JP3778878B2 - 発券システム、発券方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

発券システム、発券方法、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP3778878B2
JP3778878B2 JP2002172014A JP2002172014A JP3778878B2 JP 3778878 B2 JP3778878 B2 JP 3778878B2 JP 2002172014 A JP2002172014 A JP 2002172014A JP 2002172014 A JP2002172014 A JP 2002172014A JP 3778878 B2 JP3778878 B2 JP 3778878B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ticket
identification information
gift
gift certificate
ticketing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2002172014A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004021353A (ja
Inventor
明久 神野
英昭 丸子
Original Assignee
三井住友カード株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三井住友カード株式会社 filed Critical 三井住友カード株式会社
Priority to JP2002172014A priority Critical patent/JP3778878B2/ja
Publication of JP2004021353A publication Critical patent/JP2004021353A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3778878B2 publication Critical patent/JP3778878B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、発券システム、発券方法、プログラムおよび記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、各種の券(例えば、ギフト券)が贈答等に利用されており、発券を行う会社は、利用者の要求に応じて発券を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、券を自動的に発券できれば、発券を行う会社にとって便利である。さらに、発券された券をケースに収納するところまで自動化できれば、さらに便利である。また、自動的に発券や収納を行おうとする場合には、発券や収納の異常を検出する仕組み等を設けることが好ましいものと考えられる。例えば、自動封入を行ったギフト券の識別番号を撮影しておき、ギフト券の発送後に誤封入の照会があった場合に、本当に誤封入であったか否かを確認することができれば便利である。
【0004】
本発明の目的は、券を自動的に発券する新規な発券システム等を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の第1の側面において、発券システムは、券を格納する券格納手段と、発券の要求を受け付ける受付手段と、前記受付手段により受け付けた要求ごとに、その受注を識別する受注識別情報を付与する受注識別情報付与手段と、前記受付手段により受け付けた要求に基づいて、前記券格納手段に格納されている券を取り出す券取出手段と、前記券取出手段により取り出した券の記載事項を認識する認識手段と、前記認識手段により認識した券の記載事項を、当該券に係る受注識別情報に関連づけて記憶手段に記憶させる制御手段とを備える。
【0009】
本発明の第2の側面において、発券システムは、券を格納する複数の券格納手段と、発券の要求を受け付ける受付手段と、前記受付手段により受け付けた要求に基づいて、特定の識別情報を有する券を、前記複数の券格納手段のうち、その券が格納されている1つから取り出すように指示する指示手段と、前記指示に基づいて券を取り出す券取出手段と、前記券取出手段により取り出した券の識別情報を認識する認識手段と、前記認識手段により認識した識別情報と、前記指示手段により取り出すように指示した券の識別情報とが一致するか否かを監視する監視手段とを備える。
【0017】
本発明の第3の側面において、プログラムは、発券の要求を受け付ける受付ステップと、前記受付ステップで受け付けた要求ごとに、その受注を識別する受注識別情報を付与する受注識別情報付与ステップと、前記受付ステップで受け付けた要求に基づいて、券格納手段に格納されている券を取り出す券取出ステップと、前記券取出ステップで取り出した券の記載事項を認識する認識ステップと、前記認識ステップで認識した券の記載事項を、当該券に係る受注識別情報に関連づけて記憶手段に記憶させる制御ステップとをコンピュータに実行させる。
【0018】
本発明の第4の側面において、プログラムは、発券の要求を受け付ける受付ステップと、前記受付ステップで受け付けた要求に基づいて、特定の識別情報を有する券を、複数の券格納手段のうち、その券が格納されている1つから取り出すように指示する指示ステップと、前記指示に基づいて券を取り出す券取出ステップと、前記券取出ステップで取り出した券の識別情報を認識する認識ステップと、前記認識ステップで認識した識別情報と、前記指示ステップで取り出すように指示した券の識別情報とが一致するか否かを監視する監視ステップとをコンピュータに実行させる。
【0019】
以上の構成によれば、券を自動的に発券する新規な発券システム等を提供することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳しく説明する。ここでは、ギフト券を発券する場合を例に説明する。
【0021】
図1は、本実施形態における発券システムの構成例を示す図である。本実施形態における発券システムでは、発券機11、12、13、サーバー21、22、プリンター26〜29、および端末31、33、36、38が、LAN1に接続され、LAN1を介して互いに通信を行うことができる。発券機11〜13は、ギフト券を発券する。サーバー21、22は、LAN1、モデム23等を介して、ギフトカードの注文を受け付けるホスト端末(図示せず)等と通信を行うことができる。サーバー21、22は、ハードディスク24を備える。サーバー21、22は、二重化構造として正副の関係にある。プリンター26〜29は、送付状や管理帳票の印刷等に用いる。端末31、33、36、38は、オペレーションを行ったり、ギフト券を運送する運送会社のシステムと通信を行ったりするための端末である。端末31、33は、それぞれバーコードスキャナー32、34を備えており、端末36、38は、それぞれMO(光磁気ディスク)37、39を備えている。MO37、39は、イメージデータの保存等に用いられる。
【0022】
図2は、本実施形態における発券に関する処理の流れの例を示す図である。本実施形態におけるギフト券の発券には、大きくわけて4つのパターンがある。「通信販売」、「景品交換」、「大口取引先」および「事前(発券)」の4つのパターンである。
【0023】
「通信販売」の場合、顧客は、ギフト券に関する情報を記載した申込書をギフト券の発券会社に送付するか、または自己の端末を用いてインターネット等のネットワークを介してホスト端末に接続し、ギフト券に関する情報を送信する。申込書を送付した場合、ギフト券の発券会社のオペレータは、ギフト券に関する情報をホスト端末に入力する。ギフト券に関する情報としては、例えば、ギフト券の種類ごとの枚数等、支払方法、自己(申込人)の住所、氏名等、届先人の住所、氏名等のほか、ギフト券を届ける際に、差出人を申込人以外にしたいときは、差出人の住所、氏名等が考えられる。ホスト端末は、ギフト券に関する情報に、受注識別情報および届先識別情報(ここでは受注番号および届先番号)を追加する。受注番号は、受注ごとに付与される番号である。また、届先番号は、ある受注について、その届先ごとに付与される番号である。ホスト端末は、ギフト券に関する情報を、サーバー21または22に送信する。
【0024】
サーバー21または22は、受信したギフト券に関する情報をハードディスク24に保存する。そして、ギフト券に関する情報を発券機11〜13のいずれかに送信して発券を依頼する。また、ギフト券に関する情報をプリンタ26〜29のいずれかに送信して送付書の印刷を依頼する。
【0025】
「景品交換」とは、本実施形態においては、クレジットカードの利用金額に応じて獲得した点数を景品と交換するサービスを意味する。基本的には「通信販売」の場合と同じであるが、本実施形態においては、インターネットによる受付のほかに、電話を用いた音声応答による自動受付も行っている。「景品交換」の場合には、ギフト券に関する情報として、例えば、ギフト券の種類ごとの枚数等の代わりに、景品番号を入力してもらってもよい。そして、必要に応じて、景品番号をギフト券の種類ごとの枚数等に変換すればよい。ホスト端末は、ギフト券に関する情報に受注番号および届先番号を追加した後、ギフト券に関する情報をサーバー21または22に送信する。サーバー21または22は、受信したギフト券に関する情報をハードディスク24に保存する。そして、ギフト券に関する情報を発券機11〜13のいずれかに送信して発券を依頼する。また、ギフト券に関する情報をプリンタ26〜29のいずれかに送信して送付書の印刷を依頼する。
【0026】
「大口取引先」とは、届先人が多いような場合である。届先データ(届先人の住所、氏名等)は、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク等の記録媒体に記録させて、ギフト券の発券会社に送るようにすることができる。また、届先データは、他のギフト券に関する情報とともに申込書に記載し、郵送やファクシミリでギフト券の発券会社に送ってもよい。ギフト券の発券会社のオペレータは、申込人から申込書や記録媒体を受け取ると、申込書に記載されたギフト券に関する情報を端末31、33、36または38に入力し、さらに、記録媒体を受け取った場合には、記録媒体に記録されている届先データを端末31、33、36または38に読み取らせる。また、届先データを書面で受け取った場合には、オペレータがその届先データを入力し、記録媒体に記録させた上で、端末31、33、36または38に読み取らせてもよい。端末31、33、36または38は、ギフト券に関する情報(届先データを含む)に受注番号および届先番号を追加する。そして、端末31、33、36または38は、ギフト券に関する情報をサーバー21または22に送信する。サーバー21または22は、受信したギフト券に関する情報をハードディスク24に保存する。そして、ギフト券に関する情報を発券機11〜13のいずれかに送信して発券を依頼する。また、ギフト券に関する情報をプリンタ26〜29のいずれかに送信して送付書の印刷を依頼する。
【0027】
「事前」とは、まだ届先人が決まっていないが、とりあえずギフト券を発券してほしいような場合である。この場合、発券されたギフト券は申込人または差出人に送られる。ギフト券の発券会社のオペレータは、申込人から申込書を受け取ると、申込書に記載されたギフト券に関する情報を端末31、33、36または38に入力する。端末31、33、36または38は、ギフト券に関する情報に受注番号およびセット番号(1つの注文内において1つ以上のセットという形で注文することが可能であるが、セット番号は、1つの注文内で何番目に発券したセットかを示す情報である)を追加する。ここで、セット番号は、上記の届先番号と同様のものである。以下の説明では「届先番号」に統一して説明するが、「事前」の場合には、セット番号に読み替えればよい。そして、端末31、33、36または38は、ギフト券に関する情報をサーバー21または22に送信する。サーバー21または22は、受信したギフト券に関する情報をハードディスク24に保存する。そして、ギフト券に関する情報を発券機11〜13のいずれかに送信して発券を依頼する。
【0028】
発券機11〜13は、ギフト券に関する情報を受信すると、その情報に基づいて、発券処理および(ケースへの)自動収納処理を行う。これらの処理については、後に詳しく説明する。封緘処理は、発券機11〜13に封緘機能を付加して、発券機11〜13で行うようにしてもよいし、ギフト券の発券会社のオペレータが封緘機を用いて行うようにしてもよい。
【0029】
「事前」パターン以外のパターンにおいて、プリンタ26〜29は、ギフト券に関する情報を受信すると、その情報に基づいて、届先人および差出人の住所、氏名等を送付書に印刷する。ギフト券の発券会社のオペレータは、封緘されたギフト券に送付書を付けて運送会社に発送する。運送会社は、ギフト券を届先人に届ける。
【0030】
なお、本実施形態において、「通信販売」および「大口取引先」の場合、送付書を印刷する際に、管理等のため、本発券システムと運送会社のシステムとが連携可能なバーコードも送付書に印刷している。ギフト券の発券会社のオペレータは、ギフト券を発送する前に、送付書のバーコードを、バーコードスキャナー32または34を用いて端末31または33に読み込ませる。読み込んだバーコードのデータは、端末31または33から運送会社のシステムに送信される。
【0031】
図3は発券機の構成例を示すブロック図であり、図4は発券機の構成例を示す設計図である。ここでは、発券機11を例に説明するが、発券機12、13も同じである。発券機11は、CPU(中央処理装置)41、記憶装置42、入力装置43、表示装置44、ネットワークインタフェース45、ホッパー51a〜51m、OCR(Optical Character Reader)読取ヘッド52、振分ゲート53、通常スタッカー54、仕切券管理装置55a、55b、センサー60a〜60e、一時スタッカー61、CCD(Charge Coupled Device)カメラ62、ケース印字プリンター63、ケースホッパー64、ケーススタッカー65、および手引ホッパー66を備える。
【0032】
CPU41は、発券機11の各種制御を行う。記憶装置42は、RAM、ROM、ハードディスク、光ディスク等から構成することができ、各種プログラム、各種データ等を記憶する。入力装置43は、キーボード、マウス等により構成される。表示装置44は、各種データ等の表示に用いられる。CPU41は、記憶装置42に記憶された発券に関する各種プログラム等に基づいて処理を行うものとすることができる。これらのプログラムは、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM、光ディスク等の記録媒体に記録しておき、実行前に記憶装置42に読み込ませて実行されるようにすることができる。発券機11は、ネットワークインタフェース45およびLANを介して他の端末等と通信を行うことができる。
【0033】
図5は、ギフト券の例を示す図である。図5に示すギフト券は千円のギフト券である。本実施形態においては、五百円、千円、五千円および一万円の4種類のギフト券を扱う。ただし、異なる種類のギフト券を扱うようにしてもよいし、一種類のギフト券のみを扱うようにしてもよい。図5に示すギフト券の左上にある「99663 001 01 2 000814307 4」は識別情報(ここでは識別番号)である。最初の「99663」は固定の番号であり、次の「001」は発行カード会社を表す番号であり、次の「01」は券の種類(通常のギフト券、トラベル用のギフト券など)を表す番号であり、次の「2」は金種を表す番号であり、次の「000814307」はそのギフト券のオリジナル番号であり、最後の「4」はチェックディジット(検査数字)である。ここで、金種を表す番号については、「1」が五百円を、「2」が千円を、「3」が五千円を、「4」が一万円を表す。図5のギフト券は千円のギフト券なので、金種を表す番号は「2」になっている。このような識別情報によりギフト券を一意に識別できる。なお、図5に示すギフト券の右下(半券部分)には、オリジナル番号のみが印刷されている。
【0034】
ホッパー51a〜51mには、ギフト券が格納されている。本実施形態において、各ホッパーには一種類のギフト券が格納されている。また、各ホッパーに格納されているギフト券の識別番号は連続しており、ホッパーXと次のホッパーYに格納されているギフト券の種類が同じ場合には、ホッパーXの最後のギフト券の識別番号とホッパーYの最初のギフト券の識別番号は連続している。また、各種類における先頭のギフト券の識別番号は、ギフト券をホッパーに格納する際に発券機11に登録されている。よって、CPU41は、ギフト券の各種類について、小さい識別番号を有するギフト券から順に取り出すように指示していき、総発券数をカウントしておけば、次に取り出すギフト券の識別番号を予測することができる。例えば、千円のギフト券の先頭の識別情報がZで、5枚、3枚と発券した場合、総発券数は8枚なので、次の千円のギフト券の識別情報はZ+8であることが予測できる。
【0035】
なお、ホッパーごとに先頭のギフト券の識別番号を登録しておけば、ホッパーXと次のホッパーYに格納されているギフト券の種類が同じ場合であっても、ホッパーXの最後のギフト券の識別番号とホッパーYの最初のギフト券の識別番号とが連続していなくても、識別番号の予測を行うことは可能である。
【0036】
また、あるホッパーについて、例えば、第1のギフト券群(識別番号1〜1000のギフト券)、および第2のギフト券群(識別番号10001〜11000のギフト券)がこの順に格納されている場合に、第1のギフト券群の先頭の識別番号(「1」)および枚数(1000枚)、ならびに第2のギフト券群の先頭の識別番号(「10001」)および枚数(1000枚)を登録しておけば、ホッパー内のギフト券の識別番号が不連続でも、識別番号の予測を行うことは可能である。
【0037】
仕切券管理装置55a、55bには、仕切り用の用紙が格納されている。また、仕切券管理装置55a、55bは、印字プリンターを備えており、格納している用紙に印刷を行うことができる。
【0038】
ケースホッパー64には、ケースが格納されており、手引ホッパー66には、書類(ギフト券の利用の手引)が格納されている。ケースとしては、例えば、封緘に適した紙ケースを用いてもよいし、一般的な封筒を用いてもよい。
【0039】
CPU41は、ギフト券に関する情報を受信すると、その情報におけるギフト券の種類ごとの枚数に応じて、ホッパー51a〜51mに対して、ギフト券を取り出し、出力するように指示する。CPU41は、ギフト券の各種類について、小さい識別番号を有するギフト券から順に取り出すように指示していき、総発券数をカウントしている。上述のように、CPU41は、取り出すギフト券の識別番号を予測できるので、特定の識別番号を有するギフト券を取り出すように指示しているのと同じことになる。
【0040】
出力されたギフト券は通路を通って、OCR読取ヘッド52が設置してある箇所に達する。そして、そこでギフト券の識別番号が認識される(読み取られる)。読み取られた識別番号が、CPU41が取り出すように指示したギフト券の識別番号と一致しない場合には、異常が発生したものとして、CPU41は、例えば、発券機11の動作を停止させ、表示装置44によりオペレータに異常を知らせる。
【0041】
異常がなければ、ギフト券は通路を通って振分ゲート53に達する。CPU41は、ギフト券に関する情報を受信した時点で、その情報に応じて、自動収納を行うか否かを決定し、振分ゲート53に指示するようにしている。本実施形態においては、発券する枚数がある値以下の場合には自動収納を行い、その値よりも大きい場合には自動収納を行わないようにしている。ただし、例えば、ギフト券に関する情報に、自動収納を行うか否かの情報を含めるようにして、その情報に従って、自動収納を行うか否かを決定するようにしてもよい。
【0042】
振分ゲート53は、CPU41の指示に従って、自動収納を行う場合には、ギフト券を図4の右方向に導き、自動収納を行わない場合には、ギフト券を図4の上方向に導く。
【0043】
CPU41は、自動収納を行わない場合には、仕切券管理装置55a、55bに対して、用紙を取り出し、ギフト券に関する情報に基づいて印刷を行い、出力するように指示する。具体的には、仕切券管理装置55aには、申込人の氏名、ギフト券の種類および枚数等を印刷させ、仕切券管理装置55bには、届先人の氏名等を印刷させる。
【0044】
CPU41は、ギフト券が用紙によってうまく仕切られて通常スタッカー54に格納されるように、仕切券管理装置55a、55bおよび通常スタッカー54を制御する。例えば、申込人Aさんが、届先人BさんおよびCさんにそれぞれ千円のギフト券3枚を送りたい場合には、Aさんの氏名、ギフト券の種類および枚数等が印刷された用紙、千円のギフト券3枚、Bさんの氏名等が印刷された用紙、千円のギフト券3枚、Cさんの氏名等が印刷された用紙の順に並んで通常スタッカー54に格納されるように制御する。
【0045】
自動収納を行う場合、振分ゲート53を通過したギフト券は一時スタッカー61に格納される。そして、そこでギフト券の記載事項が認識される(CCDカメラ62により撮影される)。本実施形態においては、記載事項として識別情報のみを撮影しているが、他の情報を撮影することもできる。一時スタッカー61では、ギフト券が一枚格納され、撮影され、そのギフト券の下に次のギフト券が格納され、撮影されということが繰り返される。撮影された識別情報(イメージデータ)は、受注番号および届先番号と関連づけられて記憶装置42に記憶され、その後、サーバー21または22に送信され、そのハードディスク24に記憶される。なお、本実施形態においては、ギフト券の発券会社のオペレータが定期的に端末36または38を操作してサーバー21または22にアクセスし、記憶されてから所定の期間が経過したイメージデータを、ハードディスク24からMO37または39に移している。
【0046】
CPU41は、自動収納を行う場合には、ケースホッパー64に対してケースを取り出すように指示し、ケース印字プリンター63に対して、取り出したケースに、ギフト券に関する情報に基づいて受注番号、届先番号、ギフト券の種類および枚数、ギフト券の合計金額等の印刷を行うように指示する。
【0047】
本実施形態において、1つのケースに収納するギフト券がすべて一時スタッカーに格納され、撮影が終わると、CPU41は、手引ホッパー66に手引を1つ取り出すように指示する。取り出された手引は、ギフト券とともにケースに収納される。収納が終わったケースは、ケーススタッカー65に格納される。ギフト券の発券会社のオペレータは、封筒スタッカー65に格納された封筒を取り出すことができる。そして、例えば、封緘し、のし紙を巻き、窓開き封筒に入れて送付することができる。
【0048】
本実施形態においては、ギフト券が通過する通路に、ギフト券の通過を認識するセンサ60a〜60eが設けられている。CPU41は、あるセンサが通過を認識した時刻と、別のセンサが通過を認識した時刻との差が所定の時間より長いか否かを監視し、長い場合には、異常が発生したものとして、例えば、発券機11の動作を停止させ、表示装置44によりオペレータに異常を知らせる。具体的には、自動収納の場合に、センサ60aの認識時刻とセンサ60dの認識時刻が所定の時間より長い場合(センサ60dと60eとの間も同様)や、自動収納でない場合に、センサ60aの認識時刻とセンサ60bの認識時刻が所定の時間より長い場合(センサ60bと60cとの間も同様)に、異常と判断する。
【0049】
ここで、図1に戻り、端末31、33、36または38から、収納したギフト券の識別番号のイメージデータを見る方法について説明する。ここでは、例えば端末31からイメージデータを見る場合について考える。端末31は、サーバー21または22と通信を行い、ハードディスク24に格納されているギフト券に関する情報を取得する。
【0050】
図6は、ハードディスク24に格納されているギフト券に関する情報の例を示す図である。図6の例では、受注番号、届先番号、発券日、発送日、申込人名、届先人名、差出人名、五百円のギフト券の枚数(「五百」)、千円のギフト券の枚数(「一千」)、五千円のギフト券の枚数(「五千」)、および一万円のギフト券の枚数(「一万」)の情報が格納されているが、その他の情報を格納することもできる。
【0051】
端末31のオペレータは、発券日、申込人名、届先人名などを指定することにより、受注番号および届先番号を特定することができる。
【0052】
図7は、受注番号および届先番号を特定した際に、端末31に表示される画面の例を示す図である。図7は、図6において受注番号を0002、届先番号を002として特定した場合に表示される画面の例である。ここで、「ログ・イメージ」をマウス等で選択すると、特定した受注番号および届先番号に対応して収納されたギフト券の識別番号のイメージデータ(CCDカメラ62により撮影されたもの)を表示することができる。ギフト券の識別番号のイメージデータは、受注番号および届先番号に関連づけられて、ハードディスク24、またはMO37もしくは39に格納されているので、端末31は、サーバー21もしくは22、または端末36もしくは38と通信を行ってイメージデータを取得し、表示する。なお、イメージデータは、表示装置以外の出力装置(例えば、印刷装置)で出力してもよい。
【0053】
図8は、特定した受注番号および届先番号に対応して収納されたギフト券の識別番号のイメージデータの例を示す図である。特定した受注番号および届先番号においては、一万円のギフト券一枚と千円のギフト券の2枚を収納しているので、3つの識別番号が示されている。
【0054】
この機能により、例えば、ギフト券の発送後に誤封入(誤収納)の照会があった場合に、本当に誤封入であったか否かを確認することができる。
【0055】
図9は、端末31の構成例を示す図である。端末31は、パーソナルコンピュータ、ワークステーション等の形態をとることができ、CPU112、主記憶装置114、補助記憶装置116、ネットワークインタフェース118、入力装置120、および表示装置122を備える。
【0056】
CPU112は、端末31の各種制御を行う。主記憶装置114は、RAMやROMにより構成され、各種プログラム、各種データ等を記憶する。補助記憶装置116は、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、光ディスク等の形態をとることができ、各種プログラム、各種データ等を記憶する。入力装置120は、キーボード、マウス等により構成される。表示装置122は、各種データ等の表示に用いられる。CPU12は、主記憶装置14に記憶された各種プログラムに基づいて処理を行う。これらのプログラムは、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM、光ディスク等の記録媒体に記録しておき、実行前に主記憶装置14、ハードディスク等に読み込ませて実行されるようにすることができる。端末31は、ネットワークインタフェース118およびLANを介して他の端末等と通信を行うことができる。
【0057】
端末33、36、38、およびサーバー21、22についても、図9に示した端末31の構成例と同様の構成をとることができる。
【0058】
本実施形態において、発券機11は、サーバー21、22からギフト券に関する情報を受信しているが、例えば、ギフト券に関する情報を入力装置43から直接入力するようにすることもできる。また、例えば、顧客の端末と通信を行い、ギフト券に関する情報を直接受信するようにすることもできる。
【0059】
また、本実施形態において、収納したギフト券の識別番号のイメージデータは、ハードディスク24またはMO37もしくは39に格納して、端末31、33、36または38から見るようにしているが、例えば発券機11の記憶装置42に格納し、入力装置43の操作により表示装置44に表示できるようにすることもできる。
【0060】
また、本実施形態においては、本発明をギフト券の発券に適用した場合を例に説明したが、本発明は、旅行券など他の券に対しても適用することができる。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、券を自動的に発券する新規な発券システム等を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における発券システムの構成例を示す図である。
【図2】本発明の実施形態における発券に関する処理の流れの例を示す図である。
【図3】発券機の構成例を示すブロック図である。
【図4】発券機の構成例を示す設計図である。
【図5】ギフト券の例を示す図である。
【図6】ハードディスクに格納されているギフト券に関する情報の例を示す図である。
【図7】受注番号および届先番号を特定した際に、端末に表示される画面の例を示す図である。
【図8】特定した受注番号および届先番号に対応して収納されたギフト券の識別番号のイメージデータの例を示す図である。
【図9】端末の構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 LAN
11〜13 発券機
21、22 サーバー
23 モデム
24 ハードディスク
26〜29 プリンター
31、33、36、38 端末
32、34 バーコードスキャナー
37、39 MO
41、112 CPU
42 記憶装置
43、120 入力装置
44、122 表示装置
45、118 ネットワークインタフェース
51a〜51m ホッパー
52 OCR読取ヘッド
53 振分ゲート
54 通常スタッカー
55a、55b 仕切券管理装置
60a〜60e センサー
61 一時スタッカー
62 CCDカメラ
63 ケース印字プリンター
64 ケースホッパー
65 ケーススタッカー
114 主記憶装置
116 補助記憶装置

Claims (4)

  1. 発券システムであって、
    券を格納する券格納手段と、
    発券の要求を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により受け付けた要求ごとに、その受注を識別する受注識別情報を付与する受注識別情報付与手段と、
    前記受付手段により受け付けた要求に基づいて、前記券格納手段に格納されている券を取り出す券取出手段と、
    前記券取出手段により取り出した券の記載事項を認識する認識手段と、
    前記認識手段により認識した券の記載事項を、当該券に係る受注識別情報に関連づけて記憶手段に記憶させる制御手段とを備えることを特徴とする発券システム。
  2. 発券システムであって、
    券を格納する複数の券格納手段と、
    発券の要求を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により受け付けた要求に基づいて、特定の識別情報を有する券を、前記複数の券格納手段のうち、その券が格納されている1つから取り出すように指示する指示手段と、
    前記指示に基づいて券を取り出す券取出手段と、
    前記券取出手段により取り出した券の識別情報を認識する認識手段と、
    前記認識手段により認識した識別情報と、前記指示手段により取り出すように指示した券の識別情報とが一致するか否かを監視する監視手段とを備えることを特徴とする発券システム。
  3. プログラムであって、
    発券の要求を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップで受け付けた要求ごとに、その受注を識別する受注識別情報を付与する受注識別情報付与ステップと、
    前記受付ステップで受け付けた要求に基づいて、券格納手段に格納されている券を取り出す券取出ステップと、
    前記券取出ステップで取り出した券の記載事項を認識する認識ステップと、
    前記認識ステップで認識した券の記載事項を、当該券に係る受注識別情報に関連づけて記憶手段に記憶させる制御ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  4. プログラムであって、
    発券の要求を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップで受け付けた要求に基づいて、特定の識別情報を有する券を、複数の券格納手段のうち、その券が格納されている1つから取り出すように指示する指示ステップと、
    前記指示に基づいて券を取り出す券取出ステップと、
    前記券取出ステップで取り出した券の識別情報を認識する認識ステップと、
    前記認識ステップで認識した識別情報と、前記指示ステップで取り出すように指示した券の識別情報とが一致するか否かを監視する監視ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2002172014A 2002-06-12 2002-06-12 発券システム、発券方法、プログラムおよび記録媒体 Expired - Lifetime JP3778878B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002172014A JP3778878B2 (ja) 2002-06-12 2002-06-12 発券システム、発券方法、プログラムおよび記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002172014A JP3778878B2 (ja) 2002-06-12 2002-06-12 発券システム、発券方法、プログラムおよび記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004021353A JP2004021353A (ja) 2004-01-22
JP3778878B2 true JP3778878B2 (ja) 2006-05-24

Family

ID=31171725

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002172014A Expired - Lifetime JP3778878B2 (ja) 2002-06-12 2002-06-12 発券システム、発券方法、プログラムおよび記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3778878B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100953428B1 (ko) * 2008-04-02 2010-04-20 주식회사 엠비젼 Ccd 카메라를 이용한 보안인쇄물 진위식별기 및 자동화검사 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004021353A (ja) 2004-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100390814C (zh) 帐票处理***与帐票处理方法
US7577613B2 (en) Provision of receipts for self service or point of sale terminals
JP2001184453A (ja) 帳票処理システムおよび帳票ファイリングシステム
US20140006301A1 (en) Systems and methods for providing an express mail label
US20060080201A1 (en) Server/client system
JP4597962B2 (ja) 結合されたフロントエンドの文書処理とバックエンドの文書処理
KR20020083108A (ko) 전표, 전표처리시스템, 전표작성시스템, 전표인쇄시스템,전표처리방법, 전표작성방법 및 전표인쇄방법
US20030140185A1 (en) Method and system for client-side print job meta-data collection and open billing
JP3778878B2 (ja) 発券システム、発券方法、プログラムおよび記録媒体
JP2002169968A (ja) 重要媒体の管理方法及び装置
US8223367B2 (en) Document processing apparatus and method for creating an image of information identifying a document
KR101015271B1 (ko) 인쇄물 주문 접수 장치
JPWO2002053394A1 (ja) 送り状
JP3764941B2 (ja) 帳票処理システム
JPH0793406A (ja) クレジット売上処理装置
JP2006202037A (ja) 証券発行システム
JP2006244238A (ja) 識別コード確認装置
JPH08329167A (ja) 契約書等の書面作成装置
JP2004038834A (ja) クレジットカード処理システムのサーバ、記録媒体及びプログラム
JP3903636B2 (ja) 証券発行装置、証券照会サーバ、及び記憶媒体
CN100509387C (zh) 提供投递证明的***和方法
JP3152786B2 (ja) 乗車券類発行機
JP2000276544A (ja) 銀行センタ及び現金支給要求受付方法
JP5704390B2 (ja) 写真プリント生産システム
JP2003160113A (ja) 金券封入システム、金券送付用帳票セット及び金券封入方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050325

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050524

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050524

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051115

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051215

RD13 Notification of appointment of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7433

Effective date: 20051215

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20060113

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20051216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3778878

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100310

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100310

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110310

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110310

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140310

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term