JP3787919B2 - 開閉体の障害物感知装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば電動シャッターなどの建物開口に付設される開閉体の安全機構として用いられる開閉体の障害物感知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
建物の開口に付設される電動シャッターなどは、シャッターを構成するスラットカーテンが開口の閉鎖のために上方より降下するが、その際、スラットカーテンの真下に物品あるいは人などがある場合、この物品や人が障害物となり、この障害物がスラットカーテンと床面との間に挟まれ、損傷事故を起こす危険がある。
【0003】
このような事故を未然に防ぐために、従来では、例えば、実公平1−37111号公報に開示されているようなシャッターの障害物感知装置が考案されている。
【0004】
この障害物感知装置は、スラットカーテンの最下端の水切となる座板部分に、下面が開口する断面略コ字形状の化粧カバーと、この化粧カバーの下面に開口内側(内空)を上下動自在に懸垂された可動底板と、その内空に配設されたマイクロスイッチとを構成させ、このマイクロスイッチによって障害物に当接した可動底板の浮き上がりを検出する構造となっている。
【0005】
また、図13に示すような、スラットカーテン101の最下端に位置するスラット101aに、懸垂状態に連結される可動底部102を設け、この可動底部102の端部と最下端スラット101aの端部とに、中途が折曲自在に結合連結されるリンク板103を設けるとともに、スラットカーテン101の昇降を案内するガイドレール104内に、その長手方向に沿ってテープスイッチ105を装着させる構造とし、障害物Xに可動底板102が当接して、最下端スラット101aに対してこの可動底板102が上昇した際に、リンク板103の連結部分103aが折曲して突出し、その折曲した連結部分103aがテープスイッチ105を押圧することで、障害物Xの感知とする障害物感知装置などもあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の各障害物感知装置では、スラットカーテンが降下し、全閉状態となったとき、スラットカーテン最下端のスラット(化粧カバー)に対して懸垂状態の可動底板は、障害物に当接した際と同様に、床面によって最下端スラットに対してこの可動底板が上昇(浮き上がり)することとなる。
すなわち、前者の障害物感知装置ではマイクロスイッチが、後者の障害物感知装置ではテープスイッチが、通電状態となる構成であり、このことから、スラットカーテンが閉鎖された状態では、常にマイクロスイッチやテープスイッチが押圧される状態となる。
【0007】
特に後者の障害物感知装置を構成するテープスイッチは、スラットカーテンの閉鎖時に、常にリンク板によって押圧されることとなることから、経時変化によりその耐久性が損なわれてしまうという問題が発生してしまい、押圧されて通電状態となった状態から復元できず、これにより障害物の感知を行うことが不可能となるおそれがある。
【0008】
そこで本発明は、上記問題点を解消するために、スラットカーテンが全閉となった際に、障害物を感知する可動底板の動作を規制し、スラットカーテンを閉鎖状態とさせることができる開閉体の障害物感知装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
この発明の請求項1記載の開閉体の障害物感知装置25は、建物開口1の対向する両縁に配設される一対のガイドレール4に形成される各溝部20内に、両縁部がそれぞれ挿入されて移動を案内される開閉体3に備えられる障害物感知装置において、
前記開閉体3の移動端に設けられ、前記建物開口1の縁部1bと対向する端面に前記建物開口1の幅方向となる長手方向に全通して溝開口34が形成される枠体26と、
前記枠体26に沿って該枠体26の溝開口34を閉塞するとともに、該溝開口34に対して進退自在となる感知片35と、
該感知片35に設けられ、該感知片35とともに進退動作する当接片42と、
該当接片42に延設され、前記感知片35が前記溝開口34に対して退出状態で前記枠体26に対して懸垂状態の際に垂直な状態とされる一方、前記感知片35が進入状態となると前記垂直な状態から傾斜状態となって突出する当接部45と、
前記枠体26に設けられ、前記開閉体3が前記建物開口1の縁部1bに向かって移動する際に、該縁部1bに前記感知片35が当接すると同時に、前記縁部1bに当接する当接先端部49を備え、前記感知片35の前記枠体26の溝開口34に対する前記懸垂状態である最大退出長さを維持して前記開閉体3の移動を停止させる規制片47と、
該規制片47に設けられ、前記当接片42の当接部45が垂直な状態の際に、該当接部を収容状態とする凹部50と、
を具備することを特徴とする。
また、この発明の請求項2記載の開閉体の障害物感知装置25は、前記凹部50内に前記当接部45が収容された状態では、前記開閉体3を構成するスラット3aの厚さ以内とされることを特徴とする。
さらに、この発明の請求項3記載の開閉体の障害物感知装置25は、前記規制片47には、前記ガイドレール4の下端近傍に配設される近接スイッチを動作させるマグネット53が固定されていることを特徴とする。
また、この発明の請求項4記載の開閉体の障害物感知装置25は、前記ガイドレール4内壁面には、テープスイッチ13が配設され、前記感知片35には、前記ガイドレール4内に位置する端部35aに、該感知片35が前記枠体26に対して進入した際に、前記テープスイッチ13に向かって突出する前記当接片42が配置されていることを特徴とする。
さらに、この発明の請求項5記載の開閉体の障害物感知装置25は、前記規制片47は、前記枠体26の端面を被覆する被覆部54が形成されることを特徴とする。
【0010】
なお、前記規制片47は、前記ガイドレール4の溝部20内に配設される構成が好ましく、前記枠体26におけるガイドレール溝部20内の両端に、前記感知片35の枠体26の溝開口34に対する退出方向に延出し、前記溝開口34に対する最大退出長さと同等の長さに形成される構成や、前記縁部1bにおける前記ガイドレール溝部20内に位置し、前記開閉体3およびまたは枠体26に当接する構成としてもよい。
【0011】
このような構成により、開閉体3の移動中に、その移動軌道上にある障害物Xを、感知片35が当接し、この感知片35が当接片42とともに枠体26の溝開口34に対して進入方向に移動することで、当接部45を傾斜させ障害物Xを感知する。
そして、この障害物Xの感知により、開閉体3はその移動の停止若しくは反転移動が行われる。
特に、開閉体3が降下することで閉鎖となる場合では、障害物Xに対して感知片35のみの荷重がかかった状態で感知が行われ、これにより障害物Xに対して損傷などを起こさない。
【0012】
また、この開閉体3が建物の開口1を閉鎖する際には、感知片35が建物開口1の縁部1bに当接すると同時に、枠体26の両端に規制片47が延設される場合では、ガイドレール溝部20内に位置する規制片47の当接先端部49が縁部1bに当接することとなって開閉体3の閉鎖移動が停止となり、すなわち、この枠体26の溝開口34に対して最も退出した感知片35の長さと同等の長さに延出形成される規制片47によって、感知片35は、その最大退出長さを維持されてこの感知片35が枠体26の溝開口34に対して進入方向に移動しないこととなる。このことから、感知片35に当接片42を備え、ガイドレール4の内壁面にテープスイッチ13が配設された構造とされた場合に、開閉体3の閉鎖時にこのテープスイッチ13を当接片42が押圧することがないこととなる。
また、枠体26の端部に規制片47が配設される構成では、この規制片47に、枠体26の端面を被覆する被覆部を設ける構成とすることにより、この枠体の端部である枠体を切断加工する際に表出する切断面を覆い隠し、人への障害を与えることがないという効果が得られるとともに、枠体26の溝開口34によって形成される空間部分の端部を閉塞状態とさせ、塵埃や異物などの侵入を防ぐようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は本発明による開閉体の障害物感知装置が備えられるシャッターの概略正面図、図2は障害物感知装置の実施の形態を示す分解斜視図、図3は同正面図である。
【0014】
この開閉体の障害物感知装置25は、図1に示すように、建物の開口1に配設される電動シャッター2などに設けられる。
この電動シャッター2は、開閉体としてのスラットカーテン3より構成される軽量シャッターなどよりなり、このスラットカーテン3の最下端である水切部分に、本発明の障害物感知装置25が配設される。
【0015】
また、この電動シャッター2には、建物の開口1の左右縁部に、前記スラットカーテン3の左右縁部を支持し昇降を案内する左右一対のガイドレール4が垂直に配設されている。
【0016】
本実施の形態における各ガイドレール4は、外枠5とレール枠17とで構成されている。
【0017】
外枠5は、図7に示すように、建物の開口1の左右各縁部における縦枠1aに固定され、この縦枠1aの外面に対して先端側が突出するようになっている。
本実施の形態では、この外枠5は、図7及び図8に示すように、断面矩形状の中空なパイプ状に形成されているとともに、基端部5aにフランジ状のベース板6が形成され、また先端部5bには略断面コ字状となる一対の規制片7,8が延設されている。
【0018】
この先端部5bの一対の規制片7,8の一方の規制片7は、ガイドレール4の底部4aを構成する固定部9とされ、また他方の規制片8の先端縁には、ガイドレール4の一方の側壁4bを構成する壁部10が形成されている。
この壁部10は、前記縦枠1aの外面と略平行となる板面10aを有し、この板面10aには、奥拡がりな大小の凹溝11,12が形成されており、幅拡な大凹溝11には、テープスイッチ13が、外枠5の長手方向、すなわち垂直方向に沿って配設されている。
【0019】
このテープスイッチ13は、図8及び図5に示すように、可撓性を有した柔軟な中空パイプ状に形成されているとともに、その中空部14に帯板状接点15が所定間隔をあけて対向配設されているもので、外側より押圧しその外側面を変形させることで内部の接点15が接触するようになっており、図1に示すように、スラットカーテン3の昇降を駆動させる電動モータ(図示せず)を制御する制御部24にリード線16を介して接続されている。
【0020】
なお、このテープスイッチ13の各接点15に接続されるリード線16は、図8に示すように、外枠5の各規制片7,8間に形成される空間内に位置するようになっている。
【0021】
また、レール枠17は、底部18と、ガイドレール4の他方の側壁4cとなる壁部19とで略L字状に形成されている。
そして、このレール枠17は、その底部18が外枠5の固定部9に固定され、レール枠17の壁部19が外枠5の壁部10と平行となり、これら底部18と平行な一対の壁部10,19とで溝部20が形成され、断面略コ字状のガイドレール4を構成するようになり、この溝部20の、対向する一対の壁部10,19にて構成される内面の一方の内面となる側壁4bにテープスイッチ13が位置するようになる。
【0022】
すなわち、このガイドレール4によれば、断面略コ字形状のガイドレール4を外枠5とレール枠17とで分割した構造としたので、このガイドレール4内に配設されるテープスイッチ13を外枠5側に取り付けることで容易にガイドレール溝部20内に位置するように取り付けられるようになっている。
【0023】
なお、図5に示すように、両壁部10,19の対向する内面における開口側の縁部10a,19aには、小幅な凹溝12,21が互いに対向するように形成され、各小凹溝12,21内には、図示しないが、スラットカーテン3の表裏面に当接する消音帯が装着されるようになっている。
【0024】
次に、本実施の形態の障害物感知装置25は、図2に示すように、枠体26と、感知片35と、当接片42と、規制片47とで略構成されている。
【0025】
枠体26は、スラットカーテン3を構成する各スラット3aの移動端であり、建物開口1の下縁部である床面1bまたは水切下枠に対向する最下端に連結されており、建物開口1の左右幅方向に長尺な部材で、各スラット3aと略同等の長さとされている。
【0026】
この枠体26は、図4に示すように、垂直板部27と水平板部29,30とで略逆T字状に形成されている。
【0027】
垂直板部27の上縁には、スラットカーテン3と係合され連結される略逆J字状に形成された係合縁部28が形成されている。
【0028】
また、この垂直板部27の下縁に表裏面方向に延出する水平板部29,30は、図5に示すように、スラット3aと同等の長さとされる垂直板部27よりやや短尺に形成され、建物開口1における左右のガイドレール4,4間の間隔長さと略同尺に設定されて形成されている。すなわち垂直板部27の左右両端部27aは前記ガイドレール4の溝部20内に挿入され、昇降移動を案内されるようになり、水平板部29,30は左右ガイドレール4,4間に位置するようになる。
【0029】
この水平板部29,30の、一方の水平板部29の先端縁には、鉛直方向に延出する垂直板31が形成され、最下縁がL字状に折曲形成されて支持条片32を形成し、また、他方の水平板部30の先端縁には、断面C字状に形成される軸支部33が形成されており、すなわちこれら垂直板31と軸支部33とで下向きに開口する略コ字状の溝開口34を形成するようになっている。
【0030】
次に、感知片35は、枠体26の水平板部29,30長手方向の長さと同等の長さに形成された長尺な部材で、図4に示すように、当接基板36と、一対の垂直板38,39とで、上方が開口した断面略コ字状に形成されている。
当接基板36には、下面に奥拡がりな凹溝37が形成されており、図示しないが、モヘアなどの消音帯などが装着されるようになっている。
【0031】
また、一対の垂直部38,39の一方の垂直部38には、上縁が断面円形状に膨出成形されて軸部40を形成しており、他方の垂直部39の上縁には、外方向に延出する鉤状先端41が形成されている。
【0032】
そして、この感知片35は、一方の垂直部38の軸部40が、枠体26の軸支部33に嵌入されるとともに、他方の垂直部39の鉤状先端41が枠体26の支持条片32に掛かり、軸部40を中心として鉤状先端41側が揺動自在となり、すなわち、この感知片35により枠体26の溝開口34を閉塞するようになるとともに、この感知片35の鉤状先端41側が枠体26の溝開口34に対して上下方向に進退するように揺動するようになっている。
【0033】
なお、他方の垂直部39は、平滑な板状ではなく、図4に示すように、軸部40を中心にする断面円弧状の湾曲板状に形成される形状が好ましい。
【0034】
次に、当接片42は、図2に示すように、支持固定部43と当接部45とを有した略L字状の部材である。
支持固定部43は、感知片35の両端部35aにおける当接基板36の上面に、載置されるようにネジなどの固定手段44にて固定されるようになっている。
【0035】
また、当接部45は、感知片35に固定される支持固定部43に対して感知片35の端部35aより、その延長方向に延出する位置となるとともに、先端46が上方向に延出するようになっている。
【0036】
なお、この当接片42は、感知片35に固定された状態において、当接部45がガイドレール溝部20内に位置するとともに、感知片35が、図6に示すように、枠体26に対して懸垂状となっている通常状態の際に、当接部45が垂直な状態となるよう設定されている。
また、この当接片42は、図5に示すように、ガイドレール溝部20内におけるテープスイッチ13に対向する位置となり、揺動した際に、このテープスイッチ13に当接し押圧するようになっている。
【0037】
次に、規制片47は、固定基部48と当接先端部49とで構成されている。
固定基部48は、スラット3aの厚さと略同等の厚さに形成される平板状に形成され、枠体26の垂直板部27の両端部27aの垂直な板面に固定されるようになっている。
【0038】
また、当接先端部49は、固定基板48に連続した板状に形成されるとともに、その先端縁が水平な真直縁部49aを形成し、かつ、図5に示すように、ガイドレール溝部20内においてテープスイッチ13と対向する一方の板面に凹部50が形成されている。
【0039】
この凹部50は、当接片42の当接部45の外形状に対応して形成されており、この当接部45が垂直な状態の際に、この当接部45を収容するようになっている。なお、この凹部50内に当接部45が収容された状態では、図6に示すように、スラット3aの厚さ以内となる。
【0040】
そして、この規制片47は、枠体26の垂直板部27の端部27aにおける一方の板面に、ネジなどの固定手段51にて固定基部48が固定され、図5に示すように、ガイドレール溝部20内に位置し、当接先端部49が垂直下方向に延出するようになっている。
この延出した当接先端部49の長さ、すなわち先端縁である真直縁部49の位置は、図3に示すように、枠体26の溝開口34に対して懸垂状態となっている感知片35の最下縁である下面の延長線上と同一とされている。
【0041】
なお、この規制片47には、本実施の形態では、図2及び図5に示すように、固定基部48に、取付部52と被覆部54が形成されている。
取付部52は、図2に示すように、固定基部48の一部よりブラケット状に突出形成されており、枠体27の他方の水平板部30の端部30aにおける上方に位置し、この枠体27の垂直板部27の板面に対して垂直な方向に延出するようになっており、近接スイッチ用のマグネット53が固定されるようになっている。なお、図3に示すように、このマグネット53の端面53aと水平板部30の端面30bとはほぼ面一な位置になるよう設定される。
【0042】
また、被覆部54は、前記取付部52の突出方向とは反対の方向に突出形成されるとともに、規制片47の当接先端部49の一部より突出するよう形成されている。
この被覆部54は、図5及び図6に示すように、枠体26の一方の水平板部29とこの水平板部29に形成されている垂直板31の端部29aにおける端面29bを覆うとともに、感知片35の端面35bの一部を隠すようになっており、すなわち、枠体26及び感知片35を切断加工する際に表出する切断面を覆い隠し、かつ枠体26と感知片35とで形成される空間部分を閉塞状態とさせ、塵埃や異物などの侵入を防ぐようになっている。
【0043】
次に、上記の構成による障害物感知装置25の動作について説明する。
まず、スラットカーテン3が閉鎖状態で降下する際に、その下方に障害物Xがある場合、感知片35の当接基板36がその障害物Xに当接する。
感知片35は、図9に示すように、この障害物Xによって、枠体26の溝開口34に対して上昇し、枠体26内に進入する方向へ、軸部40を中心に揺動する。
【0044】
感知片35が揺動すると、図9に示すように、当接基板36に固定されている当接片42の当接部45が、垂直な状態から傾斜状態となり、この当接部45の先端46がスラット3aの厚さ寸法より突出し、ガイドレール溝部20内のテープスイッチ13に当接しこれを押圧してその外側を変形させる。
【0045】
これにより、スラットカーテン3の降下動作を行う電動モータの制御を行っている制御部24に障害物Xの感知信号が伝達されることとなり、この制御部24は電動モータの駆動を停止、あるいは反転駆動を行い、スラットカーテン3の降下の停止、あるいは反転上昇の制御が行われる。
【0046】
スラットカーテン3が上昇し、感知片35の当接基板36が障害物Xから離脱すると、この感知片35は自重で初期の状態、すなわち、枠体26に対して懸垂状態となり、当接部45はテープスイッチ13から離脱して、垂直な初期の状態(図6参照)となる。
【0047】
次に、スラットカーテン3が閉鎖動作の際に、障害物Xがなく、建物の開口1を閉鎖状態とさせる場合では、まず、スラットカーテン3が降下して建物開口1の下縁である床面1bまたは水切下枠に、スラットカーテン3の最下端に位置する障害物感知装置25の感知片35が近接する。
【0048】
すると、感知片35の当接基板36が床面1bに当接すると同時に、左右のガイドレール4内において、これらガイドレール4内の床面1bと同一面となっている最下面に、枠体26の垂直板部27における左右両端部27aに配設された規制片47の当接先端部49の真直縁部49aが当接する。すなわち感知片35が枠体26に対して懸垂状態を維持した状態(図6参照)で、左右ガイドレール4内において各規制片47がスラットカーテン3を支持するように停止し、これによりスラットカーテン3は閉鎖状態となり、降下動作が停止する。
【0049】
この閉鎖状態では、感知片35は、枠体26の溝開口34に進入方向へ揺動せず、当接基板36の下面が床面1bに当接状態を維持し、すなわちスラットカーテン3により建物開口1が全閉状態となる。
【0050】
なお、このスラットカーテン3の全閉状態を検知するには、ガイドレール4の下端近傍に配設される近接スイッチ(図示せず)が規制片47の取付部52に固定されたマグネット53により動作することで、スラットカーテン3が全閉位置となったことを検知するようになっており、この近接スイッチの検知信号により制御部24が電動モータの駆動を停止する。
【0051】
従ってこのように構成された障害物感知装置25では、スラットカーテン3の降下中に、その下方に障害物Xがある場合は感知片35が障害物Xに当接し、本実施の形態では枠体26の溝開口34に対してこの感知片35が進入方向に揺動することで、感知片35に固定された当接片42が感知片35とともに揺動し、この当接片42がテープスイッチ13を押圧して感知信号を発し、これによりスラットカーテン3の降下動作の停止若しくは反転上昇の動作が行われることとなり、すなわち、障害物Xに対して感知片35の荷重のみがかかった状態で感知されることとなり、障害物Xに対してスラットカーテン3の荷重をかけることなく、障害物Xへの損傷や、シャッター装置側への過負荷が防止される。
【0052】
そして、スラットカーテン3が建物の開口1を閉鎖する際には、感知片35の下面が建物開口1の下縁である床面1bに当接と同時に、左右ガイドレール溝部20内に位置する規制片47が床面1bに当接することで、スラットカーテン3の降下動作を停止とさせ、すなわち、枠体26に対して懸垂状態となって、この枠体26の溝開口34に対して最も退出した感知片35の長さと同等の長さに延出形成される規制片47が、このスラットカーテン3の閉鎖時に床面1bに当接することで閉鎖状態となることから、感知片35は枠体26の溝開口34に対して進入方向に移動することがなく、これにより感知片35に設けられた当接片42が、ガイドレール溝部20内のテープスイッチ13に当接し押圧することがない。
このことから、スラットカーテン3の閉鎖状態時にテープスイッチ13は、外力を受けないこととなるので、経時変化によるへたりなどが発生することがなく、耐久性を損なわせることがないこととなる。
【0053】
なお、スラットカーテン3が閉鎖する際に、スラットカーテン3の下方における床面1b上に微小な障害物Xがある場合では、感知片35の枠体26(溝開口34)に対する進入距離である揺動距離より大きい障害物X、すなわち規制片47の真直縁部49aまでの延出長さより大きい障害物Xはもちろんこれを感知でき、また感知片35の枠体26(溝開口34)に対する進入距離である揺動距離より小さい障害物Xに対しては、この障害物Xに感知片35のみの重量しか掛からないので、これを損傷させることはない。
【0054】
また、この実施の形態によれば、規制片47と当接片42とが、枠体26の端部26a及び感知片35の端部35aからガイドレール溝部20内へ延出するような構造となるので、枠体26及び感知片35の各端部26a,35aとガイドレール4の溝部開口縁部20aとの間隙Sを、これら規制片47と当接片42とが図3及び図6に示すように、閉塞状態とさせることとなり、スラットカーテン3にて建物開口1を閉塞した状態とした際に、隙間を生じさせない構造とすることが可能となり、このことから、屋内側への風や塵埃の進入、光の進入を防止することが可能となる。
【0055】
なお、上述した実施の形態では、障害物感知装置25の構造として、テープスイッチ13をガイドレール溝部20内に配設させ、このテープスイッチ13を感知片35に設けた当接片42にて押圧させる例について述べたが、図10に示すように、下向きに溝開口34が形成された断面略コ字状の枠体26内にマイクロスイッチ13’を配設し、この枠体26の溝開口34に対して略垂直に昇降自在となるように懸垂状態で感知片35を設け、この感知片35の溝開口34に対する進入動作によりマイクロスイッチ13’を動作させ、これを障害物Xの感知とする構造の障害物感知装置25としてもよく、この場合、枠体26の端部26aにおける端面26aに図10に示すような平板状の規制片47を設け、この規制片47の延出長さを、感知片35の溝開口34に対する最大退出長さとさせることで、上記実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0056】
また、上述した実施の形態では、スラットカーテン3の両縁を支持し昇降を案内する一対のガイドレール4の構造を、外枠5とレール枠17とで構成し、外枠5の先端部5bにテープスイッチ13を配設する例について述べたが、図11に示すように、外枠5の先端部5bに略Z字形状の取付ブラケット23を配設し、この取付ブラケット23にテープスイッチ13を配設する構成としてもよい。
また、この図11に示すように、外枠5とレール枠17との固定状態を補強するL字アングル22を外側角部に設ける構成としてもよい。
【0057】
さらに、上述した実施の形態では、ガイドレール溝部20内における枠体26の両端26aに位置して、感知片35の最大退出長さに対応した長さの規制片47を配設した構成について述べたが、図12に示すように、規制片47をガイドレール溝部20内に位置した建物開口1の縁部である下縁1bに配設する構造としてもよい。
この場合、規制片47は、例えば図12に示すように、方形状のブロック状に形成され、下縁1bに対して垂直上方向に突出するように設けられ、その突出長さを、感知片35の枠体26に対する最大退出長さと同等とし、スラットカーテン3が閉鎖となる際に、枠体26の端部26aにおける下縁と規制片47とが当接するように構成させる。
そして、この当接状態においては、感知片35が枠体26の溝開口34に対して最大に退出した長さで維持されて、スラットカーテン3の移動が停止されるようになる。
【0058】
また、この規制片47の形状は、上述したように枠体26に下方向に延出する形状や下縁1bに上方向に突出する形状に限らず、ガイドレール4内に配設されて、スラットカーテン3もしくは枠体26と当接して、その移動を停止させる形状であればどのような形状でもよく、さらには、上述した実施の形態と、前記ブロック状の例とを組み合わせた構成としてもよい。
【0059】
さらに、上述した実施の形態では、開閉体としてのスラットカーテン3が上方より降下して閉鎖となるシャッター装置について説明したが、下方より上昇して閉鎖となるシャッター装置や、開閉体が左右横方向に移動することで開閉となる横引きシャッター装置などに備える構成としても、上述した効果を得ることができる。
この場合、感知片35には、枠体26の溝開口34に対して退出する方向に付勢される付勢部材などを備えると好ましく、障害物Xを感知しないときには常に溝開口34に対して退出している状態とされるよう構成する。
【0060】
また、上述した実施の形態では、開閉体としてスラット3aより構成されるスラットカーテン3を用いた例について述べたが、パネル板で構成されるパネルシャッターや、グリルシャッターなどとしてもよい。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように本発明による開閉体の障害物感知装置では、開閉体の移動中に、その移動軌道上に障害物がある場合は感知片が障害物に当接し、枠体の溝開口に対してこの感知片が進入方向に移動することで、この感知片とともに当接片が移動して当接部が垂直な状態から傾斜状態となってこの障害物を感知でき、これにより開閉体の移動の停止若しくは反転移動の動作が行われることとなり、すなわち、この開閉体が降下する動作の場合に障害物に対して感知片の荷重のみがかかった状態で感知されることとなり、障害物に対して開閉体の荷重をかけることなく、障害物への損傷や、開閉体の駆動部側への過負荷が防止されるという効果がある。
【0062】
そして、開閉体が建物の開口を閉鎖する際には、感知片が建物開口の縁部に当接と同時に、左右ガイドレール溝部内に位置する規制片が、前記縁部に当接先端部を当接することで、開閉体の移動動作を停止とさせ、感知片の枠体の溝開口に対する懸垂状態である最大退出長さを維持するので、感知片は枠体の溝開口に対して進入方向に移動することがなくなる。
【0063】
これにより、感知片に当接片が設けられ、ガイドレール内壁面にテープスイッチが配設された構造とした場合、開閉体が閉鎖状態のときに、このテープスイッチに対して当接片に延設された当接部が当接して押圧することがないという効果が得られ、このことから、開閉体の閉鎖状態時にテープスイッチは、外力を受けないこととなるので、経時変化によるへたりなどが発生することがなく、耐久性を損なわせ、損傷させることがないという効果を得られる。
【0064】
また、規制片に設けられた凹部によって、当接片の当接部が垂直な状態の際、この当接部を収容するようになっている。これにより当接部が収容された状態では、突出することがなく、スラットの厚さ以内となる。
さらに、ガイドレールの下端近傍に配設される近接スイッチが、規制片に固定されたマグネットにより動作することで、開閉体が全閉位置となったことを検知するようになっており、この近接スイッチの検知信号により制御部が電動モータの駆動を停止する。
また、枠体の端部に規制片が配設される構成では、この規制片に、枠体の端面を被覆する被覆部を設ける構成とすることにより、この枠体の端部である枠体を切断加工する際に表出する切断面を覆い隠し、人への障害を与えることがないという効果が得られるとともに、枠体の溝開口によって形成される空間部分の端部を閉塞状態とさせ、塵埃や異物などの侵入を防ぐようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による開閉体の障害物感知装置が備えられるシャッターの概略正面図
【図2】障害物感知装置の実施の形態を示す分解斜視図
【図3】同障害物感知装置の正面図
【図4】図3におけるIV−IV線断面図
【図5】図3におけるV−V線断面図
【図6】図3におけるVI−VI線断面図
【図7】同実施の形態におけるガイドレールの平断面図
【図8】同概略斜視図
【図9】同障害物感知装置の動作説明図
【図10】他の実施の形態による障害物感知装置の概略分解斜視図
【図11】他の実施の形態によるガイドレールの平面図
【図12】他の実施の形態による障害物感知装置の概略正面図
【図13】従来の障害物感知装置の側面図
【符号の説明】
1…建物開口
1b…縁部(床面)
3…開閉体(スラットカーテン)
4…ガイドレール
20…溝部
25…障害物感知装置
26…枠体
26a…端部
34…溝開口
35…感知片
35a…端部
42…当接片
47…規制片
54…被覆部
X…障害物

Claims (5)

  1. 建物開口の対向する両縁に配設される一対のガイドレールに形成される各溝部内に、両縁部がそれぞれ挿入されて移動を案内される開閉体に備えられる障害物感知装置において、
    前記開閉体の移動端に設けられ、前記建物開口の縁部と対向する端面に前記建物開口の幅方向となる長手方向に全通して溝開口が形成される枠体と、
    前記枠体に沿って該枠体の溝開口を閉塞するとともに、該溝開口に対して進退自在となる感知片と、
    該感知片に設けられ、該感知片とともに進退動作する当接片と、
    該当接片に延設され、前記感知片が前記溝開口に対して退出状態で前記枠体に対して懸垂状態の際に垂直な状態とされる一方、前記感知片が進入状態となると前記垂直な状態から傾斜状態となって突出する当接部と、
    前記枠体に設けられ、前記開閉体が前記建物開口の縁部に向かって移動する際に、該縁部に前記感知片が当接すると同時に、前記縁部に当接する当接先端部を備え、前記感知片の前記枠体の溝開口に対する前記懸垂状態である最大退出長さを維持して前記開閉体の移動を停止させる規制片と、
    該規制片に設けられ、前記当接片の当接部が垂直な状態の際に、該当接部を収容状態とする凹部と、
    を具備することを特徴とする開閉体の障害物感知装置。
  2. 前記凹部内に前記当接部が収容された状態では、前記開閉体を構成するスラットの厚さ以内とされることを特徴とする請求項1記載の開閉体の障害物感知装置。
  3. 前記規制片には、前記ガイドレールの下端近傍に配設される近接スイッチを動作させるマグネットが固定されていることを特徴とする請求項1又は2記載の開閉体の障害物感知装置。
  4. 前記ガイドレール内壁面には、テープスイッチが配設され、前記感知片には、前記ガイドレール内に位置する端部に、該感知片が前記枠体に対して進入した際に、前記テープスイッチに向かって突出する前記当接片が配置されていることを特徴とする請求項1,2,3のいずれか1つに記載の開閉体の障害物感知装置。
  5. 前記規制片は、前記枠体の端面を被覆する被覆部が形成されることを特徴とする請求項1,2,3,4のいずれか1つに記載の開閉体の障害物感知装置。
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