JP3796168B2 - 秤用荷重受け装置及び荷重載せ台、ならびに荷重受け装置及び荷重載せ台を備えた質量比較測定器 - Google Patents

秤用荷重受け装置及び荷重載せ台、ならびに荷重受け装置及び荷重載せ台を備えた質量比較測定器 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の背景】
本発明は、秤用荷重受け装置および荷重載せ台に関する。本発明はまた、本発明による荷重受け装置および/または荷重載せ台を備えた秤、特に質量比較測定器に関する。荷重受け装置は、狭い稜面部と、分銅を受けるための水平な受け面を有し、荷重受け装置の中央部が周辺部より下に位置するように窪みまたは凹部が設けられている。荷重載せ台は少なくとも一つの分銅載せ機構を支持している。この少なくとも一つの分銅載せ機構は荷重載せ台に連結可能で、荷重載せ台は分銅載せ機構に触れずに下方から分銅載せ機構を通過できるような形状になっている。荷重載せ台と荷重受け装置は、相対的に上下方向に移動可能である。
【0002】
アメリカ特許第5332870号が開示している中央部に漏斗型凹部を有する荷重受け装置は、平坦なフィルターを測定するという特殊な目的に使用される。荷重受け装置の円錐形表面は、網または多孔の金属ホイルで形成されている。
【0003】
荷重載せ台は質量と体積の比較秤に用いられ、互いに比較される分銅を自動的に交換する役目を果たす。この種の秤は、特に度量衡に関する公的機関において、基準分銅の質量と体積を正確に測定するために用いられる。比較測定においては、異なる大きさの分銅を用いる場合がしばしばある。
【0004】
大きさが不揃いな分銅のための荷重受け装置を有する質量比較秤は、ドイツ実用新案 DE U 295 17 368が開示している。この秤は、試験すべき基準分銅を支持する狭い稜面部のある自由懸垂式荷重受け装置を備えている。分銅交換機構は、スロットを有する分銅載置/除去プレートを備えている。分銅交換機構により分銅載置/除去プレートを下降させて分銅を荷重受け装置に載せると、荷重受け装置の稜面部がスロットを通過して分銅を持ち上げる。狭い稜面部を有する荷重受け装置の構成には、接続稜面部で接続された少なくとも四つの分岐部を備えている。この構造により、大きさが不揃いの複数の分銅を一度に、極めて正確に測定することができる。
【0005】
比較測定には、たとえば球形、つかみ付き円柱形、ディスク形など、異なる形状のテスト分銅の比較する場合がある。この場合、たとえば偏心誤差をできるだけ小さくするため、あるいは最終目的として、比較される分銅の形状に関係なく正確な測定を行なうため、形状と大きさが異なるそれぞれの分銅を荷重受け装置のちょうど中央に載せる必要がある。後者の引例による質量比較測定器は、この条件を満足するような荷重受け装置および/または分銅交換機構の構造になっていない。
【0006】
【発明の目的】
上記の従来技術に鑑み、本発明は、好ましくは荷重載せ台と協働して、テスト分銅を中央に正確に載せることにより、誤差を生じることなく形状と大きさがさまざまに異なるテスト質量を受けることが可能な秤特に質量比較測定器用荷重受け装置を提案することを目的とする。さらに、本発明は、荷重載せ台を提案することも目的とする。この荷重載せ台は、荷重受け装置と協働して、テスト分銅を荷重受け装置の中央に正確に載せる。さらに、本発明は、形状や大きさがさまざまに異なるテスト分銅を高精度に測定できる質量比較秤を提供することを目的としている。
【0007】
【発明の要約】
上記の問題を解決するために、本発明は、測定対象の質量を支持するアーム機構を備えた秤用の荷重受け装置を提案する。荷重受け装置の荷重支持面は凹部を形成し、荷重受け装置の中央の方に傾斜し、その傾斜角は荷重受けアームに沿って変化している。
【0008】
この思想に従って設計された荷重受け装置は、さまざまな形状と大きさの分銅を支持することができる。この装置は、分銅をその形状や大きさに関係なく荷重受け装置の中央に正確に載せることが可能であり、このことは高精度の測定を行なう上で重要なファクターである。
【0009】
本発明の有利な実施例において、荷重受け装置は、下向きの斜面に少なくとも一つの段部および/または少なくとも一つの水平面を有する。
【0010】
荷重受けアームの上面は、上記斜面の主方向と直角方向に傾斜させるのが好ましい。また、荷重受けアームは、横方向の折れ目または屈曲部を有していてもよい。
【0011】
本発明の好ましい実施例において、荷重受け装置のアームは、荷重受け装置の中央にある共通の基部から翼状に延びている。特に、荷重受け装置は、荷重受け装置の中心を通る垂直面に対して鏡像のように対称の位置に配置された四本の翼状アームを有する。四本のアームは二対の翼を形成するように配置され、対の翼は90°より小さい角度を成している。
【0012】
分銅を支持するアーム機構を備えた荷重受け装置に分銅を載せるための好ましい手段は、少なくとも一つの分銅載せ機構を備えた荷重載せ台から成り、荷重載せ台と分銅載せ機構が相対的に上下方向に移動する際、荷重載せ台は分銅載せ機構に接触することなく上記機構を通過する。各分銅載せ機構は、分銅載せ機構の中央の方へ下向きに傾斜する凹部を有し、中央部に空きスペースを有する。
【0013】
本発明による特殊な構造を有する荷重受け装置と協働する荷重載せ台は、さまざまな形状と大きさの分銅を分銅載せ機構に収容できる点と、従来技術から公知の種類の平坦な設置面を有していない荷重受け装置と分銅載せ機構を用いて、分銅をより簡単に中央に置くことができる点で有利である。このことにより、特に、測定工程に要する時間が短くなると同時に、分銅の形状や大きさに関係なく測定の精度が向上する。さらに、分銅を分銅載せ機構に収容する時の分銅の正確な位置合わせが、従来の装置より簡単かつ短時間でできる。
【0014】
本発明による荷重載せ台の好ましい実施例は、分銅が載る点の間に切欠開口部を有する一つの分銅載せ機構を備えている。分銅載せ機構への分銅載置位置は、対応する荷重受け装置の分銅受け座(分銅載せ機構の切欠開口部から荷重受け装置が切欠開口部を下方から通り抜けて分銅を荷重受け装置に載せる点)の近傍にある。荷重受け装置の上面にも中央凹部がある場合、また、荷重受け装置の凹部と分銅載せ機構の凹部が、凹部の形状に応じて同じように変化する同じ傾斜角を有する場合、有利である。
【0015】
荷重載せ台の有利な実施例において、分銅載せ機構は、分銅を保持するためのアーチ形のループ状分銅載置部材を有する。各分銅載置部材のほぼ上向きの上面は、ループの内側の方へ傾斜しており、その傾斜角は分銅載せ機構の外周から中央に向かって変化するようにしてもよい。また、分銅載せ機構は、横向きの屈曲部または折れ目を有している。分銅載置部材の幅も、分銅載せ機構の外周から中央に向かって変化するようにしてもよい。
【0016】
本発明の特に好ましい実施例は、中央部で回転自在に支持され、分銅載せ機構が取り付けられる少なくとも二つの荷重載せ位置を有する円形プレートとして構成された荷重載せ台を有している。荷重載せ台は、比較計量の工程を自動化するためにモータ駆動で回転され、上昇と下降も自動化されている。荷重載せ台のディスクへの分銅載せ機構の取り付け部は、高さと水平位置が調整可能である。
【0017】
発明の思想は、特に、荷重受け装置と荷重載せ台の組み合わせに具体化されている。分銅を支持するアームを備えた荷重受け装置と、少なくとも一つの分銅載せ機構を備えた荷重載せ台は、荷重受け装置と荷重載せ台が相対的に上下方向に動くとき、荷重受け装置と分銅載せ機構が互いに接触しないで、荷重受け装置が分銅載せ機構を通り抜けるように構成されている。分銅載せ機構が分銅を荷重受け装置に載せる位置にあるとき、荷重受け装置は荷重受け装置の中央部に向かって傾斜する凹部を有し、各分銅載せ機構の凹部は荷重受け装置の中心に位置する。また、各分銅載せ機構は、荷重受け装置の中央区域に自由開口部を有する。
【0018】
上記の構成において、分銅載せ機構は、二つのアーチ形のループ状分銅載置部材を有し、荷重受け装置は、二対に配された四本の翼状アームを有している。分銅載せ機構が荷重受け装置と協働する位置にあり、荷重受け装置が分銅載せ機構を通り抜けるような位置にあるとき、一方の対の翼状アームの一つと他方の対の翼により、分銅載せ機構の二つのループ状部材の各々が囲まれる。
【0019】
本発明によれば、荷重載せ台と、分銅載せ機構および/または荷重受け装置は、プラスチック材料および/またはプラスチックで被覆した金属で形成することが好ましい。
【0020】
形状と大きさが異なるテスト分銅に関する重量の比較を高精度で行なうために、本発明は、テスト分銅を支持するための荷重受けアーム機構付き荷重受け装置を備えた秤を有する質量比較測定器を提案する。質量比較測定器は、さらに、少なくとも一つの分銅載せ機構を有する荷重載せ台を備えており、荷重受け装置と荷重載せ台が相対的に上下方向に動くとき、荷重受け装置と分銅載せ機構が互いに接触しないで、荷重受け装置が分銅載せ機構を通り抜けるように構成されている。各分銅載せ機構は、分銅載せ機構の中央に向かって傾斜した凹部を有し、その中心区域に空きスペースを有している。
【0021】
本発明による質量比較測定器は、荷重受け装置と荷重載せ台が形状と大きさが異なる分銅を収容できる点と、従来技術から公知の種類の平坦な載置面を持たない荷重受け装置と分銅載せ機構の中央に分銅をより簡単に載せることができる点で有利である。特に、このことにより、測定に要する時間が短縮され、分銅の形状や大きさに関係なく測定の精度が向上する。また、従来技術による装置に比べ、分銅を分銅載せ機構に載せるときの正確な位置決めがより簡単で、時間がかからない。
【0022】
本発明による質量比較測定器の他の好ましい実施例において、分銅載せ機構は、分銅載せ機構に分銅が載る載置点と載置点の間に切欠開口部を有する。分銅載せ機構上の載置点は、対応する荷重受け装置の荷重受け座(分銅載せ機構の切欠部を通って下方から上がって来る荷重受け装置上に分銅が載る位置)のすぐ近くに位置する。
【0023】
質量比較測定器の他の有利な実施例は、外周から中心に向かって傾斜角が変化する凹部が形成された荷重受け装置および/または分銅載せ機構を備えており、荷重受け装置と分銅載せ機構の傾斜角はそれぞれの凹部の形状に合わせて同じように変化している。
【0024】
質量比較測定器の特に有利な他の実施例において、分銅載せ機構はアーチ形のループ状分銅載置部材を有し、および/または荷重受け装置は翼状アームを有し、ループ状部材の形状と翼状アームの形状は互いに対応している。好ましくは、荷重受け装置の中心を通る垂直面に対し鏡像のように対称に配置された四本の翼状アームを有する。翼は分銅載せ機構を貫いて延び、四本の翼のうちの二つが、各ループ状分銅載置部材を囲んでいる。
【0025】
本発明による質量比較測定器の好ましい実施例において、各分銅載せ部材および/または各荷重受けアームのほぼ上向きの上面は、凹部のスロープの方向に対し直角方向に傾斜している。また、分銅載せ部材は、横向きの屈曲部または折れ目を有し、分銅載置部材の幅も、分銅載せ機構の外周から中央に向かって変化するようにしてもよい。また、分銅載せ機構および/または荷重受け装置は、段部と水平な載置面を傾斜面に沿って有していてもよい。
【0026】
本発明による質量比較測定器の特に好ましい実施例は、中央部で回転自在に支持され、そこで分銅載せ機構が取り付けられる少なくとも二つの荷重載せ位置を有する円形プレートとして構成された荷重載せ台を有している。比較測定を自動化するため、荷重載せ台はモータ駆動で回転し、上昇と下降も自動化されている。荷重載せ台のディスクに分銅載せ機構を取り付ける際、高さと水平位置が調整可能である。荷重載せ台と分銅載せ機構および/または荷重受け装置は、プラスチック材料および/またはプラスチックで被覆した金属で形成するのが好ましい。荷重受けフレームは、自由に動くように吊るすのが好ましい。
【0027】
【詳細説明】
図1は、テスト分銅を荷重受け装置に自動的に載せる役目を果たす四つの載置位置9を有する荷重載せ台1を示す。もちろん載置位置9の数は四つより多くても少なくてもよいが、図示したように円形に等間隔で配置する構成が好ましい。荷重載せ台1は、中央部39を貫通する開口部3を有するほぼ円形のプレート2から成る。プレート2は、開口部3を通る垂直軸(図示せず)に回転自在に支持されている。荷重載せ台は、上記四つの載置位置9の各々に、分銅載せ機構5が嵌まる部分円状の切欠部4を有する。各分銅載せ機構5は、荷重載せ台1の凹部7、7´に嵌まって分銅載せ機構5を荷重載せ台1に固定する役目を果たす三つの固定用突起6を有している。中央部39側にある固定用突起6は、分銅載せ機構5の基準水平位置を決定する所定の垂直深さを有する凹部7´に固定される。各分銅載せ機構5の他の二つの固定用突起6は、ねじ8のような固定具と協働する弾性的に圧縮可能なばね要素が下に入っており、ねじを回転させることによりそれぞれの突起の高さを調整して分銅載せ機構5の水平を出すようになっている。
【0028】
図1は、手前側にある分銅載せ機構5と協働する荷重受け装置10を示す。荷重受け装置10は、開口部を通って上昇し分銅載せ機構5のループ状部材12の前方と後方に達する二対の翼11を有する。小さなつかみ付き分銅16は、手前側にある分銅載せ機構5に載った状態で示す。分銅載せ機構5と荷重受け装置10の詳細は、図2と図3に関する以下の説明において示す。計量技術の分野で「荷重受け装置」という用語は、測定対象である荷重を受ける秤の部分、通常は計量皿を意味するが、本発明による特殊な荷重受け装置のようなその他の荷重受け装置も含んでいる。
【0029】
荷重載せ台1は、分銅を次から次に測定位置まで送り込むためにその中央部を中心として回転自在である。また、荷重載せ台は、テスト分銅を荷重受け装置10に載せたり、外したりするために、上昇と下降が可能である。同一の分銅を複数回連続して載せたり取り除いたりするのは、分銅を荷重受け装置の中央に位置決めするためであり、これについては後に詳しく説明する。荷重載せ台の上昇と下降をモータで自動化するとともに、その回転を自動化してもよい。
【0030】
図1が示すように、四つの載置位置9にある分銅はそれぞれ形状と大きさが異なっている。すなわち、球状分銅13と、大きなつかみ付き分銅14と、ディスク形分銅15と、小さなつかみ付き分銅16である。つかみ付き分銅14と16は、横向き(横倒し)の状態で示されている。この状態であれば、分銅自体の作用で分銅が中央位置に収まりやすくなる。体積測定では通常同じ対象を空気中と水中で(乾燥した状態と濡れた状態で)測定するが、円柱形分銅を横向きの状態にしておくのが好ましい。なぜなら、円柱形分銅を直立した状態で水中を下降させる場合、特にその分銅の底面に凹部がある場合、分銅の下側で気泡やエアポケットが発生するのを避けるためである。この場合、質量比較測定器という用語は体積比較測定器を含むことに注意されたい。
【0031】
小さなつかみ付き分銅16を担持した分銅載せ機構5と協働している荷重受け装置10は、秤の力トランスデューサ(図示せず)に接続された角形の荷重受けフレーム17により支持されている。荷重受けフレーム17の開口部は、荷重受けフレーム17で囲まれたプレート2の一部を収容している。荷重受けフレーム17の上側水平部材は中央に切込み36を有し、この切込みを利用して荷重受けフレーム17がたとえばフックを用いて力トランスデユーサに連結される。荷重受けフレーム17の下側水平部材の中央点に、荷重受け装置10のための荷重受け座20が設けられている。図1に示すように荷重受けフレーム17にスロット18を設けることにより、構造的に十分な剛性を保ちながら重量をできるかぎり小さくしている。その結果、荷重受けフレーム17は、横ウエブ19で接続された二つの角形フレーム38から成る構造になっている。
【0032】
図2は、分銅載せ機構5の実施例を斜め上方から見た図である。部分円状の外周部21は、互いに約120°離れた位置にある三つの外向きの載置用突起6を有する支持フレームを構成している。テスト分銅を保持するように設計された二つの分銅載置部材12は、外周部21から分銅載せ機構5の中央部23に向かって水平に延び、分銅載置部材12の剛性を高めるために中央部23の近傍に狭いアーチ22を形成している。狭いアーチ22の間に隙間があり、荷重受け装置10の一部(図2には示さず)が通過できるようになっている。二つのアーチ状分銅載置部材12は、荷重載せ台1の水平面と一直線に並んではおらず、下向きの角度を成して傾斜し、分銅載せ機構5の中央部23近傍の狭いアーチ22の最下点に凹部を形成している。この構造は、分銅を心出しするために極めて有益である。球状分銅1の場合、載置位置が具体的に決まる。また、つかみ付き分銅14と16については、載置位置がシリンダーの軸を横切る方向にあり、軸方向にセンタリングする必要がある。ディスク形分銅15は、載置位置が限定されないので、複数の方向にセンタリングする必要がある。
【0033】
分銅は、荷重載せ台1を上昇および下降させることにより分銅を荷重受け装置10に何度も続けて載せたり外したりする公知の載置方法でセンタリングされる。分銅が完全にセンタリングされない場合、荷重載せ台1を下した後、荷重受け装置10と分銅を取り付けた荷重受けフレーム17がわずかに傾いた位置に来る。なぜなら、荷重受け装置10にテスト分銅を載せた状態の荷重受けフレーム17の複合重心は、荷重受け装置10に分銅を載せない状態の重心からわずかにずれているからである。荷重載せ台1を上昇させてテスト分銅を分銅載せ機構5に再び載せると、分銅の重心は分銅載せ機構5の中心近くに来るので、荷重受け装置1を再び下降させると分銅が荷重受け装置10上でより正確にセンタリングされる。
【0034】
本発明による分銅載せ機構5は、ディスク形分銅15を確実に位置決めするように設計されているので、ディスク形分銅が傾いた状態で載ることはない。アーチ形分銅載置部材12の上面にある段部24は、ディスク形分銅15の直径によって決まる距離だけ中央部23から離れており、ディスク形分銅15の安定した位置決めと仮のセンタリングを行なうための水平な載置面37となっている。
【0035】
中央部23に向かって延びるアーチ形分銅載置部材12の垂直方向プロフィルは、傾斜角が変化している。すなわち、上向きの稜面25が中央部23に向かって次第に急角度になる。稜面25は、それぞれ異なる一定の傾斜角をもつ複数の部分から構成してもよく、あるいは傾斜角がなめらかなカーブを描いて連続して大きくなるようにしてもよい。もちろん、傾斜した稜面25は、たとえばより小さい直径を有するディスク形分銅15を位置決めするための付加的な段部24をいくつか設けてもよい。
【0036】
また、稜面25は、アーチ形分銅載置部材12で囲まれた空きスペース26の方へも傾斜しているので、球状分銅13またはつかみ付き分銅14と16は、安定した位置決めに必要な通常の三点支持ではなく、鏡像のように対称に配置された分銅載置部材12の四点で支持される。
【0037】
さらに、分銅載置部材12の水平方向には、囲まれた空きスペース26に対して内側または外側へわずかに屈曲した部分または折れ目を複数有している。この構造により、大きさの異なる球状分銅や、高さと直径が異なる他のつかみ付き分銅や円柱状分銅を収容する上で非常に融通がきく。
【0038】
分銅載せ機構5は、載置位置9に交換可能に取り付けられている(図1参照)。分銅載せ機構5は、固定用突起6により、正確に位置決めされる。固定用突起6は、荷重載せ台1の中央部39の方に向き、中央部39の凹部7´に取り付けられている。分銅載せ機構5の部分円状外周部21は、円形プレート2に分銅載せ機構5を取り付ける際にガイドの役目も果たす円柱状壁部30で強化されている。
【0039】
図3が示すように、本発明による荷重受け装置10は、底部に円錐形先端部をもつ円柱形ステム27を有し、上部に二対の翼に似た支持架台28を有している。ステム27は、支持架台28のすぐ下に、荷重受けフレーム17に荷重受け装置10を取り付けるための荷重受け座29の役目を果たす大径部を備えている。
【0040】
二対の翼状荷重受けアーム11は、荷重受け装置10の中央点32に集中し、この点が荷重受け装置の重心となる。アーム11の各対は、基部31で互いに接合されている。一対のアームは90°より小さい角度を成し、基部は荷重受け装置10の中央点32に向かって次第に幅が狭くなっている。
【0041】
荷重受け装置10の中央点32は、分銅載せ機構5の分銅載置部材12のアーチ形状に合わせて、翼状アーム11の外側の端部より低い位置にある。上向きの稜面33の下方への傾斜角は、アーム11の外側の端部から中央点32に向かって次第に急になっている。稜面33は、外側の端部に、ディスク形分銅15の安定した位置決めを行なうために水平部分34を備えている。アーム11の水平部分34は、分銅載せ機構5の水平面37に比べ、荷重受け装置10の中央点32に向かってより遠くまで延ばしてもよい。大きなディスク形分銅の位置決めを行なうためには、荷重受け装置に段部を設ける必要はない。しかし、荷重受け装置10を小さなディスク形分銅にも使用する場合、アーム11は、中心点32近傍に段部を設けた構造にしなければならない。分銅載置部材12と同様、荷重受け装置10の稜面33の残りの部分も、分銅載置部材12と同様に、スロープと直角方向に傾斜している。
【0042】
また、荷重受け装置10の翼状アーム11は、分銅載せ機構5のアーチ形分銅載置部材12と同様に、水平面に少なくとも二つの屈曲部または折れ目を有しており、わずかにS字状を成している。荷重受け装置10は、取り付けられた状態では分銅載せ機構5に対して、アーチ形の分銅載置部材12が、荷重受け装置のアーム11の間へ鈍角部に位置するように取り付けられる。荷重受け装置のアーム11の基部31の水平方向の形状は、分銅載せ機構5の部材12の形状にほぼ対応しているが、約1〜2mmの小さな隙間を形成する。荷重受け装置のアーム11と分銅載置部材12の垂直面すなわちスロープは互いに平行である。さらに、荷重受け装置のアーム11と分銅載置部材12の上面は、アーチ形部材12内部の空きスペース26の方へ傾斜し、中央部の方に向かって次第に傾斜角が急になっている。
【0043】
荷重載せ台1と、分銅載せ機構5と、荷重受け装置10は、ポリマー材料またはポリマーで被覆した金属で製造するのが好ましい。このことは、これらを体積測定における濡れた状態での測定に用いる場合、部品の酸化防止に役立つ。
【0044】
荷重受けフレーム17は自由懸垂状態であることが好ましいが、荷重受け装置10自体を懸垂するか、他の方法たとえばそれ自体で自立するように秤に連結した構造としてもよい。もちろん、荷重載せ台を上下方向に移動する代わりに、荷重受け装置10を上下方向に移動するようにした構造としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】秤の荷重受けフレーム形キャリアが、四つの異なるテスト分銅を載せた荷重載せ台とどのように協働するかを示す上から見た図
【図2】本発明による分銅載せ機構を上から見た図
【図3】本発明による荷重受け装置の全体図
【符号の説明】
1 荷重載せ台
2 円形ディスク
3 開口部
4 部分円状の切欠部
5 荷重載せ機構
6 固定用突起
7、7´ 凹部
8 ねじ
9 載置位置
10 荷重受け装置
11 荷重受け装置の翼状アーム
12 分銅載せ機構のアーチ形ループ状部材
13 球状分銅
14 大きなつかみ付き分銅
15 ディスク形分銅
16 小さなつかみ付き分銅
17 荷重受けフレーム
18 スロット
19 横ウエブ
20 荷重受け座
21 部分円状の外周部
22 狭いアーチ
23 荷重載せ機構の中央部
24 段部
25 上面
26 空きスペース
27 荷重受け装置のステム
28 支持架台
29 荷重受け座
30 円柱状壁部
31 基部
32 荷重受け装置の中央部
33 荷重受け装置の上面
34 水平部分
36 切込み
37 水平面
38 角形フレーム
39 中央部

Claims (51)

  1. 分銅を支持するためのアーム11を有する秤用荷重受け装置10において、上記荷重受け装置10が第一の凹部を有し、上記第一の凹部の傾斜角が上記荷重受け装置の中央点32に向かう方向に可変である荷重受け装置10。
  2. 上記第一の凹部内に少なくとも一つの第一の段部を有する請求項1記載の荷重受け装置10。
  3. ディスク形分銅15を載せるための少なくとも一つの第一の水平部分34を有する請求項1記載の荷重受け装置10。
  4. 上記荷重受け装置10の上記アーム11が、上記荷重受け装置の中央点32に向かう方向に対し直角方向に傾斜する上面33を有する請求項1記載の荷重受け装置10。
  5. 上記アーム11が横方向の屈曲部を有する請求項1記載の荷重受け装置10。
  6. 上記アーム11が翼状で、上記中央点32に集中し、共通の基部31を有する請求項1記載の荷重受け装置10。
  7. 上記中央点32を通る垂直面に対し鏡像のように対称に配置された四本のアーム11を備えた請求項6記載の荷重受け装置10。
  8. 上記四本のアーム11が二対に構成され、そのうち一対が90°より小さい角度を成している請求項7記載の荷重受け装置10。
  9. 上記四本のアーム11の幅が外周部から上記中央点32に向かって可変である請求項6記載の荷重受け装置10。
  10. プラスチック材料またはプラスチックで被覆された金属で形成された請求項1記載の荷重受け装置10。
  11. 荷重受けフレーム17に取り付けられ、上記荷重受けフレーム17が自由懸垂状態である請求項1記載の荷重受け装置10。
  12. 秤用荷重載せ台1において、上記秤が分銅を支持するためのアーム11を有する秤用荷重受け装置10を備え、上記荷重載せ台1が少なくとも一つの分銅載せ機構5を有し、上記荷重受け装置10が上記分銅載せ機構5に接触しないで上記分銅載せ機構5を通過できるように上記分銅載せ機構5が取り付けられており、上記荷重載せ台1と上記荷重受け装置10が相対的に上下方向に移動可能であり、さらに上記少なくとも一つの分銅載せ機構5が上記分銅載せ機構5の中央部23の方へ傾斜している第二の凹部を有し、上記少なくとも一つの分銅載せ機構5が上記中央部23の区域に空きスペースを有する秤用荷重載せ台1。
  13. 上記分銅載せ機構5が、複数の分銅載置位置と、上記載置位置の間に空きスペース26とを有し、上記荷重受け装置10が分銅受け位置を有し、上記荷重受け装置10が上記分銅載せ機構5を通過しうる位置に上記分銅載せ機構5が来たとき、上記分銅載置位置と上記分銅受け位置が互いの近くに来る請求項12記載の荷重載せ台1。
  14. 上記荷重受け装置10が、上記荷重受け装置の中央点32に向かって傾斜する第一の凹部を有し、上記第一の凹部と上記第二の凹部がほぼ等しい傾斜角を有する請求項12記載の荷重載せ台1。
  15. 上記第二の凹部が可変の第二の傾斜角で傾斜している請求項12記載の荷重載せ台1。
  16. 上記分銅載せ機構5が上記第二の凹部内に少なくとも一つの第二の段部24を有する請求項12記載の荷重載せ台1。
  17. 上記分銅載せ機構5が、アーチ形ループ状の分銅載置部材12を有する請求項12記載の荷重載せ台1。
  18. 上記空きスペース26が上記分銅載置部材12のアーチ形ループ内にあり、上記分銅載置部材12が上記空きスペース26の方へ傾斜した上面25を有する請求項13記載の荷重載せ台1。
  19. 上記上面25の傾斜が上記分銅載置部材12に沿って変化する請求項18記載の荷重載せ台1。
  20. 上記分銅載置部材12が横方向の屈曲部を有する請求項12記載の荷重載せ台1。
  21. 上記分銅載置部材12の幅が可変である請求項12記載の荷重載せ台1。
  22. 上記荷重載せ台1と、上記分銅載せ機構5と、上記荷重受け装置10の少なくとも一つが、プラスチック材料またはプラスチックで被覆された金属で形成されている請求項12記載の荷重載せ台1。
  23. 上記荷重載せ台1が、中央部39を有するほぼ円形のプレート2を有し、上記円形プレート2が、上記中央部39を通る軸を中心として回転しうるように移動可能に支持され、分銅載せ機構5が取り付けられる少なくとも二つの取り付け位置9を有する請求項12記載の荷重載せ台1。
  24. 上記荷重載せ台が上下方向に移動自在で、上記回転がモータ駆動で行なわれ、測定工程を自動化するために上記上下移動が自動化されている請求項23記載の荷重載せ台1。
  25. 上記分銅載せ機構5が上記荷重載せ台1に対し高さと水平位置の調整が可能である請求項12記載の荷重載せ台1。
  26. 荷重受け装置10と荷重載せ台1の組み合わせにおいて、上記荷重載せ台1が少なくとも一つの分銅載せ機構5を有することと、上記荷重載せ台1と上記荷重受け装置10が相対的に上下方向に移動自在で、上記荷重受け装置10が上記分銅載せ機構5に接触しないで上記分銅載せ機構5を通過することと、上記荷重受け装置10が上記荷重受け装置10の中央部32の方へ傾斜した第一の凹部を有し、上記分銅載せ機構が上記荷重受け装置に分銅を載せるための位置にあるとき、上記分銅載せ機構5が上記荷重受け装置10の上記中央部32の方へ傾斜する第二の凹部を有し、各分銅載せ機構が上記中央部32の区域に開口スペースを有することを特徴とする組み合わせ。
  27. 上記分銅載せ機構5が複数の分銅載置点を有し、上記分銅載置点の間に空きスペース26を有し、上記荷重受け装置10が分銅受け点を有し、上記分銅載せ機構が上記荷重受け装置10に分銅を載せる位置に来たとき上記載置点が上記受け点の近くにあることを特徴とする請求項26記載の組み合わせ。
  28. 上記分銅載せ機構が上記荷重受け装置に分銅を載せる位置にあるとき、上記第二の凹部が上記第一の凹部にほぼ合うように傾斜している請求項26記載の組み合わせ。
  29. 上記分銅載せ機構5が二つのアーチ形ループ状分銅載置部材12を有し、上記荷重受け装置10が二対構成の四本の翼状アーム11を有し、上記分銅載せ機構が上記荷重受け装置10に分銅を載せる位置にあるとき、一方の対の一つの翼11と他の対の隣接する一つの翼11が、上記分銅載せ機構5の上記二つのループ状部材12のそれぞれを囲むことを特徴とする請求項26記載の組み合わせ。
  30. 上記荷重載せ台1と、上記分銅載せ機構5と、上記荷重受け装置10の少なくとも一つが、プラスチック材料またはプラスチックで被覆された金属で形成されている請求項26記載の組み合わせ。
  31. 荷重受け装置10と荷重載せ台1の組み合わせを備えた秤から成る質量比較測定器において、上記荷重載せ台1が少なくとも一つの分銅載せ機構5を有することと、上記荷重載せ台1と上記荷重受け装置10が相対的に上下方向に移動自在で、上記荷重受け装置10が上記分銅載せ機構5に接触しないで上記分銅載せ機構5を通過することと、上記荷重受け装置10が上記荷重受け装置10の方へ傾斜した第一の凹部を有し、上記分銅載せ機構が上記荷重受け装置に分銅を載せる位置にあるとき、各分銅載せ機構5が上記荷重受け装置10の上記中央部32の方へ傾斜する第二の凹部を有し、各分銅載せ機構が上記中央部32の区域に開口スペースを有することを特徴とする質量比較測定器。
  32. 上記分銅載せ機構5が複数の分銅載置点を有し、上記分銅載置点の間に空きスペース26を有することと、上記荷重受け装置10が分銅受け点を有することと、上記分銅載せ機構が上記荷重受け装置10に分銅を載せるための位置にあるとき、上記載置点が上記受け点の近くにあることを特徴とする請求項31記載の質量比較測定器。
  33. 上記第一の凹部の傾斜角と上記第二の凹部の傾斜角のうち少なくとも一つが可変である請求項31記載の質量比較測定器。
  34. 上記分銅載せ機構が上記荷重受け装置に分銅を載せる位置にあるとき、上記第二の凹部が上記第一の凹部にほぼ合うように傾斜している請求項31記載の質量比較測定器。
  35. 上記分銅載せ機構5がアーチ形ループ状の分銅載置部材12を有する請求項31記載の質量比較測定器。
  36. 上記荷重受け装置が、上記中央点32に集中し共通の基部31を有する翼状アーム11を備えた請求項31記載の質量比較測定器。
  37. 上記荷重受け装置10が、上記中央点32を通る垂直面に対し鏡像のように対称に配置された四本のアーム11を備えた請求項36記載の質量比較測定器。
  38. 上記四本のアーム11が二対に構成され、そのうちの一対が90°より小さい角度を成している請求項37記載の質量比較測定器。
  39. 上記四本のアーム11が二対に構成され、そのうちの一対が90°より小さい角度を成していることと、上記分銅載せ機構が上記荷重受け装置10に分銅を載せる位置にあるとき、一方の対の一つのアーム11と他方の対の隣接するアーム11が、上記分銅載せ機構5の上記二つのループ状部材12のそれぞれを囲むことを特徴とする請求項35記載の質量比較測定器。
  40. 上記荷重受け装置10が、上記荷重受け装置の上記中央点32の方へ向かう方向に対し直角方向に傾斜している上面33を有するアーム11を備えた請求項31記載の質量比較測定器。
  41. 上記第一の凹部と上記第二の凹部の少なくとも一つが、少なくとも一つの段部を有する請求項31記載の質量比較測定器。
  42. 上記荷重受け装置10が、ディスク形分銅15を載せるための少なくとも一つの第一の水平部分34を有する翼状のアーム11を備えた請求項31記載の質量比較測定器。
  43. 空きスペース26が上記分銅載置部材12のアーチ形ループ内に位置し、上記分銅載置部材12が上記空きスペース26の方へ傾斜した上面25を有する請求項35記載の質量比較測定器。
  44. 上記上面25の傾斜が上記分銅載置部材12に沿って変化する請求項43記載の質量比較測定器。
  45. 上記分銅載置部材12とアーム11が横方向の屈曲部を有する請求項35記載の質量比較測定器。
  46. 上記分銅載置部材12の幅とアーム11の幅が外側から中央点32に向かって可変である請求項35記載の質量比較測定器。
  47. 上記荷重載せ台1と、上記分銅載せ機構5と、上記荷重受け装置10のうち少なくとも一つが、プラスチック材料またはプラスチックで被覆された金属で形成された請求項31に記載の質量比較測定器。
  48. 上記荷重載せ台1が中央部39を有するほぼ円形のプレート2を有し、上記円形プレート2が、上記中央部39を通る軸を中心として回転しうるように移動可能に支持され、分銅載せ機構5が取り付けられる少なくとも二つの取り付け位置を有する請求項31に記載の質量比較測定器。
  49. 上記荷重載せ台が回転自在で、上記回転がモータで駆動され、測定工程を自動化するために上記上下移動が自動化されている請求項31に記載の質量比較測定器。
  50. 上記分銅載せ機構5が上記荷重載せ台1に対し高さと水平位置の調整が可能である請求項31に記載の質量比較測定器。
  51. 上記荷重受け装置が荷重受けフレーム17に取り付けられ、上記荷重受けフレーム17が自由懸垂状態である請求項31に記載の質量比較測定器。
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