JP3785411B2 - 磁性体粉末の連続包装機 - Google Patents

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Description

本発明は、磁性体粉末の連続包装機に関する。さらに詳しくは、使い捨てカイロの原材料のような磁性体粉末を自動的に連続包装する連続包装機に関する。
従来の磁性体粉末包装機の一例である使い捨てカイロ製造機としては、特許文献1に記載されたものがある。
この特許文献1の使い捨てカイロ製造機は、計量ドラムと転移ドラムと搬送ドラムとシールドラムの4個のドラムを用いて構成されている。そして、カイロ1個分づつの原材料の計量、移送、包装フィルムへの挟み込み、シールの各動作を各ドラムが分担し、かつ連携して行うことにより、能率的に使い捨てカイロを製造することができるようになっている。
しかるに、本発明者は、さらなる改良を検討した結果、よりコンパクトな構造で、能率よく製造できる磁性体粉末の包装技術を完成した。
特公平7−108687号公報
本発明は、磁性体粉末を一定量づつ自動的に計量し、包装することができ、かつコンパクトで高能率な連続包装機を提供するものである。
第1発明の磁性体粉末の連続包装機は、磁性体粉末を第1原反フィルムと第2原反フィルムからなる2枚のフィルムで挟んで包装する連続包装機であって、1個の計量ドラムとホッパと磁性体搬送手段とシール装置とからなり、前記計量ドラムは、供給された磁性体粉末を受入れる凹部がドラム面上に形成された回転自在なドラムと、前記凹部に受入れた磁性体粉末を保持する粉末保持手段と、磁性体粉末を磁性体搬送手段に移し替えるための保持力遮断手段とを備えており、前記ホッパは、磁性体粉末を供給する手段であって、前記計量ドラムの一方の側面においてドラム面に沿って配置されており前記磁性体搬送手段は、前記計量ドラムから移し替えられた磁性体粉末を、供給された第1原反フィルムの下面に保持しながら送りをかける上側コンベヤと、供給された第2原反フィルムとによって磁性体粉末を挟んだ状態で送りをかける下側コンベヤとを備えており、前記上側コンベヤは、その始端を前記計量ドラムの中心の上方であってドラム面に近接した搬送開始位置に配置し、その後端を前記シール装置の入側に置くように配設されており、前記下側コンベヤは、その始端を前記計量ドラムの反ホッパ側の側面に配置し、その後端を前記シール装置の入側に置くように配設されており、前記上側コンベヤには、少なくともその始端と前記下側コンベヤの始端との間に磁性体粉末を第1原反フィルムの下面に保持する磁性支持手段が設けられており、前記シール装置は、前記磁性体搬送手段から送られた第2原反フィルムと前記第1原反フィルムを前記磁性体粉末を挟んだ状態でシールする装置であることを特徴とする。
第2発明の磁性体粉末の連続包装機は、第1発明において、前記計量ドラムの前記粉末保持手段が、ドラム表面に形成された複数の凹部に対応付けて、前記各凹部の下部にそれぞれ設置された複数の磁石で構成されており、前記保持力遮断手段が、計量ドラムの内周面と前記磁石の間に配置された磁力を遮断する遮断板で構成されていることを特徴とする。
第3発明の磁性体粉末の連続包装機は、第2発明において、前記計量ドラムには、該計量ドラムの凹部に供給する磁性体粉末の量を計量する計量手段が付設されており、該計量手段が、該計量ドラムの外表面に沿わせて設けられた第1ドクタと第2ドクタからなり、前記第1ドクタは、前記計量ドラムの回転方向における上流側に、前記第2ドクタは下流側にそれぞれ設けられると共に、第1ドクタの掻込み量は第2ドクタの掻込み量より多いことを特徴とする。
第4発明の磁性体粉末の連続包装機は、第2発明において、前記計量ドラムには、該計量ドラムの凹部に磁性体粉末を、該凹部に向けて加圧して詰込むプレス装置が付設されていることを特徴とする。
第5発明の磁性体粉末の連続包装機は、第2発明において、前記計量ドラムには、該計量ドラムの凹部に詰込まれた磁性体粉末の余分量を掻取るスクレーパが付設されていることを特徴とする。
第6発明の磁性体粉末の連続包装機は、第1発明において、前記計量ドラムの上面であって、前記磁性体搬送手段の手前において、計量ドラム上の磁性体粉末に塩水を噴霧する塩水スプレーを設けたことを特徴とする。
第7発明の磁性体粉末の連続包装機は、第1発明において、前記磁性支持手段が、磁性を有するベルトであることを特徴とする。
第8発明の磁性体粉末の連続包装機は、第1発明において、前記磁性支持手段が、ベルトの裏面に配置した磁石であることを特徴とする。
第9発明の磁性体粉末の連続包装機は、第1発明において、前記シール装置が、前記第1原反フィルムと前記第2原反フィルムを、該2枚のフィルムで挟まれた磁性体粉末の周囲をヒートシールするシール面を備えたシールロールからなることを特徴とする
第1発明の作用効果は、つぎのとおりである。
a)計量ドラムは供給された磁性体粉末をドラム表面上に粉末保持手段を介して保持し、その状態で回転すると、保持力遮断手段で粉末保持力が失われる位置で磁性体搬送手段に磁性体粉末が移し替えられる。磁性体搬送手段には予め第1原反フィルムが供給されているので、磁性体粉末は粉末支持手段によって支持される。そして、第2原反フィルムが磁性体搬送手段に供給されると、第1原反フィルムと共に磁性体粉末を挟み込むので、その状態でシール装置でシールすると、磁性体粉末を2枚のフィルムで包装することができる。b)以上のように、包装作業が連続的に行われるので高能率に包装作業を実行できる
c)ドラムが1個で足りるので、包装機の構成がコンパクトになる。
第2発明によれば、粉末保持手段はドラム表面の凹部に載せた磁性体粉末を、磁石で吸引する構成であるので、ドラム表面上に保持された磁性体粉末は移動中であっても落下することがない。このため、回転しながら磁性体搬送手段への移し替えを確実に行うことができる。また、保持力遮断手段の遮断板は、ドラム内周面と磁石の間において磁力線を遮断するので、この遮断板を磁性体搬送手段に磁性体粉末を移し替えるべき場所に置くと、磁性体粉末を落下させることなく、確実に磁性体搬送手段に移し替えることができる。
第3発明によれば、第1ドクタの掻込み量は第2ドクタより多いので、計量ドラムの凹部に磁性体粉末を多めに供給するが、供給量そのものは均一化できる。ついで、第2ドクタは、はみ出し分を押込みながら掻取るが、掻取り量が均一化されているので、余分な量の掻取りが確実に行える。よって、個々に包装される磁性体粉末の量を正確にすることができる。
第4発明によれば、計量ドラムの凹部に供給された磁性体粉末を加圧するので、分量を多くしたり薄形に成形することができる。このため、カイロ原材料自体をシート化することもでき、薄型カイロや変形したカイロの製造に好適となる。
第5発明によれば、第1,第2ドクタによる計量とプレス装置による加圧を経た磁性体粉末を、さらにスクレーパによって掻取るので、凹部内に加圧した磁性体粉末の量をかなり高精度に均一化できる。また、計量ドラムの表面を掃除することができる。
第6発明によれば、磁性体搬送手段において、第1原反フィルムと第2原反フィルムで磁性体粉末が挟まれる直前に、磁性体粉末に塩水を含ませるので、包装完了までの間に発熱することがない。このため、磁性体粉末の原料タンクからホッパまでの距離が長い設備などでは、送り工程の途中で磁性体粉末が発熱しかねないが、そのような不都合が生じないので、不良品率を下げ生産性を向上させることができる。
第7発明によれば、ベルトの磁性によって磁性体粉末を吸引して搬送できる。そして、第1コンベヤの粉末支持手段が磁性を有するベルトそのものであるので、構造が簡単となる。
第8発明によれば、第1コンベヤの粉末支持手段が磁石であるので、強力な磁石を使うことにより、多量の磁性体粉末を搬送することが可能となる。このため、使用量の多い磁性体粉末のシールに適している。
第9発明によれば、シールロールは、2枚のフィルムで挟まれた磁性体粉末を囲むようにヒートシールするシール面を有しているので、シール洩れのない包装が行え、しかも回転動作によって行うので、シールを能率よく連続して行える
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明するが、この実施形態は、磁性体粉末の一種である使い捨てカイロの原材料を2枚のフィルムで挟んだ状態で連続包装していく使い捨てカイロ包装機である。
図1は上記の使い捨てカイロ包装機Aを示している。この使い捨てカイロ包装機Aの主たる構成要素は、ホッパ8、1個の計量ドラム1、磁性体搬送手段5、シール装置6である。
また、この構成に加えて、シール部冷却装置7が設けられることがある。このシール部冷却装置7は必須ではないが、設けるとシール部の信頼性が向上するので、好ましいものである。
さらに、本発明のカイロ包装機Aの後工程側にシール部をカットして、バラバラの包装体を作るカット装置80と、バラバラに切離された包装体を一定量づつまとめてパッキングするパッキング装置(図示せず)を設けておくと、出荷できる状態までの連続生産が可能となる。
図2はカイロ包装機Aの要部であるホッパ8、計量ドラム1、磁性体搬送手段5を示している。以下、順に説明する。
前記ホッパ8は使い捨てカイロの原材料mを貯えておき、計量ドラム1に供給するための手段であって、前記計量ドラム1の一方の側面において後述するドラム面に沿って配置されている。この原材料mは、鉄粉、塩水、保水剤、酸化助剤等を材料とするもので、発熱可能な磁性体粉末である。
ホッパ8の開口部には、ダンパ81が開口部を開閉可能にピン82で軸支されており、ピン82の反ダンパ側にはバランスウエイト83が取付けられている。ダンパ81の先端部はホッパ8内の原材料mに触れており、原材料mが減ると、より下傾し、増えると水平近くに戻るようになっている。84はストライカで、両サイドに配置したレベルセンサ85,86をON,OFFするようになっている。レベルセンサ85,86としては、リミットスイッチや各種近接センサなどを用いることができる。
ダンパ81が限度まで下傾すると、レベルセンサ86がONし、ホッパ8に原材料mが供給され、原材料mの貯留量が増えてダンパ81が水平に近づくと、レベルセンサ85がONして原材料mの供給を止める。この制御動作を繰返すことにより、ホッパ8内には常に適正量の原材料mが貯えられることになる。
前記計量ドラム1は、カイロ原材料mを一定量づつ計量し、磁性体搬送手段5に移し替えるためのものであり、ドラムを基本的構成部材として、さらに、原材料計量手段、粉末保持手段および保持力遮断手段を備えている。
前記計量ドラム1の詳細を図3〜図4に基づき説明する。
10は回転軸で、モータ等の駆動源で回転されるようになっている。この回転軸10に外挿して固定された固定筒11が設けられており、この固定筒11に対し、円筒状のドラム体13と、それより直径の小さい内ドラム15が固定されている。
前記ドラム体13の外周面には、原材料mを収容し計量用枡でもある凹部14が複数個形成されている。この凹部14の数は自在に設定することができるが、使い捨てカイロの生産性の観点から4列かつ多数行に凹部14を形成している。また、凹部14の形状は、特に制限なくどのような形状でもよいが、使い捨てカイロの一般的な形状に合わせて図示のように四角形状にしている。なお、凹部14の大きさは1個の使い捨てカイロを構成する原材料の量を決定するものであり、その体積は任意に設定することができる。
原材料計量手段は、カイロ原材料mを使い捨てカイロ1個分づつの原材料に計量するものであり、図7に示すように、ドラム1の表面上に配設された第1ドクタ21および第2ドクタ22から構成されている。
第1ドクタ21は計量ドラム1の回転方向における上流側に配置され、第2ドクタ22は下流側に配置されている。第1ドクタ21の掻込み量、すなわち計量ドラム1の表面からの高さh1は4〜5mm位で、第2ドクタ22の計量ドラム1の表面からの高さより高くなっている。このため、第1ドクタ21を通過する段階では、原材料mは、余分に凹部14に乗せられて第2ドクタ22側へ送られる。なお、この高さhは仕様に基づき適正な値に調節できるようにしておくことが好ましく、たとえば1〜10mm位の間で調整可能としておくのがよい。
第2ドクタ22は、その先端が計量ドラム1の表面に近づくよう傾斜させて配置されている。このため、余分に送られてくる原材料mを凹部14内に案内して、凹部14内に隙間が生じないように、原材料mを供給することができる。
粉末保持手段は、原材料mを前記凹部14内に保持するものであり、図示の例では磁石16で構成されている。すなわち、図3〜図5の例では、各凹部14の下部にそれぞれ配置され、前記内ドラム15に固定された複数の磁石16で構成されている。この磁石16は、3枚の磁石16a,16b,16c を一組として構成されており、各磁石16はドラム1の回転方向に沿うと共に、磁極が各凹部14の下部に位置するように配置されている。なお、本実施形態では3枚の磁石16a,16b,16c を一組として1つの凹部14の下部に設置したが、1枚の永久磁石を使用することもできる。また、磁石16を永久磁石で構成する代わりに電磁石で構成してもよい。
上記の凹部14と磁石16からなる粉末保持手段により、凹部14に載せられた原材料mは、磁石16によって凹部14の底面に引き付けられるので、計量ドラム1が回転する間に、落下することなく移送される。
保持力遮断手段は、原材料mの磁性体搬送手段5への移し替えを確実にするための部材であり、図3〜図6に示すように、ドラム体13の内周面と前記磁石16の間に配置された遮蔽板18で構成されている。遮蔽板18は、ドラム体13の内周面よりやや小さい曲率半径で曲げられた曲面部18a と取付部18b から構成された板材であり、曲面部18a の長さはドラム体13の幅よりやや小さく、幅は磁石16の1個分か2個分位に形成されており、取付部18b が、回転軸10に対し、回転自在に支持されている。したがって、遮蔽板18は計量ドラム1と共に回転せず、固定された状態となっている。ただし、遮蔽板18の計量ドラム1内での配置位置は任意に設定できるようになっている。なお、遮蔽板18は、磁石16の磁束を遮断することができるものであれば、とくに制限なくどのような材質の部材でも使用できるが、本実施形態では遮断力が良いので鉄板を使用している。
本実施形態では、遮蔽板18は、図2に示すように、計量ドラム1と磁性体搬送手段5の第1コンベヤ3との接点において、計量ドラム1側の磁石16の磁力を遮断できる位置に配置される。こうすることによって、接点上の計量ドラム1の凹部14上の原材料mは磁石16側の磁力を断たれ、一方で第1コンベヤ3の後述するベルト33の磁力によって吸引される結果、ベルト33の下面側に磁着されることになる。
図7において、23はプレス装置であり、前記第2ドクタ22の下流側に配置されている。
このプレス装置23は、凹部14内に原材料mを加圧するものであればよく、種々の構成のものが採用できる。図示の例は、バイブレータ24のロッドの先端にリンク25を介して押圧板26を連結したもので、バイブレータ24が連続的に伸縮運動を繰返すと、押圧板26が振動しながら原材料mを凹部14内に押し込むことができる。
このように、振動をかけると、原材料mの凹部14内への押込み量を多くしたり、密度を高くして薄形に成形し、場合によってはシート化することもできる。この場合、薄型のカイロや変形したカイロの製造に好適である。しかし、振動をかけなくても加圧により必要な量の原材料mを凹部14内へ供給できるものであれば、プレス装置23は設けなくてもよい。
振動タイプのプレス装置としては、図示の例の他に、振動源として電磁石等を用いてもよく、その構成は任意である。
非振動タイプのプレス装置としては、エアシリンダ等を用い、1個の凹部に対し、1回ずつエアシリンダを作動させて、押圧板26に押込み動作をさせるものでもよい。また、図示しないが、ローラの外周に加圧用突起を形成した加圧ローラを用い、これを計量ドラム1と同期させて回転させ、1個1個の凹部14に対し、加圧用突起で原材料mを押込んでもよい。
27はスクレーパであり、前記プレス装置23の下流側に設けられている。スクレーパ27の形状や構造は任意であり、計量ドラム1の凹部14からはみ出している余分な原材料mを掻きならす機能を果すものであればよい。このようなスクレーパ27を用いると、原材料mの量を正確に計量でき、かつ計量ドラム1の表面を掃除することができる。
28は塩水スプレーである。この塩水スプレー28は、前記スクレーパ27と磁性体搬送手段5の第1コンベヤ3との間に設けられており、計量ドラム1の回転に伴って運ばれてくる凹部14内の原材料mに塩水を噴霧するものである。
カイロ原材料の場合は、塩水を含ませると空気と触れることによって発熱しだすので、第1コンベヤ3において、第1原反フィルムpと第2原反フィルムqで磁性体粉末mが挟まれる直前に、磁性体粉末mに塩水を含ませると、包装完了までの間に発熱することがない。このため、磁性体粉末mの原料タンクからホッパ8までの距離が長い設備などで、最初に塩水を含ませておくと、送り工程の途中で磁性体粉末mが発熱しかねないが、そのような不都合が生じないので、不良品率を下げ生産性を向上させることができる。
つぎに、磁性体搬送手段5の詳細を図1および図2に基づき説明する。
磁性体搬送手段5は前記計量ドラム1から移し替えられたカイロ原材料mを保持しつつ、第1原反フィルムpと第2原反フィルムqからなる2枚のフィルムで挟むための部材であり、上側コンベヤ41と下側コンベヤ45から構成されている。また、上側コンベヤ41は第1コンベヤ3と第2コンベヤ4から構成されている。
前記第1コンベヤ3は、一対のロール31,32とこれに巻き掛けられたベルト33とからなる。前記ロール31は上側コンベヤ41の始端に位置し、計量ドラム1の中心の上方であって、ドラム面に近接に配置されている。また、第1コンベヤ3の後端はシール装置6側に向けた位置であり、第2コンベヤ4の始端と接近している。そして、第2コンベヤ4の後端はシール装置6の入側に配置されている。この第2コンベヤ4は、一対のロール42,43間に巻き掛けられたベルト44で構成されている。前記第1コンベヤ3のベルト33はそれ自体が磁気を有する材料で作られており、特許請求の範囲にいう粉末支持手段となっている。磁気を有するベルトそのものは、公知のものを利用でき、磁性を有する原材料mをベルト33の下面に磁着して搬送することができる。
この第1コンベヤ3の端部は、前記計量ドラム1中の遮蔽板18のほぼ真上に配置されている。このため、計量ドラム1の凹部14に入れて送られてきた原材料mは、遮蔽板18で磁石16の磁気を遮断されると同時に、ベルト33の磁気によってベルト33側に吸着される。このようにして、原材料mは計量ドラム1から第1コンベヤ3側に移し替えられる。
つぎに、下側コンベヤ45を説明する。下側コンベヤ45は、一対のロール46,47間に巻き掛けられたベルト48で構成されている。前記ロール46は下側コンベヤ45の始端に位置し、前記計量ドラム1の反ホッパ側の側面に配置されている。また、前記ロール47は後端に位置し、シール装置6の入側に配置されている
上記の磁性体搬送手段5には、図1に示すように、原反ドラムP,Qから第1,第2原反フィルムp,qがそれぞれ供給さている。すなわち、図2により明瞭に示すように、第1原反フィルムpが上方から供給され、第1コンベヤ3の基端側ロール31に巻き掛けられて、第1コンベヤ3の下面と第2コンベヤ4の下面を通ってシール装置6(図1参照)に送られている。また、第2原反フィルムqは下方から供給され、下側コンベヤ45の端側ロール46に巻き掛けられて、この下コンベヤ45の上面を通ってシール装置6に送られている。このため、計量ドラム1から第1コンベヤ3の下面側に磁着される原材料mは、第1原反フィルムpを介して吸引された状態で送られ、下コンベヤ45と出合ったときからは第2原反フィルムqと挟まれた状態で、シール装置6と出合う位置まで運ばれることになる。
前記シール装置6は、原材料mをヒートシールして包装するものであり、図1に示すように、磁性体搬送手段5の出側に接するように配置されている。
本実施形態のシール装置6は、2台のロール式ヒートシーラ6A,6Bを直列に並べて構成されているが、1台であってもよい。ただし、2台の方が、異なる部位を時間をおいてシールしたり、一部を重複してシールしたりできるので、シール性の向上のためには好ましい。このロール式ヒートシーラ6A,6Bの構成そのものは公知であり、たとえば、回転軸で軸支された一対のシールロール61,62が設けられ、少なくとも一方のシールロール61の外表面には複数本の縦シール面と複数本の横シール面が形成され、内部には図示しないヒータが内蔵されている。ヒータとしては、種々のタイプのものを用いることができる。そして、2枚のフィルムp,qをシールロール61,62の間に通すと、4列に区分けして挟まれた原材料mの周囲を囲う前記縦シール面と横シール面が形成されるものである。
上記の構成に基づき、シール装置6は、シールロール61,62が1回転するたびに縦・横シール面が原材料mを挟んだ第1および第2原反フィルムp,qを加圧して加熱するので、そのとき、縦・横シール面の熱によって2枚のフィルムp,qをヒートシールすることができる。
なお、シール装置6と磁性体搬送手段5は互いの回転位相を歯車やタイミングベルト等によって簡単に同期が取れるので、タイミングのズレやフィルムのズレが生じにくく、高い位置精度で、シールを行うことができる。
つぎに、図1および図2に基づき、本実施形態の使い捨てカイロ包装機Aによる使い捨てカイロの包装作業を説明する。
I:まず、ホッパ8内の原材料mが、計量ドラム1の凹部14内に磁石16によって、吸引される。
II:凹部14内に吸引され山盛りになった原材料mは、磁石16によって凹部14内に保持され、計量ドラム1の回転と共に磁性体搬送手段5方向へ移送され始める。このとき、第1,第2ドクタ21,22で余分量が掻落とされて計量され、プレス装置23で凹部14内に圧入された原材料mは、さらにスクレーパ27で余盛部分がカットされ、凹部14内に保持された原材料mのみが磁性体搬送手段5方向へ移送される。また、スクレーパ27の下流では、塩水スプレー28で塩水が原材料mに噴霧される。
III:凹部14内に詰め込まれた原材料mが、計量ドラム1と磁性体搬送手段5の第1コンベヤ3と接点上に移送されてくると、計量ドラム1の遮蔽板18によって磁石16の磁力線が遮断され、原材料mは凹部14内から分離し、第1コンベヤ3のベルト33の磁気によって吸引される。そして、第1コンベヤ3には第1原反フィルムpが供給されているため、原材料mは第1原反フィルムpを介して第1コンベヤ3の下面に移し替えられて、支持される。
IV:第1コンベヤ3の送りによって第1コンベヤ3の下面に支持された原材料mは、下側コンベヤ45と出合い、そこで下側コンベヤ45に供給されている第2原反フィルムqで下から支持される。そして、原材料mは第1,2原反フィルムp,qで挟まれた状態で、上側、下コンベヤ41,45でシール装置6に送られる。
V:シール装置6は磁性体搬送手段5と同期して回転しており、1回転ごとに縦・横シール面が第1および第2原反フィルムp,qをヒートシールをする。このヒートシールされた状態を図9に示す。
図9において、縦シール面でシールされた部分が縦シール部S3であり、横シール面でシールされた部分が横シール部S4である。この縦・横シール部S3,S4によって、2枚のフィルムp,qによって挟まれたカイロ原材料mが周囲を囲まれることになる。これにより、一応のシールが完了する。
VI:シール装置6が2台の場合は、前記V工程においてヒートシールされたシール部分S3,S4が重ねてヒートシールされ、ついで原材料mはシール部冷却装置7の下面に移送される。シール部冷却装置7は前記V工程においてヒートシールされたシール部分S3,S4を冷却して固化させる。
VII:シールと冷却を終えると、原材料mは、第1および第2原反フィルムp,qで連続して包装された状態で送り出され、次工程へ送られる。
すなわち、図1に示すように、カット装置80でシール部がバラバラに切離され、ついで図示しないパッキング装置で一定量づつまとめてパッキングされる。これにより、製品として出荷できる状態となる。
つぎに、本発明の他の実施形態を、図8に基づき説明する。
第2実施形態は、第1コンベヤ3の構造を変更したものである。
すなわち、本実施形態の第1コンベヤ3Bは、ベルト33自体は磁性のない通常のベルトであり、ベルトとは別体の磁石34を用いたものである。この磁石34は、鉄板35に複数個を取付け、下側を走行するベルト33の上面に配置したものである。
また、このように、ベルト33と磁石34を別体としたことにより、ベルト33を熱から保護する必要はなくなったので、先端側ロール32はシール装置6の入側直近まで延ばしている。また、このように構成したことから下側は下ベルト45のみでよく、端側ロール46を計量ドラム1に寄せ、端側ロール47をシール装置6の入側直近に配置している。
この実施形態では、磁石34の磁力を自由に強くできるので、原材料mの多いケースに向いている。
使い捨てカイロの原材料は本発明でいう磁性体粉末の一例であり、使い捨てカイロ製造機も本発明に係る連続包装機の一例である。したがって、使い捨てカイロ以外の用途の磁性体粉末も本発明の適用対象であり、本発明の連続包装機および包装方法は、およそ磁性体粉末を包装するのであれば、どのような産業分野においても利用しうるものである。
本発明の一実施形態にかかわる使い捨てカイロ包装機Aの概略図である。 図1の使い捨てカイロ包装機の要部側面図である。 計量ドラムの斜視図である。 計量ドラムの正面一部断面図である。 計量ドラム1の側面断面図である。 計量ドラム1の側面図である。 計量ドラム1まわりの拡大側面図である。 本発明の他の実施形態に係る使い捨てカイロ包装機の要部側面図である。 (A)図はシール部分の平面図、(B)図はシール部分の断面図である。
符号の説明
A 使い捨てカイロ包装機
m 使い捨てカイロの原材料
p 第1原反フィルム
q 第2原反フィルム
1 計量ドラム
3 第1コンベヤ
4 第2コンベヤ
5 磁性体搬送手段
6 シール装置
14 凹部
16 磁石
18 遮蔽板
21 第1ドクタ
22 第2ドクタ
23 プレス装置
27 スクレーパ
28 塩水スプレー
34 磁石
41 上側コンベヤ
45 下側コンベヤ

Claims (9)

  1. 磁性体粉末を第1原反フィルムと第2原反フィルムからなる2枚のフィルムで挟んで包装する連続包装機であって、
    1個の計量ドラムとホッパと磁性体搬送手段とシール装置とからなり、
    前記計量ドラムは、供給された磁性体粉末を受入れる凹部がドラム面上に形成された回転自在なドラムと、前記凹部に受入れた磁性体粉末を保持する粉末保持手段と、磁性体粉末を磁性体搬送手段に移し替えるための保持力遮断手段とを備えており、
    前記ホッパは、磁性体粉末を供給する手段であって、前記計量ドラムの一方の側面においてドラム面に沿って配置されてお
    前記磁性体搬送手段は、前記計量ドラムから移し替えられた磁性体粉末を、供給された第1原反フィルムの下面に保持しながら送りをかける上側コンベヤと、供給された第2原反フィルムとによって磁性体粉末を挟んだ状態で送りをかける下側コンベヤとを備えており、
    前記上側コンベヤは、その始端を前記計量ドラムの中心の上方であってドラム面に近接した搬送開始位置に配置し、その後端を前記シール装置の入側に置くように配設されており、
    前記下側コンベヤは、その始端を前記計量ドラムの反ホッパ側の側面に配置し、その後端を前記シール装置の入側に置くように配設されており、
    前記上側コンベヤには、少なくともその始端と前記下側コンベヤの始端との間に磁性体粉末を第1原反フィルムの下面に保持する磁性支持手段が設けられており、
    前記シール装置は、前記磁性体搬送手段から送られた第2原反フィルムと前記第1原反フィルムを前記磁性体粉末を挟んだ状態でシールする装置である
    ことを特徴とする磁性体粉末の連続包装機。
  2. 前記計量ドラムの前記粉末保持手段が、ドラム表面に形成された複数の凹部に対応付けて、前記各凹部の下部にそれぞれ設置された複数の磁石で構成されており、
    前記保持力遮断手段が、計量ドラムの内周面と前記磁石の間に配置された磁力を遮断する遮断板で構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の磁性体粉末の連続包装機。
  3. 前記計量ドラムには、該計量ドラムの凹部に供給する磁性体粉末の量を計量する計量手段が付設されており、
    該計量手段が、該計量ドラムの外表面に沿わせて設けられた第1ドクタと第2ドクタからなり、前記第1ドクタは、前記計量ドラムの回転方向における上流側に、前記第2ドクタは下流側にそれぞれ設けられると共に、第1ドクタの掻込み量は第2ドクタの掻込み量より多い
    ことを特徴とする請求項2記載の磁性体粉末の連続包装機。
  4. 前記計量ドラムには、該計量ドラムの凹部に磁性体粉末を、該凹部に向けて加圧して詰込むプレス装置が付設されている
    ことを特徴とする請求項2記載の磁性体粉末の連続包装機。
  5. 前記計量ドラムには、該計量ドラムの凹部に詰込まれた磁性体粉末の余分量を掻取るスクレーパが付設されている
    ことを特徴とする請求項2記載の磁性体粉末の連続包装機。
  6. 前記計量ドラムの上面であって、前記磁性体搬送手段の手前において、計量ドラム上の磁性体粉末に塩水を噴霧する塩水スプレーを設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の磁性体粉末の連続包装機。
  7. 前記磁性支持手段が、磁性を有するベルトである
    ことを特徴とする請求項1記載の磁性体粉末の連続包装機。
  8. 前記磁性支持手段が、ベルトの裏面に配置した磁石である
    ことを特徴とする請求項1記載の磁性体粉末の連続包装機。
  9. 前記シール装置が、前記第1原反フィルムと前記第2原反フィルムを、該2枚のフィルムで挟まれた磁性体粉末の周囲をヒートシールするシール面を備えたシールロールからなる
    ことを特徴とする請求項1記載の磁性体粉末の連続包装機
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