JP3797494B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、電子写真複写機、プリンター等の画像形成装置に関し、特には、画像形成装置内に配置されている現像装置から現像粉体を現像装置外に漏洩させないようにするため、現像装置の筐体と像担持体との隙間にシール部材を設けた画像形成装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、画像形成装置は、感光ドラム等の像担持体周辺に配置したコロナ帯電器、露光装置、現像装置、転写装置等を含む画像形成部の作用により像担持体表面に静電潜像を形成させ、この静電潜像に対して現像装置内の現像粉体を像担持体表面に吸着させて可視像化し次いで、この現像粉体による可視像を転写装置により転写材上に転写させている。更に定着装置が転写材上に転写した可視像を定着して転写材上への画像形成が行われる。上記した画像形成装置の小型化を達成させるため、画像形成部においてもコンパクト化が行われ、コロナ帯電器、露光装置、現像装置、転写装置といった機器間の間隔が非常に狭くなっている。
【0003】
一方、像担持体に対面する現像装置の筐体の開口と像担持体との間には筐体の接触により像担持体を損傷させないようにするため、ある程度の隙間が設けられている。このため、現像装置内部で撹拌や搬送により舞い上がった現像粉体が上記隙間から現像装置の外部へと漏洩してしまい、その周辺の機器、特に、上述したようなコンパクト化を図ることによって現像装置に近接して密集して配置されたイレーサランプ、露光装置、コロナ帯電器等が上記漏洩した現像粉体によって汚染されてしまう。
【0004】
このようなイレーサランプ、露光装置、コロナ帯電器等の周辺機器への現像粉体の漏洩を防止するため、従来の画像形成装置には、図3に示すように、像担持体1の表面と、現像装置2の筐体3の開口端との間にシール部材5が設けられている。シール部材5は、像担持体1の移動方向に対して上流側に位置する筐体3の一部に一端を固定させ、他端を像担持体1に当接させている。使用されるシール部材5は、例えばポリエチレンフィルムやゴムブレードであって現像装置2の内部から像担持体1上流側へのトナーの漏れを遮断している。このようにシール部材5は、現像装置内で舞い上がった現像粉体を現像装置2外部に漏洩してしまうことを防止し、特に現像装置2の上流側に位置するイレーサランプ11、露光装置7、コロナ帯電器6等への汚染を防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した材質のシール部材を使用するにあたっては、シール部材5をたとえ弱い力で像担持体の表面に接触させたとしても、シール部材と移動する像担持体との摺擦によりシール部材自体が摩擦帯電してしまい像担持体上に形成した静電潜像を静電気的に乱したり、又更には、上記した摩擦帯電によりシール部材が像担持体1の表面に吸着されるように引きつけられるため必要以上の負荷が像担持体にかかってしまい、像担持体を損傷させてしまう。これは、シール部材15の材質によるだけではなく、シール部材15の表面が平滑面であるために像担持体への接触面積が大きくなってしまい、シール部材が摩擦帯電されやすくなるためでもある
【0006】
本発明は、上記した問題点に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で現像装置から現像粉体が漏洩しないように遮断することにより、像担持体への損傷を最少限とさせ、且つ像担持体上の静電潜像を乱すことなく良好な画像形成を行うことが可能な画像形成装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、像担持体に対面して配置された現像装置の筐体の像担持体の移動方向に対して上流側の端部に一端を固定させ一部を像担持体に接触させて現像装置内部から像担持体の上流側外部への現像粉体の漏洩を遮断するシール部材を設けた画像形成装置において、前記シール部材が薄肉の板状に形成されたスポンジ部材であって、該スポンジ部材の像担持体の移動方向に対して下流側の端部以外の面部分が前記像担持体に接して設けられてなり、前記スポンジ部材の一端は、自由端に向かって漸次薄くなる形状であることを特徴とする。
【0008】
また、前記スポンジ部材が発泡ウレタンゴムであることを特徴とし、前記像担持体に接触する前記スポンジ部材の圧力が20〜1000(mg/cm)であり、好ましくは50〜300(mg/cm)であることを特徴とする
【0009】
【作用】
このような構成において、現像装置内では現像粉体を摩擦帯電させて像担持体上の静電潜像に吸着させるため、攪拌スクリュウにより現像粉体の撹拌及び搬送が行われている。帯電された現像粉体は現像ローラに供給されて現像ローラ上に均一な厚みの磁気ブラシを形成し、この磁気ブラシ像担持体の表面に対して接触または非接触とした状態で現像が行われる。このとき現像粉体は現像装置内で撹拌、搬送により舞い上がりが生じる。しかしながら現像装置の筐体の像担持体の移動方向に対して上流側の端部に一端を固定させ且つ一部を像担持体の表面に接触させたスポンジ部材により現像粉体の漏洩は防止され、現像装置外部への漏洩を最少限とさせる。このため、現像装置の上流側に位置するイレーサランプ、露光装置、コロナ帯電器等への現像粉体による汚染を防止することができる。また、スポンジ部材、即ち多孔質部材、を使用することにより像担持体との接触面積が、従来の平滑面を有するシール部材と比較してきわめて小さくなるため像担持体の損傷を最小限に抑えることができる。
【0010】
【実施例】
本発明の好適な実施例を図面に基づいて説明する。
本発明による画像形成装置の概略断面を図1に示す。図において、画像形成装置は、矢印方向に回転可能な像担持体1を中心に、像担持体1表面を一様に帯電させるコロナ帯電器6、原稿像を投射して像担持体1上に静電潜像を形成させる光学装置7、この潜像を現像する現像装置2、転写コロナ放電器8と、分離コロナ放電器9と、転写後に残留する像担持体1表面上現像粉体を除去するクリーニング装置10と、像担持体1表面の表面電位を均一にするためのイレーサランプ11とを有し、これらが順次に像担持体1に作用するように配置されている。
【0011】
現像装置2は、現像ローラ12と撹拌スクリュウ13とを有しており、これらは像担持体に対して開口を有した筐体3内に配置されている。また、筐体3内部には現像粉体が貯留されており、不図示の駆動源によって回転する現像ローラ12のスリーブ14表面に現像粉体を吸着させて磁気ブラシを形成させ、この磁気ブラシ像担持体1に対して接触させ、または飛翔現像のために僅かに離間して位置させることにより、像担持体1上に形成された静電潜像を現像する。
【0012】
像担持体1の回転方向に対して上流側に位置する筐体3の一端には、例えば厚みが0.5〜3mm、好ましくは1〜2mmの薄板状であってほぼ像担持体1の幅とほぼ同じ長さを有する柔軟性のスポンジ部材4が固定されており、スポンジ部材4の薄板状の面であって、該スポンジ部材の像担持体の移動方向に対して下流側の端部以外の面の部分が像担持体1の幅方向に亘って接している。また、図1に示すようにほぼ等しい厚さの平板状のスポンジ部材の他、図2に示すようにスポンジ部材4をくさび状、即ち自由端に向かって漸次薄くなるような形状に形成させても良い。
【0013】
スポンジ部材4は、発泡ウレタンゴムが好適に使用され、特に独立発泡体のウレタンスポンジが現像粉体の漏洩を防ぐ上で好適に使用される。スポンジ部材を独立発泡体にすることにより、スポンジ部材の弾性を変えることなく現像装置2から現像粉体を通過させなくしている。また、像担持体1に接触するスポンジ部材4の圧力を20〜1000(mg/cm)、好ましくは50〜300(mg/cm)とする。このように比較的弱い圧力および、発泡体による接触面積の減少により、像担持体への損傷を最小限のものとし、スポンジ部材4によって現像粉体の舞い上がりによる漏洩を実質的に防止することができる。
【0014】
動作について説明すると、周知の方法により画像形成が行われ、静電潜像を担持した像担持体1が現像装置2の位置に達し、現像ローラ12の作用により現像粉体を像担持体1に供給することにより像担持体1上に像担持体1表面の静電潜像に応じた画像が形成される。現像装置2内の現像粉体は撹拌また搬送により舞い上がっているが、この舞い上がった現像粉体は上記したスポンジ部材4により遮られるために、装置外への漏洩が防止される
【0015】
上記した実施例においては、筐体3の一部にスポンジ部材4を直接に固定したが、図2に示すように間接部材を介して固定しても良い。図2に示す例における間接部材はスリーブ14上に形成される磁気ブラシの厚みを規制する規制部材15であり、規制部材15を介してスポンジ部材を固定しても同様の効果を有する。また、実施例において像担持体としてドラム感光体を使用したが、ベルトタイプの感光体であっても良い。
【0016】
スポンジ部材4は特に像担持体が有機感光体である場合に有効である。これは、セレン感光体等の無機感光体と比較して有機感光体のほうが光減衰による帯電電位の減少が遅く、そのために、現像時にあっては、現像粉体と像担持体との静電的付着力が未だ強く、スポンジ部材が像担持体に接触しても接触面積が僅かであるということも相挨って、像担持体表面の静電潜像に対して実質的に影響されないためである。
【0017】
【発明の効果】
本発明の画像形成装置は、一端を現像装置の筐体に固定させ、他端における面部を像担持体に接するように設けたスポンジ部材によって装置の小型化を実現することができるとともに現像装置内からの装置外への漏洩を防止することができ、その他、像担持体の損傷を最小限とすることができる。このため、現像装置の上流側に位置する露光装置やコロナ帯電器やイレーサランプが現像粉体により汚染されることなく実質的に良好な画像形成が行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による画像形成装置の一例を示す概略断面図。
【図2】 別の実施例を示す概略断面図。
【図3】 従来例を示す画像形成装置の概略断面図。
【符号の説明】
1 像担持体
2 現像装置
3 筐体
4 スポンジ部材
5 シール部材
6 コロナ帯電器
7 光学装置
8 転写コロナ放電器
9 分離コロナ放電器
10 クリーニング装置
11 イレーサランプ
12 現像ローラ
13 攪拌スクリュウ
14 スリーブ
15 規制部材

Claims (1)

  1. 像担持体に対面して配置された現像装置の筐体の像担持体の移動方向に対して上流側の端部に一端を固定させ一部を像担持体に接触させて現像装置内部から像担持体の上流側外部への現像粉体の漏洩を遮断するシール部材を設けた、磁気ブラシ現像方式の画像形成装置において、前記シール部材が薄肉の板状に形成された発泡ウレタンゴム製で、ドラム形状の像担持体の幅とほぼ同じ長さを有するスポンジ部材であって、該スポンジ部材の像担持体の移動方向に対して下流側の端部以外の面部分が前記像担持体に接して設けられてなり、前記スポンジ部材の一端は、自由端に向かって漸次薄くなる形状であり、前記像担持体に接触する前記スポンジ部材の圧力が20〜1000(mg/cm)であり、好ましくは50〜300(mg/cm)であることを特徴とする画像形成装置。
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