JP3790343B2 - パレット溶着装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、合成樹脂で一体成形された上部デッキボードと下部デッキボードとを突き合わせて溶着することにより、パレットを製造するパレット溶着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上下方向に移動可能で、且つ、対向して配設された一対の押圧盤により、溶着面が対向するように、予めずれないように位置決めされた、半製品である上部デッキボードと下部デッキボードを、それぞれ把持するとともに、押圧盤に把持されている上部デッキボードと下部デッキボードとの間に、水平方向に進退可能な加熱板を配置し、次いで、上部デッキボードを把持している押圧盤を下降させるとともに、下部デッキボードを把持している押圧盤を上昇させて、上部デッキボードと下部デッキボードの溶着面を加熱板に当接させて溶融し、その後、上部デッキボードを把持している押圧盤を上昇させるとともに、下部デッキボードを把持している押圧盤を下降させた後、加熱板を水平方向に後退させて、押圧盤に把持されている上部デッキボードと下部デッキボードとの間から退避させ、その後、再度、上部デッキボードを把持している押圧盤を下降させるとともに、下部デッキボードを把持している押圧盤を上昇させて、上部デッキボードの溶融個所と下部デッキボードの溶融個所を、溶着個所がずれないように位置決めするとともに、接合して、上部デッキボードと下部デッキボードとを溶着するようにしたパレット溶着装置が知られている(例えば、特公昭60−32575号公報、特公昭61−37093号公報等)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のパレット溶着装置おける上部デッキボードと下部デッキボードの溶着作業においては、以下の2回の上部デッキボードと下部デッキボードの位置決め作業が行われる。1回目は、上下方向に移動可能で、且つ、対向して配設された一対の押圧盤に配設された把持部材により把持される前の下部デッキボードと、溶着面が対向するように下部デッキボードに載置された上部デッキボードとの位置決め作業であり、2回目は、加熱板により、上部デッキボードと下部デッキボードの溶着面を溶融し、その後、上部デッキボードの溶融個所と下部デッキボードの溶融個所を、溶着個所がずれないようにする位置決め作業である。1回目と2回目の位置決め作業は、共に、同一の位置決め部材により行われる。
【0004】
図11及び図12を用いて、従来のパレット溶着装置における位置決め手段について説明する。
【0005】
1’は、半製品である下部デッキボードであり、2’は、溶着面が対向するように下部デッキボード1’に載置された上部デッキボードである。3’は、側面形状がコの字状の押圧板であり、押圧板3’は、水平シリンダー4’のピストンロッド5’に取着されている。側面形状がコの字状の押圧板3’は、図11に示されているように、下部デッキボード1’と上部デッキボード2’の接合面或いは溶着面6’の近傍を押さえるように構成されている。上記の水平シリンダー4’及び水平シリンダー4’のピストンロッド5’に取着された押圧板3’からなる位置決め部材P’は、下部デッキボード1’と上部デッキボード2’の各辺の中央部に1個及び下部デッキボード1’と上部デッキボード2’の各角部を挟んで、且つ、各角部に近接して2個、配設されている。勿論、下部デッキボード1’と上部デッキボード2’の各辺に、複数個の位置決め部材P’を配設することもできる。
【0006】
上述した従来のパレット溶着装置における位置決め手段においては、下部デッキボード1’と上部デッキボード2’の各角部を挟んで2個の位置決め部材P’を配設して角部の位置決めを行っているが、2個の位置決め部材P’の水平シリンダー4’の作動タイミング、ピストンロッド5’の進出距離、押圧力等の作動条件を全く同じにしなければ、最も重要な下部デッキボード1’と上部デッキボード2’の角部の正確な位置決めを行うことはできない。しかしながら、2個の位置決め部材P’の水平シリンダー4’の作動条件を全く同じにすることは困難であり、しばしば、下部デッキボード1’と上部デッキボード2’との接合面或いは溶着面6’がずれるという問題があった。特に、上述した2回目の位置決め作業である、上部デッキボード2’の溶融個所と下部デッキボード1’の溶融個所を位置決めする際に、溶融個所がずれると、下部デッキボード1’と上部デッキボード2’との溶着面がずれて、商品価値の落ちた、或いは、商品として販売できないパレットが製造されることになる。
【0007】
また、上述した2回目の位置決め作業である、上部デッキボード2’の溶融個所と下部デッキボード1’の溶融個所を位置決めする際に、図11に示されているように、下部デッキボード1’と上部デッキボード2’の溶着面6’の近傍を押さえると、溶着面6’の近傍は、加熱されて強度的に一番弱いところであり、従って、押圧板3’の跡が残ったり、或いは、下部デッキボード1’と上部デッキボード2’の溶着面6’がずれるという問題があった。
【0008】
本発明の目的は、上述した従来のパレット溶着装置が有する課題を解決するとともに、小型化が実現可能なパレット溶着装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述した目的を達成するために、固定台盤と、固定台盤の上方に配設された昇降押圧盤と、固定台盤に載置されている下部デッキボードと昇降押圧盤に把持されている上部デッキボードとの間に進入可能な加熱板とを有するパレット溶着装置において、第1には、パレット溶着装置には、固定台盤の上面より下がった機台内に配設された垂直シリンダーと、該垂直シリンダーのピストンロッドに取着された水平シリンダーと、該水平シリンダーのピストンロッドに取着されているとともに上下端に水平リブが突設された位置決めブロックとからなる位置決め部材を配設し、前記位置決め部材は、待機位置においては、搬入装置により搬送され、固定台盤の上面に載置される重ね合わされた状態の上部デッキボードと下部デッキボードに接触しないように引っ込んだ位置にあり、また、前記位置決め部材は、位置決め位置においては、前記位置決めブロックの上端の水平リブが、上部デッキボードの表面近傍の側面に当接し、且つ、前記位置決めブロックの下端の水平リブが、下部デッキボードの裏面近傍の側面に当接し、前記位置決め部材の上下端の水平リブが、上部デッキボードと下部デッキボードとの溶接面の近傍に当接しないように構成したものであり、第2には、上記位置決め部材が、平面形状がほぼL字状で、上部デッキボードと下部デッキボードの角部が嵌合する凹部を有し、且つ、上下端に、前記凹部側に突設する水平リブが形成されている位置決めブロックを有し、更に、前記位置決め部材の位置決め位置においては、前記位置決めブロックの上端の水平リブが、上部デッキボードの表面近傍の側面に当接するとともに、前記位置決めブロックの下端の水平リブが、下部デッキボードの裏面近傍の側面に当接し、前記位置決め部材の上下端の水平リブが、上部デッキボードと下部デッキボードとの溶接面の近傍に当接しないように構成したものであり、第3には、位置決め部材が、平板状で、且つ、上下端に、水平リブが形成されている位置決めブロックを有し、更に、前記位置決め部材の位置決め位置においては、前記位置決めブロックの上端の水平リブが、上部デッキボードの表面近傍に位置する上部デッキボードの各側面のほぼ中央部に当接するとともに、前記位置決めブロックの下端の水平リブが、下部デッキボードの裏面近傍に位置する下部デッキボードの各側面のほぼ中央部に当接し、前記位置決め部材の上下端の水平リブが、上部デッキボードと下部デッキボードとの溶接面の近傍に当接しないように構成したものである。
【0010】
【実施例】
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定されるものではない。
【0011】
先ず最初に、図1及び図2を用いて、本発明のパレット溶着装置の全体構成について説明する。
【0012】
Mは、パレット溶着部であり、パレット溶着部Mは、パレット溶着部Mに隣接した配設されたローラコンベヤー等からなる搬入装置Taにより搬入される、上部デッキボード1と下部デッキボード2との溶着面同士が接触するように重ね合わされた上部デッキボード1と下部デッキボード2とが載置される固定台盤3と、固定台盤3の上方に配設された上下動可能な昇降押圧盤4と、固定台盤3に載置されている下部デッキボード2と昇降押圧盤4により把持されている上部デッキボード1との間に進入可能な加熱板5とから構成されている。Tbは、パレット溶着部Mにおいて溶着され、パレット溶着部Mから搬出された上部デッキボード1と下部デッキボード2とを、バリ取り装置等の次工程に搬送するためのローラコンベヤー等からなる搬送装置Tbである。
【0013】
固定台盤3には、搬入装置Taにより搬入された、溶着面同士が接触するように重ね合わされた上部デッキボード1と下部デッキボード2との角部に押し付けられて、上部デッキボード1と下部デッキボード2とのずれを矯正して、上部デッキボード1と下部デッキボード2とを正確に位置決めするための第1位置決め部材6と、上部デッキボード1と下部デッキボード2の各側面のほぼ中央部に押し付けられて、上記の第1位置決め部材6と協働して、上部デッキボード1と下部デッキボード2とのずれを矯正して、上部デッキボード1と下部デッキボード2とを正確に位置決めするための第2位置決め部材7とが配設されている。第1位置決め部材6は、上部デッキボード1と下部デッキボード2の各角部に対応して、4個配設されており、また、第2位置決め部材7は、上部デッキボード1と下部デッキボード2の各側面のほぼ中央部に対応して、4個配設されている。なお、第1位置決め部材6と第2位置決め部材7の詳細については後述する。
【0014】
図2及び図4に示されているように、固定台盤3には、下部デッキボード2の相対する側壁部を、それぞれ2か所で把持する把持部材8が配設されており、把持部材8は、下部デッキボード2の側壁部を上から把持する把持爪8aと、把持爪8aを下部デッキボード2方向に沿って進退させるシリンダー8bとから構成されている。また、昇降押圧盤4には、上述した固定台盤3に配設された把持部材8と同様の構成を有する把持部材9が配設されており、上部デッキボード1の側壁部を下から把持する把持爪9aと、把持爪9aを上部デッキボード1方向に沿って進退させるシリンダー9bとから構成されている。10は、所定の間隔を置いて配置された支柱11間に架橋された水平枠12に取着された垂直シリンダーであり、垂直シリンダー10のピストンロッド10aの下端には、昇降押圧盤4が取着されている。従って、垂直シリンダー10を作動させて、ピストンロッド10aを上下動させることにより、昇降押圧盤4が昇降するように構成されている。
【0015】
本実施例においては、加熱板5は、図2及び図3に示されているように、加熱板5の縁部を載置する額縁状の枠材13の水平部13aに載置されている。加熱板5は、枠材13の水平部13aに載置されているだけで、枠材13には固定されておらず、上下方向に移動可能に構成されている。14は、加熱板5の縁部に沿って、且つ、縁部に近接して、枠材13に取着された逆L字状の規制片であり、逆L字状の規制片14の水平部14aは、加熱板5側に突出しており、且つ、逆L字状の規制片14の水平部14aと加熱板5の上面との間には、所定の間隙が形成されている。従って、枠材13の水平部13aに載置されている加熱板5は、逆L字状の規制片14の水平部14aに当接するまで、上動可能に構成されている。このような規制片14は、加熱板5の縁部に沿って適当数配設されている。
【0016】
支柱11には、水平ビーム15が取着されており、水平ビーム15にはレール16が水平に取着されている。17は、レール16に嵌合された摺動ブロックであり、摺動ブロック17には逆L字状の枠材18が取着されており、枠材18の水平部18aには垂直シリンダー19が取着されている。垂直シリンダー19のピストンロッド19aは、枠材18の水平部18aに穿設された透孔を通して下方に延びており、ピストンロッド19aの先端部には、適当なブロック20を介して加熱板5を載置している枠材13に取着されている。従って、図示されていないシリンダーやクランク機構等の適当な進退手段を作動させることにより、レール16に沿って、垂直シリンダー19のピストンロッド19aに取着されている枠材13に載置されている加熱板5を、図2に示されているパレット溶着部Mから離れた待機位置と、固定台盤3に載置されている下部デッキボード2と、昇降押圧盤4により把持されている上部デッキボード1との間に進入する作業位置との間を進退できるように構成されている。
【0017】
以下に、上部デッキボード1と下部デッキボード2の溶着作業について説明するが、溶着作業前においては、加熱板5は、図2に示されているようにパレット溶着部Mから離れた待機位置にあり、また、第1位置決め部材6及び第2位置決め部材7は、後述する待機位置にあり、更に、固定台盤3に配設されている把持部材8の把持爪8a及び昇降押圧盤4に配設されている把持部材9の把持爪9aは後方の待機位置にある。また、昇降押圧盤4は上方の待機位置にあり、更に、搬入装置Ta側に配設された第2位置決め部材7は、パレット溶着部Mに搬入される上部デッキボード1と下部デッキボード2の邪魔にならないように、下方向に没している。
【0018】
このような状態で、搬入装置Taにより、図2の二点鎖線で示されているような位置の固定台盤3上に、溶着面同士が接触するように重ね合わされた上部デッキボード1と下部デッキボード2とが載置される。次いで、固定台盤3に配設された、後述する第1位置決め部材6及び第2位置決め部材7を、それぞれ作動させて、上部デッキボード1と下部デッキボード2とのずれを矯正して、正確に位置決めする。
【0019】
次いで、固定台盤3に配設された把持部材8のシリンダー8bを作動させて把持爪8aを進出させて、下部デッキボード2の相対する側壁部を把持する。また、垂直シリンダー10を作動させて昇降押圧盤4を上部デッキボード1に接近するまで下降させるとともに、昇降押圧盤4に配設された把持部材9のシリンダー9bを作動させて把持爪9aを進出させて、上部デッキボード1の相対する側壁部を把持する。その後、垂直シリンダー10を作動させて、上部デッキボード1を把持している昇降押圧盤4を上昇させる。この状態が、図4(a)に示されている。なお、下部デッキボード2及び上部デッキボード1の把持爪8a、9aによる把持が完了した後には、第1位置決め部材6及び第2位置決め部材7を待機位置に戻す。
【0020】
図4において、21は、固定台盤3の上面に立設されたスペーサーであり、22は、昇降押圧盤4の下面に垂下されたスペーサーであり、固定台盤3側のスペーサー21の上端面に形成された凹部21aに、昇降押圧盤4側のスペーサー22の下端面に突設された凸部22aが嵌合するように構成されている。後述するように、加熱板5により、上部デッキボード1と下部デッキボード2の溶着面を溶融した後、上部デッキボード1を下降させて、下部デッキボード2に当接させて、上部デッキボード1と下部デッキボード2を溶着することになるが、この時、固定台盤3側のスペーサー21の上端面に形成された凹部21aに、昇降押圧盤4側のスペーサー22の下端面に突設された凸部22aが嵌合するまで、上部デッキボード1を下降させる。このようなスペーサー21、22が配設されていないと、上部デッキボード1と下部デッキボード2とが溶着されて製造されるパレットの厚みが一定しないとともに、上部デッキボード1が下降し過ぎて、溶融された部分が過度に横方向にはみ出し、大きなバリが形成されることになる。
【0021】
図4において、23は、加熱板5の進行方向先端の側面に取着されたスペーサーであり、この加熱板5側スペーサー23は、上述した固定台盤3側のスペーサー21と昇降押圧盤4側のスペーサー22とにより挟持されるように構成されている。このような加熱板5側スペーサー23を設けることにより、上部デッキボード1と下部デッキボード2の溶着面の余分な溶融を防止することができる。
【0022】
次いで、枠材13の水平部13aに載置されている加熱板5を、進出させて、加熱板5を、図4(b)に示されているように、固定台盤3に配設された把持部材8の把持爪8aに把持されている下部デッキボード2と、昇降押圧盤4に配設された把持部材9の把持爪9aに把持されている上部デッキボード1との間に配置する。次いで、摺動ブロック17に取着された枠材18に取り付けられている垂直シリンダー19を作動させてピストンロッド19aを進出させ、枠材13の水平部13aに載置されている加熱板5を下降させて、図4(c)に示されているように、加熱板5を、下部デッキボード2の溶着面に接触させる。本実施例においては、加熱板5は、上述したように、枠材13の水平部13aに載置されているだけてあり、従って、上動自在であるので、加熱板5が下部デッキボード2の溶着面に当接しても、下部デッキボード2への当接による衝撃を、加熱板5が上動することにより緩衝することができるので、加熱板5が損傷するようなことがない。
【0023】
次いで、垂直シリンダー10を作動させて、上部デッキボード1を把持している昇降押圧盤4を下降させて、図5(a)に示されているように、上部デッキボード1の溶着面を加熱板5に当接させる。次いで、図5(b)に示されているように、固定台盤3側のスペーサー21と昇降押圧盤4側のスペーサー22とにより、加熱板5側スペーサー23を挟持するまで、更に、上部デッキボード1を把持している昇降押圧盤4を下降させる。このように、加熱板5側スペーサー23を設け、且つ、加熱板5側スペーサー23を、固定台盤3側のスペーサー21と昇降押圧盤4側のスペーサー22とにより挟持するまで、昇降押圧盤4を下降させることにより、上部デッキボード1と下部デッキボード2の溶着面の溶融される厚さ、即ち、溶融代を一定に制御することができるとともに、上部デッキボード1と下部デッキボード2の溶着面が余分に溶融されるようなことが防止でき、常に、一定の厚さを持ったパレット製造することができるとともに、バリの発生を少なくすることができる。
【0024】
その後、上部デッキボード1を把持している昇降押圧盤4を、再度、上昇させて、上部デッキボード1を加熱板5から引き離すとともに、垂直シリンダー19を作動させてピストンロッド19aを後退させ、枠材13の水平部13aに載置されている加熱板5を、下部デッキボード2から引き離して、図5(c)に示されているように、加熱板5を、上部デッキボード1と下部デッキボード2の間に位置付ける。その後、加熱板5を、図2に示されているようなパレット溶着部Mから離れた待機位置に戻す。
【0025】
その度、再度、上部デッキボード1を把持している昇降押圧盤4を下降させて、下部デッキボード2の溶融した溶着面と、上部デッキボード1の溶融した溶着面とを接触させる。この際、固定台盤3側のスペーサー21の上端面に形成された凹部21aに、昇降押圧盤4側のスペーサー22の下端面に突設された凸部22aが嵌合した時点で、上部デッキボード1の下降が停止するように構成されているので、上部デッキボード1が、過度に下降しすぎて、製造されるパレットの厚みが薄くなったり、或いは、下降が少なすぎて、製造されるパレットの厚みが厚くなったり、厚さの一定しないパレットが製造されるようなことがなく、常に、一定の厚さを有するパレットが製造できる。また、上部デッキボード1が下降しすぎて、溶融された部分が過度に横方向にはみ出し、大きなバリが形成されるようなことも防止できる。また、下部デッキボード2の溶融した溶着面と、上部デッキボード1の溶融した溶着面とが接触した時点で、或いは、接触する直前に、固定台盤3に配設された、後述する第1位置決め部材6及び第2位置決め部材7を作動させて、上部デッキボード1と下部デッキボード2とを、ずれのないように正確に位置決めする。
【0026】
上述したようにして、下部デッキボード2と上部デッキボード1とが溶着された後、第1位置決め部材6及び第2位置決め部材7を待機位置に戻す。また、固定台盤3に配設された把持部材8の把持爪8aを後退させて、下部デッキボード2の把持を解除するとともに、昇降押圧盤4に配設された把持部材9の把持爪9aを後退させて、上部デッキボード1の把持を解除する。その後、昇降押圧盤4を上昇させて、待機位置に戻す。更に、搬送装置Tb側に配設された第2位置決め部材7を、パレット溶着部Mから搬出される上部デッキボード1と下部デッキボード2が溶着されて製造されたパレットの搬出の邪魔にならないように、下方に退避させる。その後、図示されていない押し出し装置により、製造されたパレットをパレット溶着部Mから搬出して、搬送装置Tb上に載置する。このようにして、パレットの溶着作業の1サイクルが終了することになる。
【0027】
次に、図6〜図10を用いて、上述した第1位置決め部材6及び第2位置決め部材7の構成及び作動について説明する。
【0028】
上部デッキボード1と下部デッキボード2との角部に押し付けられて、上部デッキボード1と下部デッキボード2とのずれを矯正する第1位置決め部材6は、下部デッキボード2が載置される固定台盤3の上面3aより1段下がった機台内に配設された垂直シリンダー6aと、垂直シリンダー6aのピストンロッド6b(本実施例においては、4本のピストンロッド6bが配設されている。)に取着された水平シリンダー6cと、水平シリンダー6cのピストンロッド6d(本実施例においては、2本のピストンロッド6dが配設されている。)に取着された位置決めブロック6eとから構成されている。
【0029】
位置決めブロック6eは、板材をほぼ直角に折り曲げた、平面形状がほぼL字状に形成されており、上部デッキボード1と下部デッキボード2との角部が嵌合する凹部6fが形成されている。また、位置決めブロック6eの上下端からは、凹部6f側に水平リブ6gが突設されており、該水平リブ6gは、上部デッキボード1の表面1a近傍の側面及び下部デッキボード2の裏面2a近傍の側面に当接するように構成されている。上述した第1位置決め部材6の待機位置においては、垂直シリンダー6aのピストンロッド6b及び水平シリンダー6cのピストンロッド6dは、図9の実線で示されているように、共に、引っ込んだ位置にあり、搬入装置Taにより搬送され固定台盤3に載置された溶着面同士が接触するように重ね合わされた上部デッキボード1と下部デッキボード2の角部、或いは、下部デッキボード2の溶融した溶着面と上部デッキボード1の溶融した溶着面とが接触した時点、又は、接触する直前の上部デッキボード1と下部デッキボード2の角部には接触しないように構成されている。
【0030】
上部デッキボード1と下部デッキボード2とを位置決めする際には、先ず最初に、垂直シリンダー6aを作動させてピストンロッド6bを上昇させて、図9の2点鎖線で示されている位置まで位置決めブロック6eを上昇させる。次いで、水平シリンダー6cを作動させて、ピストンロッド6dを前進させて、位置決めブロック6eの凹部6fに、上部デッキボード1と下部デッキボード2との角部が嵌合する。この際、上述したように、位置決めブロック6eの水平リブ6gは、上部デッキボード1の表面1a近傍の側面及び下部デッキボード2の裏面2a近傍の側面に当接する。このように、位置決めブロック6eの水平リブ6gが、上部デッキボード1の表面1a近傍の側面及び下部デッキボード2の裏面2a近傍の側面に当接するように構成されているので、位置決めブロック6eの水平リブ6gが、下部デッキボード2と上部デッキボード1の溶着面の近傍の加熱により強度的に弱くなったところを押すことがないので、従って、下部デッキボード2と上部デッキボード1に、位置決めブロック6eの水平リブ6gの跡が残ったり、或いは、下部デッキボード2と上部デッキボード1の溶着面がずれるというようなことがない。
【0031】
また、本実施例においては、上部デッキボード1と下部デッキボード2の角部は、それぞれ、位置決めブロック6eにより押圧されるので、従来のように、下部デッキボード1’と上部デッキボード2’の各角部を、2個の位置決め部材P’の水平シリンダー4’により押圧する際の2個の水平シリンダー4’の作動条件の不一致に起因する下部デッキボード1’と上部デッキボード2’のずれ等が起こらないので、確実に、且つ、迅速に、上部デッキボード1と下部デッキボード2の位置決めを行うことができる。
【0032】
上部デッキボード1と下部デッキボード2の各側面の略中央部を押圧する第2位置決め部材7は、上述した第1位置決め部材6の平面形状がほぼL字状の位置決めブロック6eに代えて、平板状の位置決めブロック7aが使用されている以外は、第1位置決め部材6と同じ構成を有している。即ち、第2位置決め部材7は、下部デッキボード2が載置される固定台盤3の上面3aより1段下がった機台内に配設された垂直シリンダー7aと、垂直シリンダー7aのピストンロッド7bに取着された水平シリンダー7cと、水平シリンダー7cのピストンロッド7dに取着された平板状の位置決めブロック7eとから構成されている。そして、第1位置決め部材6の平面形状がほぼL字状の位置決めブロック6eと同様に、平板状の位置決めブロック7eの上下端からは、水平リブ7fが突設されており、該水平リブ7fも、上部デッキボード1の表面1a近傍の側面及び下部デッキボード2の裏面2a近傍の側面に当接するように構成されている。
【0033】
上述した第2位置決め部材7の待機位置においては、垂直シリンダー7aのピストンロッド7b及び水平シリンダー7cのピストンロッド7dは、図10の実線で示されているように、共に、引っ込んだ位置にあり、搬入装置Taにより搬送され固定台盤3に載置された溶着面同士が接触するように重ね合わされた上部デッキボード1と下部デッキボード2の側面、或いは、下部デッキボード2の溶融した溶着面と上部デッキボード1の溶融した溶着面とが接触した時点、又は、接触する直前の上部デッキボード1と下部デッキボード2の側面には接触しないように構成されている。
【0034】
上部デッキボード1と下部デッキボード2とを位置決めする際には、先ず最初に、垂直シリンダー7aを作動させてピストンロッド7bを上昇させて、図10の2点鎖線で示されている位置まで平板状の位置決めブロック7eを上昇させる。次いで、水平シリンダー7cを作動させて、ピストンロッド7dを前進させて、平板状の位置決めブロック7eの水平リブ7fを、上部デッキボード1と下部デッキボード2の側面に押し付ける。この際、上述したように、平板状の位置決めブロック7eの水平リブ7fは、上部デッキボード1の表面1a近傍の側面及び下部デッキボード2の裏面2a近傍の側面に当接する。このように、平板状の位置決めブロック7eの水平リブ7fが、上部デッキボード1の表面1a近傍の側面及び下部デッキボード2の裏面2a近傍の側面に当接するように構成されているので、平板状の位置決めブロック7eの水平リブ7fが、下部デッキボード2と上部デッキボード1の溶着面の近傍の加熱により強度的に弱くなったところを押すことがないので、下部デッキボード2と上部デッキボード1に、平板状の位置決めブロック7eの水平リブ7fの跡が残ったり、或いは、下部デッキボード2と上部デッキボード1の溶着面がずれるというようなことがない。
【0035】
また、第1位置決め部材6の平面形状がほぼL字状の位置決めブロック6e及び第2位置決め部材7の平板状の位置決めブロック7eは、待機位置においては、図4(b)に示されているように、加熱板5が、固定台盤3に配設された把持部材8の把持爪8aに把持されている下部デッキボード2と、昇降押圧盤4に配設された把持部材9の把持爪9aに把持されている上部デッキボード1との間に位置したときに、加熱板5の下に位置するように構成されている。このように、第1位置決め部材6及び第2位置決め部材7の待機位置においては、垂直シリンダー6a、7aを作動させてピストンロッド6b、7bを引っ込ませて、ほぼL字状の位置決めブロック6eと平板状の位置決めブロック7eロック7eとが、共に、加熱板5の下に位置するように構成されているので、パレット溶着装置の高さを低くすることができ、パレット溶着装置の小型化が実現できる。
【0036】
【発明の効果】
本発明は、以上説明した構成を有しているので、以下に記載する効果を奏するものである。
【0037】
位置決め部材の位置決めブロックを上下動及び前後動可能に構成したので、パレット溶着装置の高さを低くすることができ、パレット溶着装置の小型化が実現できる。
【0038】
位置決めブロックの上下端に形成された水平リブが、上部デッキボードの表面近傍の側面及び下部デッキボードの裏面近傍の側面に当接するように構成したので、位置決めブロックの水平リブが、下部デッキボードと上部デッキボードの溶着面の近傍の強度的に一番弱いところを押すことがないので、従って、下部デッキボードと上部デッキボードに、位置決めブロックの水平リブの跡が残ったり、或いは、下部デッキボードと上部デッキボードの溶着面がずれるというようなことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のパレット溶着装置の概略正面図である。
【図2】図2は昇降押圧盤が取り除かれた状態の本発明のパレット溶着装置の平面図である。
【図3】図3は図2のI−I線に沿った部分垂直断面図である。
【図4】図4は本発明のパレット溶着装置の溶着作業を説明するための一部断面を含む部分側面図である。
【図5】図5は図4に続く本発明のパレット溶着装置の溶着作業を説明するための一部断面を含む部分側面図である。
【図6】図6は本発明のパレット溶着装置の第1位置決め部材等の斜視図である。
【図7】図7は本発明のパレット溶着装置の第1位置決め部材等の平面図である。
【図8】図8は図7のI−I線に沿った垂直側断面図である。
【図9】図9は、本発明のパレット溶着装置の第1位置決め部材等の正面図である。
【図10】図10は本発明のパレット溶着装置の第2位置決め部材等の正面図である。
【図11】図11は従来のパレット溶着装置の位置決め部材等の要部正面図である。
【図12】図12は従来のパレット溶着装置の位置決め部材等の平面図である。
【符号の説明】
M・・・・・・・・パレット溶着
1・・・・・・・・上部デッキボード
2・・・・・・・・下部デッキボード
3・・・・・・・・固定台盤
4・・・・・・・・昇降押圧盤
5・・・・・・・・加熱板
6・・・・・・・・第1位置決め部材
7・・・・・・・・第2位置決め部材

Claims (3)

  1. 固定台盤と、固定台盤の上方に配設された昇降押圧盤と、固定台盤に載置されている下部デッキボードと昇降押圧盤に把持されている上部デッキボードとの間に進入可能な加熱板とを有するパレット溶着装置において、該パレット溶着装置には、固定台盤の上面より下がった機台内に配設された垂直シリンダーと、該垂直シリンダーのピストンロッドに取着された水平シリンダーと、該水平シリンダーのピストンロッドに取着されているとともに上下端に水平リブが突設された位置決めブロックとからなる位置決め部材が配設されており、前記位置決め部材は、待機位置においては、搬入装置により搬送され、固定台盤の上面に載置される重ね合わされた状態の上部デッキボードと下部デッキボードに接触しないように引っ込んだ位置にあり、また、前記位置決め部材は、位置決め位置においては、前記位置決めブロックの上端の水平リブが、上部デッキボードの表面近傍の側面に当接し、且つ、前記位置決めブロックの下端の水平リブが、下部デッキボードの裏面近傍の側面に当接し、前記位置決め部材の上下端の水平リブが、上部デッキボードと下部デッキボードとの溶接面の近傍に当接しないように構成されていることを特徴とするパレット溶着装置。
  2. 上記位置決め部材が、平面形状がほぼL字状で、上部デッキボードと下部デッキボードの角部が嵌合する凹部を有し、且つ、上下端に、前記凹部側に突設する水平リブが形成されている位置決めブロックを有し、更に、前記位置決め部材の位置決め位置においては、前記位置決めブロックの上端の水平リブが、上部デッキボードの表面近傍の側面に当接するとともに、前記位置決めブロックの下端の水平リブが、下部デッキボードの裏面近傍の側面に当接し、前記位置決め部材の上下端の水平リブが、上部デッキボードと下部デッキボードとの溶接面の近傍に当接しないように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のパレット溶着装置。
  3. 上記位置決め部材が、平板状で、且つ、上下端に、水平リブが形成されている位置決めブロックを有し、更に、前記位置決め部材の位置決め位置においては、前記位置決めブロックの上端の水平リブが、上部デッキボードの表面近傍に位置する上部デッキボードの各側面のほぼ中央部に当接するとともに、前記位置決めブロックの下端の水平リブが、下部デッキボードの裏面近傍に位置する下部デッキボードの各側面のほぼ中央部に当接し、前記位置決め部材の上下端の水平リブが、上部デッキボードと下部デッキボードとの溶接面の近傍に当接しないように構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のパレット溶着装置。
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