JP3781423B2 - 平行軸式変速機 - Google Patents

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Description

本発明は、平行に配設された複数の回転軸上に互いに噛合し合うギヤを配置し、回転軸とギヤとの連結及び解除を行うことにより、回転軸間に形成される動力伝達経路を切り換えてギヤ比に応じた所望の変速比が得られるようにした平行軸式変速機に関する。
車両用自動変速機をはじめ種々の動力機械に用いられている平行軸式変速機は、少なくとも2本の回転軸が平行に配設されるとともに、これら回転軸上に互いに噛合し合うギヤを配置して構成されている。そして、ギヤと回転軸とを多板クラッチ等のクラッチ手段により連結し、或いはその解除を行うことにより、回転軸間に形成される動力伝達経路を切り換えて所要の変速比が得られるようになっている(下記の特許文献1参照)。
このような平行軸式変速機に用いられるギヤは、運動の伝達を円滑にし、かつ騒音を低減することのできるヘリカルギヤからなる場合が多い。しかし、このヘリカルギヤは歯の線と軸線とが斜交しており、相手方のヘリカルギヤと噛合する場合には、歯の線に対する直交方向に歯が押されて回転軸の軸方向に向く力、すなわちスラストが作用するため、回転軸上にはギヤの軸方向移動を阻止するためのストッパとして働く部材が必要となる。このストッパとしての部材は、一般には回転軸の外周面に形成されるフランジ部がその役目を果たすが、回転軸上に複数のギヤが並ぶ場合にはギヤ等の組み付け工程等も考慮する必要があることから、回転軸とは別部材であるリング状の部材(例えば、軸部材の外周部にスプラインにより嵌合取り付けされて軸方向の荷重を受けるスラストワッシャ)を回転軸上に固定し、これをストッパとして用いる場合もある。
また、2つのギヤが回転軸上に隣接して配設される場合には、両ギヤのボス部の対向し合う端面間、及び両ボス部の反対側の端面とストッパ(フランジ部或いはリング状部材)との間にスラストベアリングを介装するレイアウトが考えられる。このようなレイアウトでは、両ギヤのボス部の間に回転軸上に固定されたストッパ(すなわち軸部材の一部として形成されたフランジ部)を有する構成よりも組付けがし易いという利点がある。
特開2000−220700号公報
しかしながら、上記レイアウトを有する構成では、発生したスラストがギヤをストッパ(フランジ部又はリング状部材)に押し付ける方向に作用する場合には、そのスラストにより付勢されたギヤはスラストベアリングを介して直接ストッパにより支持される(移動が阻止される)が、これとは反対方向のスラストがギヤに作用した場合には、そのギヤは隣接する他方のギヤとともに、その他方のギヤの外側に位置するストッパにより支持されることになる。前者の場合、スラストが作用したギヤと回転軸とはクラッチ手段により連結されており両者は一体となって回転するため、ストッパに押し付けられて圧縮力を受けているスラストベアリングはこれら両者に対して静止した状態を保持するが、後者の場合には、スラストを受けていないギヤと回転軸とは連結されていないため、スラストを受けていないギヤと回転軸との間、及びスラストを受けていないギヤとスラストを受けているギヤとの間にはそれぞれ相対回転が生じ、これら3部材の間に位置する2つのスラストベアリングはともに圧縮力を受けつつ回転することになる。スラストベアリングがこのように回転しつつ圧縮荷重を受ける状況で使用されるとベアリング本来の耐久性は急速に低下し、変速機のメンテナンスに要する時間及び費用が増大するので、結果的にはコスト高となってしまう。また、両端のストッパ間においてギヤの支持に関わる部品及びスラストによるギヤの移動の阻止に関わる部品の点数が多くなるのでガタが大きくなり、不快な振動音が発生してしまうという問題が生じる。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、回転軸とギヤとの間のガタが少なく不快な振動音を低減できるとともに、メンテナンスに起因するコスト高を抑えることができ、組み付けも容易で生産性にも優れた構成の平行軸式変速機を提供することを目的としている。
本発明に係る平行軸式変速機は、互いに平行に配設された第1回転軸(例えば、実施形態における中間軸20)及び第2回転軸(例えば、実施形態における出力軸40)と、第1回転軸の外周部にボス部を貫装させて空転自在に設けられた第1回転軸第1ギヤ(例えば、実施形態における2速駆動ギヤG2V)及び第1回転軸第2ギヤ(例えば、実施形態における1速駆動ギヤG1V)と、第2回転軸上に設けられて第1回転軸第1ギヤと噛合した第2回転軸第1ギヤ(例えば、実施形態における2速従動ギヤG2N)及び第1回転軸第2ギヤと噛合した第2回転軸第2ギヤ(例えば、実施形態における1速従動ギヤG1N)と、第1回転軸第1ギヤと第1回転軸との連結及びその解除を行う第1クラッチ手段(例えば、実施形態における2速クラッチCT2)と、第1回転軸第2ギヤと第1回転軸との連結及びその解除を行う第2クラッチ手段(例えば、実施形態における1速クラッチCT1)とを有し、第1クラッチ手段により第1回転軸第1ギヤを第1回転軸に連結し、或いは第2クラッチ手段により第1回転軸第2ギヤを第1回転軸に連結することにより、第1回転軸と第2回転軸との間の動力伝達が行われるように構成した平行軸式変速機において、第1回転軸は軸方向一の側から他の側にかけて大径部及びこの大径部よりも小さい外径を有する小径部を備えるとともに、大径部における上記軸方向一の側には大径部よりも大きい外径を有する部分(例えば、実施形態におけるフランジ部23)との境界を形成する第1の段差面及び大径部と小径部との間の境界を形成する第2の段差面を備えており、第1回転軸第1ギヤのボス部は大径部に貫装されて上記軸方向一の側の端面が第1の段差面との間に設けられた第1のスラストベアリング(例えば、実施形態におけるスラストベアリングTB21)により支持されるとともに、上記軸方向他の側の端面が大径部上に取り付けられた第1のリング状部材(例えば、実施形態におけるスラストワッシャTW2)との間に設けられた第2のスラストベアリング(例えば、実施形態におけるスラストベアリングTB22)により支持されており、第1回転軸第2ギヤのボス部は小径部に貫装されて上記軸方向一の側の端面が第2の段差面との間に設けられた第3のスラストベアリング(例えば、実施形態におけるスラストベアリングTB11)により支持されるとともに、上記軸方向他の側の端面が小径部上に取り付けられた第2のリング状部材(例えば、実施形態におけるスラストワッシャTW1)との間に設けられた第4のスラストベアリング(例えば、実施形態におけるスラストベアリングTB12)により支持されている。
ここで、上記本発明に係る平行軸式変速機においては、第1のスラストベアリング及び第2のスラストベアリングの少なくとも一方が第1回転軸第1ギヤの半径方向内方の領域内に設けられ、或いは第3のスラストベアリング及び第4のスラストベアリングの少なくとも一方が第1回転軸第2ギヤの半径方向内方の領域内に設けられていることが好ましい。更に、第1回転軸第2ギヤは第1回転軸第1ギヤよりも低速側のギヤからなることが好ましい。
本発明に係る平行軸式変速機では、加速運転時に第1回転軸第1ギヤ又は第1回転軸第2ギヤに発生する大きなスラスト(これを順方向のスラストとする)を、第1の段差面若しくは第2の段差面により受けることができる。このように大きなスラストが第1回転軸により直受けされるので、従来に比して回転軸とギヤとの間のガタが少なくなり、不快な振動音の発生を低減することができる。一方、減速運転時に発生する逆方向のスラストは、第1回転軸による直受けされるのではなく、第1回転軸に取り付けられた第1のリング状部材若しくは第2のリング状部材を介して第1回転軸により受け止められることとなるが、この減速運転時に発生する逆方向のスラストは加速運転時に発生する順方向のスラストよりも遥かに小さいので、第1回転軸に取り付けたリング状部材を介して受けても振動の問題は生じない。また、各スラストベアリングは、回転する(ベアリングとして機能する)ときにはスラストを受けず、スラストを受けるときには回転することがないので、圧縮荷重を受けつつ回転する状況下で使用されることはなく、従来のように耐久性が低下することはない。よって、メンテナンスに要するコストが増大することもない。更に、このような構成では、第1回転軸第1ギヤ及び第1回転軸第2ギヤの第1回転軸への組み付けは極めて容易である。具体的には、第1回転軸の大径部に第1のスラストベアリング、第1回転軸第1ギヤ、第2のスラストベアリング、第1のリング状部材をこの順で取り付けた後、小径部に第3のスラストベアリング、第1回転軸第2ギヤ、第4のスラストベアリング、第2のリング状部材をこの順で取り付ければよい。
また、この平行軸式変速機において、第1のスラストベアリング及び第2のスラストベアリングの少なくとも一方が第1回転軸第1ギヤの半径方向内方の領域内に位置して設けられ、第3のスラストベアリング及び第4のスラストベアリングの少なくとも一方が第1回転軸第2ギヤの半径方向内方の領域内に位置して設けられているのであれば、これらスラストベアリングがギヤの軸方向(第1回転軸の軸方向)寸法よりも外方にはみ出して設けられる構成に比し、変速機全体の軸方向寸法の短縮化を図ることができる。また、第1回転軸第2ギヤは第1回転軸第1ギヤよりも低速側のギヤであることが好ましく、このような構成であれば、回転数が大きくなりがちな低速側のギヤのボス部を支持する第3スラストベアリング及び第4スラストベアリングを小型化することが可能である。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。図2は本発明に係る平行軸式変速機が適用された車両用自動変速機(以下、単に変速機と称する)1の構成を示すスケルトン図であり、図1はこの変速機1における要部(図2中に示す領域I)の拡大図である。変速機1は、互いに平行に延びて設けられた入力軸10、連結アイドル軸30、中間軸20、出力軸40及び後進アイドル軸50を有してディファレンシャル機構60とともに変速機ケース3内に収容されており、エンジンEGの回転速度やトルクを変換し、エンジンEGの回転動力をディファレンシャル機構60経由で左右の駆動輪WL,WRに伝達する構成を有している。
入力軸10はベアリングB1a,B1bにより軸まわり回転自在に支持されており、エンジンEGのクランクシャフトCSにカップリング機構CPを介して連結されている。入力軸10上にはエンジンEG側(図2では紙面右側)から順に5速駆動ギヤG5V、5速クラッチCT5、4速クラッチCT4、4速駆動ギヤG4V、後進駆動ギヤGRV、連結駆動ギヤGCVが設けられている。ここで、5速駆動ギヤG5V、4速駆動ギヤG4V及びこれと一体に形成された後進駆動ギヤGRVはいずれも入力軸10に対して空転自在(相対回転自在)に設けられており、連結駆動ギヤGCVは入力軸10に対して固定して(相対回転不能に)設けられている。5速クラッチCT5は5速駆動ギヤG5Vと入力軸10との連結及びその解除を行う装置であり、4速クラッチCT4は4速駆動ギヤG4Vと入力軸10との連結及びその解除を行う装置である。これら両クラッチCT5,CT4は一般に知られた油圧作動ピストン形の摩擦式多板クラッチ装置であるため、その構成の説明は省略する。
中間軸20はベアリングB2a,B2bにより軸まわり回転自在に支持されており、その軸上にはエンジンEG側(図2の紙面右側)から順に1速クラッチCT1、1速駆動ギヤG1V、2速駆動ギヤG2V、2速クラッチCT2、3速クラッチCT3、3速駆動ギヤG3V、連結従動ギヤGCNが設けられている。ここで、1速駆動ギヤG1V、2速駆動ギヤG2V、3速駆動ギヤG3Vはいずれも中間軸20に対して空転自在に設けられており、連結従動ギヤGCNは中間軸20に対して固定して設けられている。1速クラッチCT1は1速駆動ギヤG1Vと中間軸20との連結及びその解除を行う装置であり、2速クラッチCT2は2速駆動ギヤG2Vと中間軸20との連結及びその解除を行う装置である。また、3速クラッチCT3は3速駆動ギヤG3Vと中間軸20との連結及びその解除を行う装置である。これら3つのクラッチCT1,CT2,CT3も上記5速クラッチCT5、4速クラッCT4と同様、一般に知られた油圧作動ピストン形の摩擦式多板クラッチ装置であるため、その構成の説明は省略する。
連結アイドル軸30はベアリングB3a,B3bにより軸まわり回転自在に支持されており、その軸上にはエンジンEG側(図2の紙面右側)から順に連結第2アイドルギヤGC2、連結第1アイドルギヤGC1が設けられている。これら連結第1アイドルギヤGC1及び第2アイドルギヤGC2はいずれも連結アイドル軸30に対して固定して設けられており、連結第1アイドルギヤGC1は入力軸10上に設けられた連結駆動ギヤGCVと常時噛合し、連結第2アイドルギヤGC2は中間軸20上に設けられた連結従動ギヤGCNと常時噛合している。
出力軸40はベアリングB4a,B4bにより軸まわり回転自在に支持されており、その軸上にはエンジンEG側(図2の紙面右側)から順にディファレンシャル駆動ギヤGFV、1速従動ギヤG1N、2速従動ギヤG2N、5速従動ギヤG5N、3−4速従動ギヤG34N、選択式クラッチCTD、後進従動ギヤGRNが設けられている。ここで、ディファレンシャル駆動ギヤGFV、1速従動ギヤG1N、2速従動ギヤG2N、5速従動ギヤG5Nはいずれも出力軸40に対して固定して設けられており、3−4速従動ギヤG34N及び後進従動ギヤGRNはいずれも出力軸40に対して空転自在に設けられている。ディファレンシャル駆動ギヤGFVはディファレンシャル機構60を駆動するディファレンシャル従動ギヤGFNと常時噛合しており、1速従動ギヤG1Nは中間軸20上に設けられた1速駆動ギヤG1Vと常時噛合している(図2中に示すディファレンシャル駆動ギヤGFVとディファレンシャル従動ギヤGFNとの間の破線は、これら両ギヤGFV,GFNが噛合していることを表す)。また、2速従動ギヤG2Nは中間軸20上に設けられた2速駆動ギヤG2Vと常時噛合しており、3−4速従動ギヤG34Nは入力軸10上に設けられた4速駆動ギヤG4V及び中間軸20上に設けられた3速駆動ギヤG3Vの双方と常時噛合している。
選択式クラッチCTDは出力軸40上を軸方向に摺動移動自在に設けられており、この選択式クラッチCTDと一体に形成されたセレクタSLを図示しない油圧機構により出力軸40の軸方向に移動させることにより、図示しないドグ歯を3−4速従動ギヤG34Nの側部又は後進従動ギヤGRNの側部に係止させることにより、3−4速従動ギヤG34N及び後進従動ギヤGRNのいずれか一方を出力軸40に連結させることができるようになっている。すなわち、選択式クラッチCTDのセレクタSLを3−4速従動ギヤG34N側(図2で紙面右方)に移動させているときには、3−4速従動ギヤG34Nが出力軸40に連結され、セレクタSLを後進従動ギヤGRN側(図2では紙面左方)に移動させているときには、後進従動ギヤGRNが出力軸40に連結される。
後進アイドル軸50はベアリングB5a,B5bにより軸まわり回転自在に支持されており、その軸上には後進アイドルギヤGRIが固定して設けられている。この後進アイドルギヤGRIは入力軸10上に設けられた後進駆動ギヤGRV及び出力軸40上に設けられた後進従動ギヤGRNの双方と常時噛合している。
ここで、上記各ギヤは運動の伝達円滑にし、かつ騒音を低減する目的により、ヘリカルギヤから構成されている。また、このため各ギヤの歯面には軸方向(図2の紙面左右方向)に向く力、すなわちスラストが発生するが、その方向は、変速機1の加速運転時(車両の加速走行時)、入力ギヤ10上の各ギヤ及び中間軸20上の各ギヤについては図2の左方に向く向き、出力軸40上の各ギヤについては図2の右方に向く向きとなるように各ギヤの歯線の方向が設定されている(変速機1の減速運転時には、スラストは上記方向とは逆方向に作用する)。
ディファレンシャル機構60は、ディファレンシャルケース61の内部に2つのディファレンシャルピニオン(ともにベベルギヤ)62a,62a及び2つのサイドギヤ(ともにベベルギヤ)62b,62bからなる差動機構63が収容された構成となっており、サイドギヤ62b,62bには左右のアクスルシャフトASL,ASRが固定されている。これら左右のアクスルシャフトASL,ASRの中心軸は出力軸40と平行に配置されており、ディファレンシャルケース61はこれら左右のアクスルシャフトASL,ASRの中心軸を回転軸として回転できるようにベアリングB6a,B6bにより支持されている。また、左右のアクスルシャフトASL,ASRの端部には左右の駆動輪(車両の前輪)WL,WRが取り付けられている。ディファレンシャルケース61に固定されたディファレンシャル従動ギヤGFNは前述のディファレンシャル駆動ギヤGFVと常時噛合しており、出力軸40の回転に伴ってディファレンシャルケース61全体が左右のアクスルシャフトASL,ASRまわりに回転する構成となっている。
次に、図2に図3を加えて変速機1における変速状態及びこれにより形成される動力伝達経路について説明する。図3は変速機1における第1〜第5速クラッチCT1,CT2,CT3,CT4,CT5及び選択式クラッチCTDの各作動状態と変速状態との対応関係を示す表であり、第1〜第5速クラッチCT1,CT2,CT3,CT4,CT5の欄中に示す「オン」は、対応するギヤと軸(入力軸10又は中間軸20)とを連結させている状態を意味し、欄中に示す「オフ」は、対応するギヤと軸(入力軸10又は中間軸20)とを連結させていない状態を意味する。なお、表中に示す矢印「↓」は、直上の欄に記載されたものと同一内容であることを意味する。
エンジンEGの回転動力はクランクシャフトCS及びカップリング機構CPを介して変速機1の入力軸10に入力され、更に連結駆動ギヤGCV、連結第1アイドルギヤGC1、連結アイドル軸30、連結第2アイドルギヤGC2及び連結従動ギヤGCNを介して中間軸20に伝達される。これにより中間軸20は入力軸10とともに、入力軸10と同一の方向に回転することになる。ここで、1速クラッチCT1、2速クラッチCT2、3速クラッチCT3、4速クラッチCT4及び5速クラッチCT5のいずれもがオフであるときには、1速駆動ギヤG1V、2速駆動ギヤG2V、3速駆動ギヤG3Vのいずれもが中間軸20と非連結状態となっており、かつ4速駆動ギヤG4V及び5速駆動ギヤG5Vがともに入力軸10と非連結状態となっているので、エンジンEGの回転動力は出力軸40に伝達されず、変速機1はニュートラル(中立)状態となる。なお、このニュートラル状態では、選択式クラッチCTDのセレクタSLは3−4速従動ギヤG34N側に位置される(これにより3−4速従動ギヤG34Nが出力軸40に連結され、後進従動ギヤGRNは出力軸40と非連結となる)。
変速機1を上記ニュートラルの状態から前進1速状態にするには、1速クラッチCT1を「オフ」から「オン」にする。これにより1速駆動ギヤG1Vと中間軸20とが連結されるので、エンジンEGの動力は入力軸10→連結駆動ギヤGCV→連結第1アイドルギヤGC1→連結アイドル軸30→連結第2アイドルギヤGC2→連結従動ギヤGCN→中間軸20→1速クラッチCT1→1速駆動ギヤG1V→1速従動ギヤG1N→出力軸40と伝達され、変速機1は前進1速状態となる。
変速機1を上記前進1速状態から前進2速状態にするには、1速クラッチCT1を「オン」から「オフ」にするとともに、2速クラッチCT2を「オフ」から「オン」にする。これにより、1速駆動ギヤG1Vと中間軸20との連結が解除されるとともに、2速駆動ギヤG2Vと中間軸20とが連結されるので、エンジンEGの動力は入力軸10→連結駆動ギヤGCV→連結第1アイドルギヤGC1→連結アイドル軸30→連結第2アイドルギヤGC2→連結従動ギヤGCN→中間軸20→2速クラッチCT2→2速駆動ギヤG2V→2速従動ギヤG2N→出力軸40と伝達され、変速機1は前進2速状態となる。
変速機1を上記前進2速状態から前進3速状態にするには、2速クラッチCT2を「オン」から「オフ」にするとともに、3速クラッチCT3を「オフ」から「オン」にする。これにより、2速駆動ギヤG2Vと中間軸20との連結が解除されるとともに、3速駆動ギヤG3Vと中間軸20とが連結されるので、エンジンEGの動力は入力軸10→連結駆動ギヤGCV→連結第1アイドルギヤGC1→連結アイドル軸30→連結第2アイドルギヤGC2→連結従動ギヤGCN→中間軸20→3速クラッチCT3→3速駆動ギヤG3V→3−4速従動ギヤG34N→選択式クラッチCTD→出力軸40と伝達され、変速機1は前進3速状態となる。
変速機1を上記前進3速状態から前進4速状態にするには、3速クラッチCT3を「オン」から「オフ」にするとともに、4速クラッチCT4を「オフ」から「オン」にする。これにより、3速駆動ギヤG3Vと中間軸20との連結が解除されるとともに、4速駆動ギヤG4Vと入力軸10とが連結されるので、エンジンEGの動力は入力軸10→4速クラッチCT4→4速駆動ギヤG4V→3−4速従動ギヤG34N→選択式クラッチCTD→出力軸40と伝達され、変速機1は前進4速状態となる。
変速機1を上記前進4速状態から前進5速状態にするには、4速クラッチCT4を「オン」から「オフ」にするとともに、5速クラッチCT5を「オフ」から「オン」にする。これにより、4速駆動ギヤG4Vと入力軸10との連結が解除されるとともに、5速駆動ギヤG5Vと入力軸10とが連結されるので、エンジンEGの動力は入力軸10→5速クラッチCT5→5速駆動ギヤG5V→5速従動ギヤG5N→出力軸40と伝達され、変速機1は前進5速状態となる。
また、変速機1を上記ニュートラルの状態から後進1速状態にするには、3速クラッチCT3を「オフ」から「オン」にするとともに、選択式クラッチCTDのセレクタSLを3−4速従動ギヤG34N側から後進従動ギヤGRN側に移動させる。これにより3速駆動ギヤG3Vと中間軸20とが連結され、かつ後進従動ギヤGRNと出力軸40とが連結されるので、エンジンEGの動力は入力軸10→連結駆動ギヤGCV→連結第1アイドルギヤGC1→連結アイドル軸30→連結第2アイドルギヤGC2→連結従動ギヤGCN→中間軸20→3速クラッチCT3→3速駆動ギヤG3V→3−4速従動ギヤG34N(出力軸40上を空転)→4速駆動ギヤG4V(入力軸10上を空転)→後進駆動ギヤGRV(入力軸10上を空転)→後進アイドルギヤGRI→後進従動ギヤGRN→選択式クラッチCTD→出力軸40と伝達され、変速機1は後進1速状態となる。
変速機1を上記後進1速状態から後進2速状態にするには、3速クラッチCT3を「オン」から「オフ」にするとともに、4速クラッチCT4を「オフ」から「オン」にする。これにより、3速駆動ギヤG3Vと中間軸20との連結が解除されるとともに、4速駆動ギヤG4Vと一体に形成された後進駆動ギヤGRVが入力軸10と連結されるので、エンジンEGの動力は入力軸10→4速クラッチCT4→後進駆動ギヤGRV→後進アイドルギヤGRI→後進従動ギヤGRN→選択式クラッチCTD→出力軸40と伝達され、変速機1は後進2速状態となる。
ところで、図1に示すように、上記変速機1の中間軸20は軸方向左側から右側にかけて外径r1を有する大径部21と、この大径部21よりも小さい外径r2を有する小径部22とを備えた構成となっている。そして、大径部21における軸方向左側には大径部21よりも大きい外径r3を有するフランジ部23が設けられており、このフランジ部23と大径部21との間にはこれらの境界を形成する第1の段差面24が、また大径部21と小径部22との間にはこれらの境界を形成する第2の段差面25がそれぞれ設けられている。
2速駆動ギヤG2Vのボス部BS2は大径部22に貫装されており、その内周面は大径部21の外周面との間に設けられたラジアルベアリング(ニードルベアリング)RB2により支持されている。また、この2速駆動ギヤG2Vのボス部BS2は、左側の端面が上記第1の段差面24との間に設けられたスラストベアリング(ニードルベアリング)TB21により支持されており、右側の端面は大径部21上に取り付けられたリング状部材(スラストワッシャTW2)との間に設けられたスラストベアリング(ニードルベアリング)TB22により支持されている。ここで、上記スラストワッシャTW2の内周面は大径部21の外周部にスプライン嵌合するようになっており、コッタCT2及びスナップリングSRにより大径部21上に固定される構成となっている。
また、1速駆動ギヤG1Vのボス部BS1は小径部22に貫装されており、その内周面は小径部22の外周面との間に設けられたラジアルベアリング(ニードルベアリング)RB1により支持されている。また、この1速駆動ギヤG1Vのボス部BS1は、左側の端面が上記第2の段差面25との間に設けられたスラストベアリング(ニードルベアリング)TB11により支持されており、右側の端面は小径部22上に取り付けられたリング状部材(スラストワッシャTW1)との間に設けられたスラストベアリング(ニードルベアリング)TB12により支持されている。ここで、上記スラストワッシャTW1の内周面は小径部22の外周部にスプライン嵌合するようになっており、1速クラッチCT1を構成し、中間軸20に固定されるクラッチプレートホルダCPHのボス部BS3により小径部22上に固定される構成となっている。
このように本変速機1では、同一の回転軸(中間軸20)上にそれぞれのボス部を貫装させて2つのギヤ(2速駆動ギヤG2V及び1速駆動ギヤG1V)が設けられるとともに、それぞれ対応するギヤ(出力軸40上に設けられた2速従動ギヤG2N及び1速従動ギヤG1N)と噛合した構成となっている。これらのギヤは前述のようにヘリカルギヤであることから、ギヤの回転時に生ずるスラストにより軸方向(中間軸20の延びる方向)へ移動しようとするが、その移動は、第2駆動ギヤG2VについてはスラストベアリングTB21を介して第1の段差面24により、或いはスラストベアリングTB22を介してスラストワッシャTW2により阻止される。また、第1駆動ギヤG1VについてはスラストベアリングTB11を介して第2の段差面25により、或いはスラストベアリングTB12を介してスラストワッシャTW1により阻止される。
本実施形態において示す変速機1では、加速運転時(車両の加速走行時)において1速駆動ギヤG1V及び2速駆動ギヤG2Vに作用する順方向のスラスト(このスラストは前述のように図1の紙面左方に向く)は、第1の段差面24若しくは第2の段差面25を介して中間軸20により直受けされる。このため従来に比して回転軸とギヤとの間のガタが少なくなり、不快な振動音が低減される。一方、減速運転時(車両の減速走行時)において上記両ギヤG1V,G2Vに作用する逆方向のスラスト(このスラストは前述のように図1の紙面右方に向く)は、中間軸20による直受けされるのではなく、中間軸20に取り付けられたスラストワッシャTW1若しくはスラストワッシャTW2を介して中間軸20により受け止められることとなるが、この減速運転時に発生する逆方向のスラストは加速運転時に発生する順方向のスラストよりも遥かに小さいので、中間軸20に取り付けたスラストワッシャTW1,TW2を介して受けても振動の問題は生じない。また、各スラストベアリングTB11,TB12,TB21,TB22は、回転する(ベアリングとして機能する)ときにはスラストを受けず、スラストを受けるときには回転することがないので、圧縮荷重を受けつつ回転する状況下で使用されることはなく、従来のように耐久性が低下することはない。よって、メンテナンスに要するコストが増大することもない。
また、このような構成では、2速駆動ギヤG2Vと1速駆動ギヤG1V及び中間軸20への組み付けは極めて容易である。具体的には、中間軸20の大径部21にスラストベアリングTB21及びラジアルベアリングRB2、2速駆動ギヤG2V、スラストベアリングTB22、スラストワッシャTW2をこの順で取り付けた後、小径部22にスラストベアリングTB11、1速駆動ギヤG1V、ラジアルベアリングRB2、スラストベアリングTB12、スラストワッシャTW1をこの順で取り付ければよい。
また、この変速機1では、図1から分かるように、上記スラストベアリングTB22は2速駆動ギヤG2Vの半径方向内方の領域内に設けられるとともに、スラストベアリングTB11は1速駆動ギヤG1Vの半径方向内方の領域内に設けられており、これらスラストベアリングTB22,TB11がギヤG2V,G1Vの軸方向外方にはみ出して設けられる構成に比して、軸方向寸法の短縮化が図られた構成となっている。なお、ギヤG1V,G2Vの配置によっては、これらとは反対側のスラストベアリングTB21,TB12がギヤG2V,G1Vの半径方向内方の領域内に設けられるようにしてもよい。
これまで本発明の好ましい実施形態について説明してきたが、本発明の範囲は上述の実施形態に示したものに限定されない。例えば、上述の実施形態では、回転軸に貫装されてクラッチ手段によりその回転軸に連結される側のギヤが駆動側のギヤであり、これらギヤと噛合するギヤが従動側のギヤであったが、これとは逆に、回転軸に貫装されてクラッチ手段によりその回転軸に連結される側のギヤが従動側のギヤであり、これらギヤと噛合するギヤが駆動側のギヤであってもよい。また、上述の実施形態では、中間軸20上にフランジ部23を設け、このフランジ部23との境界を形成する面を第1の段差面24として用いていたが、この第1の段差面24は、大径部21の左方(図1における紙面左方)に大径部21よりも大きい外径を有する部分との境界を形成する面であれば、必ずしもフランジ部23の端面でなくてもよい(例えば、大径部22よりも大きい外径を有する軸部の端面であってもよい)。
また、上述の実施形態では、回転軸(中間軸20)の小径部に取り付けられたギヤ(1速駆動ギヤG1V)は大径部に取り付けられたギヤ(2速駆動ギヤG2V)よりも低速側のギヤであったが、これを逆にして、回転軸の大径部に取り付けられたギヤが小径部に取り付けられたギヤよりも低速側となるようにしてもよい。しかし、回転数が大きくなりがちな低速側のギヤのスラストを支持するスラストベアリングは遠心力による負荷を軽減する目的から小型化する必要があるため、上述の実施形態に示すように、高速側のギヤを回転軸の大径部に配置し、低速側のギヤを回転軸の小径部に配置することが好ましい。また、上述の実施形態では、本発明に係る平行軸式変速機が車両用に用いられる場合を例に示したが、これは一例であり、本発明に係る平行軸式変速機は、車両用に限らず種々の動力機械に用いることが可能である。
本発明に係る平行軸式変速機が適用された車両用自動変速機の要部拡大図である。 上記車両用自動変速機の構成を示すスケルトン図である。 上記車両用自動変速機における第1〜第5速クラッチ及び選択式クラッチの各作動状態と変速状態との対応関係を示す表である。
符号の説明
1 車両用自動変速機(平行軸式変速機)
20 中間軸(第1回転軸)
21 大径部
22 小径部
23 フランジ部(大径部よりも大きい外径を有する部分)
24 第1の段差面
25 第2の段差面
RB1 ラジアルベアリング
RB2 ラジアルベアリング
TB11 スラストベアリング(第3のスラストベアリング)
TB12 スラストベアリング(第4のスラストベアリング)
TB21 スラストベアリング(第1のスラストベアリング)
TB22 スラストベアリング(第2のスラストベアリング)
TW1 スラストワッシャ(第2のリング状部材)
TW2 スラストワッシャ(第1のリング状部材)
40 出力軸(第2回転軸)
G1V 1速駆動ギヤ(第1回転軸第2ギヤ)
BS1 1速駆動ギヤのボス部
G2V 2速駆動ギヤ(第1回転軸第1ギヤ)
BS2 2速駆動ギヤのボス部
G1N 1速従動ギヤ(第2回転軸第2ギヤ)
G2N 2速従動ギヤ(第2回転軸第1ギヤ)
CT1 1速クラッチ(第2クラッチ手段)
CT2 2速クラッチ(第1クラッチ手段)

Claims (3)

  1. 互いに平行に配設された第1回転軸及び第2回転軸と、前記第1回転軸の外周部にボス部を貫装させて空転自在に設けられた第1回転軸第1ギヤ及び第1回転軸第2ギヤと、前記第2回転軸上に設けられて前記第1回転軸第1ギヤと噛合した第2回転軸第1ギヤ及び前記第1回転軸第2ギヤと噛合した第2回転軸第2ギヤと、前記第1回転軸第1ギヤと前記第1回転軸との連結及びその解除を行う第1クラッチ手段と、前記第1回転軸第2ギヤと前記第1回転軸との連結及びその解除を行う第2クラッチ手段とを有し、前記第1クラッチ手段により前記第1回転軸第1ギヤを前記第1回転軸に連結し、或いは前記第2クラッチ手段により前記第1回転軸第2ギヤを前記第1回転軸に連結することにより、前記第1回転軸と前記第2回転軸との間の動力伝達が行われるように構成した平行軸式変速機において、
    前記第1回転軸は軸方向一の側から他の側にかけて大径部及び前記大径部よりも小さい外径を有する小径部を備えるとともに、前記大径部における前記軸方向一の側には前記大径部よりも大きい外径を有する部分との境界を形成する第1の段差面及び前記大径部と前記小径部との間の境界を形成する第2の段差面を備えており、
    前記第1回転軸第1ギヤの前記ボス部は前記大径部に貫装されて前記軸方向一の側の端面が前記第1の段差面との間に設けられた第1のスラストベアリングにより支持されるとともに、前記軸方向他の側の端面が前記大径部上に取り付けられた第1のリング状部材との間に設けられた第2のスラストベアリングにより支持されており、
    前記第1回転軸第2ギヤの前記ボス部は前記小径部に貫装されて前記軸方向一の側の端面が前記第2の段差面との間に設けられた第3のスラストベアリングにより支持されるとともに、前記軸方向他の側の端面が前記小径部上に取り付けられた第2のリング状部材との間に設けられた第4のスラストベアリングにより支持されていることを特徴とする平行軸式変速機。
  2. 前記第1のスラストベアリング及び前記第2のスラストベアリングの少なくとも一方が前記第1回転軸第1ギヤの半径方向内方の領域内に設けられ、或いは前記第3のスラストベアリング及び前記第4のスラストベアリングの少なくとも一方が前記第1回転軸第2ギヤの半径方向内方の領域内に設けられていることを特徴とする請求項1記載の平行軸式変速機。
  3. 前記第1回転軸第2ギヤは前記第1回転軸第1ギヤよりも低速側のギヤからなることを特徴とする請求項1又は2記載の平行軸式変速機。
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