JP3802446B2 - 基板乾燥方法およびその装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は基板乾燥方法およびその装置に関し、さらに詳細にいえば、洗浄液を用いて洗浄された基板を迅速に乾燥させるための方法およびその装置に関する。なお、この明細書において、「洗浄液を用いて洗浄する」とは、洗浄液を用いて洗浄することのみならず、純水によりリンスすることをも含む(純水によるリンスのみを行うことをも含む)概念として使用される。
【0002】
【従来の技術】
従来から、処理対象となる基板(例えば、半導体ウエハーなど)の大径化が進んでおり、8インチウエハーから12インチウエハーへの移行が行われている。そして、ウエハーの大径化に伴ってウエハーピッチのハーフピッチ化も進められている。
【0003】
この結果、基板と洗浄液との浸漬界面に十分な量の乾燥用流体を供給することができなくなり、良好なマランゴニ乾燥を達成することが著しく困難になってしまう。
【0004】
このような不都合を解消するために、従来から、
(1)不活性ガスで乾燥用流体にバブリングなどを行い、不活性ガスと乾燥用流体との混合ガスを基板処理槽に導入する方法、および
(2)超音波などを用いて乾燥用流体の液滴を形成した後、不活性ガスをキャリアガスとして基板処理槽に導入する方法(特開平10−335299号公報参照)
が提案されている。
【0005】
また、乾燥用流体として、イソプロピルアルコール(以下、IPAと略称する)を用いること、フロンを用いることも提案されている(特開昭63−301528号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記(1)の方法を採用して基板と洗浄液との浸漬界面に十分な量の乾燥用流体を供給するためには、不活性ガスや乾燥用流体を高温にすることが必要になるので、基板乾燥系の安全性を確保することが困難になるとともに、コストが嵩んでしまうという不都合がある。特に、乾燥用流体としてIPAを採用する場合には、引火性が高いので、安全性を確保するためのおおがかりな装置を付加することが必要になる。
【0007】
前記(2)の方法を採用する場合には、超音波発生装置などが必要になるので、コストアップを招いてしまうのみならず、信頼性が低下してしまうことになる。
【0008】
【発明の目的】
この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、特別な安全装置を設けることなく安全性を高めることができるとともに、基板と洗浄液との浸漬界面に十分な量の乾燥用流体を供給することができる基板乾燥方法およびその装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の基板乾燥方法は、処理槽内に複数枚の基板を整列状態で収容し、かつ処理槽内における洗浄液の液面を基板に対して相対的に下降させながら基板の表面に乾燥用流体を供給することにより基板の表面を乾燥させるに当たって、
処理槽内の上部に乾燥用流体を貯留し、
貯留した乾燥用流体に対して不活性ガスを吹き付けることにより処理槽内において乾燥用流体の液滴を発生させて互いに接近する方向に導き、
発生され、互いに接近する方向に導かれた乾燥用流体の液滴を各基板の表面に導くべく不活性ガスを供給する方法である。
【0010】
請求項2の基板乾燥方法は、前記乾燥用流体としてイソプロピルアルコールを採用する方法である。
【0011】
請求項3の基板乾燥方法は、前記不活性ガスとして窒素ガスを採用する方法である。
【0012】
請求項4の基板乾燥装置は、処理槽内に複数枚の基板を整列状態で収容し、かつ処理槽内における洗浄液の液面を基板に対して相対的に下降させながら基板の表面に乾燥用流体を供給することにより基板の表面を乾燥させるものであって、
処理槽内の上部に乾燥用流体を貯留する乾燥用流体貯留手段と、
貯留した乾燥用流体に対して不活性ガスを吹き付けることにより処理槽内において乾燥用流体の液滴を発生させて互いに接近する方向に導く第1不活性ガス供給手段と、
発生され、互いに接近する方向に導かれた乾燥用流体の液滴を各基板の表面に導くべく不活性ガスを供給する第2不活性ガス供給手段と
を含むものである。
【0013】
請求項5の基板乾燥装置は、前記乾燥用流体としてイソプロピルアルコールを採用するものである。
【0014】
請求項6の基板乾燥装置は、前記乾燥用流体貯留手段として、複数枚の基板の並び方向と平行に延び、かつ上部が開放された乾燥用流体貯留凹所を有するものを採用するものである。
【0015】
請求項7の基板乾燥装置は、前記第2不活性ガス供給手段として、不活性ガスを垂直下向きに吐出する不活性ガス吐出孔を有するものを採用するものである。
【0016】
請求項8の基板乾燥装置は、前記不活性ガス吐出孔として、長さが直径以上のものを採用するものである。
【0017】
請求項9の基板乾燥装置は、前記第2不活性ガス供給手段として、不活性ガス供給口と不活性ガス吐出部との間に所定の助走区間を有しているものを採用するものである。
【0018】
請求項10の基板乾燥装置は、前記第2不活性ガス供給手段として、不活性ガス導入空間と、不活性ガス吐出部と、不活性ガス導入空間と不活性ガス吐出部との間に位置する多孔体とを有するものを採用するものである。
【0019】
請求項11の基板乾燥装置は、前記多孔体と不活性ガス吐出部との間に不活性ガス吐出用空間をさらに有するものである。
【0020】
請求項12の基板乾燥装置は、前記不活性ガス導入空間として、全ての不活性ガス吐出部と平行に延びる1対の第1空間を採用し、前記不活性ガス吐出用空間として、不活性ガス吐出部の内端部と連通される第2空間を採用し、前記多孔体として、各第1空間と第2空間との間に設けられるものを採用するものである。
【0021】
請求項13の基板乾燥装置は、前記多孔体として、ポリテトラフルオロエチレンシートを採用するものである。
【0022】
請求項14の基板乾燥装置は、前記不活性ガス吐出孔同士の間隔を乾燥対象である基板同士の間隔の整数倍に設定し、しかも、最も端部に位置する基板の外側に対応させて不活性ガス吐出孔を設けて前記不活性ガス吐出孔との間隔を基板同士の間隔と等しく設定したものである。
【0023】
【作用】
請求項1の基板乾燥方法であれば、処理槽内に複数枚の基板を整列状態で収容し、かつ処理槽内における洗浄液の液面を基板に対して相対的に下降させながら基板の表面に乾燥用流体を供給することにより基板の表面を乾燥させるに当たって、
処理槽内の上部に乾燥用流体を貯留し、
貯留した乾燥用流体に対して不活性ガスを吹き付けることにより処理槽内において乾燥用流体の液滴を発生させて互いに接近する方向に導き、
発生され、互いに接近する方向に導かれた乾燥用流体の液滴を各基板の表面に導くべく不活性ガスを供給するのであるから、不活性ガス、乾燥用流体の何れも高温にする必要がなく、安全性を高めることができるとともに、基板と洗浄液との浸漬界面に十分な量の乾燥用流体を供給して迅速かつ高品質な乾燥を達成することができる。また、超音波発生装置などが不要であるから信頼性、耐久性を高めることができる。
【0024】
請求項2の基板乾燥方法であれば、前記乾燥用流体としてイソプロピルアルコールを採用するのであるから、安価で高品質なマランゴニ乾燥を達成することができ、ひいては請求項1と同様の作用を達成することができる。
【0025】
請求項3の基板乾燥方法であれば、前記不活性ガスとして窒素ガスを採用するのであるから、請求項1または請求項2と同様の作用を達成することができる。
【0026】
請求項4の基板乾燥装置であれば、処理槽内に複数枚の基板を整列状態で収容し、かつ処理槽内における洗浄液の液面を基板に対して相対的に下降させながら基板の表面に乾燥用流体を供給することにより基板の表面を乾燥させるに当たって、
乾燥用流体貯留手段によって、処理槽内の上部に乾燥用流体を貯留し、第1不活性ガス供給手段によって、貯留した乾燥用流体に対して不活性ガスを吹き付けることにより処理槽内において乾燥用流体の液滴を発生させて互いに接近する方向に導き、第2不活性ガス供給手段によって、発生され、互いに接近する方向に導かれた乾燥用流体の液滴を各基板の表面に導くべく不活性ガスを供給することができる。
【0027】
したがって、不活性ガス、乾燥用流体の何れも高温にする必要がなく、安全性を高めることができるとともに、基板と洗浄液との浸漬界面に十分な量の乾燥用流体を供給して迅速かつ高品質な乾燥を達成することができる。また、超音波発生装置などが不要であるから信頼性、耐久性を高めることができる。
【0028】
請求項5の基板乾燥装置であれば、前記乾燥用流体としてイソプロピルアルコールを採用するのであるから、安価で高品質なマランゴニ乾燥を達成することができ、ひいては請求項4と同様の作用を達成することができる。
【0029】
請求項6の基板乾燥装置であれば、前記乾燥用流体貯留手段として、複数枚の基板の並び方向と平行に延び、かつ上部が開放された乾燥用流体貯留凹所を有するものを採用するのであるから、請求項4または請求項5と同様の作用を達成することができる。
【0030】
請求項7の基板乾燥装置であれば、前記第2不活性ガス供給手段として、不活性ガスを垂直下向きに吐出する不活性ガス吐出孔を有するものを採用するのであるから、各基板の面内における乾燥むらを大幅に抑制でき、ひいては請求項4から請求項6の何れかと同様の作用を達成することができる。
【0031】
請求項8の基板乾燥装置であれば、前記不活性ガス吐出孔として、長さが直径以上のものを採用するのであるから、不活性ガスの直進性を向上させることができるほか、請求項7と同様の作用を達成することができる。
【0032】
請求項9の基板乾燥装置であれば、前記第2不活性ガス供給手段として、不活性ガス供給口と不活性ガス吐出部との間に所定の助走区間を有しているものを採用するのであるから、複数枚の基板間の乾燥むらを大幅に抑制でき、ひいては請求項4と同様の作用を達成することができる。
【0033】
請求項10の基板乾燥装置であれば、前記第2不活性ガス供給手段として、不活性ガス導入空間と、不活性ガス吐出部と、不活性ガス導入空間と不活性ガス吐出部との間に位置する多孔体とを有するものを採用するのであるから、複数枚の基板間の乾燥むらを大幅に抑制でき、ひいては請求項4と同様の作用を達成することができる。
【0034】
請求項11の基板乾燥装置であれば、前記多孔体と不活性ガス吐出部との間に不活性ガス吐出用空間をさらに有するのであるから、複数枚の基板間の乾燥むらを大幅に抑制できるほか、請求項10と同様の作用を達成することができる。
【0035】
請求項12の基板乾燥装置であれば、前記不活性ガス導入空間として、全ての不活性ガス吐出部と平行に延びる1対の第1空間を採用し、前記不活性ガス吐出用空間として、不活性ガス吐出部の内端部と連通される第2空間を採用し、前記多孔体として、各第1空間と第2空間との間に設けられるものを採用するのであるから、第2不活性ガス供給手段を小型化できるほか、請求項11と同様の作用を達成することができる。
【0036】
請求項13の基板乾燥装置であれば、前記多孔体として、ポリテトラフルオロエチレンシートを採用するのであるから、請求項10から請求項12の何れかと同様の作用を達成することができる。
【0037】
請求項14の基板乾燥装置であれば、前記不活性ガス吐出孔同士の間隔を乾燥対象である基板同士の間隔の整数倍に設定し、しかも、最も端部に位置する基板の外側に対応させて不活性ガス吐出孔を設けて前記不活性ガス吐出孔との間隔を基板同士の間隔と等しく設定したのであるから、複数枚の基板間の乾燥むらを大幅に抑制でき、ひいては請求項4と同様の作用を達成することができる。
【0038】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、この発明の基板乾燥方法およびその装置の実施の態様を詳細に説明する。
【0039】
図1はこの発明の基板乾燥装置の一実施態様を示す概略正面図、図2は概略側面図である。
【0040】
この基板乾燥装置は、基板処理槽1と、基板処理槽1の内部に複数枚の基板(例えば、半導体ウエハーなど)2を起立状態で整列させて支承する基板支承部(図示せず)と、基板処理槽1の上部寄り所定位置に設けた乾燥用流体貯留部3と、乾燥用流体貯留部3に貯留された乾燥用流体6に対して不活性ガス(例えば、窒素ガス)を吹き付けて乾燥用流体の液滴を発生させ、この液滴を基板処理槽1の中心に向かって案内する第1不活性ガス供給部4と、発生した乾燥用流体の液滴を基板2に向かって供給すべく不活性ガスを垂直下向きに供給する第2不活性ガス供給部5とを有している。なお、7は乾燥用流体供給流路、8は第1不活性ガス供給部4および第2不活性ガス供給部5に不活性ガスを供給するための不活性ガス供給流路、9は純水である。
【0041】
前記基板処理槽1は、図示しない洗浄液供給部により洗浄液が供給されることにより全ての基板2を洗浄液に浸漬させて各基板2の全表面を洗浄し、洗浄液を純水9で置換して純水9によるリンスを行い、その後、図示しない洗浄液排出部から純水9を排出するものである。
【0042】
前記基板支承部は、複数枚の基板2の周縁部所定位置と係合して複数枚の基板2を起立状態で、かつ所定間隔ごとに整列させるものである。
【0043】
前記乾燥用流体貯留部3は、複数枚の基板2の中心どうしを結ぶ仮想中心軸と平行に延びる本体部材3aと、本体部材3aのほぼ全長範囲に延びる乾燥用流体収容用の第1凹所3bと、基板処理槽1の中心よりにおいて第1凹所3bと平行な第2凹所3cとを有している。そして、乾燥用流体貯留部3は、複数枚の基板2の斜め上方に配置されている。また、乾燥用流体としては従来公知の種々のものが採用可能であるが、IPAを採用することが好ましく、マランゴニ乾燥を達成することができる。
【0044】
前記第1不活性ガス供給部4は、乾燥用流体貯留部3の上部に位置する本体部材4aと、第1凹所3bと生体する位置に形成されて不活性ガスを下向きに吐出する不活性ガス吐出孔(図示せず)と、飛散される乾燥用流体の微細な液滴を案内すべく基板処理槽1の中心に向かう案内路4cを形成する案内路形成部4bとを有している。そして、不活性ガス吐出孔は、第1凹所3bに収容されている乾燥用流体の表面に不活性ガスを高速に吐出し、乾燥用流体の表面から乾燥用流体を微細な液滴として飛散させることができるように、口径、ピッチ、吐出方向が設定されているとともに、不活性ガスの吐出初速が設定されている。また、不活性ガスの吐出方向は、直下に向く方向に限定されるものではなく、斜め下方に向く方向に設定してもよい。
【0045】
前記第2不活性ガス供給部5は、前記仮想中心軸を基準として複数枚の基板2の直上に配置された管体であるとともに、基板2に向かう方向(垂直下向き方向)に不活性ガスを吐出する不活性ガス吐出孔(図示せず)が形成されている。そして、不活性ガス吐出孔のピッチを基板2のピッチと等しく設定し、もしくは基板2のピッチの整数分の1に設定することが好ましく、不活性ガス吐出孔を基板2どうしの間隙に正対させることが好ましい。また、不活性ガス吐出孔の口径は1〜5mmに設定することが好ましい。さらにまた、不活性ガス吐出部から吐出される不活性ガスの初速を1〜50m/sに設定することが好ましい。ただし、前記管体としては、円筒状、角筒状など、種々の形状のものを採用することが可能である。
【0046】
上記の構成の基板乾燥装置の作用は次のとおりである。
【0047】
基板処理槽1内に起立、整列状態で支承された複数枚の基板2の表面を洗浄液により洗浄した後、洗浄液を純水9で置換して純水9によるリンスを行い、その後、純水9を排出しながら以下のようにして基板2の表面を乾燥させる。ただし、洗浄液による洗浄を行うことなく、純水9によるリンスのみを行う場合もある。
【0048】
すなわち、乾燥用流体供給流路7により供給され、乾燥用流体貯留部3の第1凹所3bに貯留された乾燥用流体6の液面に対して、不活性ガス供給流路8から第1不活性ガス供給部4を通して不活性ガスを吹き付けることによって、乾燥用流体6の微細な液滴を発生させ、この液滴を不活性ガスと共に案内路4cを通して基板処理槽1の中心に向かって吐出する。
【0049】
そして、不活性ガス供給流路8から第2不活性ガス供給部5を通して不活性ガスを基板2どうしの間隙に吐出することによって、案内路4cから吐出される乾燥用流体の液滴を引き込んで基板2どうしの間隙に導き、基板2と純水9との浸漬界面に十分な量の乾燥用流体を供給することができる。この結果、供給された乾燥用流体によって基板乾燥を達成し、基板2の表面を迅速、かつ高品質に乾燥させることができる。
【0050】
ここで、純水9に対して相対的に引き上げられる基板2の表面に残留する水膜の厚みh0は、液の粘性をη、引き上げ速度をV0、表面張力をν、液の密度をρ、重力加速度をgとすれば、
h0=0.944[(ηV0)2/3/ν1/6(ρg)1/2]
で表され、乾燥状態がよければこの残留水膜量h0が小さくなり、残留水膜量h0が0になると完全に乾燥したと考えられるのであるから、上述のように基板2の表面を迅速、かつ高品質に乾燥させることができることが分かる。
【0051】
図3は第2不活性ガス供給部5のノズル出口流速と残留水膜量との関係を示す図であり、ノズル出口流速の増加に伴って残留水膜量が減少することが分かる。
【0052】
また、基板2どうしの間隙を、基板搬送用カセットに収容された状態における間隔の1/2に設定した場合であっても、乾燥用流体の液滴を用い、高速に導入するのであるから、十分な量の乾燥用流体の供給を達成することができる。
【0053】
また、上記の説明から分かるように、乾燥用流体6を昇温させる必要が全くないのであるから、安全性を高めることができるとともに、コストを低減することができる。さらに、超音波発生装置などが不要であるから、信頼性、耐久性を高めることができる。さらにまた、乾燥用流体の液滴を採用するので、乾燥用流体の蒸気を採用する場合と比較して、乾燥用流体の消費量を低減することができる。
【0054】
特に、乾燥用流体としてIPAを採用する場合には、それ自体が可燃性を有しているが、昇温させる必要が全くないこと、および使用量を低減できることに起因して、安全性を高めることができ、防爆などの設備を不要にすることができる。
【0055】
また、乾燥用流体の液だれが生じても、この液だれが第2凹所3cに収容されるので、液だれが基板2に付着して金属や有機物を析出させてしまうという不都合の発生を未然に防止することができる。
【0056】
図4は第2不活性ガス供給部5の他の構成例を示す横断平面図である。
【0057】
この第2不活性ガス供給部5は、不活性ガス導入部から所定距離(例えば、不活性ガス吐出孔ピッチ以上の所定距離)にわたる助走区間を有し、助走区間を越えた範囲においてのみ不活性ガス吐出孔を有している。
【0058】
図5は図4の不活性ガス供給部における各孔の出口流速、および助走区間を有していない不活性ガス供給部における各吐出孔の出口流速を示す図であり、助走区間を設けることによって出口流速のばらつきを小さくできることが分かる。
【0059】
この結果、複数枚の基板2間における乾燥むらを大幅に抑制することができる。
【0060】
図6は第2不活性ガス供給部5のさらに他の構成例を示す縦断面図である。
【0061】
この第2不活性ガス供給部5は、矩形断面形状の流体導入空間5aを有しているとともに、流体導入空間5aの底部に多孔体層5bを有し、多孔体層5bを介して流体導入空間5aと吐出孔5cとを連通している。なお、多孔体としては、種々のものが採用可能であるが、ポリテトラフルオロエチレンシートを採用することが好ましい。
【0062】
図7は多孔体層を設けた場合、および設けない場合における各吐出孔の出口流速を示す図であり、多孔体層を設けることによって出口流速のばらつきを小さくできることが分かる。
【0063】
この結果、複数枚の基板2間における乾燥むらを大幅に抑制することができる。
【0064】
図8は第2不活性ガス供給部5のさらに他の構成例を示す縦断面図である。
【0065】
この第2不活性ガス供給部5が図6の第2不活性ガス供給部5と異なる点は、矩形断面形状の流体導入空間5aの中央部に多孔体層5bを設けて流体導入空間と吐出空間とを形成し、吐出空間と吐出孔5cとを直接連通した点のみである。
【0066】
この構成を採用した場合には、出口流速のばらつきをより小さくすることができ、複数枚の基板2間における乾燥むらをさらに抑制することができる。
【0067】
図9は第2不活性ガス供給部5のさらに他の構成例を示す縦断面図である。
【0068】
この第2不活性ガス供給部5が図8の第2不活性ガス供給部5と異なる点は、吐出孔5cを第2不活性ガス供給部本体の内奥部まで形成した点、全ての吐出孔5cを結ぶ仮想面と平行に延びる流体導入空間5aを形成した点、第2不活性ガス供給部本体の内奥部において吐出孔5cと連通され、かつ仮想面と直交する吐出空間を形成した点、および各流体導入空間5aと吐出空間とを多孔体層5bを介して連通した点のみである。
【0069】
この場合には、吐出孔5cの延長上に吐出空間、多孔体層5b、流体導入空間5aを形成する場合と比較して、第2不活性ガス供給部5を小型化できる。
【0070】
図10は第2不活性ガス供給部5の吐出孔ピッチを基板2と共に示す図である。
【0071】
図10では、吐出孔が基板どうしの間隙に正対されているとともに、吐出孔ピッチが基板ピッチの2倍に設定されている。そして、最も端部の基板の外側に対応させて、基板ピッチと等しいピッチで吐出孔が形成されている。
【0072】
図10の構成は基板2が鏡面対向状態で配列されている場合に好適であり、十分な乾燥性能を達成することができる。
【0073】
【発明の効果】
請求項1の発明は、不活性ガス、乾燥用流体の何れも高温にする必要がなく、安全性を高めることができるとともに、基板と洗浄液との浸漬界面に十分な量の乾燥用流体を供給して迅速かつ高品質な乾燥を達成することができ、また、超音波発生装置などが不要であるから信頼性、耐久性を高めることができるという特有の効果を奏する。
【0074】
請求項2の発明は、安価で高品質なマランゴニ乾燥を達成することができ、ひいては請求項1と同様の効果を奏する。
【0075】
請求項3の発明は、請求項1または請求項2と同様の効果を奏する。
【0076】
請求項4の発明は、不活性ガス、乾燥用流体の何れも高温にする必要がなく、安全性を高めることができるとともに、基板と洗浄液との浸漬界面に十分な量の乾燥用流体を供給して迅速かつ高品質な乾燥を達成することができ、また、超音波発生装置などが不要であるから信頼性、耐久性を高めることができるという特有の効果を奏する。
【0077】
請求項5の発明は、安価で高品質なマランゴニ乾燥を達成することができ、ひいては請求項4と同様の効果を奏する。
【0078】
請求項6の発明は、請求項4または請求項5と同様の効果を奏する。
【0079】
請求項7の発明は、各基板の面内における乾燥むらを大幅に抑制でき、ひいては請求項4から請求項6の何れかと同様の効果を奏する。
【0080】
請求項8の発明は、不活性ガスの直進性を向上させることができるほか、請求項7と同様の効果を奏する。
【0081】
請求項9の発明は、複数枚の基板間の乾燥むらを大幅に抑制でき、ひいては請求項4と同様の効果を奏する。
【0082】
請求項10の発明は、複数枚の基板間の乾燥むらを大幅に抑制でき、ひいては請求項4と同様の効果を奏する。
【0083】
請求項11の発明は、複数枚の基板間の乾燥むらを大幅に抑制できるほか、請求項10と同様の効果を奏する。
【0084】
請求項12の発明は、第2不活性ガス供給手段を小型化できるほか、請求項11と同様の効果を奏する。
【0085】
請求項13の発明は、請求項10から請求項12の何れかと同様の効果を奏する。
【0086】
請求項14の発明は、複数枚の基板間の乾燥むらを大幅に抑制でき、ひいては請求項4と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の基板乾燥装置の一実施態様を示す概略正面図である。
【図2】同上の概略側面図である。
【図3】第2不活性ガス供給部のノズル出口流速と残留水膜量との関係を示す図である。
【図4】第2不活性ガス供給部の他の構成例を示す横断平面図である。
【図5】図4の不活性ガス供給部における各孔の出口流速、および助走区間を有していない不活性ガス供給部における各吐出孔の出口流速を示すである。
【図6】第2不活性ガス供給部のさらに他の構成例を示す縦断面図である。
【図7】多孔体層を設けた場合、および設けない場合における各吐出孔の出口流速を示す図である。
【図8】第2不活性ガス供給部のさらに他の構成例を示す縦断面図である。
【図9】第2不活性ガス供給部のさらに他の構成例を示す縦断面図である。
【図10】第2不活性ガス供給部の吐出孔ピッチを基板と共に示す図である。
【符号の説明】
1 基板処理槽 2 基板
3 乾燥用流体貯留部 3b 第1凹所
4 第1不活性ガス供給部 5 第2不活性ガス供給部
6 乾燥用流体
Claims (14)
- 処理槽(1)内に複数枚の基板(2)を整列状態で収容し、かつ処理槽(1)内における洗浄液の液面を基板(2)に対して相対的に下降させながら基板(2)の表面に乾燥用流体を供給することにより基板(2)の表面を乾燥させる方法であって、
処理槽(1)内の、基板(2)上部に乾燥用流体(6)を貯留し、
貯留した乾燥用流体(6)に対して不活性ガスを吹き付けることにより処理槽(1)内において乾燥用流体の液滴を発生させて互いに接近する方向に導き、
発生され、互いに接近する方向に導かれた乾燥用流体の液滴を各基板(2)の表面に導くべく不活性ガスを供給する
ことを特徴とする基板乾燥方法。 - 前記乾燥用流体(6)はイソプロピルアルコールである請求項1に記載の基板乾燥方法。
- 前記不活性ガスは窒素ガスである請求項1または請求項2に記載の基板乾燥方法。
- 処理槽(1)内に複数枚の基板(2)を整列状態で収容し、かつ処理槽(1)内における洗浄液の液面を基板(2)に対して相対的に下降させながら基板(2)の表面に乾燥用流体を供給することにより基板(2)の表面を乾燥させる装置であって、
処理槽(1)内の、基板(2)上部に乾燥用流体(6)を貯留する乾燥用流体貯留手段(3)と、
貯留した乾燥用流体(6)に対して不活性ガスを吹き付けることにより処理槽(1)内において乾燥用流体の液滴を発生させて互いに接近する方向に導く第1不活性ガス供給手段(4)と、
発生され、互いに接近する方向に導かれた乾燥用流体の液滴を各基板(2)の表面に導くべく不活性ガスを供給する第2不活性ガス供給手段(5)と
を含むことを特徴とする基板乾燥装置。 - 前記乾燥用流体(6)はイソプロピルアルコールである請求項4に記載の基板乾燥装置。
- 前記乾燥用流体貯留手段(3)は、複数枚の基板(2)の並び方向と平行に延び、かつ上部が開放された乾燥用流体貯留凹所(3b)を有するものである請求項4または請求項5に記載の基板乾燥装置。
- 前記第2不活性ガス供給手段(5)は、不活性ガスを垂直下向きに吐出する不活性ガス吐出孔を有するものである請求項4から請求項6の何れかに記載の基板乾燥装置。
- 前記不活性ガス吐出孔は、長さが直径以上である請求項7に記載の基板乾燥装置。
- 前記第2不活性ガス供給手段(5)は、不活性ガス供給口と不活性ガス吐出部との間に所定の助走区間を有している請求項4に記載の基板乾燥装置。
- 前記第2不活性ガス供給手段(5)は、不活性ガス導入空間と、不活性ガス吐出部と、不活性ガス導入空間と不活性ガス吐出部との間に位置する多孔体とを有している請求項4に記載の基板乾燥装置。
- 前記多孔体と不活性ガス吐出部との間に不活性ガス吐出用空間をさらに有する請求項10に記載の基板乾燥装置。
- 前記不活性ガス導入空間は、全ての不活性ガス吐出部と平行に延びる1対の第1空間であり、前記不活性ガス吐出用空間は、不活性ガス吐出部の内端部と連通される第2空間であり、前記多孔体は、各第1空間と第2空間との間に設けられるものである請求項11に記載の基板乾燥装置。
- 前記多孔体は、ポリテトラフルオロエチレンシートである請求項10から請求項12の何れかに記載の基板乾燥装置。
- 前記不活性ガス吐出孔同士の間隔を乾燥対象である基板同士の間隔の整数倍に設定し、しかも、最も端部に位置する基板の外側に対応させて不活性ガス吐出孔を設けて前記不活性ガス吐出孔との間隔を基板同士の間隔と等しく設定してある請求項4に記載の基板乾燥装置。
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