JP3795990B2 - 埋設本管と取付管との接合部補修方法 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、埋設本管と、この埋設本管の外周面に取り付けられた取付管との接合部を補修材によって補修する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、埋設本管と、この埋設本管の外周面に取り付けられた取付管との接合部の漏水補修を行う補修方法として、水中硬化性樹脂を含浸させた樹脂マットを、エアパッカーに取り付け、このエアパッカーを埋設本管内で膨張させることで樹脂マットの一部を取付管側に立ち上げて、埋設本管および取付管の接合部全体に樹脂マットを圧着硬化させる方法が知られている(例えば、特開平6−10399号公報参照)。
【0003】
また、ゴムなどの弾性材料によって、取付管に挿入する挿入筒と、埋設本管に当接するフランジ部とを一体に成形した補強パッドを構成し、これを埋設本管側から接合部に取り付ける補修方法も提案されている(特開昭63−167193号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、樹脂マットを使用する補修方法の場合、含浸する樹脂の性状のばらつきや、ポットライフのばらつきなどを生じるため、補修材自身の信頼性が低い。また、埋設本管側から樹脂マットを圧着硬化させるため、樹脂マットの位置合わせが重要となるが、この位置合わせが困難である。さらに、位置がずれたまま圧着しようとすると、取付管側に立ち上がる樹脂マットの部分が小さくなり、この取付管側の接合部に、樹脂マットを充分に圧着硬化させることができなくなってしまう。さらに、埋設本管と取付管との接合部の芯がずれているような場合も、取付管側に立ち上がる樹脂マットの部分が取付管側に充分に届かず、取付管側の接合部に、樹脂マットを充分に圧着硬化させることができなくなってしまう。
【0005】
したがって、樹脂マットの位置決めなどに労力を要して施工が煩わしい割りには、信頼性の高い止水性が得られないといった不都合を生じることとなる。
【0006】
一方、弾性材料からなる補強パッドを使用する補修方法の場合、挿入筒と取付管との間の充分な水密性を確保するため、取付管に挿入筒を圧入したり接着したりして密着させなければならないが、埋設本管側から挿入筒を圧入するだけでは、充分な水密性を得ることができない。
【0007】
また、接着する場合は、挿入筒の外周面にあらかじめ接着剤を塗布した状態として埋設本管側から挿入筒を挿入接着することとなるが、この挿入時に接着剤がこすり取られてしまい、挿入筒を取付管の内面に充分に接着することができないといった不都合を生じる。また、挿入筒をあらかじめ取付管よりも小径に形成しておき、挿入筒を取付管に挿入した後、エアパッカーなどを膨張させて挿入筒を取付管の内面に圧接した状態で接着することも考えられるが、この場合、確実に接着硬化するまで挿入筒を取付管の内面に圧接しておかなければ、挿入筒に縮径力が働いて接着面が剥離してしまうといった不都合を生じることとなる。
【0008】
本発明は、係る実情に鑑みてなされたものであって、簡単に施工でき、優れた止水性を得ることができる埋設本管と取付管との接合部補修方法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の埋設本管と取付管との接合部補修方法は、埋設本管と、この埋設本管の外周面に取り付けられた取付管との接合部を、埋設本管の内周面に沿うサドル部と、このサドル部の外面に突設された筒部と、サドル部に対して筒部を自在な方向に向けることを可能とする首部とが弾性材料によって一体成形されたサドル本体と、このサドル本体の筒部の内周面に内蔵され、この筒部を拡径可能となされた拡径リングと、サドル部の外面に塗布された接合剤とを具備した補修材によって補修する方法であって、サドル部を筒部の周囲に折り畳んだ状態で、拡径リング内にエアパッカーを挿入し、これを取付管の側から埋設本管の方に挿入する補修材挿入工程と、埋設本管の方に挿入したエアパッカーを、取付管側に引き戻した状態で、エアパッカーを膨張させ、これに伴う拡径リングの拡径によって筒部を取付管の内周面に圧着する筒部圧着工程と、サドル部の外面に塗布した接合剤を介してサドル部を埋設本管の内面に接着するサドル部接着工程とを具備したものである。
【0010】
また、上記課題を解決するための本発明の埋設本管と取付管との接合部補修方法は、埋設本管と、この埋設本管の外周面に取り付けられた取付管との接合部を、埋設本管の内周面に沿うサドル部と、このサドル部の外面に突設された筒部と、サドル部に対して筒部を自在な方向に向けることを可能とする首部とが弾性材料によって一体成形されたサドル本体と、このサドル本体の筒部の内周面に内蔵され、この筒部を拡径可能となされた拡径リングと、サドル部の外面に塗布された接合剤とを具備した補修材によって補修する方法であって、サドル部を筒部の周囲に折り畳んだ状態で、拡径リング内にエアパッカーを挿入し、その周囲を結束テープで結束してエアパッカーの周囲に補修材を巻き付け固定し、これを取付管の側から埋設本管の方に挿入する補修材挿入工程と、埋設本管内でエアパッカーを少し膨張させ、これに伴う拡径リングの拡径によって結束テープによる補修材の結束を解き、補修材を本来の形状に復元させる補修材復元工程と、埋設本管の方に挿入したエアパッカーを、取付管側に引き戻した状態で、エアパッカーを膨張させ、これに伴う拡径リングの拡径によって筒部を取付管の内周面に圧着する筒部圧着工程と、埋設本管内で別のエアパッカーを膨張させ、サドル部の外面に塗布した接合剤を介してサドル部を埋設本管の内面に接着するサドル部接着工程とを具備したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0012】
図1および図2は補修材1の全体構成の概略を示し、図3ないし図6は同補修材1の補修工程を示し、図7は同補修材1による補修完了状態を示している。
【0013】
すなわち、この補修方法は、補修材1によって、埋設本管4と、この埋設本管4の外周面に取り付けられた取付管5との接合部の補修を行う方法であって、補修材挿入工程と、補修材復元工程と、筒部圧着工程と、サドル部接着工程とを具備している。
【0014】
補修材1は、サドル本体2と拡径リング3とを具備している。
【0015】
サドル本体2は、埋設本管4の内周面に沿うサドル部21と、このサドル部21の外面に突設された筒部22とからなり、合成樹脂やゴムなどの弾性材料によって一体に形成されている。このサドル本体2は、筒部22の基端部に蛇腹状となされた首部23が形成されており、この首部23によって筒部22が、サドル部21に対して自在な方向に向くことができるようになされている。ただし、この首部23は、筒部22が、サドル部21に対して自在な方向に向くことが可能なように加工したものであれば、蛇腹状以外に曲線加工されていても良い。また、筒部22は、取付管5の直径よりも約1割程度、直径が小さく形成されるとともに、この筒部22の外周面には、リップ部(図示省略)を有する水膨張性ゴム24が融着一体化されている。また、サドル部21は、外面に湿気硬化型の接着剤20が塗布されており、この接着剤20を介して埋設本管4の内周面に接着するようになされている。この接着剤20としては、例えば、MDIプレポリマーからなるウレタン系やエポキシ系の接着剤20を使用することができる。この接着剤20の塗布面は、使用前まで、離型紙を貼って塗布面が汚れないように防止しておくことが好ましい。
【0016】
この接着剤20は、あらかじめ工場で塗布しても良いし、現場で使用直前に塗布しても良い。ただし、工場で塗布した場合には、塗布面が湿気で硬化しないように、サドル本体2を密閉した袋や窒素置換した袋の中に入れて保管した状態で現場に搬入しなければならない。
【0017】
拡径リング3は、ステンレス製の長尺板を円筒状に捲回して構成されている。この拡径リング3の一端には長尺板の長手方向に沿って多段に係合孔31が設けられ、他端には係合爪32が設けられている。この係合爪32は、拡径すると係合孔31から離脱するが、縮径方向には戻り止めが効くようになされている。したがって、この拡径リング3は、拡径方向には自由に拡径することができるが、拡径を停止すると、係合爪32が係合孔31に係合して拡径状態が維持される。
【0018】
この拡径リング3は、サドル本体2の筒部22の内周面を若干拡径方向に付勢する程度の円筒状に捲回した状態で、この筒部22の内周面に装着され、これによって補修材1が構成される。
【0019】
次に、この補修材1による補修方法について説明する。
【0020】
まず、補修材挿入工程では、図3に示すように、補修材1のサドル部21を筒部22の周囲に折り畳んだ状態とするとともに、この筒部22内にエアパッカー6を挿入し、その周囲を結束テープ7で結束してエアパッカー6の周囲に補修材1を巻き付け固定する。これを、取付管5の側から埋設本管4の方に挿入する。この際、サドル部21は、筒部22の周囲に折り畳み易いように、切り込み(図示省略)が設けられて花びら状となされていても良い。また、補修材1は、サドル本体2の筒部22の内周面にあらかじめ拡径リング3を内蔵した状態としているが、上述したようにエアパッカー6の周囲に補修材1を巻き付け固定した状態とすることができれば、あらかじめサドル本体2の筒部22内に拡径リング3が内蔵されている必要はなく、現場で施工時に、エアパッカー6に拡径リング3を取り付けた後、サドル本体2を取り付けるようにしても良い。
【0021】
つぎに、補修材復元工程では、図4に示すように、エアパッカー6が埋設本管4内に少し入り込んだ所で、エアパッカー6を少し膨張させ、拡径リング3を少し拡径させる。すると、この拡径によって結束テープ7が切断され、筒部22の周囲に折り畳んだ状態としていたサドル部21が元の鞍状に戻る。
【0022】
なお、この補修材復元工程は、省略することもできる。すなわち、上記補修材挿入工程でエアパッカー6の周囲に結束テープ7によって補修材1を巻き付け固定しているが、このように結束テープ7によって結束しない状態で、補修材1およびエアパッカー6を、取付管5の側から埋設本管4内に押し込むようにして挿入すれば良い。この場合、エアパッカー6を少し膨張させて結束テープ7を切断する必要が無くなり、補修材1のサドル部21が、補修材1自身の弾性回復力よって元の鞍状に戻ることとなる。
【0023】
ついで、筒部圧着工程では、エアパッカー6を引上げ、筒部22を取付管5内に挿入する。そして、このように筒部22を取付管5内に挿入させた状態で、図5に示すように、再度エアパッカー6を膨張させる。すると、まず、エアパッカー6を引き上げた段階で、サドル部21が埋設本管4の内周面に当接される。また、エアパッカー6を膨張させることによって、拡径リング3が拡径して筒部22が取付管5の内周面に圧着される。
【0024】
その後、サドル部接着工程では、図6に示すように、エアパッカー6を除去し、埋設本管4側から、別のエアパッカー60を膨張させ、サドル部21を埋設本管4の内周面に圧着した状態で保持する。そして、このサドル部21の外表面に塗布した接着剤20によって埋設本管4の内周面にサドル部21が接着された後、エアパッカー60を除去して作業を終了する。
【0025】
なお、本実施の形態のサドル部接着工程では、埋設本管4側から、別のエアパッカー60を膨張させているが、図8に示すように、取付管5側から挿入されるエアパッカー6をさらに膨張させて埋設本管4内でも膨張させるようにすれば、上述したような別のエアパッカー60を使用しなくても良い。
【0026】
この補修材1による補修方法だと、図7に示すように、拡径リング3が拡径することによって、サドル本体2の筒部22が拡径されて取付管5の内周面に圧着されるので、取付管5の材質に関係なく、充分な止水性を確保することができる。また、この筒部22の外周面に融着一体化した水膨張性ゴム24が、取付管5内の湿気で膨張して密着力が高まり、さらに優れた止水性が得られることとなる。さらに、拡径リング3によって、筒部22の圧着状態が維持されるとともに、筒部22全体を補強できることとなり、信頼性の高い止水性を確保できる。
【0027】
また、サドル本体2は、全体を弾性材料によって一体成形し、かつ、筒部22の基端部に形成した首部23によって、筒部22が、サドル部21に対して自在な方向に向くことができるようにしているので、筒部22の取付方向に関係無く、サドル部21を埋設本管4の内周面に追従した形で、この埋設本管4の内周面に接着でき、充分な止水性を得ることができる。したがって、例えば、図9に示すように、埋設本管4に対して取付管5が斜め方向に取り付けられており、筒部22が斜め方向に向いているような場合であっても、充分に止水性を確保した状態で容易に施工することができる。
【0028】
さらに、取付管5側からの施工により、取付管5の内周面にサドル本体2の筒部22を圧着した状態としてから、サドル部21を埋設本管4の内周面に接着するため、位置ずれの心配もなく、簡単かつ確実にサドル部21を埋設本管4の内周面に接着することができる。さらに、サドル部21の外面に湿気硬化型の接着剤20を塗布しているので、埋設本管4が下水で濡れているような場合であっても接着できる。
【0029】
なお、この接着剤20は、湿気硬化型に限定されるものではなく、埋設本管4が配電管のように湿気のないようなものである場合には、通常の接着剤20を使用することができる。ただし、通常の接着剤20を使用した場合、補修材復元工程で、筒部22の周囲に折り畳んだ状態としていたサドル部21が、そのまま接着されて元の鞍状に戻らないこととなるので、接着剤20の表面に離型紙(図示省略)を設けておき、補修材復元工程の後、離型紙を剥離する工程を別途設けなければならない。また、接着剤20の表面にガラス繊維クロス(図示省略)を設けた状態で折り畳んでも良い。この場合、ガラス繊維クロス(図示省略)によって、折り畳んだ状態のサドル部21が接着されるのを防止することができる。また、サドル部21が埋設本管4の内周面に圧着されると、このサドル部21の表面の接着剤20がガラス繊維クロスに浸透してガラス繊維クロスの表面に染み出すこととなるので、埋設本管4の内周面にサドル部21を接着することができる。
【0030】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によると、拡径リングを拡径することで、取付管の内周面に筒部を圧接することができるので、充分な止水性を確保することができる。また、拡径リングによってこの筒部の圧接状態を維持するとともに、この筒部を拡径リングによって補強して、信頼性の高い止水性を確保することができる。
【0031】
また、この筒部の基端部には、サドル部に対して自在な方向に向けることができる首部を形成しているので、埋設本管に対して直角に取り付けられた取付管のみならず、斜めに取り付けられた取付管の場合であっても容易に施工することができる。
【0032】
さらに、取付管側からの施工により、取付管の内周面にサドル本体の筒部を圧着した状態としてから、サドル部を埋設本管の内周面に接着するため、位置ずれの心配もなく簡単かつ確実にサドル部を埋設本管の内周面に接着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】補修材の全体構成の概略を示す斜視図である。
【図2】補修材の断面図である。
【図3】補修材の施工工程であって、補修材を取付管に挿入する補修材挿入工程を示す断面図である。
【図4】補修材の施工工程であって、補修材のサドル本体のフランジ部を埋設本管内で拡げた補修材復元工程を示す断面図である。
【図5】補修材の施工工程であって、補修材のサドル本体の筒部を取付管に圧着した筒部圧着工程を示す断面図である。
【図6】補修材の施工工程であって、補修材のサドル本体のフランジ部を埋設本管に接着したサドル部接着工程を示す断面図である。
【図7】補修材による施工完了状態を示す断面図である。
【図8】補修材の施工工程であって、サドル部接着工程の他の実施の形態を示す断面図である。
【図9】補修材による施工完了状態の他の実施の形態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 補修材
2 サドル本体
20 接着剤(接合剤)
21 サドル部
22 筒部
23 首部
3 拡径リング
4 埋設本管
5 取付管

Claims (2)

  1. 埋設本管と、この埋設本管の外周面に取り付けられた取付管との接合部を、
    埋設本管の内周面に沿うサドル部と、このサドル部の外面に突設された筒部と、サドル部に対して筒部を自在な方向に向けることを可能とする首部とが弾性材料によって一体成形されたサドル本体と、このサドル本体の筒部の内周面に内蔵され、この筒部を拡径可能となされた拡径リングと、サドル部の外面に塗布された接合剤とを具備した補修材によって補修する方法であって、
    サドル部を筒部の周囲に折り畳んだ状態で、拡径リング内にエアパッカーを挿入し、これを取付管の側から埋設本管の方に挿入する補修材挿入工程と、
    埋設本管の方に挿入したエアパッカーを、取付管側に引き戻した状態で、エアパッカーを膨張させ、これに伴う拡径リングの拡径によって筒部を取付管の内周面に圧着する筒部圧着工程と、
    サドル部の外面に塗布した接合剤を介してサドル部を埋設本管の内面に接着するサドル部接着工程とを具備したことを特徴とする埋設本管と取付管との接合部補修方法。
  2. 埋設本管と、この埋設本管の外周面に取り付けられた取付管との接合部を、
    埋設本管の内周面に沿うサドル部と、このサドル部の外面に突設された筒部と、サドル部に対して筒部を自在な方向に向けることを可能とする首部とが弾性材料によって一体成形されたサドル本体と、このサドル本体の筒部の内周面に内蔵され、この筒部を拡径可能となされた拡径リングと、サドル部の外面に塗布された接合剤とを具備した補修材によって補修する方法であって、
    サドル部を筒部の周囲に折り畳んだ状態で、拡径リング内にエアパッカーを挿入し、その周囲を結束テープで結束してエアパッカーの周囲に補修材を巻き付け固定し、これを取付管の側から埋設本管の方に挿入する補修材挿入工程と、
    埋設本管内でエアパッカーを少し膨張させ、これに伴う拡径リングの拡径によって結束テープによる補修材の結束を解き、補修材を本来の形状に復元させる補修材復元工程と、
    埋設本管の方に挿入したエアパッカーを、取付管側に引き戻した状態で、エアパッカーを膨張させ、これに伴う拡径リングの拡径によって筒部を取付管の内周面に圧着する筒部圧着工程と、
    埋設本管内で別のエアパッカーを膨張させ、サドル部の外面に塗布した接合剤を介してサドル部を埋設本管の内面に接着するサドル部接着工程とを具備したことを特徴とする埋設本管と取付管との接合部補修方法。
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