JP3788853B2 - Forming method for column base part mold and member for connecting dam plate of column base part form - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鉄骨構造物の柱脚部を構成するベースプレートの下部に基礎コンクリートに対する密着性を確保するためにグラウト材を充填する場合に適用される型枠の形成技術に関する。
【０００２】
【従来の技術】
鉄骨構造物の柱脚部の基礎コンクリートに対する定着機能は、鉄骨側のベースプレートと基礎コンクリート側との密着性に大きく依存している。そのため、ベースプレートの下部にグラウト材充填部を形成して、基礎コンクリートの上面との間に無収縮性のモルタル等を充填することにより、それらのベースプレートと基礎コンクリートとの間の密着性を確保するという工法が従来から広く行われている。そして、そのベースプレートの下部のグラウト材充填部に対するグラウト材の注入に関しては、柱脚部を構成するベースプレートの周囲に所定の間隔をあけて複数の堰板を配設し、同ベースプレートの下部のグラウト材充填部を囲み、そのベースプレートと堰板との間隙部を介して注入用パイプを挿入したり、板状のガイドを用いてグラウト材を流し込むことによりベースプレートの下部にグラウト材を充填するという施工法や、前記ベースプレートの外側部に接した状態に複数の堰板を配設して同ベースプレートの下部のグラウト材充填部を囲むとともに、前記ベースプレートの締付部に前記グラウト材充填部に連通した注入口を備えた注入座金を配設し、その注入座金に形成された注入口を介してグラウト材を注入して他の注入座金の注入口からの漏出により充填状態を確認するという施工法や、その注入座金に代えてベースプレートや堰板自体に注入口を形成するという施工法（特開昭６０−２５８３４５号公報）などが知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述の前者の従来技術においては、堰板をベースプレートの外側部との間に間隙を設けて配設することから、その分、堰板によって形成されるグラウト材の充填容積が不必要に増加されるとともに、作業スペースも広く必要とされるといった欠点があった。また、後者の注入座金を用いる従来技術は、その注入座金が、グラウト材の注入用として機能し得ると同時に、グラウト材注入時の排気用及び充填状態の確認用としても機能し得るように構成されている点できわめて優れたものであるが、他の形態として、それらの機能を分離して、注入用には前記注入座金を使用し、グラウト材注入時の排気用ないし充填状態の確認用にはベースプレートの周辺部に別途開口部を形成することにより、それぞれの機能を専用化して更に改善する余地もあった。さらに、ベースプレート自体に開口部を形成する施工法は、そのベースプレートに対する加工が大変であるばかりでなく、不必要にベースプレートに開口部を形成することは耐久性の観点からも望ましいことではない。また、堰板自体に横方向の開口部を形成してグラウト材の注入口とする施工法は、前記開口部の深さ、すなわち堰板の板厚があまり大きくないことから、実際にはその開口部に対して単に注入用ホースなどを差込むだけでは支障があるため、その接続作業に手間がかかった。しかも、その開口部は、ベースプレートの下面より下方に位置するため、グラウト材の注入用としてはともかく、注入時の排気用ないし充填状態の確認用としては問題があった。
【０００４】
本発明は、以上のような従来技術の問題点を解決するためになされたもので、堰板をベースプレートの外側部に接した状態に配設することによりグラウト材の充填容積を不必要に増加させることなく、しかも前記堰板相互間を連結しながら同時にベースプレートの下部のグラウト材充填部に連通した開口部を形成できるとともに、その開口部がグラウト材の注入用の開口部としてだけでなく、注入時における排気用ないし充填状態の確認用の開口部としても良好に機能し得るように改良した柱脚部用型枠の形成技術を提供することを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するため、ベースプレートの外側面に接した状態に複数の堰板を配設して同ベースプレートの下方のグラウト材充填部を囲むとともに、前記ベースプレートの適宜角部を挟んで両側に設置する堰板相互間を堰板連結用部材を用いて離間した状態に連結し、その堰板連結用部材によって堰板間の連結部に形成される離間スペースに前記グラウト材充填部に連通した開口部を形成することにより、ベースプレートの周囲の角部近傍に前記グラウト材充填部に連通したグラウト材注入用の開口部を形成するという技術手段を採用した。これにより、堰板相互間の連結作業によって同時にグラウト材充填部に連通した開口部が形成されるので作業性が大幅に改善される。また、堰板はベースプレートの外側部に沿って接した状態に配設するので、堰板の設置作業が容易であるとともに、グラウト材の注入容積を不必要に増加させることなく材料費を削減でき、さらに作業スペースの縮小化にも有効である。また、ベースプレートの周囲に形成された前記開口部からグラウト材を注入し、同じくベースプレートの周囲に形成された他の開口部を排気口として使用するとともに、その開口部からのグラウト材の漏出をもって充填の完了を確認できるので、グラウト材のより確実な充填状態が容易に得られる。さらに、開口部は堰板間の離間スペースに形成されることから、その開口部の上端部をベースプレートの下面より上方に位置させることができるので、グラウト材の注入用としてだけでなく、グラウト材の注入時の排気用ないし充填状態の確認用として支障なく機能することができる。すなわち、前記開口部は、グラウト材の注入用及び注入時の排気用ないし充填状態の確認用として支障なく共用することができる。
【０００６】
さらに、前記堰板相互間の連結用部材に関して、両側に、ベースプレートの角部を挟んで両側の外側面に接した状態に配設され、同ベースプレートの下方のグラウト材充填部を囲むように設置されるそれぞれの堰板に対する連結部を備えるとともに、それらの連結部の中間に前記ベースプレートの下部のグラウト材充填部に連通したグラウト材注入用の開口部を形成する開口部形成部を設け、前記両側の連結部を介してベースプレートの角部を挟んで両側に配設される堰板相互間を連結すると同時に、前記開口部形成部によりベースプレートの周囲の角部近傍に前記グラウト材充填部に連通したグラウト材注入用の開口部を形成するという技術手段を採用した。また、前記開口部形成部を板状の湾曲部から構成することにより、その湾曲部と前記ベースプレートの外側面によって前記開口部を形成することが可能である。
【０００７】
【発明の実施の形態】
本発明は、鉄骨の下端部に形成されたベースプレートの下部に、基礎コンクリートに対する密着性を確保するため、無収縮性モルタルなどのグラウト材を充填する場合には広く適用が可能である。一般的には、基礎コンクリート上に形成された高さ調整用のレベルモルタルの上面にベースプレートを載置し、前記基礎コンクリートに定着されたアンカーボルトを用いて、そのベースプレートの下部の基礎コンクリートとの間にグラウト材の充填用の空間、すなわちグラウト材充填部を形成した状態に締付けた柱脚部に対して本発明を適用することになる。すなわち、以上のように締付けられたベースプレートの外側部に沿って接するように堰板を配設し、前記ベースプレートの各角部において堰板を連結する場合に、例えば対角線上の２角部の連結部に前述の開口部形成部を備えた堰板連結用部材を用いて、前記開口部を形成しながら堰板相互間を連結する。これによって、一方の開口部からグラウト材を注入し、対角線上の他方の開口部を排気口ないし充填状態の確認用の開口部として用い、グラウト材の注入作業をスムーズかつ的確に行うことができる。なお、前記開口部は、２箇所に限らず、必要に応じて全ての角部に形成可能なことはいうまでもない。また、堰板連結用部材は、板金加工だけでなく、鍛造や鋳造などによる製品でもよい。
【０００８】
グラウト材の注入作業に当っては、前述のように堰板の連結部に形成された開口部から注入して、他の開口部を排気口ないし充填状態の確認用の開口部として用いる形態のほか、ベースプレートの締付部に注入座金を用い、グラウト材の注入はその注入座金を介して行い、排気口ないし充填状態の確認用の開口部として前記堰板の連結部に形成した開口部を用いる形態も可能である。そして、この形態の場合にも、前記開口部はベースプレートの周辺部に位置し、しかも開口部の上端部がベースプレートの下面より上方に位置するので、排気口ないし充填状態の確認用の開口部として支障なく機能し、良好なグラウト材の充填結果を容易に得ることができる。また、グラウト材の注入方式としては、グラウト用ロートを使用したグラウト材自体の自重による圧入方式や、グラウトポンプを使用する圧入方式などの種々の注入方式の使用が可能である。いずれにしても、本発明に係る柱脚部用型枠の形成方法によれば、堰板相互間の連結と同時にベースプレートの下部のグラウト材充填部に連通した開口部が形成されるので、その作業性がきわめて良好であるとともに、その開口部がベースプレートの周辺部に位置し、しかもベースプレートの下面より上方に開口させることができるので、グラウト材の注入口としてだけでなく、排気口ないし充填状態の確認用の開口部としても支障なく使用することができる。さらに、グラウト材の注入完了後に、例えばベースプレートの外側部に沿わせて前記開口部に仕切片を挿入して、その開口部のグラウト材充填部との連通部を切断し、そのグラウト材がある程度以上に硬化した後取出すことにより、充填されたグラウト材のチェック用のテストピースをきわめて簡便に採取することもできる。
【０００９】
【実施例】
以下、図面を用いて本発明の実施例に関して説明する。図１〜図３は本発明を実施した場合の作業状態を例示したもので、図１はその斜視図、図２は中央部から断面した縦断面図、図３は平面図である。図中、１は鉄骨で、その下端部に一体的に溶接されたベースプレート２を介して基礎コンクリート３に固定される。そのベースプレート２の基礎コンクリート３に対する固定は、基礎コンクリート３に定着されたアンカーボルト４及び締付用ナット５を用いて行われる。アンカーボルト４を所定の位置に埋設した状態に基礎コンクリート３が形成された場合には、その基礎コンクリート３の上面にレベル調整用の無収縮性モルタル等からなるレベルモルタル６を所定高さに打設し、その硬化後前記レベルモルタル６上に鉄骨１のベースプレート２を載置し、前記アンカーボルト４と締付用ナット５により締付けて固定する。そして、この締付状態においては、ベースプレート２の下面と基礎コンクリート３の上面との間にグラウト材の充填部７が形成され、そのグラウト材充填部７に、後述のように無収縮性モルタルなどのグラウト材を充填することによって、ベースプレート２と基礎コンクリート３との密着性を確保して鉄骨１の基礎コンクリート３に対する良好な定着状態を図ることになる。
【００１０】
次に、本発明に係る柱脚部用型枠の形成に関して説明する。図３に示したように、本実施例の柱脚部用型枠では４本の堰板８〜１１を使用し、ベースプレート２の外側部に沿って接するように配設することにより、ベースプレート２の下部の前記グラウト充填部７を囲む矩形状の型枠を形成している。本実施例は、堰板８と９の間及び堰板１０と１１の間の対角線上の２角部を堰板連結用部材１２，１３を介して連結し、他の角部は釘付け等により直接的に連結する場合を例示したものである。図４は、それらの堰板８，９相互間、あるいは堰板１０，１１相互間の連結作業を示したものである。図示のように、堰板連結用部材１２，１３は、それぞれ、両側の連結部１４，１５及びそれらの連結部１４，１５の中間に形成された開口部形成部１６から構成されている。そして、例えば堰板８，９相互間を連結する場合には、先ず図４の（Ａ）及び（Ｂ）に示したように、堰板連結用部材１２の一方の連結部１４を堰板９の端部の内面側に沿わせて釘付け等により固着する。しかる後、（Ｃ）に示したように、堰板連結用部材１２の他方の連結部１５に堰板８の端部を突合わせて釘付け等により固着し、両堰板８，９を開口部形成部１６を挟んで離間した直角状態に連結する。
【００１１】
さらに、他方の堰板１０，１１相互間に対しても同様の連結作業を実施することにより矩形状の型枠が形成される。この矩形状の型枠を図３に示したようにベースプレート２の外側部に沿うように配設することにより型枠形成作業が完了する。これにより、ベースプレート２の周囲に下方がグラウト材充填部７に連通した開口部１７，１８が形成されることになる。なお、型枠の形成作業は、以上のように矩形状の型枠を予め形成してからベースプレート２の外側部に嵌合するようにしてもよく、ベースプレート２の外側部に沿って順次連結することにより形成するようにしてもよい。また、堰板８，１０の長さを長めにしておけば、その突出部１９，２０を型枠の嵌合作業時や取外し時の取っ手として利用することができる。また、堰板連結用部材１２，１３の高さは、堰板８〜１１の高さに合わせるように形成してもよい。また、図４に示した実施例では、堰板連結用部材１２，１３の開口部形成部１６として湾曲状に形成した場合を示したが、他の形状に屈曲形成したものでもよい。さらに、開口部形成部１６として平面を採用し、両側の連結部１４，１５を含めて１枚の平板から堰板連結用部材１２，１３を構成することも可能である。この場合には、図４の例に従って説明すれば、一方の連結部１４、すなわち平板の一方の側辺部を堰板９の外側面に固着し、所定の間隔をあけて他方の側辺部である連結部１５に堰板８の端面を突合わせて固着することにより、堰板９の端面と堰板８の内側面との間に所定の離間スペースを形成し、その堰板８，９相互間の離間スペース自体、すなわち堰板９の端面、堰板８の内側面、堰板連結用部材１２の内面及びベースプレート２の外側面によって前記開口部を形成することになる。
【００１２】
以上のように、ベースプレート２の外側部に沿って堰板８〜１１が設置され、その連結部にグラウト材充填部７に連通した開口部１７，１８が形成された場合には、図１及び図２に示したようにグラウト用ロート２１等を用いて、例えば一方の開口部１７からグラウト材を注入する。そのグラウト材の注入時には、前述のように、他方の開口部１８が排気口として機能し、その開口部１８からのグラウト材の漏出のを観察することにより充填状態を確認することができる。以上のように、ベースプレート２の周囲に形成された開口部１７からグラウト材が注入され、同ベースプレート２の周囲に形成された開口部１８を介して排気及び充填確認が行われ、共にベースプレート２の周囲に形成された開口部１７，１８を介して行われるのできわめて良好な充填結果が容易に得られる。
【００１３】
図５は前記堰板連結用部材に関する実施例を例示した斜視図である。実施例（イ）は、前記堰板連結用部材１２，１３の場合を示したもので、両側に平板状の連結部１４，１５を有し、その中間に湾曲状の開口部形成部１６が形成されており、堰板８〜１１の連結により堰板相互間に形成される離間スペースに納った状態にグラウト材充填部７に連通した開口部１７，１８が形成されるように構成されている。実施例（ロ）の堰板連結用部材２２は、両側に平板状の連結部２３，２４を有し、その中間に湾曲状の開口部形成部２５を形成したもので、一方の連結部２４が湾曲部に沿って延設され、両連結部２３，２４を共に堰板８〜１１の内側面に固着するように構成した点で特徴を有する。実施例（ハ）の堰板連結用部材２６は、実施例（イ）の変形例で、両側の連結部２７，２８の中間に円筒状の開口部形成部２９を形成したものである。同様に、実施例（ニ）の堰板連結用部材３０は、実施例（ロ）の変形例で、両側の連結部３１，３２の中間に円筒状の開口部形成部３３を形成したものである。実施例（ホ）の堰板連結用部材３４は、両側の連結部３５，３６に堰板８〜１１の上面に被せて固着する上片部３７，３８を折曲げ形成し、それらの中間に円筒状の開口部形成部３９を形成したものである。同様に、実施例（ヘ）の堰板連結用部材４０は、両側の連結部４１，４２に堰板８〜１１の上面に被せて固着する上片部４３，４４を折曲げ形成し、それらの中間に円筒状の開口部形成部４５を形成したものである。図示のように、それぞれの連結部ないし上片部には、必要に応じて釘孔が形成される。なお、前記堰板連結用部材２２，３０，４０のように、一方の連結部２４，３２，４２が開口部形成部２５，３３，４５の外形に沿って形成され、それらの連結部２４，３２，４２を堰板の内側面に沿って固定する際に、堰板側の長さを制約しないタイプのものを使用して、図３に示した堰板８〜１１の四隅の各連結部を連結するようにすれば、連結部２４，３２，４２へ固定される側の堰板８〜１１のそれぞれの端部の位置、すなわち堰板８〜１１の長さ寸法から解放される結果、長さに不揃いのある堰板をそのまま使用することもできるので作業性を向上できる。
【００１４】
【発明の効果】
本発明によれば次の効果を得ることができる。
（１）堰板相互間を連結する際にそれらの堰板間を堰板連結用部材によって離間し、その離間スペースを利用して、堰板相互間の連結と同時にベースプレートの下部のグラウト充填部に連通した開口部を形成するように構成したので、その作業性がきわめて良好である。
（２）堰板はベースプレートの外側面に沿って接した状態に配設することから、堰板の設置作業が容易であるとともに、グラウト材の注入容積を不必要に増加させることがなく、材料費を削減でき、作業スペースの縮小化にも有効である。
（３）前記開口部はベースプレートの周辺部に形成され、しかもベースプレートの下面より上方に開口させることができるので、グラウト材の注入口としてだけでなく、注入時の排気口ないし充填状態の確認用の開口部として支障なく使用することができる。
（４）前記開口部を注入時の排気口ないし充填状態の確認用の開口部として使用することにより、ベースプレートの周辺部までグラウト材をより確実に充填することができる。
（５）堰板連結用部材の開口部形成部を板状の湾曲部から構成し、前記堰板相互間を連結する際に、その湾曲部と前記ベースプレートの外側面によって前記開口部を形成するようにすれば構成の簡素化が図れる。
（６）前記開口部に残存するグラウト材を、仕切片等によりグラウト材充填部との連通部を切断して取出すことにより、充填されたグラウト材自体のテストピースをきわめて簡便に採取することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明を実施した場合の作業状態を例示した斜視図である。
【図２】 その中央部から断面した縦断面図である。
【図３】 同平面図である。
【図４】 堰板相互間の連結作業を示した説明図である。
【図５】 堰板連結用部材に関する実施例を例示した斜視図である。
【符号の説明】
１…鉄骨、２…ベースプレート、３…基礎コンクリート、４…アンカーボルト、５…締付用ナット、６…レベルモルタル、７…グラウト材充填部、８〜１１…堰板、１２，１３…堰板連結用部材、１４，１５…連結部、１６…開口部形成部、１７，１８…開口部、１９，２０…突出部、２１…グラウト用ロート、２２，２６，３０，３４，４０…堰板連結用部材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a technique for forming a formwork applied when a grout material is filled in a lower part of a base plate constituting a column base part of a steel structure in order to ensure adhesion to foundation concrete.
[0002]
[Prior art]
The fixing function of the column base portion of the steel structure to the foundation concrete largely depends on the adhesion between the base plate on the steel frame side and the foundation concrete side. Therefore, by forming a grout filling part at the bottom of the base plate and filling non-shrinkable mortar etc. with the top surface of the foundation concrete, the adhesion between the base plate and the foundation concrete is ensured. This method has been widely used. With respect to the injection of the grout material into the grout material filling portion at the bottom of the base plate, a plurality of weir plates are arranged around the base plate constituting the column base portion at a predetermined interval, and the grout at the bottom of the base plate is arranged. Construction that surrounds the material filling part and inserts the pipe for injection through the gap between the base plate and the dam plate, or fills the lower part of the base plate by pouring the grout material using a plate-shaped guide A plurality of dam plates in contact with the outer side of the base plate to surround the grout material filling portion at the bottom of the base plate, and communicate with the grout material filling portion at the fastening portion of the base plate An injection washer equipped with an inlet is arranged, and grout material is injected through an inlet formed in the injection washer to inject other injection washers. A construction method in which the filling state is confirmed by leakage from the mouth, and a construction method (Japanese Patent Laid-Open No. 60-258345) in which an injection port is formed in the base plate or the dam plate itself instead of the injection washer are known. Yes.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the former prior art described above, since the weir plate is disposed with a gap between the outer portion of the base plate, the filling volume of the grout material formed by the weir plate is unnecessary. In addition to the increase, there is a disadvantage that a large work space is required. In addition, the conventional technique using the latter injection washer is configured so that the injection washer can function as an injection for grout material and at the same time as an exhaust for filling the grout material and a confirmation of a filling state. However, as another form, these functions are separated and the injection washer is used for injection, and for exhausting or checking the filling state when grout material is injected. However, there is room for further improvement by forming separate openings in the periphery of the base plate to dedicate the functions. Furthermore, the construction method for forming the opening in the base plate itself is not only difficult to process the base plate, but unnecessarily forming the opening in the base plate is not desirable from the viewpoint of durability. In addition, the construction method in which a lateral opening is formed in the weir plate itself and used as a grout injection port, the depth of the opening, that is, the thickness of the weir plate is not so large. Since simply inserting an injection hose or the like into the opening would hinder the connection work. In addition, since the opening is located below the lower surface of the base plate, there is a problem for exhausting at the time of injection or for checking the state of filling, not only for injection of grout material.
[0004]
The present invention has been made to solve the above-described problems of the prior art, and the filling volume of the grout material is unnecessarily increased by disposing the weir plate in contact with the outer portion of the base plate. Without being made, and while connecting between the dam plates can be simultaneously formed an opening communicating with the grout material filling portion at the bottom of the base plate, the opening is not only an opening for injecting the grout material, An object of the present invention is to provide a column base part mold forming technique improved so that it can function well as an opening for exhaustion or confirmation of a filling state at the time of injection.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention provides a plurality of barrier plates in contact with the outer surface of the base plate to surround the grout material filling portion below the base plate , and sandwich the appropriate corners of the base plate. The dam plates installed on both sides are connected to each other using a dam plate connecting member in a separated state, and the grout material filling portion is formed in a separation space formed in the connecting portion between the dam plates by the dam plate connecting member. by forming an opening that communicates with the adopted a technical means of forming an opening for grout injection in communication with the grout material filling portion near the corner of the periphery of the base plate. Thereby, since the opening part connected to the grout material filling part at the same time is formed by the connecting work between the barrier plates, the workability is greatly improved. In addition, since the weir plate is disposed in contact with the outer side of the base plate, it is easy to install the weir plate, and material costs can be reduced without unnecessarily increasing the grout material injection volume. Furthermore, it is effective for reducing the work space. In addition, the grout material is injected from the opening formed around the base plate, and the other opening also formed around the base plate is used as an exhaust port, and the grout material leaks from the opening and is filled. Therefore, a more reliable filling state of the grout material can be easily obtained. Furthermore, since the opening is formed in the space between the barrier plates, the upper end of the opening can be positioned above the lower surface of the base plate, so that the grout material can be used not only for injecting the grout material. It can function without hindrance for exhausting or for checking the state of filling at the time of injection. That is, the opening can be used without any trouble for injecting the grout material and for exhausting at the time of injection or for checking the filling state.
[0006]
Further, with respect to the connecting member between said sheathing board mutually, on both sides, is arranged in a state in contact with the outer surface of both sides of the corner portions of the base plate, disposed so as to surround the grout filling of the lower of the same base plate Provided with a connecting portion for each dam plate, an opening forming portion for forming an opening for injecting a grout material communicating with a grout material filling portion below the base plate is provided in the middle of the connecting portions , The dam plates arranged on both sides of the base plate via the connecting portions on both sides are connected to each other, and at the same time, the opening forming portion communicates with the grout material filling portion in the vicinity of the corner around the base plate. The technical means of forming an opening for injecting the grout material was employed. In addition, by forming the opening forming part from a plate-like curved part, the opening can be formed by the curved part and the outer surface of the base plate.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present invention can be widely applied when a grout material such as a non-shrinkable mortar is filled in order to ensure adhesion to the foundation concrete at the lower part of the base plate formed at the lower end of the steel frame. In general, a base plate is placed on the upper surface of a level mortar for height adjustment formed on the foundation concrete, and anchor bolts fixed to the foundation concrete are used to connect the foundation concrete below the base plate. The present invention is applied to the space for filling the grout material between them, that is, the column base portion fastened to the state where the grout material filling portion is formed. That is, when the dam plate is disposed so as to be in contact with the outer side portion of the base plate tightened as described above, and the dam plate is connected at each corner portion of the base plate, for example, the two corner portions on the diagonal line are connected. The dam plates are connected to each other using the dam plate connecting member provided with the opening forming portion described above while forming the opening. Accordingly, the grout material can be injected from one opening, and the other opening on the diagonal line can be used as an exhaust port or an opening for confirming the filling state, so that the grout material can be injected smoothly and accurately. . Needless to say, the openings can be formed not only at two places but at all corners as required. Moreover , the member for connecting a dam plate may be not only sheet metal processing but also a product by forging or casting.
[0008]
In the operation of injecting the grout material, it is injected from the opening formed in the connecting portion of the dam plate as described above, and the other opening is used as an exhaust port or an opening for checking the filling state. In addition, an injection washer is used for the fastening portion of the base plate, and the grout material is injected through the injection washer, and an opening formed in the connecting portion of the weir plate as an opening for confirming the exhaust port or the filling state is provided. The form to be used is also possible. Also in this embodiment, the opening is located at the periphery of the base plate, and the upper end of the opening is located above the lower surface of the base plate. It functions without hindrance and can easily obtain a good grout filling result. In addition, as the injection method of the grout material, various injection methods such as a press-in method using the weight of the grout material itself using a grout funnel or a press-in method using a grout pump can be used. In any case, according to the method for forming a column base part mold according to the present invention, an opening communicating with the grout material filling portion at the bottom of the base plate is formed simultaneously with the connection between the weir plates. Workability is extremely good, and the opening is located in the periphery of the base plate and can be opened above the lower surface of the base plate. It can be used without any trouble as an opening for confirmation. Further, after completion of the injection of the grout material, for example, a partition piece is inserted into the opening portion along the outer side of the base plate, and the communication portion with the grout material filling portion of the opening portion is cut. By taking out after hardening as described above, a test piece for checking the filled grout material can be collected very simply.
[0009]
【Example】
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. 1 to 3 exemplify working states when the present invention is carried out, FIG. 1 is a perspective view thereof, FIG. 2 is a longitudinal sectional view taken from the center, and FIG. 3 is a plan view. In the figure, reference numeral 1 denotes a steel frame, which is fixed to the foundation concrete 3 via a base plate 2 integrally welded to the lower end portion thereof. The base plate 2 is fixed to the foundation concrete 3 by using anchor bolts 4 and fastening nuts 5 fixed to the foundation concrete 3. When the foundation concrete 3 is formed in a state where the anchor bolt 4 is embedded at a predetermined position, a level mortar 6 made of non-shrinkable mortar for level adjustment is applied to the upper surface of the foundation concrete 3 to a predetermined height. After the hardening, the base plate 2 of the steel frame 1 is placed on the level mortar 6 and is fastened and fixed by the anchor bolt 4 and the fastening nut 5. In this tightened state, a grout material filling portion 7 is formed between the lower surface of the base plate 2 and the upper surface of the foundation concrete 3, and a non-shrinkable mortar or the like is formed in the grout material filling portion 7 as described later. By filling this grout material, the adhesion between the base plate 2 and the foundation concrete 3 is ensured, and a good fixing state of the steel frame 1 to the foundation concrete 3 is achieved.
[0010]
Next, formation of the column base part mold according to the present invention will be described. As shown in FIG. 3, in the column base part mold of this embodiment, four weir plates 8 to 11 are used and arranged so as to be in contact with the outer side portion of the base plate 2. A rectangular mold is formed surrounding the grout filling portion 7 at the lower part. In this embodiment, the diagonal corners between the barrier plates 8 and 9 and the barrier plates 10 and 11 are connected via the barrier plate connecting members 12 and 13, and the other corners are nailed or the like. The case where it connects directly is illustrated. FIG. 4 shows a connecting operation between the dam plates 8 and 9 or between the dam plates 10 and 11. As shown in the drawing, the dam plate connecting members 12 and 13 are each composed of connecting portions 14 and 15 on both sides and an opening forming portion 16 formed between the connecting portions 14 and 15. For example, when connecting the dam plates 8 and 9, first, as shown in FIGS. 4A and 4B, one connecting portion 14 of the dam plate connecting member 12 is connected to the dam plate 9. It adheres along the inner surface side of the end of the wire by nailing or the like. Thereafter, as shown in (C), the end portion of the weir plate 8 is abutted and fixed to the other connecting portion 15 of the weir plate connecting member 12 by nailing or the like, and both the weir plates 8 and 9 are opened. They are connected in a right-angled state with the forming part 16 therebetween.
[0011]
Furthermore, a rectangular formwork is formed by performing the same connection operation between the other weir plates 10 and 11. As shown in FIG. 3, the rectangular mold is disposed along the outer side of the base plate 2 to complete the mold forming operation. As a result, openings 17 and 18 are formed around the base plate 2 such that the lower portions communicate with the grout material filling portion 7. The forming work of the mold may be performed by previously forming the rectangular mold as described above and then fitting the outer form of the base plate 2 or sequentially connecting the outer parts of the base plate 2. You may make it form by. Further, if the lengths of the weir plates 8 and 10 are made longer, the projecting portions 19 and 20 can be used as handles at the time of fitting or removing the formwork. Moreover, you may form so that the height of the dam board connection members 12 and 13 may be matched with the height of the dam boards 8-11. In the embodiment shown in FIG. 4, the opening forming portion 16 of the barrier plate coupling members 12, 13 is formed in a curved shape, but may be bent in another shape. Furthermore, it is also possible to adopt a flat surface as the opening forming portion 16 and to configure the dam plate connecting members 12 and 13 from a single flat plate including the connecting portions 14 and 15 on both sides. In this case, if it demonstrates according to the example of FIG. 4, one side part of one connection part 14, ie, a flat plate, will adhere to the outer surface of the dam plate 9, and the other side part will be spaced apart by a predetermined space | interval. The end face of the dam plate 8 is abutted and fixed to the connecting portion 15, thereby forming a predetermined space between the end face of the dam plate 9 and the inner side surface of the dam plate 8. The opening portion is formed by the space between themselves, that is, the end surface of the dam plate 9, the inner surface of the dam plate 8, the inner surface of the dam plate connecting member 12, and the outer surface of the base plate 2.
[0012]
As described above, when the weir plates 8 to 11 are installed along the outer portion of the base plate 2 and the openings 17 and 18 communicating with the grout material filling portion 7 are formed in the connecting portion, As shown in FIG. 2, for example, a grout material is injected from one opening 17 using a grout funnel 21 or the like. When the grout material is injected, as described above, the other opening 18 functions as an exhaust port, and the state of filling can be confirmed by observing leakage of the grout material from the opening 18. As described above, the grout material is injected from the opening 17 formed around the base plate 2, and exhaust and filling are confirmed through the opening 18 formed around the base plate 2. Since it is performed through the openings 17 and 18 formed in the periphery, a very good filling result can be easily obtained.
[0013]
FIG. 5 is a perspective view illustrating an embodiment relating to the barrier plate coupling member. The embodiment (A) shows the case of the dam plate connecting members 12 and 13, which have flat plate-like connecting portions 14 and 15 on both sides, and a curved opening forming portion 16 in the middle. The openings 17 and 18 communicated with the grout material filling portion 7 are formed in a state of being formed in a separated space formed between the dam plates by connecting the dam plates 8 to 11. ing. The dam plate connecting member 22 of the embodiment (b) has flat connecting portions 23 and 24 on both sides, and a curved opening forming portion 25 is formed between them. Is extended along the curved portion, and is characterized in that both connecting portions 23 and 24 are configured to be fixed to the inner side surfaces of the dam plates 8 to 11. The dam plate coupling member 26 of the embodiment (C) is a modification of the embodiment (A), in which a cylindrical opening forming portion 29 is formed between the coupling portions 27 and 28 on both sides. Similarly, the dam plate connecting member 30 of the embodiment (d) is a modified example of the embodiment (b), in which a cylindrical opening forming portion 33 is formed between the connecting portions 31 and 32 on both sides. is there. In the embodiment (e), the weir plate connecting member 34 is formed by bending upper piece portions 37 and 38 which are fixed on the upper surface of the weir plates 8 to 11 on the connecting portions 35 and 36 on both sides. A cylindrical opening forming portion 39 is formed. Similarly, the weir plate connecting member 40 of the embodiment (f) is formed by bending upper piece portions 43 and 44 which are fixed to the connecting portions 41 and 42 on both sides by covering the upper surfaces of the weir plates 8 to 11. A cylindrical opening forming portion 45 is formed in the middle. As shown in the drawing, a nail hole is formed in each connecting portion or upper piece portion as necessary. Incidentally, like the barrier plate connecting members 22, 30, 40, one connecting portions 24, 32, 42 are formed along the outer shape of the opening forming portions 25, 33, 45, and the connecting portions 24, When fixing 32 and 42 along the inner surface of a dam plate, the connection part of the four corners of the dam plates 8-11 shown in FIG. As a result of being released from the position of each end of the weir plates 8-11 fixed to the connecting portions 24, 32, 42, that is, the length of the weir plates 8-11, Workability can be improved because it is possible to use the weir plate with irregular lengths as it is.
[0014]
【The invention's effect】
According to the present invention, the following effects can be obtained.
(1) spaced apart by sheathing connecting members their weir plates upon coupling between weir plate each other by utilizing the separating space, the lower portion of the grouting part of the same time base plate and connected between the weir plate each other Since the opening communicated with is formed, the workability is very good.
(2) Since the weir plate is disposed in contact with the outer surface of the base plate, it is easy to install the weir plate and does not unnecessarily increase the injection volume of the grout material. Costs can be reduced and the work space can be reduced.
( 3 ) Since the opening is formed in the peripheral part of the base plate and can be opened above the lower surface of the base plate, not only as an inlet for grout material but also for checking the exhaust port or filling state at the time of injection. It can be used without any trouble as the opening of the.
( 4 ) By using the opening as an exhaust port at the time of injection or an opening for confirming the filling state, the grout material can be more reliably filled up to the periphery of the base plate.
( 5 ) The opening forming portion of the dam plate connecting member is composed of a plate-like curved portion, and when the dam plates are connected to each other, the opening is formed by the curved portion and the outer surface of the base plate. In this way, the configuration can be simplified.
( 6 ) The grout material remaining in the opening can be taken out by cutting the communicating portion with the grout material filling portion with a partition piece or the like, thereby taking out the test piece of the filled grout material itself very easily. it can.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view illustrating a working state when the present invention is implemented.
FIG. 2 is a longitudinal sectional view taken from the center.
FIG. 3 is a plan view of the same.
FIG. 4 is an explanatory view showing a connecting operation between weir plates.
FIG. 5 is a perspective view illustrating an embodiment relating to a weir plate coupling member.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Steel frame, 2 ... Base plate, 3 ... Foundation concrete, 4 ... Anchor bolt, 5 ... Nut for clamping, 6 ... Level mortar, 7 ... Grout material filling part, 8-11 ... Dam plate, 12, 13 ... Dam plate Connecting member, 14, 15 ... Connecting portion, 16 ... Opening forming portion, 17, 18 ... Opening portion, 19, 20 ... Projecting portion, 21 ... Grout funnel, 22, 26, 30, 34, 40 ... Dam plate Connecting member

Claims (3)

ベースプレートの外側面に接した状態に複数の堰板を配設して同ベースプレートの下方のグラウト材充填部を囲むとともに、前記ベースプレートの適宜角部を挟んで両側に設置する堰板相互間を堰板連結用部材を用いて離間した状態に連結し、その堰板連結用部材によって堰板間の連結部に形成される離間スペースに前記グラウト材充填部に連通した開口部を形成することにより、ベースプレートの周囲の角部近傍に前記グラウト材充填部に連通したグラウト材注入用の開口部を形成することを特徴とする柱脚部用型枠の形成方法。A plurality of dam plates are arranged in contact with the outer surface of the base plate to surround the grout material filling portion below the base plate , and between the dam plates installed on both sides with appropriate corner portions of the base plate interposed between the dam plates By connecting to the separated state using the plate connecting member, and by forming an opening communicating with the grout material filling portion in the separation space formed in the connecting portion between the barrier plates by the barrier plate connecting member, A method for forming a column base part mold, wherein an opening for injecting a grout material communicating with the grout material filling part is formed in the vicinity of a corner around a base plate. 両側に、ベースプレートの角部を挟んで両側の外側面に接した状態に配設され、同ベースプレートの下方のグラウト材充填部を囲むように設置されるそれぞれの堰板に対する連結部を備えるとともに、それらの連結部の中間に前記ベースプレートの下部のグラウト材充填部に連通したグラウト材注入用の開口部を形成する開口部形成部を設け、前記両側の連結部を介してベースプレートの角部を挟んで両側に配設される堰板相互間を連結すると同時に、前記開口部形成部によりベースプレートの周囲の角部近傍に前記グラウト材充填部に連通したグラウト材注入用の開口部を形成するように構成したことを特徴とする柱脚部用型枠の堰板連結用部材。On both sides, it is arranged in a state in contact with the outer surface of both sides of the corner portions of the base plate provided with a connecting portion for each of the sheathing board that is installed so as to surround the grout filling of the lower of the same base plate, An opening forming portion for forming a grout material injection opening communicating with the grout material filling portion below the base plate is provided between the connecting portions, and the corners of the base plate are sandwiched between the connecting portions on both sides. So that the weir plates disposed on both sides are connected to each other, and at the same time, the opening forming portion forms an opening for injecting the grout material in the vicinity of the corner around the base plate and communicating with the grout material filling portion. A member for connecting a weir plate of a column base part formwork characterized by comprising. 前記開口部形成部を板状の湾曲部から構成したことを特徴とする請求項２記載の柱脚部用型枠の堰板連結用部材。  The member for connecting a weir plate of a column base part frame according to claim 2, wherein the opening forming part is composed of a plate-like curved part.

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