の開口部が予め上下に2枚のテープを重ねた状態で一定幅のロール状に巻き付けた粘着テープによって封印されているため、該粘着テープを剥がして前記段ボール箱を開封した後には、前記粘着テープにおいて上側のテープを下側のテープから剥離し、該上側のテープにて前記段ボール箱の開口部を再封印することができる。このため、本発明の梱包方法によれば、検査機関等における再梱包が非常に容易なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法によってパチンコ機を梱包した状態を示す説明図である。
【図2】上下の粘着テープの一部を剥がした状態を示す説明図である。
【図3】粘着テープの変更例を示す説明図である。
【符号の説明】
1・・段ボール箱、2a,2b・・粘着テープ、P・・パチンコ機。
Claims (1)
- パチンコ機を段ボール箱で覆い、その開口部を予め上下に2枚のテープを重ねた状態で一定幅のロール状に巻き付けた粘着テープによって封印する一方、該粘着テープを剥がして前記段ボール箱を開封した後には、前記粘着テープにおいて上側のテープを下側のテープから剥離し、該上側のテープにて前記段ボール箱の開口部を再封印することを特徴とするパチンコ機の梱包方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20184497A JP3804708B2 (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | パチンコ機の梱包方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20184497A JP3804708B2 (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | パチンコ機の梱包方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1143136A JPH1143136A (ja) | 1999-02-16 |
JP3804708B2 true JP3804708B2 (ja) | 2006-08-02 |
Family
ID=16447835
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20184497A Expired - Fee Related JP3804708B2 (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | パチンコ機の梱包方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3804708B2 (ja) |
-
1997
- 1997-07-28 JP JP20184497A patent/JP3804708B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1143136A (ja) | 1999-02-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3587306B2 (ja) | たばこ物品のためのパッケージ | |
FI80650B (fi) | Emballage foer en stapel av kopieringspapper. | |
US4871265A (en) | Resealable bag | |
JPS59500128A (ja) | パッケ−ジ材及び包装方法 | |
JP3295573B2 (ja) | 再封止可能な包装物 | |
JP3301319B2 (ja) | オーバーラップフィルムによる包装構造 | |
JP3804708B2 (ja) | パチンコ機の梱包方法 | |
JPS6035439Y2 (ja) | 包装済み巻煙草 | |
JPH0520682Y2 (ja) | ||
JP4076600B2 (ja) | 不正開封防止カートン | |
JPH0298510A (ja) | 書籍の包装方法 | |
US20240067424A1 (en) | Perforated peel and stick wrapping paper | |
JP6967992B2 (ja) | ラベル付き伝票 | |
JPS5923696Y2 (ja) | 再包装用シ−ル付包装箱 | |
JP3043701U (ja) | 記録媒体の包装体 | |
GB2292556A (en) | Sealing envelopes and packages | |
JPH0255305B2 (ja) | ||
JPH11278539A (ja) | 試供品包装体及び試供品付き本 | |
KR200279755Y1 (ko) | 박스에 부착 가능한 방수 운송장 봉투 | |
JP2501876Y2 (ja) | 包装用フィルム | |
JPH11105858A (ja) | 梱包用紙箱及び梱包方法 | |
JPS6038259U (ja) | 包装装置 | |
JP2895818B2 (ja) | 不正開封防止カートン | |
JP2003252307A (ja) | 紙の包装方法 | |
JPS5974051A (ja) | 包装箱 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040706 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050907 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050913 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051013 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060419 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060502 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120519 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150519 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |