JP3799514B2 - 繊維補強固化材の吹き付け装置及び吹き付けノズル - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
建物の壁や床にあけた貫通部に空調ダクトや配管を貫通して設置する場合には、空調ダクトや配管の外壁面と、壁や床の貫通面との間に狭い空隙が生じる。本発明は、該空隙に繊維補強固化材を吹き付けて充填するための繊維補強固化材の吹き付け装置とそれに使用される吹き付けノズルに関する。
【0002】
【従来の技術】
繊維補強固化材の吹き付け装置としては、従来、実願平4ー15703号(実開平5ー76546号)のマイクロフィルムに開示されたようなものが知られている。
【0003】
この吹き付け装置は、図5に示すように、カッターBで細かく切断された補強繊維を、コンプレッサーAからの圧縮空気により、輸送管Cを介して、ノズルDの内管D1に送り、更に、ミキサーEで混合されたモルタルのような固化材を、モルタルポンプFによって、輸送管Gを介してノズルDの外管D2に送り、内管D1の先端開口D3と外管D2の先端ノズル口D4との間に設けた混合部D5で補強繊維と前記固化材を混合して繊維補強固化材とし、これを前記先端ノズル口D4から噴射するものである。
【0004】
しかし、この吹き付け装置にあっては、コンプレッサーAやカッターBやミキサーDをそれぞれ別個に構成しているので、繊維補強固化材の吹き付け装置として大型となってしまい、手狭な空調ダクトの設置現場に搬入して吹き付け作業をすることができない不都合があった。
【0005】
更に、繊維補強固化材の吹き付けノズルとしては、従来、前記ノズルDの他に、実公昭57ー60852号公報に開示されたような吹き付けノズルが知られている。
【0006】
この吹き付けノズルは、図6に吹き付けノズルaとして示すもので、筒状のノズル本体bの一端に繊維補強固化材を吐出する先端部cを螺合し、水用パイプdを固着したカバーeを移動自在にノズル本体bに取り付け、更に、該水用パイプdの先端に、水を噴霧する噴出ノズルfを取り付けている。
【0007】
しかし、この吹き付けノズルaは、その先端部cが先端に向かって拡大しており、繊維補強固化材が先端部cの開口から拡散して吐出するので、前記狭い空隙のような充填箇所に繊維補強固化材を吹き付けて充填するときには、充填箇所の周囲に繊維補強固化材が飛散してしまい、狭い場所には使用できない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、手狭な現場においても使用できる繊維補強固化材の吹き付け装置と、その装置に使用されて、繊維補強固化材を飛散させないで狭い充填箇所に吹き付けることのできる吹き付けノズルを提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するものであって、その手段は、請求項1に記載のとおり、補強繊維とセメントと水硬性無機質接着剤をスクリューコンベアにより混合するホッパーと、この混合された繊維補強固化材を吹き出すブロワーとを備えた繊維補強固化材の吹き付け機本体に、外部の給水源から水を吸入して送出するポンプを備え、ホッパーの上部に繊維補強固化材のブリッジ化を防ぐ回転翼が取り付けられており、先端が開口した先細の円錐管を取り付けた吹き付けノズルと前記ブロワーを輸送ホースによって連結し、更に、先端に散水ノズルを取り付けた水用パイプを前記円錐管の内部に設けて、円錐管の先端の開口付近に散水ノズルの噴射口を開口し、前記水用パイプとポンプを送水ホースによって連結したことを特徴とする繊維補強固化材の吹き付け装置である。
【0010】
この吹き付け装置においては、スクリューコンベアにより混合するホッパーの上部に繊維補強固化材にブリッジ化を防ぐ回転翼が取り付けられている。さらに本吹き付け装置では、繊維補強固化材が輸送ホースを介して吹き付けノズルに送られ、先細の円錐管を通過するときに、円錐管の内部が先端に行くにしたがって狭くなるので、繊維補強固化材の流れはそこで絞られて先端開口からわずかに広がって吐出される。その繊維補強固化材を充填箇所に向けて吹き付ける。
【0011】
このとき、外部の給水源から吸入された水が、ポンプによって送水ホースから水用パイプを通って散水ノズルに送られ、散水ノズルの噴射口が、前記円錐管の内部で、その先端の開口付近に開口しているので、該噴射口から噴射された水が繊維補強固化材に衝突して混じり、水と混じった繊維補強固化材が前記円錐管の先端の開口から吐出される。そして、繊維補強固化材は、水と反応してその粘度が上昇し、充填箇所に付着して、そこで固化する。
【0012】
また、請求項2記載の発明は、補強繊維とセメントと水硬性無機質接着剤を混合した繊維補強固化材を吹き出すブロワーを備えた繊維補強固化材の吹き付け機本体に、外部の給水源から水を吸入して送出するポンプを備え、先端が開口した先細の円錐管を取り付けた吹き付けノズルとブロワーを輸送ホースによって連結し、更に、先端に散水ノズルを取り付けた水用パイプを円錐管の内部に設けて、円錐管の先端の開口付近に散水ノズルの噴射口を開口し、水用パイプとポンプを送水ホースによって連結しており、散水ノズルが、ノズルキャップに円筒形の穴と噴射口に至る絞り通路を設け、円筒形の穴に、中央部に直進孔を開け、外周に螺旋状の溝を形成した円筒形の回転部材を挿入したものであることを特徴とするものである。
さらに別の解決手段は、請求項3に記載のとおり、筒状のノズル本体の一端に、先端が開口した先細の円錐管を取り付け、該円錐管の内部で、その先端の開口付近に、散水ノズルの噴射口を開口したことを特徴とする吹き付けノズルである。
【0013】
この吹き付けノズルにおいては、繊維補強固化材が吹き付けノズルを通過するときに、円錐管の先端に行くにしたがって絞られ、先端開口からわずかに広がって吐出する。そのわずかに広がった繊維補強固化材を充填箇所に吹き付けるので、狭い充填箇所の周囲に繊維補強固化材が飛散することはない。また、散水ノズルの噴射口から散水された水は、円錐管の先端の開口から繊維補強固化材が突出した直後に、繊維補強固化材と衝突して混じり、繊維補強固化材が水と反応して充填箇所で固化する。
【0014】
更に、この吹き付けノズルでは散水ノズルが、ノズルキャップに円筒形の穴と噴射口に至る絞り通路を設け、該円筒形の穴に、中央部に直進孔を開け、外周に螺旋状の溝を形成した円筒形の回転部材を挿入したものであることを特徴とする吹き付けノズルである。
【0015】
円錐管から吐出する繊維補強固化材に水を霧状に噴射すると、繊維補強固化材と反応する水の量が不足してしまうので、この吹き付けノズルは、回転部材の螺旋状の溝に水を通すことによって回転部材を回転させ、水を連通路内で緩く旋回させ、その緩く旋回させた水と回転部材の中央部の直進孔を通って流れる水を、霧状ではなく、水滴状にして噴射口から放射状に噴射する。放射状に噴射された水滴が、円錐管の先端開口から吐出される繊維補強固化材に均等に衝突して繊維補強固化材と混じるので、吹き付けられた繊維補強固化材が水滴と反応して、充填箇所において、均質に固化する。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に、図1乃至図4に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。
【0017】
図1において、1は、本発明の繊維補強固化材の吹き付け装置である。繊維補強固化材は、例えば、岩綿のような補強繊維材にセメントと水硬性無機質接着剤を混合したものであり、水と反応すると、その粘度が増加する。
【0018】
吹き付け装置1は、繊維補強固化材を吹き出すブロアー2aを備えた吹き付け機本体2に、外部の給水源6aから吸水ホース6を介して吸水し、送水ホース7を介して、先端に散水ノズル4bを取り付けた水用パイプ4aに送水するポンプ2bを備え、繊維補強固化材を吐出するために先端を開口した先細の円錐管3bを取り付けた吹き付けノズル3と前記ブロアー2aを輸送ホース5で連結し、更に、散水ノズル4bの噴射口4eを前記円錐管3bの先端の開口3e付近に開口したものである。
【0019】
吹き付け機本体2のケース2cは、図2(A)(B)に示すように、持ち運びに便利なように、上下二つの半部2c1、2c2に分割される。ケース2cの上半部2c1にホッパー2dを設け、該ホッパー2dに繊維補強固化材を入れて、ホッパー2dの下部に取り付けたスクリューコンベアー2eによって、前記繊維補強固化材をケース2cの下半部2c2に設けたブロアー2aに送る。
【0020】
ブロアー2aは、前記下半部2c2に設けたモーター2gによって駆動される。また、下半部2c2に設けた前記ポンプ2bも、前記モーター2gにより駆動される。
【0021】
前記繊維補強固化材を一度に大量にホッパー2dに入れると、繊維補強固化材の補強繊維が絡み合って、そこにセメントや水硬性無機質接着剤が堆積して、繊維補強固化材がホッパー2d内で円滑に落下しなくなり、繊維補強固化材の下部のみがスクリューコンベアー2eによって削り取られて上部がブリッジ化してしまうことがある。このような繊維補強固化材のブリッジ化を防ぐために、ホッパー2dの上部に回転翼2fを取り付ける。この回転翼2fと前記スクリューコンベアー2eは、カバー2cの上半部2c1に取り付けた別のモーター2hにより回転される。
【0022】
吹き付けノズル3は、図3(A)(B)に示すように、例えば、直径50mm程度で長さが約200mmの金属製の筒状ノズル本体3aの一端に、繊維補強固化材を吐出する吐出口として先端を開口した先細の円錐管3bを螺設するものである。
【0023】
図示の実施形態では、円錐管3bの長さは、約90mmであり、また、その先端の開口3eの直径は、繊維補強固化材によって目詰まりがしないように、約30mm以上にするが、円錐管3bは、充填箇所である前記空隙の広狭に応じて、開口3eの径を変えたものをノズル本体3aの一端に螺着する。ノズル本体3aの他端は、図示しない金属製の止め具を用いて、前記輸送ホース5と連結する。
【0024】
更に、ノズル本体3aの長手方向に細長い穴3cを開ける。そして、該穴3cを覆って固定したカバー3dに、長孔3fとその両側に延在するように2つの細長い孔3g、3gを開ける。前記穴3cの内側に、該穴3cの縁部の内面に重なる摺動板3hを設ける。
【0025】
摺動板3hには、水用パイプ4aが取り付けてあり、また、雄ねじ3i、3iを、それぞれ、前記細長い孔3g、3gに通して、摺動板3hに設けた雌ねじ部に締め付けることで、摺動板3hをノズル本体3aに固定できるようにしてある。 更に、摺動板3hを移動させることにより、水用パイプ4aの先端に取り付けた散水ノズル4bの噴射口4eが、前記円錐管3bの内部で、その先端の開口3e付近に開口するようにしてある。
【0026】
散水ノズル4bは、図3(C)に示すように、断面円形の金属製ノズルキャップ4b1の先端面に噴射口4eを開けたものである。また、水用パイプ4aは前記長孔3fを通ってノズル本体3aの外に延出し、その端部4cが水量調節器4dと連結する。
【0027】
散水ノズル4bの位置と水量を最終的に調整するために、雄ねじ3i、3iを一旦緩めておいて、散水ノズル4bの位置を仮に設定する。そして、試験的に繊維補強固化材を吐出し、前記水量調節器4dを操作して散水ノズル4bの噴射口4eから水を噴出させて、繊維補強固化材の濡れ具合を判断して、濡れ具合が良好であれば、雄ねじ3i、3iを締めて、摺動板3hをノズル本体3aに固定する。
【0028】
この吹き付け装置1を用いて、空調ダクトの外壁と壁や床の貫通面との間の狭い空隙に繊維補強固化材を吹き付けて充填するには、まず、該空隙の吹き付け側とは反対側の空隙部分に、例えば、岩綿ボードでできたあて板を設けて、反対側に繊維補強固化材が飛ばないようにする。
【0029】
次いで、前記ホッパー2dに前記繊維補強固化材を入れて、スクリューコンベアー2eにより繊維補強固化材をブロアー2aに送り込む。該ブロアー2aにより、繊維補強固化材を輸送ホース5を介して吹き付けノズル3に圧送する。繊維補強固化材が吹き付けノズル3のノズル本体3aから先細の円錐管3bを通過すると、円錐管3bの内部が先端に行くにしたがって狭くなるので、繊維補強固化材の流れが絞られて、繊維補強固化材は円錐管3bの先端開口3eからわずかに広がって吐出し、その繊維補強固化材を充填箇所に吹き付ける。
【0030】
それと同時に、吹き付け機本体2のポンプ2bによって、送水ホース7から水用パイプ4aに送られる水を、水量調節器4dを調節して、散水ノズル4bの噴射口4eから噴射する。その噴射された水は、前記円錐管3bの開口3eから吐出する繊維補強固化材に衝突して混合する。
【0031】
それによって、繊維補強固化材の水硬化性無機質接着剤とセメントが水に反応して、繊維補強固化材の粘度を上昇させ、繊維補強固化材が前記空隙に関する空調ダクトの外壁や壁や床の貫通面に付着し、前記空隙内に充填して、そこで固化する。そして、充填箇所で固化した繊維補強固化材によって、空調ダクトは保持される。
【0032】
なお、岩綿とセメントと水硬性無機質接着剤を予め工場で混合した繊維補強固化材として、株式会社アスクより製造販売されている商品名「ブロベストR」(登録商標)が例示でき、これを使用すると現場で原料配合をする必要がなくなる。
【0033】
前記とは別の実施の形態として、吐出する繊維補強固化材に向かって、水を放射状に散水する散水ノズルを用いた吹き付けノズル3´がある。該吹き付けノズル3´は、図4(A)に示すように、水用パイプ4aの先端部に前記とは別の散水ノズル8を螺着したものである。
【0034】
この散水ノズル8は、図4(B)に示すように、断面円形の金属製ノズルキャップ8aの一方の端面側に円筒形の穴8cを開け、該穴8cから他方の端面の噴射口8bに至る絞り通路8dを設け、前記穴8c中に回転部材9を回転自在に挿入したものである。該回転部材9は、中心部に直進孔9bを開け、更に外周に3本の螺旋状の溝9a、9a、9aを形成したものである。また、前記ノズルキャップ8aの一方の端面にネジ部8eを設けて、それを水用パイプ4aの先端に螺着する。
そして、螺旋状の溝9a、9a、9aを通った水が、回転部材9を、図4(B)の矢印αのように回転させ、通路8d内に流入した水を、矢印βに示すように、緩く旋回させる。その緩く旋回した水は、前記直進孔9bを通過した水と合流して旋回作用が更に緩くなり、噴射口8bから、霧状とならずに水滴状になって、放射状に噴射する。
【0035】
その放射状に噴射された水滴が、円錐管3´bの先端開口3´eから吐出される繊維補強固化材に均等に衝突し、それによって、繊維補強固化材は均等に固化されるので、空調ダクトは固化された繊維補強固化材により均質な強度で保持される。
【0036】
【発明の効果】
本発明では、繊維補強固化材を吹き出すブロアーと外部から吸水した水を送水するポンプを吹き付け機本体に備えて、前記ブロアーを、輸送ホースを介して、繊維補強固化材を吐出する吹き出しノズルに連結し、更に、その繊維補強固化材を固化する水を噴射する散水ノズルと前記ポンプを、水用パイプを介して送水ホースにより連結したので、吹き付け装置を小形にすることができ、手狭な空調ダクトの設置現場においても、吹き付け装置を搬入して使用することができる効果を有する。
【0037】
また、本発明では、円錐管の内部が先端に行くにしたがって狭くなっており、繊維補強固化材の流れが該円錐管を通過するときに絞られて、円錐管の先端開口からわずかに広がって吐出し、それを狭い充填箇所に向けて吹き付け、同時に、散水ノズルの噴射口から噴射された水が繊維補強固化材に衝突して繊維補強固化材と混ざるので、繊維補強固化材を狭い充填箇所で充填してそこで固化することができる効果を有する。
【0038】
更に、本発明では、水噴射ノズルの回転部材の回転により緩く旋回された水と、回転部材の中央部に開けられた直進孔を通過した水が、水滴状となって、噴射口から放射状に噴射されるので、放射状に噴射された水滴が、円錐管から吐出された繊維補強固化材に均等に衝突し、繊維補強固化材と反応して、繊維補強固化材が充填箇所で充填固化され、その固化した繊維補強固化材によって空調ダクトを均質な強度で保持することができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の繊維補強固化材の吹き付け装置を示す略図。
【図2】 (A)は、繊維補強固化材の吹き付け機本体の正面図。(B)は、図2(A)のIIB−IIB線断面図。
【図3】 (A)は、本発明の吹き付けノズルの一部裁断側面図。(B)は、図3(A)のIIIBーIIIB線断面図。(C)は、図3(A)の吹き付けノズルの先端部分の拡大断面図。
【図4】 (A)は、本発明の別の実施の形態に関わる吹き付けノズルの側面図。(B)は、該吹き付けノズルに用いられる水噴射ノズルの一部裁断斜視図。
【図5】 従来の繊維補強固化材の吹き付け装置を示す略図。
【図6】 従来の吹き付けノズルを示す側面図。
【符号の説明】
1 吹き付け装置 2 吹き付け機本体
2a ブロワー 2b ポンプ 3 吹き付けノズル
3a 筒状のノズル本体 3b 先細の円錐管 3e 開口
4a 水用パイプ 4b、8 散水ノズル
4b1、8a ノズルキャップ 4e、8b 噴射口 5 輸送ホース
6a 外部の給水源 6 吸水ホース 7 送水ホース
8c 円筒形の穴 8d 絞り通路 9 回転部材
9a 螺旋状の溝 9b 直進孔
Claims (3)
- 補強繊維とセメントと水硬性無機質接着剤をスクリューコンベアにより混合するホッパーと、この混合された繊維補強固化材を吹き出すブロワーとを備えた繊維補強固化材の吹き付け機本体に、外部の給水源から水を吸入して送出するポンプを備え、
前記ホッパーの上部に前記繊維補強固化材のブリッジ化を防ぐ回転翼が取り付けられており、
先端が開口した先細の円錐管を取り付けた吹き付けノズルと前記ブロワーを輸送ホースによって連結し、更に、先端に散水ノズルを取り付けた水用パイプを前記円錐管の内部に設けて、円錐管の先端の開口付近に散水ノズルの噴射口を開口し、前記水用パイプとポンプを送水ホースによって連結したことを特徴とする繊維補強固化材の吹き付け装置。 - 補強繊維とセメントと水硬性無機質接着剤を混合した繊維補強固化材を吹き出すブロワーを備えた繊維補強固化材の吹き付け機本体に、外部の給水源から水を吸入して送出するポンプを備え、
先端が開口した先細の円錐管を取り付けた吹き付けノズルと前記ブロワーを輸送ホースによって連結し、更に、先端に散水ノズルを取り付けた水用パイプを前記円錐管の内部に設けて、円錐管の先端の開口付近に散水ノズルの噴射口を開口し、前記水用パイプとポンプを送水ホースによって連結しており、
前記散水ノズルが、ノズルキャップに円筒形の穴と噴射口に至る絞り通路を設け、該円筒形の穴に、中央部に直進孔を開け、外周に螺旋状の溝を形成した円筒形の回転部材を挿入したものであることを特徴とする繊維補強固化材の吹きつけ装置。 - 筒状のノズル本体の一端に、先端が開口した先細の円錐管を取り付け、該円錐管の内部で、その先端の開口付近に、散水ノズルの噴射口を開口した吹き付けノズルであって、
前記散水ノズルが、ノズルキャップに円筒形の穴と噴射口に至る絞り通路を設け、該円筒形の穴に、中央部に直進孔を開け、外周に螺旋状の溝を形成した円筒形の回転部材を挿入したものであることを特徴とする吹き付けノズル。
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