JP3787028B2 - 変位測定装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被測定物の変位量を測定する変位測定装置に係り、特に、測定時におけるセンサヘッドの位置合わせを容易に行える変位測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
変位測定装置は、センサヘッドから測定用のレーザ光を被測定物に出射し、その反射光を検出素子で受光することにより、被測定物の変位量を非接触で測定する。
このような変位測定装置においては、被測定物の測定面が変位測定装置の測定範囲に入るように位置合わせする必要がある。また、被測定物の種類が異なる毎に位置合わせが必要である。この位置合わせは、センサヘッドあるいは被測定物を相対的に近づけたりあるいは離して行う。
【0003】
図4は、従来の変位測定装置の表示器を示す正面図である。
下半部には操作部50が設けられ、複数の操作スイッチ51により、測定条件、数値入力、レンジ切替、チャンネル切替、処理機能の選択等の各種処理設定が行われる。
【0004】
上半部には測定表示部53が設けられ、被測定物の測定面の変位量の数値は左側の数値表示部54に表示される。
また、中央部の位置表示部55は横に複数個のLEDが配置されてなり、被測定物の測定面がセンサヘッドの測定範囲の中央にあれば中央のLEDが点灯し、また、被測定物の測定面がセンサヘッドの測定範囲に近づくにつれ右側のLEDが点灯し、一方、被測定物の測定面がセンサヘッドの測定範囲より遠ざかるにつれ左側のLEDが点灯するようになっている。
また、右側には同様に横に複数個のLEDを配置してなる受光量表示部56が設けられ、検出素子で受光した反射光の受光量の大きさに対応して小さい時には左側のLEDが点灯し、大きくなるにつれ右側のLEDまで点灯するようになっている。この受光量が極端に小さいとき、及び飽和したときにはそれぞれ被測定物の変位量を正確に検出することができないため、その旨が警告されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記構成の変位測定装置で被測定物を測定する際の位置合わせ時には、受光量表示部56を見て受光量が過不足ない範囲にあるかの確認と、位置表示部55を見て測定面が変位測定装置の測定範囲の略中央に位置しているかの確認を、それぞれ行う必要がある。
しかしながら、一般的には被測定物の上部にセンサヘッドが配置され被測定部物を上下方向で位置合わせする場合が多いため、位置表示部55のスケールが横に向いていると実際の位置関係と対応しておらず、位置調整のため被測定物あるいはセンサヘッドを上下方向に移動させると位置表示部55のLEDが横に移動するため、位置合わせを容易に行えない問題があった。
【0006】
また、上記位置表示部55及び受光量表示部56は、いずれも横方向に複数個のLEDを配設してなる構成であるため、互いの表示内容を区別しにくく混同するおそれがあった。
そして、被測定物Wの種類が異なる毎に、上記位置調整をし直さねばならないため、この位置調整作業を容易に行えることが望まれていた。
【0007】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、被測定物の測定前に必要なセンサヘッドと被測定物との位置合わせを容易に行える変位測定装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の変位測定装置は、請求項1記載のようにセンサヘッド(1)から被測定物(W)の測定面に測定光を照射し、検出素子で検出された反射光の変化に基づき、前記被測定物の変位量を測定する変位測定装置において、
前記センサヘッドの形状及び被測定物の位置、さらに該被測定物に対する測定光の照射状態を実際の配置位置に対応して表示する配置状態表記部(11)を備え、
前記変位量に基づき前記配置状態表記部が示す前記被測定物の測定面の位置と前記センサヘッドとの表示間隔が近づきあるいは離れる方向に移動表示自在な表示部(10)とを備えたことを特徴としている。
【0009】
また、請求項2記載のように、前記配置状態表記部(11)は、
前記センサヘッドの形状、測定光の照射状態、及び前記被測定物(W)の測定面の位置が測定可能な範囲を示す前記被測定物の測定面の位置検出方向に沿って所定長さを有する測定範囲用枠体(15)がそれぞれ前記表示部(10)上に固定表示され、
前記測定範囲用枠体(15)内にて前記変位量に基づき前記被測定物と前記センサヘッドとの距離に対応して前記被測定物の測定面の位置検出方向に表示位置が移動可能な測定位置指標(14)とを有する構成としてもよい。
【0010】
また、請求項3記載のように、前記測定範囲用枠体(15)側部には、前記変位量が該測定範囲用枠体が示す測定可能範囲を越える場合に警報表示するアラーム表示体(16a,16b)が設けられた構成としてもよい。
【0011】
また、請求項4記載のように、前記配置状態表記部(11)の側部には、前記位置検出素子で検出された反射光の受光量の度合いに対応する表示を段階的に示す光量インジケータ(17)が配置された構成としてもよい。
【0012】
また、本発明の変位測定装置は、請求項5記載のように、被測定物(W)に測定光を照射し、検出素子で検出された反射光の変化に基づき、前記被測定物の変位を検出するセンサヘッド(1)と、
前記センサヘッドの出力に基づき前記被測定物の測定面の変位を演算処理して求めるセンサ処理部(2)と、
前記被測定物の測定時にはセンサ処理部の処理内容を、また、前記被測定物測定前には該被測定物と前記センサヘッドとの間の距離を位置合わせするための操作案内画面(10)を表示する表示部(3)とを有し、
前記表示部は、前記位置合わせ時に表示される操作案内表示画面として、前記センサヘッドの形状及び被測定物の位置、さらに該被測定物に対する測定光の照射状態を実際の配置位置に対応して配置状態表記部(11)に表示し、
前記変位に基づき前記配置状態表記部が示す前記被測定物の測定面の位置と前記センサヘッドとの表示間隔が近づきあるいは離れる方向に移動表示自在なことを特徴としている。
【0013】
上記構成によれば、表示部10には、センサヘッド1と被測定物Wの実際に配置状態に対応した配置状態表記部11が表示され、被測定物Wの測定前における位置合わせ時にセンサヘッド1と被測定物Wの距離を可変すると配置状態表記部11上でもセンサヘッドと被測定物の測定面の位置の表示間隔が対応して変化するため、この配置状態表記部11を見ながらセンサヘッド1と被測定物Wとの間隔が最適な間隔となるようセンサヘッド1と被測定物Wの距離を可変することができるようになり、この位置合わせを容易に行え、迅速に測定動作に移行できるようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の変位測定装置における表示画面を示す図、図2は、変位測定装置の全体構成を示すブロック図である。
図2に示すように、変位測定装置はセンサヘッド1、センサ処理部2、表示部3で大略構成されている。
センサヘッド1内部には、LD及びLD駆動回路が設けられ被測定物Wに対しレーザ光等の測定光を照射するとともに、被測定物Wからの反射光は位置検出素子(ポジションセンサ)で検出され、センサヘッドと被測定物Wとの距離に応じてポジションセンサ上を移動する。このポジションセンサ上での光スポットの像の位置に応じて被測定物Wとの間の距離に応じた信号が増幅器を介してセンサ処理部2に出力される。
【0015】
ここで、図2に示すようにこの変位測定装置と被測定物Wとの距離が作動距離(WD)にあるとき(測定範囲MRの中心位置に被測定物Wが位置しているとき)において、細長いポジションセンサの略中央位置に反射光が収束位置し、図示の点線の如く、被測定物Wの測定面位置が変位測定装置に近接したとき、あるいは離れたときには、ポジションセンサ上で反射光は長さ方向で相対する方向に移動してポジションセンサからは対応する信号(変位信号)が出力される構成となっている。
【0016】
センサ処理部2には、センサヘッド1から出力された信号を処理するアナログ信号処理回路、アナログ信号処理回路の出力をA/D変換するA/D変換器、デジタル化後の前記信号の変化に基づき、被測定物Wの変位量(例えば被測定物Wの表面凹凸量や高さ、また、被測定物Wが回転体である場合には反り、うねり等)を演算して求めるCPU及びメモリ、I/F等が設けられており、得られた変位量は表示部3に表示出力される。
【0017】
ところで、被測定物Wの測定前に、センサヘッド1と被測定物Wとの距離が作動距離(WD)を中心とする測定範囲(MR)内に位置するように位置決めを行う必要がある。この位置決め時には、後述する位置決め操作を案内する表示画面を表示部3上に表示する。
このとき、表示部3は、前記位置合わせ時に図2に示すように表示画面10が切替えて表示されるようになっている。
【0018】
表示画面10の左側には、センサヘッド1と被測定物Wの実際の配置関係を示す配置状態表記部11が表示される。この配置状態表記部11は、上部にセンサヘッド1を簡略化した形状表示体12が表示され、このセンサヘッド1の形状表示体12の下部には照射光13a及び被測定物からの反射光13bがそれぞれ仮想的に表示される。この形状表示体12は、図示のようにセンサヘッド1の縁線だけを表示したり内部を塗りつぶすなど各種表示態様がある。
【0019】
そして、センサヘッド1の形状表示体12の下部位置には、被測定物Wの測定面位置を示す測定位置指標14が水平な線状に点灯表示される。この測定位置指標14は、予め設定された測定範囲用枠体15内で上下動自在である。また測定範囲用枠体15は、上下間の長さがセンサヘッド1の作動距離(WD)を中心として上下方向に所定範囲づつ設定された測定範囲(MR)に対応する長さに設定されている。
この測定範囲用枠体15の上下にはそれぞれアラーム表示体16a(+FS),16b(−FS)が設けられる。センサヘッド1の出力が測定範囲から上下方向に外れたときにそれぞれ点灯表示され、測定範囲外であることを警告するようになっている。
【0020】
この配置状態表記部11の側部には、センサヘッド1で受光した反射光の光量を示す光量インジケータ17が設けられている。この光量インジケータ17は、上下方向に複数段の段階でレベルを点灯表示するものであり、受光レベルが高いほど上段まで点灯表示されるようになっている。尚、この光量インジケータ17側部には受光レベルを示す数値(0、−60dB)が表示され、また、最下段には光量不足の旨が表示(DARK)されている。
【0021】
表示画面10の右上には、被測定物Wの測定面の変位量を数値表示する数値表示部18が配置されている。尚、この数値は被測定物Wの測定面が測定範囲(MR)の中心より下方位置の場合には図示の如くマイナス(−)表示される。
尚、上記表示部3は液晶表示体で構成されており、このような液晶表示の場合には液晶体の電圧印加を制御して光の透過を可変して例えば白黒の反転表示により視認する構成となっている。
ところで、配置状態表記部11におけるセンサヘッド1の外径線、光の経路13a,13b、測定範囲用枠体15、WD,MRの表記(範囲線を含み)、光量インジケータ17の外枠、dB表記、数値表示部18の外枠など表示内容が不変な項目は、予め表示部3上のガラス面上に印刷表示する構成としてもよい。
【0022】
次に、上記構成による被測定物Wの位置合わせ動作を図3のフローチャートを用いて説明する。以下の説明では、被測定物Wを基準面上に載置固定し、センサヘッド1側を上下に移動させて位置合わせする構成を例に説明する。
まず、センサヘッド1を被測定物Wから十分離した位置にする(SP1)。即ち、センサヘッド1の作動距離WD及び測定範囲MRが被測定物Wにかからないよう、このセンサヘッド1を被測定物Wの位置より十分上方位置に位置させておく。
【0023】
次に、センサヘッド1を下方に移動させて被測定物W方向に近づける(SP2)。これにより、センサヘッド1が被測定物Wを検出し始め、配置状態表記部11内には測定範囲の下限位置(−FS)である旨のアラーム表示体16bが表示される(SP3)。即ち、操作者に対しセンサヘッド1をより被測定物W側に近づけるよう促す表示がなされる。
【0024】
この配置状態表記部11の表示を見て操作者はセンサヘッド1を被測定物Wにさらに近づける(SP4)。対応して、センサヘッド1は被測定物Wを検知して光量インジケータ17に所定量の受光レベルが表示されるようになる。同時に、センサヘッド1の測定範囲(MR)内に被測定物Wが位置することにより、アラーム表示体16bが非表示状態となり、また、測定範囲用枠体15内の最下段に測定位置指標14が表示されるようになる(SP5)。
これにより、操作者は配置状態表記部11を見ることにより被測定物Wが測定範囲内に入ったことを視認できるようになる。同時に測定範囲用枠体15内の最下段に測定位置指標14が表示された状態を見て被測定物Wはまだ適切な位置に位置していない旨を判断できる。
【0025】
したがって、次に、操作者はさらにセンサヘッド1を下方に移動させる(SP6)。対応して配置状態表記部11の測定範囲用枠体15内の測定位置指標14が下方から上方に移動する(SP7)。
操作者は、配置状態表記部11を見ながらこの測定位置指標14が測定範囲用枠体15の中央位置付近に位置するまでセンサヘッド1を下降させ(SP8)、この位置でセンサヘッド1の上下高さを固定する。
これにより、被測定物Wに対しセンサヘッド1が作動距離(WD)程度離して位置させることができる。この位置合わせ時には、光量インジケータ17の受光レベルが所定レベル以上あることを確認しておく。この受光レベルは、被測定物Wが測定範囲用枠体15の範囲内に位置している状態で所定以上のレベルが得られるようになっている。
【0026】
この後、測定範囲(MR)を中心として上下(±)方向に変動する変位量を測定することができるようになる。この測定時には、表示部3の上記表示画面10は測定用の他の表示画面に切り替えられるようになっている。
【0027】
尚、上記位置合わせ時において、被測定物Wの測定面に相当する測定位置指標14は、少なくとも測定範囲用枠体15の範囲内に位置していれば測定が可能となるものであるが、測定位置指標14を測定範囲用枠体15の中央位置付近に位置させることにより、上下(±)方向に対し同程度の変位量が検出できるようになる。このように測定位置指標14を測定範囲用枠体15の中央位置付近に位置させるよう被測定物Wを位置合わせすることが測定上最も適切である。
【0028】
上記実施の形態における位置合わせ作業では、被測定物Wを固定しセンサヘッド1側を上方から近接させる構成について説明したが、逆にセンサヘッド1を固定し被測定物Wを下方から近接させても同様に位置合わせすることができる。
また、センサヘッド1に対し被測定物Wをできるだけ近接させた位置から測定範囲の中央に位置するよう離していく手順であっても同様に測定範囲用枠体15内での測定位置指標14の移動に基づき位置合わせを行える。
【0029】
また、上記実施の形態では、センサヘッド1が下方に測定光を出射し反射光を受光する構成としセンサヘッド1と被測定物Wを上下位置に配置し、表示部3における配置状態表記部11もこれに合わせてセンサヘッドの形状表示体12と被測定物Wの測定位置指標14を上下に配置した構成としたが、配置状態表記部11の表示形態は、実際のセンサヘッド1及び被測定物Wの配置に合わせて切替表示する構成としてもよい。例えば、被測定物Wに対しセンサヘッド1が水平方向から測定光を出射する構成の場合には、同様に配置状態表記部11のセンサヘッドの形状表示体12と被測定物Wの測定位置指標14が水平な横方向に配置されたものを選択する。
さらに、上記実施の形態では、被測定物の変位を三角測量法で得る構成としたが、これに限られるものではなく、例えば共焦点法で得る構成とし配置状態表記部11を対応する表示形態としてもよい。
【0030】
【発明の効果】
本発明によれば、表示部上には、実際のセンサヘッド及び被測定物の配置状態に対応した配置状態表記部が表示され、被測定物の測定前における位置合わせ時にはこの配置状態表記部に表示された測定位置指標を見ながら、センサヘッドと被測定物の表示間隔が適当となる位置まで被測定物とセンサヘッドとを相対的に近接あるいは離す操作を行えばよく、実際の移動方向と配置状態表記部での移動方向が一致する方向となるため、位置合わせ操作を容易に行うことができるようになる。
また、配置状態表記部にセンサヘッドの測定範囲を示す測定範囲用枠体を表示する構成とすれば、測定位置指標がこの測定範囲用枠体内に入った状態で測定可能となることが容易に判り位置合わせの基準を容易に得られるようになり、測定動作に迅速に移行できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の変位測定装置の表示部の表示内容を示す図。
【図2】同変位測定装置の全体構成を示すブロック図。
【図3】同変位測定装置の位置合わせ時の操作手順を示すフローチャート。
【図4】従来の変位測定装置の表示器を示す正面図。
【符号の説明】
1…センサヘッド、2…センサ処理部、3…表示部、10…表示画面、11…配置状態表記部、12…形状表示体、14…測定位置指標、15…測定範囲用枠体、16a,16b…アラーム表示体、17…光量インジケータ、18…数値表示部。
【発明の属する技術分野】
本発明は、被測定物の変位量を測定する変位測定装置に係り、特に、測定時におけるセンサヘッドの位置合わせを容易に行える変位測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
変位測定装置は、センサヘッドから測定用のレーザ光を被測定物に出射し、その反射光を検出素子で受光することにより、被測定物の変位量を非接触で測定する。
このような変位測定装置においては、被測定物の測定面が変位測定装置の測定範囲に入るように位置合わせする必要がある。また、被測定物の種類が異なる毎に位置合わせが必要である。この位置合わせは、センサヘッドあるいは被測定物を相対的に近づけたりあるいは離して行う。
【0003】
図4は、従来の変位測定装置の表示器を示す正面図である。
下半部には操作部50が設けられ、複数の操作スイッチ51により、測定条件、数値入力、レンジ切替、チャンネル切替、処理機能の選択等の各種処理設定が行われる。
【0004】
上半部には測定表示部53が設けられ、被測定物の測定面の変位量の数値は左側の数値表示部54に表示される。
また、中央部の位置表示部55は横に複数個のLEDが配置されてなり、被測定物の測定面がセンサヘッドの測定範囲の中央にあれば中央のLEDが点灯し、また、被測定物の測定面がセンサヘッドの測定範囲に近づくにつれ右側のLEDが点灯し、一方、被測定物の測定面がセンサヘッドの測定範囲より遠ざかるにつれ左側のLEDが点灯するようになっている。
また、右側には同様に横に複数個のLEDを配置してなる受光量表示部56が設けられ、検出素子で受光した反射光の受光量の大きさに対応して小さい時には左側のLEDが点灯し、大きくなるにつれ右側のLEDまで点灯するようになっている。この受光量が極端に小さいとき、及び飽和したときにはそれぞれ被測定物の変位量を正確に検出することができないため、その旨が警告されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記構成の変位測定装置で被測定物を測定する際の位置合わせ時には、受光量表示部56を見て受光量が過不足ない範囲にあるかの確認と、位置表示部55を見て測定面が変位測定装置の測定範囲の略中央に位置しているかの確認を、それぞれ行う必要がある。
しかしながら、一般的には被測定物の上部にセンサヘッドが配置され被測定部物を上下方向で位置合わせする場合が多いため、位置表示部55のスケールが横に向いていると実際の位置関係と対応しておらず、位置調整のため被測定物あるいはセンサヘッドを上下方向に移動させると位置表示部55のLEDが横に移動するため、位置合わせを容易に行えない問題があった。
【0006】
また、上記位置表示部55及び受光量表示部56は、いずれも横方向に複数個のLEDを配設してなる構成であるため、互いの表示内容を区別しにくく混同するおそれがあった。
そして、被測定物Wの種類が異なる毎に、上記位置調整をし直さねばならないため、この位置調整作業を容易に行えることが望まれていた。
【0007】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、被測定物の測定前に必要なセンサヘッドと被測定物との位置合わせを容易に行える変位測定装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の変位測定装置は、請求項1記載のようにセンサヘッド(1)から被測定物(W)の測定面に測定光を照射し、検出素子で検出された反射光の変化に基づき、前記被測定物の変位量を測定する変位測定装置において、
前記センサヘッドの形状及び被測定物の位置、さらに該被測定物に対する測定光の照射状態を実際の配置位置に対応して表示する配置状態表記部(11)を備え、
前記変位量に基づき前記配置状態表記部が示す前記被測定物の測定面の位置と前記センサヘッドとの表示間隔が近づきあるいは離れる方向に移動表示自在な表示部(10)とを備えたことを特徴としている。
【0009】
また、請求項2記載のように、前記配置状態表記部(11)は、
前記センサヘッドの形状、測定光の照射状態、及び前記被測定物(W)の測定面の位置が測定可能な範囲を示す前記被測定物の測定面の位置検出方向に沿って所定長さを有する測定範囲用枠体(15)がそれぞれ前記表示部(10)上に固定表示され、
前記測定範囲用枠体(15)内にて前記変位量に基づき前記被測定物と前記センサヘッドとの距離に対応して前記被測定物の測定面の位置検出方向に表示位置が移動可能な測定位置指標(14)とを有する構成としてもよい。
【0010】
また、請求項3記載のように、前記測定範囲用枠体(15)側部には、前記変位量が該測定範囲用枠体が示す測定可能範囲を越える場合に警報表示するアラーム表示体(16a,16b)が設けられた構成としてもよい。
【0011】
また、請求項4記載のように、前記配置状態表記部(11)の側部には、前記位置検出素子で検出された反射光の受光量の度合いに対応する表示を段階的に示す光量インジケータ(17)が配置された構成としてもよい。
【0012】
また、本発明の変位測定装置は、請求項5記載のように、被測定物(W)に測定光を照射し、検出素子で検出された反射光の変化に基づき、前記被測定物の変位を検出するセンサヘッド(1)と、
前記センサヘッドの出力に基づき前記被測定物の測定面の変位を演算処理して求めるセンサ処理部(2)と、
前記被測定物の測定時にはセンサ処理部の処理内容を、また、前記被測定物測定前には該被測定物と前記センサヘッドとの間の距離を位置合わせするための操作案内画面(10)を表示する表示部(3)とを有し、
前記表示部は、前記位置合わせ時に表示される操作案内表示画面として、前記センサヘッドの形状及び被測定物の位置、さらに該被測定物に対する測定光の照射状態を実際の配置位置に対応して配置状態表記部(11)に表示し、
前記変位に基づき前記配置状態表記部が示す前記被測定物の測定面の位置と前記センサヘッドとの表示間隔が近づきあるいは離れる方向に移動表示自在なことを特徴としている。
【0013】
上記構成によれば、表示部10には、センサヘッド1と被測定物Wの実際に配置状態に対応した配置状態表記部11が表示され、被測定物Wの測定前における位置合わせ時にセンサヘッド1と被測定物Wの距離を可変すると配置状態表記部11上でもセンサヘッドと被測定物の測定面の位置の表示間隔が対応して変化するため、この配置状態表記部11を見ながらセンサヘッド1と被測定物Wとの間隔が最適な間隔となるようセンサヘッド1と被測定物Wの距離を可変することができるようになり、この位置合わせを容易に行え、迅速に測定動作に移行できるようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の変位測定装置における表示画面を示す図、図2は、変位測定装置の全体構成を示すブロック図である。
図2に示すように、変位測定装置はセンサヘッド1、センサ処理部2、表示部3で大略構成されている。
センサヘッド1内部には、LD及びLD駆動回路が設けられ被測定物Wに対しレーザ光等の測定光を照射するとともに、被測定物Wからの反射光は位置検出素子(ポジションセンサ)で検出され、センサヘッドと被測定物Wとの距離に応じてポジションセンサ上を移動する。このポジションセンサ上での光スポットの像の位置に応じて被測定物Wとの間の距離に応じた信号が増幅器を介してセンサ処理部2に出力される。
【0015】
ここで、図2に示すようにこの変位測定装置と被測定物Wとの距離が作動距離(WD)にあるとき(測定範囲MRの中心位置に被測定物Wが位置しているとき)において、細長いポジションセンサの略中央位置に反射光が収束位置し、図示の点線の如く、被測定物Wの測定面位置が変位測定装置に近接したとき、あるいは離れたときには、ポジションセンサ上で反射光は長さ方向で相対する方向に移動してポジションセンサからは対応する信号(変位信号)が出力される構成となっている。
【0016】
センサ処理部2には、センサヘッド1から出力された信号を処理するアナログ信号処理回路、アナログ信号処理回路の出力をA/D変換するA/D変換器、デジタル化後の前記信号の変化に基づき、被測定物Wの変位量(例えば被測定物Wの表面凹凸量や高さ、また、被測定物Wが回転体である場合には反り、うねり等)を演算して求めるCPU及びメモリ、I/F等が設けられており、得られた変位量は表示部3に表示出力される。
【0017】
ところで、被測定物Wの測定前に、センサヘッド1と被測定物Wとの距離が作動距離(WD)を中心とする測定範囲(MR)内に位置するように位置決めを行う必要がある。この位置決め時には、後述する位置決め操作を案内する表示画面を表示部3上に表示する。
このとき、表示部3は、前記位置合わせ時に図2に示すように表示画面10が切替えて表示されるようになっている。
【0018】
表示画面10の左側には、センサヘッド1と被測定物Wの実際の配置関係を示す配置状態表記部11が表示される。この配置状態表記部11は、上部にセンサヘッド1を簡略化した形状表示体12が表示され、このセンサヘッド1の形状表示体12の下部には照射光13a及び被測定物からの反射光13bがそれぞれ仮想的に表示される。この形状表示体12は、図示のようにセンサヘッド1の縁線だけを表示したり内部を塗りつぶすなど各種表示態様がある。
【0019】
そして、センサヘッド1の形状表示体12の下部位置には、被測定物Wの測定面位置を示す測定位置指標14が水平な線状に点灯表示される。この測定位置指標14は、予め設定された測定範囲用枠体15内で上下動自在である。また測定範囲用枠体15は、上下間の長さがセンサヘッド1の作動距離(WD)を中心として上下方向に所定範囲づつ設定された測定範囲(MR)に対応する長さに設定されている。
この測定範囲用枠体15の上下にはそれぞれアラーム表示体16a(+FS),16b(−FS)が設けられる。センサヘッド1の出力が測定範囲から上下方向に外れたときにそれぞれ点灯表示され、測定範囲外であることを警告するようになっている。
【0020】
この配置状態表記部11の側部には、センサヘッド1で受光した反射光の光量を示す光量インジケータ17が設けられている。この光量インジケータ17は、上下方向に複数段の段階でレベルを点灯表示するものであり、受光レベルが高いほど上段まで点灯表示されるようになっている。尚、この光量インジケータ17側部には受光レベルを示す数値(0、−60dB)が表示され、また、最下段には光量不足の旨が表示(DARK)されている。
【0021】
表示画面10の右上には、被測定物Wの測定面の変位量を数値表示する数値表示部18が配置されている。尚、この数値は被測定物Wの測定面が測定範囲(MR)の中心より下方位置の場合には図示の如くマイナス(−)表示される。
尚、上記表示部3は液晶表示体で構成されており、このような液晶表示の場合には液晶体の電圧印加を制御して光の透過を可変して例えば白黒の反転表示により視認する構成となっている。
ところで、配置状態表記部11におけるセンサヘッド1の外径線、光の経路13a,13b、測定範囲用枠体15、WD,MRの表記(範囲線を含み)、光量インジケータ17の外枠、dB表記、数値表示部18の外枠など表示内容が不変な項目は、予め表示部3上のガラス面上に印刷表示する構成としてもよい。
【0022】
次に、上記構成による被測定物Wの位置合わせ動作を図3のフローチャートを用いて説明する。以下の説明では、被測定物Wを基準面上に載置固定し、センサヘッド1側を上下に移動させて位置合わせする構成を例に説明する。
まず、センサヘッド1を被測定物Wから十分離した位置にする(SP1)。即ち、センサヘッド1の作動距離WD及び測定範囲MRが被測定物Wにかからないよう、このセンサヘッド1を被測定物Wの位置より十分上方位置に位置させておく。
【0023】
次に、センサヘッド1を下方に移動させて被測定物W方向に近づける(SP2)。これにより、センサヘッド1が被測定物Wを検出し始め、配置状態表記部11内には測定範囲の下限位置(−FS)である旨のアラーム表示体16bが表示される(SP3)。即ち、操作者に対しセンサヘッド1をより被測定物W側に近づけるよう促す表示がなされる。
【0024】
この配置状態表記部11の表示を見て操作者はセンサヘッド1を被測定物Wにさらに近づける(SP4)。対応して、センサヘッド1は被測定物Wを検知して光量インジケータ17に所定量の受光レベルが表示されるようになる。同時に、センサヘッド1の測定範囲(MR)内に被測定物Wが位置することにより、アラーム表示体16bが非表示状態となり、また、測定範囲用枠体15内の最下段に測定位置指標14が表示されるようになる(SP5)。
これにより、操作者は配置状態表記部11を見ることにより被測定物Wが測定範囲内に入ったことを視認できるようになる。同時に測定範囲用枠体15内の最下段に測定位置指標14が表示された状態を見て被測定物Wはまだ適切な位置に位置していない旨を判断できる。
【0025】
したがって、次に、操作者はさらにセンサヘッド1を下方に移動させる(SP6)。対応して配置状態表記部11の測定範囲用枠体15内の測定位置指標14が下方から上方に移動する(SP7)。
操作者は、配置状態表記部11を見ながらこの測定位置指標14が測定範囲用枠体15の中央位置付近に位置するまでセンサヘッド1を下降させ(SP8)、この位置でセンサヘッド1の上下高さを固定する。
これにより、被測定物Wに対しセンサヘッド1が作動距離(WD)程度離して位置させることができる。この位置合わせ時には、光量インジケータ17の受光レベルが所定レベル以上あることを確認しておく。この受光レベルは、被測定物Wが測定範囲用枠体15の範囲内に位置している状態で所定以上のレベルが得られるようになっている。
【0026】
この後、測定範囲(MR)を中心として上下(±)方向に変動する変位量を測定することができるようになる。この測定時には、表示部3の上記表示画面10は測定用の他の表示画面に切り替えられるようになっている。
【0027】
尚、上記位置合わせ時において、被測定物Wの測定面に相当する測定位置指標14は、少なくとも測定範囲用枠体15の範囲内に位置していれば測定が可能となるものであるが、測定位置指標14を測定範囲用枠体15の中央位置付近に位置させることにより、上下(±)方向に対し同程度の変位量が検出できるようになる。このように測定位置指標14を測定範囲用枠体15の中央位置付近に位置させるよう被測定物Wを位置合わせすることが測定上最も適切である。
【0028】
上記実施の形態における位置合わせ作業では、被測定物Wを固定しセンサヘッド1側を上方から近接させる構成について説明したが、逆にセンサヘッド1を固定し被測定物Wを下方から近接させても同様に位置合わせすることができる。
また、センサヘッド1に対し被測定物Wをできるだけ近接させた位置から測定範囲の中央に位置するよう離していく手順であっても同様に測定範囲用枠体15内での測定位置指標14の移動に基づき位置合わせを行える。
【0029】
また、上記実施の形態では、センサヘッド1が下方に測定光を出射し反射光を受光する構成としセンサヘッド1と被測定物Wを上下位置に配置し、表示部3における配置状態表記部11もこれに合わせてセンサヘッドの形状表示体12と被測定物Wの測定位置指標14を上下に配置した構成としたが、配置状態表記部11の表示形態は、実際のセンサヘッド1及び被測定物Wの配置に合わせて切替表示する構成としてもよい。例えば、被測定物Wに対しセンサヘッド1が水平方向から測定光を出射する構成の場合には、同様に配置状態表記部11のセンサヘッドの形状表示体12と被測定物Wの測定位置指標14が水平な横方向に配置されたものを選択する。
さらに、上記実施の形態では、被測定物の変位を三角測量法で得る構成としたが、これに限られるものではなく、例えば共焦点法で得る構成とし配置状態表記部11を対応する表示形態としてもよい。
【0030】
【発明の効果】
本発明によれば、表示部上には、実際のセンサヘッド及び被測定物の配置状態に対応した配置状態表記部が表示され、被測定物の測定前における位置合わせ時にはこの配置状態表記部に表示された測定位置指標を見ながら、センサヘッドと被測定物の表示間隔が適当となる位置まで被測定物とセンサヘッドとを相対的に近接あるいは離す操作を行えばよく、実際の移動方向と配置状態表記部での移動方向が一致する方向となるため、位置合わせ操作を容易に行うことができるようになる。
また、配置状態表記部にセンサヘッドの測定範囲を示す測定範囲用枠体を表示する構成とすれば、測定位置指標がこの測定範囲用枠体内に入った状態で測定可能となることが容易に判り位置合わせの基準を容易に得られるようになり、測定動作に迅速に移行できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の変位測定装置の表示部の表示内容を示す図。
【図2】同変位測定装置の全体構成を示すブロック図。
【図3】同変位測定装置の位置合わせ時の操作手順を示すフローチャート。
【図4】従来の変位測定装置の表示器を示す正面図。
【符号の説明】
1…センサヘッド、2…センサ処理部、3…表示部、10…表示画面、11…配置状態表記部、12…形状表示体、14…測定位置指標、15…測定範囲用枠体、16a,16b…アラーム表示体、17…光量インジケータ、18…数値表示部。
Claims (5)
- センサヘッド(1)から被測定物(W)の測定面に測定光を照射し、検出素子で検出された反射光の変化に基づき、前記被測定物の変位量を測定する変位測定装置において、
前記センサヘッドの形状及び被測定物の位置、さらに該被測定物に対する測定光の照射状態を実際の配置位置に対応して表示する配置状態表記部(11)を備え、
前記変位量に基づき前記配置状態表記部が示す前記被測定物の測定面の位置と前記センサヘッドとの表示間隔が近づきあるいは離れる方向に移動表示自在な表示部(10)を備えたことを特徴とする変位測定装置。 - 前記配置状態表記部(11)は、
前記センサヘッドの形状、測定光の照射状態、及び前記被測定物(W)の測定面の位置が測定可能な範囲を示す前記被測定物の測定面の位置検出方向に沿って所定長さを有する測定範囲用枠体(15)がそれぞれ前記表示部(10)上に固定表示され、
前記測定範囲用枠体(15)内にて前記変位量に基づき前記被測定物と前記センサヘッドとの距離に対応して前記被測定物の測定面の位置検出方向に表示位置が移動可能な測定位置指標(14)とを有する構成とされた請求項1記載の変位測定装置。 - 前記測定範囲用枠体(15)側部には、前記変位量が該測定範囲用枠体が示す測定可能範囲を越える場合に警報表示するアラーム表示体(16a,16b)が設けられた請求項2記載の変位測定装置。
- 前記配置状態表記部(11)の側部には、前記位置検出素子で検出された反射光の受光量の度合いに対応する表示を段階的に示す光量インジケータ(17)が配置された請求項1記載の変位測定装置。
- 被測定物(W)に測定光を照射し、検出素子で検出された反射光の変化に基づき、前記被測定物の変位を検出するセンサヘッド(1)と、
前記センサヘッドの出力に基づき前記被測定物の測定面の変位を演算処理して求めるセンサ処理部(2)と、
前記被測定物の測定時にはセンサ処理部の処理内容を、また、前記被測定物測定前には該被測定物と前記センサヘッドとの間の距離を位置合わせするための操作案内画面(10)を表示する表示部(3)とを有し、
前記表示部は、前記位置合わせ時に表示される操作案内表示画面として、前記センサヘッドの形状及び被測定物の位置、さらに該被測定物に対する測定光の照射状態を実際の配置位置に対応して配置状態表記部(11)に表示し、
前記変位に基づき前記配置状態表記部が示す前記被測定物の測定面の位置と前記センサヘッドとの表示間隔が近づきあるいは離れる方向に移動表示自在なことを特徴とする変位測定装置。
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