JP3803593B2 - 縦型給紙カセットおよび給紙装置 - Google Patents

縦型給紙カセットおよび給紙装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は記録紙、原稿等のシート状の用紙を1枚ずつ記録や読み取りのために送り出す給紙カセットおよび給紙装置に係わり、特に給紙カセットを縦型とした縦型記録紙カセットおよび給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
記録紙カセット(給紙カセット)は、ファクシミリ装置や複写機等の記録装置に記録紙(用紙)の供給用として広く使用されている。これらの記録紙カセットは、記録紙を安定した姿勢で長時間保管できるように通常は装置本体内部に水平に配置することが多い。ところが記録紙カセットを水平に配置すると、その設置面積が記録紙のサイズ以上必要となり、装置本体が大型化する。そこで、記録紙カセットを斜めに傾斜させて配置したり、垂直あるいは縦型にするといった工夫も行われている。
【0003】
図7は、ファクシミリ装置に装着された縦型記録紙カセットに記録紙をセットしている状態を表わしたものである。ファクシミリ装置11には、その装置本体12の背部上方に突き出る形で縦型記録紙カセット13が装着されている。この縦型記録紙カセット13は、その下部に設けられた支点14にカバー15が開閉自在に取り付けられている。この図では縦型記録紙カセット13のカバー15が装置本体12の上面を覆うように開かれている。
【0004】
このようなファクシミリ装置11で、縦型記録紙カセット13に記録紙17をセットするものとする。このとき、図のようにカバー15を開いて、複数枚の記録紙17を積層させた状態でこれらの下部を記録紙挿入口18に差し込んで、再びカバー15を閉じるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、記録紙挿入口18の間隔は比較的狭い場合が多いので、垂直に近い姿勢をとった複数枚の記録紙の下端を記録紙挿入口18に差し込む段階で、上端近傍がバラバラになって、開いているカバー15の方向に倒れ掛かったり記録紙挿入口18から抜け出す場合があり、うまくセットすることができない場合が発生した。
【0006】
そこで、縦型記録紙カセット13を装置本体12から一度取り外して、水平状態あるいはこれに近い状態にして記録紙17をセットし、カバー15も閉じた状態にし、これを装置本体12にセットすることが提案されている。ところが、このようにすると縦型記録紙カセット13を垂直に傾けて装置本体12に装着しようとした状態で、記録紙17がその給紙口から落下してしまうことがあった。このため、このような場合には縦型記録紙カセット13を装置本体12に装着することができず、再度、縦型記録紙カセット13を水平にして記録紙17をセットし直す必要があった。
【0007】
以上、記録紙についての縦型給紙カセットについて説明したが、原稿等の他の用紙を装置本体に供給する縦型給紙カセットについても同様の問題が発生した。
【0008】
そこで本発明の目的は、装置本体から着脱して記録紙等の用紙をセットすることができ、しかも装置本体に装着する際に用紙が本体側に落下するのを防止することのできる縦型給紙カセットおよびこれを使用した給紙装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明では、(イ)シート状の用紙を複数枚積層したものを収容可能で、用紙の搬送方向における後端部およびこの搬送方向と直交する方向での用紙両端部とにそれぞれ対応する位置に、積層された用紙の最下層と接触する底面から垂設された用紙収容位置決め用の壁部をそれぞれ構成しており、後端部に対応する壁部に用紙の後端部が接触した状態でその先端部に対応する箇所が用紙の搬送方向あるいはこれと逆方向の移動のために開放されたカセット本体基部と、(ロ)このカセット本体基部における開放された先端部から前記した底面が用紙の搬送方向に延長される形で所定距離だけ伸長した伸長部と、用紙の搬送方向が下方向で底面がほぼ垂直状態になった状態で積層された用紙がこの伸長部に沿って重力で移動したとき、その先端で用紙の重力による下方への移動を阻止するように伸長部の先端が用紙の積層される方向に折り返された折り返し部とからなる複数本の棒状の部材で構成され、これら棒状の部材が用紙の搬送方向と直交する方向に間隔を置いて配置されてなるストッパ部材とを縦型給紙カセットに具備させる。
【0010】
すなわち請求項1記載の発明で、縦型給紙カセットはカセット本体基部とストッパ部材で構成されている。カセット本体基部には初期的に用紙が収容されるようになっており、このカセット本体基部の用紙の搬送方向における先端部は用紙が自由に移動できるように開放されている。カセット本体基部の開放された先端部にストッパ部材が配置されている。ストッパ部材は、前記した底面が用紙の搬送方向に延長される形で所定距離だけ伸長した伸長部と、その先端で用紙の積層される方向に折り返された折り返し部から構成されている。したがって、用紙をセットした状態の縦型給紙カセットを単独で垂直にしてもストッパ部材に用紙の下端部が当接することで、カセット本体から用紙が落下することを防いでいる。この縦型給紙カセットは用紙の搬送方向に所定長以上用紙の収容に余裕を持っているので、ストッパ部材よりも上側に用紙を移動させた状態で給紙動作が可能となっている。
【0011】
請求項2記載の発明では、(イ)シート状の用紙を複数枚積層したものを収容可能で、用紙の搬送方向における後端部およびこの搬送方向と直交する方向での用紙両端部とにそれぞれ対応する位置に、積層された用紙の最下層と接触する底面から垂設された用紙収容位置決め用の壁部をそれぞれ構成しており、後端部に対応する壁部に用紙の後端部が接触した状態でその先端部に対応する箇所が用紙の搬送方向あるいはこれと逆方向の移動のために開放されたカセット本体基部と、このカセット本体基部における開放された先端部から底面が用紙の搬送方向に延長される形で所定距離だけ伸長した伸長部と、用紙の搬送方向が下方向で底面がほぼ垂直状態になった状態で積層された用紙がこの伸長部に沿って重力で移動したとき、その先端で用紙の重力による下方への移動を阻止するように伸長部の先端が用紙の積層される方向に折り返された折り返し部とからなる複数本の棒状の部材で構成され、これら棒状の部材が用紙の搬送方向と直交する方向に間隔を置いて配置されてなるストッパ部材とを備えた縦型給紙カセットと、(ロ)この縦型給紙カセットを装着したときのストッパ部材の伸長部の先端よりも上側でカセット本体基部の下端部近傍に配置され、縦型給紙カセットの装着に伴うカセット本体基部の下方への挿入動作時に用紙の最下端部のこれよりも下方への移動を阻止すると共に、駆動時にはこれらの用紙と1枚ずつ転接して下方向に送り出す給紙ローラを備えた装置本体とを給紙装置に具備させる。
【0012】
すなわち請求項2記載の発明では、給紙装置を、縦型給紙カセットとこれを装着して給紙に使用する装置本体とで給紙装置を構成している。縦型給紙カセットは、カセット本体基部とストッパ部材で構成されている。カセット本体基部には初期的に用紙が収容されるようになっており、このカセット本体基部の用紙の搬送方向における先端部は用紙が自由に移動できるように開放されている。カセット本体基部の開放された先端部にストッパ部材が配置されている。ストッパ部材は、前記した底面が用紙の搬送方向に延長される形で所定距離だけ伸長した伸長部と、その先端で用紙の積層される方向に折り返された折り返し部から構成されている。したがって、用紙をセットした状態の縦型給紙カセットを単独で垂直にしてもストッパ部材に用紙の下端部が当接することで、カセット本体から用紙が落下することを防いでいる。一方、装置本体の方には縦型給紙カセットを装着したときのストッパ部材の伸長部の先端よりも上側でカセット本体基部の下端部近傍に給紙ローラを配置している。この給紙ローラは、縦型給紙カセットを装置本体に挿入するとき、その下方向への移動に伴って下降してくる用紙の下降をくい止める役割を果たしている。このとき、用紙は相対的に上方にずり上げられるがカセット本体は、ストッパ部材の伸長部によって、用紙の搬送方向に所定長以上用紙の収容に余裕を持っているので、これに対応することができる。このようにして、縦型給紙カセットの装置本体への装着が完了したときカセット本体内の用紙は給紙ローラの手前側にある。しかもストッパ部材の折り返し部は給紙ローラよりも下方側に退避している。したがって、給紙ローラを駆動すれば、通常の給紙ローラの動作と同様に用紙を1枚ずつ繰り出すことが可能になる。なお、用紙の下降をくい止める役割は後に説明する実施例のように給紙ローラと他の部材(たとえば給紙ローラに接触する分離板)との組み合わせで行われるものであってもよい。
【0013】
請求項3記載の発明では、請求項2記載の給紙装置で、装置本体は、縦型給紙カセットの装置本体への装着時にストッパ部材の下限位置を設定するストッパガイドを配置していることを特徴としている。
【0014】
すなわち請求項3記載の発明では、装置本体にストッパガイドが配置されているので、縦型給紙カセットを装置本体に装着するときその下限位置を正確に設定することができ、用紙の給送動作が安定する。
【0015】
請求項4記載の発明では、請求項2記載の給紙装置で、ストッパ部材の折り返し部における用紙当接面は、積層された用紙の下端部が上層の用紙ほど下に位置するような傾斜面を構成していることを特徴としている。
【0016】
すなわち請求項4記載の発明では、ストッパ部材の折り返し部における用紙当接面は、積層された用紙の下端部が上層の用紙ほど下に位置するような傾斜面を構成しているので、用紙の最上層から給紙ローラに接触して給送されやすくなり、重送を防止できることになる。
【0019】
請求項5記載の発明では、請求項2記載の給紙装置で、ストッパ部材は、用紙の搬送方向と直角方向で給紙ローラに対応する位置を避ける箇所にそれぞれ配置されていることを特徴としている。
【0020】
これにより、複数のストッパ部材が装置本体に挿入されるとき給紙ローラとぶつかり合うことがない。
【0021】
【発明の実施の形態】
【0022】
【実施例】
以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0023】
図1は本発明の一実施例における縦型記録紙カセットとファクシミリ装置の記録紙挿入口の近傍を表わしたものである。縦型記録紙カセット101は、カセット本体102と、その下部近傍に設けた支点103を中心として開閉自在に配置されたカバー104から構成されている。カセット本体102は、カバー104の下端部よりも更に図で下方向に延長した一対の側壁部105、106と、これらの側壁部105、106よりも更に下の方向に延長した形で配置された一対の記録紙ストッパ107、108を備えている。記録紙109はその下端がこれら記録紙ストッパ107、108の下端に突き当たるように複数枚収容されるようになっている。
【0024】
一方、ファクシミリ装置(図7参照)の記録紙挿入口111には、記録紙109を装置本体112内部に送り込む給紙ローラ113と、この給紙ローラ113の周面に記録紙109を1枚だけ送り込むためにこれに転接した分離板114と、装置本体112側に設けられた用紙ガイド115を備えている。この用紙ガイド115と給紙ローラ113の間の空間が記録紙109の通紙路116となる。
【0025】
また、縦型記録紙カセット101のカセット本体102は、その先端としての記録紙ストッパ107、108のコ字状の先端部がこの図に示した用紙ガイド115の最下端の位置まで挿入されることで、装置本体112に対する装着が行われるようになっている。このため、記録紙挿入口111には一対の側壁部105、106の進入をガイドする側壁部ガイド117、118と、一対の記録紙ストッパ107、108の進入をガイドすると共にその先端の下限位置を設定する記録紙ストッパガイド121、122が設けられている。記録紙ストッパガイド121、122の設けられている箇所では、記録紙ストッパ107、108を進行させるため用紙ガイド115が切り欠かれている。給紙ローラ113は記録紙挿入口111のほぼ中央に配置されており、一対の記録紙ストッパ107、108は装着時にこれとの接触を避けるために、これよりもそれぞれ記録紙109の側部側に片寄った位置に配置されている。
【0026】
この図1に示した縦型記録紙カセット101は、その記録紙搬送方向の全長が、収容される記録紙109の長さより多少長くなっている。ファクシミリ装置の使用者は、この縦型記録紙カセット101に記録紙109をセットするとき、記録紙挿入口111から図示のように縦型記録紙カセット101を取り外し、これを図示しない机等の上に水平状態あるいはこれに近い状態にして置いて、カバー104を開く。そして、記録紙109を所要の枚数だけカセット本体102内に積層することになる。この後、カバー104を閉じて、縦型記録紙カセット101をこの図1に示したような姿勢(ほぼ垂直)にする。すると、カセット本体102内に収容された記録紙109が重力の作用によって、この図で破線で示したように落下してそれらの先端が記録紙ストッパ107、108の位置で停止する。
【0027】
図2および図3は、縦型記録紙カセットを記録紙挿入口側に装着する様子の概略を表わしたものである。図2では縦型記録紙カセット101の先端としての記録紙ストッパの先端部131が給紙ローラ113の上部側に位置している。この状態では記録紙ストッパの先端部131と、これが最終的に当接する記録紙ストッパガイド121、122の下端部との間には所定の間隔が開いている。この状態で縦型記録紙カセット101を矢印132方向(下方向)に挿入する。
【0028】
図3は、縦型記録紙カセット101が記録紙挿入口111側に完全に装着された状態を表わしたものである。記録紙ストッパの先端部131と記録紙ストッパガイド121、122の下端部が接触している。このように縦型記録紙カセット101を記録紙挿入口111側に挿入していく過程で、記録紙109は給紙ローラ113の手前側に残存することになる。したがって、図2と比べると縦型記録紙カセット101内で記録紙109が相対的に上方へずれ上がることになる。
【0029】
図4は、図3に示した縦型記録紙カセットが装着された状態の要部を拡大して示したものである。この図4は図1に示した縦型記録紙カセット101および記録紙挿入口111を記録紙109の幅方向のほぼ中央で切断した状態を示している。この図に示したように複数枚の記録紙109はその下端部が給紙ローラ113の手前で停止している。また、記録紙ストッパ107、108の先端部が図示のように給紙ローラ113よりも更にファクシミリ装置の本体内部側に挿入されている。更に、記録紙109の幅方向における給紙ローラ113の位置と記録紙ストッパ107、108の位置は異なっている。したがって、この状態で給紙ローラ113が回転すると、最上層の記録紙109から分離板114によって1枚ずつ分離されて、記録紙ストッパ107、108によって進路を邪魔されることなく通紙路116を搬送されることになる。
【0030】
この縦型記録紙カセット101に更に記録紙109を補充する等の目的でこれを記録紙挿入口111から取り外すと、記録紙109が残存している場合にはそれらの最下端部が重力の作用で記録紙ストッパ107、108のコ字状の先端部まで落下し停止する。この場合には、図3に示した状態から図2に示した状態に変化することになる。すなわち、記録紙109が残存した状態で縦型記録紙カセット101をファクシミリ装置から抜き取っても、記録紙109がカセット外に落下することはない。
【0031】
発明の変形例
【0032】
図5および図6は本発明の変形例における縦型記録紙カセットの先端部および記録紙挿入口の要部を表わしたものであり、図2および図3と対応している。図5および図6で図2および図3と同一部分には同一の符号を付し、これらの説明を適宜省略する。
【0033】
この変形例では、縦型記録紙カセット101Aの記録紙ストッパの先端部131Aが実施例のような直角に折れ曲がったコ字状とはなっておらず、記録紙109の先端の当接する壁部分が、記録紙109の上層部に行くほど搬送方向にわずかにずれるような傾斜面となっている。記録紙ストッパガイド121A、122Aの形状もこれに応じた傾斜となっている。このため、図6のように縦型記録紙カセット101Aが記録紙ストッパガイド121A、122Aによってその先端を固定された状態で、記録紙109は最上層のものから順に繰り出され易い積層状態となっている。これにより、先の実施例よりも記録紙109の分離あるいは捌きが良好に行われることになる。
【0034】
以上説明した実施例では、ファクシミリ装置に適用される縦型記録紙カセットについて説明したが、複写機、プリンタ等に対しても本発明を適用することができることはもちろんである。また、縦型用紙カセットは、記録紙の使用に限定されるものではなく、通常の用紙あるいは原稿の給送用に使用できることは当然である。
【発明の効果】
以上説明したように請求項1記載の発明によれば、縦型給紙カセットのカセット本体基部の後端部に対応する壁部に用紙の後端部が接触した状態でその先端部に対応する箇所を開放させつつ、ストッパ部の伸長部の先端を用紙の積層される方向に折り返された折り返し部で構成したので、カセットを垂直にしても用紙が落下するおそれがなく、取り扱いに便利である。
【0035】
また、請求項2〜請求項5記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様の効果を得ることができるだけでなく、装置本体側にも特別の機構を配置する必要がないので、給紙装置全体を安価にかつ信頼性の高い装置として構成することができる。
【0036】
更に請求項4記載の発明によれば、ストッパ部材の折り返し部における用紙当接面は、積層された用紙の下端部が上層の用紙ほど下に位置するような傾斜面を構成しているので、用紙の最上層から給紙ローラに接触して給送されやすくなり、重送を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における縦型記録紙カセットとファクシミリ装置の記録紙挿入口の近傍の内部とを表わした斜視図である。
【図2】本実施例の縦型記録紙カセットを記録紙挿入口側に装着開始する状態を示した概略構成図である。
【図3】本実施例の縦型記録紙カセットを記録紙挿入口側に装着した状態を示した概略構成図である。
【図4】実施例で縦型記録紙カセットが装着された状態を示す要部断面図である。
【図5】本発明の変形例における縦型記録紙カセットを記録紙挿入口側に装着開始する状態を示した概略構成図である。
【図6】この変形例における縦型記録紙カセットを記録紙挿入口側に装着した状態を示した概略構成図である。
【図7】ファクシミリ装置に装着された縦型記録紙カセットに記録紙をセットしている状態を表わした斜視図である。
【符号の説明】
101、101A 縦型記録紙カセット(縦型給紙カセット)
102 カセット本体
105、106 側壁部
107、108 記録紙ストッパ
109 記録紙(用紙)
111 記録紙挿入口
112 装置本体
113 給紙ローラ
117、118 側壁部ガイド
121、121A、122、122A 記録紙ストッパガイド

Claims (5)

  1. シート状の用紙を複数枚積層したものを収容可能で、前記用紙の搬送方向における後端部およびこの搬送方向と直交する方向での用紙両端部とにそれぞれ対応する位置に、積層された前記用紙の最下層と接触する底面から垂設された用紙収容位置決め用の壁部をそれぞれ構成しており、前記後端部に対応する前記壁部に前記用紙の後端部が接触した状態でその先端部に対応する箇所が前記用紙の搬送方向あるいはこれと逆方向の移動のために開放されたカセット本体基部と、
    このカセット本体基部における開放された前記先端部から前記底面が前記用紙の搬送方向に延長される形で所定距離だけ伸長した伸長部と、前記用紙の搬送方向が下方向で前記底面がほぼ垂直状態になった状態で積層された前記用紙がこの伸長部に沿って重力で移動したとき、その先端で用紙の重力による下方への移動を阻止するように前記伸長部の先端が前記用紙の積層される方向に折り返された折り返し部とからなる複数本の棒状の部材で構成され、これら棒状の部材が用紙の搬送方向と直交する方向に間隔を置いて配置されてなるストッパ部材
    とを具備することを特徴とする縦型給紙カセット。
  2. シート状の用紙を複数枚積層したものを収容可能で、前記用紙の搬送方向における後端部およびこの搬送方向と直交する方向での用紙両端部とにそれぞれ対応する位置に、積層された前記用紙の最下層と接触する底面から垂設された用紙収容位置決め用の壁部をそれぞれ構成しており、前記後端部に対応する前記壁部に前記用紙の後端部が接触した状態でその先端部に対応する箇所が前記用紙の搬送方向あるいはこれと逆方向の移動のために開放されたカセット本体基部と、このカセット本体基部における開放された前記先端部から前記底面が前記用紙の搬送方向に延長される形で所定距離だけ伸長した伸長部と、前記用紙の搬送方向が下方向で前記底面がほぼ垂直状態になった状態で積層された前記用紙がこの伸長部に沿って重力で移動したとき、その先端で用紙の重力による下方への移動を阻止するように前記伸長部の先端が前記用紙の積層される方向に折り返された折り返し部とからなる複数本の棒状の部材で構成され、これら棒状の部材が用紙の搬送方向と直交する方向に間隔を置いて配置されてなるストッパ部材とを備えた縦型給紙カセットと、
    この縦型給紙カセットを装着したときの前記ストッパ部材の前記伸長部の先端よりも上側で前記カセット本体基部の下端部近傍に配置され、縦型給紙カセットの装着に伴う前記カセット本体基部の下方への挿入動作時に前記用紙の最下端部のこれよりも下方への移動を阻止すると共に、駆動時にはこれらの用紙と1枚ずつ転接して下方向に送り出す給紙ローラを備えた装置本体
    とを具備することを特徴とする給紙装置。
  3. 前記装置本体は、縦型給紙カセットの装置本体への装着時に前記ストッパ部材の下限位置を設定するストッパガイドを配置していることを特徴とする請求項2記載の給紙装置。
  4. 前記ストッパ部材の前記折り返し部における用紙当接面は、積層された用紙の下端部が上層の用紙ほど下に位置するような傾斜面を構成していることを特徴とする請求項2記載の給紙装置。
  5. 前記ストッパ部材は、前記用紙の搬送方向と直角方向で前記給紙ローラに対応する位置を避ける箇所にそれぞれ配置されていることを特徴とする請求項2記載の給紙装置。
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