JP3790632B2

JP3790632B2 - Bracket device for counter mounting

Info

Publication number: JP3790632B2
Application number: JP28456998A
Authority: JP
Inventors: 岳人久野
Original assignee: Inax Corp
Current assignee: Inax Corp
Priority date: 1998-10-06
Filing date: 1998-10-06
Publication date: 2006-06-28
Anticipated expiration: 2018-10-06
Also published as: JP2000106966A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明はカウンター取付用ブラケット装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、所定の取付基体例えば壁にカウンターを取り付けるに際して、ブラケット装置を壁に固定してそのブラケット装置によりカウンター下面を支持し、かかるブラケット装置を介してカウンターを壁に取り付けることが行われている。
【０００３】
図５はこの種ブラケット装置の従来の例を示している。
同図において２００はそのブラケット装置で、２０２はブラケット本体である。
ブラケット本体２０２は、後端に垂直向きの固定部２０４を有しており、更にこの固定部２０４から水平方向前方に延び出すアーム２０６を有しており、その固定部２０４において壁２０８に固定されるとともに、アーム２０６においてカウンター２１０の水平な本体部２１２の下面を支持するようになっている。
【０００４】
ここでカウンター２１０は、本体部２１２の後端に上向きに立ち上がるバックガード部２１４を有しており、また前端に下向きに立ち下がる前エプロン部２１６を有している。
【０００５】
水平な本体部２１２の下面には補強木２１８が接着固定されており、上記ブラケット本体２０２のアーム２０６は、この補強木２１８を介して本体部２１２、即ちカウンター２１０を重量支持するようになっている。
【０００６】
ブラケット本体２０２のアーム２０６には、その後端部と前端部及び中間部とに支持部２２０がそれぞれ一対ずつ設けられている。
これら支持部２２０は、アーム２０６から右側方又は左側方に突出する鍔状部２２２と、鍔状部２２２に形成された縦向きの雌ねじ孔２２４と、雌ねじ孔２２４に螺合されるボルト２２６と、ボルト２２６の上端に設けられた円盤状の受部２２８とを有しており、それら受部２２８をカウンター２１０における本体部２１２の下面、具体的には補強木２１８の下面に当接させて、カウンター２１０を重量支持するものとされている。
【０００７】
この図５に示すブラケット装置２００は、一対のカウンター２１０を継目において支持するものであって、アーム２０２の右側の支持部２２０は右側のカウンターの左端部下面を支持し、またアーム２０６の左側の支持部２２０は左側のカウンターの右端部下面をそれぞれ支持する働きをなす。
【０００８】
上記各支持部２２０におけるボルト２２６の外周面の雄ねじと雌ねじ孔２２４とは上下のアジャスト機構を成しており、ボルト２２６を回転操作することによって上端の受部２２８の高さを調整できるようになっている。
そしてその受部２２８の高さを調整することで、左右一対のカウンター２１０における本体部２１２の上面を面合せできるようになっている。
【０００９】
而してそのように面合せした状態で各受部２２８と補強木２１８とを、受部２２８に形成した固定孔２３０においてビスにより締結することで、各支持部２２０とカウンター２１０の本体部２１２とが固定状態となる。
【００１０】
このように従来のブラケット装置２００の場合、これを一対のカウンター２１０の継目に位置させて各カウンター２１０の側端部を支持し且つ壁２０８に取り付けるに際して、各本体部２１２の上面を継目において面合せする機能を有しており、従って図６（Ａ）に示しているようにその継目において、左右のカウンター２１０の本体部２１２が面ずれした状態となるのを防止することが可能である。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】
ところで成形品としてのカウンター２１０は、成形後において前エプロン部２１６が図６（Ｂ）に示しているように壁２０８側、即ち後端側に変形しようとする傾向がある。
従ってカウンター２１０同士をつないで施工した場合、そのような変形が起こると左右一対のカウンター２１０の前エプロン部２１６の前面が継目において段差を生じ、その段差によってカウンター２１０の継目が目立ったものとなり、外観を著しく悪化させる。
【００１２】
その対策として、従来、図７に示しているように変形を起こした側の前エプロン部２１０をドライヤ等の加熱器２３２で加熱して軟化させた上、一対の前エプロン部２１６にまたがるようにして当て木２３４を当て、それらを介して一対の前エプロン部２１６を万力で締め付けて、変形した側の前エプロン部２１６の形状を矯正し、その状態で室温まで冷却することによって、一対の前エプロン部２１６の継目を面合せするようにしていた。
【００１３】
しかしながらこの場合、変形した側の前エプロン部を加熱し軟化させるために約１時間程度、また室温まで冷却するまでに３〜４時間程度の時間が必要であり、変形した前エプロン部の形状を矯正するために手間がかかり、大変労力を必要としていた。
【００１４】
またたとえ一次的に形状が矯正できたとしても、変形した側の前エプロン部は再び元の形へ戻ろうとする傾向があり、一対の前エプロン部の継目を面合せしたとしても、その後において再び面ずれを起こしてしまう恐れがあった。
【００１５】
【課題を解決するための手段】
本願の発明のカウンター取付用ブラケット装置はこのような課題を解決するために案出されたものである。
而して請求項１のものは、前端部に立下り形状の前エプロン部を有するカウンターを壁等取付基体に取り付けるためのブラケット装置であって、（Ａ）前記取付基体に固定される固定部及び該固定部から前方に延び出し、前記カウンターの水平な本体部下面を支持するアームを備えたブラケット本体と、（Ｂ）前記前エプロン部の裏面に当接して該前エプロン部を裏面側から水平方向に支持するエプロン支持部材及び該エプロン支持部材を前後に位置調節し且つ調節位置に保持する前後アジャスト機構を有する前エプロン部の矯正機構と、を備えていることを特徴とする。
【００１６】
請求項２のものは、請求項１に記載のカウンター取付用ブラケット装置において、前記矯正機構が、前記ブラケット本体の前端部に設けられていることを特徴とする。
【００１７】
請求項３のものは、請求項１，２の何れかに記載のカウンター取付用ブラケット装置において、前記エプロン支持部材がボルトを有しており、前記アジャスト機構が該ボルトの外周面の雄ねじと該ボルトを保持する保持部材に形成されて該雄ねじに螺合する雌ねじ孔とを有していることを特徴とする。
【００１８】
請求項４のものは、請求項１〜３の何れかに記載のカウンター取付用ブラケット装置において、前記ブラケット装置が、一対のカウンターのそれぞれを継目において前記取付体に取り付けるものであって、前記アジャスト機構がそれらカウンターの並び方向に一対並べて設けられていることを特徴とする。
【００１９】
請求項５のものは、請求項１〜４の何れかに記載のカウンター取付用ブラケット装置において、前記ブラケット本体には、前記カウンターにおける本体部の下面をねじ結合にて固定する支持部が設けられていることを特徴とする。
【００２０】
【作用及び発明の効果】
上記のように請求項１のブラケット装置は、前エプロン部の裏面に当接してこれを裏側から水平方向に支持するエプロン支持部材及びそのエプロン支持部材を前後に位置調節してその調節位置に保持する前後アジャスト機構を有する前エプロン部の矯正機構を備えたもので、このブラケット装置の場合、前エプロン部がカウンター成形後において変形を起こした場合、その矯正機構によって変形した前エプロン部を正規の形状に形状矯正し且つその矯正形状にその後も保持することができる。
従ってこのブラケット装置を用いてカウンターを取り付けた場合、適正な状態にカウンターを取り付けることができる。
またこのようにブラケット装置に矯正機構を具備させることで、別途に矯正装置を設ける必要がない利点が得られる。
【００２１】
ここで上記矯正機構は、ブラケット本体の前端部に設けておくことができる（請求項２）。
このようにしておけば、カウンターの前エプロン部に最も近い位置で前エプロン部を形状矯正し且つその矯正形状にこれを拘束でき、また前エプロン部の変形しようとする力を良好にブラケット本体にて受けることができる。
これにより前エプロン部を裏面側から強固に水平方向に支持することができ、その後において前エプロン部が更に変形しようとするのを確実に阻止することができる。
【００２２】
請求項３のものは、上記エプロン支持部材をボルトにて構成し且つアジャスト機構をボルトの外周面の雄ねじとボルトの保持部材に形成した雌ねじ孔とを有するように構成したもので、このブラケット装置の場合、ボルトから成るエプロン支持部材を単に回転操作するだけでエプロン支持部材を前後に位置移動させ得、後端側に変形した状態の前エプロン部を裏面から強制的に前方に押し出して適正形状に形状矯正することができるとともに、そのエプロン支持部材を矯正位置に停止させておくことで、容易にその矯正形状をその後も保持でき、後において前エプロン部が再び後端側に曲り変形するのを良好に阻止することができる。
【００２３】
ここでボルトから成るエプロン支持部材には回転操作用の工具係合部を設けておくことができる。
このようにしておけば、前エプロン部の形状矯正の際の抵抗力に打ち勝って容易にエプロン支持部材を前進移動させることができる。
【００２４】
請求項４のブラケット装置は、一対のカウンターのそれぞれを継目において壁等の取付体に取り付けるに際し、上記アジャスト機構をカウンターの並び方向に一対並べて具備させたもので、このブラケット装置の場合、左右のカウンターの前エプロン部の何れが変形を起こしている場合にも、何れか一方のアジャスト機構を用いることによって、良好にそれら前エプロン部の継目を面合せすることができる。
或いはまた、一対のカウンターの各前エプロン部のそれぞれを一対のアジャスト機構によりそれぞれ形状矯正し、これにより各前エプロン部の継目を面合せすることができる。
【００２５】
請求項５のブラケット装置は、ブラケット本体にカウンターにおける本体部の下面をねじ結合にて固定する支持部を備えたもので、このブラケット装置の場合、カウンターの本体部を同一のブラケット装置により固定した状態において矯正機構により前エプロン部を前方に押出変形させ、適性形状にこれを矯正することができる。
【００２６】
【実施例】
次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
図１において、１０，１０は取付基体としての壁１２（図２参照）に接する状態で左右に突合せ状態で並べて配置された一対のカウンターで、水平な本体部１４と、その後端において立ち上がるバックガード部１６、更に本体部１４の前端から立ち下がる前エプロン部１８を有している。
ここで一方のカウンター１０には洗面器２０と水栓金具２２とが設けられている。
【００２７】
図２において、２４はカウンター１０と１０との継目に位置してそれらカウンター１０を壁１２に取り付けるためのブラケット装置で、２６はそのブラケット装置２４におけるブラケット本体である。
【００２８】
ブラケット本体２６は、後端に垂直向きの固定部２８を有しており、更にこの固定部２８から水平方向前方に延び出すアーム３０と、それらを互いに連結し補強する側面形状が三角形状の補強部３２を有しており、その固定部２８において壁１２に固定されるとともに、アーム３０においてカウンター１０の水平な本体部１４の下面を支持するようになっている。
【００２９】
水平な本体部１４の下面には補強木３４が接着固定されており、上記ブラケット本体２４のアーム３０は、この補強木３４を介して本体部１４、即ちカウンター１０を重量支持するようになっている。
【００３０】
ブラケット本体２６のアーム３０には、図３に示しているようにその後端部と前端部及び中間部とに支持部３６がそれぞれ一対ずつ設けられている。
これら支持部３６は、アーム３０から右側方又は左側方に突出する鍔状部３８と、鍔状部３８に形成された縦向きの雌ねじ孔４０と、雌ねじ孔４０に螺合されるボルト４２と、ボルト４２の上端に設けられた円盤状の受部４４とを有しており、それら受部４４をカウンター１０における本体部１４の下面、具体的には補強木３４の下面に当接させて、カウンター２１０を重量支持するものとされている。
【００３１】
ブラケット装置２４は、一対のカウンター１０を継目において支持するものであって、アーム３０の右側の支持部３６は右側のカウンター１０の左端部下面を支持し、またアーム３０の左側の支持部３６は左側のカウンター１０の右端部下面をそれぞれ支持する。
【００３２】
上記各支持部３６におけるボルト４２の外周面の雄ねじと雌ねじ孔４０とは上下のアジャスト機構を成しており、ボルト４２を回転操作することによって、上端の受部４４の高さを調整できるようになっている。
そしてその受部４４の高さを調整することで、左右一対のカウンター１０における本体部１４の上面を面合せできるようになっている。
【００３３】
而して、そのように面合せした状態で各受部４４と補強木３４とを、受部４４に形成した固定孔４６においてビスにより締結することで、各支持部３６とカウンター１０の本体部１４とが固定状態となる。
【００３４】
ブラケット本体２６の前端部には、図2及び図３に示しているように前エプロン部１６の形状を矯正するための矯正機構４８がカウンター１０，１０の並び方向に一対並べて設けられている。
これら矯正機構４８は、ブラケット本体２６前端の垂下部５０から左右方向に延び出す板状の保持部材５２と、それら保持部材５２に形成された前後方向且つ貫通の雌ねじ孔５４と、雌ねじ孔５４に螺合されたボルト５６と、ボルト５６の各先端部に設けられ、前エプロン部１６の裏面に当接する当て板５８とを有しており、更にボルト５６の後端部には六角形状の工具係合用の頭部６０が設けられている。
【００３５】
ここでボルト５６と当て板５８とは、前エプロン部１８を裏面側から水平方向に支持するエプロン支持部材６２を構成しており、またボルト５６の外周面の雄ねじと雌ねじ孔５４とは、エプロン支持部材６２を前後に位置調節し且つ調節位置に保持する前後のアジャスト機構６４を構成している。
【００３６】
図４はこれらアジャスト機構６４の作用を示したものである。
図４において、(I)は一対のカウンター１０の前エプロン部１８の一方が変形を起こしている場合において、その変形側の前エプロン部１８に対応する矯正機構４８のボルト５６を回転操作して前進させ、その先端の当て板５８を前エプロン部１８の裏面に当接させた上、更にその前エプロン部１８の抵抗力に抗してボルト５６を更に前進させて前エプロン部１８を垂直下向きとなるように形状矯正する。これにより変形側の前エプロン部１８の前面を隣接する前エプロン部１８の前面と一致させ、面合せする（図４(II)）。
尚、他方の前エプロン部１８に対応する矯正機構４８については、エプロン支持部材６２の当て板５８を前エプロン部１８の裏面に当接させた状態としておく。
【００３７】
或いはまた、一対のカウンター１０，１０の各前エプロン部１８，１８のそれぞれが互いに変形を起こしている場合には、それぞれの矯正機構４８におけるボルト５６を前進移動させて各前エプロン部１８を形状矯正し、一対のカウンター１０の前エプロン部１８を継目で面合せする。
【００３８】
以上のように本例のブラケット装置２４によれば、前エプロン部１８がカウンター１０成形後において変形を起こした場合、矯正機構４８によって変形した前エプロン部１８を正規の形状に形状矯正し且つその矯正形状にその後も保持することができる。
従ってこのブラケット装置２４を用いてカウンター１０を取り付けた場合、適正な状態にカウンター１０を取り付けることができる。
【００３９】
本例では矯正機構４８を、ブラケット本体２６の前端部に設けてあるため、カウンター１０の前エプロン部１８に最も近い位置で前エプロン部１８を形状矯正し且つその矯正形状にこれを拘束でき、また前エプロン部１８の変形しようとする力を良好にブラケット本体２６にて受けることができる。
これにより前エプロン部１８を裏面側から強固に水平方向に支持することができ、その後において前エプロン部１８が更に変形しようとするのを確実に阻止することができる。
【００４０】
また本例のブラケット装置２４の場合、ボルト５６を単に回転操作するだけで前エプロン部１８を裏面から強制的に前方に押し出して適正形状に形状矯正することができ且つこれを矯正位置に停止させておくことで容易にその矯正形状をその後も保持することができ、後において前エプロン部１８が再び後端側に曲り変形するのを良好に阻止することができる。
【００４１】
更に本例のブラケット装置２４によれば、左右のカウンター１０の前エプロン部１８の何れが変形を起こしている場合にも、何れか一方の矯正機構４８を用いることで良好にそれら前エプロン部１８を継目で面合せすることができる。
或いはまた一対のカウンター１０の各前エプロン部１８のそれぞれが変形を起している場合にも一対の矯正機構４８にてともに形状矯正でき、各前エプロン部１８を継目で良好に面合せすることができる。
【００４２】
本例のブラケット装置２４は、ブラケット本体２６にカウンター本体１４の下面をねじ結合にて固定する支持部３６を備えたもので、このブラケット装置２４の場合、カウンター本体１４を同一のブラケット装置２４により固定しつつ矯正機構４８により前エプロン部１８を前方に押出変形させて適性形状にこれを矯正することができる。
【００４３】
以上本発明の実施例を詳述したがこれはあくまで一例示である。
例えば本発明は一対のカウンターの継目でなく、１つのカウンターの左右方向中間位置に配置される取付ブラケットに対しても適用可能であり、またこの場合において矯正機構を一対設けるのでなく、１つだけ設けておくことも可能である。
また本発明はキッチンカウンターその他各種用途，形態のカウンターに適用することが可能であるなど、本発明はその主旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のブラケット装置にて取り付けられるカウンターの例を示す図である。
【図２】図１のブラケット装置をカウンターとともに示す図である。
【図３】図２のブラケット装置をカウンターと分離して示す図である。
【図４】図２及び図３のブラケット装置の作用説明図である。
【図５】従来のブラケット装置の例を示す図である。
【図６】図５のブラケット装置を用いた場合の不具合の説明図である。
【図７】図６の不具合の対策例を示す説明図である。
【符号の説明】
１０カウンター
１２壁
１４本体部
１８前エプロン部
２４ブラケット装置
２６ブラケット本体
２８固定部
３０アーム
３６支持部
４８矯正機構
５２保持部材
５４雌ねじ孔
５６ボルト
５８当て板
６０頭部
６２エプロン支持部材
６４前後アジャスト機構[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a counter mounting bracket device.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, when a counter is mounted on a predetermined mounting base, for example, a wall, the bracket device is fixed to the wall, the lower surface of the counter is supported by the bracket device, and the counter is mounted on the wall via the bracket device.
[0003]
FIG. 5 shows a conventional example of this type of bracket device.
In the figure, reference numeral 200 denotes the bracket device, and 202 denotes a bracket body.
The bracket body 202 has a vertically-fixed fixing portion 204 at the rear end, and further has an arm 206 extending from the fixing portion 204 to the front in the horizontal direction, and is fixed to the wall 208 at the fixing portion 204. At the same time, the arm 206 supports the lower surface of the horizontal main body 212 of the counter 210.
[0004]
Here, the counter 210 has a back guard portion 214 that rises upward at the rear end of the main body portion 212, and a front apron portion 216 that falls downward at the front end.
[0005]
A reinforcing tree 218 is bonded and fixed to the lower surface of the horizontal main body 212, and the arm 206 of the bracket main body 202 supports the main body 212, that is, the counter 210 by weight through the reinforcing tree 218. Yes.
[0006]
The arm 206 of the bracket body 202 is provided with a pair of support portions 220 at the rear end portion, the front end portion, and the intermediate portion.
These support portions 220 include a hook-like portion 222 projecting from the arm 206 to the right or left side, a vertical female screw hole 224 formed in the hook-like portion 222, and a bolt 226 screwed into the female screw hole 224. And a disc-shaped receiving portion 228 provided at the upper end of the bolt 226. These receiving portions 228 are brought into contact with the lower surface of the main body 212 of the counter 210, specifically, the lower surface of the reinforcing wood 218. The counter 210 is weight-supported.
[0007]
The bracket device 200 shown in FIG. 5 supports a pair of counters 210 at the joint. The right support 220 of the arm 202 supports the lower surface of the left end of the right counter, and the left of the arm 206 The support part 220 serves to support the lower surface of the right end of the left counter.
[0008]
The male screw and the female screw hole 224 on the outer peripheral surface of the bolt 226 in each of the support portions 220 form an upper and lower adjustment mechanism, and the height of the receiving portion 228 at the upper end can be adjusted by rotating the bolt 226. It has become.
By adjusting the height of the receiving portion 228, the upper surfaces of the main body portions 212 of the pair of left and right counters 210 can be matched.
[0009]
Thus, the respective receiving portions 228 and the reinforcing wood 218 are fastened with screws in the fixing holes 230 formed in the receiving portion 228 in such a state that they are face-to-face, so that each supporting portion 220 and the main body portion 212 of the counter 210 are fixed. And become fixed.
[0010]
Thus, in the case of the conventional bracket device 200, when the bracket device 200 is positioned at the joint of the pair of counters 210 to support the side ends of the counters 210 and are attached to the wall 208, the upper surface of each main body 212 is faced at the joint. Therefore, as shown in FIG. 6A, it is possible to prevent the main body 212 of the left and right counters 210 from being out of plane at the joint as shown in FIG.
[0011]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, the counter 210 as a molded product tends to deform the front apron portion 216 to the wall 208 side, that is, the rear end side as shown in FIG. 6B after molding.
Therefore, when construction is performed by connecting the counters 210 to each other, when such deformation occurs, the front surface of the front apron portion 216 of the pair of left and right counters 210 generates a step at the joint, and the joint of the counter 210 becomes conspicuous by the step, Remarkably deteriorate the appearance.
[0012]
Conventionally, as shown in FIG. 7, the front apron portion 210 on the deformed side is softened by heating with a heater 232 such as a dryer, and then straddles the pair of front apron portions 216. A pair of front apron parts 216 are tightened with a vise through them to correct the shape of the front apron part 216 on the deformed side, and cooled to room temperature in that state. The joint of the front apron part 216 was made to meet.
[0013]
In this case, however, it takes about 1 hour to heat and soften the deformed front apron part, and about 3 to 4 hours to cool to room temperature. It took time and effort to correct, and it required a lot of effort.
[0014]
Even if the shape can be corrected temporarily, the deformed front apron tends to return to the original shape again. There was a risk of misalignment.
[0015]
[Means for Solving the Problems]
The bracket mounting device of the invention of the present application has been devised to solve such a problem.
Thus, according to the first aspect of the present invention, there is provided a bracket device for attaching a counter having a front apron portion having a falling shape at the front end to a mounting base such as a wall, and (A) a fixing portion fixed to the mounting base. And a bracket main body provided with an arm extending forward from the fixed portion and supporting the lower surface of the horizontal main body portion of the counter, and (B) the front apron portion coming into contact with the rear surface of the front apron portion from the rear surface side. An apron support member that supports the apron in the horizontal direction, and a front apron correction mechanism that includes a front-rear adjustment mechanism that adjusts the front and rear positions of the apron support member and holds the apron support member in the adjustment position.
[0016]
According to a second aspect of the present invention, in the counter mounting bracket device according to the first aspect, the correction mechanism is provided at a front end portion of the bracket body.
[0017]
According to a third aspect of the present invention, in the bracket device for mounting a counter according to any one of the first and second aspects, the apron support member includes a bolt, and the adjustment mechanism includes a male screw on an outer peripheral surface of the bolt and the screw. It has a female screw hole formed on a holding member for holding a bolt and screwed into the male screw.
[0018]
According to a fourth aspect of the present invention, there is provided the counter mounting bracket device according to any one of the first to third aspects, wherein the bracket device is configured to attach each of a pair of counters to the mounting body at a joint, and the adjuster. A pair of mechanisms are arranged in the arrangement direction of the counters.
[0019]
According to a fifth aspect of the present invention, in the counter mounting bracket device according to any one of the first to fourth aspects, the bracket main body is provided with a support portion that fixes the lower surface of the main body portion of the counter by screw connection. It is characterized by.
[0020]
[Operation and effect of the invention]
As described above, the bracket device according to claim 1 abuts the back surface of the front apron portion and supports the apron support member in the horizontal direction from the back side, and adjusts the position of the apron support member back and forth and holds it in the adjusted position. In this bracket device, when the front apron part is deformed after counter molding, the front apron part deformed by the straightening mechanism is used as a regular apron part. The shape can be straightened and held in that straightened shape.
Therefore, when a counter is attached using this bracket device, the counter can be attached in an appropriate state.
Further, by providing the bracket device with the correction mechanism in this way, there is an advantage that it is not necessary to provide a correction device separately.
[0021]
Here, the correction mechanism can be provided at the front end of the bracket body (claim 2).
By doing so, the front apron part can be straightened at the position closest to the front apron part of the counter, and this can be constrained to the corrected shape, and the force to deform the front apron part can be satisfactorily applied to the bracket body. Can be received.
As a result, the front apron portion can be firmly supported in the horizontal direction from the back side, and the front apron portion can be reliably prevented from further deforming thereafter.
[0022]
According to a third aspect of the present invention, the apron support member is constituted by a bolt, and the adjustment mechanism is constituted by having a male screw on an outer peripheral surface of the bolt and a female screw hole formed in a holding member of the bolt. In this case, it is possible to move the apron support member back and forth simply by rotating the apron support member made of bolts, and forcibly push the front apron part deformed to the rear end side forward from the back to the proper shape. The apron support member can be stopped at the correction position, so that the corrected shape can be easily maintained thereafter, and the front apron part is bent and deformed to the rear end side later. Can be satisfactorily prevented.
[0023]
Here, the apron support member made of a bolt can be provided with a tool engaging portion for rotating operation.
If it does in this way, the apron support member can be easily moved forward by overcoming the resistance force at the time of shape correction of the front apron portion.
[0024]
In the bracket device according to claim 4, when each of the pair of counters is attached to an attachment body such as a wall at the joint, the adjustment mechanism is provided in a pair in the direction in which the counters are arranged. Even when any of the front apron parts of the counter is deformed, the joints of the front apron parts can be satisfactorily matched by using any one of the adjustment mechanisms.
Alternatively, each of the front apron portions of the pair of counters can be straightened by a pair of adjustment mechanisms, whereby the joints of the front apron portions can be mated.
[0025]
The bracket device according to claim 5 is provided with a support portion for fixing the lower surface of the main body portion of the counter to the bracket main body by screw coupling. In the case of this bracket device, the main body portion of the counter is fixed by the same bracket device. In the state, the front apron portion can be pushed and deformed forward by a correction mechanism, and this can be corrected to an appropriate shape.
[0026]
【Example】
Next, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
In FIG. 1, reference numerals 10 and 10 denote a pair of counters arranged side by side so as to be in contact with a wall 12 (see FIG. 2) as a mounting base, and a horizontal main body 14 and a back guard that rises at the rear end. The front apron 18 which falls from the front end of the part 16 and the main-body part 14 is further included.
Here, one counter 10 is provided with a basin 20 and a faucet fitting 22.
[0027]
In FIG. 2, a bracket device 24 is located at the joint between the counters 10 and 10 to attach the counter 10 to the wall 12, and 26 is a bracket body in the bracket device 24.
[0028]
The bracket body 26 has a vertically-fixed fixing portion 28 at the rear end, and further has an arm 30 that extends forward from the fixing portion 28 in the horizontal direction, and a side surface shape that connects and reinforces them with a triangular shape. It has a portion 32, and is fixed to the wall 12 at the fixing portion 28, and supports the lower surface of the horizontal main body portion 14 of the counter 10 at the arm 30.
[0029]
A reinforcing wood 34 is bonded and fixed to the lower surface of the horizontal main body 14, and the arm 30 of the bracket body 24 supports the main body 14, that is, the counter 10 through the reinforcing wood 34. Yes.
[0030]
As shown in FIG. 3, the arm 30 of the bracket body 26 is provided with a pair of support portions 36 at the rear end portion, the front end portion, and the intermediate portion.
These support portions 36 include a hook-like portion 38 that protrudes from the arm 30 to the right or left side, a vertical female screw hole 40 formed in the hook-like portion 38, and a bolt 42 that is screwed into the female screw hole 40. And a disc-shaped receiving portion 44 provided at the upper end of the bolt 42, and these receiving portions 44 are brought into contact with the lower surface of the main body portion 14 of the counter 10, specifically, the lower surface of the reinforcing wood 34. The counter 210 is weight-supported.
[0031]
The bracket device 24 supports the pair of counters 10 at the joint. The right support portion 36 of the arm 30 supports the lower surface of the left end of the right counter 10, and the left support portion 36 of the arm 30 The bottom surface of the right end of the counter 10 on the left side is supported.
[0032]
The male screw and the female screw hole 40 on the outer peripheral surface of the bolt 42 in each of the support portions 36 constitute an upper and lower adjustment mechanism, and the height of the receiving portion 44 at the upper end can be adjusted by rotating the bolt 42. It has become.
By adjusting the height of the receiving portion 44, the upper surfaces of the main body portions 14 of the pair of left and right counters 10 can be matched.
[0033]
Thus, the respective support portions 36 and the main body portion of the counter 10 are fastened with screws in the fixing holes 46 formed in the reception portion 44 with the respective reception portions 44 and the reinforcing wood 34 in such a state of being face-to-face. 14 is in a fixed state.
[0034]
As shown in FIGS. 2 and 3, a pair of correction mechanisms 48 for correcting the shape of the front apron portion 16 are arranged in the front end portion of the bracket body 26 in the arrangement direction of the counters 10 and 10.
The straightening mechanism 48 includes a plate-like holding member 52 extending in the left-right direction from the hanging portion 50 at the front end of the bracket body 26, a front and rear female screw hole 54 formed in the holding member 52, and a female screw hole 54. A bolt 56 that is screwed together, and a contact plate 58 that is provided at each tip of the bolt 56 and abuts against the back surface of the front apron 16, and a hexagonal tool at the rear end of the bolt 56. An engaging head 60 is provided.
[0035]
Here, the bolt 56 and the contact plate 58 constitute an apron support member 62 that supports the front apron portion 18 in the horizontal direction from the back side, and the male screw and the female screw hole 54 on the outer peripheral surface of the bolt 56 are the apron. A front-rear adjustment mechanism 64 that adjusts the position of the support member 62 in the front-rear direction and holds the support member 62 in the adjustment position is configured.
[0036]
FIG. 4 shows the operation of the adjusting mechanism 64.
In FIG. 4, (I) shows that when one of the front apron portions 18 of the pair of counters 10 is deformed, the bolt 56 of the correction mechanism 48 corresponding to the front apron portion 18 on the deformation side is rotated. The front abutment plate 58 is brought into contact with the back surface of the front apron portion 18 and the bolt 56 is further advanced against the resistance of the front apron portion 18 so that the front apron portion 18 is directed vertically downward. Correct the shape so that Thereby, the front surface of the front apron portion 18 on the deforming side is made to coincide with the front surface of the adjacent front apron portion 18 so as to meet each other (FIG. 4 (II)).
Note that the correction mechanism 48 corresponding to the other front apron portion 18 is in a state where the contact plate 58 of the apron support member 62 is in contact with the back surface of the front apron portion 18.
[0037]
Alternatively, when the front apron portions 18 and 18 of the pair of counters 10 and 10 are deformed with each other, the bolts 56 in the respective correction mechanisms 48 are moved forward to form the front apron portions 18. Correction is performed and the front apron portions 18 of the pair of counters 10 are mated at the seam.
[0038]
As described above, according to the bracket device 24 of this example, when the front apron portion 18 is deformed after the counter 10 is molded, the front apron portion 18 deformed by the straightening mechanism 48 is corrected to a regular shape and The straightened shape can then be retained.
Therefore, when the counter 10 is attached using the bracket device 24, the counter 10 can be attached in an appropriate state.
[0039]
In this example, since the correction mechanism 48 is provided at the front end of the bracket body 26, the shape of the front apron 18 can be corrected at the position closest to the front apron 18 of the counter 10, and this can be constrained to the corrected shape. Further, the bracket body 26 can receive the force to deform the front apron portion 18 satisfactorily.
As a result, the front apron portion 18 can be firmly supported in the horizontal direction from the back surface side, and thereafter, the front apron portion 18 can be reliably prevented from further deforming.
[0040]
Further, in the case of the bracket device 24 of this example, the front apron portion 18 can be forcibly pushed forward from the back surface by simply rotating the bolt 56 to correct the shape into an appropriate shape, and stopped at the correction position. Therefore, the straightened shape can be easily maintained thereafter, and it is possible to satisfactorily prevent the front apron portion 18 from being bent and deformed to the rear end side later.
[0041]
Further, according to the bracket device 24 of this example, even when any of the front apron portions 18 of the left and right counters 10 is deformed, the front apron portion 18 can be satisfactorily used by using any one of the correction mechanisms 48. Can be mated at the seam.
Alternatively, when the front apron portions 18 of the pair of counters 10 are deformed, the shape can be corrected together by the pair of correction mechanisms 48, and the front apron portions 18 can be satisfactorily mated at the seam. Can do.
[0042]
The bracket device 24 of this example is provided with a support portion 36 for fixing the lower surface of the counter body 14 to the bracket body 26 by screw connection. In the case of this bracket device 24, the counter body 14 is attached by the same bracket device 24. The front apron portion 18 can be pushed and deformed forward by the correction mechanism 48 while being fixed, and this can be corrected to an appropriate shape.
[0043]
Although the embodiment of the present invention has been described in detail above, this is merely an example.
For example, the present invention can be applied not only to a joint between a pair of counters but also to a mounting bracket disposed at an intermediate position in the left-right direction of one counter, and in this case, only one pair of correction mechanisms is provided. It is also possible to provide it.
In addition, the present invention can be applied to a counter for various uses and forms such as a kitchen counter. The present invention can be configured in various forms without departing from the gist of the present invention.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a view showing an example of a counter attached in the bracket device of the present invention.
FIG. 2 is a view showing the bracket device of FIG. 1 together with a counter.
FIG. 3 is a diagram showing the bracket device of FIG. 2 separately from a counter.
4 is an operation explanatory view of the bracket device of FIGS. 2 and 3. FIG.
FIG. 5 is a view showing an example of a conventional bracket device.
6 is an explanatory diagram of a problem when the bracket device of FIG. 5 is used. FIG.
7 is an explanatory diagram showing an example of countermeasures for the problem in FIG. 6;
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 Counter 12 Wall 14 Main-body part 18 Front apron part 24 Bracket apparatus 26 Bracket main body 28 Fixing part 30 Arm 36 Support part 48 Correction mechanism 52 Holding member 54 Female screw hole 56 Bolt 58 Contact plate 60 Head 62 Apron support member 64 Front-back adjustment mechanism

Claims

前端部に立下り形状の前エプロン部を有するカウンターを壁等取付基体に取り付けるためのブラケット装置であって、
（Ａ）前記取付基体に固定される固定部及び該固定部から前方に延び出し、前記カウンターの水平な本体部下面を支持するアームを備えたブラケット本体と
（Ｂ）前記前エプロン部の裏面に当接して該前エプロン部を裏面側から水平方向に支持するエプロン支持部材及び該エプロン支持部材を前後に位置調節し且つ調節位置に保持する前後アジャスト機構を有する前エプロン部の矯正機構と
を備えていることを特徴とするカウンター取付用ブラケット装置。A bracket device for attaching a counter having a front apron portion having a falling shape at a front end portion to a mounting base such as a wall,
(A) a bracket body provided with a fixing portion fixed to the mounting base and an arm extending forward from the fixing portion and supporting the lower surface of the horizontal main body portion of the counter; and (B) a back surface of the front apron portion. An apron support member that abuts and supports the front apron portion horizontally from the back side, and a front apron correction mechanism that includes a front and rear adjustment mechanism that adjusts the front and rear positions of the apron support member and holds the apron support member in the adjustment position. A bracket device for mounting a counter, characterized in that

請求項１に記載のカウンター取付用ブラケット装置において、前記矯正機構が、前記ブラケット本体の前端部に設けられていることを特徴とするカウンター取付用ブラケット装置。 The counter mounting bracket device according to claim 1, wherein the correction mechanism is provided at a front end portion of the bracket body.

請求項１，２の何れかに記載のカウンター取付用ブラケット装置において、前記エプロン支持部材がボルトを有しており、前記アジャスト機構が該ボルトの外周面の雄ねじと該ボルトを保持する保持部材に形成されて該雄ねじに螺合する雌ねじ孔とを有していることを特徴とするカウンター取付用ブラケット装置。 The bracket device for counter attachment according to any one of claims 1 and 2, wherein the apron support member has a bolt, and the adjustment mechanism is provided with a male screw on an outer peripheral surface of the bolt and a holding member for holding the bolt. A counter mounting bracket device having a female screw hole formed and screwed into the male screw.

請求項１〜３の何れかに記載のカウンター取付用ブラケット装置において、前記ブラケット装置が、一対のカウンターのそれぞれを継目において前記取付体に取り付けるものであって、前記アジャスト機構がそれらカウンターの並び方向に一対並べて設けられていることを特徴とするカウンター取付用ブラケット装置。 The bracket mounting bracket device according to any one of claims 1 to 3, wherein the bracket device mounts each of a pair of counters to the mounting body at a joint, and the adjusting mechanism is arranged in the direction in which the counters are arranged. A counter mounting bracket device, wherein the counter mounting bracket device is provided side by side.

請求項１〜４の何れかに記載のカウンター取付用ブラケット装置において、前記ブラケット本体には、前記カウンターにおける本体部の下面をねじ結合にて固定する支持部が設けられていることを特徴とするカウンター取付用ブラケット装置。5. The counter mounting bracket device according to claim 1, wherein the bracket main body is provided with a support portion that fixes a lower surface of the main body portion of the counter by screw coupling. Bracket device for counter mounting.