JP3778730B2 - 多気筒回転圧縮機の製造方法 - Google Patents

多気筒回転圧縮機の製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば空気調和機或いは冷凍機などに搭載される多気筒回転圧縮機の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種多気筒回転回転圧縮機200を図10を用いて説明する。この図において、201は密閉容器であり、内部の上側に電動要素としてDCブラシレスモータから成る電動機202、下側にこの電動機202で回転駆動される回転圧縮要素203が収納されている。密閉容器201は、上端が開口する円筒状のシェル部201Aと、このシェル部201Aの上端開口を閉塞するエンドキャップ部201Bとから成る2分割構成であり、シェル部201A内に電動機202および回転圧縮要素203を収納した後、エンドキャップ部201Bをシェル部201Aに被せ、高周波溶着などによって密閉することにより構成されている。また、この密閉容器201のシェル部201A内の底部がオイル溜まりBとなる。
【0003】
電動機202は、密閉容器201の内壁に固定された固定子204と、密閉容器201の円筒の軸方向に延在する回転軸206に支持され、固定子204の内側において当該回転軸206を中心にして回転自在とされた回転子205とから構成されている。そして、固定子204は略ドーナッツ状の固定子鉄板を複数枚積層して構成された固定子鉄心274と、この固定子鉄心274の内周に形成された複数の歯部に磁極集中巻方式により巻回され、回転子205に回転磁界を与えるための固定子巻線(駆動コイル)207とから構成されている。そして、この固定子鉄心274の外周面が密閉容器201のシェル部201Aの内壁に当接して固定されている。
【0004】
回転圧縮要素203は中間仕切板208で仕切られたロータリー用シリンダ209及び210を備えている。各シリンダ209、210には回転軸206で回転駆動される偏芯部211、212が取り付けられており、これら偏芯部211、212は偏芯位置がお互いに180度位相がずれている。
【0005】
213、214はそれぞれシリンダ209、210内を回転する第1のローラ、第2のローラであり、それぞれ偏芯部211、212の回転でシリンダ内を回る。215、216はそれぞれ第1の軸受、第2の軸受であり、第1の軸受215は中間仕切板208との間にシリンダ209の閉じた圧縮空間を形成させ、第2の軸受216は同様に中間仕切板208との間にシリンダ210の閉じた圧縮空間を形成させている。また、第1の軸受215、第2の軸受216はそれぞれ回転軸206の下部を回転自在に軸支する軸受部217、218を備えている。
【0006】
219、220はカップマフラであり、それぞれ第1の軸受215、第2の軸受216を覆うように取け付られている。尚、シリンダ209とカップマフラ219は第1の軸受215に設けられた図示しない連通孔にて連通されており、シリンダ210とカップマフラ220も第2の軸受216に設けられた図示しない連通孔にて連通されている。更に、下側のカップマフラ220は各軸受やシリンダを貫通する貫通孔279および密閉容器201外に取り付けられたバイパス管221によりカップマフラ219の上方の密閉容器201内に連通されている。
【0007】
222は密閉容器201の上に設けられた吐出管であり、223、224はそれぞれシリンダ209、210へつながる吸入管である。また、225は密閉ターミナルであり、密閉容器201の外部から固定子204の固定子巻線207へ電力を供給するものである(密閉ターミナル225と固定子巻線207とをつなぐリード線は図示せず)。
【0008】
226は回転子205の回転子鉄心であり、厚さ0.3mm〜0.7mmの電磁鋼板から所定形状に打ち抜いた回転子用鉄板を複数枚積層し、お互いにかしめて一体に積層されている。
【0009】
この場合、回転子鉄心226の回転子用鉄板は、四極の磁極を構成する突極部が形成されるように電磁鋼板から打ち抜かれており、係る回転子鉄心226内に磁性体(永久磁石)が挿入されている。
【0010】
また、251は係る回転子鉄心226をかしめるリベットであり、272は回転子205の上側に位置して当該回転子205に取り付けられた円盤状のオイル分離用のプレート、273はプレート272と回転子鉄心226の上面間に取り付けられた上側のバランサであり、284は回転子鉄心226の下面に取り付けられた下側のバランサである。
【0011】
係る構成で、電動機202の固定子204の固定子巻線207に通電されると、回転磁界が形成されて回転子205が回転する。この回転子205の回転により回転軸206を介してシリンダ209、210内のローラ213、214が偏芯回転され、吸入管223、224から吸入された吸入ガスは圧縮される。
【0012】
圧縮された高圧のガスは前記連通孔を介してシリンダ209からカップマフラ219内に吐出され、このカップマフラ219に形成された吐出孔から上方(電動機202方向)の密閉容器201内に吐出される。一方、シリンダ210からは前記連通孔を介してカップマフラ220に吐出され、貫通孔279、バイパス管221を通ってカップマフラ219上方の密閉容器201内に吐出される。
【0013】
吐出された高圧ガスは電動機202内の隙間を通過して吐出管222に至り、外部に吐出される。一方、ガス中にはオイルが含まれているが、このオイルは吐出管222に至るまでにプレート272などにより分離され、遠心力で外側に向かい、固定子204と密閉容器201間に構成された通路を経てオイル溜まりBに流下するものであった。
【0014】
次に、図11は電動機としてACモータを用いた多気筒回転圧縮機300を示している。この図において、301は密閉容器であり、内部の上側に電動要素としてACモータ(誘導電動機)から成る電動機302、下側にこの電動機302で回転駆動される回転圧縮要素303が収納されている。密閉容器301は、上端が開口する円筒状のシェル部301Aと、このシェル部301Aの上端開口を閉塞するエンドキャップ部301Bとから成る2分割構成であり、シェル部301A内に電動機302および回転圧縮要素303を収納した後、エンドキャップ部301Bをシェル部301Aに被せ、高周波溶着などによって密閉することにより構成されている。また、この密閉容器301のシェル部301A内の底部がオイル溜まりBとなる。
【0015】
電動機302は、密閉容器301の内壁に固定された固定子304と、密閉容器301の円筒の軸方向に延在する回転軸306に支持され、固定子304の内側において当該回転軸306を中心にして回転自在とされた回転子305とから構成されている。そして、固定子304は略ドーナッツ状の固定子鉄板を複数枚積層して構成された固定子鉄心374と、この固定子鉄心374の内周に形成された複数の歯部に設けられた固定子巻線307とから構成されている。そして、この固定子鉄心374の外周面が密閉容器301のシェル部301Aの内壁に当接して固定されている。
【0016】
回転圧縮要素303は中間仕切板308で仕切られたロータリー用シリンダ309及び310を備えている。各シリンダ309、310には回転軸306で回転駆動される偏芯部311、312が取り付けられており、これら偏芯部311、312は偏芯位置がお互いに180度位相がずれている。
【0017】
313、314はそれぞれシリンダ309、310内を回転する第1のローラ、第2のローラであり、それぞれ偏芯部311、312の回転でシリンダ内を回る。315、316はそれぞれ第1の軸受、第2の軸受であり、第1の軸受315は中間仕切板308との間にシリンダ309の閉じた圧縮空間を形成させ、第2の軸受316は同様に中間仕切板308との間にシリンダ310の閉じた圧縮空間を形成させている。また、第1の軸受315、第2の軸受316はそれぞれ回転軸306の下部を回転自在に軸支する軸受部317、318を備えている。
【0018】
319、320はカップマフラであり、それぞれ第1の軸受315、第2の軸受316を覆うように取け付られている。尚、シリンダ309とカップマフラ319は第1の軸受315に設けられた図示しない連通孔にて連通されており、シリンダ310とカップマフラ320も第2の軸受316に設けられた図示しない連通孔にて連通されている。更に、下側のカップマフラ320は各軸受やシリンダを貫通する貫通孔379および密閉容器301外に取り付けられたバイパス管321によりカップマフラ319の上方の密閉容器301内に連通されている。
【0019】
322は密閉容器301の上に設けられた吐出管であり、323、324はそれぞれシリンダ309、310へつながる吸入管である。また、325は密閉ターミナルであり、密閉容器301の外部から固定子304の固定子巻線307へ電力を供給するものである(密閉ターミナル325と固定子巻線307とをつなぐリード線は図示せず)。
【0020】
326は回転子305の回転子鉄心であり、厚さ0.3mm〜0.7mmの電磁鋼板から所定形状に打ち抜いた回転子用鉄板を複数枚積層し、お互いにかしめて一体に積層されている。330は回転子巻線である。
【0021】
また、372は回転子305の上側に位置して回転軸306に取り付けられた円盤状のオイル分離用のプレート、373は回転子306の上方に突出した回転子巻線330の上面に取り付けられた上側のバランサであり、384は回転子巻線330の下面に取り付けられた下側のバランサである。
【0022】
係る構成で、電動機302の固定子304の固定子巻線307に通電されると、回転子305が回転する。この回転子305の回転により回転軸306を介してシリンダ309、310内のローラ313、314が偏芯回転され、吸入管323、324から吸入された吸入ガスは圧縮される。
【0023】
圧縮された高圧のガスは前記連通孔を介してシリンダ309からカップマフラ319内に吐出され、このカップマフラ319に形成された吐出孔から上方(電動機302方向)の密閉容器301内に吐出される。一方、シリンダ310からは前記連通孔を介してカップマフラ320に吐出され、貫通孔379、バイパス管321を通ってカップマフラ319上方の密閉容器301内に吐出される。
【0024】
吐出された高圧ガスは電動機302内の隙間を通過して吐出管322に至り、外部に吐出される。一方、ガス中にはオイルが含まれているが、このオイルは吐出管322に至るまでにプレート372などにより分離され、遠心力で外側に向かい、固定子304と密閉容器301間に構成された通路を経てオイル溜まりBに流下するものであった。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記各バランサ273、284或いは373、384は、各シリンダ209、210或いは309、310内のローラ213、214或いは313、314の偏芯回転によって生じる振動をうち消す目的で取り付けられるものであるが、その場合は、シリンダ210或いは310における質量偏芯をm1×r1、シリンダ209或いは309における質量偏芯をm2×r2、バランサ284或いは384の質量偏芯をm3×r3、バランサ273或いは373の質量偏芯をm4×r4、シリンダ210或いは310からシリンダ209或いは309までの距離をL2、バランサ284或いは384までの距離をL3、バランサ273或いは373までの距離L4とした場合、
m1×r1+m4×r4=m2×r2+m3×r3
m4×r4×L4=m2×r2×L2+m3×r3×L3
m1×r1=m2×r2
の関係が成り立つときにバランスがとれる。従って各バランサの質量は係る関係式が成り立つように設定される(図12参照)。
【0026】
しかしながら、前記図10、図11の何れの多気筒回転圧縮機においても、下側のバランサ284或いは384が必要となるため、部品点数が多くなり、コストの高騰、重量増が生じると共に、生産性も悪化させる原因となっていた。
【0027】
本発明は、係る従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、振動防止のためのバランサの点数を削減できる多気筒回転圧縮機の製造方法を提供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】
本発明の製造方法は、密閉容器内に電動要素と回転圧縮要素を収納し、この回転圧縮要素を、中間仕切板と、この中間仕切板の電動要素側に設けられた第2のシリンダと、中間仕切板の反対側に設けられた第1のシリンダと、互いに回転角を180度ずらした偏芯部を有して電動要素に連結された回転軸と、この回転軸の各偏芯部にそれぞれ嵌め合わされて各シリンダ内をそれぞれ回転するローラと、シリンダのそれぞれの開口を封じる軸受とから構成すると共に、電動要素を、固定子と、回転軸に支持されて固定子の内側にて回転自在とされた回転子とから構成して成る多気筒回転圧縮機を製造するに際して、第1のシリンダにおける質量偏芯をm1×r1、第2のシリンダにおける質量偏芯をm2×r2、回転子の回転圧縮要素側に位置する一方の端部に第1のバランサを取り付けると仮定した場合における当該第1のバランサの質量偏芯をm3×r3、回転子の他方の端部に取り付ける第2のバランサの質量偏芯をm4×r4、第1のシリンダから前記第2のシリンダ、第1のバランサおよび第2のバランサまでの各距離をそれぞれL2、L3およびL4とし、
m1×r1+m4×r4=m2×r2+m3×r3
m4×r4×L4=m2×r2×L2+m3×r3×L3
m1×r1=m2×r2
バランスがとれるとした場合の前記m4×r4の20%以上80%以下に第2のバランサの質量偏芯を設定し、回転子の他方の端部に取り付けると共に、第1のバランサは削除するので、図9に示す如く、第1のバランサを削除したにも係わらず、圧縮機の径方向最大振動変位は、従来に比して1.3倍以下に抑えられる。
【0029】
即ち、本発明によれば振動・騒音の増大を最小限に抑えつつ、部品点数の削減と軽量化を図り、生産性の向上も実現することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の一実施形態を詳述する。図1は本発明を適用する多気筒回転圧縮機Cの縦断側面図である。この図において、1は円筒状の密閉容器であり、内部の上側に電動要素として電動機2、下側にこの電動機2で回転駆動される圧縮要素3が収納されている。
【0031】
密閉容器1は、上端が開口する円筒状のシェル部1Aと、このシェル部1Aの上端開口を閉塞するエンドキャップ部1Bとから成る2分割構成であり、シェル部1A内に電動機2および圧縮要素3を収納した後、エンドキャップ部1Bをシェル部1Aに被せ、高周波溶着などによって密閉することにより構成されている。また、この密閉容器1のシェル部1A内の底部がオイル溜まりBとなる。
【0032】
電動機2は所謂磁極集中巻方式のDCブラシレスモータであり、密閉容器1の内壁に固定された固定子4と、密閉容器1の円筒の軸方向に延在する回転軸6に固定され、固定子4の内側においてこの回転軸6を中心にして回転自在とされた回転子5とから構成されている。そして、固定子4は図3に示す如く、略ドーナッツ状の固定子鉄板(珪素鋼板)を複数枚積層して構成された固定子鉄心74と、回転子5に回転磁界を与えるための固定子巻線(駆動コイル)7とから構成されている。
【0033】
この場合、固定子鉄心74の内周には6個の歯部75・・・が設けられており、これら歯部75の間に内方および上下に開放したスロット部78が形成され、歯部75の先端には回転子5の外面に沿うように拡開された先端部75Aが形成されている。そして、この歯部75にスロット部78の空間を利用して前記固定子巻線7を直接巻回することにより、所謂集中直巻方式によって固定子4の磁極を形成し、4極6スロットの固定子4を構成している。
【0034】
このような磁極集中巻方式のDCブラシレスモータを電動機2として採用したことにより、固定子巻線7が固定子鉄心74から上下に突出する寸法は著しく縮小される。また、図3に示す如く固定子鉄心74のスロット部78の断面積も大きくなるため、図2に示す如く固定子4内部に構成される上下に貫通した隙間Gも著しく拡大されたものとなっている。
【0035】
そして、前記固定子鉄心74の外周面が密閉容器1のシェル部1Aの内壁に当接して固定されている。この場合、固定子鉄心74の外周面には円周を弦状に切り欠いた複数の切欠76(実施例では6箇所)が形成されており、この切欠76はシェル部1Aの内壁から離間し、そこに後述する如くオイル戻り用の通路77を構成している。
【0036】
一方、回転圧縮要素3は中間仕切板8で仕切られたロータリー用シリンダ9(第2のシリンダ)及びロータリー用シリンダ10(第1のシリンダ)を備えている。各のシリンダ9、10には回転軸6で回転駆動される偏芯部11、12が取り付けられており、これら偏芯部11、12は偏芯位置がお互いに180度位相がずれている。
【0037】
13、14はそれぞれシリンダ9、10内を回転するローラであり、それぞれ偏芯部11、12の回転でシリンダ9、10内を回る。15、16はそれぞれ第1の軸受、第2の軸受であり、第1の軸受15は中間仕切板8との間にシリンダ9の閉じた圧縮空間を形成させ、第2の軸受16は同様に中間仕切板8との間にシリンダ10の閉じた圧縮空間を形成させている。また、第1の軸受15、第2の軸受16はそれぞれ回転軸6の下部を回転自在に軸支する軸受部17、18を備えている。
【0038】
19、20はカップマフラであり、それぞれ第1の軸受15、第2の軸受16を覆うように取付られている。尚、シリンダ9とカップマフラ19は第1の軸受15に設けられた図示しない連通孔にて連通されており、シリンダ10とカップマフラ20も第2の軸受16に設けられた図示しない連通孔にて連通されている。そして、下側のカップマフラ20内はシリンダ9、10、中間仕切板8を貫通する貫通孔79を介して上面のカップマフラ19に連通されている。
【0039】
更に、シリンダ9の側方のシェル部1Aの側壁と、固定子巻線7の下端の側方のシェル部1Aの側壁には図1に示す如く開口が形成されており、この開口には密閉容器1の外側からバイパス管21の上端開口および下端開口がそれぞれ挿入され、シェル部1Aに溶接固定されている。
【0040】
そして、このバイパス管21の下端開口はシリンダ9内の貫通孔79を介してカップマフラ20内に連通すると共に、上端開口の下端は固定子4の固定子巻線7の下端面より下にある。
【0041】
22は密閉容器1の上に設けられた吐出管であり、23、24はそれぞれシリンダ9、10へつながる吸入管である。また、25は密閉ターミナルであり、密閉容器1の外部から固定子4の固定子巻線7へ電力を供給するものである(密閉ターミナル25と固定子巻線7とをつなぐリード線は図示せず)。
【0042】
26は回転子5の回転子鉄心であり、厚さ0.3mm〜0.7mmの電磁鋼板から図2、図3の如き形状に打ち抜いた回転子用鉄板を複数枚積層し、お互いにかしめて一体に積層されている。
【0043】
この場合、回転子鉄心26の回転子用鉄板は、四極の磁極を構成する突極部28〜31が形成されるように電磁鋼板から打ち抜かれており、32〜35はそれぞれの突極部28〜31間に突極部が形成されるように設けられた凹状部である。
【0044】
41〜44は磁性体45(永久磁石)を圧入するためのスロットであり、各突極部28〜31に対応し、回転子鉄心26の外周側において、回転軸6の軸方向に沿って同心円上に穿設されている。
【0045】
また、46は回転子鉄心26の中心に形成され、回転軸6が焼バメされる孔である。47〜50は後述するかしめ用のリベット51・・・が通される大きさと形状の貫通孔であり、各スロット41〜44の内側に対応して穿設されている。更に、61〜64は各貫通孔47〜50間に穿設されたオイル通路を形成するための風孔である。そして、各回転子用鉄板は複数枚積層した後、相互にかしめて一体化することにより回転子鉄心26を形成する。
【0046】
一方、磁性体45は、例えばプラセオジウム系磁石、若しくは表面にニッケルメッキを施したネオジウム系磁石等の希土類系磁石材にて構成されており、その外形は断面長方形状の全体としては矩形状とされている。そして、各スロット41〜44は、この磁性体45が挿入される大きさとされている。
【0047】
次に、66、67は回転子鉄心26の上下端に取り付けられる平板状の端面部材であり、ステンレスや黄銅等の非磁性材料の板材により構成され、固定子鉄心26と略同形状となるように、凹状部32〜35に対応する位置には切欠部81・・・が成形され、風孔61〜64に対応する位置にも同様の風孔82・・・が穿設されている(図5)。
そして、この端面部材66、67にも前記貫通孔47〜50に対応する位置に貫通孔が穿設されている。
【0048】
尚、72は端面部材66の上方に位置して回転子5に取り付けられた円盤状のオイル分離用のプレートであり、73はプレート72と端面部材66間に取り付けられたバランサ(第2のバランサ)である(図4、図6参照)。
【0049】
以上の構成で、電動機2の固定子4の固定子巻線7に通電されると、回転磁界が形成されて回転子5が回転する。この回転子5の回転により回転軸6を介してシリンダ9、10内のローラ13、14が偏芯回転され、吸入管23、24から吸入された吸入ガスは圧縮される。
【0050】
圧縮された高圧のガスは前記連通孔を介して上側のシリンダ9からカップマフラ19内に吐出され、このカップマフラ19に形成された吐出孔から上方(電動機4方向)の密閉容器101内に吐出される。一方、シリンダ10からは前記連通孔を介してカップマフラ20に吐出され、貫通孔79を経て一部はカップマフラ19内に入り、同様に吐出孔から吐出されるが、残りは下端開口からバイパス管21に入り、上端開口から電動機2の下側の空間(電動機2と回転圧縮要素3の間の空間)に密閉容器1の円筒の円周方向から吐出される。
【0051】
密閉容器1内に吐出されたガスは電動機2内の各通路を通って吐出管22から外部に吐出される。また、オイルはプレート72で分離され、通路77を通ってオイル溜まりBに帰還する。
【0052】
次に、図7は電動機としてACモータを用いた実施例の多気筒回転圧縮機100を示している。この図において、101は密閉容器であり、内部の上側に電動要素としてACモータ(誘導電動機)から成る電動機102、下側にこの電動機102で回転駆動される回転圧縮要素103が収納されている。密閉容器101は、上端が開口する円筒状のシェル部101Aと、このシェル部101Aの上端開口を閉塞するエンドキャップ部101Bとから成る2分割構成であり、シェル部101A内に電動機102および回転圧縮要素103を収納した後、エンドキャップ部101Bをシェル部101Aに被せ、高周波溶着などによって密閉することにより構成されている。また、この密閉容器101のシェル部101A内の底部がオイル溜まりBとなる。
【0053】
電動機102は、密閉容器101の内壁に固定された固定子104と、密閉容器101の円筒の軸方向に延在する回転軸106に支持され、固定子104の内側において当該回転軸106を中心にして回転自在とされた回転子105とから構成されている。そして、固定子104は略ドーナッツ状の固定子鉄板を複数枚積層して構成された固定子鉄心174と、この固定子鉄心174の内周に形成された複数の歯部に設けられた固定子巻線107とから構成されている。そして、この固定子鉄心174の外周面が密閉容器101のシェル部101Aの内壁に当接して固定されている。
【0054】
回転圧縮要素103は中間仕切板108で仕切られたロータリー用シリンダ109(第2のシリンダ)及び110(第1のシリンダ)を備えている。各シリンダ109、110には回転軸106で回転駆動される偏芯部111、112が取り付けられており、これら偏芯部111、112は偏芯位置がお互いに180度位相がずれている。
【0055】
113、114はそれぞれシリンダ109、110内を回転する第1のローラ、第2のローラであり、それぞれ偏芯部111、112の回転でシリンダ内を回る。115、116はそれぞれ第1の軸受、第2の軸受であり、第1の軸受115は中間仕切板108との間にシリンダ109の閉じた圧縮空間を形成させ、第2の軸受116は同様に中間仕切板108との間にシリンダ110の閉じた圧縮空間を形成させている。また、第1の軸受115、第2の軸受116はそれぞれ回転軸106の下部を回転自在に軸支する軸受部117、118を備えている。
【0056】
119、120はカップマフラであり、それぞれ第1の軸受115、第2の軸受116を覆うように取け付られている。尚、シリンダ109とカップマフラ119は第1の軸受115に設けられた図示しない連通孔にて連通されており、シリンダ110とカップマフラ120も第2の軸受116に設けられた図示しない連通孔にて連通されている。更に、下側のカップマフラ120は各軸受やシリンダを貫通する貫通孔179および密閉容器101外に取り付けられたバイパス管121によりカップマフラ119の上方の密閉容器101内に連通されている。
【0057】
122は密閉容器101の上に設けられた吐出管であり、123、124はそれぞれシリンダ109、110へつながる吸入管である。また、125は密閉ターミナルであり、密閉容器101の外部から固定子104の固定子巻線107へ電力を供給するものである(密閉ターミナル125と固定子巻線107とをつなぐリード線は図示せず)。
【0058】
126は回転子105の回転子鉄心であり、厚さ0.3mm〜0.7mmの電磁鋼板から所定形状に打ち抜いた回転子用鉄板を複数枚積層し、お互いにかしめて一体に積層されている。130は回転子巻線である。
【0059】
また、172は回転子105の上側に位置して回転軸106に取り付けられた円盤状のオイル分離用のプレート、173は回転子106の上方に突出した回転子巻線130の上面に取り付けられた上側のバランサ(第2のバランサ)である。
【0060】
係る構成で、電動機102の固定子104の固定子巻線107に通電されると、回転子105が回転する。この回転子105の回転により回転軸106を介してシリンダ109、110内のローラ113、114が偏芯回転され、吸入管123、124から吸入された吸入ガスは圧縮される。
【0061】
圧縮された高圧のガスは前記連通孔を介してシリンダ109からカップマフラ119内に吐出され、このカップマフラ119に形成された吐出孔から上方(電動機102方向)の密閉容器101内に吐出される。一方、シリンダ110からは前記連通孔を介してカップマフラ120に吐出され、貫通孔179、バイパス管121を通ってカップマフラ119上方の密閉容器101内に吐出される。
【0062】
吐出された高圧ガスは電動機102内の隙間を通過して吐出管122に至り、外部に吐出される。一方、ガス中にはオイルが含まれているが、このオイルは吐出管122に至るまでにプレート172などにより分離され、遠心力で外側に向かい、固定子104と密閉容器101間に構成された通路を経てオイル溜まりBに流下する。
【0063】
ところで、上記二実施例において、回転子5或いは105の上側に取り付けられるバランサ73或いは173の質量および取付位置は、以下の如く設定されている。
【0064】
即ち、図12に示した従来の多気筒回転圧縮機の如く、本発明における多気筒回転圧縮機C或いは100のシリンダ10或いは110における質量偏芯をm1×r1、シリンダ9或いは109における質量偏芯をm2×r2、回転子5或いは105の回転圧縮要素3或いは103側に位置する一方の端部に取り付けると仮定した下側のバランサの質量偏芯をm3×r3、その場合のバランサ73或いは173の質量偏芯をm4×r4、シリンダ10或いは110からシリンダ9或いは109、下側のバランサおよびバランサ73或いは173までの各距離をそれぞれL2、L3およびL4とし、
m1×r1+m4×r4=m2×r2+m3×r3・・(1)
m4×r4×L4=m2×r2×L2+m3×r3×L3・・(2)
m1×r1=m2×r2・・(3)
でバランスがとれるものとした場合に、バランサ73或いは173の質量偏芯を上記m4×r4の20%以上80%(比率X)以下に設定する。
【0065】
ここで、図9には上記バランサ73(173)の質量偏芯の上記比率Xを変化させた場合の圧縮機C(100)の径方向最大振動変位を、図10や図11に示した従来の圧縮機(200、300)の場合を1とした場合の比率で示している。
【0066】
この図から明らかな如く、比率Xを20%以上80%とすれば、回転子5(105)の下側のバランサ(図10の284、図11の384)を削除したにも係わらず、圧縮機の径方向最大振動変位は、従来に比して1.3倍以下に抑えられることが分かる。即ち、本発明によれば、振動・騒音の増大を最小限に抑えつつ、部品点数の削減と軽量化を図り、生産性の向上も実現することができるものである。
【0067】
【発明の効果】
以上詳述した如く本発明によれば、密閉容器内に電動要素と回転圧縮要素を収納し、この回転圧縮要素を、中間仕切板と、この中間仕切板の電動要素側に設けられた第2のシリンダと、中間仕切板の反対側に設けられた第1のシリンダと、互いに回転角を180度ずらした偏芯部を有して電動要素に連結された回転軸と、この回転軸の各偏芯部にそれぞれ嵌め合わされて各シリンダ内をそれぞれ回転するローラと、シリンダのそれぞれの開口を封じる軸受とから構成すると共に、電動要素を、固定子と、回転軸に支持されて固定子の内側にて回転自在とされた回転子とから構成して成る多気筒回転圧縮機を製造するに際して、第1のシリンダにおける質量偏芯をm1×r1、第2のシリンダにおける質量偏芯をm2×r2、回転子の回転圧縮要素側に位置する一方の端部に第1のバランサを取り付けると仮定した場合における当該第1のバランサの質量偏芯をm3×r3、回転子の他方の端部に取り付ける第2のバランサの質量偏芯をm4×r4、第1のシリンダから前記第2のシリンダ、第1のバランサおよび第2のバランサまでの各距離をそれぞれL2、L3およびL4とし、
m1×r1+m4×r4=m2×r2+m3×r3
m4×r4×L4=m2×r2×L2+m3×r3×L3
m1×r1=m2×r2
バランスがとれるとした場合の前記m4×r4の20%以上80%以下に第2のバランサの質量偏芯を設定し、回転子の他方の端部に取り付けると共に、第1のバランサは削除するので、図9に示す如く、第1のバランサを削除したにも係わらず、圧縮機の径方向最大振動変位は、従来に比して1.3倍以下に抑えられる。
【0068】
即ち、本発明によれば振動・騒音の増大を最小限に抑えつつ、部品点数の削減と軽量化を図り、生産性の向上も実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した一実施例の多気筒回転圧縮機の縦断側面図である。
【図2】 図1に示す多気筒回転圧縮機の平断面図である。
【図3】 図1に示す多気筒回転圧縮機の固定子鉄心と回転子鉄心の平面図である。
【図4】 図1に示す多気筒回転圧縮機の回転子の縦断側面図である。
【図5】 図1に示す多気筒回転圧縮機の回転子の下面図である。
【図6】 図1に示す多気筒回転圧縮機の回転子の上面図である。
【図7】 本発明の他の実施例の多気筒回転圧縮機の縦断側面図である。
【図8】 本発明の多気筒回転圧縮機におけるシリンダとバランサの質量偏芯の関係を説明する図である。
【図9】 回転子上側のバランサの質量偏芯を変化させた場合における本発明の多気筒回転圧縮機の径方向最大振動変位の変化を説明する図である。
【図10】 従来の多気筒回転圧縮機の縦断側面図である。
【図11】 もう一つの従来の多気筒回転圧縮機の縦断側面図である。
【図12】 従来の多気筒回転圧縮機におけるシリンダとバランサの質量偏芯の関係を説明する図である。
【符号の説明】
C、100 多気筒回転圧縮機
1、101 密閉容器
1A、101A シェル部
1B、101B エンドキャップ部
2、102 電動機(電動要素)
4、102 固定子
5、105 回転子
6、106 回転軸
7、107 固定子巻線
9、10、109、110 シリンダ
11、12、111、112 偏芯部
13、14、113、114 ローラ
73、173 バランサ

Claims (1)

  1. 密閉容器内に電動要素と回転圧縮要素を収納し、この回転圧縮要素を、中間仕切板と、この中間仕切板の前記電動要素側に設けられた第2のシリンダと、前記中間仕切板の反対側に設けられた第1のシリンダと、互いに回転角を180度ずらした偏芯部を有して前記電動要素に連結された回転軸と、この回転軸の各偏芯部にそれぞれ嵌め合わされて前記各シリンダ内をそれぞれ回転するローラと、前記シリンダのそれぞれの開口を封じる軸受とから構成すると共に、前記電動要素を、固定子と、前記回転軸に支持されて前記固定子の内側にて回転自在とされた回転子とから構成して成る多気筒回転圧縮機の製造方法であって、
    前記第1のシリンダにおける質量偏芯をm1×r1、前記第2のシリンダにおける質量偏芯をm2×r2、前記回転子の前記回転圧縮要素側に位置する一方の端部に第1のバランサを取り付けると仮定した場合における当該第1のバランサの質量偏芯をm3×r3、前記回転子の他方の端部に取り付ける第2のバランサの質量偏芯をm4×r4、前記第1のシリンダから前記第2のシリンダ、第1のバランサおよび第2のバランサまでの各距離をそれぞれL2、L3およびL4とし、
    m1×r1+m4×r4=m2×r2+m3×r3
    m4×r4×L4=m2×r2×L2+m3×r3×L3
    m1×r1=m2×r2
    バランスがとれるとした場合の前記m4×r4の20%以上80%以下に前記第2のバランサの質量偏芯を設定し、前記回転子の他方の端部に取り付けると共に、前記第1のバランサは削除することを特徴とする多気筒回転圧縮機の製造方法。
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