JP3800750B2

JP3800750B2 - Cooker

Info

Publication number: JP3800750B2
Application number: JP26578697A
Authority: JP
Inventors: 和男藤下; 康典金子; 久森川
Original assignee: Panasonic Corp; Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Corp; Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1997-09-30
Filing date: 1997-09-30
Publication date: 2006-07-26
Anticipated expiration: 2017-09-30
Also published as: JPH11101445A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明はコンロ部に備えた赤外線を放射するランプヒータにて直上の耐熱ガラスを介して被加熱物を加熱するものにおいて、耐熱ガラスの下部に備えた温度センサにて被加熱物の温度制御をするもので、ひとつの温度センサにて四つの加熱機能を適正加熱制御する加熱調理器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来この種の加熱調理器としては特開平４−２３６０１６号公報がある。その構成について図７を参照しながら説明する。
【０００３】
従来は耐熱ガラス２の下部に備えた温度センサ５にて被加熱物１の温度制御するもので
、コンロ部３を断熱材構成とし前記温度センサ５にランプヒータ４よりの熱をバイアスとして付加し加熱制御するものである。
【０００４】
つまり、被加熱物１が載置されている耐熱ガラス２の下部にコンロ部３を備え、前記コンロ部３にはランプヒータ４と前記耐熱ガラス２の下部に当接した温度センサ５が内蔵されている。また、前記コンロ部３は上部を開口し側面と底面を備えた垂直断面が皿状とし前記耐熱ガラス２の直下にてスプリングバネにて６にて当接したもので、外壁７を金属材とし前記外壁７の内面に沿ってリング状の断熱材Ａ８とドーナツ状の断熱材Ｂ９を備えるとともに前記外壁７の中央部に円筒状部１０を備えている。さらに、前記円筒状部１０の内側（ランプヒータ側）にリング状の断熱材Ｃ１１を備えるとともに前記断熱材Ｃ１１の上面に断熱材Ｄ１２を備え前記耐熱ガラス２と断熱材Ｃ１１にて隙間を無くしたものである。
【０００５】
上記構成により加熱を開始するとコンロ部３内部のランプヒータ４が発熱し直上部の耐熱ガラス２を透過し被加熱物１を伝導とふく射により加熱することになる。具体例として揚げ物加熱の場合について述べると、温度センサ５に対してはランプヒータ４よりの輻射熱の大半を三種類の断熱材にて遮っているものの、少々の熱をバイアスとして付加し前記被加熱物１の油の温度上昇勾配と前記温度センサ５の温度上昇勾配を近似（応答時間の遅れを少なくした）したものである。
【０００６】
これにより、揚げ物加熱時に油の発火を防止するために温度センサ５にて加熱制御をするもので、温度センサ５にて予め制御部に入力しておいた温度に到達するとコンロ部３のランプヒータ４を自動停止し油の発火を防止し安全を確保するものである。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図７で示した上記従来の加熱調理器の加熱制御ではひとつの温度センサにて揚げ物の時の過熱防止のための加熱制御ができるものの、揚げ物以外の焼き物、鍋物、保温など多機能の加熱制御ができないものである。
【０００８】
何故なら、揚げ物、焼き物、鍋物、保温の加熱制御をするにはそれぞれに最適温度の設定と最適な制御が必要となる。例えば、揚げ物のときの油の発火を防止するための温度設定と加熱制御は前記までに明らかであるが、焼き物のときの被加熱物としてのフッ素コーティングした焼き肉プレート、フライパンなどの過熱を防止するための温度設定と加熱制御、鍋物のとき、とくに土鍋の場合には加熱性能を良くするためにパワーをUPするか耐熱ガラス２の温度を少しでも高くするためと空焚きを防止するための温度設定と加熱制御、さらに、コーヒーサーバなどの保温およびシチューなどの加熱後の保温などの加熱制御などのことを設定しなければならない課題があった。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために、コンロ部に備えた赤外線を放射するランプヒータにて直上の耐熱ガラスを介して被加熱物を加熱し耐熱ガラスの下部に備えた温度センサにて被加熱物の加熱制御をするもので、ひとつの温度センサにて四つの機能を加熱制御するようにした。
【００１０】
上記発明によれば、加熱調理器として揚げ物、焼き物、鍋物、保温など多機能の加熱ができ、且つ安全および最適加熱ができるために使い勝手がよい。
【００１１】
【発明の実施の形態】
本発明は、被加熱物を載置する耐熱ガラスと前記耐熱ガラスの下部に加熱手段を内蔵したコンロ部とを備え、前記コンロ部に前記耐熱ガラスに当接し前記被加熱物を加熱制御す
る温度センサを備え、ひとつの温度センサにて四っの機能を加熱制御するもので、揚げ物キー、焼き物キー、鍋物キーおよび保温キーとした構成のもの。
【００１２】
そして、簡単な構成にて揚げ物、焼き肉、鍋物、および保温の四つの機能を適正に加熱制御ができ使い勝手がよい。
【００１３】
また、ひとつの温度センサにて四つの機能を制御するもので、揚げ物キー加熱のときは予め制御部に入力しておいた温度を２６０℃前後としこの温度以上にて加熱手段を自動停止、焼き物キーのときは予め制御部に入力しておいた温度を２３０℃前後としこの温度以上にて加熱手段のパワーを自動的にダウンし設定温度未満にて自動的にフルパワーに戻すとともに、鍋物キー加熱のときは予め制御部に入力しておいた温度を３３０℃前後としこの温度以上にて加熱手段を自動停止、保温キーのときは予め制御部に入力しておいた温度を８０℃前後とし設定温度以上にて加熱手段のパワーをＯＦＦし設定温度未満にて自動的にパワーＯＮする制御とした構成のもの。
【００１４】
そして、揚げ物加熱時に油の発火を防止することができるために安全であるとともに、フッ素コーティングの処理をした焼き肉プレートの適正加熱、土鍋加熱の場合の加熱性能が良い。さらに、食器保温、調理保温ができ大変便利である。
【００１５】
また、アルミニウムにて形成したコンロ部と板厚が４mm程度の耐熱ガラスに当接し被加熱物を加熱制御する温度センサを備えたもので、保温キー加熱のとき耐熱ガラスの温度を１１０℃〜１３０℃の略一定になるように、パワーをフルパワーより相当小さく（例えば、６０Ｗ〜８０Ｗ）する構成としたもの。
【００１６】
そして、パワーを６０Ｗ〜８０Ｗにて耐熱ガラス２の温度を略一定（１１０℃〜１３０℃）にしているために、保温後に耐熱ガラス２に触れても火傷しにくい温度であり安全と保温を両立したものである。また、調理保温（例えば、カレー、シチュー）において省エネ保温ができる。
【００１７】
【実施例】
以下、本発明の一実施例について図面を用いて説明する。
【００１８】
（実施例１）
図１は本発明の実施例１の加熱調理器の外観図である。また図２は同加熱調理器の断面図である。また図３は同加熱調理器のコンロ部の外観図である。また図４は同加熱調理器の操作部の図である。また図５は同加熱調理器の制御ブロック図である。
【００１９】
ひとつの温度センサ５にて揚げ物、焼き肉、鍋物、および保温の四つの機能を加熱制御するものである。
【００２０】
図１から図５において、被加熱物１を載置し赤外線を透過する耐熱ガラス２は上面ケース１３と接着剤１４にて一体化するとともに、コンロ部３と冷却ファン１５を内蔵した下面ケース１６とはねじ１７にて固定し結合したものである。
【００２１】
コンロ部３は赤外線を透過する耐熱ガラス２の下部に備えたもので、外壁７は上部を開口し底面形状を２本の赤外線にて加熱するランプヒータ４を中心に放物線形状とするとともに赤外線に対して反射率の高いアルミ材料とし内部壁面にケイ酸ナトリウム１８をコーテイングしている。
【００２２】
さらに、コンロ部３は耐熱ガラス２の直下にてスプリングバネＡ６により当接するとと
もに中央部の底面を局所的に上げ底部１９にし、この上げ底部１９に開口部２０を備えている。温度センサ５は上げ底部１９の開口部２０に臨ませるとともにスプリングバネＢ２１にて耐熱ガラス２に当接するように附勢されている。
【００２３】
また、上面ケース１３の一部に設けた操作部２２には加熱開始キー２３と加熱停止キー２４、パワー切り替えキー２５と表示ランプ２６を基本に加熱選択キーとして揚げ物キー２７、焼き肉キー２８、鍋物キ２９、および保温キー３０を備えたものである。３１はマイコンである。
【００２４】
また、前記コンロ部３の上げ底部１９のランプヒータ４側に熱抑制体３２を備えている。
【００２５】
なお、この種の加熱調理器に用いる耐熱ガラス２の板厚は４mm程度とし、鍋などを落としても割れにくいことと、高温の時に水ずがかかっても割れないように熱処理しセラミック化したものである。
【００２６】
上記図１から図５の構成において動作を説明する。加熱調理器は加熱開始キー２３を押し通電を開始すると、コンロ部３内部の複数本のランプヒータ４が発熱し直上部の耐熱ガラス２を透過し鍋などの被加熱物１を伝導とふく射により加熱される。順次説明する。
【００２７】
（１）揚げ物キー２７においては熱抑制体３２にてランプヒータ４よりの熱を温度センサ５に適切に付加し被加熱物１の天ぷら、揚げ物油の温度上昇勾配と温度センサ５の温度上昇勾配を近似（応答時間の遅れを少なくしたもの）している。これにより、油加熱において適正温度（例えば、１８０〜２００℃）にて満足な天ぷら、揚げ物加熱ができ且つ何らかの条件により異常過熱した場合に予めマイコンに入力している温度（例えば、２６０℃）に温度センサ５の温度が到達すると加熱手段としてのランプヒータ４を自動停止し油の発火を防止することを基本機能として実現したものである。
【００２８】
（２）焼き物キー加熱のときは例えば焼き肉プレート加熱においては負荷が少ないときには温度センサ５が２６０℃にてランプヒータ４を自動停止すると使い勝手が悪くなる。また、焼き肉プレートの温度がオーバーシュートによりこれ以上となり、フッ素コーティングが過熱気味となり変色など不具合が発生するために温度設定としては２４０℃前後とし、制御としてはこの温度以上になるとランプヒータ４のパワーを自動的にダウンさせ、２４０℃前後未満になると自動的にフルパワーに戻すようにしたものである。また、フライパン加熱においても水分を発生する炒め物加熱の場合は良いが、水分の発生しない加熱（例えば、ウインナー、ごまめ）も同様なことが言える。
【００２９】
（３）鍋キー加熱のときは土鍋の場合に少しでも加熱性能を良くするためにパワーをUPするか耐熱ガラス２の温度を少しでも高くするかである。しかし、これは鍋加熱中に温度センサ５が２６０℃に到達してしまいランプヒータ４を自動停止するために満足な土鍋加熱ができないものであった。そこで、温度センサ５の設定温度を上げるために、汎用性が高く低コストのサーミスタ（例えば、３５０℃以下のもの）とし予めマイコン３１に入力しておいた温度を３３０℃前後としこの温度以上になるとランプヒータ４のパワーを自動的にダウンさせ、３３０℃前後未満になると自動的にフルパワーに戻すようにしたものである。
【００３０】
（４）保温については食器の保温加熱（例えば、コーヒーサーバ、急須、酒とっくり、セラミック容器）と調理保温加熱（例えば、シチュー、カレー、肉じゃがなど）を実現したもので、保温キー加熱において（イ）コーヒーサーバ、急須などの保温では予め制御部に入力しておいた温度を８０℃前後としこの設定温度以上にて加熱手段のパワーをＯＦＦ
し設定温度未満にて自動的にパワーＯＮする制御としている。（ロ）シチュー、肉じゃがなどのような加熱を完了した後にそのまま保温する場合には温度センサ５は高温状態にあり、予め制御部に入力しておいた温度は８０℃前後以上であり加熱手段のパワーはＯＦＦのままである。その後、温度が低下してきて８０℃前後未満となると自動的にパワーＯＮする制御である。
【００３１】
以上のように、本実施例１によれば、（１）ひとつの温度センサにて揚げ物、焼き肉、鍋物、および保温の四つの機能を適正に加熱制御するものである。（２）ひとつの温度センサであり簡単な構成にて加熱制御ができる。（３）フッ素コーティングの処理をした焼き肉プレートの適正加熱ができるとともに、土鍋加熱の場合に少しでも加熱性能を良くすることができるために使い勝手がよい。（４）揚げ物加熱時に油の発火を防止することができるために安全である。（５）何時までも温かく食べたい場合の食器保温（例えば、茶碗蒸し、グラタンなど）またはコーヒーサーバ、急須、などの加熱に大変便利となる。
【００３２】
（実施例２）
図６は本発明の実施例２の加熱調理器の食器保温例の外観図である。
【００３３】
本発明のものは加熱調理器に保温機能を付加したもので、保温加熱時はパワーは６０Ｗ〜８０Ｗとし耐熱ガラス２の温度設定として１１０℃〜１３０℃になるようにパワーを制御したもの。図１から図６に基ずいて説明する。
【００３４】
保温加熱時は予め制御部に入力しておいた温度を８０℃前後としこの設定温度以上にて加熱手段のパワーをＯＦＦし設定温度未満にて自動的にパワーＯＮする制御としている。
【００３５】
従来、加熱調理器に保温機能を付加したものとしては、電磁誘導加熱器またはシーズヒータを渦巻き式にした電熱コンロなどがある。前者は加熱原理より陶器類、耐熱ガラスなどの食器をそのまま加熱することができない。後者は加熱面がフラットでないために、滑り落ちる可能性があり食器保温などはあまりしないものであった。つまり、両方ともに食器保温に対しては適性を欠いていた。
【００３６】
本発明は、これらの課題を解決するもので、（１）赤外線加熱式のハロゲンランプヒータであり陶器類、耐熱ガラスなどの食器をそのまま加熱および保温ができるものである。（２）耐熱ガラス２を用いたフラット式加熱トップであり食器などが滑り落ちることなく保温ができる。（３）コーヒーサーバ、急須などの保温では耐熱ガラス２の温度設定を１１０℃〜１３０℃にすることにより、万が一、保温後に耐熱ガラス２に触れても火傷しにくい温度としている。このために、保温キー３０のパワーは６０Ｗ〜８０Ｗとし、安全にて食器保温ができるようにしている。これは、この種の加熱調理器に用いる耐熱ガラス２の板厚は４mm程度であり、赤外線に対して反射率の高いアルミ材料とし内部壁面にケイ酸ナトリウム１８をコーテイングしたコンロ部３との組合せにおいて最適化したものである。（４）シチューなどを加熱した後に調理保温する場合は耐熱ガラス２が加熱直後であり高温である。従って、この高温の熱にて保温されるために保温パワーは必要がなく、耐熱ガラスの温度が低下すると保温のためのパワーが必要となる。このために、予め制御部３１に入力しておいた温度を８０℃前後としこの設定温度以上にて加熱手段のパワーをＯＦＦし設定温度未満にて自動的にパワーＯＮする制御としている。
【００３７】
つまり、保温キー３０の加熱において温度センサ５は二つの働きをしているもので（１）耐熱ガラス２のが異常に高温になると安全性を確保するためにパワーを加熱制御している。（２）保温キー３０の場合は温度センサ５にて耐熱ガラス２の温度を略一定（１１０℃〜１３０℃）に加熱制御するための機能。
【００３８】
以上のように、本実施例２によれば、（１）耐熱ガラス２の温度を略一定（１１０℃〜１３０℃）にしているために万が一、保温後に耐熱ガラス２に触れても火傷しにくい温度であり安全であり且つ保温ができるものである。（２）保温する内容の加熱負荷に応じて自動運転するために経済的であり過熱も少なく便利である。（３）調理保温（例えば、カレー、シチュー）において省エネ保温ができる。
【００３９】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の加熱調理器によれば、次の効果が得られる。
【００４０】
（１）ひとつの温度センサにて揚げ物、焼き肉、鍋物、および保温の四つの機能を適正に加熱制御するものであり、簡単な構成にて加熱制御ができるとともに、フッ素コーティングの処理をした焼き肉プレート、フライパンの適正加熱、土鍋の加熱性能がを良く使い勝手がよい。また、揚げ物加熱時に油の発火を防止することができるために安全であるとともに、何時までも温かく食べたい場合の食器保温（例えば、茶碗蒸し、グラタンなど）またはコーヒーサーバ、急須、などの加熱に大変便利となる。
【００４１】
（２）耐熱ガラスの温度を１１０℃〜１３０℃にて保温するために万が一、保温後に耐熱ガラスに触れても火傷しにくい温度であり安全であるとともに、調理保温（例えば、カレー、シチュー）において省エネ保温ができる。
【００４２】
（３）パワーが６０Ｗ〜８０Ｗにて耐熱ガラスの温度を略一定（１１０℃〜１３０℃）にしているために、安全と保温が両立したものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例１における加熱調理器の外観図
【図２】同加熱調理器の断面図
【図３】同加熱調理器のコンロ部の外観図
【図４】同加熱調理器の操作部拡大図
【図５】同加熱調理器の制御回路ブロック図
【図６】本発明の実施例２における食器の保温例図
【図７】従来の加熱調理器の断面図
【符号の説明】
１被加熱物
２耐熱ガラス
３コンロ部
４加熱手段（ランプヒータ）
５温度センサ
２７揚げ物キー
２８焼き肉キー
２９鍋物キー
３０保温キー[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
In the present invention, the object to be heated is heated through the heat-resistant glass directly above by the lamp heater that emits infrared rays provided in the stove part, and the temperature of the object to be heated is controlled by the temperature sensor provided in the lower part of the heat-resistant glass. Therefore, the present invention relates to a heating cooker that appropriately controls four heating functions with a single temperature sensor.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as this type of cooking device, there is JP-A-4-236016. The configuration will be described with reference to FIG.
[0003]
Conventionally, the temperature of the object to be heated 1 is controlled by a temperature sensor 5 provided at the lower part of the heat-resistant glass 2. The stove 3 is made of a heat insulating material and heat from the lamp heater 4 is added to the temperature sensor 5 as a bias. Heating is controlled.
[0004]
That is, the stove part 3 is provided in the lower part of the heat-resistant glass 2 on which the article to be heated 1 is placed, and the stove part 3 has a built-in temperature sensor 5 in contact with the lamp heater 4 and the lower part of the heat-resistant glass 2. ing. The stove section 3 has a vertical section with an opening at the top and side and bottom surfaces, and is abutted by a spring spring 6 immediately below the heat-resistant glass 2, and the outer wall 7 is made of a metal material. A ring-shaped heat insulating material A 8 and a donut-shaped heat insulating material B 9 are provided along the inner surface of the outer wall 7, and a cylindrical portion 10 is provided at the center of the outer wall 7. Further, a ring-shaped heat insulating material C11 is provided on the inner side (lamp heater side) of the cylindrical portion 10 and a heat insulating material D12 is provided on the upper surface of the heat insulating material C11 so that a gap is eliminated between the heat resistant glass 2 and the heat insulating material C11. Is.
[0005]
When heating is started with the above configuration, the lamp heater 4 inside the stove unit 3 generates heat, passes through the heat-resistant glass 2 immediately above, and heats the object 1 to be heated by conduction and radiation. As a specific example, the fried food heating will be described. Although most of the radiant heat from the lamp heater 4 is shielded by the three kinds of heat insulating materials for the temperature sensor 5, a small amount of heat is added as a bias to the heated sensor. This is an approximation of the temperature rise gradient of the oil of the object 1 and the temperature rise gradient of the temperature sensor 5 (response time delay is reduced).
[0006]
In this way, the temperature sensor 5 controls the heating in order to prevent the oil from igniting when the fried food is heated. When the temperature sensor 5 reaches the temperature previously input to the control unit, the lamp heater of the stove unit 3 4 is automatically stopped to prevent oil ignition and ensure safety.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, although the heating control of the conventional heating cooker shown in FIG. 7 can perform heating control for preventing overheating during fried food with a single temperature sensor, it has multifunctional functions such as pottery other than fried food, pot food, and heat insulation. Heating control is not possible.
[0008]
This is because fried foods, grilled foods, hot pots, and heat control for heat control require setting of optimum temperature and optimum control for each. For example, the temperature setting and heating control for preventing the ignition of oil during fried foods are clear as described above, but it prevents overheating of the fluorine-coated grilled meat plate, frying pan, etc. Temperature setting and heating control for pots, especially in the case of clay pots, to increase the power to improve the heating performance or to raise the temperature of the heat-resistant glass 2 as much as possible and to prevent emptying There is a problem that it is necessary to set the heating control such as the setting and heating control, and the heat retention of the coffee server and the like after the heating of the stew and the like.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, the present invention heats an object to be heated through a heat-resistant glass directly above by a lamp heater that emits infrared rays provided in a stove section, and is heated by a temperature sensor provided at the bottom of the heat-resistant glass. It controls the heating of objects, and it controls the heating of four functions with a single temperature sensor.
[0010]
According to the above invention, the cooking device can be used for multi-functional heating such as fried foods, grilled foods, pots, and heat insulation, and can be used safely and optimally.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present invention comprises a heat-resistant glass on which an object to be heated is placed and a stove part with a heating means built in the lower part of the heat-resistant glass, and a temperature at which the object to be heated comes into contact with the heat-resistant glass in the stove part. It is equipped with a sensor and controls the four functions with a single temperature sensor. It has a fried food key, pottery key, pot key, and heat retention key.
[0012]
In addition, the four functions of fried food, grilled meat, hot pot, and heat insulation can be appropriately controlled with a simple configuration, and it is easy to use.
[0013]
In addition, it controls four functions with one temperature sensor. When fried food key is heated, the temperature input in advance to the control unit is around 260 ° C, and the heating means is automatically stopped above this temperature. When the key is set, the temperature input in advance to the controller is set to around 230 ° C, the power of the heating means is automatically reduced above this temperature and automatically returned to full power below the set temperature. automatically stopping the heating means at the front and rear 330 ° C. the temperature that has been input to the pre-Me control unit and this temperature or higher when the heating, 80 ° C. before and after the temperature had been entered in advance in the control unit when the insulation key In the configuration, the power of the heating means is turned off when the temperature is higher than the set temperature and the power is automatically turned on when the temperature is lower than the set temperature.
[0014]
And since it can prevent the ignition of oil at the time of fried food heating, while being safe, the heating performance in the case of the appropriate heating of the grilled meat plate which processed the fluorine coating, and earthenware pot heating is good. In addition, it is very convenient because it can keep dishes warm and cooked.
[0015]
In addition, it is equipped with a stove part made of aluminum and a temperature sensor for controlling the heating of an object to be heated by contacting a heat-resistant glass having a thickness of about 4 mm. A configuration in which the power is considerably smaller than the full power (for example, 60 W to 80 W) so that the temperature is substantially constant.
[0016]
And since the temperature of the heat resistant glass 2 is made substantially constant (110 ° C. to 130 ° C.) at a power of 60 W to 80 W, it is a temperature at which the heat resistant glass 2 is hard to be burned even if it is touched after the heat insulation, and both safety and heat insulation are achieved. It is a thing. In addition, energy saving heat can be kept in cooking heat retention (eg, curry, stew).
[0017]
【Example】
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0018]
Example 1
FIG. 1 is an external view of a cooking device according to Embodiment 1 of the present invention. FIG. 2 is a sectional view of the cooking device. Moreover, FIG. 3 is an external view of the stove part of the cooking device. Moreover, FIG. 4 is a figure of the operation part of the heating cooker. FIG. 5 is a control block diagram of the cooking device.
[0019]
One temperature sensor 5 controls heating of four functions of fried food, grilled meat, hot pot, and heat insulation.
[0020]
1 to 5, the heat-resistant glass 2 on which the object to be heated 1 is placed and which transmits infrared rays is integrated with the upper case 13 and the adhesive 14, and the lower case 16 including the stove 3 and the cooling fan 15 is built in. Is fixed and coupled with a screw 17.
[0021]
The stove part 3 is provided at the lower part of the heat-resistant glass 2 that transmits infrared rays, and the outer wall 7 has a parabolic shape centering on a lamp heater 4 that opens at the upper part and heats the bottom surface shape with two infrared rays. On the other hand, an aluminum material having high reflectance is coated with sodium silicate 18 on the inner wall surface.
[0022]
Further, the stove part 3 is brought into contact with the spring spring A 6 immediately below the heat-resistant glass 2 and the bottom surface of the central part is locally raised to a bottom part 19, and an opening part 20 is provided in the raised bottom part 19. The temperature sensor 5 is biased so as to face the opening 20 of the raised bottom portion 19 and to come into contact with the heat-resistant glass 2 by a spring spring B21.
[0023]
An operation unit 22 provided in a part of the upper case 13 has a heating start key 23, a heating stop key 24, a power switching key 25, and an indicator lamp 26 as heating selection keys. Key 29 and a heat retention key 30 are provided. 31 is a microcomputer.
[0024]
Further, a heat suppression body 32 is provided on the lamp heater 4 side of the raised bottom portion 19 of the stove portion 3.
[0025]
The thickness of the heat-resistant glass 2 used in this type of cooking device is about 4 mm, and it is heat treated and ceramicized so that it will not break even if a pan is dropped, and it will not break even when it is wet. Is.
[0026]
The operation of the configuration shown in FIGS. 1 to 5 will be described. When the heating cooker starts energization by pressing the heating start key 23, the plurality of lamp heaters 4 inside the stove unit 3 generate heat, pass through the heat-resistant glass 2 immediately above, and heat and radiate the heated object 1 such as a pan. Heated. A description will be made sequentially.
[0027]
(1) In the deep-fried food key 27, heat from the lamp heater 4 is appropriately added to the temperature sensor 5 by the heat suppression body 32, and the temperature rising gradient of the tempura of the heated object 1, the frying oil, and the temperature rising gradient of the temperature sensor 5. Is approximated (with less delay in response time). This makes it possible to heat tempura and fried foods that are satisfactory at an appropriate temperature (for example, 180 to 200 ° C.) in oil heating, and to a temperature (for example, 260 ° C.) that is input in advance to the microcomputer when abnormal overheating occurs under some conditions. When the temperature of the temperature sensor 5 reaches, the lamp heater 4 as a heating means is automatically stopped to prevent oil ignition as a basic function.
[0028]
(2) When the grill key is heated, for example, when the load is small in the grilled meat plate heating, if the temperature sensor 5 automatically stops the lamp heater 4 at 260 ° C., the usability deteriorates. In addition, the temperature of the grilled meat plate becomes higher due to overshoot, and the fluorine coating becomes overheated and causes problems such as discoloration. Therefore, the temperature setting is around 240 ° C. When the temperature exceeds this temperature, the power of the lamp heater 4 is controlled. Is automatically lowered, and when it is less than about 240 ° C., it is automatically returned to full power. In addition, the frying pan heating is good in the case of heating the stir-fry food that generates moisture, but the same can be said for the heating that does not generate moisture (for example, wiener, sesame).
[0029]
(3) In the case of pot key heating, in the case of a clay pot, the power is increased in order to improve the heating performance as much as possible, or the temperature of the heat-resistant glass 2 is increased as much as possible. However, since the temperature sensor 5 reached 260 ° C. during the pot heating and the lamp heater 4 was automatically stopped, satisfactory pot heating was not possible. Therefore, in order to raise the set temperature of the temperature sensor 5, a versatile and low-cost thermistor (for example, one having a temperature of 350 ° C. or lower) is set to about 330 ° C. and the temperature previously input to the microcomputer 31 is set to be higher than this temperature. Then, the power of the lamp heater 4 is automatically reduced, and when it is less than about 330 ° C., it is automatically returned to full power.
[0030]
(4) For heat insulation, it is the heat insulation heating of dishes (for example, coffee server, teapot, sake, ceramic container) and cooking heat insulation heating (for example, stew, curry, meat potato etc.). ) For heat insulation of coffee servers, teapots, etc., set the temperature previously input to the control unit to around 80 ° C, and turn off the power of the heating means above this set temperature.
The power is automatically turned on below the set temperature. (B) In the case where the temperature is kept as it is after completing the heating such as stew or meat potato, the temperature sensor 5 is in a high temperature state, and the temperature inputted in advance to the control unit is about 80 ° C. or more, and the heating means The power remains off. Thereafter, the power is automatically turned on when the temperature decreases to below 80 ° C.
[0031]
As described above, according to the first embodiment, (1) one temperature sensor appropriately controls the four functions of fried food, grilled meat, hot pot, and heat insulation. (2) One temperature sensor that can control heating with a simple configuration. (3) The baked meat plate that has been treated with fluorine coating can be heated appropriately, and in the case of clay pot heating, the heating performance can be improved as much as possible, which is convenient. (4) It is safe because the oil can be prevented from igniting when the fried food is heated. (5) It is very convenient for keeping dishes warm (e.g., tea fumigation, gratin, etc.) or heating a coffee server, teapot, etc. if you want to eat warmly.
[0032]
(Example 2)
FIG. 6 is an external view of a tableware heat insulation example of the heating cooker according to the second embodiment of the present invention.
[0033]
The thing of this invention adds the heat retention function to the heating cooker, and controls the power so that the power is 60 W to 80 W and the temperature setting of the heat resistant glass 2 is 110 ° C. to 130 ° C. during the heat insulation heating. A description will be given based on FIGS. 1 to 6.
[0034]
At the time of heat insulation heating, the temperature inputted in advance to the control unit is set to around 80 ° C., and the power of the heating means is turned off when the temperature is higher than the set temperature, and the power is automatically turned on when the temperature is lower than the set temperature.
[0035]
2. Description of the Related Art Conventionally, a heating cooker with a heat retaining function includes an electric induction cooker in which an electromagnetic induction heater or a sheathed heater is a spiral type. The former cannot heat tableware such as ceramics and heat-resistant glass as it is because of the heating principle. In the latter case, since the heating surface is not flat, there is a possibility of slipping down, so that the tableware is not kept warm. That is, both lacked suitability for tableware warming.
[0036]
The present invention solves these problems. (1) It is an infrared heating halogen lamp heater, which can heat and keep a tableware such as ceramics and heat-resistant glass as it is. (2) A flat-type heating top using the heat-resistant glass 2 and can keep warm without causing the tableware to slide down. (3) The temperature of the heat-resistant glass 2 is set to 110 ° C. to 130 ° C. in the heat retention of the coffee server, the teapot, etc., so that even if the heat-resistant glass 2 is touched after the heat retention, it is set to a temperature that is not easily burned. For this reason, the power of the heat retention key 30 is set to 60 W to 80 W so that the tableware can be kept warm. This is a combination of the heat-resistant glass 2 used in this type of cooking device with a thickness of about 4 mm and an aluminum material having a high reflectivity for infrared rays and a stove part 3 coated with sodium silicate 18 on the inner wall surface. Optimized in. (4) When cooking and keeping warm after heating a stew etc., the heat-resistant glass 2 is high temperature immediately after heating. Therefore, since the heat is maintained by this high temperature heat, there is no need for heat retention power. When the temperature of the heat-resistant glass is lowered, power for heat insulation is required. For this reason, the temperature input in advance to the control unit 31 is set to around 80 ° C., and the power of the heating unit is turned off when the temperature is higher than the set temperature, and the power is automatically turned on when the temperature is lower than the set temperature.
[0037]
That is, the temperature sensor 5 has two functions in the heating of the heat retention key 30. (1) When the heat-resistant glass 2 becomes abnormally high in temperature, the power is heated and controlled to ensure safety. (2) A function for controlling the temperature of the heat-resistant glass 2 to be substantially constant (110 ° C. to 130 ° C.) by the temperature sensor 5 in the case of the heat retention key 30.
[0038]
As described above, according to the second embodiment, (1) the temperature of the heat-resistant glass 2 is set to be substantially constant (110 ° C. to 130 ° C.). It is temperature, safe and can keep warm. (2) Since the automatic operation is performed according to the heating load of the content to be kept warm, it is economical and convenient with little overheating. (3) Energy-saving heat insulation can be performed in cooking heat insulation (for example, curry and stew).
[0039]
【The invention's effect】
As described above, according to the heating cooker of the present invention, the following effects can be obtained.
[0040]
(1) The fried food, grilled meat, hot pot, and the heat retaining function are properly heated and controlled with a single temperature sensor. The grilled meat plate can be heated and controlled with a simple structure, and has a fluorine coating treatment. , The proper heating of the frying pan and the heating performance of the earthenware pan are easy to use. In addition, it is safe because it can prevent the oil from igniting when fried food is heated, and it is very hard to heat dishes such as tea fumigation, gratin, etc. or coffee servers, teapots, etc. It becomes convenient.
[0041]
(2) In order to keep the temperature of the heat-resistant glass at 110 ° C. to 130 ° C., it should be safe to be burned even if it touches the heat-resistant glass after the temperature is kept, and it is safe to cook (for example, curry or stew). Energy saving heat can be kept.
[0042]
(3) Since the temperature of the heat-resistant glass is substantially constant (110 ° C. to 130 ° C.) at a power of 60 W to 80 W, safety and heat retention are compatible.
[Brief description of the drawings]
1 is an external view of a heating cooker in Embodiment 1 of the present invention. FIG. 2 is a cross-sectional view of the heating cooker. FIG. 3 is an external view of a stove portion of the heating cooker. FIG. 5 is a control circuit block diagram of the heating cooker. FIG. 6 is a heat insulation example of the tableware in the second embodiment of the present invention. FIG. 7 is a sectional view of a conventional cooking device. ]
1 Heated object 2 Heat-resistant glass 3 Stove section 4 Heating means (lamp heater)
5 Temperature sensor 27 Deep-fried food key 28 Grilled meat key 29 Hot pot key 30 Insulation key

Claims

被加熱物を載置する耐熱ガラスと、前記耐熱ガラスの下部に加熱手段を内蔵したコンロ部と、前記コンロ部に前記耐熱ガラスに当接し前記被加熱物を加熱制御する温度センサとを備え、ひとつの温度センサにて、揚げ物、焼き物、鍋物、保温の四つの機能を制御する加熱調理器において、揚げ物キー加熱のときは予め制御部に入力しておいた温度を２６０℃前後としこの温度以上にて加熱手段を自動停止し、焼き物キーのときは予め制御部に入力しておいた温度を２４０℃前後としこの温度以上にて加熱手段のパワーを自動的にダウンし設定温度未満にて自動的にフルパワーに戻し、鍋物キー加熱のときは予め制御部に入力しておいた温度を３３０℃前後としこの温度以上にて加熱手段を自動停止し、保温キーのときは予め制御部に入力しておいた温度を８０℃前後とし設定温度以上にて加熱手段のパワーをＯＦＦし設定温度未満にて自動的にパワーＯＮする制御とした構成の加熱調理器。 A heat-resistant glass on which the object to be heated is placed, a stove part with a heating means built in the lower part of the heat-resistant glass, and a temperature sensor that controls the heating object by contacting the heat-resistant glass on the stove part, In a heating cooker that controls the four functions of fried food, grilled food, hot pot, and heat insulation with a single temperature sensor , the temperature previously input to the control unit when fried food key heating is around 260 ° C and above this temperature The heating means is automatically stopped at , and when it is a pottery key, the temperature previously input to the control unit is set to around 240 ° C., and the power of the heating means is automatically reduced above this temperature and automatically below the set temperature. to to return to full power, when the stew keys heating and a temperature around the 330 ° C. which had been entered into the pre-Me control unit automatically stops the heating means at a temperature above, when the heat retaining key advance in the control unit Enter in Automatically cooking device configured as a control to the power ON at less than OFF the power of the heating means set temperature had temperature at 80 ° C. before and after the set temperature or higher.

アルミニウムにて形成したコンロ部と板厚が４mm程度の耐熱ガラスに当接し被加熱物を加熱制御する温度センサを備えたもので、保温キー加熱のとき耐熱ガラスの温度を１１０℃〜１３０℃の略一定になるように、パワーを６０Ｗ〜８０Ｗにする構成とした請求項１に記載の加熱調理器。It is equipped with a stove section made of aluminum and a temperature sensor for controlling the heating of an object to be heated while contacting a heat-resistant glass having a thickness of about 4 mm. as will become substantially constant, the cooker of the mounting serial to claim 1 which has a structure that a power 60W～80W.