JP3781334B2 - 母乳パッド収容体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、授乳期の母親が、ブラジャー等の下着と***との間に介装するための母乳パッドを収容する収容体の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、このような母乳パッドは、例えば図18に示すように使用されている。図において、ブラジャー2の各カップ3,3の内側には、ほぼ円形のドーム状でなる母乳パッド1,1がひとつづつ介装されるようになっている。
【0003】
このような母乳パッド1,1は、正面図である図19(a)及び側面図である図19(b)に示すように、円形のドーム状に形成されており、厚み方向に複数の柔軟材料を積層して構成されている。すなわち、母乳パッド1は、使用者の肌と直接接触する内側表面に表面材を配置し、その次に吸収材を配置し、少なくとも外側には液体が吸収材からしみ出て着衣を汚すことがないように防水材料が積層されて構成されている。
【0004】
また、この防水材料の表面側の所定の位置には、接着剤等を適用した接着部4が設けられており、図18に示すようにブラジャー2のカップ3の内側にこの接着部4を貼りつけて固定して用いる。これにより、下着と母乳パッド1とがずれないようにして使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような母乳パッド1は、その販売に際して、図20の矢印に示すように2つ折りされて、図21に示すような半円もしくは半月形にして、個装収容体5にひとつずつ包装されている。
この場合、個装収容体5は、例えばポリエチレンフィルム等により形成された袋体でなっており、その一面(図22において上面)は、中央付近で幅方向に設けられ切断線5cに沿って切り離し、その切り口,もしくは切り口を手掛かりにして、上面部の一方,例えば5a側を切り離して、内部に収容されている2つ折り母乳パッド1を取り出すようになっている。
そして、取り出した母乳パッド1については、図18にて説明した剥離紙4を手で剥がして、下着の内側に装着するようにして使用されている。
【0006】
さらに、個装収容体5にひとつずつ収容された母乳パッド1は、例えば図23に示すように多数個重ねて、複数列にして、図24に示すようなポリエチレンフィルムでなる柔軟で防水性があるパッケージ6に収容して販売ルートに提供されることが好ましい。
【0007】
しかしながら、上述した個装収容体5にあっては、中に収容される母乳パッド1を二つ折りにした状態においては、図20に示すように、図において左側の高さh1は右側の高さh2よりも大きくなってしまう。
また、図21ないし図23に示されているように、円形の母乳パッド1を2つ折りにして収容しているために、図23で示す領域7においては、収容物が個装収容体5の内側の空間を満たしていない。
このようなことが原因となって、図23に示すように個装収容体5を重ねると、全体として、図において奥側が低くなるように傾斜してしまう。したがって、これを収容するための矩形状の柔軟なパッケージ6に収容しにくいことから、型保持性のある紙製の箱に収容していた。しかし、このような紙製の箱は、流通においた場合に、例えば、箱の角部等が潰されたりすると、商品価値を損なうという問題がある。また、このような箱は、変形しにくいため、かさばってしまい、運搬に不便である。
【0008】
さらに、個装収容体5では、母乳パッド1をひとつしか収容できず、図18に示すように2つ同時に使用する場合には、使用者は、2つの個装収容体5を各別に破いて、母乳パッド1を取り出す必要があり、日常の使い勝手において不便な商品であった。
【0009】
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、簡単な作業で、ひとつ,あるいは2つの母乳パッドを収容体から取り出すことができ、各収容体をまとめてパッケージとして流通に置くさいに、柔軟で防水性のパッケージとすることが容易な母乳パッド収容体を提供すること目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、請求項1の発明によれば、液体を吸収する吸収体と、この吸収体より外側に配置された防水材とを積層して本体を形成する母乳パッドを収容するために、帯状の部材を折り畳むことにより構成した収容体であって、前記収容体の中に2つ折りとした前記母乳パッドが、それぞれの曲折部を互いに異なる方向に配置され、これら2つの母乳パッドを重ねて収容することにより、前記各曲折部に対応した箇所の厚みをほぼ一致させた母乳パッド収容体により、達成される。
請求項1の構成によれば、収容体は、帯状の部材を折り畳むことにより構成したので、製造工程において、連続した長いシート状材料を供給することにより、容易に収容体を製造することができる。そして、2つ折りにされた各母乳パッドは、互いに逆向きとなって重なることになる。これにより、2つ折りにした収容体の形状は、左右で同じ厚みとなり、これら収容体を多数重ねてパッケージを形成する際に、柔軟な素材にてバランスのとれた矩形状あるいは直方体等のパッケージを容易に形成できる。
しかも、ひとつの収容体に2つの母乳パッドを形成したため、ひとつの収容体を破くだけで2個の母乳パッドを同時に取り出すことができる。
【0011】
上記目的は、請求項2の発明によれば、液体を吸収する吸収体と、この吸収体より外側に配置された防水材とを積層して本体を形成する母乳パッドを収容するために、帯状の部材を折り畳むことにより構成した収容体であって、一方向に帯状に長い前記収容体の中央領域に対して、2つ折りとした前記母乳パッドが同じ向きにして、重ねられることなく、2つ配置されており、前記収容体の前記中央領域に対して、長さ方向に連設された両端部領域の少なくとも一方が前記2つの母乳パッドの上に折り重ねられるようにして、2つの母乳パッドを包んでなる母乳パッド収容体により、達成される。
請求項2の構成によれば、帯状に長い収容体の中央領域に2つ折りにされた母乳パッドが向きを揃えて配置されている。このため、収容体の両端部の少なくとも一方を折り返して、どちらかの母乳パッドの上に配置した状態にて、2つの母乳パッドの間で、収容体を2つ折りとし、母乳パッドどうしを重ねると、各母乳パッドは、互いに逆向きとなって重なることになる。
これにより、2つ折りにした収容体の形状は、左右で同じ厚みとなり、これら収容体を多数重ねてパッケージを形成する際に、柔軟な素材にてバランスのとれた矩形状あるいは直方体等のパッケージを容易に形成できる。
しかも、ひとつの収容体に2つの母乳パッドを形成したため、ひとつの収容体を破くだけで2個の母乳パッドを同時に取り出すことができる。
【0012】
請求項3の発明は、請求項2の構成において、前記中央領域に連設された端部領域の一方を折り返して、いずれか一方の母乳パッドに重ね、その上に他方の母乳パッドを重ねるようにして包んだことを特徴とする。
【0013】
請求項3の構成によれば、帯状に長い形状の収容体の中央領域に直列に母乳パッドを2つ配置した後は、収容体の一方の端部を内側にして巻き込んでいく要領で、収容体による包装を行うことができる。
【0014】
請求項4の発明は、請求項2の構成において、前記中央領域から長さ方向に連設された両端部領域が互いに向き合うように内側に折り返された状態で、各端部領域と前記中央領域の各側縁部とが互いに固定されていることを特徴とする。
【0015】
請求項4の構成によれば、収容体の各端部領域が、それぞれ対応する位置の収容体の中央領域の側縁部と固定されることで、各母乳パッドに対応した個別の袋状部分を形成することができ、各袋状領域をそれぞれ破くことで、母乳パッドをひとつずつ取り出すことができる。
【0016】
請求項5の発明は、請求項2ないし4の構成において、前記中央領域の表面には、各母乳パッドの接着部を形成するための接着剤が予め適用された状態にて、各母乳パッドが収容されていることを特徴とする。
【0017】
請求項5の構成によれば、収容体から母乳パッドを取り出すだけで、母乳パッドの表面には接着部が露出するから、従来のように剥離紙を剥がす必要がない。
【0018】
また、上記目的は、請求項6の発明によれば、液体を吸収する吸収体と、この吸収体より外側に配置された防水材とを積層して本体を形成する母乳パッドを収容するために、帯状の部材を折り畳むことにより構成した収容体であって、前記収容体の中に2つ折りとした前記母乳パッドが、それぞれの曲折部を互いに異なる方向に外向きにして、並んで配置されるように収容した、母乳パッド収容体により、達成される。
請求項6の構成によれば、収容体の中央領域に2つ折りにされた母乳パッドがそれぞれ曲折部を外側にして、互いに異なる向きにして並んで配置されている。このため、収容体の形状は、左右で同じ厚みとなり、これら収容体を多数重ねてパッケージを形成する際に、柔軟な素材にてバランスのとれた矩形状あるいは直方体等のパッケージを容易に形成できる。
しかも、ひとつの収容体に2つの母乳パッドを形成したため、ひとつの収容体を破くだけで2個の母乳パッドを同時に取り出すことができる。
【0019】
また、上記目的は、請求項7の発明によれば、液体を吸収する吸収体と、この吸収体より外側に配置された防水材とを積層して本体を形成する母乳パッドを収容するために、帯状の部材を折り畳むことにより構成した収容体であって、一方向に帯状に長い前記収容体の中央領域に、2つの前記母乳パッドがそれぞれ2つ折りとした状態にて、各母乳パッドの曲折部を外側として、重ねられることなく、配置され、さらに、前記収容体の前記中央領域に対して、長さ方向に連設された両端部領域のそれぞれが、前記2つの母乳パッドの上に折り重ねられるようにして、2つの母乳パッドを包んでなる、母乳パッド収容体により、達成される
請求項7の構成によれば、帯状に長い収容体の中央領域に2つ折りにされた母乳パッドがそれぞれ曲折部を外側にして、互いに異なる向きに配置されている。
このため、収容体の両端部をそれぞれ内方に折り返して、各母乳パッドの上に配置した状態では、収容体の形状は、左右で同じ厚みとなり、これら収容体を多数重ねてパッケージを形成する際に、柔軟な素材にてバランスのとれた矩形状あるいは直方体等のパッケージを容易に形成できる。
しかも、ひとつの収容体に2つの母乳パッドを形成したため、ひとつの収容体を破くだけで2個の母乳パッドを同時に取り出すことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好適な実施形態を添付図面を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【0021】
図1は、本発明の実施形態による母乳パッドの外観を示す概略斜視図であり、図2は、図1の母乳パッドを装着した状態で、その内部構造を示す概略断面図である。
これらの図を参照して、先ず本実施形態における母乳パッドの構造を説明する。
【0022】
図2に示すように、母乳パッド10は、使用者が装着した状態では、その***14の前面に位置する。この状態にて母乳パッド10の外側(図2の左側)には、防水材11が配置されており、内面側(図2において右側)には、表面材13が配置されている。
そして、表面材13と防水材11の間には、吸収体12が配置されており、これら表面材13、防水材11、吸収材12は、例えば、それぞれほぼ円形に形成され、重ねられて、積層状態にて、母乳パッド10の本体18を構成している。
【0023】
上記防水材11は、液体を通さないが、好ましくは水蒸気を透過させて蒸れを防止でき、ある程度可撓性を備えている材料が選択されることが好ましい。また、防水材11は、従来用いられていた熱変形可能な防水材と比べると柔軟な素材で形成されている。また、防水材11を構成する材料は、耐熱性と防水性を備えていればよく、従来のように熱変形可能な材料でなくてもよい。
このような材料としては、例えばポリエチレンラミネート紙、ポリエチレンラミネート不織布やメルトブロー製法の不織布等が用いられる。
【0024】
また、防水材11の表面には、図1に示すように、接着部4が設けられている。この接着部4は、後述するように収容体に適用された接着剤が付着されることによって形成されるようにしてもよく、あるいは、そのような構造にしない場合には、防水材11の表面に接着剤を適用し、その上に剥離紙を貼ることで、これを剥がして、図5にて説明したようなブラジャー2のカップ3の内側にこの接着部4を貼りつけて固定できるようになっている。
【0025】
上記表面材13は、直接使用者の肌と接触する部材であり、母乳等の水分を良く透過し、肌ざわりのよい素材が選択される。つまり、表面材13は、直接使用者の肌に触れるため、肌を必要以上に損なうことなく、肌触りのよい点等を考慮して、これに適した材料が選択される。好ましくは、ドライメッシュシート(ポリエチレン等により形成した網目状シート)や、不織布が用いられる。
【0026】
吸収体12は、液体吸収性に優れた素材が選択され、パルプの繊維体や積層体やシート体が用いられる。さらに吸収体12には、これらパルプ素材等に液体吸収性に優れ、液体をそのまま,あるいは半固化もしくは固化して保持する機能を備える材質の粒状物であるポリマーが混入使用されている。
このような材料としては、例えば吸水性の重合体が適しており、例えばポリアクリル酸塩系共重合体、澱粉−アクリロニトリルグラフト共重合体の加水分解物、澱粉−アクリル酸グラフト共重合体、ポリビニルアルコール−アクリル酸塩共重合体、カルボキシメチルセルロース変成物等が挙げられる。
そして、吸収体12は、図3に示すように、ティシュ15に包まれている。これにより、上記粒状のポリマー等が漏れでないようになっている。
以上の構成でなる母乳パッド10は、図20にて説明したのと同様に、半分に折り曲げられることによって、半円形もしくは半月形となって、図3の収容体に収容される。
【0027】
図3は、上記母乳パッド10を2つ収容して単位包装するための収容体20を示している。
図において、収容体は、一方向に長い帯状の部材であり、後述する製造工程において、例えば、帯状にしたポリエチレン製のフィルムとして供給されるものである。
単位包装するための収容体20としてのフィルムでは、2つの母乳パッド10を直列に収容するのに十分な幅と長さを備える中央の領域21と、この中央領域21の各端部から長さ方向にそれぞれ連設された2つの端部領域22と23が形成されている。
【0028】
図4に示すように、収容体20の中央領域21には、その長さ方向に直列に並ぶように2つの母乳パッド10,10が載置されている。この状態では、各母乳パッド10,10は上述したようにそれぞれ2つ折りされており、図4にて示されているように、同じ向きにされている。例えば図において上側に各2つ折り母乳パッド10,10のR状の周縁が位置するように、その向きが揃えられている。
【0029】
さらに、図4に示すように、収容体20の各端部領域22,23は、それぞれ内側に、かつ互いの端面が向き合うように折り返されるようになっている。
ここで、図4の仮想の直線Lにて示されているように、中央領域21を等距離に載置されるべき分割する場合,すなわち、中央領域21に置かれる母乳パッド10どうしの間でさらに領域を分割する。そして、各端部領域22,23のそれぞれの側縁部22a,22b,23a,24bに対応した位置となる中央領域21の各側縁部を21a,21b,21c,21dとする。これら各側縁部は、後述する製造工程において、端部領域22の側縁22aは、その下に位置する中央領域21の側縁部21aと、端部領域22の側縁22bは、その下に位置する中央領域21の側縁部21bと、端部領域23の側縁23aは、その下に位置する中央領域21の側縁部21cと、端部領域23の側縁23bは、その下に位置する中央領域21の側縁部21eとそれぞれ固定される。
尚、この固定の工程は、実際は後述するように、図6の工程よりも後工程で行われることができる。
【0030】
これにより、図4の仮想の直線Lと直交する方向の断面を示す図5に表されているように、各端部領域22,23に対応して、袋状の部分23と24とがそれぞれ形成される。この袋状部分22と23に母乳パッド10,10がそれぞれひとつずつ収容されている。
そして、好ましくは、端部領域22と23の間に、例えば、固定手段として固定用のテープ26を貼れば、各端部領域22と23の各端面がほぼ閉じられて、衛生的である。
【0031】
さらに、図4の仮想線Lに沿って折り曲げて、図4及び図5の矢印に示すように各袋状部分22と23とを重ねるようにする。これにより、収容体20全体は、図6に示すように二つ折りの単位包装となる。
この状態では、収容体20内において、2つ折りの母乳パッド10,10は、それぞれ向きを逆にして重ねられており、このため、収容体20の図において左側の厚みT1(高さ)と右側の厚みT2(高さ)はほぼ等しくなる。
【0032】
図7は、収容体20による異なる包装態様における上記実施形態の変形例を示している。
図7では、収容体20の端部領域22だけが、母乳パッド10,10の間に入り込んでおり、この状態で、収容体20の中央領域及び他の端部領域23は、母乳パッド10,10の周囲をつつみこむように包装されている。
このような包装形態においても、収容体20内において、2つ折りの母乳パッド10,10は、それぞれ向きを逆にして重ねられており、このため、収容体20の図において左側と右側の厚みはほぼ等しくなる。
【0033】
図8及び図9は、上述の実施形態における収容体と母乳パッドの接着部の詳細について説明するための図である。
図8において、母乳パッド10の下面(防水材の表面)には、接着部4が位置しており、この接着部4には、剥離紙42が貼られることによって仮固定されている。そして、この剥離紙42は、収容体20の内面に形成された接着部43に固定されている。
つまり、この場合、接着部4と接着部43とは、例えば異なる接着剤を使う等の手段により、接着部43は、接着部4よりも接着力が強くなるように形成されている。
【0034】
このため、使用者は、収容体20を破くだけで、母乳パッド10を取り出せる。この母乳パッド10は取り出される時に剥離紙42との仮固定が解除される。何故なら、収容体40と剥離紙42との接着部43の接着力は、母乳パッド10と剥離紙42との間の接着部4の接着力よりも強いことから、収容体40から、母乳パッド10を取り出す作業において、これと同時に母乳パッド40から剥離紙42が剥がされて、接着部4が露出する。
【0035】
図9は、上述の実施形態における収容体と母乳パッドの接着部の詳細についての別の例について説明するための図である。
図において、収容体20の内面には、剥離部45が形成されている。この剥離部45は、収容体20の剥離部45が形成されていない内面よりも、平滑なはがれやすい面を形成している。この剥離部45は、例えば、シリコンコートされたポリエチレンフィルムにより形成されている。
一方、母乳パッド10の下面(防水材の表面)には、接着部4が位置しており、この接着部4には、上記剥離部45が仮固定されている。
【0036】
このため、使用者は、収容体20を破くだけで、母乳パッド10を取り出せる。この母乳パッド20は取り出される時に接着部4が露出される。つまり、この接着部4は、収容体20の特に剥がれやすくした剥離部45に仮固定されているだけなので、収容体20から、母乳パッド10を取り出す作業において、これと同時に母乳パッド10の接着部4と剥離部45との仮固定が簡単に解除されて、接着部4が露出する。
【0037】
図10は、本発明の第2の実施形態を示している。
この実施形態において、上述の第1の実施形態と同一の符号を付した箇所は共通する構成であるから、重複する説明は省略し、以下、相違点を中心に説明する。
収容体50は、上述の収容体20と全く同じ構成であるが、その中に収容した母乳パッド10,10の収容形態が異なっている。
【0038】
図において、収容体50の中央領域21には、2つの母乳パッド10,10がそれぞれ2つ折りした状態で配置されている。この場合、母乳パッド10,10は、その2つ折りとした曲折部10a,10aが外向きにされて、互いに異なる方向を向いた状態で配置されており、各母乳パッド10,10の上には、それぞれ端部領域22,23が重ねられる。
【0039】
さらに、第1の実施形態と異なる点は、収容体50は、2つ折りにされない点である。したがって、図10の状態において、収容体50の左側の高さT3と右側の高さT4とは同じである。このため、この状態において、多数の収容体50を重ねても、重ねた状態の左右の厚みは同じになるから、後述するような柔軟なパッケージ材37にて包装するのに適している。
【0040】
図11ないし図17は、上述のような母乳パッド10の製造工程の後半に設けられる母乳パッド収容体20の包装工程を簡単に示すものである。
図11において、製造ラインの図示しないコンベヤ等の搬送手段上には、搬送方向Aに沿って長く延びた収容体となるべきフィルム等でなる収容体材料31が送られる。この収容体材料31は、図3の収容体20が延びている方向と直交する方向に長く延びるベルト状を呈している。
【0041】
図11に示されているように、収容体材料31の幅方向に並ぶように、2つ一組の母乳パッド10,10が向きを揃えて(前述)配置される。さらに、搬送方向Aにそって、他の組の母乳パッド10,10が順次等間隔にならべらて、送られるようになっている。
ここで、収容体材料31の表面には、各母乳パッド10の防水材11表面に対応する位置に、例えばホットメルト等の接着剤32,33が適用され、その上に各母乳パッド10が置かれる。これにより、上に置かれた各母乳パッド10の防水材11表面に接着部4が形成される。
【0042】
次いで、図12に示すように、収容体材料31の両側縁側34,35は互いに内側に折り返される。この両側縁側34,35は、単位包装における収容体20の端部領域22,23にそれぞれ対応している。
【0043】
さらに、図13に示すようにして、図4の仮想の直線Lに対応した位置にて、収容体材料31が折り重ねられて、母乳パッド10,10は、図6に示した向きに互いに重なることとなる。
そして、図14に示すように、次の工程にて、各単位包装を形成する収容体20ごとに、その中間部分36が例えばヒートシールにより固定されるが、この工程が、図4及び図5で説明した各袋状部分24,25を形成する固定の工程である。
また、この固定部36にて、各収容体20は、カットされることにより、単位包装の製品としての母乳パッド収容体20が完成する。
【0044】
次に図15に示すように、多数の母乳パッド収容体20が重ねられる。この場合、図6で説明したように、母乳パッド収容体20の全体において、その厚みは同じに仕上げられているので、安定的に重ねることができる。
そして、図16に示すように重ねた多数の母乳パッド収容体20をさらに並列に複数列配置し、矢印に示すように周囲から加重をかけて圧縮して、図17に示すように、パッケージ材料37で包む。
【0045】
この場合、縦横に重ねた多数の母乳パッド収容体20は、ほぼ正確な矩形もしくは直方体となるから、柔軟で防水性を備えたポリエチレン等のパッケージ材料37で包装することができ、従来のような扱いにくい紙製の箱体でなるパッケージと比較すると、流通の各過程において、極めて扱い易い。
【0046】
また、本実施形態の母乳パッド収容体20は、上記パッケージ性能以外にも、以下のような種々の利点を備えている。
すなわち、上述したように、2つの母乳パッド10,10をひとつの単位包装とすることができるので、図18にて説明したように、ブラジャー2の各カップ3,3に母乳パッド10,10をそれぞれ装着しようとする場合には、使用単位に対応した便利な単位包装とすることができる。
また、ひとつの母乳パッド10だけを使用したい場合には、図4及び図5の母乳パッド収容体20の一方の端部領域22または23を摘んで、袋状部分24,25のいずれか一方をやぶいて、取り出すことができ、その後は、図6のように母乳パッド収容体20を2つ折りにすれば、携行に便利である。
【0047】
この点は、図7の変形例の場合も同様であって、図7の母乳パッド収容体30では、端部領域23の一端を手指にて保持して、母乳パッド収容体30を開くと、図において、下側の母乳パッド10を簡単に取り出すことができる。
【0048】
さらに、図3のように、収容体20の内面に、予め接着剤32または33が適用されている場合には、上記袋状部分24,25のいずれか一方をやぶいて、母乳パッド10を取り出すだけで、その表面(防水材11の表面)に接着部4を露出させることができる。
つまり、使用者が母乳パッド収容体20を図6の状態にて、保持している場合には、図6から図5の状態に開いて、一方の端部領域22または23を摘んで、袋状部分24,25のいずれか一方をやぶき、収容されている母乳パッド10を取り出すだけで、図18に示すように、接着部4を利用して下着に装着することができる。したがって、従来のように個装とされた母乳パッドについて、ひとつずつその包装をやぶき、剥離紙を外すといった面倒な手順が省略され、簡単に使用することができる。
しかも、ゴミとして剥離紙が残ることもないので、出先で使用する際等においても、不要な剥離紙を処理する不便がなく、きわめて機能的で使いやすい。
【0049】
本発明は上述の実施形態に限定されない。
例えば母乳パッド10の本体18は、円形である必要はなく、他の形状であってもよいことは勿論である。また、本体18内の収容材料は、上述の部材以外のものであってもよい。
また、防水材11や表面材13、吸収体12は、上述の実施形態記載の材料以外の種々の材料を選択することができる。
また、上述の各実施形態の各構成部分を任意に選択して組み合わせてもよい。
【0050】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、簡単な作業で、ひとつ,あるいは2つの母乳パッドを収容体から取り出すことができ、各収容体をまとめてパッケージとして流通に置くさいに、柔軟で防水性のパッケージとすることが容易な母乳パッド収容体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による母乳パッドの実施形態の概略斜視図である。
【図2】図1の母乳パッドを装着した状態における概略断面図である。
【図3】図1の母乳パッドを単位包装するための収容体を示す概略図である。
【図4】図3の収容体に母乳パッドを収容する状態を示す概略斜視図である。
【図5】図3の収容体に母乳パッドを収容した状態の概略縦断面図である。
【図6】図3の収容体に母乳パッドを収容した状態で二つ折りとした状態を示す概略縦断面図である。
【図7】図6に示した母乳パッド収容体の変形例を示す概略縦断面図である。
【図8】図3の収容体と母乳パッドの接着部の詳細について説明するための概略半断面図である。
【図9】図3の収容体と母乳パッドの接着部の詳細の別の例について説明するための概略半断面図である。
【図10】本発明の母乳パッドの収容体の第2の実施形態を示す概略縦断面図である。
【図11】図1の母乳パッドの製造工程における包装工程の一段階を示す概略説明図である。
【図12】図11より後段において、ベルト状に連続する収容体の搬送方向側縁を折り返すの工程を示す概略説明図である。
【図13】図12より後段において、ベルト状に連続する収容体の中央を折り返すの工程を示す概略説明図である。
【図14】図13より後段において、ベルト状に連続する収容体を単位包装毎にシールし、カットする工程を示す概略説明図である。
【図15】図14より後段において、製品を重ね合わせて、パッケージを形成するための一工程を示す概略説明図である。
【図16】図15より後段において、重ね合わせた製品を並列に配置して圧縮する工程を示す概略説明図である。
【図17】図16より後段において、重ね合わせた製品を圧縮後にパッケージを形成する工程を示す概略説明図である。
【図18】従来の母乳パッドの使用状態を示す説明図である。
【図19】(a)は、図18の母乳パッドの正面図であり、(b)は、母乳パッドの側面図である。
【図20】従来の母乳パッドを二つ折りとした状態を示す正面図である。
【図21】図20の母乳パッドを個装した状態を示す図である。
【図22】図21の母乳パッドの個装の概略縦断面図である。
【図23】図21の母乳パッドの個装を積み重ねる状態を示す概略斜視図である。
【図24】図21の母乳パッドの個装を積み重ねたものをさらに複数並べて、パッケージを形成する状態を説明するための概略斜視図である。
【符号の説明】
10・・・母乳パッド、11・・・防水材、12・・・吸収体、13・・・表面材、15・・・ティシュー、20・・・収容体、21・・・中央領域、22,23・・・端部領域、24,25・・・袋状部分。

Claims (7)

  1. 液体を吸収する吸収体と、この吸収体より外側に配置された防水材とを積層して本体を形成する母乳パッドを収容するために、帯状の部材を折り畳むことにより構成した収容体であって、
    前記収容体の中に2つ折りとした前記母乳パッドが、それぞれの曲折部を互いに異なる方向に配置され、これら2つの母乳パッドを重ねて収容することにより、前記各曲折部に対応した箇所の厚みをほぼ一致させた
    ことを特徴とする、母乳パッド収容体。
  2. 液体を吸収する吸収体と、この吸収体より外側に配置された防水材とを積層して本体を形成する母乳パッドを収容するために、帯状の部材を折り畳むことにより構成した収容体であって、
    一方向に帯状に長い前記収容体の中央領域に対して、2つ折りとした前記母乳パッドが同じ向きにして、重ねられることなく、2つ配置されており、
    前記収容体の前記中央領域に対して、長さ方向に連設された両端部領域の少なくとも一方が前記2つの母乳パッドの上に折り重ねられるようにして、2つの母乳パッドを包んでなる
    ことを特徴とする、母乳パッド収容体。
  3. 前記中央領域に連設された端部領域の一方を折り返して、いずれか一方の母乳パッドに重ね、その上に他方の母乳パッドを重ねるようにして包んだ
    ことを特徴とする、請求項2に記載の母乳パッド収容体。
  4. 前記中央領域から長さ方向に連設された両端部領域が互いに向き合うように内側に折り返された状態で、各端部領域と前記中央領域の各側縁部とが互いに固定されている
    ことを特徴とする、請求項2に記載の母乳パッド収容体。
  5. 前記中央領域の表面には、各母乳パッドの接着部を形成するための接着剤が予め適用された状態にて、各母乳パッドが収容されている
    ことを特徴とする、請求項2ないし4のいずれかに記載の母乳パッド収容体。
  6. 液体を吸収する吸収体と、この吸収体より外側に配置された防水材とを積層して本体を形成する母乳パッドを収容するために、帯状の部材を折り畳むことにより構成した収容体であって、
    前記収容体の中に2つ折りとした前記母乳パッドが、それぞれの曲折部を互いに異なる方向に外向きにして、並んで配置されるように収容した
    ことを特徴とする、母乳パッド収容体。
  7. 液体を吸収する吸収体と、この吸収体より外側に配置された防水材とを積層して本体を形成する母乳パッドを収容するために、帯状の部材を折り畳むことにより構成した収容体であって、
    一方向に帯状に長い前記収容体の中央領域に、2つの前記母乳パッドがそれぞれ2つ折りとした状態にて、各母乳パッドの曲折部を外側として、重ねられることなく、配置され、
    さらに、前記収容体の前記中央領域に対して、長さ方向に連設された両端部領域のそれぞれが、前記2つの母乳パッドの上に折り重ねられるようにして、2つの母乳パッドを包んでなる
    ことを特徴とする、母乳パッド収容体。
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