JP3781088B2 - クリーナ及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

クリーナ及びこれを用いた画像形成装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、クリーナに係り、特に、一若しくは複数の画像形成ユニットにて形成される画像を記録搬送体上に直接若しくは記録材を介して転移する画像形成装置に用いられるものであって、記録搬送体を清掃するクリーナ及びこれを用いた画像形成装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来における画像形成装置としては、例えばイエロ、マゼンタ、シアン、ブラックの各色成分トナー像が形成される一若しくは複数の画像形成ユニット(例えば電子写真方式を採用)を有し、この画像形成ユニットに対向する部位には例えば一対の張架ロールに掛け渡されて循環搬送する搬送ベルトを配設すると共に、画像形成ユニットに対向する搬送ベルトの背面にコロトロン等の転写デバイスを配設し、前記搬送ベルトに記録材(用紙やOHPシート等)を吸着保持させ、画像形成ユニットにて形成されたトナー像を記録材に転写させるようにしたものが既に知られている(例えば特開平2−163777号公報,特開平5−53412号公報,特開平8−87145号公報参照)。
【0003】
ところで、この種の搬送ベルトを用いたベルト搬送方式にあっては、記録材のサイズ選択ミスや記録材のジャム処理に伴って、画像形成ユニットからのトナー像が記録材以外の搬送ベルト上に誤って転移したり、あるいは、プロセスコントロール(画像濃度コントロール)において、搬送ベルト上に各色毎のトナーパッチを転写させ、その濃度をセンサ等で読み取り画像濃度を制御するようにしたり、あるいは、レジストレーションコントロール(以下レジストコントロールと称する)において、搬送ベルト上に各色のラダーパターンを転写させ、ラダーパターンのピッチ等をセンサ等で読み取り、各色トナー像の位置合わせを行うというように、搬送ベルト上に積極的にトナー像を転移させるものがある。
【0004】
このようなタイプにあっては、搬送ベルト上に転移したトナー像をそのままに放置すると、次の記録材の裏面汚れを引き起こすことになるため、これを防止する上で、通常転写ベルト上の転移トナー像を清掃するために、ブレードあるいはブラシあるいはウエブを有するクリーナが配設されている。
例えば特開昭63−300263号公報には、搬送ベルト上に各色毎にレジストコントロール用のレジストマークを転写させ、転写された画像の位置合わせを実施した後に、クリーナ(搬送ベルトの幅方向全域に対応して設けられる態様あるいは前記レジストマークの作成位置に対応して設けられる態様)にて前記レジストマークを除去するようにした技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この種のクリーナにあっては、例えばトナーパッチのようなプロセスコントロールマーク(以下必要に応じてプロコンマークと略称する)や例えばラダーパターンのようなレジストコントロールマーク(以下必要に応じてレジコンマークと略称する)は、いずれも搬送ベルトの移動方向に直交する方向(幅方向)の所定位置に転写されるため、例えばブラシのようなクリーニング部材で前記プロコンマークやレジコンマークを清掃すると、クリーニング部材のうち各マーク作成位置に対応した箇所が局部的に劣化し易く(汚れ易く)なる。
【0006】
このとき、クリーナによっては、例えばフリッキング部材やトナー除去ロールにてクリーニング部材に付着したトナー汚れを落とす方式が採用されている態様もあるが、クリーニング部材の局部的劣化(汚れ)が顕著である状況下、例えば画質セットアップ中などのように頻繁にプロコンパッチを作成するような状況下では、前記フリッキング部材等によってクリーニング部材の局部的劣化部分を完全には除去できないという事態が起こり得る。
そうすると、クリーニング部材に付着したトナーが再び搬送ベルトに再転移してしまい、記録材の吸着不良や記録材の裏面汚れ等の不具合が発生する虞れがある。
【0007】
このような不具合を解決するには、クリーニング部材として、例えばブレードとディスターバーブラシとを用いることで、クリーニング性能を向上させた所謂複合型クリーナの使用が考えられる。
しかしながら、この種の複合型クリーナにあっては、ディスターバーブラシを駆動するための駆動モータや機構部品が必要不可欠となり、クリーナの構成が複雑で且つコストアップにつながってしまう。
【0008】
本発明は、以上の技術的課題を解決するためになされたものであって、簡単な構成で、搬送ベルトのような記録搬送体上に局部的に形成されるマーク画像に対するクリーニング性能を良好に保つことができるクリーナ及びこれを用いた画像形成装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は、図1(a)(b)に示すように、一若しくは複数の画像形成ユニット1を有し、この画像形成ユニット1に対向する部位に循環搬送される記録搬送体2を配設し、この記録搬送体2に直接若しくは記録材3を介して画像形成ユニット1に形成された画像を転移する画像形成装置に用いられ、前記記録搬送体2を清掃するクリーナ5において、記録搬送体2のうち少なくとも画像担持領域上を清掃する主クリーニング部材6と、この主クリーニング部材6の記録搬送体2の搬送方向の上流側に設けられ、記録搬送体2上での画像形成条件を決定する上で記録搬送体2上の画像担持領域の幅方向の一部に作成されるマーク画像8に対応する領域を局部的に清掃する動力不要な補助クリーニング部材7とを備えたことを特徴とするものである。
そして、本発明は、上述したクリーナを備えた画像形成装置をも対象とする。
【0010】
このような技術的手段において、本願の対象となる画像形成装置は、図1に示すように、複数の画像形成ユニット1を並列配置した所謂タンデム型の態様(縦型、横型いずれをも含む)でもよいし、あるいは、一つの画像形成ユニット1を有する態様でもよい。
また、画像形成ユニット1の画像形成方式については、電子写真方式、静電記録方式等が用いられ、記録搬送体2に直接若しくは記録搬送体2上の記録材3への画像転移方法についても、電子写真方式や静電記録方式のように、画像形成ユニット1で形成された画像を転写手段4(図1参照)を介して記録材3側へ転写させる方式が主に用いられている。
更に、記録搬送体2については、記録材3を搬送するものに限られるものではなく、記録材3に転写する前に各色成分画像を仮に転移保持する中間転写体であってもよい。そして、記録搬送体2の具体的態様については、ベルト状、ドラム状を問わないが、例えば図1に示すように、複数の画像形成ユニット1を並列配置した所謂タンデム型にあっては、画像形成ユニットの配置及び画像位置合わせの観点より、ベルト状の記録搬送体2が用いられることが多い。
【0011】
また、クリーナ5のレイアウトについては適宜選定して差し支えないが、例えばベルト状の記録搬送体2については少なくとも記録搬送体2を支持するバックアップ部材を必要とするが、部品点数の低減という観点からすれば、例えばベルト状の記録搬送体2の張架ロールをバックアップ部材として利用する態様が好ましい。
ここで、主クリーニング部材6の態様としては、ブラシ、ブレード、ウエブ状など適宜選定して差し支えない。
【0012】
一方、補助クリーニング部材7については、
▲1▼ 主クリーニング部材6の記録搬送体2の搬送方向の上流側に設けられている点、
▲2▼ 記録搬送体2上での画像形成条件を決定する上で記録搬送体2上の画像担持領域の幅方向の一部に作成されるマーク画像8に対応する領域を局部的に清掃するものである点、
▲3▼ 動力が不要である点、
を要件とするものであればよい。
【0013】
▲1▼については、主クリーニング部材6と補助クリーニング部材7については別々のクリーナケースに設けても差し支えないが、回収した残留物の後処理を簡単に行うという観点からすれば、同一のクリーナケースに組込むことが好ましい。
▲2▼について、「マーク画像8」とは、プロセスコントロール時に形成されるプロコンマーク(例えばトナーバッチ)やレジストコントロール時に形成されるレジコンマーク(例えばラダーパターン)等を意味するものであり、その形成箇所については、記録搬送体2上の画像担持領域の幅方向側方であったり、あるいは、インターイメージ領域を利用して記録搬送体2上の画像担持領域の略中央付近であったり適宜選定される。
▲3▼については、動力を不要とした態様であれば、直毛ブラシ、ブレード、円筒状ブラシ、弾性ロール等適宜選定して差し支えない。
【0014】
また、補助クリーニング部材7としては、例えば直毛ブラシ、円筒状ブラシなどのブラシ体を記録搬送体2に接触配置することで、記録搬送体2上のマーク画像8を一旦せき止めた後に少量ずつ通過させる機能が実現される。
【0015】
更に、補助クリーニング部材7の形状については、例えば記録搬送体2の搬送方向上流側端縁が記録搬送体2の搬送方向側に向かって斜め側方に傾斜する傾斜部を具備させるようにすれば、せき止めたマーク画像8を前記傾斜部に沿って移動させる機能が実現される。
特に、主クリーニング部材6が記録搬送体2の画像担持領域及びこれに隣接する非画像担持領域を清掃する態様において、補助クリーニング部材7に、記録搬送体2上のマーク画像8を主としてせき止め、記録搬送体2の搬送方向上流側端縁が記録搬送体2の搬送方向側に向かって斜め外側方に傾斜する片側傾斜部を具備させ、この片側傾斜部の外側方端を記録搬送体2の非画像担持領域に面して配置するようにすれば、マーク画像8を清掃する際に非画像担持領域側へ向けて回収することが可能になる。
【0016】
また、クリーナ5として、例えば主クリーニング部材6がブラシにて構成され、このブラシにフリッキング部材を接触させることでブラシから回収付着物を飛散させ、エアフローにて吸引回収するようにした態様が採用される場合には、主クリーニング部材6の汚れを効果的に除去するという観点からすれば、補助クリーニング部材7に対応した位置にフリッキング部材及び/又はエアフロー生成用のブロワ吸引口を配置することが好ましい。
【0017】
次に、上述した技術的手段の作用について説明する。
主クリーニング部材6は、記録搬送体2のうち少なくとも画像担持領域上を清掃する。
一方、補助クリーニング部材7は、主クリーニング部材6の記録搬送体2の搬送方向の上流側に動力不要な状態で設けられ、記録搬送体2上での画像形成条件を決定する上で記録搬送体2上の画像担持領域の幅方向の一部に作成されるマーク画像8に対応する領域を局部的に清掃する。
従って、記録搬送体2上のマーク画像8は、先ず補助クリーニング部材7で清掃された後に、主クリーニング部材6にて二段階に清掃されることになり、その分、マーク画像8に対応する領域における主クリーニング部材6のクリーニング負荷が軽減されることになり、主クリーニング部材6の局部的劣化(汚れ)は有効に抑えられる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいてこの発明を詳細に説明する。
◎実施の形態1
図2はこの発明が適用されたカラー画像形成装置の実施の形態1を示す。
同図において、カラー画像形成装置は、本体ハウジング21内に4つの色(本実施の形態ではブラック、イエロ、マゼンタ、シアン)の画像形成ユニット22(具体的には22a〜22d)を縦方向に配列し、その下方には供給用の用紙等の記録材(図示せず)が収容される記録材供給カセット23を配設すると共に、各画像形成ユニット22に対応した箇所には記録材供給カセット23からの記録材の搬送路となる記録材搬送路24を垂直方向に配置したものである。
【0019】
本実施の形態において、画像形成ユニット22(22a〜22d)は、記録材搬送路24の上流側から順に、ブラック用、イエロ用、マゼンタ用、シアン用(配列は必ずしもこの順番とは限らない)のトナー像を形成するものであり、感光体カートリッジ30と、露光ユニット40とを備えている。
ここで、感光体カートリッジ30は、例えば感光体ドラム31と、この感光体ドラム31を予め帯電する帯電ロール32と、帯電された感光体ドラム31上に前記露光ユニット40にて露光形成された静電潜像を対応する色トナー(本実施の形態では例えば負極性)で現像する現像器33と、感光体ドラム31上の残留トナーを除去するクリーナ34とを一体的にカートリッジ化したものである。
一方、露光ユニット40は、ケース41内に図示外の半導体レーザ、ポリゴンミラー42、結像レンズ43及びミラー44を格納し、図示外の半導体レーザからの光をポリゴンミラー42で偏向走査し、結像レンズ43、ミラー44を介して感光体ドラム31上の露光ポイントに光像を導くようにしたものである。
【0020】
更に、本実施の形態では、図2及び図3に示すように、各画像形成ユニット22の各感光体ドラム31に対応した箇所には記録材搬送路24に沿って循環移動する搬送ベルト80が配設されている。
この搬送ベルト80は記録材25を静電吸着し得るベルト素材(PET、PVdF等のプラスチックフィルムやウレタン、ウレア等の弾性材など)にて構成されており、場合によってはその表面に106〜1012Ω・cm程度の高抵抗コート層(図示せず)を形成したものである。
そして、この搬送ベルト80は一対の張架ロール81,82(例えば金属ロール,弾性体ロールなど)に掛け渡されており、本実施の形態では、上方側の張架ロール82が駆動ロール、下方側の張架ロール81が従動ロールになっている。
【0021】
更にまた、各画像形成ユニット22の感光体ドラム31に対応した搬送ベルト80の裏面側には転写ロール50(本例では例えば103〜1010Ω・cm)が配設されており、この転写ロール50により感光体ドラム31と搬送ベルト80上の記録材25とを密着させるようになっている。そして、転写ロール50には図示外の転写バイアス電源が接続されており、所定の転写バイアスが適宜タイミングで印加されるようになっている。
【0022】
また、本実施の形態では、記録材供給カセット23には記録材25をピックアップするテイクアウェイロール61が設けられ、このテイクアウェイロール61と最上流画像形成ユニット22aの転写部位との間に位置する記録材搬送路24には記録材25を所定のタイミングで送出するフィードロール62が設けられている。そして搬送ベルト80の入口部位に吸着ロール90が配設されている。
更に、最下流画像形成ユニット22dの下流側に位置する記録材搬送路24には定着装置64が設けられ、この定着装置64の下流側には記録材排出用の排出ロール66が設けられており、本体ハウジング21の上部に形成された収容トレイ67に排出記録材が収容されるようになっている。尚、図2中、符号65は搬送ベルト80から送出された記録材25を定着装置64に案内する記録材ガイドである。
【0023】
更にまた、本実施の形態では、図3に示すように、搬送ベルト80の吸着ロール90位置の上流側にはクリーナ110が配設されている。
このクリーナ110は、搬送ベルト80の上流側に位置する張架ロール81に対向して配置されており、図示外の揺動支点を中心として揺動自在なクリーナケース112を有し、このクリーナケース112内には、主クリーニング部材としての円筒状ブラシ113を取付けると共に、この円筒状ブラシ113の上流側(搬送ベルト80の搬送方向上流側)に補助クリーニング部材としての短尺直毛ブラシ114を取付けるようにしたものである。
【0024】
本実施の形態において、円筒状ブラシ113は、図3〜図4に示すように、クリーナケース112の両側壁に軸受115を介して回転支承される回転軸体113aの周囲に例えばナイロン、ポリプロピレン等のブラシ素材113bを植設したものであり、搬送ベルト80の少なくとも画像担持領域(最大画像の幅寸法に対応した領域に相当)に亘って設けられていればよいが、本実施の形態では、搬送ベルト80の幅寸法に略対応した範囲に亘って設けられている。
尚、図4中、符号116は円筒状ブラシ113の駆動モータ、117は円筒状ブラシ113の回転軸体113a端部と駆動モータ116とを駆動連結する駆動ギアである。
【0025】
また、直毛ブラシ114は、図3及び図4に示すように、支持板114a上に例えばナイロン、ポリプロピレン等のブラシ素材114bを植設したものであり、搬送ベルト80上に形成されるプロセスコントロール用のプロコンマーク120(本例ではイエロ(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)のパッチ状画像を搬送ベルト80の搬送方向に沿って一列に配置した態様)に対応した箇所に配設されており、本実施の形態では、プロコンマーク120の幅寸法(搬送ベルト80の幅方向に沿う寸法)wよりも僅かに大きい寸法w1を有し、かつ、互いの中心位置が略合致するように配置されている。
尚、本実施の形態では、レジストコントロール用のレジコンマーク(例えばラダーパターンなど)も搬送ベルト80上の前記プロコンマーク120の作成位置と同様な位置に作成されるようになっている。
【0026】
更に、本実施の形態では、搬送ベルト80のうち、最下流画像形成ユニット22dの下流側で且つ張架ロール82の手前側に対応した箇所には、プロコンマーク120あるいはレジコンマークを検知するためのマークセンサ130が配設されている。
このマークセンサ130は、例えば光学式センサにて各マークを検知するものであり、夫々のマークを検知するために複数設けてもよいが、本実施の形態では、一つで兼用する態様が採用されている。
【0027】
次に、本実施の形態に係るカラー画像形成装置の作動について説明する。
先ず、プリントモードについて説明すると、カラープリントを指示すると、図2及び図3に示すように、各画像形成ユニット22a〜22dにて各色成分トナー像が形成され、一方、記録材供給カセット23から供給された記録材25は、吸着ロール90にて搬送ベルト80に吸着保持され、搬送ベルト80に沿って順次搬送される。
そして、記録材25上には、各画像形成ユニット22a〜22dにて形成された各色成分トナー像が順次転写され、各色成分トナー像が多重転写された記録材25は定着装置64を経て収容トレイ67に排出される。
この後、クリーニングサイクルにて搬送ベルト80上に付着した紙粉やトナー等はクリーナ110にて回収される。
【0028】
次に、プロコンモード時におけるカラー画像形成装置の作動について説明する。
これは、画像の濃度を補正するために、搬送ベルト80上に例えば各色のプロコンマーク120を作像し、マークセンサ130にてプロコンマーク120の濃度を読み取り、濃度合わせを行うモードである。
このモードにおいては、搬送ベルト80上にトナー像を書かせるために、プロコンマーク120をクリーナ110にて清掃するクリーニングサイクルが行われる。
【0029】
このとき、搬送ベルト80上のプロコンマーク120は、図5(a)(b)に示すように、直毛ブラシ114で一旦せき止められ、直毛ブラシ114の間を通過するトナーのみが直毛ブラシ114の幅寸法w1(w1>w)に拡散した状態で円筒状ブラシ113へ向かうため、円筒状ブラシ113の負荷が軽減される。
また、一旦せき止められたプロコンマーク120のトナーは、搬送ベルト80の回転時間が経過すると徐々に直毛ブラシ114間を通過して行き、最終的には殆どのトナーが円筒状ブラシ113にて回収されることになる。
このような動作過程において、円筒状ブラシ113のプロコンマーク120に対応した箇所が局部的に汚れることはない。
【0030】
一方、図6(a)(b)に示すように、直毛ブラシ114が具備されていないクリーナ110’を備えた比較の形態について、プロコンモード時のクリーニング過程を見て見ると、図7(a)(b)に示すように、幅方向寸法wを有するプロコンマーク120が円筒状ブラシ113に突入すると、円筒状ブラシ113は、プロコンマーク120が載っていた範囲と略同じ程度の幅寸法w’でトナーが付着する。
よって、この比較の形態では、円筒状ブラシ113のプロコンマーク120に対応した箇所が局部的に汚れることが把握される。
【0031】
更に、主クリーニング部材と補助クリーニング部材の具体的態様については、上記実施の形態で示したものに限られるものではなく、例えば図8(a)に示すように、主クリーニング部材としての円筒状ブラシ113の上流に、補助クリーニング部材としての短尺ブレード141(例えばウレタンゴム等)を支持ブラケット142を介して配設したものであってもよいし、図8(b)に示すように、主クリーニング部材としての円筒状ブラシ113の上流に、補助クリーニング部材としての短尺円筒状ブラシ143を配設するものであってもよいし、あるいは、図8(c)に示すように、主クリーニング部材としてブレード144(例えばウレタンゴム等)を支持ブラケット145を介して配設し、これの上流側に、補助クリーニング部材としての短尺直毛ブラシ114を配設するなど、適宜設計変更して差し支えない。
【0032】
また、本実施の形態に係るクリーナ110は円筒状ブラシ113を備えたものであるが、以下のようなバイアスブラシ方式あるいはファーブラシ方式のいずれの方式を採用しても差し支えない。
図9(a)はバイアスブラシ方式を示すもので、搬送ベルト80上のトナーを主に電気的な力を利用して除去するものである。
この方式は、張架ロール81に対向して円筒状ブラシ(体積抵抗105〜108程度)113を接触配置させ、トナーと逆極性のバイアス(例えば+2kv,この時、対向ロールである張架ロール81は接地)を前記円筒状ブラシ113に印加させることにより、トナーを搬送ベルト80上から円筒状ブラシ113へ転移させるものである。
そして、円筒状ブラシ113に付着したトナーは、円筒状ブラシ113に接触しているトナー除去ロール(金属ロール)151に円筒状ブラシ113より高いバイアス(例えば+2.2kv)を印加させることにより、円筒状ブラシ113からトナー除去ロール151上に転移する。
トナー除去ロール151上に転移したトナーは、同ロール151上にブレード152を接触させることにより、機械的な力により同ロール151上からクリーナケース(回収ボックス)112内へ掻き落とされる。
尚、符号153はクリーナ110をリトラクトさせるためのポジション変更カムである。
【0033】
また、図9(b)はファーブラシ方式であり、搬送ベルト80上のトナーを主に機械的な力(ブラシの腰)を利用して除去するものである。
この方式は、張架ロール81に対向して円筒状ブラシ113を接触させて配置し、この円筒状ブラシ113を高速回転(例えば1600rpm)させ、円筒状ブラシ113の腰により搬送ベルト80からトナーを除去させるものである。
そして、この円筒状ブラシ113に付着したトナーは、同クリーナケース112内に設けられたフリッキング部材(フリッカーバー)155を円筒状ブラシ113に接触させることにより、下方向へ飛散する。
飛散したトナーは、クリーナケース112内に設けられたブロワ(エアー吸入器)156により吸引され、ブロワ156手前にフィルタ157等を設けることによりフィルタ157に回収される。
尚、符号153はクリーナ110をリトラクトさせるためのポジション変更カムである。
特に、本方式を採用する場合において、円筒状ブラシ113の清掃効率を高めるには、プロコンマーク120に対応した箇所に、フリッキング部材155を設けたり、ブロワ156の吸引口を配置することが好ましい。
【0034】
◎実施の形態2
図10(a)(b)は実施の形態2で用いられる画像形成装置のクリーナ周りを示す説明図である。尚、実施の形態1と同様な構成要素については実施の形態1と同様な符号を付してここではその詳細な説明を省略する。
同図において、本実施の形態に係るクリーナ110は、主クリーニング部材として円筒状ブラシ113を設け、この上流側のプロコンマーク120の作成位置に対応した箇所に、補助クリーニング部材としてウレタンゴム等からなる短尺ブレード141を図示外の支持ブラケットを介して配設したものである。
特に、本実施の形態では、前記ブレード141は、搬送ベルト80の搬送方向上流側端縁が搬送ベルト80の搬送方向側に向かって斜め外側方にθ゜(搬送ベルト80の幅方向に対して20゜)だけ傾斜する片側傾斜部161を具備し、この片側傾斜部161の外側方端を搬送ベルト80の非画像担持領域Zに面して配置するようにしたものである。
【0035】
従って、本実施の形態によれば、プロコンモード時には、プロコンマーク120はブレード141に突入するが、図11(a)(b)に示すように、プロコンマーク120はブレード141でほとんどせき止められ、ブレード141を通過したごく一部のトナーしか円筒状ブラシ113へ到達しない。このため、円筒状ブラシ113の負荷が軽減される。
一方、ブレード141でほとんどせき止められたトナーは、片側傾斜部161に沿って搬送ベルト80の幅方向外側へ移動していき、非画像担持領域Zにて円筒状ブラシ113に回収される。
このとき、円筒状ブラシ113の非画像担持領域Zに対応した箇所は局部的に汚れることになるが、画像担持領域ではないため、裏面汚れのない良好なプリントが得られる。
【0036】
◎実施の形態3
図12(a)(b)は実施の形態3で用いられる画像形成装置のクリーナ周りを示す説明図である。尚、実施の形態1と同様な構成要素については実施の形態1と同様な符号を付してここではその詳細な説明を省略する。
同図において、本実施の形態に係るクリーナ110は、実施の形態1と略同様に、主クリーニング部材として円筒状ブラシ113を設け、この上流側のプロコンマーク120の作成位置に対応した箇所に、補助クリーニング部材として短尺直毛ブラシ114を配設したものであるが、前記直毛ブラシ114の構成が実施の形態1と異なる。
【0037】
すなわち、本実施の形態に係る直毛ブラシ114は、その中心をプロコンマーク120の幅方向中心に略合わせ、プロコンマーク120の中心線を境としてプロコンマーク120の幅寸法wに比べてある程度長い幅寸法w3の線対称形状になっている。
そして、前記直毛ブラシ114は、搬送ベルト80の搬送方向上流側端縁がプロコンマーク120の中心線を境として搬送ベルト80の搬送方向側に向かって斜め両側方にθ゜(搬送ベルト80の幅方向に対して20゜)だけ傾斜する両側傾斜部162を具備したものになっている。
【0038】
従って、本実施の形態によれば、プロコンモード時には、プロコンマーク120は直毛ブラシ114に突入するが、図13(a)(b)に示すように、プロコンマーク120は、直毛ブラシ114で一旦せき止められた後に、直毛ブラシ114の両側傾斜部162に沿って両側へ移動していきながら、直毛ブラシ114の間を通過していく。
よって、プロコンマーク120は、直毛ブラシ114の幅寸法w3分に広がった状態で分散通過した後に、円筒状ブラシ113に到達するため、円筒状ブラシ113が局部的に汚れる事態は実施の形態1に比べてより確実に回避される。
尚、一旦せき止められたプロコンマーク120のトナーは、搬送ベルト80の回転時間が経過すると徐々に直毛ブラシ114間を通過して行き、最終的には殆どのトナーが円筒状ブラシ113にて回収されることになる。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、主クリーニング部材に加えて、記録搬送体上での画像形成条件決定用マーク画像の作成位置に対応した領域に補助クリーニング部材を設けるようにしたので、クリーナにストレスなクリーニング条件(例えばプロセスコントロール時のプロコンマークの連続清掃)などにおいて、主クリーニング部材のマーク画像に対応する局部的劣化(汚れ)を有効に抑えることができ、良好なクリーニング性能を得ることができる。
更に、本発明においては、クリーニング補助部材は動力不要で且つ構成が簡素なため、従来の複合型クリーナに比べ低コストで良好なクリーニング性能を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本発明に係るクリーナ及びこれを用いた画像形成装置の概要を示す説明図、(b)は(a)中B方向から見た矢視図である。
【図2】 本発明が適用された画像形成装置の実施の形態1の全体構成を示す説明図である。
【図3】 実施の形態1に係るクリーナのレイアウトについて及びクリーナ構成の概要について示す説明図である。
【図4】 (a)は実施の形態1に係るクリーナのプロコンパッチ清掃開始時の状態を示す説明図、(b)は(a)中B方向から見た矢視図である。
【図5】 (a)(b)は実施の形態1に係るクリーナのプロコンパッチ清掃過程を示す説明図である。
【図6】 (a)は比較の形態に係るクリーナのプロコンパッチ清掃開始時の状態を示す説明図、(b)は(a)中B方向から見た矢視図である。
【図7】 (a)(b)は比較の形態に係るクリーナのプロコンパッチ清掃過程を示す説明図である。
【図8】 (a)〜(c)は実施の形態1に係るクリーナの変形形態を示す説明図である。
【図9】 (a)(b)は実施の形態1に係るクリーナの円筒状ブラシの汚れ除去構成例を示す説明図である。
【図10】 (a)は実施の形態2に係るクリーナのプロコンパッチ清掃開始時の状態を示す説明図、(b)は(a)中B方向から見た矢視図である。
【図11】 (a)(b)は実施の形態2に係るクリーナのプロコンパッチ清掃過程を示す説明図である。
【図12】 (a)は実施の形態3に係るクリーナのプロコンパッチ清掃開始時の状態を示す説明図、(b)は(a)中B方向から見た矢視図である。
【図13】 (a)(b)は実施の形態3に係るクリーナのプロコンパッチ清掃過程を示す説明図である。
【符号の説明】
1…画像形成ユニット,2…記録搬送体,3…記録材,4…転写手段,5…クリーナ,6…主クリーニング部材,7…補助クリーニング部材,8…マーク画像,22(22a〜22d)…画像形成ユニット,25…記録材,50…転写ロール,80…搬送ベルト,110…クリーナ,113…円筒状ブラシ,114…短尺直毛ブラシ,120…プロコンマーク,141…短尺ブレード,143…短尺円筒状ブラシ,144…ブレード,161…片側傾斜部,162…両側傾斜部

Claims (6)

  1. 一若しくは複数の画像形成ユニットを有し、この画像形成ユニットに対向する部位に循環搬送される記録搬送体を配設し、この記録搬送体に直接若しくは記録材を介して画像形成ユニットに形成された画像を転移する画像形成装置に用いられ、前記記録搬送体を清掃するクリーナにおいて、
    記録搬送体のうち少なくとも画像担持領域上を清掃する主クリーニング部材と、
    この主クリーニング部材の記録搬送体の搬送方向の上流側に設けられ、記録搬送体上での画像形成条件を決定する上で記録搬送体上の画像担持領域の幅方向の一部に作成されるマーク画像に対応する領域を局部的に清掃する動力不要な補助クリーニング部材とを備えたことを特徴とするクリーナ。
  2. 請求項1記載のクリーナにおいて、
    補助クリーニング部材は、記録搬送体上のマーク画像を一旦せき止めた後に少量ずつ通過させるものであることを特徴とするクリーナ。
  3. 請求項1記載のクリーナにおいて、
    補助クリーニング部材は、記録搬送体の搬送方向上流側端縁が記録搬送体の搬送方向側に向かって斜め側方に傾斜する傾斜部を備えていることを特徴とするクリーナ。
  4. 請求項1記載のクリーナにおいて、
    主クリーニング部材は、記録搬送体の画像担持領域及びこれに隣接する非画像担持領域を清掃するものであり、
    補助クリーニング部材は、記録搬送体上のマーク画像を主としてせき止め、記録搬送体の搬送方向上流側端縁が記録搬送体の搬送方向側に向かって斜め外側方に傾斜する片側傾斜部を備え、この片側傾斜部の外側方端を記録搬送体の非画像担持領域に面して配置したことを特徴とするクリーナ。
  5. 請求項1記載のクリーナのうち、主クリーニング部材がブラシにて構成され、このブラシにフリッキング部材を接触させることでブラシから回収付着物を飛散させ、エアフローにて吸引回収するようにしたクリーナにおいて、
    補助クリーニング部材に対応した位置にフリッキング部材及び/又はエアフロー生成用のブロワ吸引口を配置したことを特徴とするクリーナ。
  6. 請求項1記載のクリーナを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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