JP3786259B2 - サーバ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、テレビなどにおける番組の放送日時や視聴料金、蓄積料金、広告料金などを決定しうるシステム等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、テレビ放送される番組などに対しては、その視聴率の測定リサーチが行われている。この視聴率は、スポンサの広告効果を測定するための指標の一つとして活用されるものであり、今では、番組の制作や編集を行う上でも役立てられるようになっている。また、この視聴率は、視聴者の関心の傾向を探るなど、社会の動きを知る上でも役立てられている。
【0003】
ところで、この視聴率を測定するシステムは、複数のテレビジョン受像機に無配線で接続されたオンラインメータと、このオンラインメータからの送信されてくる視聴状況を受信するコンピュータセンタとを具備して構成され、オンラインメータに秒単位で記録された視聴状況を毎朝自動ダイヤルにてセンタコンピュータに送信するようにしている。そして、この送信されてきたデータをもとにコンピュータセンタ側で毎分視聴率の合計を放送分数で割って番組視聴率や時間区分視聴率を計算し、その視聴率をテレビ放送局や広告会社、広告主などにFAXやオンライン、iNEX(ビデオリサーチのコンピュータネットワークサービス)などを用いて送信するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このように測定した視聴率は、既に放送された過去の番組に対する番組の関心度を示したものであるため、この調査結果に基づいて次の番組の制作や編成を行ったとしても、これから放送される番組を視聴者がどれくらい期待を持って見ようとしているか分からない。したがって、実際に放送される番組に対して視聴者から反響を得られるとは限らず、また、スポンサに対しても提供料の見返りに対する宣伝広告の効果を与えられるとは限らない。
【0005】
そこで、本発明は、このような問題に鑑みて、視聴者の希望に応じた番組体系を確立するとともに、スポンサに対しても確実な宣伝効果を与えられるものを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は上述の課題を解決すべく、事前に複数の情報処理装置から番組の視聴に関する情報である視聴関連情報を受信し、この視聴関連情報に基づいてこれから放送される番組に関する料金や放送日時などを決定するようにしたものである。
【0007】
なお、ここにいう「情報処理装置」とは、サーバ装置に対してデータを伝送できるように構成したものであり、例えば、ネットワークに接続可能に設けられたテレビ、ビデオ、ステレオなどのいわゆるAV機器でも良く、また、パーソナルコンピュータや携帯電話などでも良い。
【0008】
また、「番組」とは、所定の時間を単位として視聴者に送信される音声や映像などを含むものであり、例えば、テレビなどを介して視聴される映画や音楽、もしくはパーソナルコンピュータなどを介して閲覧できるコンテンツなどを含むものである。
【0009】
また、「視聴関連情報」とは、番組に関する料金を決定する際、もしくは、番組の作成や編成をする際に利用されるものである。本発明に係る視聴関連情報としては、例えば、事前に視聴者側に提供されたアンケートに基づく番組の視聴の有無や、視聴希望日時などを含む。
【0010】
また、「番組に関する料金」とは、PPV(ペイ・パー・ビュー)などのように番組を単位として視聴者から徴収する視聴料金や、その番組に対してスポンサから徴収する広告料金などを含むものである。この視聴関連情報に基づいて番組に関する料金を決定する場合、例えば、視聴希望者の人数割りや、視聴予約者と視聴希望者との重み付けなどを勘案して算出する。
【0011】
このように、事前の調査に基づいて番組に関する料金や放送日時などを決定するようにしたので、視聴者が希望する日時にその番組を放送することが可能となり、より多くの視聴者に番組を視聴してもらうことができるようになる。また、番組に対する視聴者の期待度を事前に把握することができるため、視聴の反響に応じた料金の設定を行うことができるようになる。
【0012】
また、本発明の別の態様としては、複数の情報処理装置から番組の蓄積に関する情報である蓄積関連情報を受信し、この蓄積関連情報に基づいて将来の番組に対する料金を決定する。
【0013】
ここで、「蓄積関連情報」とは、主として番組の蓄積に関する料金などを決定する際に利用されるものであり、本発明に係る蓄積関連情報としては、例えば、番組の蓄積予約や、番組を蓄積する上限の価格などに関する情報を含むものである。なお、ここで「蓄積」とは、携帯可能なカセットテープなどの記録媒体に対して行う録画や、機器に内蔵されたハードディスクなどの格納部に対して行う書き込みなどを意味する。
【0014】
このように、事前の調査に基づいて番組の蓄積に関する料金を決定することによって、反響に応じて番組の料金設定を行うことができ、特に、スポンサに対しては、広告料金に対応した広告の効果を提供することが可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。図1に本実施の形態に係る視聴率収集システム100の構成を示す。本システムは、放送局に設けられた放送装置1と、情報処理装置2と、この情報処理装置2に対してインターネット4を介して接続されるサーバ装置3とを主たる構成要素としている。
【0016】
そして、この視聴率収集システム100では、放送装置1に、番組の予告編を示す情報である予告情報や、その番組の視聴や蓄積に対するアンケートを視聴者側に設けられたテレビジョン受像機のモニタ200に表示させる画像情報を蓄積している。これらの情報は、放送装置1からBS/CSなどの衛星放送を利用して情報処理装置2にもたらさる。そして、この情報処理装置2は、テレビジョン受像機のモニタ200やリモートコントローラ201などを介して視聴者からアンケートに対する回答入力を受け付け、そのアンケートの回答情報である視聴関連情報および蓄積関連情報などをサーバ装置3に送信する。この情報処理装置2からサーバ装置3への送信は、インターネット4を利用して送信されるが、これ以外の通信回線を用いても良い。サーバ装置3は、2以上の情報処理装置2から送信されてきた視聴関連情報および蓄積関連情報を格納し、これらの情報をもとにその番組に対する放送日時、視聴料金、蓄積料金、広告料金などを決定する。そして、放送装置1を構成する番組編成装置10にそれらの情報を送信する。
【0017】
放送装置1は、図2に示すように番組を編成するための番組編成装置10と、この番組編成装置10によって編成された番組などを放送するための放送手段11を備えてなる。通常、この番組編成装置10は、CPU10a、主記憶装置10b、補助記憶装置10c、入力部10d、モニタ10e、外部にデータを出力するための通信インタフェース10fなどのハードウェア資源を備えている。この実施の形態においては、この主記憶装置10bに番組の予告編を示す予告情報やその番組に対するアンケートの画面情報を格納している。これらの予告情報およびアンケートの画面情報には、それぞれ対応する番組識別子を含んでいる。このアンケートの画面情報は、情報処理装置2に接続されるテレビジョン受像機のモニタ200画面例である図16に示すように、「視聴する」「時間があれば視聴する」「視聴しない」などの選択項目を設けている。「視聴する」の選択項目に対しては、万が一視聴できない場合の対応を収集すべく、「蓄積予約」「再放送を期待」「あきらめる」の選択項目を設け、更に、再放送を期待する場合に対応して、その再放送の希望日時に関するアンケート入力項目を設けている。また、「時間があれば視聴する」の選択項目に対しては、その具体的日時を収集すべく「視聴可能な曜日」「視聴可能な時間帯」などの選択項目を設け、また、「視聴しない」の選択項目に対しても、その理由に関する項目を選択可能に設けている。なお、この希望日時に関しては、曜日および時間帯だけでなく、詳細な日時を入力できるようにしても良く、また、ゴールデンウィークなどのような期間を入力できるようにしても良い。更に、アンケートの画面情報には、視聴や蓄積に対する料金の上限価格を入力許容すべく、それぞれに対して「上限価格」を選択可能に設けている。そして、これらの番組の予告情報やアンケートの画面情報は、補助記憶装置10cに格納されたプログラムによって読み出され、放送手段11を介して情報処理装置2に放送される。この放送手段11は、情報処理装置2へのデータ伝送を電磁放送によって行うことから、符号多重化回路11a、変調回路11b並びにマイクロ波送出装置11cなどを備えている。なお、この番組に対するアンケートは、放送手段11を用いずに、インターネット4などのネットワークを介して情報処理装置2に送信しても良い。
【0018】
一方、情報処理装置2は、放送装置1から送られてきた番組の予告情報やアンケートの画面情報を受信し、これらの情報をこの情報処理装置2に接続して設けられたテレビジョン受像機のモニタ200に表示出力する。このアンケートの画面情報は、この実施の形態では、画像情報として予告情報とともに放送されるが、インターネット4を経由してHTML形式で受信しても良い。そして、このアンケートに対してリモートコントローラ201の操作を介して視聴者からの回答入力を受け付け、そのアンケートの回答情報である視聴関連情報および蓄積関連情報をサーバ装置3に送信する機能を有している。本実施の形態においては、この情報処理装置2として、テレビジョン受像機に接続して使用するもの、もしくはテレビジョン受像機の中で構成して機能を実現するものを例に挙げて説明するが、汎用のコンピュータや携帯端末などを利用したものであっても良い。この情報処理装置2は、例えば、図3に示すようにCPU2a、主記憶装置2b、プログラムなどを記憶する補助記憶装置2c、テレビジョン受像機に映像信号や音声信号を出力するAVデコーダ2d、放送装置1による放送を受信する放送受信モジュール2e、リモートコントローラ201による入力信号を受け付けるためのユーザインタフェース2f、インターネット4などを介して通信を行うための通信インタフェース2gなどのハードウェア資源を具備して構成される。そして、これらのハードウェア資源を協働させて、図4に示すように、情報受信部20、画面出力指示部21、入力受付部22、情報送信部23を機能させている。
【0019】
情報受信部20は、放送装置1から放送されてきた情報を受信する放送受信モジュール2eを利用してなるもので、放送されてきた番組の予告情報やその番組に対するアンケートを表示させるための画面情報を受信する。そして、この受信された予告情報を映像信号や音声信号に分けるとともに、受信したアンケートの画面情報に対してリモートコントローラ201を介して入力できるようにデータ処理を行う。
【0020】
画面出力指示部21は、AVデコーダ2dなどを利用してなるもので、情報受信部20で受信した予告情報や画面情報などの信号をテレビジョン受像機側に送出し、そのテレビジョン受像機でこれらの予約情報やアンケートの画面情報を対応づけてモニタ200に出力させるものである。予告情報は音声情報とともにモニタ200などから出力され、また、アンケート情報は、図15に示すように、モニタ200に表示された「アンケートへ」のボタン200aがリモートコントローラ201によって入力されることによって表示出力される。
【0021】
入力受付部22は、リモートコントローラ201によって操作された入力情報を受け付けるもので、その受け付けた情報を画像出力指示部21に送出してモニタ200にその入力結果を表示するとともに、確定したアンケートの回答結果である視聴関連情報や蓄積関連情報を情報送信部23に送出する。この実施の形態においては、アンケートのうち、「視聴する」(「蓄積予約」の項目を除く)「時間があれば視聴する」「視聴しない」「視聴上限価格」に対する回答情報が視聴関連情報として扱われ、また、「蓄積予約」「蓄積上限価格」に対する回答情報が蓄積関連情報として扱われる。
【0022】
情報送信部23は、通信インタフェースの機能を利用してなるもので、インターネット4を介してサーバ装置3との間でデータの送受信を行う。具体的には、入力受付部22を介して受け付けたアンケートの回答情報である視聴関連情報や蓄積関連情報をサーバ装置3に送信する。なお、サーバ装置3への送信は、インターネット4を用いた送信に限らず、電話回線などを用いた送信であっても良い。
【0023】
次に、サーバ装置3の構成について説明する。このサーバ装置3は、複数の情報処理装置2から視聴関連情報や蓄積関連情報を受信し、これら受信した情報に基づいてその番組の視聴料金や広告料金、放送日時などを決定する機能を有する。このサーバ装置3は、例えば、図5に示すようにCPU3a、主記憶装置3b、補助記憶装置3c、モニタ3d、入力部3e、タイマ3f、通信インタフェース3gなどのハードウェア資源を具備し、これらを協働させて図6に示すように、受信部30、アンケート結果格納部31、番組提供日時決定部32、第一番組料金決定部33、第二番組料金決定部34、送信部35などを機能させる。なお、このサーバ装置3の有する機能は、放送局の番組編成装置10に持たせるようにしても良い。
【0024】
この受信部30は、本発明の視聴関連受信部および蓄積関連受信部を構成するものであり、外部から送信されてきた情報のヘッダに含まれる識別子によって受信情報の種別を判断し、これによって情報処理装置2から視聴関連情報および蓄積関連情報が送信されてきたと判断した場合は、この視聴関連情報および蓄積関連情報をアンケート結果格納部31に送出する。
【0025】
アンケート結果格納部31は、主記憶装置3bを利用してなるもので、図7のメモリマップに示すように、番組の識別情報毎に情報処理装置2から送信されてきた視聴関連情報および蓄積関連情報を蓄積する。具体的には、情報処理装置2から視聴関連情報および蓄積関連情報を受信すると、それぞれの番組識別子に対応して、「視聴する」「時間があれば視聴する」「視聴しない」の項目に対して回答された合計値をカウントアップし、また、それぞれの項目に対応して、「蓄積予約」、「再放送希望日時」、「あきらめる」、「視聴可能な曜日」、「時間帯」、「理由」などに対する回答情報を逐次蓄積する。この視聴関連情報および蓄積関連情報は、アンケートの収集期間中継続して蓄積される。このアンケートの回答情報の収集期間は放送局側から知らされ、タイマ3dの機能を利用してその期間を監視する。
【0026】
番組提供日時決定部32は、番組の放送日時を決定するものであり、アンケートの収集期間終了後、視聴関連情報および蓄積関連情報に基づいて番組の放送日時を決定する。具体的には、まず、情報処理装置2から受信した視聴関連情報および蓄積関連情報のうち、「視聴する」もしくは「時間があれば視聴する」の項目に対して最も多く回答が寄せられた番組識別子を抽出する。この際、「視聴する」の回答数に対して重み付け「1」を付与し、「時間があれば視聴する」の回答数に対してはこれより低い「0.5」の重み付けを付与してそれぞれ加算し、最も数値の高い番組識別子を抽出するようにしても良い。そして、その番組に対するアンケートのうち「視聴する」の項目で選択された「再放送希望日時」、および、「時間があれば視聴する」の項目で選択された視聴可能な曜日や時間帯に基づいて、最も多く希望されている曜日および時間帯を抽出し、その日時に放送を決定する。また、2番目の番組に対しても同様に、「視聴する」もしくは「時間が有れば視聴する」の項目に対して2番目に多く回答が寄せられた番組識別子を抽出し、その番組に対するアンケートのうち「視聴する」の項目で選択された「再放送希望日時」、および、「時間があれば視聴する」の項目で入力された視聴可能な曜日や時間帯に基づいて、最も多く希望されている曜日および時間帯を抽出する。この際、その曜日および時間帯が、既に決定されている番組の放送曜日および時間帯と重なっている場合は、次に多く選択されている視聴可能な曜日および時間帯を抽出して決定する。以下、同様にして放送曜日や時間を決定していく。
【0027】
第一番組料金決定部33は、放送される番組の視聴料金や広告料金を決定するものであり、複数の情報処理端末装置から受信した視聴関連情報および蓄積関連情報に基づいて番組に関する各料金を決定する。具体的には、番組識別子に対応して、図8に示すように「視聴する」旨の回答をした人数に応じた視聴料金や広告料金を記憶しておき、最終的に決定された放送曜日および日時と同じ日時を選択した視聴者の数に対応して各料金を決定する。この料金は、情報処理装置2から送信されてきた上限価格を考慮して決定される。例えば、この番組の視聴料金に対して選択された上限価格の平均値内でその視聴料金を決定しても良く、また、回答された上限価格の最高値内で料金を決定しても良い。なお、この料金の決定方法としては、「視聴する」を選択した人数に比例して決定するようにしても良く、また、「時間があれば視聴する」旨の回答をした人数も考慮して視聴料金などを決定するようにしても良い。
【0028】
第二番組料金決定部34は、その番組の蓄積に対する料金を決定するものであり、第一番組料金決定部33と同様に、視聴関連情報および蓄積関連情報に基づいて決定する。通常、蓄積された番組に対しては何回も視聴できることから、第二番組料金決定部34により決定される料金は視聴料金よりも高く設定され、例えば、第一番組料金決定部33によって決定された視聴料金に対して所定額の加算を行うなどして蓄積料金を決定する。また、この蓄積に対する料金は、視聴者から回答された上限価格を参照して決定する。この場合、回答された上限価格の平均値内で蓄積に対する料金を決定するようにしても良く、また、回答された上限価格の最高値内で料金を決定しても良い。なお、独自のテーブルに基づいて決定しても良い。
【0029】
送信部35は、通信インタフェース3gの機能を利用してなるもので、決定された放送日時や視聴料金、蓄積料金を番組識別子毎に放送局の番組編成装置10に送信する。
【0030】
以下、本実施の形態に係るシステムの動作に関して図9から図14のフローチャートを参照して説明する。
【0031】
まず、放送装置1は、これから放送を予定している番組の予告情報とそのアンケートを示す画面情報とを主記憶装置10bから読み出し(ステップS1)、情報処理装置2に放送する(ステップS2)。情報処理装置2は、放送装置1から放送されてきた情報を情報受信部20で受信し(ステップS10)、これらの予告情報およびアンケートの画面情報をチャンネルに切り替えられることによって(ステップS11)、これらの情報を画像出力指示部21に送出してテレビジョン受像機のモニタ200に表示出力する。
【0032】
そして、番組の予告編をモニタ200から出力するとともに(ステップS12)、図15に示すように、この画面中で「アンケートへ」のボタン200aがリモートコントローラ201の操作によって選択された場合(ステップS13)、この番組に対するアンケートを表示し(ステップS14)、各項目についてリモートコントローラ201を用いた入力を待機する(ステップS15)。
【0033】
ここで、この番組に対して「視聴する」の項目が選択された場合(ステップS150)、次に、万が一視聴できなかった場合の対応として、「蓄積予約」の項目の入力(ステップS151)「再放送を期待」の項目の入力(ステップS152)「あきらめる」の項目の入力(ステップS154)いずれか一つを受け付け、この際、「再放送を期待」に対する項目が選択された場合は、「希望日時」に対する入力を許容する(ステップS153)。
【0034】
また、「時間があれば視聴する」の項目が選択された場合(ステップS155)、次に、具体的な日時を収集すべく、「視聴可能な曜日」「視聴可能な時間帯」に対するアンケートの入力を許容する(ステップS155)。
【0035】
一方、「視聴しない」に対する項目の選択入力が行なわれた場合は(ステップS157)、それに対する「理由」の入力を受け付ける(ステップS158)。
【0036】
また、視聴や蓄積に関してその視聴者が希望する上限価格の入力を受け付け(ステップS159)、これらのアンケートの入力が完了して「送信」200bのボタンが選択されると(ステップS160)、視聴関連情報である「視聴する」(「蓄積予約」に関する回答を除く)「時間があれば視聴する」「視聴しない」「視聴上限価格」の項目に対する回答、および、蓄積関連情報である「蓄積予約」「蓄積上限価格」の項目に対する回答をサーバ装置3に送信する(ステップS16)。また、その他の情報処理装置2についても同様に、サーバ装置3に対してその視聴関連情報および蓄積関連情報を送信する。
【0037】
サーバ装置3は、情報処理装置2から視聴関連情報および蓄積関連情報を受信すると(ステップS20)、それぞれの番組識別子に対応して、「視聴する」「時間があれば視聴する」「視聴しない」の項目に対して回答された合計をカウントアップし、また、それぞれの項目に対応して、「蓄積予約」、「再放送希望日時」、「あきらめる」、「視聴可能な曜日」、「視聴可能な時間帯」、「理由」、「視聴上限価格」、「蓄積上限価格」などに対する回答を蓄積する(ステップS21)。この視聴関連情報および蓄積関連情報は、アンケートの収集期間中継続して蓄積される(ステップS22)。このアンケートの収集期間は放送局側から知らされ、タイマ3fの機能を利用してその期間を監視する。
【0038】
そして、情報処理装置2から送信されてきたアンケートの収集期間が終了した場合、番組の放送日時を決定すべく、その主記憶装置3bに格納されている情報のうち、「視聴する」もしくは「時間があれば視聴する」の項目に対して最も回答が多く寄せられた番組の番組識別子を抽出する(ステップS230)。そして、この番組識別子に対応する番組の放送日時を決定すべく、この番組を「視聴する」もしくは「時間があれば視聴する」の項目の中から、最も多く選択されている視聴可能な曜日(ステップS231)および視聴可能な時間帯を抽出し(ステップS232)、その曜日・時間帯に当該番組の放送を決定する(ステップS233、ステップS234)。
【0039】
また、これと同様に、主記憶装置3bに格納されている「視聴する」もしくは「時間があれば視聴する」の項目に対して2番目に多く回答が寄せられた番組の識別子を出力する(ステップS235、ステップS230)。そして、この番組識別子に対応する番組の放送日時を決定すべく、この番組を「視聴する」もしくは「時間があれば視聴する」と回答した視聴関連情報および蓄積関連情報の中から、最も多く回答されている視聴可能な曜日(ステップS230)および時間帯(ステップS231)を抽出する。なお、ここで、この抽出された曜日および時間帯が既に決定されている番組と重なる場合は(ステップS233)、次に多い視聴可能な曜日および時間帯を抽出して、その曜日および時間帯に放送日時を決定する(ステップS231〜S234)。
【0040】
次に、このように放送日時が決定された番組に対する視聴料金、蓄積料金、広告料金などを決定する(ステップS24)。具体的には、決定された番組に対する放送日時を抽出し(ステップS240)、その放送日時を視聴希望日時とした回答数、および、「視聴する」を選択している回答数をカウントする(ステップS241)。そして、図8に示す料金体系および回答された上限価格の平均値内で視聴料金(ステップS243)および広告料金を決定し(ステップS244)、同様にして、全番組に対する視聴料金および広告料金を決定する(ステップS245)。また、蓄積料金については、この視聴料金に対して所定金額を上乗せし、回答された上限価格の平均値内で蓄積料金を決定する(ステップS25)。
【0041】
そして、このように決定された番組の放送日時、視聴料金、蓄積料金、広告料金を、送信部を介して放送装置1に設けた番組編成装置10に送信する(ステップS26)。番組編成装置10側では、これらの放送日時および各種料金を受信して(ステップS4)これらの情報を主記憶装置10bに格納し(ステップS5)、また、適宜入力部10dを介して最終的な修正作業などを行って番組の編成を行う。
【0042】
上述のように、本実施の形態によれば、放送装置1から番組の予告情報およびその番組に対するアンケートを情報処理装置2に放送しておき、このアンケートに基づいて、視聴者から「視聴する」「時間があれば視聴する」「視聴しない」などの視聴関連情報を収集するようにしたので、これらの情報に基づいて番組に対する妥当な視聴料金や広告料金を決定することができるようになる。また、この際、番組の予告情報とアンケートに対する画面情報とを別々に放送するのではなく、その番組の予告情報とアンケートとを略同時に見られるように放送するようにしたので、直前に視聴した予告編に基づいて確実なアンケート結果を得ることができる。
【0043】
また、このアンケートにおける「時間があれば視聴する」の項目に基づいて、再放送に対する希望日時を収集するようにしたので、その希望日時などに基づいて番組の放送日時を決定することができ、その番組に対する視聴率を向上させることができるようになる。そして、この希望日時を収集する際、曜日と時間帯に分けて情報を収集するようにしたので、その番組の放送日時を別の週の同じ時間帯に割り振ることができるようになる。
【0044】
特に、この実施の形態では、番組のアンケートに基づいて放送日時および番組に関する料金の両方を決定するようにし、この際、視聴率が最も高くなる放送日時を決定した後、その放送日時に対する視聴希望者をカウントして料金を決定するようにしたので、番組の視聴率と料金とを高くすることができる。
【0045】
加えて、番組の視聴に関するアンケートだけではなく、番組の蓄積に関するアンケートの回答結果も収集するようにしたので、番組の蓄積を行う利用者数を把握することができ、これに基づいた蓄積の料金設定を行うことができる。この場合、視聴に対する料金と蓄積に対する料金とを別々の体系に設定し、特に、蓄積料金を視聴料金に対して所定額上乗せした額に設定するようにしたので、蓄積に対する料金設定を容易にすることができる。
【0046】
また、このような料金を決定する場合、視聴者からのアンケートに基づいて料金の上限価格を収集し、この上限価格を考慮して各種料金を設定するようにしたので、視聴者の認識に近い料金に設定して番組を提供することができるようになる。
【0047】
なお、本発明は以上に詳述した実施の形態に限られるものではない。例えば、アンケートに対する回答情報を収集する際には、その番組の予告情報を視聴者側に知らせる必要があるが、その番組の予告情報を雑誌などに掲載して配布するとともに、その予告情報に対するアンケートをオンラインで受け付けるべく、そのアンケートを示す画面情報のみを放送装置1側から情報処理装置2に送るようにしても良い。
【0048】
また、この視聴率収集システムは、あらかじめ補助記憶装置10c、2c、3cに格納したプログラムに基づいて作動する番組編成装置10やサーバ装置3、情報処理装置2などを具備して構成しているが、これらの装置のプログラムをネットワークを介して独自にダウンロードさせるようにしても良く、また、そのプログラムを携帯可能な記録媒体に格納して流通させるようにしても良い。
【0049】
【発明の効果】
本発明では、事前に複数の情報処理装置から番組の視聴に関する情報である視聴関連情報を受信し、この視聴関連情報に基づいて将来の番組に関する料金や放送日時などを決定するようにしたので、視聴者の反響に応じて番組の料金設定や放送日時などを決定することができ、特に、スポンサに対しては、広告料金に対応した広告の効果を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す視聴率収集システムを示す図
【図2】同実施形態に係る放送装置の機能ブロック図
【図3】同実施形態に係る情報処理装置のハードウェア資源の内容を示す図
【図4】同実施形態に係る情報処理装置の機能ブロック図
【図5】同実施形態に係るサーバ装置のハードウェア資源の内容を示す図
【図6】同実施形態に係るサーバ装置の機能ブロック図
【図7】同実施形態に係るサーバ装置のメモリマップ
【図8】同実施形態に係るサーバ装置のメモリマップ
【図9】同実施形態に係る放送装置の手順を示すフローチャート
【図10】同実施形態に係る情報処理装置の手順を示すフローチャート
【図11】同実施形態に係る情報処理装置のアンケート入力手順を示すフローチャート
【図12】同実施形態に係るサーバ装置の手順を示すフローチャート
【図13】同実施形態に係るサーバ装置の日時決定手順を示すフローチャート
【図14】同実施形態に係るサーバ装置の料金決定手順を示すフローチャート
【図15】テレビジョン受像機に表示される画面例
【図16】テレビジョン受像機に表示される画面例
【符号の説明】
2・・・情報処理装置
3・・・サーバ装置
20・・・情報受信部
21・・・画面出力指示部
22・・・入力受付部
23・・・情報送信部
30・・・受信部(視聴関連情報受信部、蓄積関連情報受信部)
32・・番組提供日時決定部
33・・・第一番組料金決定部
34・・・第二番組料金決定部

Claims (4)

  1. 2以上の情報処理装置から番組の蓄積に関する情報である蓄積関連情報を2以上受信する蓄積関連情報受信部と、
    前記2以上の蓄積関連情報に基づいて当該番組に関する料金を決定する第二番組料金決定部とを具備するサーバ装置。
  2. 前記蓄積関連情報は、番組を蓄積する上限の価格に関する情報である価格情報を含み、
    前記第二番組料金決定部は、前記価格情報を含む蓄積関連情報に基づいて当該番組に関する料金を決定することを特徴とする請求項記載のサーバ装置。
  3. 2以上の情報処理装置から番組の視聴に関する情報である視聴関連情報を2以上受信する視聴関連情報受信部と、
    前記2以上の視聴関連情報に基づいて当該番組に関する料金を決定する第一番組料金決定部とを具備し、
    前記視聴関連情報は、番組を視聴する上限の価格に関する情報である価格情報を含み、
    前記第一番組料金決定部は、前記価格情報を含む視聴関連情報に基づいて当該番組に関する料金を決定することを特徴とするサーバ装置。
  4. 前記視聴関連情報は、番組識別子と視聴可能な時を示す情報である時情報を有し、
    前記2以上の視聴関連情報に基づいて番組識別子で識別される番組の放送日時を決定する番組提供日時決定部をさらに具備する請求項記載のサーバ装置。
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