JP3786230B2 - アルミナ系調湿材料の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、アルミナ系調湿材料の製造方法に関し、特に水酸化アルミニウムの熱処理によって形成される細孔の吸放湿特性を利用することにより、結露やカビ・ダニの発生を防止する建築材料として有用なアルミナ系調湿材料の製造方法に関する。なお、本明細書において調湿材料とは、吸湿機能及び放湿機能を有し、例えば本発明の調湿材料を壁材として用いた場合に、室内の湿度が高くなると水蒸気を吸収して貯え(吸湿)、逆に環境湿度が低くなると保有する水分を室内に放出し(放湿)、室内の湿度を一定に保つような機能を有する微多孔質材料をいう。
【0002】
【従来の技術】
従来の日本の家屋では、木材や土壁等の調湿性能の良い建築材料が用いられ、また気密性もあまり良くないため隙間風による自然換気が行われていた。しかし、最近の建築物では吸湿性の劣る新建材が使用され、さらに高断熱化・高気密化の促進により、以下のような問題が生じている。
(1)内部結露により建材に腐朽菌が繁殖し、強度が低下する。
(2)ダニ・カビの繁殖によりアレルギー問題が発生する。
(3)梅雨時等、室内が高湿度になり易く、居住者が不快感を感じる。
このような問題を解決するために、一般に除湿器やエアコン等の空調設備が用いられている。しかし、設備費が高価で、しかも快適さを保つためには常時運転しなければならないため、運転コストも高いという難点がある。さらに、このような空調設備を用いても、押し入れや隅部等の局所的な場所の湿度の制御は難しいという問題があった。そのため、これまで種々の吸湿性能の高い調湿建材の開発が行われてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の調湿材料の吸着量(吸湿量)と相対湿度の関係は、一般に図11に示すような3種類のパターンに分類される。図11において、曲線Aは、湿度の上昇とともに吸着量がほぼ比例的に増大するパターンであり、一般にはこのような吸湿特性を示すものが多く、その代表例はシリカゲルである。なお、シリカゲルは、相対湿度に比例して吸着量が大きくなるが、脱着温度は約110℃以上と言われており、その放湿機能に難点がある。曲線Bのパターンの吸湿特性を示すものの代表例はゼオライトであり、相対湿度が約20〜30%位の低湿度で吸着量が急峻に増大するが、それ以上は湿度が高くなってもほとんど吸着しなくなる。最後に、曲線Cは、約80〜90%以上の高湿度で吸着量が急峻に増大するパターンであり、そのような吸湿特性を示す材料の例としてはカオリナイトが挙げられる。
しかしながら、特にカビの繁殖防止の観点からは、80%以下の湿度で吸着量が急峻に増大する材料が好ましい。また、快適性等の観点からは約60%で、また場合に応じては約40%のように、所望の任意の湿度において吸着量が急峻に増大する材料が望ましい。
【0004】
従って、本発明の目的は、制御された任意の湿度で吸着量が急峻に増大する調湿材料を得ることができ、それによって、例えば局所的に低湿度が要求される場所(隅部等の結露し易い場所)においても、任意のほぼ一定の湿度に保つことができ、結露やカビ・ダニの繁殖を防止することができるアルミナ系調湿材料を生産性よく低コストで製造できる方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の第1の態様によれば、水酸化アルミニウム粉末を減圧雰囲気下で熱処理することを特徴とする吸着・脱着性アルミナ系調湿材料の製造方法が提供される。
さらに好適な本発明の第2の態様によれば、平均粒径が50μm以下の水酸化アルミニウム粉末を減圧雰囲気下で熱処理することを特徴とする吸着・脱着性アルミナ系調湿材料の製造方法が提供される。
前記いずれの態様においても、好ましくは、前記熱処理を300〜800℃の温度で行う。
【0006】
【発明の実施の形態】
吸湿作用は、微多孔質材料の細孔への水蒸気の吸着によって行われる。ケルビンの式より明らかなように、細孔径の大きさによって、吸着量が増大する湿度の位置が決まる。すなわち、ゼオライトのような細孔径がほぼ一定で小さい材料では、図11の曲線Bで示されるように低湿度で吸着量が増大する。また、例えばカオリナイトの表面とその二次粒子からなる細孔がほぼ一定で大きい材料では、図11の曲線Cで示されるように高湿度で吸着量が増大する。さらにシリカゲルのような細孔径が幅広い分布をもつ材料では、図11の曲線Aで示されるように湿度の増大とともに吸着量は単調に増大する。
そこで、希望する湿度範囲において吸着量が急峻に増大するような調湿材料を得るためには、細孔径を制御する必要がある。適切に細孔径を制御された調湿材料では、環境湿度が高くなると材料の細孔に水蒸気を水にして貯え(吸湿)、環境湿度が低くなると水を蒸発させ(放湿)、湿度を一定の最適値に保つことができる。
【0007】
本発明者らは、上記のような吸放湿特性を示す調湿材料を製造すべく鋭意研究の結果、調湿材料の原料として水酸化アルミニウム(以下、水酸化アルミという)の粉末を用い、これを減圧雰囲気下、好ましくは0.9気圧以下の減圧雰囲気下で熱処理すれば、細孔径分布のピーク幅が狭くてシャープな分布となり、或る一定の比較的狭い湿度範囲で吸着量が急峻に増大する吸放湿特性を示すことを見い出し、しかも、出発材料の水酸化アルミの平均粒径及び/又は熱処理雰囲気の圧力、あるいはさらに熱処理温度を変えることにより、吸着量が急峻に増大する湿度位置を任意に変え得ることを見い出し、本発明を完成するに至ったものである。
以下、本発明の方法による水酸化アルミ粉末の細孔径分布及び吸放湿特性の制御に関して、さらに詳しく説明する。
【0008】
例えば、ゼオライト、珪藻土等の天然材料は細孔径が一義的に決まっており、その制御を行うことは困難である。
これに対して、水酸化アルミ(ギブサイトAl2O3・3H2O)の場合、加熱により脱水反応が起こり、ベーマイト(Al2O3・H2O)を経てアルミナ(Al2O3)に変化し、この過程で放出された水の通り道(脱水経路)に細孔が生じるので、熱処理条件を変えることにより、細孔の数及び細孔径を変化させることができる。
例えば、熱処理温度を変化させた場合、200℃で既に一部ベーマイトが生じ、350℃でギブサイトが全てベーマイトになり、500℃以上ではアルミナになっている。従って、吸放湿に必要な細孔を生じさせるためには、水酸化アルミ粉末の熱処理は300℃以上で行うことが望ましい。
熱処理温度の上昇に伴い、脱水による細孔形成のため、粉末の比表面積は増大するが、一方、細孔の融合も起こり始めるため、500℃以後は温度の上昇とともに漸次減少し、雰囲気圧力や出発材料の平均粒径によっても若干異なるが、約700〜800℃付近から急激に減少する。従って、水酸化アルミ粉末の熱処理は800℃以下で行うことが望ましい。なお、熱処理時間は所望の吸放湿特性に応じて任意に選定できるが、通常は数時間程度以下で充分である。
【0009】
吸着(吸湿)は、材料の細孔中の毛細管凝縮作用によって起こると考えられるため、細孔の数や細孔径によって吸着の挙動が変化する。熱処理温度と吸着量の関係についても、熱処理温度が300℃から500℃にかけて上昇するに伴い、粉末の比表面積が増大すると共に、吸着量も大幅に上昇し、例えば大気圧下での熱処理においては約500℃付近の熱処理温度で吸着量はピークを示し、その後、熱処理温度が上昇するに伴って比表面積が減少するため漸次減少し、約700〜800℃から吸着量は急激に減少する。また、高温での熱処理はそれだけ加熱エネルギーも必要となり、経済的にも不利となる。このような吸着量や経済性等の観点からみて、より好ましい熱処理温度は300℃以上、700℃以下であり、特に好ましくは400℃以上、600℃以下である。
また、水酸化アルミ粉末の平均粒径及び熱処理雰囲気の圧力が同一であっても、熱処理温度によって吸着量が急峻に増大する湿度位置(より正確には所定幅の湿度域)が変化し、高温になる程、高湿度側に移行し、またその湿度域における吸着量の増大度合(立ち上がり)も急激になる。
【0010】
また、本発明者らの研究によれば、水酸化アルミ粉末の熱処理による脱水反応(熱分解反応)の促進には、減圧によって分解生成気体(水蒸気)を材料内から除去することが効果的であることが確認された。すなわち、熱処理雰囲気の水蒸気分圧を減少させて熱処理することにより、細孔径を制御することができる。例えば、雰囲気圧力を0.9気圧以下、好ましくは0.1気圧以下の減圧雰囲気下で熱処理した場合、細孔径分布のピーク幅が狭くてシャープな分布となり、その結果、熱処理温度に応じて相対湿度が約30〜約60%の任意の値で、吸着量の立ち上がりが急峻な調湿材料を得ることができる。
また、概して雰囲気圧力が低くなる程、調湿材料の細孔径分布のピーク幅が狭く、かつシャープなものとなり、また比表面積が増大し、平均細孔径が小さくなる傾向にある。
なお、熱処理を減圧雰囲気下で行う場合、出発材料の水酸化アルミ粉末の平均粒径は多少大きくてもよく、例えば100μm以下でも吸着量の増大が急峻な調湿材料を得ることができるが、この場合にも、水酸化アルミ粉末の平均粒径は後述するように50μm以下であることが好ましい。
【0011】
さらに本発明者らの研究によれば、大気圧下で熱処理を行った場合においても、水酸化アルミ粉末の平均粒径を50μm以下、好ましくは25μm以下、より好ましくは2μm以下に調整した場合、同様の傾向を示し、熱処理温度に応じた所定の湿度域で吸着量が急峻に増大する調湿材料が得られることが見い出された。また、水酸化アルミ粉末の平均粒径が小さい程、得られる調湿材料の吸着量は全体的に増大する。さらに、減圧雰囲気下で、平均粒径の小さな水酸化アルミ粉末を用いて熱処理を行うと、上記効果が助長されることは言うまでもない。
【0012】
以上のように、本発明の方法によれば、熱処理温度、雰囲気圧力、水酸化アルミ粉末の粒径を変えることにより、得られる粉末の細孔径分布、従って吸放湿特性を比較的に簡単に、任意に制御することができる。
得られる粉末状のアルミナ系調湿材料は、適当なバインダー、補強材等を混合し、加圧成形してシート材、板材等任意の形状に成形した固形材や、コーティング材など、任意の形態で用いることができ、壁材等の建築用材料に好適に利用することができる。また、所望の湿度に応じて、適切な湿度域で吸着量が急峻に増大する調湿材料を選択して使用することができる。例えば、換気が困難で高湿度になり易い押し入れ、下駄箱など、局所的に低湿度が要求される場所においても、低湿度域で吸着量が急激に増大する調湿材料を選択使用することにより、任意の空間を常に任意の適切な湿度状態に保つことができる。それによって、結露やカビ・ダニなどの繁殖を防止でき、しかも、センサーや電気機器を用いていないため、極めて安全で経済的に調湿が行われる。
【0013】
【実施例】
以下、実施例を示して本発明についてより具体的に説明するが、本発明が下記実施例に限定されるものでないことはもとよりである。
【0014】
実施例1
平均粒径約25μmの水酸化アルミ粉末を600℃、0.1気圧の減圧雰囲気下で熱処理した。熱処理は、水酸化アルミ粉末をセラミック製緻密円筒管内に入れ、円筒管を真空ポンプに接続して0.1気圧に維持し、これを環状電気炉内に設置し、熱電対で試料温度を測定しながら行った。昇降温速度は200℃/hとし、熱処理温度での保持時間は2時間とした。得られた粉末の細孔径分布を図1に、またその吸放湿特性(吸着等温線)を図2に示す。
なお、得られた粉末の細孔径分布は、窒素吸着法を用いて測定した。また、吸放湿特性は、測定系内の温度を一定(25℃)にして、水蒸気圧を変化させて平衡状態に達した時の試料重量の変化から吸着量を求める(重量法)吸着平衡測定装置を用いて測定した。吸着量は、絶乾状態の粉末重量に対する水の吸着重量の割合を示す。
図1から明らかなように、得られた調湿材料の細孔径分布はピーク幅が狭くてシャープな分布であり、また図2から明らかなように、吸着量は相対湿度約60%で立ち上がっている。従って、この調湿材料を用いることにより、環境湿度を約60%に調湿できる。
【0015】
実施例2
平均粒径約25μmの水酸化アルミ粉末を500℃、0.1気圧の減圧雰囲気下で実施例1と同様に熱処理した。得られた粉末の細孔径分布を図3に、またその吸放湿特性を図4に示す。
図3から明らかなように、得られた調湿材料の細孔径分布はピーク幅が狭くてシャープな分布であり、また図4から明らかなように、吸着量は相対湿度約50%で立ち上がっている。従って、この調湿材料を用いることにより、環境湿度を約50%に調湿できる。
【0016】
実施例3
実施例1で用いた平均粒径約25μmの水酸化アルミ粉末をボールミルで粉砕して得た平均粒径約2μmの水酸化アルミ粉末を600℃、0.1気圧の減圧雰囲気下で熱処理した。得られた粉末の細孔径分布を図5に、またその吸放湿特性を図6に示す。
図5から明らかなように、得られた調湿材料の細孔径分布はピーク幅が狭くてシャープな分布であり、また図6から明らかなように、吸着量は相対湿度約50%で立ち上がっている。
【0017】
実施例4
実施例3で用いた平均粒径約2μmの水酸化アルミ粉末を400℃、0.1気圧の減圧雰囲気下で熱処理した。得られた粉末の細孔径分布を図7に、またその吸放湿特性を図8に示す。得られた調湿材料には微細な細孔が含まれるため、40%位の湿度位置で吸着量が急峻に増大している。
【0018】
実施例5
平均粒径約25μmの水酸化アルミ粉末を600℃、0.01気圧の減圧雰囲気下で実施例1と同様に熱処理した。得られた粉末の細孔径分布を図9に、またその吸放湿特性を図10に示す。
図9から明らかなように、得られた調湿材料の細孔径分布はピーク幅が狭くてシャープであり、また図10から明らかなように、吸着量は相対湿度約60%で立ち上がっている。従って、この調湿材料を用いることにより、環境湿度を約60%に調湿できる。
上記各実施例から明らかなように、減圧雰囲気下で、あるいは水酸化アルミ粉末の粒径を小さく調整し、熱処理することにより、細孔径分布がシャープで、吸着量が所定の湿度位置で急峻に立ち上がる調湿材料を得ることができ、また熱処理条件を適宜変えることにより、任意の吸放湿特性が得られるように制御することができる。
【0019】
【発明の効果】
以上のように、本発明のアルミナ系調湿材料の製造方法に従って水酸化アルミ粉末を適切に熱処理することにより、細孔径分布を任意に制御でき、任意の湿度で吸着量が急峻に増大する調湿材料を得ることができる。本発明により得られる調湿材料を適宜選択して用いることによって、例えば局所的に低湿度が要求される場所(隅部等の結露し易い場所)においても、任意の所望の湿度に保つことができ、結露やカビ・ダニの繁殖を防止することができる。また、本発明の方法は単に熱処理のみによるため、その工程が比較的簡単であり、従って前記したような優れた吸放湿特性を示すアルミナ系調湿材料を生産性良く低コストで製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1で作製したアルミナ系調湿材料の細孔径分布を示すグラフである。
【図2】 実施例1で作製したアルミナ系調湿材料の吸放湿特性を示すグラフである。
【図3】 実施例2で作製したアルミナ系調湿材料の細孔径分布を示すグラフである。
【図4】 実施例2で作製したアルミナ系調湿材料の吸放湿特性を示すグラフである。
【図5】 実施例3で作製したアルミナ系調湿材料の細孔径分布を示すグラフである。
【図6】 実施例3で作製したアルミナ系調湿材料の吸放湿特性を示すグラフである。
【図7】 実施例4で作製したアルミナ系調湿材料の細孔径分布を示すグラフである。
【図8】 実施例4で作製したアルミナ系調湿材料の吸放湿特性を示すグラフである。
【図9】 実施例5で作製したアルミナ系調湿材料の細孔径分布を示すグラフである。
【図10】 実施例5で作製したアルミナ系調湿材料の吸放湿特性を示すグラフである。
【図11】 従来の調湿材料の吸湿特性パターンを示すグラフである。
Claims (3)
- 水酸化アルミニウム粉末を減圧雰囲気下で熱処理することを特徴とする吸着・脱着性アルミナ系調湿材料の製造方法。
- 平均粒径が50μm以下の水酸化アルミニウム粉末を減圧雰囲気下で熱処理することを特徴とする吸着・脱着性アルミナ系調湿材料の製造方法。
- 前記熱処理を300〜800℃の温度で行う請求項1又は2に記載の方法。
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