JP3779129B2 - 熱処理方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マルエージング鋼の薄板製部材の熱処理方法、例えば該薄板の端部同士を溶接して形成された円筒状のドラムの溶体化、該ドラムを所定幅に裁断し圧延して形成されたリングの溶体化または該リングの時効・窒化処理等の熱処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
無段変速機等の動力伝達に用いられる無段変速機用ベルトは、金属製の複数のリングを積層した積層リングと、該積層リングに組み付けられる多数の金属製エレメントとにより構成されている。
【0003】
このうち前記積層リングは、従来、次のような方法により製造されている。まず、超強力鋼であるマルエージング鋼の薄板の端部同士を溶接して円筒状のドラムを形成し、該ドラムに対して前記溶接時の熱により部分的に大きくなった硬度を均質化するために第1の溶体化を行う。次に、前記溶体化後のドラムを所定幅に裁断し、圧延してリングを形成する。次に、圧延されたリングに対し、圧延組織を再結晶させ、圧延により変形された金属組織の形状を復元するために、第2の溶体化を行う。そして、前記溶体化後のリングを所定の周長に補正し、時効及び窒化処理を施して硬度を向上させた後、少しずつ周長の異なる複数のリングを相互に積層して前記積層リングを形成する。
【0004】
前記圧延されたリングに対する熱処理である前記第2の溶体化は、一般に加熱炉中で前記リングを前記マルエージング鋼の再結晶温度以上の温度で加熱することにより行われる。ところが、このとき前記リングをフックに吊り下げた状態で加熱すると、該リングに自重によるクリープ変形が発生し、極端に細長い楕円形状となるという問題がある。前記リングの形状が前記のように極端に細長い楕円形状になると、前記第2の溶体化の後で行われる周長補正が困難になる。
【0005】
前記リングの端面が前記加熱炉の床面または該加熱炉内を移動するメッシュベルトに接触するようにして、該リングを平置きすると、前記のようにリングの自重によるクリープ変形を防止して、円環形状のリングを得ることができる。しかし、前記リングを前記のように平置きしたのでは、前記加熱炉中に配置できるリングの数が限定され、前記熱処理において前記加熱炉の容積を十分有効に利用することができない。
【0006】
そこで、図3に示すように、円筒状部34と、円筒状部34の下端部から外周側に延出される鍔状部35とを備えるリング保持部材32を用いて前記熱処理を行うことが考えられる。前記リング保持部材32は、円筒状部材34をリング4の内周側に挿入して、リング4をその下端面4aで鍔状部35上に載置すると共に、円筒状部34を介して複数のリング保持部材32が積層される。前記リング保持部材32によれば、前記加熱炉内で1個のリング4が占める面積に多数のリング4を収容して溶体化を行うことができ、前記加熱炉の容積を有効に利用することができる。
【0007】
しかしながら、製造コストを低減させるために、前記加熱炉の容積をさらに有効に利用することが望まれる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、かかる事情に鑑み、マルエージング鋼の薄板製部材を熱処理する際に、加熱炉の容積を有効に利用することができる熱処理方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明の熱処理方法は、マルエージング鋼の薄板の端部同士を溶接して形成された円筒状のドラムを所定幅に裁断して形成されたリングの内周側に挿入され該所定幅を超える高さの円筒状部と、該円筒状部の下端部から外周側に延出され、該円筒状部が内周側に挿入されたリングの端面が載置される鍔状部とを有し、該円筒状部を介して積層自在となっている複数のリング保持部材を備える熱処理治具を用いてマルエージング鋼の薄板製部材の熱処理を行う方法であって、互いに接触を回避できる直径を備える複数のリングを組み合わせ、各リングが同心円状になるように各リング保持部材の鍔状部に載置し、前記複数のリングが載置された複数のリング保持部材を前記円筒状部を介して積層してなる熱処理治具を熱処理炉内に載置して熱処理を行うことを特徴とする。
【0010】
本発明の熱処理方法によれば、前記鍔状部に前記リングを端面で平置きした状態の前記リング保持部材を前記円筒状部を介して積層することにより、従来、前記加熱炉内で1個のリングの熱処理に必要とされていた面積に対し、垂直方向に多数のリングを収容して熱処理を行うことができる。しかもこのとき、前記鍔状部に、互いに接触を回避できる直径を備える複数のリングを各リングの端面で載置するので、従来、前記加熱炉内で1個のリングの熱処理に必要とされていた面積に対し、水平方向にも多数のリングを収容して熱処理を行うことができる。従って、前記加熱炉の容積を格段に有効に利用して熱処理を行うことができる。
【0011】
また、本発明の熱処理方法は、前記熱処理炉に載置された熱処理治具の各リング保持部材の内周側に、マルエージング鋼の薄板の端部同士を溶接して形成された円筒状のドラムを収容可能な空間を形成し、該ドラムを該空間に収容すると共に該熱処理炉に載置して熱処理を行うことを特徴とする。
【0012】
前記リングは、前記ドラムを裁断した後、圧延することにより形成されるので、該リングの直径は該ドラムより大であり、かかるリングの内周側に挿入される前記円筒状部を介して前記リング保持部材を積層すると、積層された円筒状部の内側に該ドラムを収容可能な空間が形成される。そこで、前記空間に前記ドラムを収容して、前記リングと同時に熱処理を行うことにより、前記加熱炉の容積をより一層に有効に利用することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、添付の図面を参照しながら本発明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。図1は本実施形態に用いるマルエージング鋼の薄板製部材の製造工程を模式的に示す工程図、図2は本実施形態に用いる熱処理治具の一態様を示す説明的断面図である。
【0014】
本実施形態の熱処理方法は、無段変速機用ベルトの積層リングに用いられるマルエージング鋼の薄板製部材の熱処理に適用される。
【0015】
前記積層リングは、図1に示す工程により製造される。図1に示す工程では、まず、マルエージング鋼の薄板1をベンディングしてループ化したのち、端部同士を溶接して円筒状のドラム2を形成する。このとき、前記マルエージング鋼は溶接の熱により時効硬化を示すので、ドラム2の溶接部分の両側に硬度の高い部分が出現する。
【0016】
そこで、次に、ドラム2を真空炉3に収容して加熱することにより第1の溶体化処理を行い、硬度ムラを除去する。前記第1の溶体化処理が終了したならば、ドラム2を真空炉3から搬出し、所定幅に裁断してリング4を形成する。
【0017】
前記のようにして形成されたリング4は、次に圧延される。圧延されたリング4には、表面付近に圧延組織が形成されているので、圧延されたリング4を、加熱炉5に収容して加熱することにより第2の溶体化を行い、前記圧延組織を消滅させると共に、均一な金属結晶粒を形成させる。溶体化されたリング4は、冷却後、所定の周長に周長補正され、さらに時効処理及び窒化処理が施される。
【0018】
そして、窒化処理が施されたリング4のうち、少しずつ周長の異なる複数のリング4、例えば12本のリング4を相互に積層することにより、図示しない積層リングが形成される。前記積層リングにおいて、隣接するリング4同士は、例えば直径の差が0.4mm以内となっている。
【0019】
本実施形態の熱処理方法は、前記ドラム2に対する第1の溶体化と、前記圧延後のリング4に対する第2の溶体化とに関するものである。本実施形態では、図2に示す熱処理治具11を用いて前記熱処理を行う。
【0020】
図2に示すように、熱処理治具11は、リング4を保持するリング保持部材12と、複数のリング保持部材12が積層されたときに、その最上層のリング保持部材12に積層される蓋部材13とからなる。リング保持部材12及び蓋部材13は、いずれも多数の小孔が穿設されたパンチングメタルをプレスにより打ち抜き加工することにより製造することができる。
【0021】
リング保持部材12は、リング4の内周側に挿入される円筒状部14と、円筒状部14の下端部から外周方向に延出される鍔状部15とを備え、円筒状部14の上端部には、円筒状部14より小径で、上層のリング保持部材12の円筒状部14の下端部に内嵌されて係合する小径部16が備えられている。また、蓋部材13は、下層のリング保持部材12の鍔状部15に載置されたリング4の上方を覆う大きさに形成され、内周側に下層のリング保持部材12の小径部16を内嵌して係止する孔部17を備えている。
【0022】
リング4はその一方の端面により鍔状部15上に平置きに載置されるが、本実施形態では、互いに接触を回避できる直径を備えるリング4を2本、同心円状に載置する。ここで、1本の積層リングを形成する互いに周長の異なる12本のリング4を最も内周側に位置するリング4から順に外周に向けて、#1,#2,・・・,#12とすると、リング4は例えば#1と#7、#2と#8、・・・、#6と#12というように組み合わせて、鍔状部15上に載置する。
【0023】
このようにすると、前述のように前記積層リングにおいて隣接して積層されるリング4は、直径差が互いに0.4m以内となっているので、鍔状部15上で外周側に配置されるリング4と、内周側配置されるリング4との直径差は約2.0mmとなり、互いに接触することがない。また、前記のように同心円状に載置されたリング4,4は、加熱処理によりそれぞれ同一膨張率で膨張するので、加熱処理後にも接触する虞はない。
【0024】
熱処理治具11は、前記のようにしてリング4が鍔状部15上に載置された複数のリング保持部材12を積層すると共に、最上層のリング保持部材12に蓋部材13を積層して、加熱炉5に収容される。このとき、下層のリング保持部材12の円筒状部14の上端部に形成された小径部16は、上層のリング保持部材12の円筒状部14の下端部に内嵌されて係合され、または蓋部材13の孔部17に内嵌されて係止されることにより、前記積層状態を安定かつ確実に維持することができる。
【0025】
本実施形態の方法によれば、1つのリング保持部材12につき2本ずつのリング4が鍔状部15上に載置されるので、1本ずつ載置する場合に比較して、同一容積の加熱炉であれば、1度に収容できるリング4の数が2倍になる。
【0026】
尚、1つのリング保持部材12の鍔状部15上に載置できるリング4の数は、2本に限定されるものではなく、載置されたリング4が互いに接触することを回避できるのであれば、さらに多数のリング4を鍔状部15上に載置してもよい。例えば、鍔状部15上に#1,#4,#7,#10と、#2,#5,#8,#11と、#3,#6,#9,#12とをそれぞれ1組として、4本ずつのリング4を載置するようにしてもよい。この場合には、鍔状部15上で隣接する各リング4の間隔が約1.2mmとなる。
【0027】
また、加熱炉5は雰囲気の条件を調整することにより、真空炉3による熱処理を兼ねることができる。かかる加熱炉5によりリング4の溶体化を行うときには、前記のように積層された円筒状部14の内周側に形成される空間にドラム2を収容し、リング4の溶体化と同時にドラム2の溶体化を行うことができる。
【0028】
前記実施形態では、ドラム2及びリング4の溶体化の場合を例として説明しているが、本発明の熱処理方法は、リング4の時効・窒化処理にも用いることができる。尚、この場合、リング4は前記実施形態と全く同一にして、積層されたリング保持部材12の鍔状部材15の上面に載置されるが、リング保持部材12の内周側にはドラム2を配置しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】マルエージング鋼の薄板製部材の製造工程を模式的に示す工程図。
【図2】本発明の熱処理方法の一態様を示す説明的断面図。
【図3】他の熱処理方法を示す説明的断面図。
【符号の説明】
2…ドラム、 4…リング、 11…熱処理治具、 12…リング保持部材、
13…蓋部材、 14…円筒状部、 15…鍔状部。

Claims (2)

  1. マルエージング鋼の薄板の端部同士を溶接して形成された円筒状のドラムを所定幅に裁断して形成されたリングの内周側に挿入され該所定幅を超える高さの円筒状部と、該円筒状部の下端部から外周側に延出され、該円筒状部が内周側に挿入されたリングの端面が載置される鍔状部とを有し、該円筒状部を介して積層自在となっている複数のリング保持部材を備える熱処理治具を用いてマルエージング鋼の薄板製部材の熱処理を行う方法であって、
    互いに接触を回避できる直径を備える複数のリングを組み合わせ、各リングが同心円状になるように各リング保持部材の鍔状部に載置し、前記複数のリングが載置された複数のリング保持部材を前記円筒状部を介して積層してなる熱処理治具を熱処理炉内に載置して熱処理を行うことを特徴とする熱処理方法。
  2. 前記熱処理炉に載置された熱処理治具の各リング保持部材の内周側に、マルエージング鋼の薄板の端部同士を溶接して形成された円筒状のドラムを収容可能な空間を形成し、該ドラムを該空間に収容すると共に該熱処理炉に載置して熱処理を行うことを特徴とする請求項1記載の熱処理方法。
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