JP3779431B2 - リレーショナルデータベース管理装置,中間リンクテーブル自動作成処理方法およびプログラム記憶媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は,リレーショナルデータベースのテーブル間のリンク情報を持つ中間リンクテーブルを自動作成するリレーショナルデータベース管理装置,中間リンクテーブル自動作成処理方法およびプログラム記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のリレーショナルデータベース(RDB)の検索方法を図18を用いて説明する。
【0003】
図18において,31はリレーショナルデータベースの基本テーブル,80はリレーショナルデータベースを管理するRDBサーバ,81はリレーショナルデータベースに対する基本的な処理機能を提供するRDB基本処理部,82はリレーショナルデータベースに対する照会文であるSQL文を実行するSQL実行部,83はリレーショナルデータベースを記憶する記憶装置,90はリレーショナルデータベースを利用するRDBクライアント,91はリレーショナルデータベースに対するアクセスのためのグラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)を提供するGUI処理部を表す。
【0004】
あるリレーショナルデータベースのテーブルとして〈テーブル名:TECT〉,〈テーブル名:IPPANT〉,〈テーブル名:SOURCET〉の3つのテーブル31があったとする。この例では,テーブルTECTは,テクノロジーに関するテーブルであり,図番のフィールドZUB,分類のフィールドBUN,名称のフィールドMEI等を持つ。テーブルIPPANTは,一般記号に関するテーブルであり,回路記号のフィールドKAI,図番のフィールドZUB,登録年月日に関するフィールドTNEN等を持つ。テーブルSOURCETは,回路記号ごとの製品情報のテーブルであり,回路記号のフィールドKAI,基盤ランクのフィールドKRAN,手配仕様番号のフィールドTEH等を持つ。
【0005】
テーブルTECTとテーブルIPPANTとは,フィールド名がZUBのフィールドによってリンク関係があり,テーブルIPPANTとテーブルSOURCETとは,フィールド名がKAIのフィールドによってリンク関係がある。テーブルTECTとテーブルSOURCETとは,共通のフィールドを持たず,直接的なリンク関係はない。
【0006】
ユーザが,例えばテーブルSOURCETのフィールドTEH(手配仕様番号)の値“TEH−01”をキーに,テーブルTECTのフィールドBUN(分類)の情報を抽出したい場合,次のようなSQL文を作成して,SQL実行部82により実行させる。
【0007】
ここで,「SELECT」は抽出項目を指定する記述であり,「FROM」は関連するテーブル名を指定する記述であり,「WHERE 」は検索条件を指定する記述である。このような照会文では,テーブルTECTとテーブルSOURCETとが直接のリンク条件を持たないことから,中間テーブルとしてテーブルIPPANTを経由しないと情報を抽出することができない。
【0008】
しかし,一般のすべてのユーザが,リレーショナルデータベースにおけるすべてのテーブル間のリンク関係を常に把握しているとは限らず,データのTEH−01(手配仕様番号)しか知らないこともある。このように,ユーザが関係するすべてのテーブル間の関係を知らない場合,適切なSQL文を記述することはできない。
【0009】
このため,リレーショナルデータベースに精通していないユーザにも,簡易にリレーショナルデータベースの検索をできるようにすることを目的として,RDBクライアント90におけるGUI処理部91により,メニューなどによって処理対象の項目を入力するだけで,GUI処理部91があらかじめ用意したいくつかの標準的なSQL文のひな型に処理対象の項目を埋め込んで,RDBサーバ80に対してSQL文の実行を要求するものが提供されている。
【0010】
しかし,従来のこのようなGUI処理部91のメニュー等によって提供する検索機能は,抽出項目や検索条件の指定項目があらかじめ固定的に決められているものであり,ユーザが抽出項目や検索条件を任意に指定することはできなかった。もし,GUI処理部91が任意の抽出項目と検索条件とに対応できるようにするためには,これらのすべての組み合わせについてのSQL文のひな型をあらかじめGUI処理部91の処理ロジックの中に組み込んでおかなければならず,現実的な対処はできなかった。
【0011】
GUI処理部91の機能にある程度の柔軟性を持たせたとしても,本質的には,固定されたSQL文に任意の照会条件を与えるというものであり,ユーザは,複数のテーブルにまたがるデータの検索を行う場合には,中間テーブルの存在を知って,これを条件として与える必要があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように,従来,中間テーブルを意識したSQL文を適切に生成するためには,ユーザは,リレーショナルデータベースのテーブル構造ならびにフィールド情報を理解し,それぞれのテーブル,フィールド情報がどのようにリンクされているのかを理解していなければならないという問題があった。
【0013】
さらに,新たにテーブルが追加されてリンク条件が変更されると,既存のSQL文もこれに伴い変更する必要があり,また既存のGUI処理部91も関係する部分を変更しなければならないという問題があった。
【0014】
また,構文的には適切なSQL文であっても,別なリンク条件による同一情報の取得方法があったり,時間とデータ増加に伴う処理応答(レスポンス)の悪化を途中で知ることが困難であった。
【0015】
本発明は上記問題点の解決を図り,ユーザがリレーショナルデータベースのテーブル構造ならびにフィールド情報を詳しく理解していない場合でも,必要なリレーショナルデータベースの検索を行うことができるようにする手段を提供することを目的とする。また,リンク条件の指定が不足しているような照会文を自動修正するための手段を提供することを目的とする。さらに,実行応答性能のよい検索条件を指定できるようにすることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
図1は,本発明の構成例を示すブロック構成図である。図1において,1はリレーショナルデータベースを管理するサーバ,11はリレーショナルデータベースに対する基本的な処理機能を提供するRDB基本処理部,12はSQL文を実行するSQL実行部,13はテーブル間の関係を示すリンク情報を持つ中間リンクテーブルを作成する中間リンクテーブル作成部,14はSQL文の実行応答性能を監視するSQLレスポンス監視部,15はSQL文における検索条件を同一結果が得られる範囲で変更して試行するSQLレスポンストライアル部,2はリレーショナルデータベース(RDB)を利用するクライアント,21はリレーショナルデータベースに対するアクセスのためのグラフィカル・ユーザ・インタフェースを提供するGUI処理部,22はSQL文を自動生成するSQL生成処理部,23はSQL文中の検索条件の記述が不足している場合に,その記述を補足するSQL補足処理部,3はディスク装置または半導体記憶装置などの記憶装置,31はリレーショナルデータベースにおいて検索対象となる基本テーブル,32はテーブル間の関係を示すリンク情報を持つ中間リンクテーブル,33はSQL文の実行応答性能に関する情報を記憶するSQLレスポンス監視ログファイルを表す。
【0017】
サーバ1,クライアント2,2は,それぞれネットワークで接続されたCPUおよびメモリなどからなる処理装置上で動作する。
RDB基本処理部11は,リレーショナルデータベース(RDB)の管理を行う手段である。SQL実行部12は,RDBの標準照会言語(SQL)によって記述された照会文を実行する手段である。これらは,従来の処理手段と同様である。
【0018】
中間リンクテーブル作成部13は,すべての基本テーブル31について,あるテーブルと他のテーブルとが直接またはその他の1または複数のテーブルを介して共通するフィールドにより関係づけられているとき,それらのテーブル間の関係を示すリンク情報を持つテーブルを自動作成し,それを中間リンクテーブル32として記憶装置3に格納する手段である。
【0019】
SQLレスポンス監視部14は,SQL実行部12によるSQL文の実行時に,実行したSQL文の応答時間を計測し,応答時間がシステム側であらかじめ設定した所定の基準時間を超える場合には,そのSQL文と発行日時と応答時間の情報をSQLレスポンス監視ログファイル33に記録する手段である。
【0020】
SQLレスポンストライアル部15は,SQLレスポンス監視ログファイル33に記憶されているSQL文における照会の条件を同じ照会結果が得られる範囲で他の表現に変更して実行させ,その応答時間が所定の時間内またはSQLレスポンス監視ログファイル33に記録した応答時間より短い場合には,そのSQL文において用いている中間リンクテーブル32におけるリンク情報中の該当する条件を,応答時間のよい前記他の表現に更新する処理手段である。SQL文における照会の条件の変更によるSQL文の発行テストは,同一結果が得られる組み合わせ可能なすべてのリンク条件について行う。
【0021】
GUI処理部21は,SQL文を生成するための選択情報をユーザから入力する手段である。特に,本システムにおけるGUI処理部21では,テーブル,フィールド,条件についての必要最小限の選択情報を入力するだけでよい。
【0022】
SQL生成処理部22は,GUI処理部21から入力された選択情報をもとに,サーバ1の中間リンクテーブル作成部13が作成した中間リンクテーブル32のリンク情報を参照し,正常なSQL文を生成し,サーバ1にその実行を要求する手段である。
【0023】
SQL補足処理部23は,ユーザが入力したSQL文について,RDB基本処理部11から,SQL文が正常でないとの通知を受けた場合に,中間リンクテーブル32のリンク情報を参照し,正常なSQL文に修正する手段である。
【0024】
本発明は,以下のように作用する。
中間リンクテーブル作成部13は,基本テーブル31の増減等の変更等を契機に,すべての基本テーブル31について,テーブル間の関係をチェックし,基本テーブル31中のテーブル名,フィールド名をもとにリンク条件を生成または更新し,リンク条件を含むリンク情報を中間リンクテーブル32へ記憶する。
【0025】
GUI処理部21からSQL文生成のための選択情報が入力されると,SQL生成処理部22は,中間リンクテーブル32のリンク情報を参照して,必要なリンク情報を取得し,必要なテーブル名,リンク条件を記述したSQL文を生成してサーバ1へ発行する。発行したSQL文は,RDB基本処理部11を介してSQL実行部12へ渡され実行される。
【0026】
また,GUI処理部21または他のクライアントプロセスからSQL文が入力され,サーバ1に対して送られると,入力されたSQL文はRDB基本処理部11によりチェックされる。その結果,SQL文が不完全である旨の通知があるときには,SQL補足処理部23は,中間リンクテーブル32のリンク情報を参照することにより必要なリンク情報を補足して,新たなSQL文を発行し,RDB基本処理部11へ返す。
【0027】
このように,本発明によれば,中間リンクテーブル32を利用することにより,より正確で,かつ完全なSQL文の発行が可能になる。
また,生成したSQL文について,SQLレスポンス監視部14,SQLレスポンストライアル部15により,SQL文の実行時のレスポンスが調べられ,その結果,レスポンスが向上するように中間リンクテーブル32におけるリンク条件を更新する。これにより,中間リンクテーブル32におけるリンク条件を用いて作成または修正したSQL文の実行性能が向上することになる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下,本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
図2は,本発明の実施の形態を説明するために用いるリレーショナルデータベースの基本テーブルのリンク関係の例を示す図である。
【0029】
図2に示すテーブルTECTは,テクノロジーに関するテーブルであり,図番のフィールドZUB,分類のフィールドBUN,名称のフィールドMEI等を持つ。テーブルIPPANTは,一般記号に関するテーブルであり,回路記号のフィールドKAI,図番のフィールドZUB,登録年月日に関するフィールドTNEN等を持つ。テーブルSOURCETは,回路記号ごとの製品情報のテーブルであり,回路記号のフィールドKAI,基盤ランクのフィールドKRAN,手配仕様番号の追番のフィールドTEHS,手配仕様番号のフィールドTEH,外部からの購入品であるかどうかを示すフィールドGAI,品番の追番のフィールドHINS,メーカ略号のフィールドMAK等を持つ。また,テーブルMAKERは,製品の製造会社に関するテーブルであり,メーカ略号のフィールドMAK,英文字表記のメーカ名のフィールドMAKM,漢字表記のメーカ名のフィールドMAKK,登録者名のフィールドMTOU等を持つ。
【0030】
ここでは,各テーブル間で同じ対象を管理するフィールドには,同じフィールド名が付与されている。テーブルTECTとテーブルIPPANTとは,共通するフィールドZUBを持ち,テーブルIPPANTとテーブルSOURCETとは共通するフィールドKAIを持ち,テーブルSOURCETとテーブルMAKERとは共通するフィールドMAKを持つ。このように,2つのテーブルが共通するフィールドを持つ場合の関係を,ここでは1次リンク関係という。
【0031】
テーブルTECTとテーブルSOURCETとは,共通するフィールドを持たないので1次リンク関係はないが,テーブルTECTとテーブルIPPANTとは,共通するフィールドZUBによって1次リンク関係があり,また,テーブルIPPANTとテーブルSOURCETとは,共通するフィールドKAIによって1次リンク関係を持つ。したがって,テーブルTECTとテーブルSOURCETとは,テーブルIPPANTを介してリンク関係を持つことになる。これを2次リンク関係という。
【0032】
同様に,テーブルIPPANTとテーブルMAKERとは,2次リンク関係にある。
さらに,テーブルTECTとテーブルMAKERとは,テーブルIPPANTとテーブルSOURCETとを介してリンク関係にあり,これを3次リンク関係という。
【0033】
〔1〕中間リンクテーブル作成処理
図3は,中間リンクテーブル作成部により作成される中間リンクテーブルの例を示す図である。
【0034】
中間リンクテーブル作成部13は,図2に示すようなリレーショナルデータベースの基本テーブルがあるとき,図3に示すような中間リンクテーブルを自動作成する。中間リンクテーブルは,各エントリ(レコード)ごとに,元テーブル名,先テーブル名,リンクテーブル名,リンク条件を記憶する。
【0035】
元テーブル名はリンク関係の起点となる基本テーブル(元テーブル)のテーブル名,先テーブルはリンク先となる基本テーブル(先テーブル)のテーブル名を示す。リンクテーブル名は,元テーブルと先テーブルが1次リンク関係を持たない場合に,これらのテーブルを連鎖的に共通するフィールドによって関係づける基本テーブル(リンクテーブル)のテーブル名を示す。
【0036】
リンク条件は,元テーブルと先テーブルとのリンク関係を定義するものであり,テーブル間の1次リンク関係を示す情報およびその組み合わせからなる。ここで,1次リンク関係を示す情報は,元テーブルのテーブル名,先テーブルのテーブル名,1次リンク関係のキーとなる共通するフィールド名を用いて定義される。
【0037】
図3において,テーブル中に示すリンク条件(a)のTECT.ZUB = IPPANT.ZUB は,テーブルTECTとテーブルIPPANTとが共通するフィールドZUBによりリンクされていることを表している。
【0038】
リンク条件(b)のTECT.ZUB = IPPANT.ZUB ,IPPANT.KAI = SOURCET.KAIは,テーブルTECTとテーブルSOURCETとは直接1次リンク関係を持たず,テーブルIPPANTを介してリンクされていることを示す。このリンク条件は,TECTとIPPANTとの1次リンク関係を示すリンク条件(TECTとIPPANTの間はZUBによりリンク)と,IPPANTとSOURCETとの1次リンク関係を示すリンク条件(IPPANTとSOURCETとの間はKAIによりリンク)との組み合わせからなる。
【0039】
以下,図3に示すような中間リンクテーブルの作成方法について具体的に説明する。
図4は,1次リンク関係の例を示す。
【0040】
基本テーブル〈TECT〉,〈IPPANT〉,〈SOURCET〉,〈MAKER〉間には,図4(A)に▲1▼で示すような1次リンク関係がある。図4(B)は,1次リンク関係を直観的に把握できるように図示したものであり,〈TECT〉と〈IPPANT〉,〈IPPANT〉と〈SOURCET〉,〈SOURCET〉と〈MAKER〉とは1次リンク関係を持ち,〈TECT〉と〈SOURCET〉,また〈IPPANT〉と〈MAKER〉とは1次リンク関係を持たないことを示す。
【0041】
図5は,1次リンク関係を定義した後の中間リンクテーブルの例を示す図であり,図5中に示す▲1▼は,そのテーブルの組み合わせが1次リンク関係を持つことを表している。
【0042】
図5に示す中間リンクテーブルを作成するために,中間リンクテーブル作成部13は,まず,各基本テーブル31の組み合わせを抽出する。次に,中間リンクテーブル作成部13は,各テーブルについて,自テーブルを起点(元テーブル)として,1次リンク関係でリンクされたテーブル(先テーブル)がある場合には,リンク条件を定義する。すなわち,元テーブルおよび先テーブルに共通するフィールドがある場合には,それぞれのテーブル名およびその共通するフィールド名を用いてリンク条件を生成する。1次リンクのリンク条件を定義できない元テーブルと先テーブルの組み合わせについては,リンク条件の欄に“直接リンク不可”を設定する。
【0043】
さらに,中間リンクテーブル作成部13は,1次リンク条件を持ち,かつ,自テーブルのリンク先テーブルをリンクの起点のテーブルとする2つの1次リンク関係から,新たなリンク関係を定義する。
【0044】
図6は,2つの1次リンク関係から生成される2次リンク関係の例を示す。
図6に示すように,TECT−IPPANT,IPPANT−SOURCET,SOURCET−MAKERが,それぞれ1次リンク関係(図中▲1▼)を持つ場合に,TECT−SOURCETについても,IPPANTを介することで新たにリンク関係を定義することができ,IPPANT−MAKERについても,SOURCETを介することで新たにリンク関係を定義することができる。
【0045】
図7は,図6に示す2次リンク関係を定義した後の中間リンクテーブルの例を示す図である。
具体的には,中間リンクテーブルのリンク条件から,TECT−IPPANTのリンク条件“TECT.ZUB = IPPANT.ZUB ”, IPPANT−SOURCETのリンク条件“IPPANT.KAI = SOURCET.KAI”を得て,これらのリンク条件から,TECT−SOURCETのリンク条件“TECT.ZUB = IPPANT.ZUB, IPPANT.KAI = SOURCET.KAI ”を定義する。IPPANT−MAKERのリンク条件についても,同様に,“IPPANT.KAI = SOURCET.KAI, SOURCET.MAK = MAKER.MAK ”と定義できる。このようにして,他のテーブル間についても,新たに2次リンク関係を定義できる場合には,中間リンクテーブルにそれぞれのリンク条件を記憶する。
【0046】
中間リンクテーブルにおけるリンクテーブル名の欄には,中間に介在した基本テーブルのテーブル名を設定する。
図8は,1次リンク関係と2次リンクから生成される3次リンク関係の例を示している。図8に示すように,TECT−SOURCETの2次リンク関係と,SOURCET−MAKERの1次リンク関係を用いて,共通するSOURCETを介するTECT−MAKERのリンク条件を定義することができる。これを3次リンク関係という(図中▲3▼で示す)。処理の内容は,図6において説明した処理と同様である。
【0047】
図9は,3次リンク関係を定義した後の中間リンクテーブルの例を示している。
中間リンクテーブルから,TECT−SOURCETのリンク条件“TECT.ZUB = IPPANT.ZUB, IPPANT.KAI = SOURCET.KAI ”と,SOURCET−MAKERのリンク条件“SOURCET.MAK = MAKER.MAK ”とを得て,TECT−MAKERのリンク条件“TECT.ZUB = IPPANT.ZUB, IPPANT.KAI = SOURCET.KAI, SOURCET.MAK = MAKER.MAK”を定義する。MAKER(元テーブル)−TECT(先テーブル)についても同様にリンク条件を定義する。
【0048】
図10は,中間リンクテーブル作成処理の処理フローチャートである。
中間リンクテーブル作成部13は,新しいリレーショナルデータベースの基本テーブル31が作成されたとき,または既存のリレーショナルデータベースにおける基本テーブル31の構成に変更があった場合に,図10に示す処理を実行する。
【0049】
ステップS1〜ステップS4は,1次リンク関係の情報を設定する処理である。ステップS1では,リレーショナルデータベースで管理するすべての基本テーブルの各々について,自テーブルを起点にして,他のテーブルに自テーブルと同名かつ同属性のフィールドがあるかどうかを判断する。自テーブルと同名かつ同属性のフィールドがある場合にはステップS2へ進み,中間リンクテーブルに,元テーブル名(自テーブル),先テーブル名(他のテーブル),リンク条件を設定し,定義する。
【0050】
自テーブルと同名かつ同属性のフィールドがない場合にはステップS3へ進み,中間リンクテーブルに,元テーブル名(自テーブル),先テーブル名(他のテーブル),リンク条件として“直接リンク不可”を設定し,定義する。
【0051】
ステップS4で,すべてのテーブルについて1次リンク関係の処理が終了したかどうかを判断し,終了するまでステップS1〜S3の処理を繰り返す。
次に,N次リンク関係(N≧2)の処理へ移る。
【0052】
ステップS5では,N=2を設定する。
ステップS6では,中間リンクテーブル中でリンク条件が“直接リンク不可”のレコード(中間リンクテーブルのエントリ)を順次探し,“直接リンク不可”のレコードがあればステップS7へ進む。リンク条件が“直接リンク不可”のレコードが一つもなくなったならば,中間リンクテーブルの作成を終了する。
【0053】
ステップS7では,リンク条件が“直接リンク不可”のレコード(本レコード)の元テーブルと先テーブルとをリンクできる2つのレコードがあるかどうかをチェックする。例えば,図5に示す〈元テーブル名:TECT〉−〈先テーブル名:SOURCET〉のレコードは,リンク条件が“直接リンク不可”であるが,〈元テーブル名:TECT〉−〈先テーブル名:IPPANT〉のレコードと,〈元テーブル名:IPPANT〉−〈先テーブル名:SOUCET〉の2つのレコードのリンク条件を用いればリンクできる。このように着目している本レコードが2つのレコードによってリンクできる場合には,ステップS8へ進み,リンクできない場合には,ステップS9へ進む。
【0054】
ステップS8では,本レコードのリンクテーブル名の欄に,先テーブルと元テーブルを関係づける中間のテーブル名(前述の例ではIPPANT)を設定し,リンク条件の欄に,2つのレコードから抽出したリンク条件を設定する。
【0055】
ステップS9では,中間リンクテーブルの全レコードについてN次リンク処理が終了したかどうかを判定し,未処理レコードがあれば,ステップS6へ戻って同様に処理を繰り返す。
【0056】
N次リンク処理が終了したならば,ステップS10で全リンク処理が終了したかどうかを判断する。リンク条件が“直接リンク不可”のレコードが残っていない場合および新しいリンク関係を設定できなくなった場合には,全リンク処理終了と判断し,中間リンクテーブルの作成を終了する。
【0057】
まだ,新しいリンク関係を設定できる可能性がある場合には,ステップS11によりNに1を加算し,ステップS6へ戻って,N次リンク関係の処理を同様に繰り返す。
【0058】
〔2〕SQL自動生成処理
ユーザは,クライアント2のGUI処理部21を用いて,検索項目,条件項目等の最小限必要な選択情報を入力するだけで,リレーショナルデータベースのテーブル構造等を知らなくても適正なSQLによる検索を行うことができる。
【0059】
図11は,SQL生成処理の処理フローチャートである。図12〜図14は,GUI処理部の入力画面の例を示す図であり,特に図12は検索項目を選択入力する画面の例,図13は検索条件を選択入力する画面の例,図14は検索条件のフィールドのデータ値を入力する画面の例を示している。
【0060】
リレーショナルデータベースの検索要求に対し,GUI処理部21は,図12に示すような検索のための画面を表示する。図12に示す画面において,テーブルグループの入力フィールドでは,リレーショナルデータベースで検索しようとするあらかじめ分類されたテーブル群を指定する。編集項目の指定フィールドにおける「検索」,「条件」,「SORT」は,それぞれ検索項目の入力,検索条件の入力,またはデータの並べ替えを行うかどうかを指定する。「SORT」を指定した場合,さらに「昇順」に並べ替えるか「降順」に並べ替えるかを指定することができる。
【0061】
検索項目の指定では,「テーブルLIST」と「フィールドLIST」により何を検索するかを1以上指定することができる。
以下,テーブルSOURCETのフィールドTEH(手配仕様番号)の値“XX”をキーに,テーブルTECTのフィールドZUB(図番)とフィールドBUN(分類)の情報を検索することをユーザが指定する場合の例について,処理の流れを説明する。
【0062】
まず,図11のステップS51では,GUI処理部21により図12〜図14に示す入力画面を表示し,ユーザからの検索項目および条件項目の選択情報を入力する。
【0063】
図12の例では,検索項目として,対象テーブルグループをPARETと指定し,対象テーブル名:TECT,対象フィールド名:ZUB,BUNを選択している。最下行の「確定」ボタンを押すと,「選択LIST」の領域に選択した検索項目情報の一覧が表示される。
【0064】
続いて,ユーザが編集項目の「条件」をクリックすると,検索条件の指定が可能になる。図13では,条件項目として「テーブルLIST」および「フィールドLIST」から,テーブル名:SOURCET,フィールド名:TEHを指定している。ここで「確定」ボタンを押すと,図14に「オートマチック検索指示」として示すようなダイアログボックスが表示され,フィールドTEHの検索値の入力が可能になる。ここでは“XX”が入力されている。必要であれば出力テーブルの指定も可能である。「検索実行」のボタンの押下により,次のステップへ進む。
【0065】
図11のステップ52では,GUI処理部21からSQL生成処理部22へ,検索項目選択情報として“TECT.ZUB, TECT.BUN”,条件項目選択情報として“SOURCET.TEH = 'XX'”の情報が渡される。SQL生成処理部22は,サーバ1から中間リンクテーブル32の情報をもらい,これを参照してユーザの要求に応えるSQL文を自動生成する。
【0066】
具体的には,SQL生成処理部22は,GUI処理部21からの検索項目選択情報をもとに,“SELECT TECT.ZUB,TECT.BUN ”のSELECT句を生成し,条件項目選択情報から,“WHERE SOURCET.TEH = 'XX' ”のWHERE(検索条件)句を生成する。これだけではSQL文として不十分であるので,中間リンクテーブル32から検索(抽出) 項目のテーブルTECTと条件項目のテーブルSOURCETとをリンクする情報を探し出し,“FROM TECT,IPPANT,SOURCET ”の関連テーブル名を指定する記述と,リンク条件として,“TECT.ZUB = IPPANT.ZUB AND IPPANT.KAI = SOURCET.KAI”の記述を生成し,最終的に,
という適正なSQL文を自動生成する。
【0067】
従来の固定的な検索機能を提供するGUI処理部との大きな違いは,従来技術では,あらかじめGUI処理部がSQL文のひな型で用意している特定の検索項目および特定の条件項目についてだけ検索できるのに対し,本発明では,テーブル構造およびフィールド情報によらずに,任意の検索項目,任意の条件項目について柔軟に検索できることである。
【0068】
また,比較的柔軟性のある検索を可能とした従来のGUI処理部との大きな違いは,従来技術では,上記の例におけるIPPANTのように検索項目と条件項目とを結び付けるすべてのリンク関係のテーブルと,リンク条件とを正確にユーザが指定する必要があったのに対し,本発明では,中間リンクテーブル32を利用するので,それらを指定する必要がないことである。すなわち,ユーザは,リレーショナルデータベースのテーブル,フィールドの関係について熟知していなくても,必要最小限の知識でリレーショナルデータベースを利用することができるようになる。
【0069】
ステップS53では,生成したSQL文をサーバ1へ送り,SQL実行部12によってSQL文を実行する。SQL文の実行結果は,GUI処理部21を介してユーザに提示される。
【0070】
ステップS54では,SQLレスポンスト監視部14により,SQL文の実行処理開始から終了までの時間を計測し,応答時間を計算する。
ステップS55では,ステップS54で計算した応答時間が,例えば1秒というような所定の基準値を超えたかどうかを判断し,所定の基準値を超えた場合には,ステップS56によって,実行したSQL文と発行日時と応答時間を,SQLレスポンス監視ログファイル33に記憶する。これは,以下に説明するSQLレスポンストライアル処理によって,SQL文の実行性能を向上させるためである。
【0071】
図15は,SQLレスポンス監視ログファイルの構成例を示す図であり,これにはSQL文,その発行日時,応答時間,トライアルの有無等が記憶される。
本実施の形態におけるGUI処理部21は,図12〜図14に示すような画面を特定のリレーショナルデータベースに対して専用に作成するのではなく,任意のリレーショナルデータベースに対して汎用的に作成することができる。換言すれば,リレーショナルデータベースを新たに開発した場合,またリレーショナルデータベースの構造を変更した場合にも,GUI処理部21を変更することなく,リレーショナルデータベースにおけるテーブル名,フィールド名の情報から,ユーザに対してリレーショナルデータベースの任意の検索機能を提供することができる。
【0072】
〔3〕SQLレスポンストライアル処理
例えば,上述したSQL文の例で,検索条件として“WHERE TECT.ZUB = IPPANT.ZUB,…”と指定しても,“WHERE IPPANT.ZUB = TECT.ZUB,…”というように,リンク条件の左辺と右辺を入れ替えて指定しても,検索結果は同じである。しかし,検索の応答時間は,テーブルの構造および実際のデータ数などによって大きく異なることがある。このため,応答性能のよいSQL文を自動生成できるようにするため,SQLレスポンストライアル部15によって,中間リンクテーブル32におけるリンク条件の最適化を行う。
【0073】
図16は,SQLレスポンストライアル処理の処理フローチャートである。
ステップS61では,RDB基本処理部11でデータベース利用ユーザ状況を確認し,適当な時期に以下の処理を行う。
【0074】
ステップS62では,データベース利用ユーザのSQLレスポンス監視ログファイル33があるかどうかを判断し,SQLレスポンス監視ログファイル33があればステップS63の処理へ進み,なければ処理を終了する。
【0075】
ステップS63では,SQLレスポンス監視ログファイル33に記憶されているSQL文のすべてのパターンについて,ステップS64からステップS67の処理を繰り返す。
【0076】
ステップS64では,該当するログのSQL文における検索条件中のリンク条件の左辺/右辺を置き換えて,再度SQL文の発行処理を行う。
ステップS65では,応答時間が例えば1秒というような所定の基準値内かどうかを判定する。処理の応答時間が基準値内であればステップS66へ進み,基準値を超える場合にはステップS67へ進む。ここで,応答時間が所定の基準値内かどうかを判定する代わりに,例えばSQLレスポンス監視ログファイル33に記憶されている応答時間との大小を比較して,リンク条件の左辺/右辺を置き換えたときの応答時間が置き換える前よりも小さければステップS66へ進み,大きければステップS67へ進むようにしてもよい。
【0077】
ステップS66では,ステップS67で実行したSQL文のリンク条件と同様になるように,中間リンクテーブル32中の該当するリンク条件における左辺と右辺を置き換える処理を行い,その後,SQLレスポンス監視ログファイル33を削除する。
【0078】
ステップS67では,SQLレスポンス監視ログファイル33の該当エントリに“済”情報を記録する。
〔4〕ユーザ作成SQLチェックおよび補足処理
GUI処理部21によって入力した選択情報をもとに,SQL生成処理部22によりSQL文を自動生成するだけではなく,ユーザが作成したSQL文または既存のSQL文のチェックおよび修正が必要な場合には,SQL補足処理部23によってSQL文のチェックおよび修正を行うことができる。
【0079】
図17は,ユーザが作成したSQL文を検査し補足して適正なSQL文に直すユーザ作成SQLチェックおよび補足処理の処理フローチャートである。
ステップS71では,GUI処理部21からユーザの作成したSQLの照会文を入力する。ここでは,例えば図17の(A)に示すようなSQL文が入力されたとする。
【0080】
ステップS72では,入力したSQL文を発行する。RDB基本処理部11によりこのSQL文が正しいかどうか判別される。
ステップS73では,RDB基本処理部11の検査結果によりSQL文が正常な文かどうかを判定し,正常なSQL文でなければステップS74へ進み,正常なSQL文であれば処理を終了する。
【0081】
ステップS74では,SQL補足処理部23は,RDB基本処理部11からのエラー情報(ERR)を調べ,ERRがWHERE句のテーブルがFROM句に記述されていないものであるというような場合に,以下の処理を行う。
【0082】
ステップS75で,SELECT文に記述されたテーブル名(TECT)と,WHERE句に記述されたテーブル名(SOURCET)と,対象リンクテーブルとを中間リンクテーブル32から求める。
【0083】
ステップS76では,中間リンクテーブル32から求めたリンクテーブルと,そのリンク条件の情報とから,ユーザが作成したSQLの補足を行って,新たなSQLを作成する。この例では,記述として不足しているFROM句に“IPPANT”のテーブル名が追加され,WHERE句に“AND IPPAN.KAI = SOURCE.KAI”の条件が追加される。
【0084】
ステップS77では,GUI処理部21によりSQL判別処理結果を画面に表示する。ユーザは,必要に応じて新しいSQL文を保存することも,さらに修正することも,サーバ1に実行を要求することも可能である。
【0085】
以上のようにユーザがSQL文を作った場合に,リンク条件等の記述が不足していると,従来技術では,実行時に単にエラーメッセージが出力されるだけであったのに対し,本発明では,正しいSQL文がユーザに提示され,ユーザは正しいSQL文による検索が可能になるとともに,テーブル間の関係などを把握することができるようになる。
【0086】
【発明の効果】
以上説明したように,本発明によれば,SQL文やリレーショナルデータベースのテーブル関係を熟知していないような利用者に対しても,汎用的で柔軟性のある最適な検索手段を提供することが可能になる。
【0087】
テーブルの利用者は,自分が必要とする情報と検索条件の情報がどのテーブルにあるかという最低限の知識があれば,テーブル間にどのようなリンク関係があるか,またSQLの正確な記述のしかたを知らなくても,必要な情報を簡単に取得することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブロック構成図である。
【図2】基本テーブルのリンク関係の例を示す図である。
【図3】中間リンクテーブルの例を示す図である。
【図4】1次リンク関係の例を示す図である。
【図5】中間リンクテーブルの例を示す図である。
【図6】2次リンク関係の例を示す図である。
【図7】中間リンクテーブルの例を示す図である。
【図8】3次リンク関係の例を示す図である。
【図9】中間リンクテーブルの例を示す図である。
【図10】中間リンクテーブル作成処理の処理フローチャートである。
【図11】SQL生成処理の処理フローチャートである。
【図12】GUI処理部の入力画面の例を示す図である。
【図13】GUI処理部の入力画面の例を示す図である。
【図14】GUI処理部の入力画面の例を示す図である。
【図15】SQLレスポンス監視ログファイルの構成例を示す図である。
【図16】SQLレスポンストライアル処理の処理フローチャートである。
【図17】ユーザ作成SQLチェックおよび補足処理の処理フローチャートである。
【図18】従来の検索方法の例を説明するための図である。
【符号の説明】
1 サーバ
11 RDB基本処理部
12 SQL実行部
13 中間リンクテーブル作成部
14 SQLレスポンス監視部
15 SQLレスポンストライアル部
2 クライアント
21 GUI処理部
22 SQL生成処理部
23 SQL補足処理部
3 記憶装置
31 基本テーブル
32 中間リンクテーブル
33 SQLレスポンス監視ログファイル
Claims (6)
- テーブル形式のデータを管理するリレーショナルデータベース管理装置において,
リレーショナルデータベースにおけるテーブル間の関係を示すリンク情報を持つ中間リンクテーブルであって,該中間リンクテーブルの各レコードが,リンク元となる第1のテーブルの名称である元テーブル名と,リンク先となる第2のテーブルの名称である先テーブル名と,前記第1のテーブルと前記第2のテーブルとの間に介在して,これらを関係づける1または複数の中間のテーブルの名称であるリンクテーブル名と,前記第1のテーブルと前記第2のテーブルとを直接結び付けるフィールドの関係情報,または前記第1のテーブルと前記中間のテーブルと前記第2のテーブルとを連鎖的に結び付けるフィールドの関係情報を示すリンク条件とによって構成される中間リンクテーブルを,前記第1のテーブルと前記第2のテーブル間,または前記第1のテーブルと前記中間のテーブル間および該中間のテーブルと前記第2のテーブル間に同名かつ同属性のフィールドがあるかを調べることによって自動作成する中間リンクテーブル作成手段と,
作成された中間リンクテーブルを記憶し保存する中間リンクテーブル記憶手段と,
前記中間リンクテーブルを用いてリレーショナルデータベースに対する検索を処理する手段とを備えた
ことを特徴とするリレーショナルデータベース管理装置。 - 請求項1記載のリレーショナルデータベース管理装置において,
リレーショナルデータベースの照会処理のための選択情報が入力された場合に,入力された選択情報をもとに前記中間リンクテーブルに記憶されたリンク情報を参照し,照会に必要となるテーブル名およびリンク条件を前記中間リンクテーブルから抽出して照会文を自動生成する照会文生成処理手段を備えた
ことを特徴とするリレーショナルデータベース管理装置。 - 請求項1記載のリレーショナルデータベース管理装置において,
リレーショナルデータベースの照会文が入力された場合に,入力された照会文に照会に必要となるテーブル名またはリンク条件が不足しているかどうかを判別し,不足している場合には,前記中間リンクテーブルのリンク情報を参照し,照会に必要となるテーブル名またはリンク条件の補足により照会結果を得ることができる照会文となるように照会文を自動修正する照会文補足処理手段を備えた
ことを特徴とするリレーショナルデータベース管理装置。 - 請求項1,請求項2または請求項3記載のリレーショナルデータベース管理装置において,
前記中間リンクテーブルのリンク情報を条件に含む照会文の実行時に,その照会文の実行応答時間を計測し,所定の時間を超える場合にはその照会文の応答に関する情報を監視ログに記録する照会文応答監視手段と,
前記監視ログに記録された照会文における照会の条件中に記述されたリンク条件の左辺と右辺とを置き換えた照会文を実行し,その応答時間が所定の時間内または前記監視ログに記録した応答時間より短い場合には,前記中間リンクテーブルにおけるリンク情報中の前記リンク条件に該当するリンク条件の左辺と右辺とを置き換える更新を行う照会文試行処理手段とを備えた
ことを特徴とするリレーショナルデータベース管理装置。 - リレーショナルデータベースにおけるテーブル間の関係を示すリンク情報を持つ中間リンクテーブルであって,該中間リンクテーブルの各レコードが,リンク元となる第1のテーブルの名称である元テーブル名と,リンク先となる第2のテーブルの名称である先テーブル名と,前記第1のテーブルと前記第2のテーブルとの間に介在して,これらを関係づける1または複数の中間のテーブルの名称であるリンクテーブル名と,前記第1のテーブルと前記第2のテーブルとを直接結び付けるフィールドの関係情報,または前記第1のテーブルと前記中間のテーブルと前記第2のテーブルとを連鎖的に結び付けるフィールドの関係情報を示すリンク条件とによって構成される中間リンクテーブルを自動作成する方法であって,
前記リレーショナルデータベースの各テーブルを,それぞれ前記第1のテーブルとし,当該第1のテーブルの他のテーブルのそれぞれを前記第2のテーブルとして当該第1のテーブルと組み合わせ,前記各第1のテーブルについて,該第1のテーブルを起点にして,対応する第2のテーブルに該第1のテーブルと同名かつ同属性のフィールドがあるかを調べ,ある場合には,前記中間リンクテーブルのレコードの元テーブル名に該第1のテーブルの名称,先テーブル名に該第2のテーブルの名称,およびリンク条件に同名かつ同属性のフィールドの関係情報を定義し,同名かつ同属性のフィールドがない場合に,前記中間リンクテーブルのレコードの元テーブル名に該第1のテーブルの名称,先テーブル名に該第2のテーブルの名称,およびリンク条件に同名かつ同属性のフィールドがないことを示す直接リンク不可の情報を定義する処理を,すべての前記各第1のテーブルについて繰り返すステップと,
前記中間リンクテーブル中のレコードに,リンク条件が直接リンク不可のレコードがあるかを調べ,ある場合に該レコードの元テーブル名に設定された第1のテーブルと,先テーブル名に設定された第2のテーブルとをリンクできる二つのレコードがあるかを調べ,二つのレコードがある場合に,該二つのレコードに含まれる前記第1と前記第2のテーブル以外のテーブルの名称を,当該レコードのリンクテーブル名に設定し,当該レコードのリンク条件に前記二つのレコードのリンク条件を設定する処理を,直接リンク不可のレコードがなくなるか,所定の繰り返し回数分終了するまで繰り返すステップとを実行することにより,
中間リンクテーブルを自動作成することを特徴とする中間リンクテーブル自動作成処理方法。 - テーブル形式のデータを管理するリレーショナルデータベース管理装置で用いる,リレーショナルデータベースにおけるテーブル間の関係を示すリンク情報を持つ中間リンクテーブルであって,該中間リンクテーブルの各レコードが,リンク元となる第1のテーブルの名称である元テーブル名と,リンク先となる第2のテーブルの名称である先テーブル名と,前記第1のテーブルと前記第2のテーブルとの間に介在して,これらを関係づける1または複数の中間のテーブルの名称であるリンクテーブル名と,前記第1のテーブルと前記第2のテーブルとを直接結び付けるフィールドの関係情報,または前記第1のテーブルと前記中間のテーブルと前記第2のテーブルとを連鎖的に結び付けるフィールドの関係情報を示すリンク条件とによって構成される中間リンクテーブルを自動作成するためのプログラムを格納した計算機読み取り可能な記憶媒体であって,
前記リレーショナルデータベースの各テーブルを,それぞれ前記第1のテーブルとし,当該第1のテーブルの他のテーブルのそれぞれを前記第2のテーブルとして当該第1のテーブルと組み合わせ,前記各第1のテーブルについて,該第1のテーブルを起点にして,対応する第2のテーブルに該第1のテーブルと同名かつ同属性のフィールドがあるかを調べ,ある場合には,前記中間リンクテーブルのレコードの元テーブル名に該第1のテーブルの名称,先テーブル名に該第2のテーブルの名称,およびリンク条件に同名かつ同属性のフィールドの関係情報を定義し,同名かつ同属性のフィールドがない場合に,前記中間リンクテーブルのレコードの元テーブル名に該第1のテーブルの名称,先テーブル名に該第2のテーブルの名称,およびリンク条件に同名かつ同属性のフィールドがないことを示す直接リンク不可の情報を定義する処理を,すべての前記各第1のテーブルについて繰り返すステップと,
前記中間リンクテーブル中のレコードに,リンク条件が直接リンク不可のレコードがあるかを調べ,ある場合に該レコードの元テーブル名に設定された第1のテーブルと,先テーブル名に設定された第2のテーブルとをリンクできる二つのレコードがあるかを調べ,二つのレコードがある場合に,該二つのレコードに含まれる前記第1と前記第2のテーブル以外のテーブルの名称を,当該レコードのリンクテーブル名に設定し,当該レコードのリンク条件に前記二つのレコードのリンク条件を設定する処理を,直接リンク不可のレコードがなくなるか,所定の繰り返し回数分終了するまで繰り返すステップとを,
計算機に実行させるためのプログラムを格納したことを特徴とするプログラム記憶媒体。
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