JP3798662B2 - ディジタイザ及び頁アクセス支援装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディジタイザ、及びディジタイザ等に装備される頁アクセス支援装置に係り、詳しくは載置された紙集合体の目的の頁をユーザが能率的に開くことのできるディジタイザ、及びディジタイザ等に装備される頁アクセス支援装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ノート型パソコンでは、パソコン本体と共にディジタイザが装備され、ユーザは、ディジタイザを介して文字等をパソコン本体へ入力できるようになっている。典型的なディジタイザの使い方では、ユーザは、レポート用紙型ノート(上辺部を綴じられ、適宜、用紙を千切り自在の書き込み用紙の束)を載置部に載置して、該ノートの任意の頁を開いて、該頁に文字を書き込むと、該頁にインクで文字が残るとともに、文字がパソコン本体へデータとして入力されるようになっている。そして、ユーザが文字を入力する頁を入力すれば、ユーザが紙に入力した文字のデータは、その入力頁に対応付けられて、保存されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のディジタイザでは、ユーザは、ディジタイザ上のノートの所望頁を開こうとするとき、該所望の頁がノートのどの当たりにあるかを自分の見当で判断して、開いており、該所望の頁を開くまでに時間及び労力がかかり、非能率的であった。
っていた。
【0004】
本発明の目的は、ユーザが、ノートや本等の所望頁を能率よくめくることのできるディジタイザ及び頁アクセス支援装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のディジタイザは、複数枚の紙が重なり順の頁番号を付与されて任意の頁番号の頁を開き自在に束ねられた紙集合体が載置される載置部、及び載置部における紙集合体の開き中の頁へのユーザの書込みに対して、該頁の頁番号に対応付けつつ、該書込みの内容をデータとして検出するデータ検出部、を有している。該ディジタイザにおいて、***部材が、載置部における紙集合体のめくり自在の厚さ側面に隣接して設けられ、該***部材は、厚さ側面の厚さ方向へ厚さ側面の厚さ方向に対して下端から上端へ向かって概ね斜めに上昇している上昇部を有し、該上昇部は、その延び方向の各範囲を識別する延び方向範囲識別手段を装備している。
【0006】
紙集合体とは、例えば、上辺部を綴じられ適宜、用紙を千切り自在の書き込み用紙の束となっているレポート用紙型ノートや、左辺部において綴じられ開き自在になっている通常の帳面、及び複数のカット紙を左隅部や左辺部等の適宜個所においてクリップやホッチキスの針により硬く留めたり、それらにパンチ穴を形成して、リング等により緩く留めた束、及び適宜、書込み自在の印刷物や書籍等である。紙集合体のめくり自在の厚さ側面とは、紙集合体の厚さ側面の内、綴じられていたり、留められていたりして、めくり不能になっている厚さ側面以外の厚さ側面のことである。上昇部は、厚さ側面の厚さ方向に対して下端から上端へ向かって概ね斜めに上昇していれば足り、部分的に横ばいや下降となっていてもよいとする。
【0007】
延び方向範囲識別手段には、例えば、形状や構造的なもの、色彩的なもの、目盛りがある。さらに、目盛りには、彫りこみ等の構造的なものや、数値や線等の視覚的なものが含まれる。
【0008】
所定態様のディジタイザによれば、(a)上昇部は、載置部の載置面から単調に上昇する傾斜面であり、延び方向範囲識別手段は、傾斜面の各範囲の色であり、又は(b)上昇部は、載置部の載置面から単調に上昇する階段構造を備え、延び方向範囲識別手段は、階段構造の各水平段部である。
【0009】
所定態様のディジタイザによれば、さらに、表示部が、載置部の上面視で***部材に対して載置部とは反対側に***部材に隣接して配備され、表示部は、頁番号と、該頁番号の頁にほぼ等しい高さの、上昇部の延び方向位置を示す指示マークとを表示するものである。所定態様のディジタイザは、ユーザが頁番号を入力する頁番号入力部、頁番号入力部に入力のあった頁番号及びそれに対応の指示マークを表示部に表示させる表示制御手段、を有している。所定態様のディジタイザは、コンピュータ本体から頁番号の指示を受ける頁番号指示入力部、頁番号入力部に入力された入力のあった頁番号及びそれに対応の指示マークを表示部に表示させる表示制御手段、を有している。
【0010】
所定態様のディジタイザは、載置部に載置する紙集合体についてその総頁数を設定値としてユーザが入力する設定値入力部を有し、表示制御手段は、設定値入力部へユーザの入力した総頁数の設定値に基づいて表示部における指示マークの位置を制御する。
【0011】
本発明の頁アクセス支援装置は、複数枚の紙が重なり順の頁番号を付与されて任意の頁番号の頁を開き自在に束ねられた紙集合体が所定位置で載置される載置部、及び載置部における紙集合体のめくり自在の厚さ側面に隣接して設けられる***部材、を有している。該***部材は、厚さ側面の厚さ方向へ厚さ側面の厚さ方向に対して概ね斜めに延びる上昇部を有し、該上昇部は、その延び方向の各範囲を識別する延び方向範囲識別手段を装備している。
【0012】
頁アクセス支援装置の利用例としては、所定厚さの書籍を机やテーブル等における所定の載置部に載置し、ユーザが、***部材の上昇部における延び方向範囲識別手段を利用して、書籍の目標の頁を能率的に開く場合がある。書籍としては、例えば百科事典、地図帳、及び電話帳等がある。頁アクセス支援装置蛾利用される紙集合体は、書籍に限定されず、、及びプリンタからの出力されて適宜、留められた用紙集や、書込み自在に綴じられた用紙集も含まれる。
【0013】
所定態様の頁アクセス支援装置によれば、(a)上昇部は、載置部の載置面から単調に上昇する傾斜面であり、延び方向範囲識別手段は、傾斜面の各範囲の色であり、又は(b)上昇部は、載置部の載置面から単調に上昇する階段構造を備え、延び方向範囲識別手段は、階段構造の各水平段部である。
【0014】
なお、好ましい所定態様の頁アクセス支援装置には、さらに、次の構成を適宜、付加することができる。
(c)表示部が、載置部の上面視で***部材に対して載置部とは反対側に***部材に隣接して配備され、表示部は、頁番号と、該頁番号の頁にほぼ等しい高さの、上昇部の延び方向位置を示す指示マークとを表示するものであること。
(d)ユーザが頁番号を入力する頁番号入力部、頁番号入力部に入力のあった頁番号及びそれに対応の指示マークを表示部に表示させる表示制御手段、を有していること。
(e)コンピュータ本体から頁番号の指示を受ける頁番号指示入力部、頁番号入力部に入力された入力のあった頁番号及びそれに対応の指示マークを表示部に表示させる表示制御手段、を有していること。
【0015】
さらに、所定態様の頁アクセス支援装置は、載置部に載置する紙集合体についてその総頁数を設定値としてユーザが入力する設定値入力部を有し、表示制御手段は、設定値入力部へユーザの入力した総頁数の設定値に基づいて表示部における指示マークの位置を制御する。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1はポータブルコンピュータ10を携帯時の状態で示す斜視図である。ポータブルコンピュータ10は、厚さ方向へ相互に重ね合わされたパソコン本体厚さ部分11及びデジタイザ厚さ部分12を有している。図1に図示の状態のポータブルコンピュータ10を書籍にたとえると、レザーカバー13は、表、裏、及び背中の表紙を構成するように、パソコン本体厚さ部分11及びデジタイザ厚さ部分12の重ね合わせ物(以下、この重ね合わせ物を適宜「重ね合わせ物X」と言う。重ね合わせ物Xは、厚さ方向両側の2個の端面と、4個の厚さ面との計6面をもつ。)を覆っており、背中部15では重ね合わせ物Xの4個の厚さ面の内の1個の厚さ面(以下、適宜、「背中側厚さ面B1」と言う。)を覆っている。レザーカバー13は、その表及び裏の表紙面に相当する範囲では、折り返し用線14を境に背中部15に近い方の分離自在部17と遠い方の固着部18とにほぼ2等分割されている。レザーカバー13は、背中部15及び分離自在部17では、該重ね合わせ物Xに対して適宜、分離自在となっており、固着部18では重ね合わせ物に常時、固着し、パソコン本体厚さ部分11及びデジタイザ厚さ部分12を開閉自在に連結する可撓性ヒンジの役目を担う。ラッチ16は、重ね合わせ物Xにおいて背中側厚さ面B1とは反対側の厚さ面(以下、適宜、「腹側厚さ面B2」と言う。)に装備され、摺動操作することにより、重ね合わせ物Xの腹側厚さ面B2側においてパソコン本体厚さ部分11及びデジタイザ厚さ部分12を結合及び結合解除できるようになっている。
【0017】
図2はポータブルコンピュータ10を図1の状態から所定角度、開いた状態を示している。図1のポータブルコンピュータ10において、ラッチ16を摺動操作して、パソコン本体厚さ部分11及びデジタイザ厚さ部分12の腹側厚さ面B2側の結合を解除してから、書籍を開くように、図2のA1方向へパソコン本体厚さ部分11をデジタイザ厚さ部分12に対して開くと、パソコン本体厚さ部分11のデジタイザ厚さ部分12との対峙面側には、液晶ディスプレイ21が、また、デジタイザ厚さ部分12のパソコン本体厚さ部分11との対峙面側にはデジタイザ24が出現する。すなわち、図1に示されたパソコン本体厚さ部分11及びデジタイザ厚さ部分12の重ね合わせ状態(以下、この重ね合わせ状態を適宜「重ね合わせ状態C1」と言う。)では、液晶ディスプレイ21及びデジタイザ24が対峙するように、重ね合わされていたことが分かる。パソコン本体厚さ部分11の側において、液晶ディスプレイ21はパソコン本体厚さ部分11の広さの半部以上を占め、残りの部分にはバッテリ22が着脱自在に装備されている。デジタイザ厚さ部分12の側には、デジタイザ24の他に、デジタイザ24の枠部から張り出してペン台26が設けられ、入力用ペン25がペン台26の凹部に配備されている。なお、デジタイザ24は「タブレット」とも言う。
【0018】
図3はポータブルコンピュータ10を180°開いた状態を示す斜視図である。パソコン本体厚さ部分11の側において、液晶ディスプレイ21は、図示していない折畳み式スタンドによりキーボード31の奥側に結合しており、液晶ディスプレイ21の上辺を斜め上方へ(A2方向)移動させた後、液晶ディスプレイ21の下辺をキーボード31の奥側に下降させる(A3方向)ことにより、液晶ディスプレイ21の下にあったキーボード31を露出させ、かつ液晶ディスプレイ21をキーボード31の奥に起立させ、ユーザは、液晶ディスプレイ21の画面を見つつ、キーボード31から入力操作が可能になる。
【0019】
図4は液晶ディスプレイ21を省スペースで使用する状態の斜視図である。なお、図4では、液晶ディスプレイ21の起立前の状態を示している。実際に使用するには、図3に示すように、液晶ディスプレイ21を起立させて、液晶ディスプレイ21の下のキーボード31を露出させなければならない。図4の重ね合わせ状態(以下、この重ね合わせ状態を適宜「重ね合わせ状態C2」と言う。)は、パソコン本体厚さ部分11及びデジタイザ厚さ部分12は重ね合わせ状態となっていながら、前述の重ね合わせ状態C1とは異なっている。すなわち、重ね合わせ状態C2では、液晶ディスプレイ21及びデジタイザ24は、相互に対峙する向きではなく、共に上向きにされ、かつパソコン本体厚さ部分11がデジタイザ厚さ部分12の上に重ね合わされている。重ね合わせ状態C2を実現するために、重ね合わせ状態C1においてパソコン本体厚さ部分11の裏面(=収納状態にある液晶ディスプレイ21の面とは反対側のパソコン本体厚さ部分11の面)を被覆していた分離自在部17が、重ね合わせ状態C2では、パソコン本体厚さ部分11の裏面側の固着部18に対してその下に折り返されている。重ね合わせ状態C1においてデジタイザ24の裏面を被覆していた分離自在部17は、重ね合わせ状態C2においてもデジタイザ24の裏面を被覆した位置にある。ペン台26は、パソコン本体厚さ部分11側及びデジタイザ厚さ部分12側の両方に凹部を有し、いずれの凹部にも入力用ペン25を載置自在になっており、図4では、ペン台26のパソコン本体厚さ部分11側の凹部に入力用ペン25が載置される。図4では、ペン台26のパソコン本体厚さ部分11側の凹部に入力用ペン25が載置される。液晶ディスプレイ21はタッチパネルを兼ね、ユーザは、液晶ディスプレイ21の面において入力用ペン25の先端を所定の圧力でタッチさせることにより、所定の入力を実行できる。
【0020】
図5はデジタイザ24を省スペースで使用する状態の斜視図である。図5の重ね合わせ状態(以下、この重ね合わせ状態を適宜「重ね合わせ状態C3」と言う。)は、パソコン本体厚さ部分11及びデジタイザ厚さ部分12は重ね合わせ状態となっていながら、前述の重ね合わせ状態C1,C2とは異なっている。すなわち、重ね合わせ状態C3では、デジタイザ24及び液晶ディスプレイ21は共に上向きにされ、かつデジタイザ厚さ部分12がパソコン本体厚さ部分11の上に重ね合わされている。重ね合わせ状態C3を実現するために、重ね合わせ状態C1においてデジタイザ24の裏面を被覆していた分離自在部17が、重ね合わせ状態C3では、デジタイザ24の裏面側の固着部18に対してその下に折り返されている。重ね合わせ状態C1においてパソコン本体厚さ部分11の裏面を被覆していた分離自在部17は、重ね合わせ状態C3においてもパソコン本体厚さ部分11の裏面を被覆した位置にある。入力用ペン25は、デジタイザ24用入力ペンとして、先端から所定の電磁波を出力するとともに、ボールペンを兼ねる。ユーザは、デジタイザ24から線図等を入力するとき、デジタイザ24の上にレポート用紙型ノートを置き、入力用ペン25の先端を該紙の上で移動させる。これにより、ユーザの描いた線図が該紙上に記入されるとともに、デジタイザ24は、入力用ペン25の先端からの電磁波を、該紙を介して受けて、該紙上の線図に係るデータがパソコンのメモリへ取り込まれる。液晶ディスプレイ21をタッチパネルとして該タッチパネルに文字等を入力するためのペン25と、デジタイザ24に文字当を入力するためのペン25とは、異なるものであってもよい。
【0021】
図6は重ね合わせ状態C1(図1)から重ね合わせ状態C3(図5)へ変更する途中過程を示す図である。デジタイザ厚さ部分12はA4方向へ下降されつつある。光センサ装置35は、パソコン本体厚さ部分11の表面(=収納状態にある液晶ディスプレイ21の面と同一側のパソコン本体厚さ部分11の面)において液晶ディスプレイ21から遠い方の辺部の部位でかつ背中部15から少し離れた部位に配備される。レザーカバー13において、固着部18はデジタイザ厚さ部分12の裏面(=デジタイザ24の入力面とは反対側の面)に固着されているのに対し、分離自在部17はデジタイザ厚さ部分12の裏面から分離している。デジタイザ厚さ部分12は、その裏面がパソコン本体厚さ部分11の上に載置されるように、デジタイザ24を上に向けらている。このとき、分離自在部17は、重ね合わせ状態C1ではデジタイザ厚さ部分12に密着していた面(以下、適宜、「第1の面」と言う。)を露出させる。可撓性反射材36は、薄いアルミニウム箔をビニルで被覆したものから成り、折り返し用線14の延び方向へ短く、折り返し用線14の延び方向に対して直角方向へ長い形状とされ、重ね合わせ状態C3になったときに光センサ装置35を覆うことのできる位置において分離自在部17の第1の面に貼着される。可撓性反射材36は分離自在部17と共に可撓性をもち、分離自在部17は可撓性反射材36の貼着にもかかわらず十分な可撓性を維持する。分離自在部17の曲がり及び撓みの任意性のために、重ね合わせ状態C3であっても、載置面方向へのパソコン本体厚さ部分11及びデジタイザ厚さ部分12の相対位置は、常に同一にならず、ずれが生じるが、このずれにもかかわらず、可撓性反射材36は、デジタイザ厚さ部分12がパソコン本体厚さ部分11へ十分に接近すると、光センサ装置35の上方を覆う。
【0022】
光センサ装置35は、図示していない赤外線放射器及び赤外線検出器を備え、可撓性反射材36が光センサ装置35の上方を覆うと、赤外線放射器40からの出射光は可撓性反射材36似より反射して赤外線検出器41へ入射する。こうして、、重ね合わせ状態C3が検出されて、重ね合わせ状態C3のときは、液晶ディスプレイ21の電源を切ることができる。
【0023】
図7はディジタイザ24の詳細な斜視図である。ディジタイザ24は、正面視で周囲に周囲枠部40を備え、周囲枠部40は、縦長の長方形状の輪郭を有し、時計方向へ順番に上辺枠部分41、右辺枠部分42、下辺枠部分43、及び左辺枠部分44を備えている。用紙集セット部45は、周囲枠部40の内側に画定され、紙規格のA4寸法の後述の用紙集63(図9)を内側に、ほぼ隙間なく、嵌入、収納する形状及び大きさに設定されている。書込み感知面46は用紙集セット部45の底面を構成する。左辺枠部分44は、他の辺部より幅が大きく、左辺枠部分44には、上辺枠部分41から下辺枠部分43の方へ順番にパワースイッチ50、頁入力溝51、及びモノクロ液晶表示板52が配備されている。パワースイッチ50はディジタイザ24専用であり、ディジタイザ24は、所定容量のフラッシュメモリを装備しているので、パソコン本体の電源が切れていても、独立して作動し、入力データを保存しておくことができる。頁入力溝51は、左辺枠部分44の縦方向へ長く延び、入力用ペン25のペン先を挿入可能な幅になっている。目盛り線53は、頁入力溝51の延び方向の所定位置において頁入力溝51の横に記入され、例えば、頁入力溝51の延び方向へ上辺枠部分41側の端、中心、及び下辺枠部分43側の端に位置する3本の横線からなる。用紙集セット部45の深さ(=用紙集セット部45の底面からの周囲枠部40の***量)は、用紙集セット部45にセットできる最大総頁Pmaxの用紙集63(図8)の厚さに等しく設定される。頁入力溝51の延び方向へ上辺枠部分41側の端、中心、及び下辺枠部分43側の端はそれぞれ用紙集63の第1頁、ほぼ第Pmax/2頁、及び第Pmax頁に対応し、通常、これらの目盛り線53に対応の頁番号が付記されている。モノクロ液晶表示板52には、ユーザの指示した又はコンピュータ本体から通知のあった頁番号が表示される。頁めくり用側面凹所57は、右辺枠部分42の下辺枠部分43側の端部に形成され、右辺枠部分42を左右幅方向へ貫通している。したがって、右辺枠部分42の外側から頁めくり用側面凹所57を介して用紙集セット部45内の用紙集63(図8)の側面厚さ部を接触可能になっている。
【0024】
ユーザが、入力用ペン25のペン先で頁入力溝51の延び方向所定位置を押圧すると、該所定位置に対応する頁番号は、ユーザパソコン本体へ通知されるとともに、モノクロ液晶表示板52に表示される。ユーザは、モノクロ液晶表示板52に表示される頁番号を見て、頁番号の入力が正しかったか否かを確認する。頁入力溝51における押圧により所望の頁番号を入力する際、目盛り線53が目安として利用される。ユーザは、また、モノクロ液晶表示板52に表示された頁番号が入力希望のものとは異なっている場合、再度、頁入力溝51の別の所定位置を入力用ペン25のペン先で押圧することになる。その再押圧の際にも、目盛り線53には役立つ。すなわち、例えば17頁を入力したいのに、モノクロ液晶表示板52における表示が20頁であったとする。ユーザは、20頁の表示情報を基に、17頁との差分を暗算し、次の再押圧では、差分に対応する分だけ上辺枠部分41側へ移動した位置を押圧することになる。
【0025】
ユーザは、用紙集セット部45に用紙集63をセットする。用紙集63の各紙には、上から順番に頁番号を対応付けられている。この対応付けの頁番号は、用紙集63の各紙にあらかじめ書き込まれている場合もあるし、ユーザ自ら、頁番号を用紙集63の各紙にあらかじめ書き込んでから、その用紙集63を用紙集セット部45にセットする場合もある。ユーザは、これから書込みを行おうとする頁を開くとともに、該頁をパソコン本体へ通知させるために、頁入力溝51の延び方向所定位置を入力用ペン25のペン先で押圧する。その後、ユーザは、モノクロ液晶表示板52に頁番号が表示されている用紙集63の頁の紙に文字等の書込みを行い、その書込みは該頁番号の頁への書込みとしてパソコン本体へ入力される。ユーザが所望の頁を開こうとするとき、頁めくり用側面凹所57が利用される。
【0026】
なお、書込み感知面46では、入力用ペン25からの電磁波を検出する走査が所定周波数で実施されており、ユーザが、用紙集セット部45に用紙集63をセットして、用紙集63の各頁に記載した書込みは、入力用ペン25のペン先から放射される所定の電磁波が用紙集63の1枚又は複数枚の紙を通過して、書込み感知面46に到達し、書込み感知面46の走査により検知される。このディジタイザ24は、バッテリの電力を節約するために、書込み感知面46から入力用ペン25までの距離を入力用ペン25からの入射波の強さに基づいて検知し、書込み感知面46における走査周波数は、書込み感知面46から入力用ペン25までの距離の遠いとき及び近いときに応じて小及び大へ切り替えられる。
【0027】
図8は頁めくり用側面凹所57をディジタイザ24の右側方から見た図、図9は頁めくり用側面凹所57の斜視図である。なお、説明の便宜上、書込み感知面46の面方向を水平方向、書込み感知面46の面に対して直角方向を垂直方向、上辺枠部分41及び下辺枠部分43の方をそれぞれ前方向及び後ろ方向と呼ぶことにする。頁めくり用側面凹所57は、右辺枠部分42の上面から垂直に垂下する垂直面58、垂直面58の下端から前方へ所定寸法延びる底面59、及び底面59の前端から前方へ向かって所定角度で右辺枠部分42の上面まで上昇する斜面60を有している。斜面60は、延び方向へ等長の4個の領域に区分され、これら領域を上の領域から順番に第1の色区分60a、第2の色区分60b、第3の色区分60c、及び第4の色区分60dと呼び、それぞれ例えば青、赤、緑、及び白の各色を有している。用紙集63は、紙規格のA4寸法の用紙64の所定枚数を、四辺を揃えて、積み重ね、上辺を所定の接着剤で綴じたレポート用紙型ノートであり、図9では、用紙集63の所定頁としての用紙64が開かれた状態が示され、該用紙64は、水平方向へ広がり、第2の色区分60bの領域と交差している。用紙集63の全用紙には、一番上の用紙64から順番に頁番号が、用紙集63の製造メーカーにより印刷済みとなっているか、又は、それを購入後のユーザにより頁めくり用側面凹所57へのセットに先立ち記入済みとされる。
【0028】
図8に示されるように、用紙集63の各頁に対して、該頁と交差し該頁の厚さ分に対応する斜面60の所定の延び方向範囲が対応する。垂直面58及び斜面60について、1枚の用紙当たりの延び方向対応寸法を対比すると、斜面60は斜めになっている分だけ増大する。したがって、ユーザは、これから開こうとする頁(以下、開こうとする頁を、適宜、「目標頁Po」と言う。)に対応する斜面60の所定の延び方向範囲を選択し易くなり、斜面60全体から選択する精確性は増大する。さらに、第1の色区分60a、第2の色区分60b、第3の色区分60c、及び第4の色区分60dの色分けにより、ユーザは、総頁数に対する目的頁Poの位置を判断し、次に、その位置がどの色範囲のどの当たりにあるか、すなわち延び方向位置を判断し、こうして判断した斜面60における延び方向位置の高さに等しい頁を指又は入力用ペン25のペン先によりめくることにより、目的頁Po又はその近傍の頁ほ開くことができる。
【0029】
なお、用紙集セット部45の深さを、その深さに等しい厚さの用紙集63の総頁数mが10の整数倍(例えば40,50,60)となるようにし、斜面60の色区分の個数は、用紙集63の総頁数mを10か5で約分した数(前述の40,50,60を10で約分した数値例は4,5,6である。5で約分した数値例は8,10,12である。)になるのが、ユーザの計算能率化上、好ましい。例えば、色区分の個数を、mを10で約分した数とした場合、各色区分は、用紙集63の10頁分に相当し、目的頁Poが、斜面60のどの色区分にあり、かつ色区分のどの位置辺りにあるかをユーザが計算し易くなるからである。例えば、用紙集63が総頁が40頁あり、どの頁も開かずに該用紙集63を閉じているときに用紙集63の第1頁が右辺枠部分42の上面にほぼ等しい高さにあるとき、目的頁Poが27頁であるとする。また、斜面60には、第1の色区分60a、第2の色区分60b、第3の色区分60c、及び第4の色区分60dの計4個があるとする。27頁は、第3の色区分60c内にあり、また、第3の色区分60cの上端と下端とを1とすると、上端から約3/4辺りにあると、ユーザは判断できる。こうして、斜面60におけるユーザ判断位置の高さにおける用紙集63の頁をめくる。
【0030】
最初のめくりでは、開かれた頁Pxは、目標頁Poではなく、目標頁Poに適当に近い頁となるのが通常である。しかし、Pxは、Poに適当に近い故に、ユーザは、わずかの頁をめくるだけで、Poを開くことができる。
【0031】
図10は図8の頁めくり用側面凹所57に代替する頁めくり用側面凹所67をディジタイザ24の右側方から見た図、図11は頁めくり用側面凹所67の斜視図である。頁めくり用側面凹所67は、右辺枠部分42の上面から垂直に垂下する垂直面68、垂直面68の下端から前方へ所定寸法延びる底面69、及び底面69の前端から前方へ向かって所定角度で右辺枠部分42の上面まで上昇する階段構造面70を有している。階段構造面70は、その延び方向へ水平段と垂直段とを交互に有し、底面69は、階段構造面70の最下部の水平段を兼ねる。階段構造面70の各水平段に対して、高さが右辺枠部分42の上面に1番近い水平段から最下部の水平段(=底面69)まで、順番に、水平段70a,70b,・・・,70n−1,70nとする。水平段70a,70b,・・・,70nには、相互に識別自在の色を着けることもできる。
【0032】
なお、用紙集セット部45の深さに等しい厚さの用紙集63の総頁数mが10の整数倍(例えば40,50,60)となるようにし、階段構造面70の水平段の総数nは、用紙集63の総頁数mを10か5で約分した数(10で約分した数値例:4,5,6。5で約分した数値例:8,10,12)になるのが、ユーザの暗算能率化上、好ましい。
【0033】
用紙集63の各頁に対して、該頁の高さ以下の高さの階段構造面70の1個又は複数個の水平段の内で最高の水平段を水平段Sa、該頁の高さより上の高さの階段構造面70の1個又は複数個の水平段の内、最低の高さの水平段を水平段Sbと定義する。Sa及びSbは階段構造面70において相互に隣り合った水平段であり、用紙集63の各頁について決まるSaは、水平段70a,70b,・・・,70nのどれかになる。各頁に対してSa,Sbが決まるので、ユーザは目標頁に対してそのSa,Sbがとれかを判断し、該判断に基づいて決定したSa及びSbについてSaからSbの高さ範囲に属する頁をめくる。例えば、用紙集63の総頁が40頁であって、n=8であるとき、水平段70a,70b,・・・,70nの各々は、それをSaとする用紙集63の頁をそれぞれ5頁ずつ持つことになるので、例えば、目標頁Poが18頁であるならば、ユーザは、5×3<18<5×4を暗算し、該目標頁Poは階段構造面70cと階段構造面70dとの間の高さにある。したがって、ユーザは、階段構造面70の側面から見て階段構造面70cと階段構造面70dとの間の高さにある頁に見当をつけて、頁をめくる。最初のめくりで、目的頁Poが開かれることはまれであり、最初に開かれる頁Pxは、通常、目標頁Poとは別の頁となる。しかし、PxはPoに適当に近い頁であるので、PxとPoとの差分だけ、前又は後ろの頁をめくることにより、目標頁Poを能率的に開くことができる。
【0034】
図12はモノクロ液晶表示板52を頁めくり用側面凹所57に対して用紙集63とは反対側に頁めくり用側面凹所57に隣接して配備した構成図である。図12の構造例では、モノクロ液晶表示板52だけでなく、パワースイッチ50及び頁入力溝51も、右辺枠部分42の上面に配備され、このため、右辺枠部分42は、十分に幅広に形成される。頁めくり用側面凹所57は、その中へユーザの指が挿入可能な幅に設定される。モノクロ液晶表示板52には、頁番号表示75と、頁番号表示75に対応する高さが斜面60の延び方向位置がどこかを示す指示マーク76とが表示される。図12の例では、用紙集63の総頁数が40頁で、斜面60の色区分数が4である場合を想定しており、第1の色区分60a、第2の色区分60b、第3の色区分60c、及び第4の色区分60dは、用紙集63の10頁ずつに対応する。モノクロ液晶表示板52の面積を最小限に抑えるために、指示マーク76が液晶表示板52の前後方向(=図12の上下方向)中心に対して前側にあるときは、頁番号表示75は液晶表示板52の後ろ半部に出現し、また、指示マーク76が液晶表示板52の前後方向中心に対して後ろ側にあるときは、頁番号表示75は液晶表示板52の前半部に出現する。図12(a)及び(b)は、斜面60の延び方向の全範囲が40頁に設定されているときに、頁番号表示75として18頁及び33頁が表示されているときの指示マーク76の位置を示しており、18頁は、指示マーク76が液晶表示板52の前後方向中心に対して前側にあるときの例であり、33頁は液晶表示板52の前後方向中心に対して後ろ側にあるときの例である。前述したように、ユーザは頁入力溝51へ入力用ペン25のペン先を挿入し、頁入力溝51の延び方向所定位置を押圧することにより、該延び方向所定位置に対応する頁番号表示75が液晶表示板52に表示される。したがって、ユーザは、目標頁を頁入力溝51において入力し、これにより、液晶表示板52に頁番号表示75及び指示マーク76を表示され、指示マーク76の指示する斜面60の延び方向位置の高さに等しい高さの用紙64を開くように、指や入力用ペン25のペン先を利用してめくる。
【0035】
図12の例では、図8及び図9の頁めくり用側面凹所57が示されているが、頁めくり用側面凹所57の代わりに図10及び図12の頁めくり用側面凹所67を使用し、頁めくり用側面凹所67とモノクロ液晶表示板52とを右辺枠部分42に並置してもよい。
【0036】
ここまでの説明では、右辺枠部分42に頁番号表示75として表示される頁番号はユーザが頁入力溝51においてその所定の延び方向位置を入力用ペン25のペン先で押圧することにより指定することになっていたが、ユーザによる指定の他に、パソコン本体部から通知された頁番号をモノクロ液晶表示板52に頁番号表示75として表示するようにしてもよい。例えば、ユーザが用紙集63の複数の頁へ書込みを行い、各書込み頁に対応付けて各書込み頁の書込み内容をパソコン本体部の記憶装置へ保管(ストア)された全保管データに対して、ユーザが検索を行う場合を想定する。この場合、検索語の見つかった頁の番号が、パソコン本体部からディジタイザ24へ通知され、該通知された頁番号がモノクロ液晶表示板52に頁番号表示75として表示される。これに伴い、モノクロ液晶表示板52の指示マーク76は、頁番号表示75の頁番号に対応する頁めくり用側面凹所57の斜面60の延び方向位置又は頁めくり用側面凹所67の階段構造面70の水平段を示す位置に出現する。こうして、ユーザは、指示マーク76に指示された頁めくり用側面凹所57の斜面60の延び方向位置又は頁めくり用側面凹所67の階段構造面70の水平段を基に頁をめくり、検索語の記載のある目的頁Poを迅速かつ能率的に開くことができる。
【0037】
ユーザは、用紙集セット部45にセットする用紙集63の総頁数及び各用紙の厚さを適宜、設定できる。用紙集63によっては、総頁数や用紙の厚さが異なる。ユーザは、例えばパソコン本体部のキーボード31より用紙集63の総頁及び用紙の厚さを入力する。モノクロ液晶表示板52の指示マーク76は、ユーザ設定の用紙集63の総頁及び各用紙の厚さに基づいて頁番号表示75の頁番号に対応の斜面60の延び方向位置に出現する。例えば、紙の厚さが同一で総頁が40頁及び30頁と異なっている第1及び第2の用紙集63があり、かつ斜面60の延び方向全範囲が40頁となっている場合、第1の用紙集63では、1頁、20頁、及び30頁に対する指示マーク76は、第1の色区分60aの前端、第2の色区分60bと第3の色区分60cとの境界線、及び第3の色区分60cと第4の色区分60dとの境界線にそれぞれ出現し、第2の用紙集63では、1頁、20頁、及び30頁に対する指示マーク76は、第1の色区分60aと第2の色区分60bとの境界線、第3の色区分60cと第4の色区分60dとの境界線、及び第4の色区分60dの後端にそれぞれ出現する。なお、紙の厚さは、用紙集63ごとの相違は少ないので、紙の厚さについてのユーザ設定は省略し、用紙集63の総頁についてのユーザ設定のみを行うようにしてもよい。
【0038】
頁めくり用側面凹所57,67は、ディジタイザ24に装備されているが、ディジタイザ24に関係なく使用することができる。すなわち、図8において、ディジタイザ24との関連が必須の要素を除去して、残った要素のみ(40,45,51,52,57,67(57の代わりとしての67))を、ディジタイザ24とは無関係に利用可能である。その場合、用紙集セット部45にセットされるものは書込み可能な用紙集に限定されず、書き込みを特に必要としないで頁の開きのみ可能な書籍であってもよい。周囲枠部40は、内側にセット部45を画定しつつ、机やテーブル上に配設され、百科事典等の所定厚さの書籍や用紙集がセット部45にセットされる。そして、それら書籍や用紙集の所定頁を開くときに、頁めくり用側面凹所57,67、さらには、頁番号表示75及び指示マーク76の表示用のモノクロ液晶表示板52が利用される。
【0039】
【発明の効果】
本発明では、上昇部が、厚さ側面の厚さ方向へ厚さ側面の厚さ方向に対して下端から上端へ向かって概ね斜めに上昇しつつ、延び方向の各範囲を識別する延び方向範囲識別手段を装備しているので、ユーザは、紙集合体の所望の頁を開くに当たり、該所望頁に対応する延び方向範囲識別手段を手掛かりに、該所望頁を開くことにより、所望頁を能率的に開くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ポータブルコンピュータを携帯時の状態で示す斜視図である。
【図2】ポータブルコンピュータを図1の状態から所定角度、開いた状態を示す図である。
【図3】ポータブルコンピュータを180°開いた状態を示す斜視図である。
【図4】液晶ディスプレイを省スペースで使用する状態の斜視図である。
【図5】デジタイザを省スペースで使用する状態の斜視図である。
【図6】重ね合わせ状態C1(図1)から重ね合わせ状態C3(図5)へ変更する途中過程を示す図である。
【図7】ディジタイザの詳細な斜視図である。
【図8】頁めくり用側面凹所の斜視図である。
【図9】頁めくり用側面凹所の斜視図である。
【図10】図8の頁めくり用側面凹所に代替する頁めくり用側面凹所をディジタイザの右側方から見た図である。
【図11】頁めくり用側面凹所の斜視図である。
【図12】反対側に頁めくり用側面凹所に隣接して配備した構成図である。
【符号の説明】
21 液晶ディスプレイ(パソコン本体部)
24 ディジタイザ
31 キーボード(パソコン本体部)
45 用紙集セット部(載置部)
52 モノクロ液晶表示板の指示マーク
57 頁めくり用側面凹所(***部材、頁アクセス支援装置)
60 斜面(上昇部)
60a 第1の色区分(延び方向範囲識別手段)
60b 第2の色区分(延び方向範囲識別手段)
60c 第3の色区分(延び方向範囲識別手段)
60d 第4の色区分60d(延び方向範囲識別手段)
63 用紙集(紙集合体)
67 頁めくり用側面凹所(***部材、頁アクセス支援装置)
70 階段構造面(上昇部)
70a〜70n 水平段(延び方向範囲識別手段)
75 頁番号表示
76 指示マーク

Claims (9)

  1. 複数枚の紙が重なり順の頁番号を付与されて任意の頁番号の頁を開き自在に束ねられた紙集合体が載置される載置部、及び
    前記載置部における紙集合体の開き中の頁へのユーザの書込みに対して、該頁の頁番号に対応付けつつ、該書込みの内容をデータとして検出するデータ検出部、
    を有しているディジタイザにおいて、
    ***部材が、前記載置部における紙集合体のめくり自在の厚さ側面に隣接して設けられ、
    該***部材は、前記厚さ側面の厚さ方向へ前記厚さ側面の厚さ方向に対して下端から上端へ向かって概ね斜めに上昇している上昇部を有し、
    該上昇部は、その延び方向の各範囲を識別する延び方向範囲識別手段を装備し、
    表示部が、前記載置部の上面視で前記***部材に対して前記載置部とは反対側に前記***部材に隣接して配備され、
    前記表示部は、頁番号と、該頁番号の頁にほぼ等しい高さの、前記上昇部の延び方向位置を示す指示マークとを表示するものであることを特徴とするディジタイザ。
  2. 前記上昇部は、前記載置部の載置面から単調に上昇する傾斜面であり、前記延び方向範囲識別手段は、前記傾斜面の各範囲の色であることを特徴とする請求項1記載のディジタイザ。
  3. 前記上昇部は、前記載置部の載置面から単調に上昇する階段構造を備え、前記延び方向範囲識別手段は、前記階段構造の各水平段部であることを特徴とする請求項1記載のディジタイザ。
  4. ユーザが頁番号を入力する頁番号入力部、
    前記頁番号入力部に入力のあった頁番号及びそれに対応の指示マークを前記表示部に表示させる表示制御手段、
    を有していることを特徴とする請求項記載のディジタイザ。
  5. コンピュータ本体から頁番号の指示を受ける頁番号指示入力部、
    前記頁番号指示入力部が指示を受けた頁番号及びそれに対応の指示マークを前記表示部に表示させる表示制御手段、
    を有していることを特徴とする請求項記載のディジタイザ。
  6. 前記載置部に載置する紙集合体についてその総頁数を設定値としてユーザが入力する設定値入力部を有し、
    前記表示制御手段は、前記設定値入力部へユーザの入力した総頁数の設定値に基づいて前記表示部における指示マークの位置を制御することを特徴とする請求項4又は5記載のディジタイザ。
  7. 複数枚の紙が重なり順の頁番号を付与されて任意の頁番号の頁を開き自在に束ねられた紙集合体が所定位置で載置される載置部、及び
    前記載置部における紙集合体のめくり自在の厚さ側面に隣接して設けられる***部材、
    を有し、
    該***部材は、前記厚さ側面の厚さ方向へ前記厚さ側面の厚さ方向に対して概ね斜めに延びる上昇部を有し、該上昇部は、その延び方向の各範囲を識別する延び方向範囲識別手段を装備し、
    表示部が、前記載置部の上面視で前記***部材に対して前記載置部とは反対側に前記***部材に隣接して配備され、
    前記表示部は、頁番号と、該頁番号の頁にほぼ等しい高さの、前記上昇部の延び方向位置を示す指示マークとを表示するものであることを特徴とする頁アクセス支援装置。
  8. 前記上昇部は、前記載置部の載置面から単調に上昇する傾斜面であり、前記延び方向範囲識別手段は、前記傾斜面の各範囲の色であることを特徴とする請求項記載の頁アクセス支援装置。
  9. 前記上昇部は、前記載置部の載置面から単調に上昇する階段構造を備え、前記延び方向範囲識別手段は、前記階段構造の各水平段部であることを特徴とする請求項記載の頁アクセス支援装置。
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