JP3781855B2

JP3781855B2 - Stidhampa

Info

Publication number: JP3781855B2
Application number: JP08222397A
Authority: JP
Inventors: 晶久太田
Original assignee: KYB Corp
Current assignee: KYB Corp
Priority date: 1997-03-14
Filing date: 1997-03-14
Publication date: 2006-05-31
Anticipated expiration: 2017-03-14
Also published as: JPH10252805A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等の車両における車体とバックドアとの間に介装されてバッグドアを開閉させ、又は建築物の窓枠と窓との間に介装されて窓を開閉させる等の使用に適するスティダンパに関する。
【０００２】
【従来の技術】
一般に自動車，産業用輸送車両、等の車両においては車体の後部にトランクが設けられ、このトランクは車体に設けたバックドアで開閉されている。しかもバックドアと車体との間には常時ガス圧で伸び方向に附勢されたガススプリングたるスティダンパが介装され、ロックを解除した時このスティダンパでバックドアが自動的に開くようになっているのが普通である。
【０００３】
上記のスティダンパはシリンダチューブたるダンパシリンダと、ダンパシリンダ内にピストンを介して移動自在に挿入され且つダンパシリンダ内のガス圧で常時伸び方向に附勢されたピストンロッドと、ピストンロッドとダンパシリンダの外端に一体に設けたブラケットとからなり、上記ブラケットを介してスティダンパ自体が車体とバックドアとにそれぞれ結合されているものである。
【０００４】
上記のブラケットは例えばボールジョイント又はＬ型ブラケットからなり、これらのブラケットは車体側とバックドア側に設けた取付部に着脱自在に結合される。
【０００５】
例えば、ブラケットがボールジョイントである場合、車体側とバックドア側に球面ボルトからなる取付部を取付け、この球面ボルトの球体をボールジョイントの球面受容部に嵌合させてスナップリング等で抜け止めを図っている。
【０００６】
上記のように、例えばボールジョイントに球面ボルトを嵌合すると球面受容部内のスナップリングで球面ボルトが抜けなくなり、スティダンパ自体を取りはずすのが困難となる。
【０００７】
しかしながら、トランクの中に荷物を入れる場合、又は逆にトランクの中の荷物を取り出す場合、スティダンパが邪魔となり、特に大きな荷物の出入れにはスティダンパをはずした状態でこの作業を行う要望がある。
【０００８】
そこで、例えばドイッ特許第６５９６００号公報に開示されているような着脱可能なボールジョイントと球面ボルトが開発されている。
【０００９】
このボールジョイントと球面ボルトは図７に示す止め構造を備えている。即ち、例えばピストンロッドの外端にボールジョイント１を一体に結合し、球面ボルト２を車体側に取り付け、ボールジョイント１の球面受容部３内に球面ボルト２の先端球体４を移動自在に嵌合させ、次いで外部から球面受容部３内にスナップリング状のＣ型リング５からなるロックワイヤを挿入して球体４の抜けを防止すると共にリング５に連接したワイヤ状のばね部５ａをボールジョイント１の基端側に係合させたものである。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】
上記のリング５を備えたボールジョイント１を使用すると、リング５は通常のスナップリングと同じように球面ボルト２の抜けを防止でき、又ばね部５ａを指で操作して係合を解除しながら外方に引張るとリング５が抜き出され、これにより球面ボルト２に対するボールジョイント１の結合が解消され、従ってスティダンパがバックドアからはずれ、このスティダンパに干渉することなく荷物の出入れが可能となる。
【００１１】
しかしながら、上記のスティダンパは、次のような不具合がある。
【００１２】
スティダンパをはずす場合には指でばね部５ａのばね力解除操作とリング５の抜き出し操作をする必要があるため、操作が面倒で困難であり、場合によってはばね部５ａのばね力解除操作に他の工具を必要とする場合もある。更に一度はずした後に再びボールジョイントと球面ボルトを結合する場合には、先ずボールジョイントに球面ボルトを差し込み、次いでリング５ａの挿入操作をする必要があり、ワンタッチで結合できないから、結合操作も極めて面倒である。
【００１３】
バックドア等にスティダンパを取付ける時、リング５が確実にボールジョイント１内に挿入しているかどうか確認しずらく、ボールジョイント１と球面ボルト２との結合に対する信頼性に欠ける不具合がある。
【００１４】
スティダンパを交換する場合、スティダンパ自体のみならずボールジョイント１，リング５等を含めて全体を交換する必要がある為、交換部品代が高価となる。
【００１５】
スティダンパの車体とバックドアに対する結合は、例えばＬ型ブラケット、その他のブラケットを利用する場合もあるが、上記のようにスティダンパに対してボールジョイント１が一体に結合されたタイプでは互換性がなく、その都度バックドア側又は車体側の取付部の構造，形状に合わせたブラケットを成形する必要がある。この場合にはスティダンパのピストンロッド又はダンパシリンダに対して異なる他のブラケットを溶接，カシメ等で結合する必要があるため、加工性，組付性に劣り、コストアップの原因となる。しかも、溶接，カシメで他のブラケットを結合すると、その結合部の表面処理，塗装処理が必要となり、例えば塗装が剥れると発錆の原因となり、防錆効果が弱いという問題もある。
【００１６】
そこで、本発明の目的は、ブラケットに対してスティダンパのピストンロッド又はシリンダチューブを簡単且つスピィーディに着脱でき、ブラケットに対するピストンロッド又はシリンダチューブの結合状態を確実に確認でき、部品の交換時には各部品毎に交換でき、発錆を防止できる加工性，組付性，経済性にすぐれたスティダンパを提供することである。
【００１７】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の一つの手段は、シリンダチューブと、シリンダチューブ内にピストンを介して移動自在に挿入され且つシリンダチューブ内のガス圧で常時伸び方向に附勢されているピストンロッドと、ピストンロッドとシリンダチューブとの各端部に設けたブラケットとからなるスティダンパに於て、ブラケットがボールジョイント又はＬ型ブラケットからなり、当該ボールジョイント又はＬ型ブラケットの端部に一体に設けた筒体部と、この筒体部内に形成した軸方向の中空部と、筒体部の内周に内方に向けて設けた弾性な係止片とを備え、上記筒体部の中空部内に挿入したピストンロッドの端部又はシリンダチューブに設けたインロー部を上記係止片で係止させてロックすると共に上記中空部の内端面と上記ピストンロッドの端面又は上記インロー部の端面との間にクッション部材を介在させ、更に筒体部の外端から挿入した工具で係止片を押し上げてロックを解除させることを特徴とするものである。
【００１８】
同じく、他の手段は、シリンダチューブと、シリンダチューブ内にピストンを介して移動自在に挿入され且つシリンダチューブ内のガス圧で常時伸び方向に附勢されているピストンロッドと、ピストンロッドとシリンダチューブとの各端部に設けたブラケットとからなるスティダンパに於て、ブラケットがボールジョイント又はＬ型ブラケットからなり、当該ボールジョイント又はＬ型ブラケットの端部に一体に設けた筒体部と、この筒体部内に形成した軸方向の中空部と、筒体部の内周に内方に向けて設けた弾性な係止片と、ピストンロッドの外端とシリンダチューブの外端との一方又は両方に形成したインロー部と、上記中空部の内端面とインロー部の端面との間に介在させたクッション部材と、インロー部の外周に軸方向に沿って形成した係止溝と、同じくインロー部の外周に形成されて上記係止溝と連なる工具挿入用の溝又はフライス面とを備えていることを特徴とするものである。
【００１９】
上記の場合、係止片が筒体部の一部に切れ目を入れて内方に折り曲げた板片から構成されているのが好ましい。
【００２０】
同じく、係止溝の端部に係止片と係合するテーパ面が形成されているのが好ましい。
【００２１】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態と参考例を図にもとづいて説明する。
本発明の実施の形態に係るスティダンパが図１乃至図４に示されている。図２、図４は図３の実施の形態と同じ基本的な構造と作用を示し、図５は従来の課題を解決する参考例を示す。
【００２２】
図１乃至図３の実施態様に示すように、本発明の基本構造は、シリンダチューブ１と、シリンダチューブ１内にピストン２を介して移動自在に挿入され、且つシリンダチューブ１内のガス圧で常時伸び方向に附勢されているピストンロッド３と、ピストンロッド３とシリンダチューブ１との各端部に設けたブラケットとからなるスティダンパに於て、ピストンロッド３の先端部とシリンダチューブ１の基端部との一方又は両方がブラケットの端部に着脱自在に結合されているものである。
【００２３】
スティダンパ本体Ａは例えば車両の車体とバックドアとの間に着脱自在に結合され、ピストンロッドがガス圧で伸長する時バックドアを自動的に開く。車体とパックドアとにはそれぞれ球面ボルト５が取付部として結合されている。又スティダンパ本体Ａにおけるピストンロッド３の先端部とシリンダチューブ１の基端部とにはそれぞれブラケットたるボールジョイント４が着脱自在に結合されており、これらのボールジョイント４を結合した状態で球面ボルト５の球体５ａを公知のようにボールジョイント４の球面受容部４ａ内に強制的に嵌合するとボールジョイント４が球面ボルト５に揺動自在にワンタッチで結合され、以後球体５ａは球面受容部４ａ内のスナップリングで抜けなくなる。従って、スティダンパ本体Ａ自体は上記ボールジョイント４と球面ボルト５を介して車体とバックドア間に介装される。
【００２４】
バックドアを開き、荷物の出入時にスティダンパ本体Ａが邪魔になる場合には、ピストンロッド３のインロー部３ａとシリンダチューブ１のインロー部１ａの一方をボールジョイント４から取りはずせばよい。
【００２５】
ブラケットたるボールジョイント４に対する着脱はピストンロッド３又はシリンダチューブ１のどちらか一方が着脱自在で他方が永久結合であっても使用可能である。
【００２６】
ブラケットや取付部としては図示のボールジョイント４や球面ボルト５に限らず、要はスティダンパ本体Ａを着脱自在に結合できるものであれば他のものを使用してもよい。
【００２７】
図１乃至図４のスティダンパ３は基本構造と作用を同一にするものであるが、図３は本発明の実施の一例を示すものでクッション部材を備え、図２、図４の場合はクッション部材を備えていない点でのみ差異がある。これらのスティダンパはピストンロッド３の外端にピストンロッド３の本体より小径なインロー部３ａを形成し、ブラケットとしてボールジョイント４を使用したものである。インロー部３ａはピストンロッド３の先端同軸上に突出し、このインロー部３ａとピストンロッド３の外周には軸方向に沿って係止溝９と工具挿入用の溝９ａとが形成されている。
【００２８】
ボールジョイント４は半球状ジョイント本体６と、本体６の端部に形成した筒体部７と、本体６内に形成した球面又は円錐状の受容部４ａと、筒体部７内に形成した軸方向の中空部８と、筒体部７の内周に内方に向けて設けた弾性な係止片１０とで構成されている。
【００２９】
受容部４ａ内には球面ボルト５の球体５ａが揺動自在に嵌合され、この球体５ａは受容部４ａの内周に形成した環状溝９内のスナップリングで抜け止めが図られるようになっている。
【００３０】
筒体部７の中空部８内にインロー部３ａを嵌合させると、係止溝９内に係止片１０が嵌合することにより図３に示すようにピストンロッド３の先端にブラケットたるボールジョイント４が連結されてロックされる。次いで図４に示すように工具挿入用の溝９ａ内に工具１１を差し込んで係止片１０を押し上げるとロックが解除されてピストンロッド３を抜き出すことができる。
【００３１】
インロー部３ａの外径は筒体部７の中空部８の内径とほぼ等しく成形され、ピストンロッド３の外径と筒体部７の外径はほぼ等しく成形されている。インロー部３ａの外周には先端にテーパ面９ｂを備えた係止溝９が形成され、この係止溝９はインロー部３ａの先端とピストンロッド３の外周に形成した工具挿入用の溝９ａ又はフライス面に連なっている。但しインロー部３ａが長い場合にはインロー部の外周にのみ係止溝９と工具挿入用の溝９ａを兼ねた長い溝を形成するだけでも使用可能である。
【００３２】
更にピストンロッド３の外径が筒体部７の中空部８の内径とほぼ等しい場合にはインロー部３ａを設けず、直接このピストンロッド３を筒体部７内に着脱自在に挿入し、ピストンロッド３自体に形成した係止溝と係止片１０とでピストンロッド３の連結をロックしてもよい。
【００３３】
係止片１０は筒体部７の内周に傾斜して設けられており、例えば、筒体部７の一部をコ字状，Ｕ字状又は三角形状に切れ目１２を入れ、この切れ目１２で区画された部分を内方に押し曲げた板片で構成されている。
【００３４】
図２、図３に示すように、インロー部３ａを係止片１０に抗して中空部８内に強制的に差し込むと、インロー部３ａの先端は係止片１０を押し上げながら深く侵入し、係止溝９が係止片１０と対向する位置まで侵入すると係止片１０は自己復帰力で係止溝９内に嵌合する。この状態では係止片１０が係止溝９の先端テーパ面９ｂに係合し、筒体部７とインロー部３ａとの連結がロックされて以後ピストンロッド３はボールジョイント４から抜けなくなる。
【００３５】
更に、このロック位置ではピストンロッド３の端面ｂが筒体部７の端面ａに当接し、矢印Ｆで示す軸方向の荷重をこれらの両端面ａ，ｂで担持し、係止片１０に大きな負荷がかからないようにしている。更に図２の参考例の場合は、中空部８の内端面ｃとインロー部１０の端面ｄとを当接してこれらの両端面ｃ，ｄで軸方向の荷重を担持させているが、本発明の実施の形態では図３に示すように両端面ｃ，ｄ間にスプリング，クッションゴム等のクッション部材を介在させてガタの発生を防止させている。図２のステイダンパの場合は、上記のようにインロー部３ａの先端を中空部８の内端面ｃに当接した場合、ピストンロッド３の端面ｂと筒体部７の端面ａとの間にクッション部材を介在させてもよい。
【００３６】
工具１１は図４に示すように、水平な板体１１ａと、板体１１ａの端部に起立する把手１１ｂで構成されているが、図示のものに限定されるものではない。
【００３７】
図３のようにロックされた状態からロックを解除する場合には、図４に示すような操作を行なう。
【００３８】
即ち、工具挿入用の溝９ａに工具１１を挿入し、次いで、把手１１ｂを介して筒体部７の中空部８内に係止溝９に沿って押し込むと、板体１１ａが係止片１０を上方に押し上げ、係止片１０とテーパ面９ｂとの係合を解除させる。この状態でピストンロッド３を外方に引張るとインロー部３ａが筒体部７が抜き出すことができる。
【００３９】
図５は本発明の参考例に係り、これは係止片としてロックワッシャを使用し、ピストンロッド３の外径がボールジョイント４の筒体部７の外径より小さいものに使用するのに適する。但し、ピストンロッド３の構造は図２に示すものを使用してもよい。
【００４０】
図５のスティダンパの基本構造は図１のものと同じである。そしてポールジョイント４の端部に一体に設けた筒体部７と、この筒体部７内の内端に設けた環状の突起１３と、この突起１３と筒体部７の開口端に圧入又は螺着されたカラー１４とに挾持されたロックワッシャ１５とを備え、上記筒体部７の中空部８内に挿入した小径なピストンロッド３の端部外周を上記ロックワッシャ１５で係止させてロックすると共に筒体部７の外端から挿入した工具１１でロックワッシャ１５を押し上げてロックを解除させるものである。その他の構造，作用，効果は図２乃至図４と同じである。
【００４１】
尚、シリンダチューブ１の端部に設けたインロー部１ａに上記の各実施の形態に係る構造を採用し、このインロー部１ａを介して上記と同じようにボールジョイント４をシリンダチューブ１の端部に着脱自在に連結してもよい。
【００４２】
使用状態においては、あらかじめボールジョイント４を車体側とバックドア側に取付けた球面ボルト５に組付けておき、その後スティダンパ本体Ａをボールジョイント４に結合してもよいが、一般的にはピストンロッド３とシリンダチューブ１に対してはあらかじめボールジョイント４，４を連結した状態に生産ラインで組付けておく。この状態でスティダンパ本体Ａを車体とバックドア間に介装させるには、あらかじめ車体とバックドアに取付けられている球面ボルト５の球体５ａに対してそれぞれボールジョイント４の本体６を押し込み、受容部４ａ内にワンタッチで球体５ａを嵌合させればよい。これによりスティダンパ本体Ａが取付けられた以後はバックドアがスティダンパ本体Ａによって自動的に開かれ、開いた状態が保持される。
【００４３】
他方、トランク内の荷物の出入れ時にスティダンパ本体Ａが邪魔になるような場合には、例えば、ピストンロッド３側を工具１１を介してロックを解除し、インロー部３ａを中空部８から抜き出すことによりボールジョイント４からピストンロッド３をはずし、スティダンパ本体Ａを荷物と干渉しない角度に倒す。この状態ではスティダンパと干渉することなく、自由に荷物の出入れが可能となり、荷物の出し入れが終了した後に再びインロー部３ａを筒体部７内に挿入して係止片１０又はロックワッシャ１５で両者を連結することが可能となる。
【００４４】
図６は本発明の他の参考例に係り、これはブラケットとして上記のボールジョイント４に代えてＬ型ブラケット２１を使用するものである。
【００４５】
このＬ型ブラケット２１はＬ状の本体２１ａと、本体２１ａに形成した取付孔２２ａと、本体２１ａの端部に設けた筒体部７ａとで構成され、この筒体部７ａにスティダンパ本体Ａ側のピストンロッド３のインロー部３ａ又はシリンダチューブ１のインロー部１ａを差し込んで上記図２乃至図５に示す係止片１０又はロックワッシャ１５で結合するものである。
【００４６】
Ｌ型ブラケット２１は車体側又はバックドア側に設けた取付部を取付孔２２ａに挿入して固定される。その他の構成，作用，効果は、図１乃至図５の各実施の形態及び参考例と同じである。
【００４７】
【発明の効果】
各請求項の発明によれば、次の効果がある。
【００４８】
ピストンロッドとシリンダチューブとの一方又は両方にブラケットが設けられているから、このブラケットを介して例えば車両の車体とバックドアとの間にスティダンパ自体を結合できる。他方、スティダンパを荷物の出入れ時に荷物と干渉しない位置にはずしたい場合にはピストンロッド又はシリンダチューブをブラケットからはずせばよく、スティダンパ本体の着脱が容易である。
【００４９】
同じく、ブラケット自体はボールジョイント、Ｌ型ブラケット等いろいろあっても、仕様に応じたブラケットをピストンロッド又はシリンダチューブに着脱自在に結合しておけばよく、しかもスティダンパ自体は一般的な構造のものを利用できるため、仕様に応じたブラケット毎にスティダンパ全体を生産する必要が無く、互換性に富み、加工性，組付性，経済性にすぐれている。
【００５０】
同じく、ブラケットとピストンロッド又はシリンダチューブとがブラケット側の係止片で着脱自在に結合されているから、両者の着脱操作が簡単且つスピディに行え操作性が向上する。他方、係止片を解除する工具がなければピストンロッド又はシリンダチューブをブラケットからはずせない為に安全である。
【００５１】
同じく、中空部の内端面とピストンロッドの端面又はインロー部の端面の間にクッション部材を介在させているからこのクッション部材でピストンロッド又はインロー部のガタの発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施の形態に係るスティダンパの全体分解正面図である。
【図２】図１のブラケットとピストンロッドとの一部拡大断面図である。
【図３】図２のブラケットとピストンロッドの結合状態を示す一部拡大断面図である。
【図４】図２のブラケットとピストンロッドの結合を解除する状態を示す一部拡大断面図である。
【図５】参考例に係るブラケットとピストンロッドの結合状態を示す一部拡大断面図である。
【図６】Ｌ型ブラケットの拡大断面図である。
【図７】従来のブラケットの一部切欠き断面図である。
【符号の説明】
１シリンダチューブ
１ａ，３ａインロー部
２ピストン
３ピストンロッド
４ブラケットたるボールジョイント
７筒体部
７ａＬ型ブラケット
８中空部
９係止溝
９ａ工具挿入用の溝
１０係止片
１１工具
１２切れ目
１３突起[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention is used to open and close a bag door interposed between a vehicle body and a back door in a vehicle such as an automobile, or to open and close a window interposed between a window frame and a window of a building. It is related with the stidum damper suitable for.
[0002]
[Prior art]
Generally, in vehicles such as automobiles and industrial transport vehicles, a trunk is provided at the rear of the vehicle body, and the trunk is opened and closed by a back door provided in the vehicle body. In addition, a stationary damper, which is a gas spring that is constantly urged in the direction of expansion by gas pressure, is interposed between the back door and the vehicle body, and when the lock is released, the back door is automatically opened by this stationary damper. Is normal.
[0003]
The above-mentioned stiff damper includes a damper cylinder that is a cylinder tube, a piston rod that is movably inserted into the damper cylinder via a piston, and is always urged in the extending direction by the gas pressure in the damper cylinder, and the piston rod and the damper cylinder. The bracket is provided integrally with the outer end, and the stay damper itself is coupled to the vehicle body and the back door via the bracket.
[0004]
The bracket is composed of, for example, a ball joint or an L-shaped bracket, and these brackets are detachably coupled to mounting portions provided on the vehicle body side and the back door side.
[0005]
For example, when the bracket is a ball joint, mounting parts made of spherical bolts are attached to the vehicle body side and the back door side, and the spherical bolt sphere is fitted to the spherical receiving part of the ball joint, and the snap ring or the like is used to prevent it from coming off. I am trying.
[0006]
As described above, for example, when a spherical bolt is fitted to the ball joint, the spherical bolt cannot be removed by the snap ring in the spherical receiving portion, and it becomes difficult to remove the stid damper itself.
[0007]
However, when a luggage is put into the trunk, or when a luggage inside the trunk is taken out, the stay damper gets in the way, and there is a demand to perform this operation with the stay damper removed, especially for loading / unloading large luggage.
[0008]
Therefore, for example, a detachable ball joint and a spherical bolt have been developed as disclosed in Deutsche Patent No. 659600.
[0009]
The ball joint and the spherical bolt have a stopper structure shown in FIG. That is, for example, the ball joint 1 is integrally coupled to the outer end of the piston rod, the spherical bolt 2 is attached to the vehicle body side, and the tip sphere 4 of the spherical bolt 2 is movably fitted in the spherical receiving portion 3 of the ball joint 1. Next, a lock wire made of a C-shaped ring 5 having a snap ring shape is inserted into the spherical receiving portion 3 from the outside to prevent the spherical body 4 from coming off, and the wire spring portion 5a connected to the ring 5 is connected to the ball joint 1. It is made to engage with the base end side.
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
When the ball joint 1 provided with the ring 5 is used, the ring 5 can prevent the spherical bolt 2 from coming off in the same manner as a normal snap ring, and the spring portion 5a is operated with a finger while releasing the engagement. When pulled outward, the ring 5 is pulled out, whereby the connection of the ball joint 1 to the spherical bolt 2 is canceled, so that the stick damper is detached from the back door, and the baggage can be taken in and out without interfering with the stick damper. .
[0011]
However, the above-described stay damper has the following problems.
[0012]
When removing the stay damper, it is necessary to perform the spring force release operation of the spring portion 5a and the extraction operation of the ring 5 with a finger, which is cumbersome and difficult. In some cases, other than the spring force release operation of the spring portion 5a, etc. Some tools are required. When the ball joint and the spherical bolt are connected again after being removed once, it is necessary to first insert the spherical bolt into the ball joint and then insert the ring 5a. It is.
[0013]
When attaching a sti damper to a back door or the like, it is difficult to check whether the ring 5 is securely inserted into the ball joint 1, and there is a problem that the reliability of the connection between the ball joint 1 and the spherical bolt 2 is lacking.
[0014]
When replacing the stay damper, it is necessary to replace not only the stay damper itself but also the ball joint 1, the ring 5, etc., so that the cost of replacement parts becomes expensive.
[0015]
For example, an L-shaped bracket or other brackets may be used for coupling the body of the stick damper to the back door, but there is no compatibility with the type in which the ball joint 1 is integrally connected to the stick damper as described above. In each case, it is necessary to mold a bracket that matches the structure and shape of the mounting portion on the back door side or the vehicle body side. In this case, since it is necessary to connect other brackets to the piston rod or damper cylinder of the stay damper by welding, caulking or the like, the workability and the assembling property are inferior, resulting in an increase in cost. In addition, when other brackets are joined by welding or caulking, it is necessary to perform surface treatment and coating treatment of the joint portion. For example, if the paint is peeled off, it causes rusting and has a problem that the rust prevention effect is weak.
[0016]
Therefore, an object of the present invention is to easily and speedily attach and detach the piston rod or cylinder tube of the stay damper to the bracket, to surely confirm the coupling state of the piston rod or cylinder tube to the bracket, and to replace each part when replacing the parts. It is possible to provide a stable damper excellent in workability, assemblability, and economy that can be replaced by rusting.
[0017]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, one means of the present invention includes a cylinder tube and a cylinder tube that is movably inserted through a piston and is constantly urged in the extending direction by the gas pressure in the cylinder tube. In a stay damper composed of a piston rod and a bracket provided at each end of the piston rod and cylinder tube, the bracket is composed of a ball joint or an L-shaped bracket, and is integrated with the end of the ball joint or the L-shaped bracket. A cylindrical portion provided in the cylindrical portion ; an axial hollow portion formed in the cylindrical portion; and an elastic locking piece provided inwardly on the inner periphery of the cylindrical portion . the inner end face of the hollow section with a spigot portion provided at an end portion or cylinder tube inserted piston rod portion to lock is engaged with the engaging piece and the piston A cushion member is interposed between the end face or end face of the spigot portion of the rod, it is characterized in that to release the lock by pushing up the locking piece further inserted tool from the outer end of the cylindrical body portion.
[0018]
Similarly, the other means includes a cylinder tube, a piston rod that is movably inserted into the cylinder tube via a piston, and is constantly urged in the extending direction by the gas pressure in the cylinder tube, and the piston rod and the cylinder tube. And a cylindrical body part integrally provided at an end part of the ball joint or the L-type bracket, and the cylindrical part. One or both of the axial hollow portion formed in the body portion, the elastic locking piece provided inwardly on the inner periphery of the cylindrical portion, and the outer end of the piston rod and the outer end of the cylinder tube and forming the spigot portion, formed along the axial direction and the cushion member is interposed, the outer periphery of the fitting portions between the inner end face and spigot end face of the hollow portion And locking groove and is characterized in that it also formed on the outer periphery of the spigot portion and a groove or milling surface of the tool insertion continuous with the engaging groove.
[0019]
In the above case, it is preferable that the locking piece is composed of a plate piece that is inwardly cut into a part of the cylindrical body portion.
[0020]
Similarly, it is preferable that a tapered surface that engages with the locking piece is formed at the end of the locking groove.
[0021]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments and reference examples of the present invention will be described with reference to the drawings.
A stay damper according to an embodiment of the present invention is shown in FIGS. 2 and 4 show the same basic structure and operation as the embodiment of FIG. 3, and FIG. 5 shows a reference example for solving the conventional problems.
[0022]
As shown in the embodiment of FIGS . 1 to 3, the basic structure of the present invention is inserted into a cylinder tube 1 and a cylinder tube 1 through a piston 2 so as to be movable, and the gas pressure in the cylinder tube 1 is In a stay damper comprising a piston rod 3 that is always urged in the extending direction and brackets provided at the ends of the piston rod 3 and the cylinder tube 1, the tip of the piston rod 3 and the base of the cylinder tube 1 are provided. One or both of the end portions are detachably coupled to the end portion of the bracket.
[0023]
The stay damper main body A is detachably coupled between the vehicle body and the back door of the vehicle, for example, and automatically opens the back door when the piston rod is extended by gas pressure. Spherical bolts 5 are coupled to the vehicle body and the pack door as attachment portions. In addition, a ball joint 4 as a bracket is detachably coupled to the distal end portion of the piston rod 3 and the proximal end portion of the cylinder tube 1 in the stationary damper main body A, and the spherical bolt 5 is connected in a state where these ball joints 4 are coupled. When the spherical body 5a is forcibly fitted into the spherical receiving portion 4a of the ball joint 4 as is well known, the ball joint 4 is pivotably coupled to the spherical bolt 5 and thereafter the spherical body 5a is moved into the spherical receiving portion 4a. It will not come off with the snap ring. Therefore, the stay damper main body A itself is interposed between the vehicle body and the back door via the ball joint 4 and the spherical bolt 5.
[0024]
When the back door is opened and the stay damper main body A gets in the way when loading / unloading, one of the spigot part 3a of the piston rod 3 and the spigot part 1a of the cylinder tube 1 may be removed from the ball joint 4.
[0025]
The ball joint 4 serving as a bracket can be attached / detached even when either the piston rod 3 or the cylinder tube 1 is detachable and the other is permanently connected.
[0026]
The bracket and the mounting portion are not limited to the ball joint 4 and the spherical bolt 5 shown in the figure, but other points may be used as long as they can detachably connect the stay damper main body A.
[0027]
1 to 4 has the same basic structure and operation, but FIG. 3 shows an example of the embodiment of the present invention and includes a cushion member. In the case of FIGS. The only difference is that it does not have These stud dampers are formed by forming an inlay portion 3a having a smaller diameter than the main body of the piston rod 3 at the outer end of the piston rod 3, and using a ball joint 4 as a bracket. The inlay portion 3a protrudes coaxially with the tip of the piston rod 3, and a locking groove 9 and a tool insertion groove 9a are formed along the axial direction on the outer periphery of the inlay portion 3a and the piston rod 3.
[0028]
The ball joint 4 includes a hemispherical joint main body 6, a cylindrical body portion 7 formed at the end of the main body 6, a spherical or conical receiving portion 4 a formed in the main body 6, and a shaft formed in the cylindrical body portion 7. It is comprised by the hollow part 8 of a direction, and the elastic latching piece 10 provided inward toward the inner periphery of the cylinder part 7. As shown in FIG.
[0029]
A spherical body 5a of a spherical bolt 5 is slidably fitted in the receiving portion 4a, and the spherical body 5a is prevented from coming off by a snap ring in an annular groove 9 formed on the inner periphery of the receiving portion 4a. ing.
[0030]
When the spigot part 3a is fitted in the hollow part 8 of the cylindrical body part 7, the locking piece 10 is fitted in the locking groove 9, whereby a ball as a bracket is attached to the tip of the piston rod 3 as shown in FIG. The joint 4 is connected and locked. Next, as shown in FIG. 4, when the tool 11 is inserted into the tool insertion groove 9a and the locking piece 10 is pushed up, the lock is released and the piston rod 3 can be extracted.
[0031]
The outer diameter of the inlay portion 3a is formed to be approximately equal to the inner diameter of the hollow portion 8 of the cylindrical body portion 7, and the outer diameter of the piston rod 3 and the outer diameter of the cylindrical body portion 7 are approximately equal to each other. A locking groove 9 having a tapered surface 9b at the tip is formed on the outer periphery of the spigot portion 3a. The locking groove 9 is a groove 9a for inserting a tool formed on the tip of the spigot portion 3a and the outer periphery of the piston rod 3. It is connected to the milling surface. However, when the spigot part 3a is long, it can be used only by forming a long groove serving both as a locking groove 9 and a tool insertion groove 9a on the outer periphery of the spigot part.
[0032]
Further, when the outer diameter of the piston rod 3 is substantially equal to the inner diameter of the hollow portion 8 of the cylindrical body portion 7, the inlay portion 3a is not provided, and the piston rod 3 is directly inserted into the cylindrical body portion 7 so as to be detachable. The coupling of the piston rod 3 may be locked by the locking groove formed in the rod 3 itself and the locking piece 10.
[0033]
The locking piece 10 is provided so as to be inclined on the inner periphery of the cylindrical portion 7. For example, a part of the cylindrical portion 7 is cut into a U shape, a U shape, or a triangular shape, and the cut 12 It is comprised with the plate piece which pushed and bent the part divided by inward.
[0034]
As shown in FIGS. 2 and 3, when the inlay part 3 a is forcibly inserted into the hollow part 8 against the locking piece 10, the tip of the inlay part 3 a penetrates deeply while pushing up the locking piece 10, When the locking groove 9 enters the position facing the locking piece 10, the locking piece 10 is fitted into the locking groove 9 with a self-reset force. In this state, the locking piece 10 engages with the tip tapered surface 9b of the locking groove 9, and the connection between the cylindrical body portion 7 and the spigot portion 3a is locked, and thereafter the piston rod 3 cannot be removed from the ball joint 4.
[0035]
Further, at this locked position, the end surface b of the piston rod 3 abuts against the end surface a of the cylindrical body portion 7, and the axial load indicated by the arrow F is carried by these both end surfaces a and b. The load is not applied. Further, in the case of the reference example shown in FIG. 2, the inner end face c of the hollow portion 8 and the end face d of the spigot portion 10 are brought into contact with each other to carry an axial load at both end faces c and d. In this embodiment, as shown in FIG. 3, a cushion member such as a spring or cushion rubber is interposed between both end faces c and d to prevent backlash . In the case of the stay damper of FIG. 2, when the leading end of the spigot part 3 a is in contact with the inner end face c of the hollow part 8 as described above, a cushion is provided between the end face b of the piston rod 3 and the end face a of the cylindrical part 7. A member may be interposed.
[0036]
As shown in FIG. 4, the tool 11 includes a horizontal plate 11 a and a handle 11 b that stands on the end of the plate 11 a, but is not limited to the illustrated one.
[0037]
When releasing the lock from the locked state as shown in FIG. 3, an operation as shown in FIG. 4 is performed.
[0038]
That is, when the tool 11 is inserted into the tool insertion groove 9a and then pushed into the hollow portion 8 of the cylindrical body portion 7 along the locking groove 9 through the handle 11b, the plate body 11a is moved to the locking piece 10. Is pushed upward to release the engagement between the locking piece 10 and the tapered surface 9b. When the piston rod 3 is pulled outward in this state, the cylindrical portion 7 can be extracted from the inlay portion 3a.
[0039]
FIG. 5 relates to a reference example of the present invention, which uses a lock washer as a locking piece, and is suitable for use in a piston rod 3 whose outer diameter is smaller than the outer diameter of the cylindrical portion 7 of the ball joint 4. . However, the structure of the piston rod 3 may be as shown in FIG.
[0040]
The basic structure of the stay damper of FIG. 5 is the same as that of FIG. Then, the cylindrical body portion 7 provided integrally at the end of the pole joint 4, the annular projection 13 provided at the inner end in the cylindrical body portion 7, and the projection 13 and the opening end of the cylindrical body portion 7 are press-fitted or A lock washer 15 held by a screwed collar 14, and the outer periphery of the end of the small-diameter piston rod 3 inserted into the hollow portion 8 of the cylindrical body portion 7 is locked by the lock washer 15. The lock washer 15 is pushed up with the tool 11 inserted from the outer end of the cylinder part 7 while being locked, and the lock is released. Other structures, functions, and effects are the same as those shown in FIGS.
[0041]
It should be noted that the structure according to each of the above embodiments is adopted in the spigot portion 1a provided at the end portion of the cylinder tube 1, and the ball joint 4 is connected to the end portion of the cylinder tube 1 through the spigot portion 1a in the same manner as described above. It may be detachably connected to.
[0042]
In use, the ball joint 4 may be assembled in advance to the spherical bolts 5 attached to the vehicle body side and the back door side, and then the stay damper main body A may be coupled to the ball joint 4. 3 and the cylinder tube 1 are assembled on the production line in a state where the ball joints 4 and 4 are connected in advance. In order to interpose the stationary damper main body A between the vehicle body and the back door in this state, the main body 6 of the ball joint 4 is pushed into the spherical body 5a of the spherical bolt 5 previously attached to the vehicle body and the back door, respectively. The sphere 5a may be fitted in 4a with one touch. As a result, after the sticker body A is attached, the back door is automatically opened by the sticker body A, and the open state is maintained.
[0043]
On the other hand, in the case where the main body A stays in the way when the luggage in and out of the trunk is taken in and out, for example, the piston rod 3 side is unlocked via the tool 11 and the inlay part 3a is extracted from the hollow part 8. The piston rod 3 is removed from the ball joint 4 by the above, and the stay damper main body A is tilted to an angle that does not interfere with the load. In this state, the baggage can be freely put in and out without interfering with the stay damper, and after the loading and unloading of the baggage is completed, the inlay part 3a is inserted into the cylindrical body part 7 again, and the locking piece 10 or the lock washer 15 is used. It becomes possible to connect both.
[0044]
FIG. 6 relates to another reference example of the present invention, which uses an L-shaped bracket 21 instead of the above-described ball joint 4 as a bracket.
[0045]
The L-shaped bracket 21 includes an L-shaped main body 21a, a mounting hole 22a formed in the main body 21a, and a cylindrical body portion 7a provided at an end of the main body 21a. The inlay portion 3a of the piston rod 3 or the inlay portion 1a of the cylinder tube 1 is inserted and coupled with the locking piece 10 or the lock washer 15 shown in FIGS.
[0046]
The L-shaped bracket 21 is fixed by inserting a mounting portion provided on the vehicle body side or the back door side into the mounting hole 22a. Other configurations, operations, and effects are the same as those of the embodiments and reference examples shown in FIGS.
[0047]
【The invention's effect】
According to the invention of each claim, the following effects are obtained.
[0048]
Since a bracket is provided on one or both of the piston rod and the cylinder tube, the stud damper itself can be coupled, for example, between the vehicle body of the vehicle and the back door via the bracket. On the other hand, when it is desired to remove the stay damper from a position where it does not interfere with the load when loading / unloading the load, the piston rod or the cylinder tube may be removed from the bracket, and the sticker body can be easily attached and detached.
[0049]
Similarly, even if there are various types of brackets such as ball joints and L-shaped brackets, it is only necessary to detachably connect the brackets according to the specifications to the piston rod or cylinder tube, and the stay damper itself has a general structure. Since it can be used, it is not necessary to produce the entire sty damper for each bracket according to the specifications, and it is highly compatible and has excellent workability, assembly, and economy.
[0050]
Similarly, since the bracket and the piston rod or the cylinder tube are detachably coupled by the locking piece on the bracket side, the detachment operation of both can be performed easily and speedily, and the operability is improved. On the other hand, if there is no tool for releasing the locking piece , the piston rod or the cylinder tube cannot be removed from the bracket, which is safe.
[0051]
Similarly, since a cushion member is interposed between the inner end surface of the hollow portion and the end surface of the piston rod or the end portion of the inlay portion, it is possible to prevent the backlash of the piston rod or the inlay portion from occurring with this cushion member.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall exploded front view of a stay damper according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a partially enlarged cross-sectional view of the bracket and the piston rod of FIG.
FIG. 3 is a partially enlarged cross-sectional view showing a coupling state of the bracket and the piston rod in FIG. 2;
4 is a partially enlarged cross-sectional view showing a state in which the coupling between the bracket and the piston rod in FIG. 2 is released. FIG.
FIG. 5 is a partially enlarged cross-sectional view showing a coupling state of a bracket and a piston rod according to a reference example .
FIG. 6 is an enlarged cross-sectional view of an L-shaped bracket.
FIG. 7 is a partially cutaway cross-sectional view of a conventional bracket.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Cylinder tube 1a, 3a Inner part 2 Piston 3 Piston rod 4 Ball joint 7 which is a bracket Cylindrical part 7a L-shaped bracket 8 Hollow part 9 Locking groove 9a Groove for tool insertion 10 Locking piece 11 Tool 12 Cut 13 Protrusion

Claims

シリンダチューブと、シリンダチューブ内にピストンを介して移動自在に挿入され且つシリンダチューブ内のガス圧で常時伸び方向に附勢されているピストンロッドと、ピストンロッドとシリンダチューブとの各端部に設けたブラケットとからなるスティダンパに於て、ブラケットがボールジョイント又はＬ型ブラケットからなり、当該ボールジョイント又はＬ型ブラケットの端部に一体に設けた筒体部と、この筒体部内に形成した軸方向の中空部と、筒体部の内周に内方に向けて設けた弾性な係止片とを備え、上記筒体部の中空部内に挿入したピストンロッドの端部又はシリンダチューブに設けたインロー部を上記係止片で係止させてロックすると共に上記中空部の内端面と上記ピストンロッドの端面又は上記インロー部の端面との間にクッション部材を介在させ、更に筒体部の外端から挿入した工具で係止片を押し上げてロックを解除させることを特徴とするスティダンパ。Provided at each end of the cylinder tube, a piston rod that is movably inserted into the cylinder tube via a piston, and is always urged in the direction of extension by the gas pressure in the cylinder tube, and the piston rod and cylinder tube A bracket comprising a ball joint or an L-shaped bracket, and a cylindrical body portion integrally provided at an end of the ball joint or the L-shaped bracket, and an axial direction formed in the cylindrical body portion. And an inlay provided on the end of the piston rod or the cylinder tube inserted into the hollow portion of the cylindrical body portion, and an elastic locking piece provided inwardly on the inner periphery of the cylindrical body portion. click the part between the end face or end face of the socket portion of the inner end surface of the hollow portion and the piston rod as well as lock is engaged with the locking piece The Deployment member is interposed, Sutidanpa, characterized in that to release the lock by pushing up the locking piece further inserted tool from the outer end of the cylindrical body portion.

シリンダチューブと、シリンダチューブ内にピストンを介して移動自在に挿入され且つシリンダチューブ内のガス圧で常時伸び方向に附勢されているピストンロッドと、ピストンロッドとシリンダチューブとの各端部に設けたブラケットとからなるスティダンパに於て、ブラケットがボールジョイント又はＬ型ブラケットからなり、当該ボールジョイント又はＬ型ブラケットの端部に一体に設けた筒体部と、この筒体部内に形成した軸方向の中空部と、筒体部の内周に内方に向けて設けた弾性な係止片と、ピストンロッドの外端とシリンダチューブの外端との一方又は両方に形成したインロー部と、上記中空部の内端面とインロー部の端面との間に介在させたクッション部材と、インロー部の外周に軸方向に沿って形成した係止溝と、同じくインロー部の外周に形成されて上記係止溝と連なる工具挿入用の溝又はフライス面とを備えていることを特徴とするスティダンパ。Provided at each end of the cylinder tube, a piston rod that is movably inserted into the cylinder tube via a piston, and is always urged in the direction of extension by the gas pressure in the cylinder tube, and the piston rod and cylinder tube A bracket comprising a ball joint or an L-shaped bracket, and a cylindrical body portion integrally provided at an end of the ball joint or the L-shaped bracket, and an axial direction formed in the cylindrical body portion. a hollow portion of the elasticity locking piece provided inward on the inner periphery of the cylindrical body portion, and a spigot portion formed on one or both of the outer end of the cylinder tube of the piston rod, the a cushion member interposed between the inner end face and spigot end face of the hollow portion, and a locking groove formed along the axial direction on the outer periphery of the spigot portion, also Formed on the outer periphery of the Inlay portion Sutidanpa, characterized in that it comprises a groove or milling surface of the tool insertion continuous with the engaging groove.

係止片が筒体部の一部に切れ目を入れて内方に折り曲げた板片から構成されている請求項１又は２のスティダンパ。The stay damper according to claim 1 or 2, wherein the locking piece is constituted by a plate piece which is cut inward by cutting a part of the cylindrical portion.

係止溝の端部に係止片と係合するテーパ面が形成されている請求項２又は３のスティダンパ。The stick damper according to claim 2 or 3, wherein a tapered surface that engages with the locking piece is formed at an end of the locking groove.