JP3784745B2 - モータ制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、自動車等の操舵系にモータによるアシスト力を付与する電動パワーステアリング装置において、昇圧回路の制御により直流電源の出力電圧を上昇させるモータ制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電動パワーステアリング装置のモータ制御装置としては、例えば下記のものが知られている。
【0003】
制御器から出力されたモータ制御信号に基づき電動モータを駆動するモータ駆動装置とバッテリとの間に設けられた電流供給回路に昇圧回路が設けられている。この昇圧回路は、前記バッテリの出力側に接続された昇圧用コイルと、この昇圧用コイルの出力側に接続された第一トランジスタと、この昇圧用コイルの出力側に接続された第二トランジスタと、この第二トランジスタのドレイン側に接続されたコンデンサとを備えている。制御器から出力されたデューティ比駆動信号に基づき、第一トランジスタと第二トランジスタとを交互にオンオフ駆動することにより、第二トランジスタのドレイン側に高電圧を発生させて直流電源の出力電圧を上昇させるようになっている。
【0004】
さらに、前記バッテリの出力側と第一トランジスタのドレイン側との間で、従来公知のブートストラップ回路が接続された制御器も知られている。このブートストラップ回路はダイオードとブートストラップコンデンサとを備え、このコンデンサが第一トランジスタのドレイン側に接続され、このダイオードのアノード側がバッテリの出力側に接続されているとともに、このダイオードのカソード側がブートストラップコンデンサに接続されている。
【0005】
また、前記第二トランジスタのゲート側に従来公知のチャージポンプが接続された制御器も知られている。このチャージポンプ式制御器では、回生時に前記第一トランジスタが全オフのときでも、この第二トランジスタがチャージポンプにより印加されてオンオフ駆動し得る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記ブートストラップ式制御器では、第一トランジスタをオンしないと、ブートストラップコンデンサが充電されないため、第二トランジスタをオンできなくなる。従って、回生電流をバッテリに十分に吸収することができず、高電圧により昇圧回路が破損するおそれがある。
【0007】
また、前述したように、デューティ比駆動信号に基づき第一トランジスタと第二トランジスタとを交互にオンオフ駆動する制御方式では、PWM制御の出力モジュールがモータ駆動装置とは別に必要となり、制御器を高仕様に上げざるを得ずコストアップになる。
【0008】
一方、前記チャージポンプ式制御器では、チャージポンプを別途駆動する回路を必要とするため、制御方式が複雑になる。
この発明は、電動パワーステアリング装置を始めとする各種装置で利用される各種昇圧式モータ制御装置において、高電圧が発生した際に昇圧回路の破損を防止することを主目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
後記実施形態の図面(図1〜2及び図3に示す第一実施形態、図1〜2及び図4に示す第二実施形態)の符号を援用して本発明を説明する。
【0010】
* 請求項1の発明(第一実施形態に対応)
この発明にかかるモータ制御装置は、下記のように構成されている。
制御信号発生手段(制御装置17)から出力されたモータ制御信号に基づきモータ(電動モータ6)を駆動するモータ駆動手段(モータ駆動装置21)と直流電源(バッテリ24)との間に設けた電流供給回路(25)に昇圧回路(U)を設けている。昇圧回路制御手段(制御装置17)から出力された昇圧回路制御信号(デューティ比駆動信号S1,S2)に基づき前記昇圧回路(U)を制御して直流電源(24)の出力電圧を上昇させる。前記電流供給回路(25)の昇圧回路(U)は、前記直流電源(24)の出力側に接続された昇圧用コイル(L)と、この昇圧用コイル(L)の出力側に接続されて前記昇圧回路制御信号(S1)に基づきオンオフ駆動する第一スイッチング素子(トランジスタQ1)と、この昇圧用コイル(L)の出力側に接続されて前記昇圧回路制御信号(S2)に基づきオンオフ駆動する第二スイッチング素子(トランジスタQ2)と、この第二スイッチング素子(Q2)の出力側に接続されたコンデンサ(C2)とを備えている。
【0011】
そして、前記モータ(6)が回生状態に入ったとき、前記第二スイッチング素子(Q2)を介して前記直流電源(24)に電流を流して吸収させるとともに、前記第二スイッチング素子(Q2)の入力側と出力側との間でツェナーダイオード(Z)を第二スイッチング素子(Q2)に対し並列接続した。この第二スイッチング素子(Q2)の出力側でこのツェナーダイオード(Z)に対し所定値以上の逆方向電圧がかかった場合に電流を第二スイッチング素子(Q2)の出力側からこのツェナーダイオード(Z)を通して第二スイッチング素子(Q2)の入力側に流して前記直流電源(24)に吸収させるようにした。そのため、第二スイッチング素子(Q2)の出力側の電流は前記直流電源(24)に吸収される。
【0012】
この発明では、第二スイッチング素子(Q2)の出力側で高電圧が発生した際に昇圧回路(U)の破損を防止することができる。
【0015】
* 請求項2の発明(第一実施形態及び第二実施形態に対応)
この発明は、請求項1の発明を前提として下記のように構成されている。
【0016】
前記モータ(6)は電動パワーステアリング装置(M)に装備されている。前記モータ制御信号は少なくともステアリングホイール(1)の操舵トルク(τ)に基づいて決定される。この発明では、請求項1の発明の効果を電動パワーステアリング装置(M)において発揮することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
〔第一実施形態〕
まず、本発明の第一実施形態にかかるモータ制御装置について図1〜2及び図3を参照して説明する。
【0018】
このモータ制御装置は、図1に示す電動パワーステアリング装置Mに応用されている。この電動パワーステアリング装置Mを概説する。
ステアリングホイール1に連結されたステアリングシャフト2にはトーションバー3が設けられている。このトーションバー3にはトルクセンサ4が装着されている。このステアリングシャフト2が回転してトーションバー3に力が加わると、その力に応じてトーションバー3が捩れ、その捩れによりステアリングホイール1にかかる操舵トルクτを前記トルクセンサ4が検出する。このステアリングシャフト2には減速機5が取り付けられている。この減速機5には電動モータ6と連動するギヤ7が噛合されている。この電動モータ6は三相同期式永久磁石モータで構成したブラシレスモータである。前記減速機5に連動するピニオンシャフト8にはピニオン10が取着されているとともに、このピニオン10がラック11に噛合され、このピニオン10とラック11とによりピニオンラック機構9が構成されている。このラック11の両端部にはタイロッド12が取着され、その両タイロッド12の先端部にはナックル13が回動可能に連結されている。この両ナックル13には前輪14が固着されている。この両ナックル13はクロスメンバ15に対し回動可能に連結されている。前記電動モータ6の回転は、減速機5により減速されてピニオンシャフト8に伝達され、さらにピニオンラック機構9のラック11に伝達される。このラック11の移動により、前記両前輪14の向きが両タイロッド12及び両ナックル13を介して変更され、車両の進行方向が変わる。この両前輪14には車速センサ16が取り付けられている。
【0019】
前記トルクセンサ4は、ステアリングホイール1の操舵トルクτに応じた電圧を出力している。前記車速センサ16は、その電圧出力時の車速Vを両前輪14の回転数に相対する周期のパルス信号として出力する。電動パワーステアリング装置Mの制御装置17(制御信号発生手段)は、中央処理装置(CPU)18と、読み出し専用メモリ(ROM)19と、データを一時記憶する読み出し及び書き込み専用メモリ(RAM)20とを備えている。このROM19には、CPU18による演算処理を行わせるための制御プログラムが格納されている。このRAM20は、CPU18が演算処理を行うときの演算処理結果等を一時記憶する。このROM19には、図示しない基本アシストマップが格納されている。この基本アシストマップは、前記操舵トルクτ(回動トルクT)に対応し、かつ前記車速Vに応じた基本アシスト電流を求めるためのものである。この基本アシストマップには操舵トルクτに対する基本アシスト電流が記憶されている。
【0020】
図1に示すモータ駆動装置21(モータ駆動手段)は、図2に示すように、FET22U,23Uの直列回路と、FET22V,23Vの直列回路と、FET22W,23Wの直列回路とを並列に接続して構成されたものである。この各直列回路には、車両に搭載されたバッテリ24(直流電源)とこのモータ駆動装置21との間に設けられた電流供給回路25の昇圧回路U(後で詳述)により、バッテリ24の電圧よりも昇圧された出力電圧が印加されている。FET22U,23U間の接続点26Uは電動モータ6のU相巻線に接続され、FET22V,23V間の接続点26Vは電動モータ6のV相巻線に接続され、FET22W,23W間の接続点26Wは電動モータ6のW相巻線に接続されている。前記制御装置17は、三相同期式永久磁石モータを駆動制御する公知の構成であって、インバータ回路であるモータ駆動装置21のFET22U,23U、FET22V,23V及びFET22W,23Wに対しそれぞれモータ制御信号(図示せず)を出力する。このモータ制御信号は、操舵トルクτに基づき演算した回動トルクTと車速Vとに基づいて前記基本アシストマップからアシスト電流を算出したものである。このモータ駆動装置21は、このモータ制御信号に対応した三相の励磁電流を発生し、三相の励磁電流路を介して電動モータ6に供給する。
【0021】
<前記電流供給回路25の昇圧回路Uの詳細>
図3(a)に示すように、この昇圧回路Uは、昇圧用コイルLと、整流用のコンデンサC1と、トランジスタQ1(nチャンネル形のMOSFETからなる第一スイッチング素子)と、トランジスタQ2(nチャンネル形のMOSFETからなる第二スイッチング素子)と、昇圧用のコンデンサC2とを備えている。この昇圧用コイルLとトランジスタQ2とは、前記バッテリ24の出力側である電圧印加点P1と、前記電動モータ6への供給側である電圧印加点P2との間で直列接続されている。この昇圧用コイルLの入力側は電圧印加点P1に接続されている。このトランジスタQ2においては、ソース側が昇圧用コイルLの出力側に接続されているとともに、ドレイン側が電圧印加点P2に接続され、ゲート側が前記制御装置17のCPU18に接続されている。前記コンデンサC1は、前記電圧印加点P1及び昇圧用コイルLの入力側に接続されているとともに、接地されている。前記コンデンサC2は、前記電圧印加点P2及びトランジスタQ2のドレイン側に接続されているとともに、接地されている。前記トランジスタQ1においては、ドレイン側が昇圧用コイルLの出力側及びトランジスタQ2のソース側に接続されているとともに、ソース側が接地され、ゲート側が前記制御装置17のCPU18に接続されている。電圧印加点P2の電圧検出のために、電圧印加点P2は制御装置17のCPU18の図示しない電圧入力ポートに接続され、出力電圧VBPIGを検出可能にされている。
【0022】
特に、本実施形態では、前記トランジスタQ2のソース側(入力側)とドレイン側(出力側)との間でツェナーダイオードZがトランジスタQ2に対し並列接続されている。
【0023】
前記トランジスタQ1,Q2は、図3(b)に示すように前記制御装置17(昇圧回路制御手段)から送られる駆動パターンのデューティ比駆動信号S1,S2(昇圧回路制御信号)により、電動モータ6の力行時及び回生時において、下記のように交互にオンオフ駆動される。
【0024】
電動モータ6の力行時においては、昇圧回路UでトランジスタQ1,Q2が前記デューティ比駆動信号S1,S2によるデューティ制御によりスイッチング動作を行う。その結果、昇圧用コイルLでエネルギーの蓄積と放出とが繰り返され、トランジスタQ2のドレイン側に放出の際、高電圧が発生する。すなわち、トランジスタQ1がオンになってトランジスタQ2がオフになると、トランジスタQ1を介して接地側に電流が流れる。次に、トランジスタQ1がオフになってトランジスタQ2がオンになると、昇圧用コイルLに流れる電流が遮断され、この電流の遮断による磁束の変化を妨げるように、オン作動しているトランジスタQ2のドレイン側に高電圧が発生する。この繰り返しによって、トランジスタQ2のドレイン側に高電圧が繰り返し発生し、コンデンサC2で平滑(充電)され、出力電圧VBPIGとして電圧印加点P2に生じる。このとき、昇圧回路Uにより昇圧される電圧は、制御装置17から出力されるデューティ比駆動信号S1,S2のデューティ比αと関連する。デューティ比αが大きければ出力電圧VBPIGは高くなり、デューティ比αが小さければ出力電圧VBPIGは低くなる。
【0025】
次に、電動モータ6が回生状態に入ったとき、出力電圧VBPIGは上昇するが、回生時においてもトランジスタQ2がデューティ制御によりオン作動しているため、トランジスタQ2を介してバッテリ24に電流が流れて吸収される。しかし、このトランジスタQ2の出力側でこのツェナーダイオードZに対し所定値以上の逆方向電圧がかかった場合には、ツェナー効果により、電流はトランジスタQ2の出力側からこのツェナーダイオードZを通して前記バッテリ24側に流れる。従って、チャージポンプ及びその駆動回路を必要としない簡単な制御方式により、トランジスタQ2のドレイン側で高電圧が発生した際に昇圧回路Uの破損を防止することができる。
【0026】
〔第二実施形態〕
次に、本発明の第二実施形態にかかるモータ制御装置について第一実施形態との相違点を中心に図1〜2及び図4を参照して説明する。
【0027】
この第二実施形態では、第一実施形態において電流供給回路25の昇圧回路Uを下記のように変更している。
図4(a)に示すように、この昇圧回路Uは、昇圧用コイルLと、整流用のコンデンサC1と、トランジスタQ1(nチャンネル形のMOSFETからなるスイッチング素子)と、昇圧用のコンデンサC2とを備えている。第一実施形態におけるトランジスタQ2は省略され、それに代えて、昇圧用コイルLの出力側に接続されたツェナーダイオードZ(逆流防止用素子)のみが採用されている。この昇圧用コイルLとツェナーダイオードZとは、前記バッテリ24の出力側である電圧印加点P1と、前記電動モータ6への供給側である電圧印加点P2との間で直列接続されている。このツェナーダイオードZにおいては、アノード側が昇圧用コイルLの出力側に接続されているとともに、カソード側が電圧印加点P2に接続されている。前記トランジスタQ1のドレイン側はこのツェナーダイオードZのアノード側に接続されている。前記コンデンサC2はこのツェナーダイオードZのカソード側に接続されている。
【0028】
前記トランジスタQ1は、図4(b)に示すように前記制御装置17(昇圧回路制御手段)から送られる駆動パターンのデューティ比駆動信号S1(昇圧回路制御信号)により、電動モータ6の力行時及び回生時において、下記のように交互にオンオフ駆動される。なお、第一実施形態におけるデューティ比駆動信号S2(昇圧回路制御信号)は、トランジスタQ2の省略に伴い、省略されている。
【0029】
電動モータ6の力行時においては、昇圧回路UでトランジスタQ1が前記デューティ比駆動信号S1によるデューティ制御によりスイッチング動作を行う。その結果、昇圧用コイルLでエネルギーの蓄積と放出とが繰り返され、ツェナーダイオードZのカソード側に放出の際、高電圧が発生し、コンデンサC2により平滑(充電)されて出力電圧VBPIGとして電圧印加点P2に生じる。
【0030】
次に、電動モータ6が回生状態に入ったとき出力電圧VBPIGは上昇する。しかし、このツェナーダイオードZのカソード側でこのツェナーダイオードZに対し所定値以上の逆方向電圧がかかった場合には、ツェナー効果により、電流はツェナーダイオードZのカソード側からツェナーダイオードZを通して前記バッテリ24側に流れる。従って、チャージポンプ及びその駆動回路を必要としない簡単な制御方式により、ツェナーダイオードZのカソード側で高電圧が発生した際に昇圧回路Uの破損を防止することができる。また、トランジスタQ2を省略したので、トランジスタQ1のみによる簡単なPWM制御が可能となり、制御器の仕様を下げてコストダウンにつながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一実施形態または第二実施形態にかかる電動パワーステアリング装置を概略的に示す原理図である。
【図2】 同装置の制御ブロック図である。
【図3】 (a)は第一実施形態において電動パワーステアリング装置の昇圧回路を示す電気回路図であり、(b)は同昇圧回路のトランジスタに対するデューティ比駆動信号の波形図である。
【図4】 (a)は第二実施形態において電動パワーステアリング装置の昇圧回路を示す電気回路図であり、(b)は同昇圧回路のトランジスタに対するデューティ比駆動信号の波形図である。
【符号の説明】
M…電動パワーステアリング装置、1…ステアリングホイール、τ…操舵トルク、6…電動モータ、17…制御手段(制御信号発生手段、昇圧回路制御手段)、21…モータ駆動装置(モータ駆動手段)、24…バッテリ(直流電源)、25…電流供給回路、U…昇圧回路、L…昇圧用コイル、Q1…トランジスタ(第一スイッチング素子)、S1…デューティ比駆動信号(第一昇圧回路制御信号)、Q2…トランジスタ(第二スイッチング素子)、S2…デューティ比駆動信号(第二昇圧回路制御信号)、C2…コンデンサ、Z…ツェナーダイオード(逆流防止用素子)。
Claims (2)
- 制御信号発生手段から出力されたモータ制御信号に基づきモータを駆動するモータ駆動手段と直流電源との間に設けた電流供給回路に昇圧回路を設け、昇圧回路制御手段から出力された昇圧回路制御信号に基づき前記昇圧回路を制御して直流電源の出力電圧を上昇させるモータ制御装置において、
前記電流供給回路の昇圧回路は、前記直流電源の出力側に接続された昇圧用コイルと、この昇圧用コイルの出力側に接続されて前記昇圧回路制御信号に基づきオンオフ駆動する第一スイッチング素子と、この昇圧用コイルの出力側に接続されて前記昇圧回路制御信号に基づきオンオフ駆動する第二スイッチング素子と、この第二スイッチング素子の出力側に接続されたコンデンサとを備え、前記モータが回生状態に入ったとき、前記第二スイッチング素子を介して前記直流電源に電流を流して吸収させるとともに、前記第二スイッチング素子の入力側と出力側との間でツェナーダイオードを第二スイッチング素子に対し並列接続し、この第二スイッチング素子の出力側でこのツェナーダイオードに対し所定値以上の逆方向電圧がかかった場合に電流を第二スイッチング素子の出力側からこのツェナーダイオードを通して第二スイッチング素子の入力側に流して前記直流電源に吸収させるようにした
ことを特徴とするモータ制御装置。 - 前記モータは電動パワーステアリング装置に装備され、前記モータ制御信号は少なくともステアリングホイールの操舵トルクに基づいて決定されることを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
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